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エディブル・ランドスケープの創出による斜面住宅地の環境改善に関する研究 -北九州市八幡東区枝光一区オーチャードスロープ事業のケーススタディー- [ PDF

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Academic year: 2021

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41-1 2.研究対象地区の概要  本研究では、北九州市八幡東区枝光一区 ( 平成 26 年 人 口 3,177 人、 世 帯 数 1,681 世 帯、 高 齢 化 率 38.9%*1 ) を調査対象地区とする(図 1)。地区面積は約 44.4ha、 標高 5m ~ 110m にかけて戸建て住宅を中心に約 1,300 棟 ( 住戸数約 1,800 戸 ) が立地している。当地区は八 幡製鐵所の操業以降、工場労働者の住宅需要を受けて 形成された斜面住宅地であるが、昭和 41 年~ 50 年の 製鉄所の再編・合理化によって労働人口が流出し、そ の後もモータリゼーションの進展や郊外住宅地の開発 拡大に伴い居住世帯の減少や高齢化が著しく進行して いる。平成 26 年度に行った調査*2 では、空家棟率は 15.1%、また空宅地は約 8.6ha、その内未利用地率は 44.0% であった。  当地区では、平成 9 年度に枝光一区地域まちづくり 協議会(以下まち協)が結成され、平成 10 年度に枝光 南市民センター(以下センター)が整備された。まち 協は地区のまちづくり活動の企画調整役を担ってお り、市民センターや関連団体と連携して様々な取り組 みを行っている。 3.研究の方法  文献 1 によると、道路空間を含めた EL の多くは、道 路建設時、新規の景観計画として行政主体で行われる。 一方、枝光一区における OS 事業は、既存の住宅地及 び道路の改善を目的に、住民主体の新たな事業とし て設立され活動から 10 年以上継続して行われている。 その間の運営体制の改善、更なる事業の追加など活動 1.研究の背景と目的  我が国は現在、人口減少社会への転換点を迎えてお り、少子高齢化の進展とともに地域の活力低下や生活 環境の悪化、景観問題などが懸念されている。良好な 住環境を維持するためには、地域住民が主体的に取り 組むことが重要であり、特に、住宅需要の低下した既 成住宅地では、増加する空家や空宅地の保全管理を図 りつつ、居住密度の低下に応じた住宅地の再編を誘導 する仕組みづくりが課題となっている。  これに対し、都市部において多様化するまちづくり 活動の中で、空地での菜園づくりのように住民主体で 農作物や果樹を育てることにより、景観保全や住民間 の交流を図る取り組みが見られる。このような食べら れる植物を用いた景観や空間は、エディブル・ランド スケープ(以下 EL)文 1) と呼ばれ、近年都市緑化や公園、 街路樹など様々な場所で試みられている。  本研究では、北九州市八幡東区枝光一区において地 域住民、まちづくり協議会、コミュニティセンター等 の協働で行われている「オーチャードスロープ(果樹 の小路)事業(以下 OS 事業)」を対象に、新規まちづく り事業の運営体制の変化、継続性について分析を行い、 道路空間を含めた住宅地空間の用途転換や EL 形成の 効果と課題を明らかにし、住民主体で行われるまちづ くり手法の知見を得ることを目的とする。

