主 催 : 大 学 コ ン ソ ー シ ア ム と ち ぎ 宇 都 宮 大 学 協 力 : 白 鷗 大 学 後 援 :( 公 社 ) 栃 木 県 経 済 同 友 会 ( 公 財 ) 栃 木 県 国 際 交 流 協 会 、 NPO 法 人 宇 都 宮 市 国 際 交 流 協 会 い っ く ら 国 際 文 化 交 流 会 JICA 筑 波 協 賛 :( 一 財 ) 栃 木 県 青 年 会 館 ( 公 財 ) あ し ぎ ん 国 際 交 流 財 団 キ リ ン ビ ー ル マ ー ケ テ ィ ン グ ( 株 ) 栃 木 支 社
● は じ め に
国 際 キ ャ リ ア 開 発 プ ロ グ ラ ム 委 員 会 委 員 長 国 際 学 部 国 際 社 会 学 科 教 授 重 田 康 博 宇 都 宮 大 学 、大 学 コ ン ソ ー シ ア ム と ち ぎ 、そ し て 全 国 の 大 学 生 、 社 会 人 の 皆 さ ん 、国 際 キ ャ リ ア に つ い て 考 え た こ と が あ り ま す か 。 大 学 時 代 に 、 就 職 活 動 に 入 る 前 に 、 国 際 キ ャ リ ア の プ ロ グ ラ ム に 参 加 し て み た い 、 国 際 的 な 問 題 に 対 応 す る 職 場 や 海 外 で 国 際 イ ン タ ー ン を し て み た い 、 あ る い は 今 、政 府 、企 業 、大 学 で 叫 ば れ て い る 、「 グ ロ ー バ ル 人 材 」の 育 成 の た め の プ ロ グ ラ ム に 参 加 し て み た い と 思 う 方 が い る か も し れ ま せ ん 。 そ の よ う に 考 え て い る 皆 さ ん の ニ ー ズ に 応 え る の が 、 グ ロ ー バ ル マ イ ン ド を 養 う 「 国 際 キ ャ リ ア 開 発 プ ロ グ ラ ム 」 で す 。 本 プ ロ グ ラ ム は 、 宇 都 宮 大 学 国 際 学 部 や 栃 木 県 の 大 学 が 中 心 に な っ て 2004 年 か ら 毎 年 実 施 さ れ 、 過 去 12 年 間 に お け る 参 加 者 数 は 約 1350 名 に 及 び 、 多 く の 学 生 ( 宇 都 宮 大 学 生 、 他 大 学 等 含 ) が 参 加 し て お り ま す 。 こ の プ ロ グ ラ ム の 科 目 は 、 学 生 が 働 く 意 味 や キ ャ リ ア 教 育 に つ い て 考 え る 「 国 際 キ ャ リ ア 開 発 」、 英 語 で 全 て 授 業 を 行 う 「 国 際 実 務 英 語 」、 国 内 や 海 外 の 企 業 、 公 的 機 関 、NGO・ NPO で イ ン タ ー ン シ ッ プ を 行 う「 国 際 キ ャ リ ア 実 習 」の 3 科 目 、6 単 位 で 構 成 さ れ て い ま す 。い ず れ も 夏 季 と 春 季 の 休 業 期 間 に 行 い 、講 義 は 1 科 目 2 泊 3 泊 の 集 中 合 宿 方 式 で 、キ ャ リ ア 実 習 は 80 時 間 で 行 い ま す 。本 年 度 か ら は 、新 た に 共 通 テ ー マ を「 グ ロ ー バ ル 化 時 代 の 地 域 と キ ャ リ ア 」と し 、「 地 域 か ら の グ ロ ー バ ル 化(Globalization)」、「 地 域 の グ ロ ー バ ル 化(Glocalization)」の 2 つ の 柱 を 立 て 、国 際 ビ ジ ネ ス 、国 際 協 力・国 際 貢 献 、多 文 化 共 生 と 日 本 、 異 文 化 理 解 ・ コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の 4 つ の テ ー マ で 分 科 会 を 構 成 し ま す 。講 義 で は そ の 道 の プ ロ の 専 門 家 や 講 師 を 揃 え 、 実 習 で は 国 内 ・ 海 外 で 魅 力 的 で 個 性 的 な 研 修 先 を 用 意 し て い ま す 。3 科 目 す べ て の 実 習 を 勧 め ま す が 、 選 択 的 な 受 講 も 可 能 で す 。 「 国 際 キ ャ リ ア 開 発 プ ロ グ ラ ム 」 は 、 毎 年 宇 都 宮 市 や 栃 木 県 内 だ け で な く 、 全 国 か ら 大 学 生 、 社 会 人 が 多 数 参 加 し ま す 。 皆 さ ん も こ の プ ロ グ ラ ム に 参 加 し て 、 国 際 キ ャ リ ア に つ い て 一 緒 に 学 び 、 国 際 社 会 や 地 域 社 会 へ の 「 キ ャ リ ア パ ス 」 の 可 能 性 を 探 っ て い き ま し ょ う 。 最 後 に 、 本 プ ロ グ ラ ム は 、 栃 木 県 か ら の 支 援 を 受 け て 、 大 学 コ ン ソ ー シ ア ム と ち ぎ と の 共 同 事 業 と し て 企 画 し ま し た が 、 そ の 実 施 に 際 し ま し て は 、 白 鴎 大 学 か ら ご 協 力 を い た だ い た ほ か 、( 公 社 )栃 木 県 経 済 同 友 会 、( 公 財 )栃 木 県 国 際 交 流 協 会 、NPO 法 人 宇 都 宮 市 国 際 交 流 協 会 、 い っ く ら 国 際 文 化 交 流 会 、 そ し て 、 J I C A 筑 波 か ら ご 後 援 を い た だ き ま し た 。 ま た 、( 一 財 ) 栃 木 県 青 年 会 館 、( 公 財 ) あ し ぎ ん 国 際 交 流 財 団 、 そ し て 、 キ リ ン ビ ー ル マ ー ケ テ ィ ン グ ( 株 ) 栃 木 支 社 か ら は ご 協 賛 を い た だ き ま し た 。 ご 関 係 の 皆 様 か ら の 多 大 な ご 理 解 と ご 支 援 に 対 し 、 主 催 者 を 代 表 し て 、 厚 く お 礼 申 し 上 げ ま す 。1
● 実 施 要 綱
1 ) 科 目 名: 国 際 キ ャ リ ア 開 発 ~2016 年 合 宿 セ ミ ナ ー ~ 2 ) テ ー マ: グ ロ ー バ ル 時 代 の キ ャ リ ア 形 成 を 考 え る 3 ) 日 程: 2016 年 8 月 27 日 ( 土 ) ~ 29 日 ( 月 ) < 2 泊 3 日 > 4 ) 会 場 ・ 宿 泊: コ ン セ ー レ ( 栃 木 県 青 年 会 館 ) < 所 在 地 > 〒320-0066 宇 都 宮 市 駒 生 1 丁 目 1 番 6 号 < 問 合 先 >TEL: 028-624-1417 <URL> http://www.concere.jp/ < 地 図 > 5 ) プ ロ グ ラ ム: 2 頁 を 参 照 6 ) 参 加 定 員: 70 名 7 ) 参 加 費: 10,000 円 ( 食 費 ・ 宿 泊 費 を 含 む ) 8 ) 問 合 せ: 宇 都 宮 大 学 国 際 学 部 事 務 室 ( 5 号 館 A 棟 1 階 ) 担 当 : 山 口 陽 子 < 所 在 地 > 〒321-8505 宇 都 宮 市 峰 町 350 < 問 合 先 >TEL: 028-649-5172 FAX: 028-649-5171 E-mail: [email protected]2
● プ ロ グ ラ ム ( 敬 称 略 )
1 日 目 ( 8 月 27 日 土 曜 日 ) 時 間 内 容 09:00~ 09:30 受 付 09:30~ 09:45 開 講 式 ・ オ リ エ ン テ ー シ ョ ン 09:50~ 12:00 全 体 会 ( 全 体 講 義 ・ ワ ー ク シ ョ ッ プ ) 12:00~ 12:50 昼 食 13:00~ 13:20 趣 旨 説 明 ( 分 科 会 お よ び 全 体 発 表 の プ レ ゼ ン 方 法 の 説 明 な ど ) 13:20~ 15:20 パ ネ ル ト ー ク 「 グ ロ ー バ ル 時 代 に お け る キ ャ リ ア 形 成 に つ い て 」 15:50~ 17:50 分 科 会 1 分 科 会 「 国 際 ビ ジ ネ ス A」 講 師 : 生 方 玉 也 分 科 会 「 国 際 協 力 ・ 国 際 貢 献 B」 講 師 : 佐 藤 栄 治 分 科 会 「 国 際 協 力 ・ 国 際 貢 献 C」 講 師 : 伊 藤 解 子 分 科 会 「 国 際 協 力 ・ 国 際 貢 献 D」 講 師 : 今 井 麻 希 子 分 科 会 「 多 文 化 共 生 と 日 本 E」 講 師 : 立 花 有 希 分 科 会 「 異 文 化 理 解 ・ コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン F」 講 師 : 石 井 裕 香 17:50~ 18:30 チ ェ ッ ク イ ン ( 事 務 局 担 当 者 よ り 鍵 を 受 領 ) 18:30~ 20:00 夕 食 ・ 交 流 会 2 日 目 ( 8 月 28 日 日 曜 日 ) 時 間 内 容 07:30~ 08:20 朝 食 08:30~ 12:00 分 科 会 2 12:00~ 12:50 昼 食 13:00~ 15:30 分 科 会 3 15:30~ 17:30 分 科 会 4( 分 科 会 ま と め ・ 中 間 発 表 準 備 ) 17:30~ 18:30 中 間 発 表 18:30~ 19:30 夕 食 19:30~ 21:30 全 体 発 表 準 備 3 日 目 ( 8 月 29 日 月 曜 日 ) 時 間 内 容 07:30~ 08:20 朝 食 09:00~ 10:00 発 表 準 備 10:00~ 12:20 全 体 発 表 12:20~ 13:10 昼 食 13:20~ 15:00 ふ り か え り / 意 見 交 換 / 全 体 総 括 / ア ン ケ ー ト 記 入 15:00~ 15:15 閉 講 式 15:30~ バ ス で 宇 都 宮 駅 ・ 宇 大 に 移 動 ・ 解 散 ( 現 地 解 散 も 可 )3
