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外為ウィークリービュー 11月29日号

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Academic year: 2021

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(1)

通貨ペア ページ数 基調

ユーロ/円

ポルトガル・スペインへの波及を懸念

2-3 予想レンジ: 109.00円~113.50円

ユーロ/ドル

ドル資金の本国回帰も

4-5 予想レンジ: 1.3000~1.3380 ドル

ポンド/円

英要人発言には注目

6-7 予想レンジ: 129.60 ~ 133.80 円

ポンド/ドル

軸は米経済指標とユーロ

8-9 予想レンジ: 1.5350 ~ 1.5850 ドル

スイス/円

レンジ内での小幅な値動きが続く公算

10-11 予想レンジ: 82.80 ~85.30 円

ドル買い戻しが続く可能性

12-13

ドル/スイス

予想レンジ: 0.9830~1.0180 スイスフラン

経済指標

カレンダー

一週間の予定を一覧で表示 14-15 2010/11/29 本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。 投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。また、本レポートに記載された 意見や予測 等は、今後予告なしに変更されることがございます。 なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、株

※通貨ペアをクリックすると、そのページにジャンプします

欧州債務問題の拡大懸念

(2)

EUR/

JPY

11/22

Monday 早朝にアイルランド政府が欧州連合'EU(と国際通貨基金'IMF(に対し金融支援を要請したと 発表した事を受けて、アイルランドの財政問題が当面鎮静化に向かうとの見方が強まると ユーロ全面高の展開となり、ユーロ/円は114.92円の高値を付けた。しかしその後、格付け会 社ムーディーズが「アイルランドの格付けを複数段階引き下げる可能性が大きい」との見解を 示した事や、ドイツ政府スポークスマンが「ドイツの複数の銀行が、アイルランドの債務問題に よって影響を受けるだろうという兆候がある」と発言した事を受けて、ユーロ売りが強まると、 ユーロ/円は113円台前半まで下落した。'①(

11/23

Tuesday 北朝鮮が韓国領内に砲撃を加え、韓国軍もこれに応戦したと伝えられると「有事のドル買い」 により、ドル/円が上昇した事に連れてユーロ/円も上昇する場面もあったが、その後、朝鮮半 島の緊迫化や欧州の債務問題に対する懸念から欧米株価が軒並み下落すると、リスク回避 の動きが強まりユーロ/円は110.75円まで大きく下落した。'②(

11/24

Wednesday 独11月IFO景況指数は1991年以来の高水準となる109.3を記録したものの、スペイン国債の 対独スプレッド'独国債との利回り格差(がユーロ導入以来最大の250bpsに拡大するなど、ア イルランド問題が他のユーロ圏高債務国へ波及した事を受けて、ユーロ売りが強まると、 ユーロ/円は110.32円の安値を付けた。しかし、その後、米新規失業保険申請件数の大幅な 減尐を好感してNYダウ平均が上昇するとユーロは反発し、111.76円まで上昇した。'③(

上昇要因'ユーロ高・円安(

下落要因'ユーロ安・円高(

ユーロ/円 11/22~26までの主な推移

・ユーロ圏景気回復観測の高まり →出口戦略への期待 ・ギリシャ・スペインなど一部のユーロ加盟国の 財政問題の緩和 ・日銀による追加緩和への期待 ・日本の円売り介入 ・ユーロ圏景気回復観測の後退 →出口戦略開始時期の後ずれ観測 ・ギリシャ・スペインなど一部のユーロ加盟国の財 政問題 →欧州金融機関に対する懸念 外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー ① ② http://gaitamesk.com ③

(3)