エディブル・ランドスケープの創出による斜面住宅地の環境改善に関する研究

北九州市八幡東区枝光一区オーチャードスロープ事業のケーススタディー

-宮脇 悠 図1.研究対象地区の概要 表 1.調査概要 ▲ ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ▲ 枝光一区境界線 枝光南市民センター 0 100 200m N 凡 例 ●配布果樹箇所(現 存) 配布果樹箇所( 滅失・不明) レモン植樹区間 (現 存) レモン植樹区間(滅失) ▲ 共同菜園 △ 旧共同菜園 レモンロード 調査方法 情報提供者又は 資料 調査時期 調査対象 調査内容 資料収集 市民センター、 個人所有 H26.06~ H27.01 広報誌や支え隊 議事録など 事業開始当時からの資料収集、 整理、分析などを行った。 地域活動参加 地域、まち協、 市民センター H26.06~ H27.01 果樹支え隊活動 や会議など 定期的な活動の中で地域の方と の親交を深め、活動の記録や撮 影を行った。 果樹現状調査 事業担当 センター職員 H26.10, H27.01 配布を受けた箇 所 当時果樹の配布を受けた箇所を 目視確認、不明箇所をセンター 職員の方に確認。 ヒアリング調査 まち協会長 H26.10 OS 事業開始当初 から現在まで中 心となり活動し てきた人物 資料からは読み取れない当時の 話や抜けていたデータ、これか らの事業ビジョンを把握した。 歴代支え隊隊長 H26.10, H27.01 センター職員 H26.10, H27.01 地域住民 H27.01 当時果樹配布を 受け、現存させ ている住民 果樹管理の例の中で顕著な箇所 の管理者に経緯や現状を確認し た。 アンケート調査 社会福祉協議会 H26.12~ H27.01 地区全世帯 枝光一区全世帯に向けて果樹支 え隊や菜園活動への意識調査。

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41-2 は多岐にわたる。  このことから、本研究では、活動当初から現在まで の資料収集や関係者へのヒアリングを行い、運営体制 と空間改善を中心に整理・分析を行う。また住民への アンケートや実際のまちづくり活動を通じて住民意識 の分析を行う。(表 1) 4.OS 事業 4-1.OS 事業概要  当事業の発端は、市の助成を受けて、まち協が実 施した校区まちづくりモデル事業(平成 12 年~ 14 年) の中で行われた九州大学大学院生によるまちづくり提 案である。地区の新しい景観形成を目的に、4 つのま ちづくり事業案を発表し、その中で OS 事業がまち協 役員の関心を集め、事業化が図られた。ただし、学生 提案では「EL 創出を目指し、空宅地に果樹を植え、空 家を納屋・休憩所・販売所の機能を持つフルーツホー ムに転用する」という内容であったが、実施可能な事 業としてまち協とセンターで再検討され「住民から協 力を募り、果樹を人目に付く庭先や空地等に植え、EL を創出する」こととし、センターから館報で参加者を 募集し、果樹配布が行われた。  次にまち協とセンターは平成 16 年から県や国の助 成を受け青少年の健全育成のため「枝光南こどもひろ ば」の運営を開始する。この一環として、美化対策が 課題であった上本町通りの歩道空間の改善を目的に、 沿道の空いた植樹枡に果樹を植える取り組みに着手す る。