● 倫 理 綱 領 ・ 個 別 ガ イ ド ラ イ ン ・ 問 題 事 例
1. 国 際 キ ャ リ ア 開 発 プ ロ グ ラ ム 倫 理 綱 領 本 プ ロ グ ラ ム の 関 係 者 は 、 以 下 の 原 則 に 従 っ て 行 動 し ま す 。 ① そ の 活 動 に お い て 、 常 に 基 本 的 人 権 と 個 人 の 尊 厳 を 尊 重 し ま す 。 ② 国 際 学 部 並 び に 本 プ ロ グ ラ ム の 教 育 目 標 の 実 現 に 資 す る 教 育 を 行 う た め に 、 改 善 と 向 上 に 努 め 、 学 生 の 自 発 的 な 学 習 を 支 援 し ま す 。 ③ 学 修 目 標 を 明 確 に 示 し 、学 生 へ の 対 応 や 成 績 評 価 な ど の 学 生 指 導 全 般 に お い て 、公 正 を 確 保 し ま す 。 ④ 個 人 情 報 の 保 護 に 最 大 限 の 注 意 を 払 い ま す 。 2. 倫 理 綱 領 に 基 づ く 個 別 ガ イ ド ラ イ ン 以 上 の 倫 理 綱 領 に 基 づ き 、 特 に 以 下 の 点 に つ い て 配 慮 を お 願 い い た し ま す 。 ① 人 種 や ジ ェ ン ダ ー 、 言 語 、 宗 教 、 国 籍 、 社 会 的 背 景 、 年 齢 等 が 異 な る 多 様 な 参 加 者 で 構 成 さ れ て い る プ ロ グ ラ ム で あ る こ と に 留 意 し つ つ 行 動 し ま す 。 ② 食 事 や 信 仰 生 活 を 含 む 生 活 様 式 を 尊 重 し 、 可 能 な 限 り 対 応 し ま す 。 ③ ハ ラ ス メ ン ト に 該 当 す る 行 為 は 決 し て 行 い ま せ ん 。 ④ ハ ラ ス メ ン ト に 関 す る 情 報 を 得 た り 相 談 を 受 け た 場 合 に は 、放 置 せ ず に 対 応 し ま す 。 ⑤ 参 加 者 に よ る 主 体 的 な 学 び を 尊 重 し 、 そ の 提 案 や 意 見 を 積 極 的 に 取 り 入 れ ま す 。 3. 具 体 的 な 過 去 の 問 題 事 例 ( 事 例 に あ る 「 参 加 者 」 と は 、 講 師 、 ス タ ッ フ 、 学 生 等 の 参 加 者 全 員 を 意 味 し ま す 。) 事 例 1) 国 籍 に よ る 差 別 発 言 あ る 参 加 者 か ら 「A 国 人 は 物 を 盗 む 」 と い っ た 国 籍 に よ る 差 別 的 な 発 言 が あ り 、 そ の 国 籍 を 有 す る 他 の 参 加 者 の 尊 厳 が 傷 つ け ら れ る 事 態 が 発 生 し た 。 事 例 2) ジ ェ ン ダ ー や 多 様 性 へ の 配 慮 を 欠 い た 発 言 あ る 参 加 者 が 、男 性 的 な 服 装 を し て い る 女 性 の 参 加 者 に 対 し て 、「 い い 歳 な の だ か ら 、 も う 少 し 女 性 ら し く し な い と 」 と ジ ェ ン ダ ー に 関 す る 配 慮 に 欠 け る 発 言 が あ っ た 。そ の 結 果 、ト ラ ン ス ジ ェ ン ダ ー1で あ る そ の 女 性 参 加 者 の 尊 厳 が 傷 つ け ら れ る 事 態 が 発 生 し た 。 事 例 3) ハ ラ ス メ ン ト に 該 当 す る 行 為 や 発 言 あ る 男 性 参 加 者 が 懇 親 会 で 他 の 参 加 者 に 酒 を 飲 む よ う に し つ こ く 勧 め 、 男 女 問 わ ず「 付 き 合 っ て い る 人 は い る の か 」等 と 質 問 を し て 無 理 に 答 え を 聞 こ う と し た り 、 女 性 の 参 加 者 に 対 し て 酔 っ 払 い な が ら 「 肩 を も ん で く れ 」 と 頼 ん だ り し た 。 事 例 4) 主 体 性 や 協 働 を 認 め な い 教 育 分 科 会 に お い て 講 師 が 一 方 的 に 講 義 を 続 け た り 、 一 部 の 参 加 者 の み が 発 言 を 独 占 す る 事 態 が 発 生 し た 。 そ の 結 果 、 学 生 た ち が 主 体 的 に 協 力 し な が ら 行 う 議 論 や 全 体 発 表 準 備 の た め の 作 業 時 間 を 、 十 分 確 保 す る こ と が で き な か っ た 。 事 例 5) 許 可 を 得 な い で 行 う 個 人 情 報 や 写 真 の 使 用 あ る 参 加 者 が 、 他 の 参 加 者 の 連 絡 先 な ど の 個 人 情 報 や 撮 影 し た 写 真 を 、 相 手 の 許 可 な く SNS な ど を 使 っ て 公 開 し 、 別 の 目 的 で 利 用 し た 。 1 ト ラ ン ス ジ ェ ン ダ ー と は 、 出 生 時 に 決 定 さ れ た 性 別 に 性 的 違 和 ( 性 同 一 性 障 害 ) が あ り 、 性 別 を 変 え て 生 活 し て い た り 、 性 別 を 変 え た い と 思 っ て い る 人 ( 性 と 人 権 ネ ッ ト ワ ー ク 作 成 パ ネ ル 、2014 年 よ り )。4 ☆ 講 師 プ ロ フ ィ ー ル 氏 名 : 田 巻 松 雄 ( た ま き ま つ お ) 所 属 : 宇 都 宮 大 学 国 際 学 部 長 略 歴 : 1956 年 生 ま れ 。宇 都 宮 大 学 国 際 学 部 長 。筑 波 大 学 大 学 院 社 会 科 学 研 究 科 修 了 。 社 会 学 博 士 。1996 年 よ り 宇 都 宮 大 学 国 際 学 部 に 勤 務 。 2008 年 、国 際 学 部 が 地 域 の 国 際 化 を 推 進 す る 教 育 研 究 拠 点 と し て 開 設 し た 多 文 化 公 共 圏 セ ン タ ー の 初 代 セ ン タ ー 長 に 就 任 。 現 在 、 外 国 人 児 童 生 徒 支 援 を 目 的 と す る 同 セ ン タ ー の HANDS プ ロ ジ ェ ク ト 担 当 代 表 を 務 め る 。 全 体 講 義 の 概 要 「 グ ロ ー バ ル 人 材 」 と 聞 い て 、 皆 さ ん は ど ん な 人 材 を 思 い 浮 か べ る で し ょ う か 。 日 本 で「 グ ロ ー バ ル 人 材 」と い う こ と ば が 広 く 使 わ れ 始 め た の は 4 、5 年 前 の こ と で す 。 平 成 22~ 23 年 に か け て 、「 グ ロ ー バ ル 人 材 育 成 」に つ い て 話 し 合 う 国 レ ベ ル の 会 議 が い く つ か 開 催 さ れ 、報 告 書 が 出 さ れ ま し た 。会 議 の 開 催 趣 旨 と し て は 、「 我 が 国 の 成 長 を 支 え る グ ロ ー バ ル 人 材 の 育 成 と そ の よ う な 人 材 が 育 成 さ れ る 仕 組 み の 構 築 を 目 指 し 、 と り わ け 日 本 人 の 海 外 留 学 の 拡 大 を 産 学 の 協 力 を 得 て 推 進 す る 」と 書 か れ て い ま す 。ま た 、「 日 本 企 業 の グ ロ ー バ ル 化 を 推 進 す る こ と が 、 激 し さ を 増 す 国 際 的 競 争 環 境 の な か で 日 本 が 生 き 残 る 条 件 」 で あ り 、 そ の た め に は 「 海 外 市 場 ( 特 に ア ジ ア の 新 興 国 市 場 ) に 目 を 向 け る 必 要 性 が あ る が 、 企 業 の グ ロ ー バ ル 化 を 推 進 す る 役 割 を 担 う 国 内 の 人 材 不 足 が 深 刻 化 し て い る 」 と も 書 か れ て い ま す 。 グ ロ ー バ ル 人 材 は Global Human Resource と さ れ て い ま す が 、 強 く 意 識 さ れ て い る の が 、 日 本 企 業 の グ ロ ー バ ル 化 を 担 う 「 外 向 き 」 の 人 材 で あ る こ と は 明 ら か で す 。 そ し て 、 グ ロ ー バ ル 人 材 育 成 を 目 指 す べ き 高 等 教 育 に お け る 最 重 要 課 題 は 、 若 者 の 「 内 向 き 志 向 」 の 解 消 で あ り 、 海 外 で の グ ロ ー バ ル な 環 境 で 活 躍 す る た め の 語 学 力 や 異 文 化 理 解 ・ 活 用 力 の 要 請 と さ れ て い ま す 。 経 済 や ビ ジ ネ ス の 世 界 で グ ロ ー バ ル に 活 動 ・ 活 躍 す る 人 材 の 育 成 は と て も 重 要 な こ と で す 。た だ し 、「 グ ロ ー バ ル 人 材 」の 育 成 は 、経 済 や ビ ジ ネ ス に 加 え て 、社 会 ・ 文 化 ・ 政 治 の 分 野 で も 求 め ら れ て い ま す 。 そ し て 、 日 本 国 内 の 地 域 と 海 外 の 地 域 の 両 方 に 目 を 向 け る 必 要 が あ り ま す 。 つ ま り 、 グ ロ ー バ ル 化 に 伴 っ て 生 起 す る 国 際 社 会 ・ 地 域 社 会 の 諸 課 題 を 発 見 ・ 分 析 し 、 様 々 な 人 間 同 士 の 共 生 の 視 点 か ら 創 造 的 な 地 域 の 発 展 に 貢 献 で き る 人 間 力 を 持 つ 人 材 の 育 成 こ そ が よ り 問 わ れ て い る と 言 え る で し ょ う 。 換 言 す れ ば 、 日 本 の 各 地 域 に お い て 国 際 的 な 社 会 ・ 経 済 ・ 文 化 ・ 政 治 の 共 生 に 関 し て 活 動 を 拡 げ る 「 地 域 の グ ロ ー バ ル 化 」 と 日 本 の 各 地 域 か ら 社 会 ・ 経 済 ・ 文 化 ・ 政 治 に 関 連 し て 世 界 の 各 地 に 活 動 の 場 を 拡 げ
