第3編
第
6
章
環境への負荷が少ない自然と共生
したまちづくりを進め、自然を楽し
み、緑につつまれたまちを目指しま
す。
大 綱 の 体 系 表
第6章
緑につつまれたまち
1 節 自然保護
1 自然保護の啓発 2 野生動植物の保護
2 節 緑の保全と創造
1 加治丘陵の保全と活用 2 狭山丘陵の保全
3(仮称)狭山茶の里の保全 4 身近な緑の保全
5 緑化推進
3 節 公園
1 公園の整備 2 公園管理の充実
4 節 水辺
1 河川環境の整備 2 水辺空間の整備
5 節 環境管理
1 環境施策の推進 2 生活環境の保全 3 地球環境の保全
6 節 循環型社会の構築
第3編
第
6
章
名 称 概 要 期 間
緑 の 基 本 計 画 豊かな緑を守るとともに、失われた緑を復元・創出し、さらに育てていくという観点から、現状の課題を整理し将来の入間市のふさわしい姿を求めた、緑に関する総合的な指針となる 計画。
平成 12 年度~ 平成 26 年度
環 境 基 本 計 画 環境への負荷の少ない循環型社会の構築に向けて、行政と市民、事業者および民間団体が一体となり、環境保全や創造に関する施策を総合的かつ計画的に推進するための基本的な計画。平成 12 年度~
平成 21 年度
加治丘陵さとやま計画
( 加 治 丘 陵 保 全・ 活 用 基 本 計 画 )
入間市のシンボルであり「里山」として維持されてきた加治丘陵は、「子孫や未来の市民から の預かりものである」という考えに立ち、恒久的な保全・活用の実現を市民とともに計画的 に進めるための計画。
平成 10 年度~
一 般 廃 棄 物 処 理 基 本 計 画
廃棄物の処理および清掃に関する法律(廃棄物処理法)に基づき策定するもので、廃棄物の 発生を抑制し循環的利用を推進し、適正な処理を確保するために長期的かつ総合的視点にた った基本となる計画。ごみ処理基本計画・生活排水処理基本計画を含む
平成 18 年度~ 平成 32 年度
節 指 標 名 数値設定の説明 H 17 年度現状値 H 23 年度目標値 単位
自 然 保 護 自然保護の推進について満足していると感じる市民の割合
市民意識調査の設問「生活環境評価」の 満足度に対して「やや満足」「とても満足」 と回答した市民の割合を増やす
33 40 %
緑 の 保 全
加治丘陵保全用地の取得率 保全用地の取得率を増やす 13.4 20 %
生けがき補助金の交付件数 交付件数を増やす 7 10 件
環 境 管 理
環境基本計画に掲げた基本施
策項目の活動割合 活動の取組み割合を増やす 88.37 93.02 %
ISO14001推進事業の 目標を達成できた取組み項目
の割合 達成項目の割合を増やす
94.55 96.36 %
市民清掃デーにおける参加世
帯の割合 参加世帯数の割合を増やす 66.2 80 %
1人1日当たりのごみ排出量 ごみ排出量を減らす 935* 890 g/ 日
第3編
第
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章
自然保護
第1節
第 1 項 自然保護の啓発
◆ 現状と課題
市内には加治丘陵・狭山丘陵という大きな「みどり」や入間川・霞川・不老川の河川が身近に存在しています。 このような身近な自然を観察し、学ぶことから自然保護の普及啓発を図っています。
◆ 基本方針
身近な自然に親しめる自然保護事業を市民とともに実施し、指導者の育成・指導に努めます。
(1)自然保護思想の普及啓発事業
①自然保護思想の普及啓発事業
自然かんさつ会や野鳥展、自然展等を通じて自然保護の大切さを普及・啓発します。
(2)自然保護ボランティアの育成
①自然保護ボランティアの育成
自然かんさつ会や自然保護講座等を通じて、野生動植物の生態系等を学びながら自然保護ボランティア を育成します。
(1)自然保護思想の普及啓発事業
(2)自然保護ボランティアの育成 1 自然保護の啓発
①自然保護思想の普及啓発事業
第3編
第
6
章
(1)希少動植物の保護事業
①希少動植物の保護事業
開発などにより自生地が失われるような場合、希少植物のヒロハノアマナ・アズマイチゲなどを環境条 件が合う所に移植するとともに、カタクリ等の自生地の保全に努めます。また、市民と協働でミドリシジ ミの舞う森づくりやホタルの生息する水辺を保全します。
