• 検索結果がありません。

大学教育を受けたる女子職業の民族生物学的研究 : ‐特に女医及び歯科女医に就て‐

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "大学教育を受けたる女子職業の民族生物学的研究 : ‐特に女医及び歯科女医に就て‐"

Copied!
20
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

62 内田”大錨教出円を受けたる女子職業の民並族生悔學的研究

第四巻  二八四

大錨教育を受けれろ女子職業の民族生物學的研究

  −一特に女署及び歯科女署に射て一

    U﹁・∩げ錠ざ洋⑦Ω同9①けN屡冨⑦謬N9       一跨重三く漆同国霧。。窪90①。。①ま。冨碧由一〇♂αq一ρゆPトっメ出け担一謬一まO        内  田 フ

ク繹

 女子の大落生癒の増加する事が、二三年前までは女子の研究に就て激烈なる論孚を惹き起したが,その傾向も漸次に薄ら いで來た。勉學及び大漁出身者の職業に關する許可を得る爲の婦人の翻孚は,既に過去のものとなった。そして、それの成 功は,ドイツに於て一八四八年に初まった婦人蓮動に負ふ所大である。此の蓮動の原因に就て、UP房①閑亀畠①は次の如 く述べて居る。﹁此の蓮動の精神的起源は,十八世紀に忙し且つ終結して居る思想に存して居る。その物質的の原因に就ては 十九世紀中期の経痙攣動を見るべきである。﹂と。斯る所に突如として職後に男子映乏に依る多敬の濁身婦人が生じた事から 結婚年齢の女性の過剰といふ問題が起って,問題の解決に拍車を掛けた。  婦人過剰撒は次の如くである。︵一九一〇年は一九二五年と同一地域にて、全年齢階級の婦人を算入する。︶     一九一〇年    八一八,七三五入     一九二五年     二〇一六−九七三入 百人の男子に劉し、同一年齢の十五歳から四十五歳の女子は、次の如く相田する。

(2)

6,e,     一九一〇年    一〇〇・七     一九二五年    一〇〇・九 帥ち妊孕年齢︵一五−四十五歳︶の女子の過剰は、一九一〇年には未だ国際的には意味がないが、一九二五年にはそれが 著明な意義を呈示して來た。  此庭でドイツ婦人蓮動の歴史を三顧しよう。着初には一般婦人蓮動といふものが漠然と存して居たが、一八九四年以來、 それは有産階級と無産階級の二つに分裂してしまった。而して此の小論に於ては、一般並びに有産階級の婦人蓮動の資料の みに關摩すること玉する。先づ一八六五年に﹁ドイツ聯合婦人會﹂が成立し,その會は特に婦人の教養・勢働に評する樫利及 び職業の自由選揮をそのプラグラムに掲げた。一八八七年には出①冨濤ピきαq①がプ・シヤの文部省に、所謂﹁O。ぎσヒd目○。。9母① 黄色の小冊子︶﹂と呼ばれる﹁高等女軍籍並にその規定﹂なる論文を提出した。その中に,高等女出校に於ける科學教育の 擾野並に此等の学校の上級に封ずる科墨的の女教員の養成を.女子は要望して居る。プロシャの文部省は、その請願書を却 下したので、一八八九年に、自獲的に画論を志望して居る婦人が、類巴窪ΦH・きσQ①に依て指導せられる﹁婦人の實地講習﹂を ベルリンで開催した。一八九三年には、間もなく女子高等學校の基礎となった女子高等學校講論會が、上述の講習から生じ た。一八九八年は、﹁婦人の教養−婦人の長居﹂の聯合會の誕生した年で、此の會は特に心入の勉學に貢獄した。一九〇一年 は切&2に於ける婦人の勉墨を許可した。一九〇三一四年は田螺誓に於て、一九〇四i五年は竃自身。日び①﹁σqに於て、一 九〇六!〇七年はω碧訂窪及び臼7母監σq窪に於て、一九〇八一〇九年は津Φ霧N窪及びドイツの他の地に重て許可せられ た。他の國に於ては。此の時には既に女子の勉學の許可が得られて居た。帥ち、一八六七年はスヰスに、それから合衆國及 び英國に、一八八四年はノルウェー及び二三のローマン族の國々に於て許可せられた。一九一八年には講師といふ位置が、 大当出身の女子に開かれ、一九二八年には既に四十五人の専門學校の講師となった婦入が居た。而して爾未だ婦人に閉ざさ れて居る智的職業が少数は存して居る。  いかにドイツに於て女子の研究が増加したか、次の表が明に示して居る。    内田覧大極教育を受けたる女子職業の民族生物學的硯究      第四巻 二,八五

(3)

64 備 第一表 凋逸高等諸學校の女子 考      の研究者(外人を含む) 脅田11大蔵㌫教育を受けたる女子職鼎粟の民晶族生物學的硯究 第二表 蟹科及び歯科の女子研 究者総藪:(外人を含む)

昌運歯科i

第四巻   二八六 敷 総    動 ︶  ⑫

69 T0 S7 姓2025 2966 3400 424.o. 4567 5473 6215 7597 8636 10425 1308ア 16286 19428 22084 (272) (726) (669) (644) (743) C82S) (975) (1010) 1907 1910 1911 1912 1913 1914 1915 エ916 1917 1925 ユ926 1927 19Z‘ 8 1929 エ930 1931 39 Q3

t卿蜘蜘謝謝脚脚鋤22

  2901    443i   670   9561   1253 (5140) 322人 870 1027 1642 2240 2000 20QO 1750 1700 1370 1230 1300 1530 1934 2521 3261 4078 (17463) lgos−og1 1913−14i