● 「 全 体 講 義 」 と 講 師 の 紹 介
5 る 「 地 域 か ら の グ ロ ー バ ル 化 」 に 向 き 合 う こ と が 出 来 る 人 材 の 育 成 が 求 め ら れ て い る の で す 。 当 日 は 、 以 上 の こ と を 踏 ま え て 、 最 近 意 識 し て い る グ ロ ー カ ル リ ー ダ ー や グ ロ ー バ ル ・ コ ン ピ テ ン シ ー の 言 葉 に 引 き つ け て 「 今 求 め ら れ る グ ロ ー バ ル 人 材 」 に つ い て お 話 し た い と 思 い ま す 。 こ こ で の 最 後 に 、 グ ロ ー バ ル な 課 題 発 見 力 や 課 題 解 決 力 を 発 揮 す る 人 間 の 活 動 力 に つ い て 若 干 課 題 提 起 し て お き ま し ょ う 。 ハ ン ナ ・ ア レ ン ト は 、 条 件 づ け ら れ た 人 間 が 環 境 に 働 き か け る 内 発 的 な 能 力 、 す な わ ち 「 人 間 の 条 件 」 の 最 も 基 本 的 要 素 と な る 活 動 力 を 、< 労 働 >(labor)、< 仕 事 >( work)、「 活 動 」( action)の 3 つ に 分 類 し て 考 察 し て い ま す 。 グ ロ ー バ ル な 課 題 ・ 問 題 に 向 き あ う 行 為 は 「 仕 事 」 だ け で は あ り ま せ ん 。 普 段 何 気 な い 行 為 の 中 に も グ ロ ー バ ル な 課 題 ・ 問 題 に 向 き 合 え る こ と が あ る こ と に つ い て も 言 及 し た い と 考 え て い ま す 。
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● 分 科 会 A と 講 師 の 紹 介 ( 敬 称 略 )
☆ 講 師 プ ロ フ ィ ー ル 氏 名: 生 方 玉 也 ( う ぶ か た た ま や ) 所 属: 株 式 会 社 エ イ ム 相 談 役 略 歴: 1952 年 生 ま れ 、 群 馬 県 出 身 。 家 電 メ ー カ ー に 勤 務 し 、 TPM( Total Productive Maintenance)世 界 大 会 へ 日 本 代 表 と し て 参 加 。そ の 後 、 ベ ン チ ャ ー 企 業 に て 、 常 務 、 社 長 、 代 表 取 締 役 を 経 て 株 式 会 社 エ イ ム の 相 談 役 に 就 任 。 海 外 経 験 も 長 く 、 シ ン ガ ポ ー ル 駐 在 、 ベ ト ナ ム に て 会 社 を 設 立 し 社 長 。 そ の 間 に 訪 問 し た 国 約 40 ヶ 国 。現 在 は 、本 業 の 他 栃 木 県 経 済 同 友 会 に て 社 会 貢 献 活 動 推 進 委 員 長 、国 際 化 推 進 副 委 員 長 を つ と め る 。 1. 仕 事 の 内 容 ・ 研 究 テ ー マ 現 在 は 車 の 内 外 装 部 品 の 開 発 製 造 を 行 っ て い る 。車 業 界 で も 完 成 車 メ ー カ ー だ け で な く 、 中 小 企 業 ま で 海 外 展 開 が 進 ん で い る 。 私 は 36 才( 1989 年 1 月 )か ら 東 南 ア ジ ア を 中 心 に 海 外 駐 在 、海 外 担 当 と し て 15 年 間 海 外 生 活 を 送 っ て き た 。そ の 間 、ベ ト ナ ム に て 会 社 設 立 も 経 験 し た 。 今 な ぜ グ ロ ー バ ル 化 、 ダ イ バ ー シ テ ィ 等 の 議 論 が 盛 ん に な っ て い る の か ? み ん な で 議 論 し 理 解 を 深 め る 。 又 、 海 外 で 学 ぶ ・ 働 く こ と の 意 義 を 学 ぶ 。 2. キ ャ リ ア パ ス 大 学 卒 業 後 、 大 手 家 電 メ ー カ ー 関 連 会 社 に 勤 務 。 改 善 手 法 I E 、 Z D 、 Q C 、 T Q C 等 を 学 ぶ 。 36 才 の 時 ( 1989 年 1 月 7 日 ) シ ン ガ ポ ー ル 赴 任 。 赴 任 時 英 語 が 全 く 解 ら ず 一 念 発 起 し 現 地 の 英 会 話 学 校 夜 間 に 通 い 勉 強 を し た 。1994 年 に は ベ ト ナ ム の ホ ー チ ミ ン に 会 社 を 設 立 。 投 資 申 請 、 土 地 取 得 、 工 場 建 設 、 幹 部 社 員 採 用 を 経 験 。 そ の 間 、 現 地 の 社 員 、 現 地 の 方 々 と の お 付 き 合 い の 中 で 沢 山 の こ と を 経 験 し た 。1996 年 帰 国 。そ の 後 も 2004 年 ま で 海 外 業 務 を 担 当 。 そ の 間 訪 問 し た 国 約 三 十 数 か 国 。 海 外 経 験 の 中 で 日 本 は 如 何 に 良 い 国 、 生 活 し や す い 国 で あ る か を 感 じ て い る 。 但 し 、 も し か し た ら 幸 せ に 浸 り す ぎ て 世 界 を 視 る 視 線 が 不 足 し て い な い か ? と 感 じ る 時 が あ る 。 3. 分 科 会 の 内 容 海 外( 主 に 東 南 ア ジ ア )で 働 く こ と 、起 業 す る こ と に つ い て 、自 身 の 経 験 を 含 め た 議 論 に よ り 理 解 を 深 め る 。 グ ロ ー バ ル 社 会 と 言 わ れ て 久 し い ( 1989 年 11 月 9 日 : ベ ル リ ン の 壁 崩 壊 ) が 、 日 本 の 若 者 は 内 向 き と い わ れ る 事 が 多 い 。7 何 故 内 向 き が 多 い と い わ れ る の だ ろ う か ? グ ロ ー バ ル 人 材 と は ・ ・ ・ ? 外 向 き 、 内 向 き っ て ど う い う こ と ? 海 外 で 学 ぶ ・ 働 く ・ 起 業 す る と は ・ ・ ・ ? 今 な ぜ 海 外 な の か 。 海 外 で 学 ぶ ・ 働 く ・ 起 業 す る た め の ア ク シ ョ ン プ ラ ン を 企 画 立 案 す る 。 4. キ ー ワ ー ド リ ス ト グ ロ ー バ ル 化 、 グ ロ ー バ ル 人 材 、 ダ イ バ ー シ テ ィ 5. 参 考 資 料 等 ド ラ ッ ガ ー 関 連 本 ド ラ ッ ガ ー が 語 る リ ー ダ ー の 心 得 青 春 出 版 社 小 林 薫 頂 き は ど こ に あ る 扶 養 社 ス ペ ン サ ー ・ ジ ョ ン ソ ン チ ー ズ は ど こ に 消 え た 扶 養 社 ス ペ ン サ ー ・ ジ ョ ン ソ ン サ イ ゴ ン の い ち ば ん 長 い 日 文 春 文 庫 近 藤 紘 一 6. 事 前 予 習 用 リ ー デ ィ ン グ 課 題 = 自 分 の 興 味 の あ る 国 を 前 提 に = ① そ の 国 に 興 味 を 持 っ た 理 由 。 ② そ の 国 に 留 学 す る 、 そ の 国 で 働 く 為 に は ど ん な 準 備 が 必 要 か 。 ③ そ の 国 へ 留 学 、 働 く こ と で 何 を 行 い 、 何 を 得 た い か 。
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● 分 科 会 B と 講 師 の 紹 介 ( 敬 称 略 )
☆ 講 師 プ ロ フ ィ ー ル 氏 名: 佐 藤 栄 治 ( さ と う え い じ ) 所 属: 宇 都 宮 大 学 地 域 デ ザ イ ン 科 学 部 建 築 都 市 デ ザ イ ン 学 科 准 教 授 略 歴: 1976 年 生 ま れ 。厚 生 労 働 省 国 立 保 健 医 療 科 学 院 を 経 て 、2010 年 よ り 現 職 。 専 門 は 、 都 市 計 画 、 医 療 ・ 福 祉 ( 介 護 、 保 育 、 障 碍 な ど ) 政 策 支 援 。 近 年 で は 、 医 療 計 画 策 定 に 向 け た 基 礎 研 究 、 地 方 都 市 に お け る 医 療 ・ 介 護 の 連 携 の あ り 方 、 公 共 施 設 の マ ネ ジ メ ン ト 手 法 等 、 国 、 県 、 地 方 自 治 体 と の 実 践 的 な 研 究 に 取 り 組 ん で い る 。 1. 仕 事 の 内 容 ・ 研 究 テ ー マ 私 は こ れ ま で 、 都 市 や 建 築 の 諸 問 題 を 利 用 者 や 居 住 者 の 視 点 か ら 捉 え 、 そ の 解 決 策 を 探 る 研 究 を 行 っ て き ま し た 。 特 に 最 近 で は 、 生 活 の う え で さ ま ざ ま な 支 援 や 配 慮 を 必 要 と す る 、 高 齢 者 や 障 碍 者 、 こ ど も 、 こ ど も を 抱 え る 就 業 者 を 対 象 に 分 析 ・ 研 究 を 行 う こ と で 、 あ ら ゆ る 人 に と っ て 使 い や す い 都 市 や 生 活 環 境 に つ い て 考 え て い ま す 。 