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本学学生の運動部活動が体格・体力・運動能力等に 与える影響

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全文

(1)

本学学生の運動部活動が体格・体力・運動能力等に 与える影響

著者 松澤 甚三郎, 多田 信彦

雑誌名 福井医科大学一般教育紀要

巻 10

ページ 157‑165

発行年 1990‑12

URL http://hdl.handle.net/10098/5368

(2)

福井医科大学一般教育紀要 第

1 0

( 1 9 9 0 )

本学学生の運動部活動が

体格・体力・遷蹴 E 力等に与える景簿

松 沢 甚 三 郎 多 国 信 彦 ホ

保 健 体 育 教 室

(平成

2

1 0

1 5

日受理)

1 .

目 的

人間は、何時、如何なる場所においても健康であり、優れた体格・体力を持つことが大切で ある口その、健康な身体と強靭な体力こそ、建設と創造を成しとげる活動力の源泉である口

そこで、昭和6

2

年には本学学生の体格・体力・運動能力を調査し全国の値と比較(J)、一昨年 は運動部員と非運動部員の体格・体力・運動能力の比較(2)、昨年は本学学生の運動実施状況別 グループ聞の体格・体力・運動能力の比較(3)を行い報告したので、今回は、本学学生の 1学年 から

2

学年までの運動部活動が体格・体力・運動能力等に与える影響について、

1  .  2

学年と も運動部に入っていた者

A

、1学年に入っていて

2

学年に退部した者

B

l

学年に入っていな くて

2

学年に入部した者

C

1 • 2

学年とも入っていなかった者

D

の各グループについて比較 を行い、本学における運動部の影響を明らかにし、運動部のあり方と進んで運動部に参加する よう指導するための資料とすることを目的とした。

2 .

方 法

調査対象は、福井医科大学昭和6

2

年度入学生8

6

名・

6 3

年度入学生9

6

名・平成元年度入学生9

6

名・計

2 7 8

名であった口その内、女子は、

8 6

名で、全体の30.9%、約

3

分の

1

を占めている口

2

学年とも運動部に入っていた者A(運動→運動)

1 8 3

名(内女子6

2

名)

65.8% 

(女子7

2 . 1 

%)、

1

学年に入っていて

2

学年に退部した者B(運動→非運動)

2 3

名(内女子

7

名)

8 . 3  

%(女子

8 . 1

%)、

l

学年に入っていなくて

2

学年に入部した者

c

(非運動→運動)

1 5

名(内 女子

2

名)

5.4% 

(女子

2.3%)

1.  2

学年とも入っていなかった者D (非運動→非運動)

5 7

名(内女子1

5

名)

20.5% 

(女子1

7

.4%)で、その性別・入学年度別内訳を示したのが表

l

で ある。活動の内容は別にして、運動部に入っていると答えている学生の割合は約3分の2と高

く、活動の不十分な者も入っていると思われるO

本県立短期大学(福井医科大学非常勤講師)

‑157 一

(3)

松 沢 甚 三 郎 調査の実施は、昭和62年・昭和63年・平成元 年、平成

2

年の

5

‑‑6

月で、一般体育実技の 時間および放課後に実施した口

体格は、身長・体重・胸囲・座高の4項目を、

一般に行われている方法(4)で測定した。

体力は、文部省のスポーツテスト実施要項の 体力診断テストにより、敏しょう性のテストと して反復横跳び、瞬発力のテストとして垂直と ぴ、筋力のテストとして背筋力と握力、柔軟性 のテストとして伏臥上体そらしと立位体前屈、

持久性のテストとして踏み台昇降運動を実施し た口そして、これらの結果を各種目の判定表に よって

5

点満点で採点し、体力の総合として合 計点を求めた。

運動能力は、体力と同様、文部省のスポーツ テスト実施要項(5)の運動能力テストにより、短 距離走能力のテストとして50m走、挑力のテス トとして走り幅とび、投力のテストとしてハン

多 国 信 彦

墨書~ 1  君 を * 費 究 ヨグノレー

‑ 7

男事弓子

62

度 運動時運動

33 

l学 年 運動・非運

'  s 

非運司運動非運司非運

63

2

学年

‑ e

 

59 

63

度 運動ー運動

39 

l学年 運動司非運

非運ー運動

非運司非運

1  5 

平 l度

2

学 年

‑ e  

63 

平 l度 運動司運動

49  1

学年 運動司非運

l  非運司運動

l  非運回非運

1  2 

2

2

学年

‑ e  

70 

1

学 年 運動ー運動

121 

全 員 運動司非運

1  6 

非連時運動

1  3  1 

非適時非運

42  2

学年

全 員 J

192 

孟て二子

1  7 

l  l 

8  27  26  2  4  33 

1.