脳卿㎜㎜㎜聰㎜脳脳脳㎜眺脚聯聰

   ︵一︶︵ ︶の中は外直人の激      備考 ︵ ︶中は男子の雨戸歯科の研究者数   ︵二︶一九三一年に男子の研究者の総歎︼一五九二六人︹六一一四︵外人︶︺  既に職業を得て居る女子の大憲出身者に領して、この表と同じく完全な数を得ることは、淺念ながら不可能であるが,概 親を得るだけならば入手し得られる材料は存する。即ち、私の此の仕事の爲に態々製作して頂いた感謝すべき丙繭ユの﹁專 門教育並に智識階級職業施設中央経濟研究所﹂の調.査に依れば、 一九三〇年度に於てドイツは次の如くである。 1930年 濁逸に於て 女留………・・・…………2648 歯科女馨………・・一…407 三唱剤師………・…・…・395 女藥齊班費而助手… …… 一・…・・… r 638 化學者(女子)…一・・…◆・・ac…300 プロシャに於ける女子高等學 校教授候補者第二年目………97e ク         第一年目… 一■・…  435 プロシャに於ける女子學務課 .”.”.”.”一..一.“.H...”.”.“.“iQ000 他國に於ける女子の學務課.高 等三校教授候補者第二年目及 び第一年目………ca…1700 高等商業女子教員………ca…1000       10493  婦人経濟学者・法律家・建築家等の数に就いては、何等の根櫨 がない。併し一九三〇年の夏期の女子の講脅生の藪を根擦にす れば︵法律學・政治學・経回學のみにて既に二〇五四名を算す︶、 約一〇〇.O名と見積るも,確に籐b・多過ぎない。総括すると, 確實に次の事は言ひ得る、 一九三〇年にはドイツに於て一〇、 ○○○名以上の高等職業婦人が存し、今や此の集團溝生殖に依 て、どの程度迄維持されるかf問題となって居る。  数十年來、優生學は既に、我が民族の教養ある上暦階級の家

(4)

65 族が絶滅に瀕しつ玉ある事を指示し、その中に存する大なる危瞼を話調した。そこで目・①ロNは述べて居る、﹁此の事は可能 であるのみならす、今日では遺憾乍ら吝き範園に立て、現代文化の主要なる支持者並にその全き素質に依て民族の永遠の繁 榮を最善に螢み得る人々が、國民の雫均より少い子孫を淺さうとする事實が存して居る。﹂と。軸重σq島曾冷﹃は、﹄般家族統 計が存し,それが肚會階級に勝て分類されて居る。一例へば、イギリス・スコットランド・フランスー範園に於て見るに それは精神的,杜量的上暦階級、民族の文化的・肚會的指導階級の不充分なる生殖といふ事實を誰明して居る。しと論じて居 る。從って、女子大墨出身者が、出面るだけ多くの子孫を残すといふ事は.望ましいのである。目①匿は更に次の如く言ふ、 ﹁是.等の職業婦人は、一般の雫均よりも,均して、身固的にも、精神的にも優れて居る。それは自我の主張,杜會的便値及 び肚會的有用性に封ずる彼女等の自磯的意志が、現存の事情の下に,先づ職務に用心深きこと、及び有能なることを要求し て居るからである。加之多くの試験に以て淘汰が行はれるからである。﹂  女子大學生の素性に就いて、国留多が次の如く記述して居る、﹁一九一二年に於ける﹃家庭及び職業婦人﹄展覧會の統計 表から推定すると、墨生の四〇%は無心に關する科學妻達から,次位の%は商人の家族からである。プロシャの大學に許可 せられた一九一三−一四年から一九一七一一八年の女子大學生を私が計算した所に依れば、   四一・〇五%一大學に關する科學的職業   一二・四二%一商人   一〇・九三%一中及び下級の官吏    五・九〇%1小學校⋮教員 等の素性であるQ﹂1  一九二七一二八年に於ける二、三八四名の女子大學生に就いては、次の如くである。  一九三一年に於て9冒。習霧寓①島註三m昏Φ﹃≦06ず。冨Φξ葺に次の如く述べられて居る、﹁最近の豆科大學の統計は、三、五〇〇人の女子署 科大學生を報告して居る。而もその恥二、七〇〇人は一般讐學を、約八○○人は爾科を勉幽して居る。是等未來の女馨達の鮭會的組成に就い    内田11大将教育を受けたる女子職業の民族生物學的研究      第四巻  二八七

(5)

66 女子大學生2384名の父の職業          (1927/28) 丙四二腫大學教育を受けたる女子職業の民族生物學的研究

32・7%高 等 官 吏

30.1    中    ξ夢    官    吏  3・3 下  級  官  吏 10.0  自由職業に驕するもの  7.5 實   業   家 12.4 商家、技師、化學者  2.6 農      家  0.3 勢   働   者 0.3 働かずに食せる人

 0.8 職業のない者

100.0%        鱈甲四巻    一一・八八 ても、統計は同様に言明を與へて居る。即ち、次の事は興味ある事である。 此の中 三分の一は、大學卒業生の娠であり、大部分は商工業者及び職人にして、而竜殆ど中 産階級に堕して居る。ほんの僅かの部分が、勢働者及び被雇者階級から出て居る。L  女子が學問を初めて以來存する事實、邸ち女子大三生の大部分が、肚會 的上流階級に屡するといふ事は、從てぼf不攣である。それ故濁逸の女學 生は、その素性に關しては、或る淘汰が行はれて居る課である。  同じことが、その健康状態にも當嵌まる。ω9曾ぴ。白に依る問題用紙に 書入れた統計に依ると、女子大學生の四分の一彊或は女子苦墨生の三分の 一以上は﹁健康でない﹂と記入して居るが,それは一時的の疾病に過ぎないか、或は結局職業を放棄しなければならぬ欣態 であらう。大露出の職業の焚展や要求を身罷的に堪え得る人々は、雫均して確に良好なる健康奇態である。  女子大學生の充分なる生殖は.從って全民族の利害に呈して,望ましき事であらう。されば、此に關する調査をすること が、私の仕事の任務である。此の爲には、家族の地位を必要としたが、それに解する官聴の統計は存しない一以前の甲暮琶 及び鵠幽湯9の調査の如き一ので、全く個人調査を根擦とした。それ故、勿論完全といふ事は断念せねばならなかった。 斯くて、私は一定の軍科大更に限ることを決心し,そして讐學を、帥ち女専に力を注いだ。  多面の女欝の進路を、研究の最初から追求し,その中命名結婚し、その職業を放棄するかを見ることは興味あることであ らう。然し此の方法は私に實卜し難かったので、それ故他の方法を用ふる事にした。  そこで﹁一九二九年ドイツ國家讐事年鑑︵男①8冴竃①黛N凶轟野巴Φ一隅費︷母U。ロ警急§山一旨O︶﹂ に而て全ドイツ讐師及び 女湯の市別になって居る完全なる表を見出し、且つ﹁一九二九年金科讐佳所人名録︵︾卑①。・爵巴8畠巽山零N勲ぎ母Nδ日旨O︶﹂ 中に、住所及び認可年の記載のある全歯科讐及び歯科黒点を探し出した。︵而もこの際、女書は試験が絡って、職業に從事し て居る者のみに限った。