研 究 の 中 で は 、 実 現 可 能 な 計 画 や 施 策 策 定 の 手 段 と し て 各 種 統 計 情 報 や 統 計 を 地 理 的 に 表 現 で き る 地 理 情 報 シ ス テ ム や 、 あ る 側 面 か ら 事 象 の 理 想 像 を 示 す 理 論 モ デ ル を 用 い 、 計 画 や 政 策 の 背 景 や 数 値 の 算 出 根 拠 を 示 し て い ま す 。 主 と し て 以 下 の 研 究 を 行 い ま し た 。 ( 1 ) 都 市 に お け る 高 齢 者 の 生 活 を 想 定 し た 理 論 的 な ア ク セ シ ビ リ テ ィ 指 標 の 開 発 本 研 究 は 、 郊 外 の 集 合 住 宅 群 や 地 方 都 市 に お い て 、 今 後 激 増 す る 高 齢 者 の 生 活 を 徒 歩 に よ る 移 動 に よ り 担 保 し よ う と し た 一 連 の 研 究 で す 。 徒 歩 に よ る 移 動 に は 、 対 象 地 域 の 地 形 の 状 況 、 集 合 住 宅 の 階 段 の 有 無 、 面 的 に 広 が っ た 生 活 圏 な ど 、 移 動 に 際 し て の 物 理 的 な 抵 抗 を 指 標 化 し 、 そ の 困 難 さ を 露 呈 さ せ て い ま す 。 有 効 性 の 確 認 さ れ た 指 標 を 用 い 生 活 利 便 性 の 低 い 地 区 を 抽 出 し 、 そ れ ら の 地 区 で の 生 活 手 法 や 住 み 替 え の 提 案 を 行 い ま し た 。 ( 2 ) 高 齢 者 サ ー ビ ス の 整 備 方 針 に 関 す る 研 究 近 年 の 介 護 施 策 の 方 針 で は 、 地 域 包 括 ケ ア シ ス テ ム や 介 護 サ ー ビ ス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 等 の 整 備 が 進 め ら れ て い ま す 。2014 年 7 月 の 地 域 包 括 ケ ア シ ス テ ム 指 針 の 公 表 に 連 動 し 、 市 区 町 村 レ ベ ル で の 介 護 計 画 指 針 、 地 域 包 括 ケ ア の 捉 え 方 が 検 討 さ れ 、 各 自 治 体 に お い て 具 体 的 な 制 度 設 計 が 望 ま れ て い ま す 。 現 在 、 自 治 体 と 連 携 し 研 究 成 果 を 実 際 の 計 画 に 反 映 し つ つ 、 さ ら な る 研 究 の 深 化 を 試 み て い ま す 。 ( 3 ) 医 療 施 設 配 置 計 画 、 医 療 サ ー ビ ス 提 供 体 制 の 再 構 築 に 関 す る 研 究 近 年 の 日 本 に お い て は 、 人 口 減 少 や 地 域 の 縮 退 等 を 背 景 と し て 、 地 域 医 療 体 制 の 再 構 築9 が 求 め ら れ て い ま す 。 人 口 減 少 に 連 動 し て 社 会 的 共 通 資 本 の 総 量 が 減 少 す る 社 会 に お い て は 、 医 療 サ ー ビ ス の 提 供 に そ の 効 率 性 や 公 平 性 も 求 め ら れ て い ま す 。 医 療 サ ー ビ ス 提 供 体 制 の 適 正 化 に 向 け た 知 見 を 得 る た め 、 居 住 者 か ら 医 療 施 設 へ の サ ー ビ ス の 到 達 性 を 計 測 す る こ と で 、 医 療 サ ー ビ ス 提 供 体 制 の 地 域 的 特 徴 を 定 量 的 に 明 ら か に す る こ と を 目 的 と し 、 提 供 体 制 再 構 築 に 向 け た 基 礎 的 分 析 を 試 み て い ま す 。 そ の 他 、 子 育 て と 就 労 ・ 職 住 構 造 の あ り 方 に 関 す る 研 究 、 幼 保 一 体 型 施 設 の 計 画 に 関 す る 研 究 、 保 育 施 設 の マ ネ ジ メ ン ト に 関 す る 研 究 、 小 児 病 棟 に お け る 療 養 環 境 評 価 の 策 定 、 公 共 施 設 の マ ネ ジ メ ン ト に 関 す る 研 究 を 進 め て い ま す 。 最 終 的 に は 統 合 的 な 社 会 モ デ ル 構 築 ( 社 会 的 共 通 資 本 の あ り 方 ) に 向 け た 種 々 の 分 析 を 進 め て い き た く 思 い ま す 。 2. キ ャ リ ア パ ス 私 は 宇 都 宮 大 学 工 学 部 建 設 学 科 を 卒 業 し た 後 、 東 京 都 立 大 学 大 学 院 ・ 工 学 研 究 科 建 築 学 専 攻 ・ 修 士 課 程 ・ 博 士 課 程 ( 現 、 首 都 大 学 東 京 ) と 進 学 し て い ま す 。 進 学 を 決 め た の は 、 も っ と 世 の 中 の 仕 組 み が 知 り た い 、 世 の 中 の 問 題 を 解 決 す る 仕 組 み を 知 り た い 、 と い う 知 的 好 奇 心 か ら だ っ た と 思 い ま す 。 実 際 、 修 士 課 程 を 修 了 す る 時 に 企 業 の 内 定 を も ら っ て い ま し た が 、 知 的 好 奇 心 が 勝 り 博 士 課 程 に 進 学 し ま し た 。 専 攻 し た 都 市 計 画 ・ 空 間 情 報 科 学 分 野 は 、 社 会 問 題 を 数 理 的 に 解 く 研 究 が 主 流 で す 。 様 々 な 問 題 解 決 手 法 ( 分 析 、 解 析 、 数 理 モ デ ル 、 統 計 処 理 、 大 容 量 デ ー タ の 分 析 、 シ ミ ュ レ ー シ ョ ン 手 法 な ど ) を 、 学 生 の 間 に 学 び ま し た 。 大 学 院 修 了 後 は 、 学 術 振 興 会 の 研 究 員 ( 高 齢 者 の 生 活 基 盤 整 備 の 研 究 )、 明 星 大 学 ア ジ ア 環 境 研 究 セ ン タ ー の 研 究 員 ( タ イ の 農 業 ・ 都 市 政 策 )、 厚 生 労 働 省 の 研 究 員 ( 子 育 て と 就 労 に 関 す る 研 究 、 介 護 政 策 に 関 わ る 基 礎 研 究 、 医 療 サ ー ビ ス の 公 平 性 に 関 す る 研 究 な ど ) を 経 て 、 現 在 の 宇 都 宮 大 学 で 教 員 を し て い ま す 。 一 見 バ ラ バ ラ に 見 え る キ ャ リ ア で す が 、 社 会 問 題 を 解 く 、 ま た そ の 解 法 か ら 導 き だ せ る 将 来 像 を 明 示 す る 、 と い う 、 自 身 の 知 的 好 奇 心 を 掻 き 立 て た 事 柄 か ら は 逸 れ て い ま せ ん 。 そ れ ら を 社 会 に 役 立 て る こ と の で き る 場 所 に 異 動 し て い っ た と 思 い ま す 。 3. 分 科 会 の 内 容 【 テ ー マ の 概 要 】 日 本 の 超 高 齢 社 会 化 は 世 界 一 進 ん で い る と さ れ 、 日 本 が 抱 え る 社 会 問 題 は 、 今 後 超 高 齢 社 会 を 迎 え る 国 々 か ら 注 視 さ れ て い ま す 。本 分 科 会 で は 、超 高 齢 社 会 の 現 状 を 知 る と 共 に 、 国 際 的 な 社 会 的 共 通 資 本 ( 医 療 ・ 介 護 ) の あ り 方 に つ い て 議 論 し ま す 。 【 テ ー マ の 背 景 に あ る 問 題 意 識 】 超 高 齢 社 会 の 背 景 に は 、 そ れ ぞ れ の 国 の 社 会 保 障 制 度 、 憲 法 、 そ し て 大 き く は 倫 理 観 が 関 連 し て き ま す 。 そ れ ら の 全 て を 分 科 会 で 説 明 す る に は 時 間 が 足 り な く 、 断 片 的 な 情 報 の 提 供 と な り ま す が 、 皆 さ ん の 興 味 に 合 わ せ 背 景 を 説 明 し て い き ま す 。 【 分 科 会 の 進 め 方 】 以 下 の 内 容 を 想 定 し て い ま す が 、 興 味 、 進 度 に よ っ て 調 整 し て い き ま す 。 ① 超 高 齢 社 会 の 現 状 の レ ク チ ャ ー ② グ ル ー プ で の 検 討 の 上 、 超 高 齢 社 会 を 議 論 す る 論 点 の 整 理 ③ 設 定 し た 論 点 に つ い て の 情 報 収 集 、 分 析 ( web 等 を 利 用 )、 課 題 解 決 方 法 の 議 論 ④ 個 人 や 組 織 、 国 単 位 で の ア ク シ ョ ン プ ラ ン の 設 定
10 4. キ ー ワ ー ド リ ス ト 社 会 的 共 通 資 本 、 超 高 齢 社 会 、 医 療 ・ 介 護 問 題 、 他 国 で の 高 齢 期 の 過 ご し 方 5. 参 考 資 料 等 高 齢 社 会 白 書 、 内 閣 府 、 http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/index-w.html 社 会 的 共 通 資 本 、 宇 沢 弘 文 ( 著 ) 、 岩 波 書 店 、 ISBN-10: 4004306965 、 ISBN-13: 978-4004306962 6. 事 前 予 習 用 リ ー デ ィ ン グ 課 題 上 記 の 2 種 の 資 料 を 事 前 に 目 を 通 し て お く こ と が 望 ま し い 。
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● 分 科 会 C と 講 師 の 紹 介 ( 敬 称 略 )
