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アクションプラン 岡山市情報化推進計画|岡山市|市政情報|政策・企画

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(1)

岡山市情報化推進計画

―ICTを利活用した安全・安心で便利さを実感できる

住民主体のまちづくりを目指して−

アクションプラン

平 成 2 3 年 7 月

(2)

アクションプランとは、情報化推進計画の方針に基づいて、優先

順位の高い重要課題について具体的な事業の概要についてまとめ

(3)

計画番号 2 ウェブサイトの充実

計画番号3 官民協働型ポータルサイトによる情報発信力の向上

計画番号4 市民の声システムの整備

計画番号5 産学官連携による IC T 利活用の推進

計画番号6 電子申請・届出システムの拡充

計画番号7 公金の納付手段の多様化

計画番号8 基幹業務システムの最適化

計画番号9 庁内ネットワークの再構築(セキュリティ対策の向上)

計画番号 1 0 IC T 部門の業務継続計画(B C P )の運用

計画番号 1 1 ITガバナンス推進体制の構築

計画番号 1 2 区画整理管理システムの整備

計画番号 1 3 消防緊急通信指令施設の更新と消防救急無線のデジタル化 移行

計画番号 1 4 防災情報ネットワーク整備と情報の一元化

計画番号 1 5 教育委員会情報システムの充実

(4)

計画番号1

計画名:IC T

利活用による地域コミュニティの充実

担当局室名:安全・安心ネットワーク推進室・消防局・教育委員会 関係部署:企画局

目的

地域コミュニティの希薄化が進む中、地域社会における課題解決に地域住民がその担い手として

参画できるような環境の整備にICTを利活用します。具体的には、学区・地区ごとの町内会を中心に、

公民館を地域のICT拠点と位置づけ、ボランティアと連携しながら、ICTを利活用したまちづくりを目

指します。

家庭、地域、企業、学校、行政間での迅速な情報共有・伝達により、子ども・高齢者の見守りや緊急

時の即応体制の確立を図ります。また、団塊の世代を新たな「公」の担い手として、その活躍の場づく

りを進め、さらにESD(持続可能な開発のための教育)などの新たな課題への取組に発展させること

により、地域コミュニティの成熟と地域力の回復を促進します。

現状・課題

公民館の情報環境の整備が進み、パソコン教室の開催、市民情報コーナーの開設、学習塾の開催 等に IT ボランティアが積極的に活躍しています。

電子町内会を中心に「地域社会の課題解決へ住民参加」を促進できる環境は整備できています。し

かし、電子町内会への参加町内会数、住民のアクセス数が伸び悩みまた、住民の関心が多種多様 なため参加者が限定される傾向にあります。

・平成 23 年 3 月末現在、電子町内会の参加町内会数は67町内会(単位町内会35、連合町内会32)

・エリアカバー率(電子町内会を利用しようと思えば利用できる地域)は、38.8%となっています。 家にパソコンの無い人、パソコンを使えない高齢者、目の不自由な方などが IC T の利活用から除外 されています。また、個人情報の保護、情報の信頼性確保の課題もあります。

実施内容

IC T拠点である公民館の情報発信機能を充実し、電子町内会拡大へのさらなる啓発活動支援と地

域SNSを活用した、地域コミュニティの自主的な成長を促進します。

電子町内会のノウハウを発展させ、住民の地域を自ら守る意識、自分の住む「まち」をよくしたいとい う思いを醸成し、「地縁」と「志縁」、町の特性や住民のニーズをもとに、「まち」の強みを発掘育成し、 高機能な町内会実現を支援します。

不審者情報や災害情報、各種地図情報等の情報共有・伝達に成功している電子町内会の事例を

広く紹介します。また携帯電話での情報の受発信や緊急性の高い情報の一斉発信など電子町内会

を利用することのメリットをアピールしていきます。

デジタルデバイド解消に向けて、パソコン教室の開催、IC T 利活用サポート体制の充実、公民館で のパソコン利用、携帯電話やケーブルテレビなどの多様な端末への対応、タッチパネルや音声対

(5)

効果

IC T を効果的に利活用することで、住民の身近な問題や課題を地域コミュニティで解決し、安全・安

心な社会の実現に寄与できます。

防災、防犯、防火、交通安全、孤独死予防等の課題に対して、地域住民によるセーフティーネットが 確立され、住民が安心して暮らせるコミュニティが維持されます。

住民の共助に基づくコミュニティの活性化により、行政によるサービス提供では行き届かなかった課

題が住民の創意工夫により解決できるようになります。

ICTを利活用することによって電子コミュニティを図りながら、人と人とが集い、人の潜在能力を発揮 できる場の提供を飛躍的に拡げることができます。

年次計画

H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 ( 2010) ( 2011) ( 2012) ( 2013) ( 2014) 以降

○電子町内会の拡大と推進

○公民館を拠点とした情報活用

啓発推進活動支援

デジタルデバイト解消支援、発信情報の充実

実施上のポイント

IT ボランティアのスキルアップ

行政から気象情報、災害情報、不審者情報等のタイムリーな連携

暮らしを営む地域のために何かできないか考え、行動する市民の存在

効果指標

(6)

計画番号2

計画名:ウェブサイトの充実

担当局室名:秘書広報室・企画局・全部署

目的

市民が必要とする情報やサービスを、いつでも簡単・便利に入手、利用できる利便性の高いウェ

ブサイトの実現を目指します。また、平成23年4月に全面改定された総務省「みんなの公共サイト

運用モデル」への対応を検討し、アクセシビリティの確保・維持・向上に継続的に取り組みます。

現状・課題

CMS(ウェブページを簡単に管理するシステム)や自動翻訳システムの導入等により、次の事項を

実現しています。

・ パブリックコメント・アンケートの実施(双方向機能の追加)

・ 情報を探しやすいサイト構成、検索機能の向上(ユーザビリティ※の向上)※使いやすさ

・ 高齢者や体の不自由な方にも使いやすいページづくり(アクセシビリティ※の向上)※誰でも使える

・ 英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、フランス語、ドイツ語、スペイン語への対応

平成22年 8 月のウェブアクセシビリティJ IS 規格(J IS X 8341- 3:2010)の改正公示に伴い、公共機関 の継続的なウェブアクセシビリティの確保・維持・向上を求める総務省「みんなの公共サイト運用モデ ル(以下、運用モデル)」が全面改定、平成23年 4月に公開されました。国及び地方公共団体等の

公的機関は、法、規格、指針等に基づき、ウェブアクセシビリティに対応してホームページ等を提供 することが求められています。

ウェブサイトへ掲載する情報を、より一層簡単・便利に、的確に、情報を必要としている市民へ伝達

するための工夫が必要となっています。

東日本大震災における教訓をふまえ、災害等の非常時においても有効とされるコミュニケーションツ ールの利活用について調査・検討する必要があります。

実施内容

ウェブサイトの充実

・ ウェブサイトと他の広報媒体との連携を強化するとともに、多くの方が利用しているコミュニケーション ツールや動画配信など最新の技術動向を踏まえた効果的な情報発信を図ります。