(6)

67  私はまつミュンヘンの女讐及び歯科女讐の姓名を書出し、次の如ぎ質問或ぱ報告を含む表を作った。郎ち、姓名・住所・認可 年月・生年月・濁身。甑婚・結婚年月・未亡人・離婚・子女激・夫の職業に就いてゴある。此れを戸籍役場に持って行き,科學的の 目的で,此の表に記入をなし得るや否やを問ふた。此の事が完成すれば、それに相當する姓名が取去る事が出來て、宮吏の 秘密に就いては問題がなくなる。斯ういふ條件の下に、此の事が承諾せられた。そこでヒ6①島P踏魯9げ自σq”bd門舘一9F囚臼昌 及び丙α三σqωぴ9αqの戸籍吏に依頼した所、該官吏の親切のお蔭で到る所で私の質問に野する答が得られた。  此の方法で、八六〇人の女馨と一四〇人の歯科女欝の家庭の地位に關する報告を得た。数的に言へば、女子大學卒業生中 第三表 1929年r(於ける女署.     歯科女爵の地方別概観 Berlin. M荘nchen. Hamburg. Breslau. K61n. K6nigsberg. Zusammen. =【929年全女醤  〃全醤師 女 欝 508人 116  85  56  48  47 eo60  2378 46129 歯科女署 62人 20 26 14 14  4 140 女教師が首位である。それらの人はよく知られて居る様に小数の者のみが 結婚して居る。何故なら、それぼ一般に結婚後その職業を止めねばならぬ からである。第二は女讐で,他のすべての高級の職業は婦人にはぼんの小 数しか占められて居ない。女讐に就いては、比較的多数の者が結婚して居 る事が知られて居る。此の如き理由から、女醤の調査が望ましかったので ある。調査した都市は、國の種々の地方から選んで噛その結果はよく一致 して居るから、白女讐及び歯科女讐の調査が、本質的に異った結果を生する とは考へられない。それ故に女子大學出身者に勤する此の統計はi女教     第 四 白 女醤歯科女工認可年齢別員 数表

認可剛婿瞬耀

(人)  4 10 18 24 17

6754 ﹁325一341 一2 一 一1

一 一 24 (人)   3   3 23 107 18工 128 101 39 ,e,3 4,g 21 27 16 11 12 ,、歳 22 5 11

T43411一1275

23 Q4 Q5 Q6 Q7 Q9 Q9 R0 R1 R2 R3 R4 R5 R6 R7 R8

@3940薮4243蟹45

  46   47 不明者 140 860 第四巻  二八九 28.3歳 26,3歳 内田11大墨・教育を呼︷けたる女子副戦業の民族生物墨・的研究 4均認可年齢 785人女  馨 116人歯科女馨

(7)

68    内田H大學教育を受けたる女子職業の民族生物學的硯究      第四巻  二九〇 師を除くi殆ど代表的のものとして認める事が出來る。その結果は,次の如くである。  認可年齢が二十二歳事は二十一歳から現はれる事は目立つ事柄であるが、余に取っては熟知して居たことである。斯る女馨は二三の學級を 飛越し︵父が屡々韓任することに依って︶、十七歳で高等學校を卒業し、二+一歳で國家試験に及第したのである。雨試瞼に濡しては、プロシ ャでは特別な揚合に許され、特別に大臣の同意が必婁である。     第 五 表 : 女馨歯科女署未婚既婚別注数表        未婚既婚 不明 860入女  醤 393 425  42 140入歯科女馨  53  82  5 女    馨% 48%52%(52±1∴8夕6) 歯科女醤%39%61%(61士4.2%)  斯く早期に學校を絡∼する者より二十歳の後牛に司る者が多い。婦人は遅く勉學を初める か、勉塵を中途で止める者が多い。七八五人の一期の中、二〇〇入は認可時が三十歳及びそれ 以上で印ち約二五%︵駅買置⑦訳︶、一一六人の歯科雷門にては二十一人がそれに相當し、約一八 パーセント︵ド◎◎汁QQ・⑪譲︶である。從て、認可時の手当年齢が、かなり高いのは、斯る年齢の多い 婦人が比較的大なるパーセントを占めて居るのに依るのである。ーー歯科女署の低い早均認可 年齢は、全く一年だけ修業年間が短い結果である。  この中三十歳及びそれ以上の者は、弐の如くである。    三四九入の女馨閥約八九%︵○◎O霊域UH●⑦訣︶    囎 ・嬬

三寸

五躍

第一鞍

   一一     四一人の恥麿科女磐口約七七%︵刈﹃μ目α・○◎R︶ ︵是等の凋身女馨の結婚の期待は、それ故ほんの僅に過ぎない。︶

(8)

69 内田H大隠教育を受けたる女子職業の民族生物學的研究 第四 九 三六九名の女讐の亭均結婚年齢は、二八・八歳、六八名の歯科女署に就ては、 三+歳及びそれ以上で結婚せる者は、次の如くである。 二八・五歳である。   第  七  表 女署、歯科女i繋の結婚年齢