☆ 講 師 プ ロ フ ィ ー ル 氏 名 : 伊 藤 解 子 ( い と う と き こ ) 所 属 : 国 際 協 力 コ ン サ ル タ ン ト JICA 短 期 専 門 家 ( 教 育 分 野 ) 略 歴: マ レ ー シ ア 、 シ ン ガ ポ ー ル で 民 間 企 業 勤 務 後 、( 公 社 ) シ ャ ン テ ィ 国 際 ボ ラ ン テ ィ ア 会 で カ ン ボ ジ ア 、ラ オ ス 、ア フ ガ ニ ス タ ン 等 の 教 育 協 力 事 業 に 14 年 間 従 事 。JICA 本 部 勤 務 等 を 経 て 、現 在 ラ オ ス で JICA 初 等 教 育 事 業 に 従 事 。中 央 大 学 経 済 学 部 卒 業 。 中 央 大 学 大 学 院 経 済 学 研 究 科 中 退 。 英 国 リ ー ズ 大 学 院 開 発 学 、 英 国 ロ ン ド ン 大 学 東 洋 ア フ リ カ 学 院 (SOAS) 地 域 学 ( 東 南 ア ジ ア ) 修 士 号 取 得 。 1. 仕 事 の 内 容 ・ 研 究 テ ー マ 専 門 分 野 は 、教 育 開 発 、参 加 型 開 発 、 事 業 運 営 ・ 評 価 、NGO。大 学 院 で は 、経 済 学 を ベ ー ス に 開 発 学 、 東 南 ア ジ ア 地 域 学 専 攻 。 日 系 企 業 の 途 上 国 へ の 直 接 投 資 の 影 響 と 課 題 、 途 上 国 政 府 の 政 策 に よ る 地 域 間 経 済 格 差 等 、 大 き な 力 に よ る 経 済 発 展 と そ の 影 を 研 究 。 教 育 協 力 NGO 勤 務 を 通 じ て 、教 育 開 発 、事 業 運 営 手 法 、ODA へ の 政 策 提 言 に 関 す る 経 験 を 蓄 積 。 現 在 は 、 ラ オ ス の 初 等 教 育 の 質 を 改 善 す る た め の 地 方 行 政 官 研 修 技 術 支 援 に 従 事 。 2. キ ャ リ ア パ ス <大 学 、 大 学 院 時 代 > 両 親 の 影 響 で 、 幼 い 頃 か ら 平 和 な 差 別 の な い 社 会 の 実 現 に つ い て 、 問 題 意 識 を 持 っ て 育 つ 。学 生 時 代 、日 本 の 政 府 開 発 援 助(ODA)供 与 額 が 世 界 一 と な る 一 方 、ODA の 質 へ の 批 判 が 高 ま る 。 ゼ ミ で は 南 北 問 題 を テ ー マ に し 、 学 外 の ODA に 関 す る NPO、 NGO の セ ミ ナ ー や 報 告 会 に 通 う 。 サ ー ク ル で は 、 日 韓 学 生 交 流 会 、 模 擬 国 連 等 に 所 属 。 更 に 体 系 的 に 勉 強 し た い と 考 え 大 学 院 へ 進 学 。 指 導 教 授 か ら も 、 外 に 出 な さ い ! と 言 わ れ 、 英 語 力 の 為 に も 英 国 の 大 学 院 に 進 学 。 <民 間 企 業 か ら NGO へ > NGO 就 職 を 視 野 に 、社 会 経 験 の た め 、東 京 で 欧 米 企 業 の OL に な る よ り 東 南 ア ジ ア で 働 こ う 、 と 現 地 で 単 身 就 職 活 動 。 ク ア ラ ル ン プ ー ル と シ ン ガ ポ ー ル の 日 系 民 間 企 業 で 、 日 本 か ら の 駐 在 員 と 現 地 採 用 の 格 差 を 見 な が ら 、急 速 に 経 済 発 展 す る 両 国 で の OL 生 活 を 謳 歌 。 2 年 半 後 、 軌 道 修 正 の た め 6 年 ぶ り に 日 本 へ 帰 国 し 、 教 育 協 力 NGO シ ャ ン テ ィ 国 際 ボ ラ ン テ ィ ア 会(SVA)東 京 事 務 所 に カ ン ボ ジ ア 事 業 担 当 と し て 入 職 。
12 <NGO で の 10 年 >
東 京 で の 仕 事 は 、 ド ナ ー 対 応 、 資 金 調 達 、 事 業 運 営 後 方 支 援 が 中 心 。 ご 支 援 者 に 鍛 え て い た だ く 。現 地 駐 在 2 年 を 経 て カ ン ボ ジ ア に 5 年 関 わ っ た 後 、ア フ ガ ニ ス タ ン 事 業 担 当 → 企 画 調 査 担 当 ( 事 業 研 究 ・ 評 価 、 コ ン サ ル テ ィ ン グ 業 務 )、 教 育 協 力 NGO ネ ッ ト ワ ー ク (Japan NGO Network for Education; JNNE)事 務 局 ( 政 策 提 言 、 NGO 職 員 研 修 ) → 緊 急 救 援 事 業 担 当 ( パ キ ス タ ン 、 バ ン グ ラ デ シ ュ ) に 。 愛 ・ 地 球 博 NGO パ ビ リ オ ン 出 展 運 営 に も 従 事 。 <NGO で の マ ネ ー ジ メ ン ト 時 代 ~ 現 在 > SVA 入 職 後 9 年 目 、SVA 東 京 事 務 所 海 外 事 業 課 課 長 と な り マ ネ ー ジ メ ン ト に 関 わ る 。そ の 後 、SVA ラ オ ス 事 務 所 所 長 と し て ラ オ ス に 赴 任 。組 織・事 務 所 運 営( 総 務 、経 理 、人 事 ) と 教 育 協 力 事 業 運 営 に 従 事 。 組 織 改 革 、 人 材 育 成 に 全 力 投 球 し た 結 果 、 ア ウ ト プ ッ ト し 尽 く し た 自 分 へ の イ ン プ ッ ト が 必 要 な 時 期 と 考 え て 退 職 。 長 期 休 暇 中 、 や は り 自 分 の 関 心 は 国 際 協 力 に あ る と 考 え 、 業 態 を 変 え て JICA 本 部 へ 就 職 。 そ の 後 、 流 れ で 個 人 コ ン サ ル タ ン ト に 。NGO に は ボ ラ ン テ ィ ア や 熊 本 地 震 支 援 に サ ポ ー ト 従 事 す る な ど し て 関 わ り 現 在 に 至 る 。 3. 分 科 会 の 内 容 国 際 援 助 、国 際 協 力 と は 具 体 的 に 何 を す る の か 。NGO も ODA 事 業 も 共 通 し て 必 要 と さ れ る 大 切 な こ と 。 仕 事 を 通 し て 自 分 が 目 指 す も の 。 を 具 体 的 に イ メ ー ジ で き る よ う に な る こ と を 目 的 に 、 教 育 協 力 を 事 例 に 、 参 加 型 ワ ー ク シ ョ ッ プ 、 デ ィ ス カ ッ シ ョ ン 形 式 で 進 め ま す 。 分 科 会 1 : 参 加 者 自 己 紹 介 。国 際 協 力 、国 際 援 助 の 仕 事 紹 介( 国 際 機 関 、JICA、NGO の 事 業 に つ い て 、 教 育 分 野 の 事 業 を 事 例 に )。 分 科 会 2 : 協 力 ・ 援 助 っ て 必 要 ? そ も そ も 自 分 は 何 を 思 う ? 何 か し た い ? 分 科 会 3 : 援 助 っ て 何 を す る ? ど ん な ア プ ロ ー チ が で き る ? 4. キ ー ワ ー ド リ ス ト 国 際 協 力 、 教 育 協 力 、 政 府 開 発 援 助(ODA)、 NGO、 政 策 提 言 5. 参 考 資 料 等 ア マ ル テ ィ ア セ ン 『 人 間 の 安 全 保 障 』 集 英 社 新 書 、 2006 年 大 菅 俊 幸 『 泥 の 菩 薩 ― NGO に 生 き た 仏 教 者 、 有 馬 実 成 』 大 法 輪 閣 、 2006 年 マ ラ ラ ユ ス フ ザ イ 、パ ト リ シ ア マ コ ー ミ ッ ク (著 )、道 傳 愛 子 (翻 訳 )『 マ ラ ラ 教 育 の た め に 立 ち 上 が り 、 世 界 を 変 え た 少 女 』 岩 崎 書 店 、 2014 年 シ ャ ン テ ィ 国 際 ボ ラ ン テ ィ ア 会 編『 図 書 館 は 、国 境 を こ え る ― 国 際 協 力 NGO 30 年 の 軌 跡 』 教 育 史 料 出 版 会 、 2011 年 6. 事 前 予 習 用 リ ー デ ィ ン グ 課 題 ( http://www.kokusai.utsunomiya-u.ac.jp/career-program/activity/2016jizensiryou.htmlか ら ダ ウ ン ロ ー ド 可 ) 「 第 3 部 国 際 教 育 協 力 の ア プ ロ ー チ : 第 8 章 、 第 9 章 、 第 10 章 」 小 松 太 郎 編 『 途 上 国 世 界 の 教 育 と 開 発 - 公 正 な 世 界 を 求 め て 』 上 智 大 学 出 版 、 2016 年 ; pp.115-160
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● 分 科 会 D と 講 師 の 紹 介 ( 敬 称 略 )