活動を推進するためボランティア団体「果樹支え 隊」(以下支え隊)を結成し、レモンロードづくり事業 (以下 LR 事業)を通じて子どもの体験・活動や多世代 交流の場の創出を行った。  平成 20 年から新たな活動として、地区内の未利用 地を借用し共同菜園づくり活動を開始した。水道の設 置や区画を行い、希望者に無償貸与すると共に一部を 支え隊の菜園として利用している。しかし、土地の契 約満了を期に終了、平成 25 年から違う土地で新たな 菜園活動を開始し、毎年 10 月には LR 事業と共に収穫 祭を行っている。 4-2.事業体制の変遷  OS 事業の運営体制は新たな活動を開始する度に変 化している。初期はセンターを中心に果樹の手配・配 布、それに伴う事務作業も行っていた。  LR事業開始時から、事業の中心は支え隊に一任され、 まち協役員会で経過を報告し、また行政へは主に隊長 とセンター職員が活動報告を行っていた。活動開始時 は多くの子供たちや高校生ボランティアの参加があっ 図 2.OS 事業体制の変化 た。まち協部会制成立後の平成 18 年からは環境美化 部会のボランティア活動の一環としての位置づけに変 化した。  その後、OS 事業の拡大化と活動に合わせた独自部 会である果樹育成部会を創立、まち協を中心にした事 業に確立した。支え隊隊長は部会の部長を兼任し、隊 長は活動日の実働を、部長は定例役員会への参加・活 動報告など事務作業を中心に担っている。センターは サポート役に代わり、活動場所の貸与や館報による報 告・参加者の募集を行っている。また収穫したレモン をセンター主催で行われる文化祭などで飲み物として 配布している(図 2)。 5.LR 事業による道路空間の改善  上本町通り(市道山王中央 1 号線)は、全長約 700 m、 左右に 4 m~ 5 mの歩道が整備され、当地区を南北に 縦断し、多くの住民が利用するメインストリートであ る。中腹には戸畑バイパスが横断しており、高炉台公 園や市民センターなどが面している。  LR 事業開始以前の上本町通りには、巨大なユリノ キが立ち並ぶ風景があった。しかし、多くのサザンカ が枯死し空枡が増え、加えてゴミ放置の問題など美化 対策が求められていた。そこでセンターを中心に OS 九州大学 有志住民 果樹の小路づくり 住民同士の共通話題 清掃意識の向上 LR事業 道路空間美化 レモンの生育 多世代交流 果樹支え隊 まち協 市民センター 提案 まち協 市民センター ・ まち協役員 ・ 地区住民 / 地区外住民 ・ 九国大付属高校生 ・ 九州大学生 行 政 報 告 書 H17 参加者平均 58 人/ 月 場所の提供 *H18 年部会制導入後より 果樹支え隊設立 まち協 市民センター 行 政 道 具 助 成 金 H25 参加者平均 28 人/ 月 活動発表 場所の提供 活動報告 報告 創出 創 出 ・ まち協役員 ・ 地区住民 ・ 九州大学生 菜園づくり活動 未利用地の用途転換 多世代交流 LR事業 道路空間美化 レモンの生育・収穫 多世代交流 収穫したレモンやさつまいも OS 活動初期 LR 事業開始時 現在 市長や県知事の訪問 果樹育成部会部長  兼任 ・隊長 地域ボランティア       果樹支え隊 実践計画 作成 外から見えるように植樹 ・ 隊長 ( 環境美化部会役員*) 道具助成金 空マスの借用 活動の発表 報告 報 告 書