先週のユーロ/円相場は110.32円~114.92円のレンジで推移し、週間の終値ベースでは約2.8%の下落 'ユーロ安・円高(となり、24日には110.32円と9月15日以来の安値を記録した。アイルランド問題について は、28日に発表された欧州連合'EU(による支援策の合意を受けて一旦は峠を越えた格好だが、市場の関 心がポルトガルやスペインの債務問題へと移りつつある中では今週のユーロ/円は上値が重い展開となり そうだ。今週は2日に欧州中銀'ECB(が理事会を開催し金融政策決定を行うが、前回11月の会合でトリ シェ総裁は「12月の理事会で今後の流動性供給策について議論する」と発言しており、債務問題で揺れる 中、今回の理事会で出口戦略の道筋を示すようだとユーロが買い戻される可能性もある。'神田( '予想レンジ:109.00~113.50円( ●EUR/JPY 11/26週足引値:111.34円 '日足、移動平均、ボリンジャーバンドから見る相場展開( ユーロ/円は、88.93円'2000/10安値(から169.95円'2008/07高値(へと81.02円上昇したあと、大きく下落し て い る。直 近で は 安 値 107.27 円'6/29(⇒ 高 値114.73円'7/28(⇒ 105.42 円'8/24(⇒ 115.68 円'10/07(⇒ 111.53円'10/29(⇒1115.40'11/04(⇒111.04'11/12(⇒114.92'11/22(⇒110.32'11/24(ともみ合う推移と なっている。取引値は200日線'115.11円、11/26(、20日線'112.89円、11/26(と交錯し、60日線112.51円、 11/26(を下回っている。ボリンジャーバンドは11/26現在、上限:115.07円~下限:110.72円で、上限は上 昇、下限は下落で推移している。先週のユーロ/円は上昇するかと思わせる動きから急転直下の切り返しで 下落方向へと推移した。ここからは110~113円のレンジを形成し、その後にジワジワと110円割れの方向感 になるのではないかと、60日線との絡みを見て思わせるものがある。上値ポイントは、①112.89円'20日 線(、②114.92円'11/22高値(であり、下値ポイントは、①110円、②107.70円'9/15安値(である。'岡田(

EUR/

JPY

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テ ク ニ カ ル 分 析

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(4)

EUR/

USD

上昇要因'ユーロ高・ドル安(

下落要因'ユーロ安・ドル高(

ユーロ/ドル 11/22~26までの主な推移

・ユーロ圏景気回復観測の高まり →出口戦略への期待 ・ユーロ圏重債務国の財政問題の緩和 ・米国の超低金利長期化観測 ・ユーロ圏景気回復観測の後退 →出口戦略開始時期の後ずれ観測 ・ユーロ圏重債務国の財政問題 →欧州金融機関に対する懸念 ・ドル金利の先高観 外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー ① ② ③ http://gaitamesk.com

11/22

Monday 早朝にアイルランド政府が欧州連合'EU(と国際通貨基金'IMF(に対し金融支援を要請したと 発表した事を受けて、アイルランドの財政問題が当面鎮静化に向かうとの見方が強まると ユーロ全面高の展開となり、ユーロ/ドルは1.3785ドルの高値を付けた。しかしその後、格付け 会社ムーディーズが「アイルランドの格付けを複数段階引き下げる可能性が大きい」との見解 を示した事や、ドイツ政府スポークスマンが「ドイツの複数の銀行が、アイルランドの債務問題 によって影響を受けるだろうという兆候がある」と発言した事を受けて、ユーロ売りが強まる と、ユーロ/ドルは1.3575ドルまで下落した。'①(

11/23

Tuesday 北朝鮮が韓国領内に砲撃を加え、韓国軍もこれに応戦したと伝えられると「有事のドル買い」 が強まり、ユーロ/ドルは下落した。その後も朝鮮半島の緊迫化や欧州の債務問題に対する 懸念から欧米株価が軒並み下落すると、リスク回避の動きが強まりユーロ/ドルは1.3361ドル まで大きく下落した。'②(

11/24

Wednesday 独11月IFO景況指数は1991年以来の高水準となる109.3を記録したものの、スペイン国債の 対独スプレッド'独国債との利回り格差(がユーロ導入以来最大の250bpsに拡大するなど、ア イルランド問題が他のユーロ圏高債務国へ波及した事を受けて、ユーロ売りが強まると、ユー ロ/ドルは1.3284ドルまで下落した。'③(

11/26

Friday FT紙ドイツ版が「過半数のユーロ圏諸国と欧州中銀'ECB(が、ポルトガルに支援要請を迫っ ている」と報じた事が材料視され、欧州債務問題の拡大に対する懸念が強まると、欧州株の 下落に連れてユーロも下落し、ユーロ/ドルは1.3198ドルの安値を付けた。'④( ④

(5)