☆ 講 師 プ ロ フ ィ ー ル 氏 名: 今 井 麻 希 子 ( い ま い ま き こ ) 所 属: 国 連 生 物 多 様 性 の 10 年 市 民 ネ ッ ト ワ ー ク 企 画 提 言 委 員 略 歴: 国 際 基 督 教 大 学 卒 業 後 、 外 資 系 企 業 勤 務 等 を 経 て フ リ ー に 。 生 物 多 様 性 条 約 の 国 際 会 議 (COP10) に NGO ネ ッ ト ワ ー ク の 事 務 局 と し て 参 加 し た こ と き っ か け に 、 環 境 や ソ ー シ ャ ル の 分 野 に 転 身 。 執 筆 ・ 編 集 ・ 教 育 事 業 な ど に 携 わ る 他 、セ ラ ピ ス ト と し て も 活 動 す る 。執 筆 協 力 に『 希 望 を つ く る 仕 事 ソ ー シ ャ ル デ ザ イ ン 』( 宣 伝 会 議 )『 シ ャ プ ラ ニ ー ル 流 人 生 を 変 え る 働 き 方 』( エ ス プ レ ) 等 。 1. 仕 事 の 内 容 ・ 研 究 テ ー マ NGO の 活 動( 無 償 )と し て は「 国 連 多 様 性 の 10 年 市 民 ネ ッ ト ワ ー ク 」と い う 団 体 に 所 属 し 、「 生 物 多 様 性 」や「 自 然 共 生 」を キ ー ワ ー ド に「 暮 ら し の 現 場 の 声 を 、国 際 会 議 を つ な ぐ 」 を モ ッ ト ー に 、 政 策 提 言 や 普 及 啓 発 を 行 っ て い ま す 。 ま た 、SDGs や 防 災 ・ 減 災 を テ ー マ に し た CSO( 市 民 社 会 組 織 )ネ ッ ト ワ ー ク に 参 加 し 、市 民 社 会 の 連 携 促 進 に 携 わ っ て い ま す 。 仕 事 と し て は 、「 生 物 多 様 性 」「 ソ ー シ ャ ル 」「ESD( 持 続 可 能 な 開 発 の た め の 教 育 )」「 ダ イ バ ー シ テ ィ 」 を テ ー マ に し た 執 筆 ・ 編 集 、 教 育 プ ロ グ ラ ム の 開 発 、 中 間 支 援 組 織 の 情 報 発 信 支 援 等 を 手 が け る 傍 ら 、 セ ラ ピ ス ト と し て 個 人 や グ ル ー プ に 対 す る カ ウ セ リ ン グ を 提 供 し て い ま す 。 い ず れ に も 共 通 す る の は 、「 自 然 に も 、 い の ち に も 、 や さ し い 社 会 を め ざ す こ と 」。 さ ま ざ ま な 課 題 を 前 に 、 批 判 し 、 絶 望 す る の で は な く 、 そ こ か ら 希 望 を 見 つ け よ う と す る 眼 差 し を 持 ち 続 け る こ と 、 そ の “ 可 能 性 に 開 か れ た 姿 勢 ” を 大 切 に し た い と 思 っ て い ま す 。 2. キ ャ リ ア パ ス < 生 い 立 ち > 宇 都 宮 市 の 農 村 地 域 に 兼 業 農 家 の 娘 と し て 生 ま れ 育 ち 、か つ て は「 田 舎 も 、農 業 も 嫌 い 」 で し た 。 海 外 に 憧 れ 、 高 校 時 代 に 交 換 留 学 で 1 年 間 米 国 ア ラ ス カ 州 に 滞 在 。 得 意 と 思 っ て い た 英 語 が 通 じ ず 、 お し ゃ べ り だ っ た は ず が 口 下 手 と な り 、 い わ ゆ る 「 マ イ ノ リ テ ィ 」 と し て の 自 分 を 体 験 し ま す 。 イ ヌ イ ッ ト と 呼 ば れ る 先 住 民 族 の 人 た ち の 存 在 と の 出 会 い も 、 印 象 的 な 出 来 事 で し た 。14 < 大 学 時 代 > 幼 い 頃 、 日 本 社 会 に も 差 別 が あ る こ と ( そ し て 、 そ れ を 大 人 た ち が 「 そ う い う も の 」 と し て 、受 け 入 れ て い る 現 実 )に シ ョ ッ ク を 受 け た こ と の 影 響 か ら か 、「 平 和 研 究 」が 学 べ る 大 学 を 選 び 、 国 際 基 督 教 大 学 に 入 学 。 国 連 職 員 に 憧 れ 、 学 生 時 代 は 「 模 擬 国 連 」 と い う イ ン カ レ の 学 生 サ ー ク ル に 所 属 。「 国 連 学 連 」と い う 組 織 の メ ン バ ー と「 若 者 の 声 を 国 際 会 議 に 届 け よ う 」と 、北 京 で 開 催 さ れ た 世 界 女 性 会 議 に ユ ー ス と し て 参 加 。世 界 の 多 様 な NGO の 人 た ち と の 出 会 い が 刺 激 的 で し た 。 ベ ト ナ ム や タ イ と い っ た 開 発 途 上 国 に フ ィ ー ル ド ワ ー ク に 訪 れ た り 、 国 連 機 関 で ア ル バ イ ト す る 経 験 に 恵 ま れ ま し た が 、 自 分 は い わ ゆ る 国 際 公 務 員 に は 向 い て い な い と 考 え る よ う に な り 、 自 由 な 社 風 に 惹 か れ 外 資 系 企 業 へ 就 職 し ま し た 。 < 外 資 系 IT 企 業 時 代 > 新 卒 入 社 し た 外 資 系 IT 企 業 で は 人 事 部 に 所 属 し 、 人 材 育 成 や 事 業 部 支 援 な ど を 担 当 し ま し た 。「 転 職 で キ ャ リ ア ア ッ プ 」 と い う 考 え が 定 説 の 業 界 。 組 織 改 編 や 人 員 整 理 も 多 く 、 ダ イ ナ ミ ッ ク な 職 場 環 境 で し た 。 次 の 職 場 は 、 海 外 IT ベ ン チ ャ ー と 日 本 企 業 の マ ッ チ ン グ を 専 門 と す る コ ン サ ル テ ィ ン グ 会 社 で し た 。商 習 慣 や 技 術 仕 様 の 違 い を 踏 ま え た「 橋 渡 し 役 」で す 。次 第 に B2C の 仕 事 に 関 心 が 移 り 、 転 職 を 決 め ま し た 。 < ア ニ メ ー シ ョ ン 制 作 会 社 時 代 > 日 本 の ア ニ メ ー シ ョ ン 制 作 会 社( ベ ン チ ャ ー )に 転 職 し ア シ ス タ ン ト・プ ロ デ ュ ー サ に 。 ビ ジ ネ ス と 制 作 現 場 、 国 内 外 の ク リ エ ー タ ー を つ な ぐ こ と は 地 味 で す が 、 非 常 に 創 造 的 で や り が い の あ る 仕 事 で し た 。 < 突 然 湧 い た 「 東 京 を 離 れ よ う 」 と い う 感 覚 > 3 年 程 の ス パ ン で い く つ か の 職 場 を 経 験 し 、 恵 ま れ た 生 活 を 過 ご し て い ま し た が 、 あ る 日 ふ と 「 東 京 都 心 部 で の 便 利 で 快 適 な 生 活 」 を 続 け る こ と に 疑 問 を 感 じ る よ う に な り ま し た 。「 そ れ は 永 遠 に 続 く も の で は な く 、実 は と て も 危 う い も の な の で は な い か 」と い う 直 感 的 な 感 覚 か ら 、 あ て も な い ま ま 「 名 古 屋 」 へ 。「 言 葉 を 使 う 仕 事 が し た い 」「 人 の こ こ ろ に 触 れ る 仕 事 が し た い 」 と い う こ と だ け を 決 め て い ま し た 。 < 生 物 多 様 性 と の 出 会 い > 偶 然 の 出 会 い か ら こ の 地 で 「 生 物 多 様 性 条 約 」 の 国 際 会 議 が 開 催 さ れ る こ と を 知 り 、 そ の 会 議 に 向 け て 結 成 さ れ る NGO ネ ッ ト ワ ー ク の 事 務 局 国 際 担 当 に 関 わ る こ と に な り ま し た 。 そ の 頃 か ら 環 境 を テ ー マ に し た 執 筆 業 も 始 め ま し た 。 こ う い っ た 流 れ で 培 わ れ た 関 係 性 や 課 題 意 識 が 、現 在 の 仕 事 に つ な が っ て い ま す 。ま た「 課 題 の 平 和 的 解 決 」「 う ち な る 自 然 と の 調 和 」 に 関 心 を 持 ち 、 セ ラ ピ ス ト と し て も 活 躍 を 始 め ま し た 。 3. 分 科 会 の 内 容 こ の ま ま で は 、地 球 が 持 た な い 。だ か ら こ そ「 変 革 」が 必 要 と 言 わ れ て い ま す 。そ し て 、 変 革 の た め に は 、 学 際 的 な 視 点 を 持 つ こ と 、 多 様 な 価 値 観 や ア イ デ ア に オ ー プ ン で あ る こ と が 大 切 で す 。 こ の 分 科 会 で は 「 生 物 多 様 性 」 を ひ と つ の キ ー ワ ー ド に 、 自 然 と 共 生 す る 社 会 の 実 現 に 向 け た ア イ デ ア 、 働 き 方 を 探 求 し ま す 。
15 4. キ ー ワ ー ド リ ス ト 生 物 多 様 性 、 SDGs、 CSR、 ダ イ バ ー シ テ ィ 、 レ ジ リ エ ン ス 5. 参 考 資 料 等 『 希 望 を つ く る 仕 事 ソ ー シ ャ ル デ ザ イ ン 』( 宣 伝 会 議 ) 6. 事 前 予 習 用 リ ー デ ィ ン グ 課 題 パ ー ト ナ ー シ ッ プ で つ く る 私 た ち の 世 界 / 国 連 の 新 し い 目 標 - 2030 年 に 向 け て - http://sus-cso.com/kiji/report160331 ( ダ ウ ン ロ ー ド 可 能 )
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● 分 科 会 E と 講 師 の 紹 介 ( 敬 称 略 )