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41-3 された。本研究で行った目視による現状把握調査とセ ンター職員やまち協役員情報によると、果樹配布箇所 の半数以上が現存していることが確認された。  調査中の顕著な例として、果樹が配布された家庭の 中で、長屋の一軒が取り壊され未利用地化した土地の 隣の住民に話を伺った。その住民は、20 年来に渡り 住宅に隣接する空地を管理、長屋の土地所有者もその 思いを受け、空地に階段や手すり、簡単な照明などを 整備し、日当たりの良い場所に配布果樹を植え替え、 育成を行っていた。その後土地の所有者が変わってか らも、OS 事業のコンセプトを理解し、配布された果 樹とは違う新たな実のなる樹木を植え、現在も大きく 育っている。配布当時に配られた看板も大切に設置さ れており、未利用地に関わる様々な方が育んだ憩いの EL になっている(表 2)。  また、交通傷害の際に移植されたレモン同様、地区 内の公園にも配布時に手違いで余った果樹が数本植樹 されている。一度は個人の所有物として配布された果 樹であったが街の風景としての意識が住民の中に生ま れ新たな憩いの空間の創出に繋がっている。 6-2.菜園作り活動  一定の成果を得た LR 事業に続き、平成 20 年度から 増加する未利用地対策として、支え隊の新たな事業と 表 2.配布果樹の概要 配布期間 H14.03‑H15.3 配布回数 4回 配布果樹種 7種 配布箇所総数 62 箇所 現存 39 箇所(63%) 滅失 17 箇所(27%) 不明 6箇 所(10%) 配布果樹総数 180 本 空地化後整備された空間 (H26) 事業の流れを受け、空枡に果樹を植える提案を行う。 植物に詳しい住民から配布果樹の育成状況や地区の土 壌、海に近い斜面地であることを考慮し、柑橘類が提 案され候補の中からレモンが選出された。また、当時 OS 事業を担当したセンター職員が定期的に配布果樹 の育成状況を確認しており、果樹の生育の良い住民を 果樹支え隊隊長として推薦し任命された。しかし、公 共物である植樹枡の住民使用は難しく、センター職員 と隊長で、何度も交渉に通い「空枡を申請し、許可さ れた枡のみ使用すること、撤去命令があれば速やかに 従うこと」などの条件を含む許可がおりた。  レモンは支え隊により、平成 17 年から 3 年間かけて 合計 116 本植樹され、数本の枯死を除きほとんど順調 に成育した。しかしながら、レモンの成長と通りの交 通量の増加に伴い、周辺住民より平成 19 年頃から交 通障害の指摘が挙がるようになり、翌20年まち協役員、 センター、市職員、警察立会いの下交通傷害現地協議 会が行われ、交差点付近やセンターの出入口など平成 21 年度までに 19 本のレモンを植え替えることとなっ た。その後の指摘も合わせ、現在までに 26 本のレモ ンが移植された。移植先は隊長が探し、自宅や地区住 民宅、公園、地区外の協力者宅などですべてのレモン が育てられることになった。同時期にユリノキも市に よって伐採された。これにより街路樹の配置は変化し たが、上本町通りの連続したレモンの EL は現在も保 たれている。(図 3) 6.住宅地の空間改善 6-1.初期果樹配布と景観の変化  平成 15 年から果樹の配布はセンターから館報を通 じて告知を行い、申込を行った住民全員に無料で配布 図 3.レモンロード 0 5 10m ユリノキ レモン サザンカ 撮影方向 ▲N 0 5 10m H17 年頃 ユリノキが立ち並ぶ様子 H26 年 街路樹撤去後 0 100 200m N X Y レモン ( 滅失 ) レモン ( 現存 ) ユリノキ ( 滅失 ) サザンカ ( 現存 ) ユリノキ ( 滅失 ) 市営住宅内花壇 レモン植樹区間 ( 現存 ) レモン植樹区間 ( 滅失 ) 枝光南市民センター レモンロード 平面図箇所 X 歩道  植樹マス 車道 植樹マス 歩道   建物敷地 ( 市営住宅 ) Y