欄剃女訓三戸

U123456789012345678901234567890

Z222222222333333333344婆44444445

不蜘

1︵

42、4038⑳21131787455521111

1

t

11nO

  5

1148610一364

10﹁241211211

14 1 42s 1 s2 第 六 表 a)既婚女馨及び歯科女髪と離婚死別      総数有配偶 離婚者 未亡人

女監既婚者 

425 362  47  16

歯科女署既婚者   82  67  10   5   女馨離婚率 11%(11±1.5%)   薗科女蟹離婚率  12% (12±3。6%) b)離婚せる女署及び歯科女磐の夫の職業

業の者生牛蝿馨師侶士人圭田家長

職“學 旧俗 

轟羅劇画護場嵐隊

愚亭古製教歯獣哲前辮商工黒革樂

2211111了

0諏−

9齢10召ーエ

醤  歯科女蜜

   2

   1

0召

14

47 10 C) 離婚者の結婚生活期間年数別員敷表

  2年345678910111213不明三

女馨 1 2 1 2− 1− 1 1 1 1−  35 #&t 一 一一 一 1一一 1一 一一一1 7 d)離婚せる女轡及び歯科女醤の子女歎   離婚者数 子供なき者 1子女 2子女 3子女 女    髪}  47         31    10     4     2 歯科女馨 10    4  4  2  一

(9)

謄第八表

裏警學生

び 受験醤學生(國家試験前)

舞醤學前生

妾獣 署

れ歯科馨

妥署 厨

女馨の夫の職業 1 5 3 1 1 229

費as究者

夫大臣講師

含教  授

も自然療法學者

 按摩者

 文  

 彫刻家

 晋樂家

 書  家

 書家及び達者

 i樂隊長

 法敏學博士

 法律顧問

 土木技師

 致府土木技師  匿裁判所技師  地方裁剣所技師  市参事會長  法律受瞼生  司法官幅出

 陪席到事

 辮護士

 公誰人

 法學博士

111116111113111211122015

  1.       − 297 58%の女留者は馨者と結婚してみる 7Q 地方裁陰阜剣事 法律顧問官

藥齊1師

化學者

哲學部學生 恥學博士 高等學校教授候補者第一年目    1! 學  車 中(高)等星校教員 盤操i致師 技  師 工學士及び技師 政府建築師 瓦斯工場支配入 建築技師

鑛千官

支配人

商  人

管理者

工場主

銀行員

銀行頭坂 市塵事會干

瓢領事

大  尉 警察署長

聯隊長

退役將官

農業家

前修道院僻侶 不明なる者 第こ二年目

132313工14414731111311211111111工3

      3﹂      3

     1

一三四名の女欝勃約三六%︵こO⑰汁鱒α訣︶ 内田陛大學教育を受けたる女子職業の民族生物學的研究    二五名の距画科女馨巨約 ︵不明は計算せず︶ 三七%︵¢㊤畷﹂昌笥・㊤獣︶ 第四 九一

(10)

71 女署の約五八%は馨師と結婚して居る。︵但し不明者は算入せず。︶若し課程の全部絡了しない馨寒生・歯科署・獣畜及び教授の或る人々を数 へるならば、此の数は更に櫓加する。 第 九 表 歯科女醤の夫の職業

21326

212111122141111

義歯製造者

醤 

歯科瞬

法學博士

辮護士

阿仁博士 師 教 員 校

學庭師

葡學捌

中化藥

師 技 工學士にして技師たる人 建築技師 歯科女警の約五一%は、歯科思及び立師と結婚し、 女讐と歯科女讐とを一緒にすると、

 四四六人一未婚

 五〇七人ーー既婚︵寡婦・離婚者を含む︶ 士 文 舞台監督 鑑  王 師入 国王 家支 11

P16

人 商

官長幽

顧隊明

商中山

      82 歯科女馨の51%は歯科馨及び回者と 結婚 歯科女馨の34%は歯科馨と結婚す 1)離婚及び寡婦となれる歯科女醤   の夫は算へず その中三四%が歯科讐である。︵不明は計算せず︶ 一、000人の職業に從事して居る女盛の中、 帥ち、未婚者は約四七%、既婚者が約五三%、︵α。。汁ピ⑪譲︶!四七名の不明者に就て報告が得られることが出刷れば、その結 果は既婚者に有利になるであらう。  切βヨ日は、 一九〇八年i一二年迄ベルリンの大學に入蔑した女讐學生の蓮命を一九一七年目調べて、次の如き結果を得た。  一、二四二名の女子大學生に於て、 一一九名は不明、二七名は未だ學修中、 一八名は死亡、斯くて、 一、〇七八名の調査せる者に就ては、    山木婚:・:・:・::::・六八%    既婚⋮⋮⋮⋮⋮:・三二%     内田11大藩教育を受けたる女子職業の民族生物學的編輯      第四巻  二九三

(11)

72     内田h大将教育を受けたる女子職業の民族生物學的研究       第四谷  =九四  六四九名の職業に從事せる卒業生に就ては、家の如くであった。    山木  婚⋮⋮⋮⋮⋮:・八一%    既  婚⋮⋮⋮⋮⋮⋮一九%  踏岸の。7は、 一九二〇年に、七二九名の女子大學卒業生に就て同様の調査をなして、登数の中六六・三%は未婚にして、 三三・七%は既婚、 職業に從醒する女心中、五八・九%は未婚、四一二%︵自民戯聾O駅︶は既婚、 一般に職業に從黙して居る者の中、 七五%は未婚、二王%は既婚 である。  然し此の事から、女子大學生の結婚の期待が、一九〇八年から一九一二年迄に、著しく改善されたと結論を引き出さうと思ふならば、妄断 であらう。  切口日割と国唄い。げは、その調査に際して、全學部を考察したが、私は軍に蜜科及び歯科与論に平庭、此の二つの學部に就ては、既婚女子大 學卒業生が比較的高いパーセyトを占めて居る事は、既述の通りである。私が欺る制限を度外叙するならば、 一九二九年に於て、 一九一七年 及び二〇年と著しく異った結果を示すだらう。恐らく未婚のパーセントが、高くなることであらう。  霞岸鴇げに依る職業に從冒せる既婚裁量の比例は、恥︻汗轟駅、余のはα¢9μU・⑪獣此の数によって、 一九二九年の職業に從出せる既婚女警の比 例冒か一よ刈二〇年より︷口岡いと、確には畳ロへない。  一九一〇年一二年の結婚表に依ると、生殖可能年齢︵一五−四五歳︶の全婦人の約八五%は結婚する。一九一四年にな ると、最早異ってくる。世界黒海で約二百萬人の男子が死亡し、此の損失は.それに相濁する年齢の婦人の結婚の見込を非 常に低下せしめた。  一九二九年は、次の如くである。   一五歳以上の婦人⋮⋮二五、四四一、○○○    此の中結婚者の⋮⋮一三、五一一、○00︵笥曽日渓︶   三〇歳以上の婦人⋮⋮一六、二一六、○○○    此の中結婚者⋮⋮⋮一一、七三七、○○○︵謡・◎。渓︶