☆ 講 師 プ ロ フ ィ ー ル 氏 名: 立 花 有 希 ( た ち ば な ゆ き ) 所 属: 宇 都 宮 大 学 国 際 学 部 講 師 略 歴: 大 学 院 修 了 後 、中 学 校・高 等 学 校( 数 学 )、専 門 学 校・大 学( 教 育 学 ) で 非 常 勤 講 師 と し て 教 育 に 従 事 し 、2014 年 よ り 現 職 。専 門 は 比 較 教 育 学 で 、 主 な 研 究 テ ー マ は 、 ド イ ツ に お け る 移 民 の 子 ど も の 言 語 教 育 。 1. 仕 事 の 内 容 ・ 研 究 テ ー マ 比 較 教 育 学 が 専 門 で 、 ド イ ツ の 異 文 化 間 教 育 を テ ー マ と し た 研 究 に 取 り 組 ん で い ま す 。 特 に 、 移 民 背 景 を 持 つ 子 ど も な ど 多 言 語 環 境 で 育 つ 子 ど も の こ と ば の 教 育 に 関 心 が あ り ま す 。 最 近 は 、 就 学 期 の 子 ど も の 言 語 発 達 と 教 育 に つ い て 、 日 独 比 較 研 究 を し て い ま す 。 学 校 の 授 業 で 使 用 さ れ る 言 語 と 家 庭 で 使 っ て い る 言 語 が 異 な る 場 合 、 子 ど も の 学 業 達 成 が 相 対 的 に 困 難 に な る こ と に つ い て 、 近 年 さ ま ざ ま な 調 査 研 究 が 進 め ら れ て き ま し た 。 こ の 問 題 の 原 因 を 解 明 す る と 同 時 に 、 言 語 の 違 い が 学 習 条 件 を 不 利 に す る こ と の な い よ う に 教 育 環 境 を 変 え て い く 努 力 が 求 め ら れ て い ま す 。 2. キ ャ リ ア パ ス 数 学 の 教 員 に な る つ も り で 大 学 に 進 学 し ま し た 。 ど う す れ ば い い 教 師 に な れ る か 、 そ も そ も 学 ぶ と は 何 か 、 と 考 え て い る う ち に 、 大 学 院 進 学 と い う 道 が 浮 か ん で き て 、 教 育 学 の 修 士 課 程 に 進 み ま し た 。「 人 権 と し て の 教 育 」と い う 考 え 方 に 強 く 惹 か れ た の で 、そ れ を テ ー マ と し た 研 究 が し た い と 考 え て い た の で す が 、 具 体 的 な 題 材 を 見 つ け ら れ ず 右 往 左 往 し て い た と こ ろ に 指 導 教 授 が 紹 介 し て く だ さ っ た の が 、『 ド イ ツ の 異 文 化 間 教 育 』と い う 1 冊 の 本 で し た 。「 人 権 」と い う こ と ば を 使 わ な く て も「 人 権 」に つ い て 考 え ら れ る こ と に 気 づ き 、 求 め て い た も の に 出 会 え た と 感 激 し ま し た 。 修 士 課 程 を 終 え て 、 私 立 の 中 学 校 ・ 高 等 学 校 で 非 常 勤 講 師 と し て 数 学 を 教 え た り 、 ド イ ツ 語 を 学 ん だ り 、と 研 究 を 続 け る た め の( 心 の )準 備 期 間 を 経 て 、博 士 課 程 に 入 り ま し た 。 職 業 に つ い て は 、 専 門 性 を 生 か し た 翻 訳 の 仕 事 な ど に 就 け た ら い い な ぁ な ど と 漠 然 と 考 え て い た だ け だ っ た の で す が 、 博 士 論 文 を 完 成 さ せ る 直 前 の ド イ ツ 調 査 で 5 州 6 都 市 を 3 週 間 か け て 回 っ た と き に 、 そ の 面 白 さ に の め り こ み 、 こ れ を 仕 事 に し よ う と 心 に 決 め て 、 研 究 者 に な る た め の 就 職 活 動 を 始 め ま し た 。 そ ん な 私 を 採 用 し て く れ た の が 、 宇 都 宮 大 学 国 際 学 部 だ っ た と い う わ け で す 。
17 3. 分 科 会 の 内 容 「 す べ て の 子 ど も の た め の 学 校 」 と い う 題 目 で 、 学 校 が 子 ど も 一 人 一 人 の 発 達 可 能 性 を 十 全 に 伸 展 さ せ て い く 場 所 と な る た め に 求 め ら れ る こ と に つ い て 考 え ま す 。 そ れ は 、 す な わ ち 「 人 権 と し て の 教 育 」 を 考 え る こ と で も あ り ま す 。 現 実 に あ る 課 題 に 対 し て 、 対 症 療 法 的 な 解 決 策 を 求 め る だ け で は な く 、 そ れ を よ り 深 く 、 広 い 枠 組 み の 中 に 位 置 づ け る こ と で 、 参 加 者 が 問 題 を 本 質 的 に 理 解 で き る よ う に な る こ と を 期 待 し て い ま す 。 そ の た め に 、 分 科 会 で は 、 日 本 の 外 国 人 児 童 生 徒 教 育 や 特 別 支 援 教 育 を ド イ ツ の 異 文 化 間 教 育 や イ ン ク ル ー ジ ョ ン 教 育 の 動 向 と 対 比 さ せ な が ら 、 一 人 一 人 の 子 ど も の 立 場 か ら 、 そ の 子 に と っ て 最 善 の 教 育 と は 何 か を 考 え る た め の 話 題 提 供 を し ま す 。 そ こ か ら 、 最 も 大 き な 問 題 だ と 思 わ れ る こ と 、 あ る い は 最 も 早 く 解 決 さ れ る べ き 課 題 だ と 考 え ら れ る こ と を 見 つ け 出 し 、 そ の 改 善 に 向 け た 提 案 を ま と め て ほ し い と 思 い ま す 。 4. キ ー ワ ー ド リ ス ト 外 国 人 児 童 生 徒 教 育 、 特 別 支 援 教 育 ( イ ン ク ル ー ジ ョ ン 教 育 )、 母 語 ・ 第 二 言 語 5. 参 考 資 料 等 佐 久 間 孝 正 ( 2015)『 多 国 籍 化 す る 日 本 の 学 校 教 育 グ ロ ー バ ル 化 の 衝 撃 』 勁 草 書 房 宮 島 喬( 2014)『 外 国 人 の 子 ど も の 教 育 就 学 の 現 状 と 教 育 を 受 け る 権 利 』東 京 大 学 出 版 会 ※ 以 下 の 2 冊 は 、 よ り 専 門 的 に 学 び た い 人 に 向 け た 紹 介 で す 。 堀 尾 輝 久 (1991)『 人 権 と し て の 教 育 』 岩 波 書 店 天 野 正 治 編 著 (1997)『 ド イ ツ の 異 文 化 間 教 育 』 玉 川 大 学 出 版 部 6. 事 前 予 習 用 リ ー デ ィ ン グ 課 題 ( http://www.kokusai.utsunomiya-u.ac.jp/career-program/activity/2016jizensiryou.htmlからダウンロード可 ) 佐 久 間 孝 正 「『 多 文 化 共 生 』 社 会 と 教 育 の 課 題 」 近 藤 敦 編 著 ( 2011)『 多 文 化 共 生 政 策 へ の ア プ ロ ー チ 』pp.125-147
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● 分 科 会 F と 講 師 の 紹 介 ( 敬 称 略 )
☆ 講 師 プ ロ フ ィ ー ル 氏 名: 石 井 裕 香 ( い し い ゆ か ) 所 属: 作 新 学 院 高 等 学 校 教 諭 略 歴: 大 学 在 学 中 、 短 期 留 学 推 進 制 度 に よ り 中 華 人 民 共 和 国 に 1 年 間 短 期 留 学 。2001 年 よ り 、私 立 作 新 学 院 高 等 学 校 に 勤 務 。こ れ ま で に 、姉 妹 校 交 流 と し て の ア メ リ カ 海 外 研 修 や 、 北 京 ・ 台 湾 の 高 校 生 と の 交 流 事 業 に 携 わ る 。 1. 仕 事 の 内 容 ・ 研 究 テ ー マ 2001 年 よ り 、英 語 教 諭 と し て 作 新 学 院 高 等 学 校 に 勤 務 し て い ま す 。担 任 と し て の 学 級 経 営 と 教 科 担 当 と し て の 授 業 の ほ か 、「 国 際 理 解 教 育 係 」と し て 学 校 内 外 の 国 際 交 流 事 業 の 案 内 ・ 引 率 等 の 役 割 を 担 っ て い ま す 。 グ ロ ー バ ル 人 材 育 成 に 向 け た 動 き や 大 学 入 試 改 革 な ど を 鑑 み ま す と 、 こ れ ま で 以 上 に “ ツ ー ル ” と し て の 英 語 の 習 得 を 意 識 せ ざ る を 得 ま せ ん 。 英 語 教 育 や 外 部 検 定 試 験 の シ ン ポ ジ ウ ム に 参 加 し た り し な が ら 、 日 々 の 授 業 に つ い て ど う あ る べ き か を 研 究 し て い る と こ ろ で す 。 2. キ ャ リ ア パ ス 〈 大 学 時 代 〉 私 は 大 学 2 年 次 に 学 部 の 留 学 報 告 会 に 参 加 し 、 先 輩 方 の 体 験 談 を 聞 き ま し た 。 そ の 時 、 自 分 は 世 の 中 の こ と が ほ と ん ど 分 か っ て い な い と い う こ と を 実 感 す る と 同 時 に 、 自 分 の 経 験 か ら 考 え た こ と ・ 肌 で 感 じ た こ と を ベ ー ス に も の を 語 ら な け れ ば 、 無 責 任 な の で は な い か と 思 っ た の で す 。 そ し て 、 本 や 新 聞 ・ テ レ ビ で 見 聞 き す る も の を 、 実 際 に 自 分 の 目 で 確 か め て み た い と 感 じ る よ う に な り ま し た 。 そ こ で 、 文 部 科 学 省 の 短 期 留 学 推 進 制 度 を 利 用 し た 留 学 を 目 指 す こ と に な り ま し た 。 1 年 間 の 上 海 で の 生 活 は 驚 き の 連 続 で し た 。 語 学 に つ い て は 一 般 教 養 科 目 と 学 部 の 「 中 国 語 会 話 」 で し か 勉 強 し て お ら ず 、 今 振 り 返 っ て み る と か な り 準 備 不 足 な 学 生 で あ っ た と 思 い ま す 。 復 旦 大 学 で 学 ぶ 当 時 の 生 活 は 我 慢 を 強 い ら れ る こ と も 多 く あ り ま し た が 、 自 分 自 身 の 特 性 や 日 本 の こ と を よ く 知 る き っ か け に も な り ま し た 。 こ の 留 学 経 験 を 何 か に 生 か す こ と が で き る と す れ ば 、 留 学 報 告 会 で 知 り 合 え た 先 輩 方 が そ う し て く れ た の と 同 様 に 、 自 分 の 経 験 を 伝 え て い く こ と が そ の 第 一 歩 で は な い か と 考 え ま し た 。 そ の 結 果 、 就 職 に 際 し て は 教 職 を 選 択 す る に 至 り ま し た 。