4  。

3  26  62  7  2  1  5  86 

運動:運動部に席を置いている者

ドボール投、懸垂力のテストとして懸垂腕屈伸 非運:運動部に席を置いていない者

r

言十

50 

6  7  23  86  65  8i  4i  1  9  96  68  9  4  1  5  96  183  23  1  5  57  278 

(女子は斜め懸垂腕屈伸)、持久走能力のテストとして

1500m

走(女子は1000m)を実施した。

そして、これらの結果を各種目について20点満点で、採点し、運動能力の総合としての合計点を 求めた。また、

5

種目の合計得点と必要最低点によって

1‑‑5

級に運動能力を総合判定した。

皮脂厚は栄研式指厚計で腕、背、腹の皮脂厚を一般に行われている方法(6)で測定した口 運動部在籍については、質問紙法によって、運動部に入っている場合は運動部名を書かせ、

入っていない場合は斜線をヲ!かせ、その結果を用いた。

以上の体格・体力・運動能力・皮脂厚の各測定項目および合計点について、

I

学年も

2

学年 も運動部に入っていた者

A

I

学年に入っていて

2

学年に退部した

B

1

学年に入っていなく て

2

学年に入部した者

C

1  • 2

学年とも入っていなかった者

D

の各グループについて平均値

と標準偏差を求め、これらのグループ聞の

1

学年と

2

学年の比較および各学年におけるグルー プ聞の平均値の差の検定を 2要因分析によって行ない、有意な差が認められたときは、各グルー プにおける学年間および各学年におけるグループ問で多重比較検定を行った。

また、運動能力の

1‑‑5

級の分布についてもこれらの

A

B

C

D

のグループ聞の比較を した。

(4)

本学学生の運動部活動が体格・体力・運動能力等に与える影響

3 .

調査結果と考察

3 .   1 

体格について

図1‑1から図1‑4は、 ABCDの各グループのおよび全員について、体格の測定項目で ある身長・体重・胸囲・座高の平均値をプロットしたものであるD

これらによると、全員については、男女の全測定項目とも、

I

学年より

2

学年の方がわずか に良くなっているが、統計的には有意な差は認められなかった口また、各学年におけるグルー プ聞の比較でも統計的には有意な差は認められなかった口これは、体格の発達が完了に近付き つつあるため1年間では差が表れないためと推測されるO また、各学年においてABCD聞に 差が認められないのは、体格によって運動部の選択が左右されないことによるとも推測されるO

また、運動部活動をしていても体重に差が認められないのは、池上(7)が言っているように、体 組成は変化するが、運動によって体重を減らすことは困難であることによると推測される口

c 1n71 2 

c 政 r E f J J 4 0  

1 7 1 

170 

kg  66 

ひ‑‑‑‑‑‑

64 

62  169 

1 4  

1 喜 歌

60 

58  160 

盆主← 主 . 主

159 

158 

C

d h  

56 

54 

157 

ケず/込

52 

仁 コ t

50  156 

学年進行 1学 年 ー 2学年 学年進行 l学 年 同 2学年

1‑1 身 長 1‑2 体 重

3 .   2 

体力について

図2‑1から図2‑8は、 ABCDの各グループおよび全員についての体力診断テストの各 測定項目の平均値をプロットしたものである。

これらによると、全員については、男女の立位体前屈、女子の反復横とぴ、握力以外の測定

(5)