・ 市民が、市役所の開庁時間に関わらず市ホームページ上で疑問を解決できるように、あるいは、市 職員が市民からの問い合わせに迅速に対応できるように、F AQ の登録数を1,000以上に大幅に増

加し継続的に充実していきます。

・ サイト内検索を、市役所の仕組みを十分理解していない方でも使いやすくするため、同義

語や類義語、誤りやすい行政用語を登録し、ヒットしやすくなるように取り組みます。

・ 災害時などの非常時において有効な情報収集、情報発信の仕組みを調査・研究していきま

す。

(7)

効果

開かれた市政の推進が図られ、市政への市民参加が促進されます。

ユーザビリティ・アクセシビリティが向上したウェブサイトの提供により、市政イメージ、都市イメージが 向上するとともに、ICTによる利便性の高い市政を実現できます。

ニーズの高いテーマの情報発信力の強化により、集客や雇用の促進が図られます。

計画

H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 ( 2010) ( 2011) ( 2012) ( 2013) ( 2014) 以降

○ コンテンツの充実

○ ユーザビリティ・アクセシビリティの確 保・維持・向上

○ 総務省「みんなの公共サイト運用モデ ル」への対応

継続的な取組み

改善・検討 「ウ ェフ ゙ア ク セ シ ビリテ ィ方針」策定・公開

継続的な取組み

実施上のポイント

ユーザビリティ・アクセシビリティの徹底 広報紙など他の広報媒体との連携

利用しやすいウェブサイトの構築のための効果的なユーザー評価実施

効果指標

月間ユニークユーザー数、延べユーザー数、トップページビュー メール配信登録者数

市民満足度の向上(利用者評価、市民意識調査)

(8)

計画番号3

計画名:官民協働型ポータルサイトによる情報発信力の

向上

担当局室名:企画局・全部署

目的

市民や岡山市に関心を持つ方々が必要とする情報やサービスを、いつでも簡単・便利に入手、

利用できる利便性の高いウェブサイトの実現を目指します。また、行政のみならず民間の情報も一

度に収集したいというニーズをふまえて開設した「官民協働型のポータルサイト」の充実を図るとと

もに、継続的に運営できる仕組みづくりを進めていきます。

現状・課題

ウェブサイトへ掲載する情報を、より一層簡単・便利に、的確に、情報を必要としている市民等へ伝 達するための工夫が必要となっています。

市民等が市のウェブサイトに求めるレベルは年々高まっていますが、そのニーズをテーマ別に把握 し、ニーズに応えるコンテンツを提供するための体制が整っていません。

岡山の行政・民間の情報を一度に見たいという現行の公式ホームページでは解決できない市民ニ ーズがあります。

子育て支援情報や子育て世代への情報面からの支援が求められています。

ウェブサイトを訪問する人に、さらにわかりやすく魅力的な観光情報を提供し、訪問者の増加や満足

度の向上につなげていくことが求められています。

実施内容

官民協働型ポータルサイトによる情報発信力向上プロジェクト(情報たから箱事業)

・ 多様な市民ニーズに的確に応えるため、民間の創意工夫を活かして、官民にわたるさまざまな情報 を集め、その情報を効率的かつ継続的に更新する手法を「情報たから箱事業」として実現します。

・ 市民に高いニーズがある「子育て支援」のためのポータルサイト「こそだてぽけっと」を構築し、子育

て世代への情報面からの支援を強化します。また、ポータルサイトの運営により蓄積されるノウハウ を活かして他分野へ展開するための基盤づくりを行い、毎年、新たな分野のポータルサイトの開設

に向けて取り組みます。

・ 観光情報などの市民ニーズの高い情報の発信方法を検討し、その情報をさまざまなツールを用い て効率的かつ継続的に発信する仕組みづくりを行います。

・ PDCAを確実に実施するなど、情報発信力強化のための業務改善を同時に進め、行政及び民間

サービスの協働・融合による、持続可能な都市経営を実現します。

効果

開かれた市政の推進が図られ、市政への市民等の参加が促進されます。

(9)

保健・医療・福 祉連携(案) ポータルサイト 食 育 (案) ポータルサイト

周知・広報

民間企業(委託先)

○情報の編集・掲載 ○ニーズ調査、周知・広報 情報提供・掲載依頼

情報収集・提供

携帯

パソコン 編集・掲載

民間の活力を生かして、市民の視点で行政サービスを向上

子育てフ ァミリー 岡山市ホームページ

(トップページ)

利用

※ ボタン一つで移動

リンク

観 光 (案) ポータルサイト

子 育 て

ポータルサイト

行政・民間すべての

岡山の子育て情報

分野別ポータルの拡充

年次計画

H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 ( 2010) ( 2011) ( 2012) ( 2013) ( 2014) 以降

○ 官民協働型ポータルサイトの構築

 ・子育て関係

 ・観光関係

 ・その他の分野

調査・検討、構築、利用促進

子育てポータルの構築

子育てナビの構築

テーマ別に順次構築 コンテンツ充実、多言語化 全面リニューアル

実施上のポイント

ユーザビリティ・アクセシビリティの徹底 広報紙など他の広報媒体との連携

利用しやすいウェブサイトの構築のための効果的なユーザー評価実施 民間活力を生かした業務改善の実施

効果指標

月間ユニークユーザー数、延べユーザー数、トップページビュー 市民満足度の向上(利用者評価、市民意識調査)

ページ更新頻度

(10)

計画番号4

計画名:市民の声システムの整備

担当局室名:安全・安心ネットワーク推進室 関係部署:全部署

目的

市民からの意見・提言・要望・苦情・質問など(以下「市民の声」)を集約、分析することにより迅速

かつ適切な行政サービスの提供に資する「市民の声システム」を整備します。市民の声を行政サ

ービスや施策の改善に適切に反映できる仕組みづくりを行うことで、都市格にふさわしい経営基盤

構築の一端を担います。

現状・課題

市民の声が全庁レベルで一元管理できていない

直接担当課などへ寄せられる案件を含めた市民の声及び対応ノウハウが、全庁的な資産として

蓄積・共有・活用ができていません。 広範な市民の声が集まりにくい

市民の声に対しては基本的に各課で対応、処理しており、市民の声全体の状況の把握や対応結 果の集計ができていないため、市民への公表も充分にできていません。こうしたことから市政に対 する市民の積極的な声が集まっていない。