第2項 野生動植物の保護
◆ 現状と課題
市内にはカタクリ、ヒメザゼンソウ、ヒロハノアマナ等の希少な植物が自生しており、なかには絶滅が危 惧されている植物もあり、その保全対策が必要です。
また、県蝶であるミドリシジミの森づくりや、ホタルの生息する水辺の保全を進めていくことが重要です。
◆ 基本方針
希少植物を保護します。また、ミドリシジミの舞う森づくりやホタルの生息する水辺の保全に努めます。
(1)希少動植物の保護事業 2 野生動植物の保護
第3編
第
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章
緑の保全と創造
第2節
第 1 項 加治丘陵の保全と活用
◆ 現状と課題
加治丘陵は、約424haの規模を有し、本市はもとより、首都圏における貴重な自然資源となっています。 多くの野生生物が生息する拠点として、また、昔から人々の生活に深くかかわる「里山」として地域文化を 支えてきました。時代の移り変わりとともに、「里山」として維持管理されてきた加治丘陵も一部開発により 宅地化され、豊かな緑地が損なわれるなどの問題が発生しています。
この豊かな自然の「里山」を恒久的に保全・活用を図っていくためには、地域の緑のネットワークの中枢 を担うものとして位置づけるとともに、市民が自然とふれあい親しめる場所として整備を図っていくことが 緊急の課題となっています。
◆ 基本方針
加治丘陵さとやま計画、加治丘陵「自然体験区域」基本設計報告書を基とした「自然環境と調和し、広く 市民に利用される入間市のシンボル的自然公園」の早期開設を目指して、用地の確保と整備を推進します。 (仮称)加治丘陵さとやま自然公園の整備は市民ニーズを十分反映させるため、地域住民の意見を聞き、地 権者の理解を得ながら自然環境に配慮した人と野生生物が共生できる公園を目指します。
今後も、加治丘陵の恒久的な保全を図るため、公有地化を推進します。
(1)自然公園の整備促進
①(仮称)加治丘陵さとやま自然公園用地取得事業
貴重な緑地を後世に残し、市民の憩いの場となる(仮称)加治丘陵さとやま自然公園の「四季の森」「セ ンター機能」「鎮守の森」「聖域の森」「学習の森」「探検の森」各ゾーンの用地の取得を行います。
②(仮称)加治丘陵さとやま自然公園用地借上事業
加治丘陵さとやま自然公園の整備を推進するにあたり、予定区域の30%(約30ha.)について借上げ ます。
(1)自然公園の整備促進
(2)恒久的な保全 1 加治丘陵の保全と活用
①(仮称)加治丘陵さとやま自然公園用地取得事業
②(仮称)加治丘陵さとやま自然公園用地借上事業
③(仮称)加治丘陵さとやま自然公園整備事業
①保全用地取得事業
②保全活用事業
第3編
第
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章
③(仮称)加治丘陵さとやま自然公園整備事業
加治丘陵さとやま計画・加治丘陵「自然体験区域」基本設計報告書に基づき、市民の憩いの場となる自 然公園の整備を進めるため、「四季の森」「センター機能」「鎮守の森」「聖域の森」「学習の森」「探検の森」 の詳細な計画や整備を行います。
(2)恒久的な保全
①保全用地取得事業
首都圏に残された貴重な緑地を後世に伝えるため、加治丘陵さとやま計画(約 424ha)のうち、自然体 験区域(約 110 ha)、文化交流区域(約 40 ha)を除く 274 haを相続等の発生した場合に保全用地 として取得します。
②保全活用事業
保全用地として取得した山林を良好な状態に保つため、下草刈りや間伐等の山林管理を行うとともに、 ボランティア団体等による樹林地管理も進めます。また、加治丘陵の知名度を上げるための意識啓発活動 の一環として、さまざまな事業を継続して行います。
③緑のトラスト保全・活用事業
第2項 狭山丘陵の保全
第3編
第
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章
◆ 現状と課題
狭山丘陵は首都圏における貴重な自然環境であり、自然そのものを展示する野外博物館として県の「さい たま緑の森博物館※(約 65 ha)」が整備され、自然とのふれあいに多くの人が訪れています。