先週のユーロ/ドル相場は、1.3198ドルから1.3785ドルのレンジで推移し、週間の終値ベースでは、約3.5% の大幅な下落'ユーロ安・ドル高(となり、26日には1.3198ドルと9月21日以来の安値を記録した。欧州債務 問題がアイルランドから、より経済規模の大きいポルトガルやスペインに飛び火しつつある事や、年末に向 けてドルのリパトリ'ドル資金の本国回帰に伴うユーロ売り・ドル買い(が強まりやすい事を考えると、今週の ユーロ/ドルは一段の下落となる可能性がありそうだ。ただ、2日には欧州中銀'ECB(の理事会が行われ、 トリシェ総裁が「12月の理事会で今後の流動性供給策について議論する」と発言している事から、今回の会 合で出口戦略に言及する可能性がある。市場がユーロ売りに傾く中、トリシェ総裁の出口戦略に関する発 言がユーロの買い戻しを誘発する可能性もある。もっとも3日には米11月雇用統計の発表が控えており、雇 用の増加が見込まれているため、一方的にドルを売る展開とはなりづらそうだ。'神田( '予想レンジ:1.3000~1.3380ドル( ●EUR/USD 11/26週足引値:1.3244'日足、移動平均、ボリンジャーバンドから見る相場展開( ユーロ/ドルは超長期で見ると、0.8234'2000/10安値(と1.6037'2008/07高値(の幅の中、半値である1.2135を 割り込んで6/07に1.1874の安値を見た。その後は11/04高値1.4283⇒11/26安値1.3198となっている。現状、 20日線'1.3697、11/26(、60日線'1.3588、11/26(を下回り、200日線'1.3131、11/26(を上回る推移となってい る。ボリンジャーバンドは11/26現在、上限:1.4250~下限:1.3145であり、上限はやや上昇、下限は下落する 中、バンド幅は取引値が押し下げる形で下に向けて拡大している。先週は週初に戻り高値1.3785を見るもそ の後は下値トライで11/26に安値1.3198を見た。下落する過程で、いくつか重要なチャートポイントを先週に割 り込んで下落しているのが特徴であり、戻り上昇に向かうのは厳しくなってきていると思わせる。年末に向けて 1.30方向を狙っておくのではなかろうか。上値ポイントは①60日線、②20日線、下値ポイントは①200日線、② 1.3080近辺'今年の高値、安値1.1874と1.4283の半値(、③1.30下落トリガーポイントである。1.30のオプション は大きいようだ。'岡田(

EUR/

USD

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(6)

① ・英国の財政悪化懸念 ・BOEの資産買い入れ再拡大観測 ・保守-自民連立政権の不協和音 ・英景気の腰折れ懸念 ・英国経済の景気回復期待 ・日銀の追加緩和観測 ・英国の早期利上げ観測 ・保守党主導による英財政赤字の削減期待 ・日本の円売り介入

下落要因'ポンド安・円高(

上昇要因'ポンド高・円安(

GBP/

JPY

ポンド/円 11/22~26の主な推移

外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー http://gaitamesk.com ② ③

11/22

Monday 夕方に一時134.16円の高値を付けたポンド/円だったが'①(、その後は格付け会社ムーディーズ がアイルランドのソブリン債を格下げする可能性が高いことを示唆したことで、ユーロ/円が大幅 に下落すると、ポンド/円も連れ安となった。

11/23

Tuesday ドイツのメルケル首相が「ユーロ圏は異例に深刻な状況にある」、IMF'国際通貨基金(のリプス キー専務理事が「ユーロ圏のソブリン債危機は拡大する可能性がある」などと発言したことを受 けて欧州経済の先行き不安が意識されると、ユーロ/ドルが下落し、ポンド/ドルも軟化。さらにNY 市場で、アジア市場中に韓国の通信社が「韓国軍部は北朝鮮から数十発の砲撃があったと確 認」と報じたことが蒸し返され、リスク回避目的のドル買いによってポンド/ドルが下落した上、米 国債利回りの低下を受けてドル/円が大幅に下落したことを背景に、ポンド/円は130.84円の安 値をつけるなど大幅安となった'②(。

11/26

Friday 朝鮮半島の緊迫化に伴い、ポンド/ドルでポンド安・ドル高が進むと、ポンド/円はジリジリと下落。 さらに、FTドイツ版が「過半数のユーロ圏諸国と欧州中銀'ECB(がポルトガルに支援を迫ってい る」と報じたことを受けてユーロ/円が下落したことや、NY市場に入り、格付け会社S&Pがアング ロ・アイリッシュ銀行の格付けを「BBB」から6段階引き下げてジャンク級としたことを受けたポン ド売りなどを背景に、ポンド/円は下げに拍車が掛かった。また、英国が22日に表明したアイルラ ンドに対する二国間融資の絡んだ資金フローによるポンド売りが出たとの噂もポンド安の一因と なった'③(。

(7)

