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自律分散型モバイルロボットによる衝突回避に関する研究

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Academic year: 2021

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Japan Advanced Institute of Science and Technology

JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/

Title 自律分散型モバイルロボットによる衝突回避に関する

研究

Author(s) 東原, 大記

Citation

Issue Date 2007‑03

Type Thesis or Dissertation Text version author

URL http://hdl.handle.net/10119/3575 Rights

Description Supervisor:Defago Xavier, 情報科学研究科, 修士

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自律分散型モバイルロボットによる衝突回避に関する研究

東原 大記(410099)

北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 2007年2月8日

キーワード: 自律分散,モバイルロボット,衝突回避,協調.

近年,複数台のモバイルロボット間での協調の研究が盛んに行われている.高度なモバ イルロボットの協調を利用するためには,協調的なモバイルロボットの移動を成業する事 が重要となる.モバイルロボットの協調的な行動の基本の一つにモバイルロボット間の衝 突回避が上げられる.

本稿では,複数の自律的モバイルロボット間における協調的な衝突回避システムに関し て述べる.モバイルロボット間での衝突回避に関しては,センサーを用いた方法とネット ワークコミュニケーションを用いた方法が考えられる.

センサーを用いた衝突回避の場合,衝突回避行動をタイムリーにおこなう事ができる.

しかし,センサーは有効距離が短いため,モバイルロボット同士が接近するまでお互いの 認識ができない.また,モバイルロボット間に障害物が存在する場合は,お互いの認識が 衝突の直前となり衝突が回避できない場合があり,モバイルロボットが密集している場合 には,モバイルロボット間に他のモバイルロボットがある場合には障害物となり認識でき なくなる.センサーを用いた場合には,センサーの有効範囲が短いため,他のモバイルロ ボットを発見する事が遅くなる.

一方,ネットワークコミュニケーションを利用した場合は,ワイヤレスネットワークを 用いるため通信遅延が発生する可能性があるため,センサーを用いた場合のようなタイム リーな処理は困難である.しかし,センサーを用いる場合と比べ広範囲で衝突回避処理が 可能である.

本稿では,ネットワークコミュニケーションを用い,確実に衝突を回避可能なシステム の提案する.提案する衝突回避システムは,ネットワークコミュニケーションを用いモバ イルロボットの移動経路を予約するシステムである.モバイルロボットが移動前に移動経 路を予め予約しておく事により,他のモバイルロボットは予約されている移動経路が利用 できない.予約が許可されるまで,モバイルロボットは移動を開始することができない ため,モバイルロボット間で衝突が発生する危険は無い.また,移動経路を予約する方法 は,集中管理をする方法と分散管理する方法が考えられる.予約の集中管理をおこなう と,予約の管理システムのダウンすることにより,システム全体に影響するsingle point

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of failureの問題がある.分散型の移動経路予約システムは,全てのモバイルロボットが同 じ衝突回避システムの能動的多重化によるクローンを用いる.移動経路を分散管理する場 合,分散されている全ての衝突回避システムへ入力する予約の順序を保つ事が重要となる.

本稿では,全ての衝突回避システムへの入力の順序を保つためにtotal-order broadcastを 用いた.

また,提案したシステムをシミュレーションにより性能評価をおこなった.評価方法は,

一定の大きさの仮想空間にモバイルロボットの台数と予約の経路の長さを変化させ,1秒 間の平均の移動量と平均の移動速度をもとにおこなった.

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