(12)

ア3  私の統計に於ては次の如くである。    八一八名の女殿開甲結婚⋮者::・::一二六二︵欝劇幽汁目貫訳︶    一三五名の歯科女馨中結婚者の⋮六七︵αO汁継’c。O駅︶    爾者合計九五三名⋮⋮⋮⋮⋮・:⋮四二九︵嵩渓︶ 鋤寡婦及び離婚者は除外す。  職業に從議せる女子大墨卒業生の切¢巨影及び出生9に依て計算せられた結婚牽は1一九或は二五%1一般の亭均 より低い。 一九二九年の職業に從回せる女声のそれも、同様に著しく低い。  そこで,民族生物學的考察の爲には,斯る事實に職業がどれだけ關與して居るかを決定することは、重要なことであら う。女子の掃墨卒業生の猫身主義は。根瘤が確ではない。研究して居る多くの婦人は、結婚したがって居る;併し乍ら、 そのことが斯る際にも彼等がその職業を充分眞面目に考へて居るといふことを、否定しはしない一そして研究中適當な結 婚相手と知合になることを望んで居る。何故なら、多数の者が、結婚の機會の訣乏からのみ、未婚で居るといふことが,よ く知られて居るからである。然し正に結婚せんと望む手段!研究1は、終局に敵て屡々有効といふより寧ろ妨害たることを 示して居る。それ故、そこに或る悲劇が存するのである。そしてそれに關する数的の設明を提出することは,勿論非常に困 難であるが、此の場合に於ては,然し乍ら,経験的事實の上に主張することが出走るのである。  上述の統計から、殆ど総ての既婚女殴酉及び歯科女讐が、大學出身者と結婚し、實際に於て、女子の大學卒業生が、結婚を 考へる時は、⋮教養ある上層階級の一員として、同様に大仁出身者を、無條件に﹁身分相鷹のものとして﹂帥ち最も愛して、 結婚しようと望む一算も、その人は経宇戸に成功して居る人といふ條件で一⋮それ故結婚相手として考慮に入れる範園を 初めから書く制限する。それで、﹁大罪出身でない者﹂と結婚することを決心する妙なら寧ろ拒否するといふ多数の實例が知 られて居る。加之、研究して居る婦人に於ては,結婚相手に關して、淺念のことには、要求が一般に極端であることが珍ら しくない。その結果、斯る婦人にも亦多数の濁身者が生する。    内田H大學教育を受けたる女子職業の民族生物學的研究      第四巻 二九五

(13)

74    内田野大學教育を受けたる女子職業の民族生物學的硯究      第四巻  二九六  更に、結婚が認可と明に玉葉があることが、全量並に歯科女讐に見られる。多くの者は認可後結婚するー一女讐と歯科女 讐と併せて約七八%に達する−一群ち、その各々の場合を、 一般の教養の結果と考へるのである。婦人の大部分が、結婚後 も亦職業に從事しなければならぬ今日の経濟状勢に於ては,それは杢く明なことである。  一九二五年には、ドイツに於ては、一二。七百萬人の結婚した婦人があった。その中職業のある婦人が三・六百萬である。 ︵全有業婦人は一一。五百萬人︶  結婚相手の男子が、屡々同乱声の同僚であるといふことがある。從てまた早く結婚が出來ない。その結果、長く待たなけ ればならないので、多くの結婚の成立は失敗に絡る。大西に於て屡々見受ける様に同年齢或はより若い男子と交際すること は不利釜である。多くの女子の大再生は、その研究を、一部分は借金から抜け出つるべく飴儀なくされて居る。そして、卒 業まで存在する借金の重荷が、屡々結婚を不可能にし,或は暫らく延期することになる。又掃墨中陣の借金もしない女子の 研究者は、屡々卒業後、その財産を消費し.もはや嫁入仕度も出來すそれ故、多くの人々は結婚を止めなければならぬ。大 饗出の女子職業が,その多数の出身者の濁身に責任を負ふて居るのであるから、斯る場合の全郡に於て,民族生物學的意義 に於ける斯る職業の害的作用に就て,また論ずる事が出來る。その外、それは、高い離婚率にも、共同責任がある。  一九⋮九一二九年に於て、ドイツは次の如くである。   結婚::::・・:::::・:・六七七五二八四   離⋮婚:・:・:・:・:::・::・:∴二八四九山ハ○   百の結婚に封ずる離婚    五・七   一九二九年に存する結婚激   二二五一一〇〇〇   ご二五一一〇〇〇より六七七五二八四を減じたる六七三五七一六 即ち, 一九一九年以前に結婚し、而も一九二九年に存して居る結婚数で、一九一九年後の結婚数と声々同一である。  斯る事情から考へると,一九二九年に存する離婚数を得る爲には、既述の離婚数を倍すれば好い様に考へられる。然し,

(14)