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41-4 表 3.レモンに関する取り組み 註釈 *1 住民基本台帳登録人口より山王 1 ~ 4 丁目、上本町 1 ~ 2 丁目までの合計を示す *2 平成 26 年枝光一区総合点検まちあるき、空家空宅地老朽度調査より 謝辞  本研究にあたり、枝光南市民センター館長、職員並びに枝光一区地域まちづくり 協議会、社会福祉協議会、枝光一区自治区会、果樹支え隊の方々および枝光一区地 域住民の方々に多大な協力をいただきました。ここに記して深謝いたします。 参考文献 1)『街路空間におけるエディブル・ランドスケープの意味と役割』 玉臺浩一 京都府 立大学 H12 2)『斜面住宅地における生活環境維持・改善に関する研究』 淺野耕平 九州大学大学 院 H23 3)『居住収縮斜面住宅地における住環境評価に関する研究』 岩谷有祐 九州大学大学 院 H18 4)北九州市 PPP レポート第 2 号 して、菜園づくり活動が始まった。「地域の中の菜園 づくり」を念頭に掲げ、未利用地の用途転換による新 たな景観形成、また OS 事業の活動の幅を広げること を目標としている。  今後は、事業の中核的役割と新規参加者の獲得を期 待されており、平成27年度は住民からのニーズもあり、 市民センター主催で行われている生涯学習講座に菜園 や農業の講師を招き、まち協役員、住民共に菜園活動 についての知識を得ていく提案がなされている。 7.OS 事業に対する住民意識 7-1.EL の文化的広がり  このような状況下で、枝光一区ではまちづくり活 動において「レモン」は大変重要なものになっている。 平成 17 年に館報を「檸檬タイムズ」に変更したことを 皮切りに、センターではレモンを様々なまちづくり活 動に取り入れる動きが活発になっており、今後もレモ ンの町として、OS 事業に関係する文化活動が行われ ていく予定である。(表 3)。 7-2. 住民の意識調査  社会福祉協議会と共同で地区全世帯へのアンケート を実施した。調査は留置方式で行い、町内会を通じて 配布・回収を行い、OS 事業の認識や参加の有無、菜 園活動への参加意思などを把握した。  同じ EL 形成である LR 事業と菜園づくり活動である が、片方のみ新規参入を希望している住民が見られ た。LR事業は決められた日取りに全員で行動するため、 多くの人と交わる傾向が強い。一方、菜園に関しては、 収穫の時期こそ集団で集まることはあるものの普段の 行動は単独で求められることが多く、こういった点に 個々の目的や好みが分かれていると考えられる(表4)。 8.まとめ  本研究では、住民主体で進められるまちづくり手法 について、以下のことが明らかになった。 1) 当初は果樹のある風景は私有地のみであったが、 道路空間から地域共同菜園へと次第に公共性を高めた 用途転換が住民主体で行われるようになる。配布され た果樹私財ではあるが住民の中に地区の風景としての 意識があり、レモンロードを軸に地区全体に EL が広 がっている。 2)OS 事業はいくつかの転換期を経て体制を変え、ま ち協と市民センターが協力し、現在は独自の部会を持 ち外部への情報発信や新たな事業の創出などレモンを 用いた活動を行い、「レモンの街」としてまちづくりの 重要な役割を果たしている。 3) 広い歩道や連続した植樹枡、下層部の真砂土や粘 活動 檸檬タイムズ レモン音頭 キッズレモン 内容 市民センターから月に一 度発 行さ れる 館報 の名 称。枝光市民福祉センタ ー便りから住民の公募よ り決定。 枝光檸檬や果樹支え隊活 動への思いを住民らが作 詞作曲した音頭。文化祭 や踊り隊などで使用。 市民センターで毎週金曜 日に行われる幼い子供と その親のための活動の名 称。「親子で遊ぼうフリー スペース」から変更。 開始日時 H17.01 H22.02 H23.02 活動 市民センター外壁 レモン絵本 レモン川柳 内容 果樹支え隊活動の一環と して、市民センターのス ロープの壁にレモンを描 くイベント。 果樹支え隊を題材に住民 によ り造 られ た教育 絵 本。園児用、小学生用の2 種がある。 レモンに関する川柳を住 民から公募。優秀な作品 は表彰され、看板として 建てられる。 開始日時 H23.05 H24.03 H26.06 子供たちが外壁を塗る様子 住民が制作した絵本( 小学生用) 土層があったことなどレモンの果樹の生育に適した環 境と、地区の中心にあり、利用頻度の高い建物が隣接、 通学路など住民の主要道路であったことなどが既存の 道路であった上本町通りに EL が創出され維持されて いる理由として挙げられる。 4)空間的なアプローチ以外でも名称や新たな文化活動 など OS 事業は広がりを見せており、住民への認識も 広がっている。  今後の課題として、地区内の住民へ更なる認知、作 業のマンネリ化脱却や高齢化・固定化しているメン バーには、また、果樹や菜園に対する専門知識がまち 協役員に必要とされる。 表 4.LR 事業に関するアンケート結果 単位 /人 菜園活動 LR 事業 新規意向あり 新 規意向なし その他 無回答 全体 積極的 参入 条件付 き参入 現菜園 拡張 現菜園 維持 現菜園 縮小 中止 関心 なし 参加意向あり 参加経験あり 9 11 1 20 1 16 6 64 参加経験なし 9 29 0 31 3 21 26 119 参加意向なし 活動を評価 7 34 0 59 10 154 40 304 関心なし 5 15 0 31 7 133 16 207 その他・無回答 3 2 1 8 2 12 22 50 全体 3 3 91 2 149 23 336 110 744 菜園活動

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