GBP/

JPY

今週の英国では注目度が高めの経済指標発表等は特に予定されていない。基本的には米国の雇用統計 の結果を睨んだドル/円やポンド/ドルでの動き、あるいは欧州重債務国の財政不安を背景とするユーロ/円 の動きに連れる展開になると考えられる。 ただ、12月1日にイングランド銀行'BOE(のタッカー副総裁とデール副総裁の講演がそれぞれ行われる 点には留意しておきたい。彼らの発言から、来週9日の英金融政策委員会'MPC(での金融政策変更につ いての思惑が浮上し、ポンドが上下する可能性がある。足元では「緩和と引き締め、双方に舵を切る用意が ある」とするBOEの、MPC直前の要人発言の機会であるだけに、その内容には注目が集まりそうだ。'ジェ ルベズ( '予想レンジ:129.60~133.80円( ●GBP/JPY 11/26週足引値:130.97円'日足、移動平均、ボリンジャーバンドから見る相場展開( ポンド/円は11月に入り134円前半まで上昇するも、その後は上値が重く60日線を下値にする展開が続いてい る。また先週突破した昨年8月'163.04円(と今年4月'145.94円(の高値を結んだライン'11/26時点では131.69 円(より下に再び押し戻されており、目先は下押し局面にあると見られる。 ボリンジャーバンドは11/26現在、上限:134.50円~下限:129.11円であり、バンド幅が縮小しており、相場は上 昇トレンドからレンジ入りの可能性が出てきた。 ローソク足は20日線'11/26時点では131.81円(より下に位置し、132円の重さと共に相場は下値模索の中にあ ると見られる。また下値として機能している60日線'同、131.00円(を割り込むようだと、下値は一段と深くなる と見られる。上値ポイントは①前述の131.69円、②132.08円'11/26高値(、③134.18円'11/18高値(であり、下 値ポイントは①引値で131.00円'60日線(、②129.11円'バンド下限(、③127.66円'9/14安値(である。'川畑( 外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー

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(8)

GBP/

USD

上昇要因'ポンド高・ドル安(

下落要因'ポンド安・ドル高(

・米経済先行き懸念の緩和 →リスクを取ることへの積極性が増す ・英国の早期利上げ観測 ・保守党主導による英財政赤字の削減期待 ・英国の財政悪化懸念 ・BOEの資産買い入れ再拡大観測 ・BOEの新たな金融緩和策への期待 ・保守-自民連立政権の不協和音 ・英景気の腰折れ懸念 外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー http://gaitamesk.com ①

11/22

Monday 夕方に一時1.6082ドルの高値を付けたポンド/ドルだったが'①(、その後は格付け会社ムー ディーズがアイルランドのソブリン債を格下げする可能性が高いことを示唆したことで、ユーロ/ド ルが大幅に下落すると、ポンド/ドルも連れ安となった。

11/23

Tuesday ドイツのメルケル首相が「ユーロ圏は異例に深刻な状況にある」、IMF'国際通貨基金(のリプス キー専務理事が「ユーロ圏のソブリン債危機は拡大する可能性がある」などと発言したことを受 けて欧州経済の先行き不安が意識されると、ユーロ/ドルが下落し、ポンド/ドルも連れて軟化。さ らにNY市場で、アジア市場中に韓国の通信社が「韓国軍部は北朝鮮から数十発の砲撃があっ たと確認」と報じたことが蒸し返され、リスク回避目的のドル買いがポンド/ドルの下落に拍車をか けた'②(。

11/26

Friday 朝鮮半島の緊迫化に伴い、ドルが全面的に買われる中でポンド/ドルはジリジリと下落。さらに、F Tドイツ版で「過半数のユーロ圏諸国と欧州中銀'ECB(がポルトガルに支援を迫っている」と報じ たことを受けたユーロ/ドルの下落や、NY市場に入り、格付け会社S&Pがアングロ・アイリッシュ 銀行の格付けを「BBB」から6段階引き下げてジャンク級としたことを受けたポンド売りが出たこ とを背景に、ポンド/ドルの下落に拍車が掛かった。また、英国が22日に表明したアイルランドに対 する二国間融資の絡んだ資金フローによるポンド売りが出た、との噂もポンド安の一因となり、ポ ンド/ドルは1.5585ドルの安値を付けた'③(。 ②

ポンド/ドル 11/22~26の主な推移

(9)