75 それは誤である。何故なら,一九一九年以前は、以後に比して,離婚が著く少なかったからである。されば淺念乍ら,當該 数を得ることは不可能である。然し、それが三八四、九六〇より少いことは。確に言ぴ得る。從て,一九二九年に結局存す る離婚率は、確に五・七%より少い。部ち、女面及び歯科女欝の離婚率は1約一一%或は=︼%一平均より遙に高い。女 子の大槌卒業生が離婚婦人として持つ皆掛的地位及び充分に生活する可能性︵少くとも過去数十珍聞に於て︶は,離婚の決 心を容易ならしめる。されば職業に存する結婚を妨げる傾向といふものは、明白なことである。     第 + 表   女鑑四二五名の結婚巾      二況○名は子供を有し      一七五名は子供を持たない。   歯科女讐の八二名の結婚中.      三九名は子供麹有し      四三名は子供を持たない  少くとも一子女を有する結婚は、女馨約五九%、歯科女馨約四八%。.子供を有しない結婚、女讐約四一%︵山H陛﹄9﹂獣︶、歯科女欝約五二%  ︵鷺汁恥・α紋︶  女馨の四二五名の結婚に於て子供の杢数は、四三七に淫し、歯科女醤の八二名の結婚にては、六〇名である、故に、各結婚の耶均子女数は −女醤一・〇三、歯科女醤O・七であり.子女を有する各結婚の李均子女藪は1女醤丁七、歯科女八一・五となる。既婚女讐及び歯科女署と子 女との關係は次の如し。  私生見は、女醤は三人を持ち、歯科はない。  そこで八一八名②の女醤に於て、四四〇名の子女を有し、=二五名働の歯科女醤にては六〇名の子女を有して居る。即ち、一女馨短に○・ 五、 一盛忍女署毎に○・四の子女を有するi九五三名㈹の婦人の磐師︵女聲及び歯科女馨を合せて︶五〇〇名の子女となる。帥ち各婦人讐 師に就て0・五となる。     内田巨大學教育を受けたる女子職業の民族生物學的研究      第四巻  二九七

(15)

76 内田a大路教育を受けたる女子職業の民族生物學的硯究      既婚女馨 子供無き者  175 1子女を有する者120 2   〃    8ア

3 !! 32

4 !! 8

5 1! 3

既婚歯科女醤 43 21 15 3一       第、四雀   一一九八 ㈹三九三名は未婚、四二五名は既婚、四二名は不明︵これは計算せず︶ ㈲五三名.は未婚、八二名は既婚、五二は不明︵これは計算せず︶  ㈱四七は一〇〇〇に就て不明となる。  女馨の一六七の結婚中五一は子供がない”約三〇%︵¢。O旨こ。6獣︶、歯科女讐の二九の結婚中一〇は子供がな いH約三四%︵こQら﹂H◎◎・○っ訣︶。女馨と歯科女馨と合せて一九六の結婚中六一は子供がない“約三一%。  プロシャでは一〇乃至一五年㎞問結婚生活して死別した者でエ﹂供のない結婚率は、一九二七年に二七・三% に達する。  私の統計に出ては、五〇七の結婚中二一八が子供がない、 帥ち約四三%で、八年及びそれ 第十一表  女馨425名の結婚期聞及び其子女数 5 119L)U年迄子女 の結婚期予選問 者 1子 2 3F 4 結婚 数 結婚の年 一 一 一 一 一 一 一 ﹁ [ 一 一 一 1 一 一 一 一 網 一 ﹁ 一1 一 ﹁ 一 ﹁ 一 ﹁ 一 一 一 一 一 ﹁ 一 一 37 R6 R5 R4

F32

﹁ 一 一 31 30 29 28 1 ﹁ 一 一1 一 一 ﹁ 一 一 一 ﹁ 一 一 ﹁ 一1 一 一111 一 一11 一1 ﹁ 一 一1 一 ﹁1 一 一11 一 一 一 一 27 Q6 Q5 Q4 Q3 Q2 Q1 1892 1893 1894’ 1895 1896 1897 1898 1899 1900 1901 1902 190e“ 1904 1905 1906 19e7 1908 1 1 1 2 .e 2 ! 3 1

−:﹁=:=−=====一

一11=::=11一11一=:2

一1一2 一4 ﹁11 一24321 ﹁1﹁エ ︸一4

一︸2一42一252997119442一一﹁10

ユー2一一52223559101211125113一17

3一4121一16一8131013121120121512722      一      一 一 09876543210987654321021111111111      P       −t−i.5      兀15393622645520657791 7575     1    1  2333323121  5     一⋮−一    ﹂      tI[i11−0910n12聡14菊1617181920212223242526272829明1919191919P191919191919191919191919191919不

(16)

77    第 + 二 表 歯科女警82人置結婚期間と子 女撒(1929年)

﹁一一一︸一一一一一一﹁ ﹁− 一一一− ﹁一﹁﹁一− ﹁一一一一﹁一一

ートー..iI一﹂ 111,E−11.111.一1一     一111      ﹁ ﹁ [3 2 2 3 2 1 一 一2 一 一 3     ..I 11  −−1 ﹁II      一﹂.﹂IiI      ︷︼﹂       .− 結婚年間死二九年迄の 30 Q9 Q8 Q7 Q6 Q5 Q4 Q3 Q2 Q1 Q0 P9 P8

P7、161514131211109876P。43210?