市民の声がどの程度市政に反映されたか不明確

「市民の声を分析して施策に反映する」取り組み状況が市民からみてよく分かりません。

実施内容

より広範な市民の声を集積します

・ 市民の声システムによってデータベースを整備し、市民の声の受付処理を一元化し、より広範な 市民の声を電子的に蓄積・共有・活用できるようにします。

・ データベースに蓄積された情報は業務上必要な職員が閲覧・検索できるようにします。 案件処理、統計管理の電子化

受付課へ寄せられた市民の声を電子的に担当部署へ通知を行なうことで、ペーパーレス化を図り、

処理票配送、依頼手続を省略し処理スピードを上げます。 市民の声を情報公開

寄せられた市民の声の受付内容(日付や意見の概要等)、回答内容(対応・取り組み状況等)を 市ウェブページに情報公開していきます。

市民の声を反映した政策立案

市民の声に対しては、適切な説明や対応を行うとともにその趣旨を政策に反映できるよう取り組み

(11)

効果

市民の声を評価軸とした行政施策の立案・実行・評価・改善の PDC A サイクルが形成できます。

広範な市民ニーズを把握でき、それを施策に反映することにより的確な事業推進が可能になりま す。

全庁で対応ノウハウを共有し、職員によるバラツキのない均一な市民サービス提供につながります。 案件の進捗状況がシステムで把握でき、市民に対して迅速な回答、対応ができるようになります。

年次計画

H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 ( 2010) ( 2011) ( 2012) ( 2013) ( 2014) 以降

○市民の声システムの導入 方針・体制・実施要領の検討 システム企画・開発・本番運用

実施上のポイント

市民の声の受付、回答を取りまとめる一元的な窓口体制・組織の確立 「市民の声を聴く」という市の方針の徹底と「市民の声の取扱要領」制定

個人情報の保護及び取扱い範囲の検討、セキュリティー対策、デジタルデバイド対策

効果指標

市民の声の回答件数

(12)

計画番号5

計画名:産学官連携によるICT利活用の推進

担当部署名:企画局・経済局 関係部署:全部署

目的

大学等の持つ優れた研究成果や人材と企業等の持つ高度なものづくり技術や販売ノウハウなどのす ぐれた経営資源を相互に繋いでいくため、産(企業等)、学(大学等)、官(市役所)といった地域の各主 体が連携してICTに係る人材育成や地域企業のICT利活用を推進し、地域の強みを活かした地域産 業全体の底上げと新事業育成を図ります。

現状・課題

地域の経済社会環境が大きく変化するなかで、持続的に成長する力強い産業を育成するためには、 中小企業をはじめとする市内企業の経営基盤や競争力の強化を図っていく必要があり、その手段と

して極めて有効なツールであるICTの利活用を推進する必要があります。

市内及び周辺地域には、大学などの高等教育機関や優れた技術を有するICT関連企業も多く立地 していることから、これらが連携して地域のICT利活用を推進する重要な担い手となるとともに、地域 産業の底上げに取り組んでいく必要があります。

ICTの急速な進歩や経済社会環境の変化に的確に対応しうる、ICT企業、高度ICT技術者の育成 を図る必要があります。

実施内容

ICT関連産業の育成と地域の中小企業のICT利活用支援

・ 産学官連携によるICTベンダの競争力強化に向けた取組を支援するとともに、市内の中小企業 のICT利活用の普及啓発に取り組みます。

・ Rubyやスマートフォンアプリケーション制作技術者など、高度ICT技術者の育成支援を実施し

ます。

創業・起業、新事業創出支援

・ 医療、健康・福祉関連分野、食品関連分野、環境・エネルギー分野など、次代を担う新しい成長

産業分野とICTを組み合わせた新事業創出支援に努めます。

・ 大学等の研究者や地域ICT企業を対象として、国等の研究開発支援制度のセミナー等を実施

(13)

効果

産学官それぞれの主体において、新たな視点による発想が得られることで、技術、商品や業務など の開発、改善等につながる等、研究能力や経営能力の向上が期待されます。

ICT利活用をきっかけとした、専門分野を超えた人的ネットワークの構築を目指します。

年次計画

実施上のポイント

産学官の連携は、それぞれの主体に何らかのメリットになる「相互利益」、違う世界の間での「相互理

解」が大切なことです。そのために、ICTに係る企業、大学などのニーズの発掘とコーディネートな ど中長期に自立的に持続、発展することに繋がるICT利活用の取組や枠組みづくりなどを進めてい く必要があります。

効果指標

(14)

計画番号6

計画名:電子申請・届出システムの拡充

担当部署名:企画局 関係部署:関係部署

目的

市民ニーズやライフスタイルの多様化に対応し、市民の利便性の向上や行政手続の負担軽減等を図

るため、申請・届出などの行政手続の電子化を推進し、同時に業務の省力化・効率化を図ります。 また、アンケート調査やパブリックコメントの実施等に電子申請を積極的に活用します。

現状・課題

国の『新たな情報通信技術戦略』では、「行政サービスのオンライン利用については、費用対効果等 を検討し、対象サービスの範囲等に係る基準を整理した上で、業務プロセスを徹底的に見直すとい う考えの下、オンライン利用に関する計画を 2010 年中にとりまとめる。」としています。

公共施設予約、図書館蔵書予約、水道開閉栓届等の手続は市民ニーズも高く、簡易的な手続きで できる電子申請についてはすでに運用中です。

行政申請・届出などの手続の受付は、本人確認等を伴うものは開庁時間内に書面で行うものが多く、 市民のニーズやライフスタイルの多様化に対応できていません。

イベントや講座申込等の場合、電話やファクス・はがき等で受付対応しているケースが多く、申請の 集計方法や受付漏れの防止等の観点から、事務の改善や効率化を図る余地があります。

電子申請のうち利用者登録が必要な手続の中には、電子申請のみで完結しない手続もあるため、 利用率が向上していません。

電子申請の利便性・簡易性・安全性について、PR 方法を工夫していく必要があります。

実施内容

行政コストを抑制しつつ電子申請を効率的に推進するため、県下市町村が共同で運営する岡山県

汎用電子申請システム(おかやま申請・届出総合ナビ)の利用拡大を積極的に進めます。

電子署名により厳密な本人確認が必要となる手続(公的個人認証の使用)の業務拡大について検 討します。

(15)

効果

休日・夜間等、時間を問わず、いつでも、どこでも、だれでも申請・届出等の手続が可能になります。 事務処理の迅速化、ペーパーレス化が図られます。

申請で得られたデータの集計や加工が容易となり、データの有効活用が図れます。

各種アンケート調査やパブリックコメントの実施等により、市民の市政への参加機会の増大に貢献し

ます。

年次計画

H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 ( 2010) ( 2011) ( 2012) ( 2013) ( 2014) 以降

○電子申請・届出システムの拡充

申請・届出手続の順次拡大

簡易電子申請の利用拡大

運用中(公共施設予約・図書館蔵書予約等)