部動部動動運動運

EH引引有

o a A

‑ ‑ ‑ r

A  

H 5

52 

50 

48 

46 

44 

42 

40 r 

D¥ 冶

38 

36 

学年進行~年司

2学年

2‑1 反復横とぴ

c519 

58 

57 

56 

55 

54 

53 

52 

51 

50 

学年進行 1学 年 司 2学年 2‑5 伏臥上体そらし

松 沢 甚 三 郎 ・ 多 田 信 彦

c m  

60 

円 ト

55 

50

45 

40 

学年進行 1学 年 同 2学年 2‑2 垂直とぴ

c m   22 

20 

18 

i 込

16 

14 12 

長=¥

10 

尽く

学年進行:学年司 2学年 2‑6 立位体前屈

~ I  I  k :

2  130

樋ド一一一@

50 

125

ト じ

f"y‑‑‑D 

28l 

fr‑‑‑‑D 

26 

ト企~

70  24 

学年進行 l学 年 司 2学 年 学年進行 1:学年 2学年

2‑3 背筋力 2‑4 握 力

指 数

68 

26 

62~ 25 

60 

58  24 

56ト畠e' /  I I 

I  . ‑ ‑ ‑ ‑ J  

54ト / 

l /  

50  22 

学年進行~学年司 2学 年 │ |学年進行~学年司 2学年 2‑7 踏み台界降運動 2‑8 体力診断合計点

(6)

本学学生の運動部活動が体格・体力・運動能力等に与える影響

項目は、

1

学年より

2

学年の方がわずかに良くなっているが、統計的には有意な差は認められ なかった口各グループの

l

学年と

2

学年の比較では、男子の上体そらしの

D

グ ル ー プ (

1

学 年 も

2

学年も入っていない者)において、

l

学年と

2

学年の聞に統計的には有意な差は認められ たが、他のグループでは

l

学年と

2

学年の聞に差は認められなかった口

表 2

は分散分 表

2

体力診断テストの各捌定項目の各学年における各グループの多重比較検定結果 析の結果、有意

な差は認められ た測定項目につ いて、各学年に おける

A

B

C

D

各グルー プ聞の多重比較 検定を行った結 果である口

. r

空局リ 測 定 種 目 反榎横跳び 垂直跳び 握 力 背 筋 力 伏臥上体そらし 立位体前屈 踏み台昇降運動 体力診断合計点

要事 二子 ‑t::  弓三 1 学 年

2

学 年 学 年

2

学 年

A>D  A>B. D  A.  C>D 

B .   C>D  A>B. D  A>B. D 

A>B. D  C>D  A>B. D  A>C. D  A>B. C.  0  A>B. 0  C>D  A>B. D 

l学年においては、男子の垂直とび、握力、伏臥上体そらしおよび女子の全種目に統計的に差 は認められなかったが、 2学年では、女子の反復横跳びと垂直とびにも差が認められるように なった口また男子でも、反復横とびゃ踏み台昇降運動のように、運動部活動者と非運動者の間 の差が明確になる傾向が認められるO これは、本学における 1年間の運動部活動でも、体力、

特に、敏捷性、瞬発力、持久力に影響を与えていることが推測される口また、これは、敏しよ うな動きや持久力が運動習慣と関係が深いことを示していると推測される口

3 .   3 

運動能力について

3‑1

から図

3‑6

は、

ABCD

の 各 グ ル ー プ お よ び 全 員 の 運 動 能 力 テ ス ト の 各 測 定 項 目 の平均値をプロットしたものであるo

これらによると、全員については、男子の懸垂腕屈伸および持久走能力の測定種目である

1 5 OOm

走、女子の

50m

走および

f 1 0 0 0 m

走、ハンドポール投げの測定項目においては、

I

学年より

2学年の方がわずかに良くなって 表3 運動能力テストの各測定項目の各学年における おり、それ以外の種目は悪くなる 各グループの多重比較検定結果 (男子) 傾向にあったが、統計的には有意

な差は認められなかったD 各グル ープの

l

学年と

2

学年の比較では、

男女とも運動部活動が運動能力向 上に影響を与えている傾向は見ら れるが、

1

学年と

2

学年の聞に統

測 定 種 目

50m

走 走り幅跳び ハンドポール投 懸垂腕屈伸 持 久 走 運動能力合計点

学 年

2

学 年

A>D  A>B. D  A>B. D  A>B. 0  A>B. 0  C>B 

A>B. C.  D 

A>B  A.  C>O  A>B  A.  C>D 

A>B. D  A>B. 0 

(7)

松 沢 甚 三 郎 ・ 多 田 信 彦

cm 

I  I 

E

35 

; ら

30 

25 

ι /

│ 匂

28 

10.  0ト I I 

9.  5ト 。 ~I 425 

24  9. 0μ司~-"勺皐 I I 400  22 

20 375  20 

r

;:::.

