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子宮内膜癌におけるプロGnRHおよびGnRHII分泌の分子機構

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Academic year: 2021

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Title 子宮内膜癌におけるプロGnRHおよびGnRHII分泌の分子機構( はしがき ) Author(s) 今井, 篤志 Report No. 平成12年度-平成15年度年度科学研究費補助金 (基盤研究(B)(2) 課題番号12470340) 研究成果報告書 Issue Date 2003 Type 研究報告書 Version URL http://hdl.handle.net/20.500.12099/639 ※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

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研究成果 ゴナドトロピン放出因子(GnRⅡ)アナログはGnRH受容体陽性腫瘍に作用し, 増殖抑制作用を発揮する。これらの腫瘍ではGnRH様ペプチドも産生されており, 腫瘍増殖におけるGnRHのオートクリン的な多様作用が注目されていた。本研究 によって, 1)内膜痺組織内ではGnRⅡの産生・分解系が高まっていること, 2)GnRHアナログ刺激によって,GnRHを(1-5)GnRHt(6-10)GnRHに分解する加 水分解酵素が1.5倍に先進することが明らかになった。 また,リゾホスファチジン酸(LP句はこのような腫瘍細胞の増殖を促進するこ とが知られている。本研究はさらに, 1)LPAの分解は脱リン酸化反応つまりphosphatase活性によること, 勾このLPA分解は形質膜でなされること, 3)GnRHIによるGnRH受容体の活性化に伴ってLPAの分解が克進すること; 4)GnRHII,(1-5)GnR亘(6-10)GnRHはこのような作用を有しないことを明らかに した。 つまり,GnRHはLPAの分解を促進し,その増殖促進効果を遮断するこ とが示唆された。ところが,GnRHIIやGnRIlの分解産物がGnRH受容体に結合 しても,LPAの分解シグナルには伝達されなかった。 内膜痺細胞のGnRH受容体が活性化されると,GnRHの分解が克進しGnRHの 増殖抑制という細胞増殖調節機構が破綻することが示された。GnRH刺激に伴う このGnRⅡ代謝障害が,GnRH受容体の抗増殖シグナルに関与しているのかもし れない。

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