実施上のポイント

オンライン利用の促進を図るため、利用者の視点に立って、添付書類の電子化・廃止の検討、イン センティブの付与、本人確認方法の簡素化等手続の見直しを図る必要があります。

特に認証を必要とせず、ID・パスワードが不要で利用しやすい簡易電子申請の利用拡大を進めま す。

効果指標

(16)

計画番号7

計画名:公金の納付手段の多様化

担当局室名:財政局・会計管理室・企画局 関係部署:財政局・都市整備局ほか

目的

公金の納付手段の多様化により、市民の利便性の向上と納付率の改善を図ります。

現状・課題

手数料等を納付するためには、市民が市役所や金融機関等の窓口に出向く必要がある上に、納付 場所、時間が限られています。

金融機関等から送付された領収済通知書の仕分け作業や消込処理を行うための電子データ化に

かかる事務処理が煩雑となっています。

実施内容

従来の納付手段に加え、コンビニやインターネットバンキング等の幅広い納付手段について検討し、

市民が24時間いつでも納付可能なシステムの導入を目指します。

電子申告、電子申請等のインターネットを利用したサービスとの連携や、市税・国保、財務会計等の 業務システムとの連携を行います。

実施イメージ図

岡山市

○○税 納税 通知書

基幹

システム

賦 課 データ

調定 デ ータ 入金消込

データ インターネット

インターネット

連携

インターネット

インターネット

代行機関

便

納入場所

便

M 銀行

郵便局

利用者 岡山市

○○税 納税 通知書 ○○税 納税 通知書

基幹

システム

賦 課 データ

調定 デ ータ 入金消込

データ インターネット

インターネット

連携

インターネット

インターネット

代行機関

便

納入場所

便

M 銀行

(17)

24時間いつでも、様々な手段により手数料等の納付が可能となり、市民の利便性の向上及び納付 率の改善が図られます。

マルチペイメントネットワーク等を経由した収納情報の電子化により、収納事務の効率化が図られま す。

年次計画

H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 ( 2010) ( 2011) ( 2012) ( 2013) ( 2014) 以降

○公金の納付手段の多様化(コンビニ、ク レジットカード、MPN等)

構築・導入

順次運用 検討

実施上のポイント

金融機関等に対する取扱手数料の発生

市税、国民健康保険等の業務システムの改修 各種規定等の改正整備

指定金融機関作成の公金日報等との連携方法の検討

歳計現金等の運用との連携方法の検討 費用対効果の検討

効果指標

電子収納件数 市民満足度調査

(18)

計画番号8

計画名:基幹業務システムの最適化

担当部署名:企画局 関係部署:利用部署

目的

汎用コンピュータで運用中の市税(市県民税、固定資産税、収納等)、国民健康保険、国民年金など

の基幹業務及び同システムについて、市民サービスや事務プロセス改革(BPR)などの観点から全面的 に見直し、最新の情報通信技術を取り入れた情報システムを再構築することにより、多様化する市民ニ ーズに的確に対応した市民サービスの提供、庁内事務の効率化及び要員体制も含めた運用コストの削 減を図ります。

現状・課題

市民サービスの質の向上を制約

現行の汎用コンピュータシステムは、住民情報の大量一括処理に適する一方で、即時更新機能や 関連業務との間の連携機能などが不足しており、窓口サービスや窓口以外の市民サービスの向上

を目指す上で、制約要因のひとつとなっています。 事務効率の低下

毎年行われる税法改正や大規模な制度改正などに対応してきたため、現行の基幹業務システムは非 常に複雑な仕組みになっています。これに、即時更新機能や連携機能等の不足があいまって、庁内

事務の処理手順が複雑化し、必要以上に多くの手間と時間を費やさざるを得ない状況になっていま す。

運用コストの高止まり

情報システムが複雑化するに従って、制度改正等に伴うシステム改修コストが高額になっています。 また、汎用コンピュータ等の機器やシステムの運用管理にかかるコストも、最新の小型高性能サーバ による場合と比較すると高額となっています。

実施内容

汎用コンピュータを使用した現行の市税、国保、年金等の基幹業務システムを全面的に更改し、小

型高性能のサーバによる最新の基幹業務システムを導入します。

新システムでは、オンライン更新機能の充実を図るほか、庁内の多くの業務で共通的に利用するこ とが想定される情報の連携・管理機能をもつ共通基盤を整備することにより、的確な窓口サービスの 提供と正確かつ効率的な庁内事務を実現します。

コンビニでの納付が可能となるサービスの提供やインターネットを利用した電子申告(国税・地方税) の運用の効率化を図ります。

(19)

効果

窓口での申請手続きのほか「コンビニ収納」等市の窓口以外での手続きを含め、多様化する市民ニ

ーズに的確に対応した市民サービスの提供を行います。

住民の異動情報を即時に更新する機能や共通情報の連携・管理機能を最大限活用することにより、 庁内事務にかかる時間を大幅に削減(効率化)します。

ハードウエア/ソフトウエアにかかる費用、システム運用管理費用、制度改正に伴うシステム改修費

用のほか、業務に従事する要員の費用を含めたトータルコストの縮減を図ります。

年次計画

H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 ( 2010) ( 2011) ( 2012) ( 2013) ( 2014) 以降

基幹業務システムの最適化

調査・業務分析・調達準備

順次・稼動 設計・開発

実施上のポイント

適切なプロジェクト管理によるシステムの品質と開発コストの最適化

市民局、行政改革推進室及び企画局を中心として検討される「これからの窓口サービスのあり方」の 検討結果を踏まえた業務プロセスの改善による窓口サービスと庁内事務の見直し

基本情報の一元管理(共通基盤)により法制度変更等に柔軟に対応できるシステム構造の実現 新システムの統合運用管理体制の確立

業務システムの開発順は、緊急性・作業手順・開発コスト等を考慮

効果指標

利用者満足度(市民・職員) 庁内事務の削減時間

システムの運用に係るトータルコストの削減額 現状のイメージ

汎用機 (汎用コンピュータ)

サーバ

専用端末 住記データベース

国保・年金

データベース 税データベース

岡山市

サーバ サーバ サーバ 計画のイメージ

市民

住記

データベース 税

データベース

国保・年金

データベース

岡山市

LAN・PC端末

インターネット

共通基盤連携

プラットフォーム

統合データベース 現状のイメージ

汎用機 (汎用コンピュータ)

サーバ

専用端末 住記データベース

国保・年金

データベース 税データベース

岡山市

サーバ サーバ サーバ 計画のイメージ

市民

住記

データベース 税

データベース

国保・年金

データベース

岡山市

LAN・PC端末

インターネット

共通基盤連携

プラットフォーム

(20)

計画番号9

計画名:庁内ネットワークの再構築

(セキュリティ対策の向上)