エリア内には雑木林を縫うように配置された自然観察路や、谷戸と呼ばれる湿地を利用した田んぼなどが あり、これらを教材に自然観察会、雑木林や田んぼでの体験教室が開かれています。
一方、自然観察路周辺の倒木や不法投棄の問題があり、適切な対応により自然環境を保全する必要があり ます。
◆ 基本方針
狭山丘陵の豊かな自然環境について、「さいたま緑の森博物館」を中心拠点とし、県との連携を図り、自然 観察や環境学習の場として保全・活用します。
また、「さいたま緑の森博物館」との協力により、里山管理、倒木伐採、不法投棄の巡視等を行い、自然環 境の保全を図ります。
(1)狭山丘陵の保全と活用
①狭山丘陵の保全と活用事業
県の「さいたま緑の森博物館」との連携により、狭山丘陵内の適正管理や、自然体験イベントを行います。
※さいたま緑の博物館:狭山丘陵の雑木林や湿地を保全し、自然そのものを野外展示物として自然観察や環境教育の場として活用する目的で、平成7年7月 に開館した埼玉県の施設。自然観察会(隔週日曜日)、稲作体験教室、雑木林体験教室等が実施されている。
2 狭山丘陵の保全
第3項 (仮称)狭山茶の里の保全
第3編
第
6
章
◆ 現状と課題
市の象徴でもある金子の一団の茶畑(約 400 ha)は、まとまった形の茶畑として、関東以北で最大規模 といわれており、平成 12 年に「埼玉ふるさと自慢 100 選」(埼玉新聞社主催)をはじめ、さまざまな賞に選 定されています。
また、新茶の季節になると鮮やかな緑の葉が畑全体を覆うという茶どころ特有の景観を有しています。 しかしながら、茶農家の人手不足、高齢化などにより、年々その面積は減少していることから、保全をし ていく必要があります。
◆ 基本方針
(仮称)「狭山茶の里」の愛称を考え、市民の共通認識のもと保全施策を展開するとともに、既存の観光要 素との有機的結合を図ります。
また、市民共通の心のよりどころとして、緑の保全と創造を推進し、市全体で保全していく環境を整備し ます。
(1)(仮称)狭山茶の里の保全
①(仮称)狭山茶の里の保全
(仮称)「狭山茶の里」をあらゆる角度から検討し、保全と創造に対しての事業を実施します。
3 (仮称)狭山茶の里の保全
第4項 身近な緑の保全
第3編
第
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章
◆ 現状と課題
市街地に残る樹林地を保護樹林や市民の森として、約 9.6 ha(一部市街化調整区域あり)を指定してい ます。しかし、住宅地と隣接している保護樹林では落葉等に対する適正な管理の要望が多いなどの問題や、 樹林が高木になり、将来的に保護・管理していくには、管理費などの増大が予想されます。
一方、集団的にまとまっている優良農地と市街化区域における生産緑地は、後継者問題等により営農を継 続することが不可能な状況から減少してきており、その維持保全の対策が課題となっています。
◆ 基本方針
保護樹林を良好な状態に維持管理していくとともに、一定規模以上の保護樹林については「市民の森」と して活用します。
また、集団的にまとまっている優良農地と市街化区域における生産緑地は、農地を適正に管理し生産効率 が高い良好な営農条件を確保していくことにより、営農により形づくられた緑の美しい景観を、うるおいと 安らぎのある空間として保全します。
(1)平地林の保全
①保護樹林の維持・管理
保護樹林や市民の森を良好な状態に保つため、適切に維持管理します。
(2)緑の基金の活用
①緑の基金の活用
加治丘陵保全用地取得、保護樹林地の維持管理等を目的とし、緑の基金を積み立てます。
(3)集団農地と生産緑地の保全
①集団農地と生産緑地の保全
入間農業振興地域整備計画策定事業や都市緑農地域農業支援事業を活用し、集団的にまとまっている優 良農地と市街化区域における生産緑地を適正に保全します。
4 身近な緑の保全
(1) 平地林の保全 ①保護樹林の維持・管理
①緑の基金の活用
①集団農地と生産緑地の保全
(2)緑の基金の活用
第5項 緑化推進
第3編
第
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章