結婚数

− ﹁− 一一、一一一﹁一1 一31111盆22562105572451      一 結婚の年 99 O0 P9 P9 P9 P9 P9 P9 P9

X19191919﹁191919191919191919191919919191919欝不

    第 + 三 表 8年及びそれ以上結婚せる者と子 女敷(1929) 結婚毎の牢 均子女一 女毎る子 数の者女  年のを  均結有  群婚す 子女総数 子女有る者 子女無き音 結 婚数. 1.4 1.03

”鮒

233 116 19P 30 51@10

卿29

女 歯科女 1,3 1.9 ・・

?63

196 計 合 以上の結婚期間後爾子供なき者は約三一%である。從て、女子の大學出身者にと っては、多くの場合に於て、﹁結婚すること﹂は,家族の墓門を作ることに樹して、 ・もはや同一の意義を有しない。聾㌶σq餌曾貯に依れば、﹁家族。種族及び民族を保持す るには﹂、一結弾弓に三・二或は三・四の出産を必要とする。その激は、彼の著書﹁出 産率減退及びその防止﹂に基けるものである。然し一九二七年には、ドイツで、 各妊孕可能の結婚に就き軍に二・九四に過ぎす,余が一九二九年に調査した女馨 に就いては丁七である。此の数は, 一九二七年の卒均及び 閑珪σq創曾δ同 に依て 計算せられた最小維持債より遙かに少い。  目9N⑦は、一九二七年及び二八年に、種々なる砒會階級の雫均子女数を調査し て、就中次の如き出産率を見出した。 自由職業⋮⋮⋮⋮一。六 技  師・⋮⋮−⋮丁二  内田11大無教育を受けたる女子職業の民族生物學的研究 第四谷  二九九

(17)

78    内田涯大墨・教育を受けたる女子職業の民族生物學的研究      第四岱  三〇〇   薪榊護士:・・::::一●六   醤r 師⋮⋮⋮⋮丁六

  牧師⋮⋮⋮⋮二・四

︵艮①冒。は此の際二年聞︹一九二七年及び二八年︺の生存嫡出児から出聾して、此の数を、同時代でなくて、時としては以 前の年︹一九二六年及び二七年︺の男子の結婚した者の数で除した。それに依て,充分な正確性が得られた。︶  ドイツの大學及び出門學校教授の子女数に曾ての羅9閃2ヨ9ロ⇔調査に依れば、 一九二九年に予て結婚毎に二・八或は二・ 四であった。その際、早筆子女数は一八九〇年以南常に殆ど一定して居る。即ちドイツの大里及び專門學校教授の家族の出 産率減退は。一九〇〇年︵ドイツに於ける一般出産率減退の初め︶より前に既に初まって居ることを見出した。  出塁。ゴは彼の統計に撃て、結婚後八年及びそれ以上維過した大土出身の婦人の畢均子女数は、一・八であると計算した。 同期間に空して、私は一・三なる値を得た。団︷窃9に依て一九二〇年に既に決定した女子の大學卒業生の雫均以下の出産率 は,一九二九年に猫更に減退した。家族の歌態に就いて私生児の出産の算入を考慮に入れないと,余に依て調べられた婦人 の讐師の各々は、○・五の子女撒を有して居る。  上流階級の子女の少いことの一般的原因に覧て, ピ。器M留¢お創野曹長及び他の人々が、精細に述べて居る。ピ①薫は言っ て居る、コ一般に如何なる場合にも、維濟的顧慮が、先づ第一に避妊の理由に爆げられる。﹂と。然し女子の大望出身者の著しく 雫均より低い生殖に謝する原因を軍に今日の経濟状勢にのみ求め様とするのは誤であらう。此の場合に煮ては,亦他の動機 が、大きな役割を演じて居る。先づ多数の融々は、健康障碍に就て考へる。国ロヨヨは一九一七年に次の如く論じた。﹁我々の 子供達は、多くの子孫の養育に休息して居る頭謄と充分なる時聞を持てる母親より生れるべきである。﹂と。碧冨く①は、加之 多くの婦入は研究に曾て、その生殖力を害するのみならす、直接不妊になるといふ意見である。﹁職業に於ける過帥労、先づ第 一に女性に適しない職業の種類の虚勢は婦人に無しては、特に破壊的に作用する。それは大室分の精神的の職業、特に大學 に於ける研究である。﹂と。寓窪σQ①は、高等學校時代、大學の勉學、卒業後の職業に依て、婦人の肉艦に害があると,同様に

(18)

79 信じて居る。  これに反して、缶貯﹃8口は一九二〇年に、七;天の女子大墨池に、星点に依る健康障碍に氣付くか否か質問して,その 解答を基礎として、次の如き結論を得た。持績的の健康障碍が時とすると起るが、それは高等學校の勉學時代に甥して初め から身量的に不適当でなかったか否か決定する事は不可能であると。1一﹁勉學及び職業が女性の健康に、男性の健康に謝 するよりも少くとも不利ではない、といふ結論を、それ故、我々は正貨であるとする。﹂虚弱にするといふ意昧に於ける精紳 的墨黒の影響は,属謀9に依ては讃明せられない。寧ろ彼は、女子の大學出身者の低い出産率を随意のもの。と考へて居 る。同様に巨①言は述べて居る。﹁併し私の考に依れば,精神勢働に依て、生殖能力が、女性にせよ、男性にせよ、失はれる か,或は軍にその期間に於て著しく害されるか、といふ設明は存しない。﹂と。  女子の大塩出身者の子供の少い事に劃して、職業といふ根擦以外の原因が問題になる。結婚前に先づ試験に及第しようと いふ希望は、從て結婚年齢を遅延せしめることになる。その事は、生殖に算しては、均して、不利に作用する。  一九二九年には、 一般の頁岩結婚年齢②は、二五・二八年である。ピρ鼻①毎題言は。ドイツの大工及び專門學校教授夫人 の卒均結婚年齢を二五・七年と報告した。余の統計では、女讐の雫均結婚年齢は二八・八年㈲歯科酒醤は二八・五年旬で、 一 般の雫均より激年多い。  ②聰べて初婚  働 再婚年齢を含む、然し再婚は清失する数であるから、年無結婚年齢に幽しては、字指的に、その影響は軍議でない。  更に緊張して實地に診察すること玉、多数の子供を養育することxは、素立し難い。從て亦、此の貼に於て、民族生物學 的意義に於ける、大宰出の婦人の職業の害的作用に就て論ずることが暴悪る。女子の大星出身者は多くの子孫を獲す考へは なく、寧ろ第一に丈化の目的を志して居ると、人は多分異論を唱へるであらうが、私は簡軍に此の非難に同意する。=一δ? σq t己ヨ①葺q円冨・。畠9は、政治學辞典で述べて居る。﹁婦人の論告的仕事の贋値は,評号するに困難である。男子と同様に 科學的才能を持てる時に、多くの場合に於て、すべての個人に自然に與へられた愛情を持てる婦人は,博覧といふことより,    内田目大波教育を受けたる女子職業の民族生物學的研究      第四雀  三〇一