7

I  I 

18 

I  I 

350 

16  6 

325 

14  5 

300 

7.  0  12 

学年進行 l学 年 ー 2学年 学年進行 1学 年 時 2学 年 学年進行 l学 年 暗 2学 年 学年進行

3‑1 50m 3‑2 走り幅跳び 3‑3 ハンドポール 3‑4 懸垂腕屈伸

計的に有意な差は認められなかった口

運動部活動をしている者が

I

学年より

2

学年 l I I 

460  が有意に優れることを期待したが無理なことで

ム ) I I  40  あった口これは、運動部に入っているといって 440 

も、運動部入部率

65.8%

(男子

63.0%

、女子

7 2

420 

38  .1)が示すように、ほとんど練習に参加しない

400  I I  36 

幽霊部員やスキーや水泳のようにシーズンしか

I I  34  活動しない部が入っていること、弓道のように 380 

‑ー←一一・

体力や運動能力の改善を期待するのは無理な部 360  32  も運動部としているところによると推測されるo

: : ! 大

340  また、本学のような運動部活動では、運動能力

向上は無理であることによるとも推測される。 320 

この点については、各部の指導が必要と思われ 300  26  る口

I  I 

24 

表 3

は分散分析の結果、有意な差は認められ

│学年進行

│ l

学 年 司 2言牛│ │学年進行│1学 年 司 2学年

た測定項目について、各学年における

A

B

3‑5 持久走 3‑6 運動能力合計点

D

各グループ聞の多重比較検定を行った結

‑162‑

(8)

本学学生の運動部活動が体格・体力・運動能力等に与える影響

果である口 1学年においては、男子の懸垂腕屈伸および女子の全種目に、 2学年では、男子の ハンドボール投げと女子の全種目には有意な差は認められなかったD 他の種目は有意な差が認 められ、有意差が認められた種目では、

I

学年も

2

学年も同じ傾向であった。ハンドボール投 で

2

学年に差がなくなった理由については明らかでないが、女子で

1

学年でグループ聞に差が ないのは、運動能力が高いことが運動部に入る条件になっていないこと、運動部活動が不十分 であること、標本が少ないことなどが原因とと推測される口

2

学年になって差が認められない のは、前に述べた、運動部活動の内容の低さによると推測されるO

4‑1

及び図

4‑5

は、 4グループの学年別の運動能力テストの総合判定による各級に占 める割合(%) である口

1

年酬原

:::::::::;:::::::::::d

;占部匡ヨ

r

l1組 巴

32

40  盟

自 2 護 E 獄

図4‑1 各グループの各級の占める割合(男子)

l ‑ h

1年運動部

2 L 占 部 長 三 :

l

閣哨噛部叫│

ι 

│ 

2坪年踊部略r=長伝い三去三..と..コミ主..ポ l制 局 副 部

D  1 

2年荊脚部

自 ; 盤 日 i 詰 巨蹴

図4‑2 各グループの各績の占める割合(女子)

これらによると、男女とも、

1

年学も

2

学年も運動部に入っていた者

A

は、 I学年のときも 2学年の時も各級の占める割合はよく似ている口

1

学年に入っていなくて

2

学年に入部した者

c

1

学年より

2

学年のほうが上級が多くなる傾向にあり、逆に、

l

学年に入っていて

2

学 年に退部した者

B

および 1 ・

2

学年とも入っていなかった者

D

は、

1

学年より

2

学年の方が下 級の占める割合が多くなっているO これは、運動部活動が、運動能力総合得点を高めるととも に、各能力問のバランスを保つために影響していると推測される口また、

l

学年も

2

学年も運 動部に入っていないと、運動能力が発達する年令にも関わらず、運動能力の低下とともに運動 能力のバランスも崩すと推測される口このように、本学における運動部活動は、運動能力に望