19 〈 初 任 ~2 年 目 〉 専 門 教 育 を 主 と す る コ ー ス の 所 属 で あ っ た た め 、英 語 の 授 業 と し て は 基 礎 基 本 を 中 心 に 、 「 英 語 嫌 い を 増 や さ な い ! 」 と い う 思 い で 必 死 で し た 。 初 め て 出 会 っ た 生 徒 た ち と コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン す る こ と は 、ま さ に 異 文 化 理 解 に 近 い も の の よ う に 感 じ た と き も あ り ま し た 。 部 活 動 の 顧 問 と し て は 、 ボ ラ ン テ ィ ア 部 を 担 当 す る こ と に な り ま し た 。 主 な 活 動 の 1 つ に 、 海 外 支 援 活 動 が あ り ま し た 。 卒 業 時 に 不 要 と な っ た 体 育 館 シ ュ ー ズ を 外 部 団 体 を 通 じ て 発 展 途 上 国 へ 送 る 活 動 を 行 っ て い ま し た 。 〈3 年 目 ~ 8 年 目 〉 進 学 を 主 と す る コ ー ス に 異 動 と な り 、 英 文 法 や 長 文 読 解 な ど 大 学 入 試 を 意 識 し て 授 業 を す る こ と と な り ま し た 。 こ の 時 期 は 、 も う 一 度 最 初 か ら 英 文 法 の 学 び 直 し を 行 い ま し た 。 再 度 、 受 験 英 語 と 呼 ば れ る も の と の 格 闘 の 始 ま り で す 。ALT と の TT 授 業 も こ の 頃 初 め て 経 験 し ま し た 。 こ の 間 に は 、2007 年 に 姉 妹 校 で あ る ワ ニ タ 高 校 ( ア メ リ カ 合 衆 国 ・ カ ー ク ラ ン ド ) や 、 2008 年 に ロ ー ウ ェ ル 高 校( ア メ リ カ 合 衆 国・サ ン フ ラ ン シ ス コ )が 来 校 し 、受 け 入 れ の た め の 企 画 立 案 に 携 わ っ た り 、farewell party の セ ッ テ ィ ン グ を 行 っ た り し ま し た 。 担 当 し て い た ク ラ ス の ラ イ テ ィ ン グ の 授 業 で は 、 ア メ リ カ の 学 生 と 日 本 の 高 校 生 が 活 動 を 通 じ て 打 ち 解 け て い く 様 子 が よ く 分 か り ま し た 。 プ ロ グ ラ ム を ア シ ス ト さ せ て も ら い な が ら 交 流 活 動 の た め に 必 要 な 心 構 え や ス キ ル に つ い て 知 る こ と が で き た こ と は 、 英 語 観 を 見 直 す 有 り 難 い 経 験 と も な り ま し た 。 ま た 、2008 年 に は 、中 華 人 民 共 和 国・北 京 へ の 研 修 旅 行( 修 学 旅 行 )の 引 率 を 行 い ま し た 。 現 地 で の 北 京 第 八 中 学 と の 交 流 会 に 向 け て 、 生 徒 た ち と 一 緒 に 中 国 語 に 翻 訳 さ れ た 日 本 の 歌 や 簡 単 な 会 話 の 練 習 を 事 前 に 行 い ま し た 。 そ れ 以 前 に も 、 交 流 会 で 挨 拶 す る 生 徒 の ス ピ ー チ 原 稿 作 成 を サ ポ ー ト し た り す る よ う な 仕 事 は あ り ま し た が 、 実 際 に 生 徒 た ち と 北 京 を 訪 れ る チ ャ ン ス は 初 め て で し た の で 、 よ う や く 自 分 も 学 校 の 役 に 立 て る か も し れ な い と い う 期 待 感 を 持 つ こ と が で き ま し た 。 2009 年 3 月 、ロ ー ウ ェ ル 高 校 へ の ア メ リ カ 海 外 研 修 の 引 率 を す る こ と に な り ま し た 。英 語 の 教 師 と し て は 、 生 徒 と 共 に ネ イ テ ィ ブ の 英 語 に 触 れ て こ と ば を 学 ぶ 意 義 を 感 じ る こ と の で き る 大 変 光 栄 な 機 会 で し た 。10 日 間 と い う 短 期 間 の 中 で も 、海 外 で の 生 徒 た ち の 様 子 は 変 化 し ま し た 。も ち ろ ん 良 い 事 ば か り で は あ り ま せ ん 。生 徒 た ち は 本 来 の 自 分 を 知 っ て 、 新 た な 課 題 に 直 面 し ま す 。 そ の 課 題 に 向 き 合 い 、 ど の よ う に 壁 を 乗 り 越 え た ら よ い の か を 考 え な け れ ば な り ま せ ん 。 体 調 不 良 に 苦 し む 生 徒 も お り 、 短 期 間 の う ち に も モ チ ベ ー シ ョ ン を 立 て 直 そ う と 葛 藤 し て い る 様 子 が 伺 え ま し た 。 〈9 年 目 ~ 現 在 〉 2010 年 6 月 に は 北 京 第 四 中 学( 中 華 人 民 共 和 国 )、2012 年 5 月 に は 南 寧 中 学( 台 湾 )の 来 校 行 事 が あ り 、歓 迎 式 典 な ど で 中 国 語 を 使 う 仕 事 に 携 わ り ま し た 。2012 年 3 月 に は 、姉 妹 校 ワ ニ タ 高 校 へ の ア メ リ カ 海 外 研 修 を コ ー デ ィ ネ ー ト し 、 引 率 し ま し た 。 滞 在 中 の 生 徒 の 状 態 把 握 や 危 機 管 理 等 、 前 回 の 引 率 の 時 と 比 べ る と 配 慮 す べ き 点 を 多 く 見 出 す こ と が で き ま し た 。 ま た 、 日 本 語 を 学 ぶ ア メ リ カ の 学 生 た ち の 姿 勢 と 先 生 の 教 授 方 法 に 大 い に 刺 激 を 受 け 、 帰 国 後 は 自 分 の 授 業 に 生 か せ る よ う 努 め ま し た 。
20 学 校 内 外 の 研 修 会 や シ ン ポ ジ ウ ム に 参 加 し ま す と 、 自 分 も 含 め ど の よ う に 英 語 を 学 ん で い く べ き な の か を 考 え さ せ ら れ る 機 会 が 多 々 あ り ま す 。 学 校 現 場 に お け る 英 語 学 習 の 在 り 方 に つ い て は 、 現 在 急 速 に 変 わ ろ う と し て い ま す 。 グ ロ ー バ ル 化 と 呼 ば れ る 現 代 に お い て 生 徒 た ち の 視 線 を い か に し て 外 へ 向 け て い く か は 、 日 々 の 授 業 を 行 う 側 の 責 任 で も あ る と 考 え て い る と こ ろ で す 。 3. 分 科 会 の 内 容 大 学 時 代 の 自 身 の 留 学 体 験 と 、 こ れ ま で に 携 わ っ た 国 際 交 流 事 業 か ら 感 じ た こ と を 紹 介 し ま す 。 自 分 た ち よ り も 若 い 世 代 の 人 た ち の 異 文 化 間 交 流 を ど の よ う に サ ポ ー ト で き る か を 一 緒 に 考 え た い と 思 い ま す 。 分 科 会 1 講 師 の 自 己 紹 介 と 分 科 会 の 目 的 の 確 認 分 科 会 2 日 本 人 が 海 外 に 留 学 す る と い う こ と ・ 世 界 へ 向 け た 活 動 と そ の 意 義 分 科 会 3 日 本 に 留 学 生 を 受 け 入 れ る と い う こ と ・ 国 内 で の 交 流 活 動 か ら 感 じ た こ と 分 科 会 4 中 間 発 表 準 備 4. キ ー ワ ー ド リ ス ト 留 学 異 文 化 理 解 自 己 理 解 英 語 教 育 趣 味 5. 事 前 予 習 用 リ ー デ ィ ン グ 課 題 こ の 分 科 会 で は 、 各 人 に 「 私 に で き る 異 文 化 交 流 の た め の 活 動 」 を 企 画 し て い た だ き た い と 思 い ま す 。 ご 自 身 の こ れ ま で の 経 験 や 地 域 社 会 に お い て 身 近 に 行 わ れ て い る イ ベ ン ト 等 を 参 考 に し な が ら 、 現 実 的 に ど の よ う な 活 動 が 実 現 可 能 か 、 そ の 方 法 や 対 象 等 を 予 め 考 え て お い て く だ さ い 。