担当部署名:企画局 関係部署:利用部署

目的

庁内ネットワークを利用した業務システムとその接続拠点・利用者は年々拡大し、その利用方法

も高度化してきています。

このような状況のなか、庁内ネットワークの本格稼動から既に10年が経過し、運用管理の効率化、

セキュリティ対策向上などの課題も顕著になってきました。そこで、さらなる安定・安全運用、信頼

性・可用性・利用効率の向上、省力化等を目的として、庁内ネットワークの再構築を図ります。

現状・課題

より安定した稼動を確保するために主要な情報通信機器・ネットワークの二重化や十分なス

ペースと電源容量等を有する新サーバ室など装置や設備の整備が必要です。

USBメモリー等外部からの持込媒体・持込機器によるウィルス被害や、ネットワークの共

用(OA系・業務系)によるウィルス被害の拡大のリスクなどのセキュリティ面の課題を解

消する必要があります。

接続拠点の拡大に伴い、障害発生時の対応や各種情報通信機器の保守管理にかかる作業負担

が大幅に増加しています。

資産の有効活用の面から、ネットワークの機器構成の見直しやOA系と業務系のパソコンの

共用化等についての検討が必要です。

ネットワークに接続されるパソコン等の機器の増加や地図データ・動画データ・音声データ

を利用する業務の導入など、新たなニーズに対応できる拡張性を確保する必要があります。

実施内容

庁内LAN利用者のニーズに柔軟かつ安定的に対応できる情報通信環境を整備します。

業務系ネットワークの独立性の確保や不正アクセスの防止、主要拠点間の回線・機器の二重化など により、庁内LAN全体のセキュリティと安定性の強化を図ります。

新サーバ室へのサーバの統合(サーバの仮想化技術)や仮想クライアントの導入など、情報

資産の共用と運用管理業務の統合を可能なものから順次実施し、庁内LAN全体の最適化と

セキュリティの向上を図ります。

効果

安全で安定し、かつ今後の利用者のニーズに十分に対応可能な機能を有する情報通信基盤を整

備することにより、庁内事務の効率化と各種市民サービスの提供を支援します。

(21)

庁内ネットワークの再構築後のイメージ

年次計画

H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 ( 2010) ( 2011) ( 2012) ( 2013) ( 2014) 以降

庁内ネットワークの再構築

セキュリティ対策の向上

調査・技術分析・要件定義 NW設計 構築・試験・移行

順次 稼動 新サーバ室整備 回線・配線整備

資産管理システム・改ざん防止・検疫システムの導入(∼H22) 運用(H23∼)

セキュリティポリシー見直し・運用

実施上のポイント

ネットワークの安定運用とセキュリティの向上を最優先に庁内LANを再構築 庁内LANの運用効率と利便性の向上、及び共有化による資産の有効活用に留意 接続機器の増加や地図・動画データ等の利用などにも対応できるよう拡張性の確保 十分なスペースと電源容量等を有し災害時でも安定運用できるサーバ室の整備

必要な経費と十分な推進体制の確保

効果指標

セキュリティ事故発生件数 ネットワークの稼働率

庁内LANを利用する情報資産の共用化率 LAN/ WAN センタールータ

( 運用系)

センタールータ

( 予備系) 障害

NW機器 自動

切替

業務系

OA系 NW機器

センタールータ障害発生時 にも通信を止めない。

業務系システムの通信を優先とする。

監視システム

運用・管理システム および体制強化

OA系 NW機器

OA系基幹

システム

OA系SW LAN/ WAN

センター

ルータ 業務系

システム

業務系

業務系SW

OA系と業務系システム間の 不要な通信を不可とする

×

不正アクセス を排除する。

セキュリティ 強化 LAN/ WAN

センタールータ

( 運用系)

センタールータ

( 予備系) 障害

NW機器 自動

切替

業務系

OA系 NW機器

センタールータ障害発生時 にも通信を止めない。

業務系システムの通信を優先とする。

監視システム

運用・管理システム および体制強化

LAN/ WAN センタールータ

( 運用系)

センタールータ

( 予備系) 障害

NW機器 自動

切替

業務系

OA系 NW機器

センタールータ障害発生時 にも通信を止めない。

業務系システムの通信を優先とする。

監視システム

運用・管理システム および体制強化

OA系 NW機器

OA系基幹

システム

OA系SW LAN/ WAN

センター

ルータ 業務系

システム

業務系

業務系SW

OA系と業務系システム間の 不要な通信を不可とする

×

不正アクセス を排除する。

セキュリティ 強化 OA系

NW機器

OA系基幹

システム OA系基幹

システム

OA系SW LAN/ WAN

センター

ルータ 業務系

システム 業務系

システム

業務系 業務系SW

OA系と業務系ネットワークの

×

不正アクセス を排除する。

(22)

計画番号10

計画名:ICT部門の業務継続計画(BCP)の運用

担当部署名:企画局 関係部署:利用部署

目的

災害・事故時においても、市の重要業務を実施・継続するためには、それを支える情報システム

やネットワーク等の稼動が必要不可欠です。このため「ICT部門の業務継続計画」を拡充し、災害・ 事故時に重要業務を実施・継続するための基盤を整備します。

現状・課題 現状

昨今では、市の多くの業務が情報システムへの依存度を高めており、これら業務の実施・継続

には、情報システムやネットワーク等の稼働が前提となっているものも少なくありません。一方、情 報システムやその稼働に必要な様々なインフラや人員については、大規模な災害・事故発生時 の対応を考慮した計画策定が十分に講じられていないというのが一般的な状況です。

課題

・ 災害・事故として扱う対象リスクには、地震、洪水、大規模火災、パンデミック、テロ攻撃などがあ りますが、当初からこれらすべてのリスクを対象として計画策定することは、現状と事前対策目標

との乖離があまりにも大きくなることが予想されます。このため、目標達成状態を勘案しながら対 象リスクを段階的に拡大する運用とし、当面の対応目標として、いかに実現可能なものを設定す ることができるかが重要となります。

・ 計画内の目標として、業務継続に必要な事前対策事項を設定する場合、体制面やコスト面が課

題となる事項もあり、これらの目標達成には、計画の重要性が全庁的に十分認知され、また、情 報部門が今後もこの計画に対してどれほどガバナンスと積極的な支援を行えるかが課題となりま

す。

実施内容

業務継続計画書の策定と運用

・ 全庁的な業務継続計画が必要との認識を持ちつつも、まずは本庁舎・保健福祉会館・分庁舎に おいて、住民記録システムなどの重要な情報システム、及び、ネットワークなどを所管する部門を 中心とした「ICT部門の業務継続計画」を先行して策定し、災害・事故時の重要業務の実施・継