(19)

80    内田H大畠教育を受けたる女子職業の民族生物學的研究      第四巻 三〇二 生物に黙する直接の仕事を揮ぶ、といふ一事だけは確である。私見に依れば、大壁出の職業に於て、婦人の職業が獲展して 居る。男女間の職業の分化が釜山勢力を得る意味で。然し乍ら、此の任務を果す爲に、女子の大學出が多数必要であると云 ふことを假定しょうとするのは,無意味であらう。その爲には、二三の指導的の頭購の所有者と善良な普通の勢働婦人の相 毒悪があれば、充分である。併し乍ら大墨出の職業に於ては、再びその数的の割當ではなくて、その聖誕は更によく云へば その作業能力に於ける特別なる婦人の要素が、婦人の仕事の意義に贅して標準となる。然し婦人が女署・法律家・牧師等とし て,これまで相評せる奪い職業に於て婦人中の婦人として有り得たかといふ事が問題である。しと述べて居る。今日職業に從 事して居る大遊出の婦人の大部分は、確に﹁ 選び出されたもの﹂ではなくて、また職業に出ても決して幸福ではない。と言 はれてるる。  アメリカに於ける大學出の職業相談に與る一婦人は、自分の経験を基にして,多数の大言出の婦人は、結婚及び家族から 遮臨される事を,全く﹁占い十字架の死に異らす﹂と感じて居る。といふ結論に達した。婦人は軍にその能力の一部分で働 くが、男子はその全力で働く。その事は、屡々非常に容易な仕事を課することを以ても分る。目一ヨ2α監σqは云ふ、﹁婦人は, それに際立った才能と憎い愛情を有して居る仕事すらも、一人の男に從ふ爲には、如何にも冷淡に投げ棄てるといふことを. 常に屡々見受けるのである。⋮⋮﹂﹁而もその際,それは,決して不確な,動揺した性質でなく,正に研究心の彊い、確であ る婦人である。﹂一国ロ老翁の統計に依ると,結婚した女子の大受卒業生は、①α汁ド①渓職業或は研究を止め、出詳。げに依れ ば、伽㊤・Q。汁㏄μ訳と言って居る。  現代の婦人問題は、多撒の人が考へて居るより、非常に簡潔であり、不凡であるひ日窪Nは述べて居る。﹁それは兎も角、 惹く言へば婦人問題は男子の聞題であり、またその道に於てのみ此に激する解決を見出す事が出來る,といふ事は明白であ る。﹂1−﹁教養ある階級の婦人問題は、常に暑い職業が開拓されることに依て解決しないで、結婚の可能性が得られること に依てのみ解決せられるのである。そして、その事は、實際に働ける若い男子に早期に,充分に俸給を與へることに於て, 最もよく行はれる。そしてまた、肥る理由から結婚に適せす、それ故一っの職業に頼って居る若い婦人は、出來るだけその

(20)

多数忙結婚を可能ならしめる事に依ても有効に救へるのである。﹂  現代に於ける結婚問題に就いて、親出話9は論じて居る。﹁その問題の稜展は、家庭の分離ではなくて、形式の攣化を目指 して居るのである。⋮⋮爾性は.攣化した時代情勢に心墨する形式を見出すべく働かねばならぬ。また爾性は家庭をつくるこ とが容易になる檬に講じなければならぬ。﹂ドイツが毎年豊島の女子の大倉卒業生をつくることが問題ではなくて,才能ある 雨女の出船るだけ多藪のものが結婚し.多敏の子孫を聾す、といふ事が肝要の鮎である。女の大學出身者の現在子供を持つ こ老が少いといふ事は、緊急な救濟を要する問題である,寓詳9は﹁女子の大寄出身者の妊孕率不足に依て、成程出産率 減退に就て考慮せられる激量的の損失に嘉しては、殆ど脅すこともないが、慣値ある智的の精神的の遺傳質の大部分が奪ひ 去られることは,論ずる迄もない。﹂と述べて居る。是等の婦人が、民族祉會及び丈化の爲に嘱すことの出亘る最善は、その 優秀なる遺傳質を保存することに心掛けるといふことである。  最後に、杜會的に促進される天分は、生物學的にも促進せねばならぬといふ根本原則から略して、閣・Φ嵩及びその他の優 生學者は、、家族の負憺の均衡しといふことを望んで得る。そして女子の大戸出身者が此の目的の爲に努力する時は.その利 害が、民族の利害と完全に調和するかちである。  絡りに臨み、吉岡博人先生の御懇篤なる御指導、御校閲を深謝す。 81 内田闘大畠教育を受けたる女子職業の民族生物學的研究 第四巻  三〇三

参照

関連したドキュメント

2)医用画像診断及び臨床事例担当 松井 修 大学院医学系研究科教授 利波 紀久 大学院医学系研究科教授 分校 久志 医学部附属病院助教授 小島 一彦 医学部教授.

工学部の川西琢也助教授が「米 国におけるファカルティディベ ロップメントと遠隔地 学習の実 態」について,また医学系研究科

女子の STEM 教育参加に否定的に影響し、女子は、継続して STEM

「職業指導(キャリアガイダンス)」を適切に大学の教育活動に位置づける

学識経験者 品川 明 (しながわ あきら) 学習院女子大学 環境教育センター 教授 学識経験者 柳井 重人 (やない しげと) 千葉大学大学院

3 学位の授与に関する事項 4 教育及び研究に関する事項 5 学部学科課程に関する事項 6 学生の入学及び卒業に関する事項 7

向井 康夫 : 東北大学大学院 生命科学研究科 助教 牧野 渡 : 東北大学大学院 生命科学研究科 助教 占部 城太郎 :

・災害廃棄物対策に係る技術的支援 都民 ・自治体への協力に向けた取組