ましい影響を与えていると推測される口

(9)

松 沢 甚 三 郎 ・ 多 田 信 彦

3 .   4 

皮脂厚について

5‑1

:から図

5‑3

は、

ABCD

の各グループおよび全員の皮脂厚の各測定項目の平均値 をプロットしたものであるo これらによると、全員については、女子の背の皮脂厚を除けば、

男子および他の女子の測定項目で

l

学年より

2

学年の方がわずかに少なくなっている口これら の聞には、統計的には

有意な差は認められな

m 1

町百四

1

m L l i i 霊 i t

26  26 

かった。 2 1 

体重はわずかに増加 24  24  20 

の傾向にあり、皮脂厚

22  22  19 

が減少にあることから、

¥ ¥  18  本学の

1

年間の生活が 20  20 

::t~A

17 

体組成に望ましい変化 18 

16  をもたらしたと推測さ

16  15  れる口この原因につい

~一一・ l

14 

ては、受験勉強からの 14  14 

: : l 亡さ

開放によるとも考えら 12 

ε ~

1 2 h  

れる口特に、

1

2

10  10 

年運動部活動を継続し た男子の場合、体組成

学年進行 1学 年 時 2学年 │学年進行│1学 年 司 2

II

学 年 進 行 い 学 年 司 2学年

に望ましい影響を与え 5‑1 皮脂厚(腕) 5‑2 皮脂厚(背} 5‑3 皮脂摩(績)

ていると推測されるO

4 .

ま と め

1

学年も

2

学年も運動部に入っていた者

A

l

学年に入っていて

2

学年に退部した者

B

I

学年に入っていなくて

2

学年に入部した者

C

1.  2

学年とも入っていなかった者

D

グループ および全員について、学年進行による体格・体力・運動能力の比較および各学年における

A B CD4

グループの体格・体力・運動能力の比較を行ない、本学の

l

年間の運動部活動の体格・

体力・運動能力への影響を調べたところ、

(1)  身長・体重・胸囲・座高の体格の各項目への影響は認められなかった。男子Aグループに おいては、体組成に望ましい影響があったと推測された。

( 2 )

本学における

1

年間の運動部活動でも、敏捷性、瞬発力、持久力に望ましい影響を与えて いることが推測された。

(3) 運動部活動が、運動能力総合得点を高めるとともに、各能力間のバランスを保つために影 響していると推測される口また、

l

学年も

2

学年も運動部に入っていないと、運動能力が発

‑164

(10)

本学学生の運動部活動が体格・体力・運動能力等に与える影響

達する年令にも関わらず、運動能力の低下とともに運動能力聞のバランスも崩すと推測された口 以上のようであるが、本学における運動部活動でも、 1年 間 の 運 動 部 活 動 が 体 力 や 運 動 能 力 の維持増進に役立つていることは明らかとなったが、その伸が今一歩と思われる口今後、体育 の中でトレーニングの理論と実際を指導するとともに、各運動部活動でそれを生かしていくよ う指導したい。

文 献

(1)松沢甚三郎、 「本学学生の体格・体力・運動能力についてj、福井医科大学一般教育紀要、第

7

号、 (1987)、 85~ 101貢

(2) 松沢甚三郎、 「本学学生の運動部員と非運動部員の体格・体力・運動能力の比較

J

、福井医科大学一 般教育紀要、第8号、 (1988)、133~ 148貢.

(3)  松沢甚三郎、 「本学学生の運動実施状況別グループ聞の体格・体力・運動能力等の比較

J

、福井医科 大学一般教育紀要、第9号、 (1989)、151~ 161貢.

(4)  川畑愛義ほか、 「体力測定と健康診断j、南江堂、 (1969)、219~ 224貢.

(5)  文部省体育局、 「体育・スポーツ指導実務必携

J

、ぎょうせい、 (1980)、594~ 471貢 (6)  東京都立大学体育学研究室、 「日本人の体力標準値第四版」、不昧堂出版、 (1989)、58頁 (7)  池上晴夫、 「運動処方j、朝倉書院、 (1982)、116~ 119貢.

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