◆ 現状と課題
苗木配布や生けがきの設置に対する助成を通じて家庭緑化を進めるとともに、花いっぱい運動の推進で街 かどの緑化を図るなど、市民参加による緑化が進められています。
一方、公共施設においては新設の街路で緑化の遅れがみられます。
◆ 基本方針
各種イベント等を通じて、市民の緑化に対する意識の向上(緑の創出、育成)を図るために、市民自らが 参画していける緑化運動を展開していくとともに、公共施設等の緑化を積極的に推進します。
(1)緑化運動の展開
①緑化イベント等実施事業
緑化教室を実施し市民の緑化運動への参加を促して、緑化思想の啓発を行います。
(2)家庭・地域の緑化
①家庭緑化促進事業
家庭緑化の推進と災害の防止という観点から、生けがき設置奨励補助金交付制度を活用していくととも に、苗木の配布を今後も継続して実施します。
②花いっぱい運動推進事業
広報紙を通じて運動をPRし、新規参加グループを募集するとともに、現在活動しているグループが継
5 緑化推進
(1)緑化運動の展開 ①緑化イベント等実施事業
①公的空間の緑化推進事業
(2)家庭・地域の緑化
(3)公的空間の緑化
①家庭緑化促進事業
公園
第3節
第3編
第
6
章
現状と課題
急激な都市化の進展や開発に伴い、緑地が減少していくなかで、身近な緑を備えた魅力ある公園は、まち に憩いと安らぎを与える重要な役割を果たしており、本市の都市公園の市民一人あたりの面積は3.38㎡と なっています。
都市空間の貴重なオープンスペースである公園は、地域のコミュニティ形成の場、スポーツ・レクリエーショ ンの場、災害時における避難場所などさまざまな機能を持っていることもあり、緑地を将来に向けて確保し ていくためにも、公園の計画的な配置と整備が緊急な課題となっています。
基本方針
公園・緑地の計画的な改良と整備を行うとともに、地域の特性を生かした特色ある公園づくりを推進します。 公園の整備にあたっては、地域の特性や災害時の避難場所としての役割を十分考慮し、できるだけ多くの人 が利用しやすいよう市民のニーズに合わせた公園を目指します。
既存の公園の中には、開設以来年数が経過しているものがあるので、魅力ある個性的な公園への転換を図 るため、計画的に改良します。
(1)公園の整備・改良
①都市公園等整備事業
地域住民の遊び場、健康づくりの場としてまちの生活環境向上のため都市公園等の整備を進めます。
②都市公園等改良整備事業
老朽化した公園施設を子どもから高齢者まで安心して快適に利用できるよう配慮しながら、計画的な改 良を行います。
第 1 項 公園の整備
1 公園の整備
(1)公園の整備・改良 ①都市公園等整備事業
第3編
第
6
章
加治
稲荷山公園
入間市
仏子
1 1 407 4 3 4 3 2 2
央
1 2 3 4 5 6 1 11 12 13 14 15 16 1 1 1 2 21 22 23 24 25 26 2 2 2 3 3 31 32 33 34 35 36 3 3 3 4 4142 43 44 45 46 4 4 4 5
都 市 公 園 位 置 図
平成 18 年 10 月現在
第2項 公園管理の充実
第3編
第
6
章
◆ 現状と課題
ライフスタイルや価値観の多様化、環境問題に対する意識の高まりなどにより、公園に求められる機能や 役割も多様になっており、公園等の維持管理体制の一層の充実と効率化が求められています。また、環境問 題への取組の一環として、環境負荷※の削減、リサイクルの推進、資源有効利用促進等が重要となっています。
◆ 基本方針
既存の都市公園等の修繕や遊具の設置を行うとともに、都市公園等の樹木等の維持管理を充実し、景観や 機能の向上を図ります。
また、安全で快適な公園利用が可能となるよう維持管理の効率化や省力化に努め、コスト削減を図ります。
(1)公園の管理
①都市公園等樹木管理事業
都市公園等の樹木剪定、除草等の維持管理に努め、市民が安全で快適に利用できるよう適正な管理を行 います。
②公園施設修繕事業
都市公園等の各公園の施設修繕を行い、機能と安全性の確保を図ります。
③公園等遊具設置事業
既存の公園等に設置されている遊具のなかには、老朽化が進んでいるものもあり、遊具の安全点検を実 施し、危険なものについては更新・修繕を実施します。