続を行う基盤を整えることとします。

・ 初版においては地震を対象リスクとしていますが、今後、段階的に対象リスクを広げ、将来どのよ

うな事象に対しても業務継続の対応ができるよう運用に努めていきます。 計画書の位置づけ

・ 本計画は岡山市危機管理基本方針(案)を踏まえ、危機管理計画のうち岡山市緊急事態等対処 計画の個別計画として位置づけ、岡山市地域防災計画の内容を考慮しながら策定・運用するも

(23)

効果

災害・事故発生時においても、重要業務の継続性を高め、または早期の業務復旧に寄与します。

年次計画

ICT部門の

業務継続計画(BCP)の運用

H26年度 (2014) H25年度

(2013) H24年度

(2012) H23年度

(2011) H22年度

(2010)

ICT部門の

業務継続計画(BCP)の運用

H26年度 (2014) H25年度

(2013) H24年度

(2012) H23年度

(2011) H22年度

(2010)

新規策定

▲評価 ・見直し ▲評価

・見直し

▲評価 ・見直し

▲評価 ・見直し 運用 (対象リスク順次拡大)

実施上のポイント

計画の評価、見直しなどの作業は、予算要求時期や、情報システム調査時期など IC T 部門の業務 見直しタイミングで定期的に行えるよう実施

効果指標

事前対策計画各項目の目標達成率(評価時)

システム ・データ

庁内重要業務 対策実施

対策実施

目標

目標達成状況 確認・評価

目標

目標達成状況 確認・評価

対策リスク

対象業務 目標etc

見直し・改善

対策リスク

対象業務 目標etc

見直し・改善 業務継続計画

対策リスク

対象業務 目標etc

情報部門による

ガバナンス・支援

いかにして業務を 中断させないか

業務継続

実践後の復旧曲線

現状の予想復旧曲線

100%

時間軸

災害発生

(24)

計画番号11

計画名:IT

ガバナンス推進体制の構築

担当局室名:企画局 関係部署:情報システム保有部署

目的

ICTを有効活用するためには、情報システムの導入効果やコスト、リスクを評価し、限られた予算

を適正に配分してIT投資における価値を最大化することが求められています。本市では、情報シ ステムの調達が、情報主管課だけでなく各業務を所管する所属においても広く行われていることか ら、既に整備されている「情報システム調達ガイドライン」や「情報システム管理台帳」をツールに、

情報システムの計画・実施・評価・改善のプロセスを組織的にコントロールできる体制を構築し、強 化していきます。

現状・課題

「情報システム調達ガイドライン」は整備されているが、支援機能が十分とは言い切れない状況にあ

ります。各部門に対する支援及びチェック機能を強化し、ベンダーに依存しない、最適なコストで効 率的な情報システムを目指す必要があります。

「情報システム管理台帳」により情報資産を一元的に把握できているが、その精度を高めて、運用経 費の削減、事後評価、事業継続の判断ができるようにする必要があります。

情報システム予算ヒアリング調査を通じて、予算編成過程に情報部門が関与しているが、一定金額

以上のシステム案件の情報化推進の是非については客観的かつ投資効率及び全体最適な基準に

より総合的に判断する必要があります。

全庁的に、調達仕様の明確化、見積書の精査、納品物の検収等に課題があり、「IT 調達力」の強化 が必要です。

実施内容

情報システムガイドライン活用時の支援機能の拡充

情報システムに係る調達事業を円滑に遂行していくため、業務主管部門が「情報システム調達ガ

イドライン」を活用する際に、IT の専門的知識を要する調達プロセスを支援していきます。具体的

には、競争入札時の調達仕様書の作成支援、パッケージ改修等の随意契約時の見積書精査、

運用保守契約支援等を通じて、「情報システム調達ガイドライン」の啓発・普及に努めます。また、 クラウド、ASP、パッケージ普及等の技術動向の変化に対応して、「情報システムガイドライン」の 追記、刷新もあわせて行います。

情報システム資産台帳の精度向上及び活用

「情報システム資産台帳」の精度を向上させ、既存システムの有効性を検証し、システムの改善、 集約、廃棄を通じて既存システムの固定費削減、システムの有効性向上を目指します。

情報化推進委員会の活用

情報化推進委員会の総合調整機能を活用し、投資効率及び全体最適の観点から情報化推進に

(25)

効果

限られた財源の中、庁内の情報化施策が、情報化実施計画や最適化計画に沿って適正かつ効率

的に実施されます。

情報システムガイドライン活用時の支援機能の拡充の効果

情報システム調達において、企画構想、投資評価、ライフサイクルコスト、明確な調達仕様等を重 視し、調達における知識やノウハウの蓄積により適正なシステム調達を実現できます。

・ベンダー依存からの脱却、品質、コスト、サービスレベルの統合的コントロールの実現 ・見積り能力、要件定義能力、システム理解能力の強化による調達コストの削減

情報システム資産台帳精度向上及び活用の効果

・庁内の全情報システムの状況把握(導入形態、支出経費など)、コスト構造の可視化・評価 ・システム資産(利用率、効果、重複有無)の抽出、棚卸・整理の実現

・情報システム単位での費用対効果の明確化、改善、予算検討へのフィードバック

・全庁システムの共通課題・問題点の一元把握による個別システムの標準化・集中化の推進 情報化推進委員会の活用効果

情報化推進の是非・効果について、客観的かつ投資効率及び全体最適な判断基準に基づき評

価することにより、行政経営方針と情報化推進を一体化でき、適正かつ効率的な情報化の推進・ 維持を図ることができます。

年次計画

H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 ( 2010) ( 2011) ( 2012) ( 2013) ( 2014)以降

○情報システムガイドライン活用

○情報システム資産台帳の活用

○情報化推進委員会の活用

支援機能強化・利用促進、ガイドライン改善

委員会機能発揮 精度向上、既存システムの有効性評価・改善

活用検討 ガイドライン策

システム化

実施上のポイント

情報部門と業務主管部門との役割分担、権限と責任の明確化による協力体制の確立 投資対効果の事前、事後評価の徹底及びチェック体制の確保

庁内の情報化推進全般にかかる調整と仕様作成等にかかる支援体制の確立

効果指標

ガイドライン利用件数、調達支援件数 審査アドバイス件数

企画

評価

予算

調達

開発 導入 運用

保守

「情報システム」の

ライフサイクル管理

① ②

④ ⑤

審査

維持 登録

管理

情報システム資産台帳

資産台帳

情報システム調達ガイドラインの策定

IT投資の内部統制

情報システム検討審査会

・情報部門メンバー

・関係部局メンバー

・外部識者、アドバイサー

企画

評価

予算

調達

開発 導入 運用

保守

「情報システム」の

ライフサイクル管理

企画

評価

予算

調達

開発 導入 運用

保守

「情報システム」の

ライフサイクル管理

① ②

④ ⑤

審査

維持 登録

管理

情報システム資産台帳

資産台帳

情報システム調達ガイドラインの策定

IT投資の内部統制

情報化推進委員会

・幹事会

・推進員会議

(26)