④緑のリサイクルの推進
公園等の樹木管理で発生した剪定枝や間伐材、落ち葉などをチップや堆肥などとして有効利用します。 また、建設副産物を再資源化し、環境負荷の削減に向けリサイクルを推進します。
※環境負荷:人間の活動により環境に加える影響で、環境を保全するうえで支障となるものをいう。工場からの排水、排ガス、家庭からの排水、ごみ、自動
車の排ガスなど、事業活動や日常生活のあらゆる場面で環境への負荷が生じている。
2 公園管理の充実
(1)公園の管理
①都市公園等樹木管理事業
②公園施設修繕事業
③公園等遊具設置事業
第3編
第
6
章
◆ 現状と課題
河川は市民生活において自然が体験できる貴重な空間であり、多種多様な水生生物の住みかとなっていま す。
都市化によって大きく変化してきた河川の本来あるべき自然の姿を、復元あるいは保全するとともに、身 近な自然とのふれあいの場となるように、各河川の特徴を生かした活用を行う必要があります。
◆ 基本方針
生態系※に配慮した護岸の整備を関係機関に要請し、水辺の環境保全を図ります。河川敷を有効に活用し、
水と緑に親しめる空間として創出します。
(1)親水空間の確保
①霞川親水公園整備事業
「かすみ川 水辺&清流プラン」に基づいて霞川沿いに公園等を整備します。霞川の自然環境機能および レクリエーション機能を活用し、水とふれあうことのできるような親水空間を創出します。
②入間川河川敷利用計画策定事業
河川敷全体を緑と潤いのあるオープンスペースとして広域的 に整備するため、県および流域の近隣市等との調整を行い、入 間川河川敷利用の現況調査および計画策定を進めます。
第 1 項 河川環境の整備
1 河川環境の整備
(1)親水空間の確保
①霞川親水公園整備事業
②入間川河川敷利用計画策定事業
③河川沿い遊歩道整備事業
第2項 水辺空間の整備
第3編
第
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章
◆ 現状と課題
市内には河川の他、湿地や湧水地などの水辺空間が存在します。これらの空間は、野生動植物の生息・生 育地として生態系の面からも重要な役割を果たしていることから、その保全を図っていく必要があります。 狭山丘陵内に位置する大谷戸湿地や西久保湿地等は、県が「さいたま緑の森博物館」として管理・保全を図っ ています。
また、古くから地元住民から親しまれている湧水地である野田地内の谷田の泉は、管理が行き届いていな い状態にあるため、今後は実態を把握した上で保全策を検討していく必要があります。
◆ 基本方針
谷田の泉は入間市景観 50 選に選定されており、良好な湧水地であることから、湧水だけの保全にとどまら ず、山林・田畑も含め周辺一体が親水的・里的要素を持った区域としての整備を図ります。
また、整備にあたっては野生動植物の生息・生育地としての生態系等の実態調査を十分に行っていきます。
(1)湿地・湧水地の保全と活用
①谷田の泉周辺の保全活用事業
ボランティアによる管理活動を推進し、野性動植物の実態調査をはじめとし、さらに、地権者の意向を 踏まえ、活用に向けての計画から管理運営において、市民との協働による管理体制の確立を目指します。
2 水辺空間の整備
第3編
第
6
章
◆ 現状と課題
近年、市民の環境意識の高揚により、水や緑を生かしたうるおいのあるまちづくりが求められています。 さらに、豊かな環境を守るため、環境への負荷の少ない循環型社会の構築が求められています。
本市では、このような状況を受けて、行政と市民、事業者および民間団体が一体となって、環境の保全お よび創造に関する施策を、総合的かつ計画的に推進するための指針となる「入間市環境基本計画」を平成 12 年3月に策定し、平成 17 年3月には施策の見直しと新たな課題への対応を盛り込んだ改訂版を作成しました。 また、平成 15 年 12 月には、環境施策を推進するためのツール※として、市役所本庁舎において環境管理
の国際規格である ISO14001 の認証を取得しました。
今後は、環境と共生するまちづくりを目指して、ISO14001 のしくみを有効に活用し、「入間市環境基本計画」 の施策を積極的に推進する必要があります。