計画番号12

計画名:区画整理管理システムの整備

担当局室名:都市整備局区画整理課

目的

市民への換地図面、画地座標等の情報提供、新旧地番に関する問い合わせ等へ迅速に対応

するために、これまで整備した紙ベースのデータを電子データに変換します。さらに、区画整理に

関するデータ検索が簡便に行えるようにデータベース化するとともに、区画整理事業施行地区をト

ータルに管理するシステムを構築し、効率的な事業運営を図ります。

現状・課題

平成17年3月から、法務局において、地籍図等を電子データ化し、地図管理システムが運用開始さ れました。平成22年度末までに全国の法務局にそのシステムが配備される予定であり、公的な地図

情報の電子データ化が一般的になっています。

昭和40年代からの膨大な成果物(紙ベース)があるため、閲覧者等の対応に時間を要しています。

情報管理に対する社会的責任が強く求められていますが、紙も傷んできており、いずれ閲覧に供す ることができなくなる恐れがあります。

換地に関するデータは一般閲覧に供する必要がありますが、担当者の異動等により、情報の引継が 困難な状況にあります。

実施内容

紙ベースの成果物(431冊・10,000ページ)を電子データ化し、換地の画地座標や区画整理前の

(27)

昭和40年代からの膨大な成果物(紙ベース) があるため、閲覧者等の対応に時間を要して いる。

換地図

換地図 (ブロック毎全体図)

画地座標

新旧地番対照表 従前の土地図

画地座標

新旧地番対照表

従前の土地図(全体図)

参照図(全体図)

(換地図と従前の土地図を重ね合わせたもの)

電子データ(それぞれを関連付ける)

換地証明

換地図

画地座標

対照図

現状のイメージ

計画のイメージ

区画整理管理システム

効果

事業の膨大な資料・データを電子化し、パソコンを利用して、効率的な運営・管理が行えます。

市民への情報提供や問い合わせ等に迅速に対応できます。

換地の画地座標や区画整理前の土地図面等の検索が簡便に行え、事業の効率化が図れます。

新旧地番対照及び換地証明書発行が即時にできます。

年次計画

H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 ( 2010) ( 2011) ( 2012) ( 2013) ( 2014) 以降

○土地区画整理事業成果物の電子化

○土地区画整理管理システム導入

調査 ・検討・企画

調査・検討・企画

電子データ移行作業

開発 運用

実施上のポイント

必要な経費、適切な開発体制の確保 個人情報保護に留意したデータの一元管理

効果指標

閲覧者の待ち時間

(28)

計画番号13

計画名:消防緊急通信指令施設の更新と

消防救急無線のデジタル化移行

担当局室名:消防局 関係部署:消防企画総務課

目的

災害通報(119番通報)から災害地点・災害種別を決定し、消防車両への出動指令、また、災害防御 活動に必要な支援情報を一元的に運用する消防緊急通信指令施設を更新します。

現在運用しているアナログ方式の消防救急無線の使用期限が、電波関係法令の改正により平成28

年5月31日までと定められたことから、デジタル方式へ移行するとともに、消防通信の基盤強化を図りま す。

現状・課題

消防緊急通信指令施設の更新

災害通報手段の多様化に伴い、既存施設での対応が困難です。

合併、消防事務受託等の広域化対応が困難になってきています。 既存施設運用開始から11年が経過しており老朽化しています。 消防救急無線のデジタル化移行

電波関係法令の改正によりアナログ方式の無線の使用期限が平成28年5月31日までとされ、 デジタル方式へ移行しなければなりません。

アナログ方式では、合併地区の一部に電波状況の悪い地域があります。

安全性の高い施設整備が求められています。

実施内容

消防緊急通信指令施設の更新整備を行います。

障害等による無線通信の遮断を回避するなどの、安全性の高い消防救急無線デジタル化施設整備 を行います。

効果

消防緊急通信指令施設の更新

・ 多様化する災害通報に対応するため、言葉による通報が困難な方のための通報受付装置(WE

B119受信装置)の整備等を実施し、迅速・的確な出動体制の構築が図れます。

・ 災害情報をホームページに掲載するなど、市民に対する災害情報の提供について充実が図れ

ます。

・ 大災害時の災害通報の増加に対応するため、119番受信機能の強化が図れます。 消防救急無線のデジタル化移行

(29)

・ 無線チャンネルの割当が多くなり、一度に複数の災害が発生した場合でも正確な情報伝達が行

えます。

・ データ伝送等の機能を活用し、効果的な消防活動が行えます。

実施イメージ図

消防緊急通信指令施設の更新

(現状) (整備後)

消防救急無線のデジタル化移行

(現状のネットワーク) (整備後のネットワーク)

年次計画

H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 ( 2010) ( 2011) ( 2012) ( 2013) ( 2014) 以降

○消防緊急通信指令施設

○消防救急無線デジタル化

順次整備

施 設整備 (鉄 塔・局舎 )

運用開始

施設 整備 (活動波 )

活 動波運 用 開始

施 設整 備(共 通波 ) 全面運用開始

実施上のポイント

消防緊急通信指令施設の更新 ・ 消防広域化に対応

・ 消防救急無線デジタル方式への移行と一体的な整備 消防救急無線のデジタル化移行

・ 岡山県及び県下消防本部との広域・共同化整備の実施

効果指標

(30)

計画番号14

計画名:防災情報ネットワーク整備と情報の一元化

担当局室名:消防局 関係部署:全部局

目的

本庁及び各区役所の災害対策本部と各災害対応職場との間で、災害発生状況・災害対応指示・現 地対応情報などの災害対策活動に必要な緊急情報を伝達する通信手段を二重化(無線、有線)するな

ど防災情報通信基盤の整備を行います。

また、本庁の災害対策本部で各種被害情報を一元管理し、迅速かつ正確な情報の集計・データ化及 び市民への迅速な情報提供が行なえるシステムの整備を図ります。

現状・課題

災害現場など出先からの情報集約手段が電話や防災無線など音声によるものであるため、詳細な 被害状況の把握が困難です。

災害発生状況や避難勧告などの防災情報については、総合的かつ分かりやすく提供する必要があ ります。

市域の一元的な防災情報の伝達・収集が困難となっています。

各区役所など出先職場への画像伝送が有線による方法のみになっています。

実施内容

【防災情報ポータルサイトの整備】

市と関係機関などがそれぞれ保有する情報を連携し、災害発生時においては避難所・安否・医療・ 被災地などの情報、また平常時においてはライフラインや気象などの情報を提供します。

ハザードマップ、避難所・避難場所、備蓄倉庫・資材保管場所などの防災情報を提供します。 地域住民による「安全・安心まちづくりマップ」の作成を推進し、地域へ防災情報を提供します。 携帯電話を活用しての防災情報や安否情報などを配信するシステムを構築します。