◆ 基本方針
環境施策を具体的に推進するためには、環境意識を持ち、自発的に環境の保全および創造に関する活動に 取り組むことのできる市民「環境市民」を育てることが大切です。人づくり、場・機会づくりを進めるとと もに、人と人のネットワークづくりを進めます。
(1)環境施策の推進・充実
①環境基本計画の進行管理
本市の環境を着実に「望ましい環境像」に近づけていくため、分かりやすい環境指標を用いて、環境の
第 1 項 環境施策の推進
1 環境施策の推進
(1)環境施策の推進・充実
(2)環境市民の育成
①環境学習の充実
②環境活動の場と機会の創設・活動支援 ①環境基本計画の進行管理
第3編
第
6
章
(2)環境市民の育成
①環境学習の充実
環境に高い関心や意識を持ち、自発的な活動を行えるような、地域のリーダーとしての環境アドバイザー 制度を推進します。また、本市の環境の状況や各種調査結果などの情報を適切に提供します。
②環境活動の場と機会の創設・活動支援
第2項 生活環境の保全
第3編
第
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章
◆ 現状と課題
近年、社会経済活動やライフスタイルの変化に伴い、自動車等の交通公害、生産、物流、生活活動等に伴 う大気汚染や水質汚濁、生活騒音などの都市・生活型公害への対策が強く求められています。また、ダイオ キシン類など有害化学物質汚染やアスベスト※による環境問題が生じています。
環境への意識が高まっている反面、空き缶やタバコの吸い殻などのポイ捨てや不法投棄などが依然として 絶えない状況にあります。
◆ 基本方針
きれいな空気や水、土壌を守り、有害化学物質による汚染を未然に防止して、誰もが健康で安全な生活を 営むことのできる環境保全対策を推進するとともに、その充実に努めます。清潔で美しいまちをつくるために、 環境美化に関する意識啓発や実践活動など環境衛生対策の充実に努めます。
(1)環境保全対策の推進・充実
①水質・大気の保全
河川流域の関係市町村との連携により水質汚濁の防止に努めるとともに、既存の単独処理浄化槽から合 併処理浄化槽※への転換の促進や浄化槽の適正な維持管理の促進を図ります。また、生活排水対策に対する
住民、事業者への協力の呼びかけなどにより河川水質の改善に努めます。
工場、事業所における事故等による大気汚染を未然に防ぎ、バス、鉄道などの公共交通機関の利用、自 転車の利用促進、低公害車の普及促進など大気汚染の防止に努めます。
2 生活環境の保全
(1)環境保全対策の推進・充実
①水質・大気の保全
②有害化学物質による汚染防止
③都市・生活型公害対策の推進
(2)環境衛生対策の充実
①環境美化の推進
②環境衛生対策の充実
第3編
第
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(2)環境衛生対策の充実
①環境美化の推進
環境のよい安らぎのあるまちをつくるため、市民総ぐるみの環境美化活動として市民清掃デーなどを実 施します。また、不法投棄の監視および不法投棄物の迅速な撤去に心がけることにより、ごみを捨てられ ない環境をつくります。
②環境衛生対策の充実
衛生的で快適な市民生活を確保するため、空閑地における雑草の放置や犬猫等のふん尿の放置、衛生害 虫などに対し、適切な対策を講じ、環境衛生の保全に努めます。また、し尿等を適正に処理するため、入 間西部衛生組合清掃センター※の効率的な管理・運営に努めます。
③葬祭事業の充実
瑞穂斎場の効率的な管理・運営に努めるとともに、入間永光苑の適正な管理・運営に努めます。
第3編
第
6
章
現状と課題
地球温暖化をはじめとする地球環境問題は、エネルギーや資源の消費などを通じて、私たちの日常生活や事 業活動と密接に関係しています。地球環境を良好に保ち、将来の世代に引き継いでいくためには、市民一人 ひとりが地球環境の保全を目指した地域レベルでの実践活動を、日常生活や事業活動の中で着実に進めてい くことが求められています。
基本方針
地球温暖化は、地球環境問題の中でも緊急に取り組むべき重要課題です。エネルギー消費に伴う二酸化炭素 の排出量の削減には、市民、事業者、市が連携して対策を講じる必要があることから、本市の地域特性を考 慮した効果的な温暖化防止の方向性を明らかにします。