【防災情報通信基盤の整備】

同報系防災行政無線の周波数の統合と再編を行います。(アナログの撤去とデジタル化の整備) 区役所庁舎への双方向無線子局(無線FAX可能)の接続を行います。

効果

情報の一元化により、迅速かつ的確な対応が可能になるなど、防災機能が高度化します。 市民等への防災・災害に関する情報提供機能が充実します。

本部と担当部署との情報共有により対応速度が向上します。 本庁と各区役所・支所等の通信手段の二重化が達成できます。

本庁を中心とした全市域への通信統制が図れます。

防災情報の共有が図れます。

(31)

年次計画

H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 ( 2010) ( 2011) ( 2012) ( 2013) ( 2014) 以降

○防災通信設備多重化・二重化

○防災情報ポータルサイト整備

検討 調査 順次整備運用

検討 調査 順次整備運用

※ 各区役所の整備状況により、年次計画を見直します。

実施上のポイント

地理情報システムの導入と連携 災害時の通信環境整備

防災関係機関等との情報共有 関係部署の情報の活用

合併地域の支所の旧防災行政無線システム運用の統一

本庁を中心とする通信統制ネットワークの構築 効果指標

災害時ユーザ数

通信の二重化対応施設整備率

民家・公園など 市役所

屋外拡声子局 個別受信機・

支所 地域センター

区役所

携帯電話 (メール)

市民

移動系無線機 防災無線

多重防災無線 (デジタル無線・FAX)

市防災情報ネット ワークシステム

国・県

防災情報・ 監視情報等

市防災情報ネット ワークシステム 防災無線

パソコン (インターネット)

防災情報ポータルサイト

・情報の一元管理、共有化 ・被害情報データ化 ・備蓄、資材保管 ・ハザードマップ

・安全・安心まちづくりマップ

地震・風水害など

・倒壊

・崩落、土砂崩れ

・河川決壊

・浸水

・職場、外出先 ・自宅

・地域

岡山市 被災現場

市 民

被災状況

救助活動 防災・災害状況

防災ネットワークと情報伝達図

地域情報(平時)

モバイル端末

PDA

:有線 :無線

避難所 (学校ほか)

:有線・無線の

(32)

計画番号15

計画名:教育委員会情報システムの充実

担当局室名:教育委員会

目的

IC T の利活用により、「子どもたちと向き合う時間の拡大」、「児童生徒一人一人の個性・能力を伸ばす

ための学習支援」等、教育環境の質的向上を目指します

校務事務を効率化・標準化し、教員の子どもたちと接する時間を増加させることにより、一人一人の子 どもたちに対するきめ細やかな指導と理解を深めることを可能にします。

教員の情報リテラシーの向上及び情報教育の充実を図ることで、児童生徒一人一人の個性に応じた

学習支援を実現します。

現状・課題

校務事務の効率性が低い

校務事務の効率化・省力化が十分に図られていないため、児童生徒への対応時間の拡大につ

なげられていません。

教員間の情報リテラシー格差の存在

教員に情報リテラシー格差があり、教育用デジタルコンテンツを十分に活用できていません。

実施内容

インフラおよびICT環境の充実

・ 教職員系ネットワークの再構築

・ 校務事務の統一的な処理システム構築を推進

・ 児童・生徒および教職員の情報機器の整備・充実 学校教育におけるIC T利活用の推進

・ 教育用コンテンツの整備・充実

・ 教育資料や生徒指導のノウハウ等のデータベース化

(33)

効果

校務事務の電子化・共有・業務の効率化が可能となり、児童生徒への対応時間を確保できます。 教員の情報リテラシーの向上ならびに児童生徒の情報モラルの育成が可能となります。

児童生徒の確かな学力の育成ならびに情報活用能力の育成が可能となります。

年次計画

H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 ( 2010) ( 2011) ( 2012) ( 2013) ( 2014) 以降

○教職員系ネットワークの再構築

○校務支援システム構築

検討

検討

機器整備・ネットワーク変更

システム構築・拡充

実施上のポイント

必要な経費、適切な体制の確保

校務事務支援システム導入にあたっての活用支援体制の充実

効果指標

事務処理の削減時間

校務事務支援システム ・データ共有

・校務事務の効率化・標準化 ・セキュリティ確保

・事務軽減

教育(教職員系)ネットワーク

子どもたちと向き合う

時間の拡大による

豊かな教育の実現

(34)

計画番号16

計画名:岡山市立図書館電算システムの再構築

担当局室名:教育委員会

目的

新たなインターネット予約の方式の検討、データ更新のリアルタイム化、検索速度・処理速度の

向上など利便性向上を目的にシステムの更新を行うとともに、情報セキュリティの強化を図ります。

また、現在単館で稼動している建部町図書館及び瀬戸町図書館についても岡山市立図書館電

算システムへ統合することで、従来のサービスをさらに発展させた、快適で便利な図書館サービス

を実現します。

現状・課題

現・岡山市立図書館電算システムは平成 16 年から稼動し、老朽化が進んでおり、特に利用者向けイ

ンターネットサービスにおいて(インターネット予約の入力方式、蔵書データやパスワードのデータ 更新におけるタイムラグ等)、市民から多くの改善要望が挙がっています。

建部町図書館および瀬戸町図書館システムは、現・岡山市立図書館電算システムと連動していない ため、市民の図書館利用に支障が生じています(例:岡山市立図書館全蔵書を簡易に検索できな い。インターネットやメール等を用いたサービスが利用できない)。また、利用者情報・図書館資料等 の二元管理や貸出・返却・予約処理等においてタイムラグが発生しているため、円滑な図書館サー

ビスを行うことができません。

機器の保守期限切れや使用するOS のサポート切れ等による、安定稼動や情報セキュリティへのリス クが生じています。

実施内容

現・岡山市立図書館電算システムをベースとし、新たなインターネット予約の方式の採用、サーバ間

のデータ更新のリアルタイム化、検索速度・処理速度の向上など、より利便性のある新・岡山市立図 書館電算システムへの更新を行うとともに、情報セキュリティの強化も図ります。

現・岡山市立図書館電算システムのネットワーク(中央図書館、幸町図書館、浦安総合公園図書館、

伊島図書館、御津図書館、灘崎図書館、緑の図書室)に、建部町図書館および瀬戸町図書館を加 え、システムを統合します。

効果

市民から要望の高い事項等を、システム更新を期に改善し、より快適で便利な図書館サービスを実 現します。

・ インターネットからの予約方式を一新し、より簡易で便利な予約入力が行えるようになります。

・ 利用者ご自身で、貸出情報や予約情報が、インターネットでリアルタイムに確認できます(現在 は翌日確認)。また、インターネットからご自身で延長手続き等ができるようになります。

・ 検索速度・処理速度の向上を図り、より迅速に情報が得られるようになります。

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