(1)地球環境の保全
①地球温暖化対策
地球温暖化防止のための取組を率先して実行するとともに、二酸化炭素などの温室効果ガス※の排出実態
の調査や情報の提供に努めます。また、省資源・省エネルギーの普及を図るなど、身近な取組に関する情 報を市民や事業者等へ提供し、地球温暖化対策の意識啓発を図ります。
②オゾン層の保護
フロン※ガスなどのオゾン層破壊物質の大気中への放出を減少させるため、「特定家庭用機器再商品化法
(家電リサイクル法)や、「特定製品に係るフロン類の回収および破壊の実施の確保等に関する法律(フロ ン回収破壊法)」に基づく、フロン回収や脱フロンへの取組の啓発に努めます。
第3項 地球環境の保全
3 地球環境の保全
(1)地球環境の保全 ①地球温暖化対策
循環型社会の構築
第6節
第3編
第
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◆ 現状と課題
私たちの生活は、科学技術や経済の飛躍的な発展により、たいへん便利で豊かなものとなりました。 しかし、大量生産・大量消費の経済社会は、大量廃棄型の社会をもたらしました。その結果、大量に発生 するごみが環境問題や社会問題を生じさせています。
このような状況から抜け出すために、生産から流通、消費、廃棄にいたる全ての過程における物質やエネ ルギーの効率的な利用やリサイクルを進め、天然資源の消費の抑制と環境への負荷の低減が図られる循環型 社会が求められています。そして、増え続けるごみを減らすために①発生・排出抑制(リデュース)②再使 用(リユース)③再生利用(リサイクル)の3R の取組が必要とされています。
◆ 基本方針
環境への負荷の少ない循環型社会を構築していくために、市民、事業者、市の三者の協働でライフスタイ ルを見直し、ごみの発生を最小限にし、ごみの排出を減らし、資源化に努めます。
発生したごみは、徹底した分別収集を行い、可能な限り脱焼却、脱埋立を進め、安全かつ適正に処理する ことに努めます。また、省エネルギーの推進や新エネルギーの有効利用に努めます。
第 1 項 環境負荷の低減
1 環境負荷の低減
(1)意識と行動づくり ①意識の向上
②人と人とのふれあい
③情報の公開
④環境市民の育成
①発生・排出抑制(Reduce)
②再使用(Reuse)・再生利用(Recycle)
③分別収集によるリサイクルの推進
①中間処理段階
②埋立段階
③災害対策
①省資源・省エネルギーの推進
②新エネルギーの有効利用
(2)ごみ減量・リサイクルの推進
(3)処理施設の充実
第3編
第
6
章
(1)意識と行動づくり
①意識の向上
市民、事業者、市の三者による共通意識の定着を図るため、普及啓発、情報の提供、環境学習の推進に よりごみ減量についての意識を高めます。
②人と人とのふれあい
個人の努力では限界があるため、リサイクルプラザ※の活用などにより人と人とのふれあいによる連携を
築き、ともに行動する力を育みます。
③情報の公開
市民と行政が信頼感を醸成し、協働、連携を深めるため、情報の公開を行います。
④環境市民の育成
若年層を対象に長期的なプログラムによる環境学習を進め、行動する環境市民を育みます。
(2)ごみ減量・リサイクルの推進
①発生・排出抑制(Reduce)
市民、事業者、市の三者により環境に配慮したライフスタイルに見直し、ごみを発生させない工夫を進 めごみの減量を推進します。
②再使用(Reuse)・再生利用(Recycle)
不用になった物を資源として有効利用し、再 使用、再生利用します。
③分別収集によるリサイクルの推進
リサイクル推進の基本となる分別を徹底する ため、わかりやすい分別の仕方と出し方を周知 し、ルールを守る効率的な収集体制を整備しま す。
(3)処理施設の充実
①中間処理段階
第3編
第
6
章
(4)エネルギーの有効利用
①省資源・省エネルギーの推進
家庭や工場、事業所、公共施設などにおいて、省資源・省エネルギー型のライフスタイルや事業活動を 定着させるため、物を大切に使ったり、環境に配慮した製品を購入するなどの取組が普及するよう、意識 啓発活動を推進します。
②新エネルギーの有効利用