GBP/

USD

今週のポンド/ドル相場は英国の独自材料というよりは、米国の雇用統計を睨んだドルの動きや、欧州の 重債務国を巡る懸念を軸に動くユーロ/ドルの動きにより連れると考えられる。 欧州については、週末に欧州連合'EU(と 国際通貨基金'IMF(がアイルランドを支援する件について合 意に至ったが、ポルトガルやスペインの財政問題を市場が引き続き材料視する可能性がある。関連報道に よってユーロ/ドルが軟化すれば、ポンド/ドルは連れて下落する公算が大きい。 また、今週発表予定の経済指標は雇用統計以外にも注目度が高めのものが多い。もちろん、雇用統計お よびADP全国雇用者数など雇用関連指標が最も注目される見通しだが、30日発表の消費者信頼感指数な ども手掛かり材料視されると考えられるため、結果には注意したい。予想以上に良いようなら、一旦はドル 高で反応するものとみる。'ジェルベズ( '予想レンジ:1.5350~1.5850ドル( ●GBP/USD 11/26週足引値:1.6135'日足、移動平均、ボリンジャーバンドから見た相場展開( ポンド/ドルは11/4高値'1.6297(後、下値模索の動きが続いている。またその動きの中で、11/26には実体部 の長い陰線が出現し、10/20安値1.5649を割り込み、一時は9/21以来の安値となる1.5573を記録。目先は下 値模索の局面の中、この陰線に対しどこまで戻せるかがポイントとなろう。 ボリンジャーバンドは11/26現在、上限:1.6327~下限:1.5562とバンド幅が拡大し、現状は下落トレンドの中に あることを示している。 ローソク足は20日線'11/26時点では1.5989(と60日線'同、1.5817(より下に位置し、下落トレンドの中にあるこ とが示されている。目先は200日線'同、1.5346(が目標値となりそうな気配である。 上値ポイントは①1.5643'11/26陰線の実体部0.0175の1/3戻し(、②1.5817'60日線(、③1.5989'60日線(であ り、下値は①引値で1.5595'8/6高値1.5997~9/7安値1.5295の値幅0.0702を、11/4高値1.6297から引いた 値(、②1.5346'200日線(、③1.5295'9/7安値(である。'川畑( 外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー

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(10)

CHF/

JPY

上昇要因'スイス高・円安(

下落要因'スイス安・円高(

スイス/円 11/22~26までの主な推移

・ユーロ圏景気回復観測の高まり ・スイスの景気回復観測 ・日銀による追加緩和への期待 ・スイス中銀によるスイスフラン売り介入観測の後 退 ・日本の円売り介入 ・スイス中銀によるスイスフラン売り介入観測 ・ユーロ圏景気後退観測の高まり 外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー ② ① http://gaitamesk.com ③

11/22

Monday 早朝にアイルランド政府が欧州連合'EU(と国際通貨基金'IMF(に対し金融支援を要請したと 発表した事を受けてユーロ/円が上昇すると、これに連れてスイス/円は83.49円まで上昇し た。しかしその後、格付け会社ムーディーズが「アイルランドの格付けを複数段階引き下げる 可能性が大きい」との見解を示した事などを受けてユーロ/円が反落すると、これに連れてス イス/円も下落し一時84円を割り込んだ。'①(

11/23

Tuesday 北朝鮮が韓国領内に砲撃を加え、韓国軍もこれに応戦したと伝えられると「有事のドル買 い」・「有事のスイスフラン買い」が強まり、ドル/円の上昇とともにスイス/円も上昇し84.72円 の高値を付けた。しかしその後は朝鮮半島の緊迫化や欧州の債務問題に対する懸念から欧 米株価が軒並み下落すると、リスク回避の円買いが強まり、スイス/円も下落し83.11円の安 値を付けた。'②(

11/24

Wednesday 欧州株の持ち直しや、米失業保険申請件数が40.7万件に減尐した事を好感してNYダウ平均 株価が寄り付きから上昇し、その後も堅調に推移した事を受けて、円売りが強まるとスイス/ 円は84円台を回復して上昇した。'③(

(11)

CHF/

JPY

先週のスイス/円相場は83.11円~84.72円のレンジで推移し、週間の終値ベースでは約0.4%の下落'スイ スフラン安・円高(となり、先週に引き続きレンジ内での小幅な値動きとなった。全般的にドルの買い戻しが進 む中、スイスフランも円もドルに対して売られる状況となっており、結果的にスイス/円は方向感のない推移と なっている。今週も、年末へ向けてドルのリパトリ'ドル資金の本国回帰に伴う外貨売り・ドル買い(が強まりや すい地合いとなりそうで、こうした推移が続くと予想される。ユーロ圏の債務問題の拡大懸念に加え、朝鮮半 島情勢の緊迫化とリスク回避要因が目立つ中では、スイス/円を含むクロス円には下落圧力が掛りやすく、今 週のスイス/円は先週同様、小動きながらもやや軟調な推移が見込まれる。'神田( '予想レンジ:82.80~85.30円( ●CHF/JPY 11/26週足引値:83.80円 '日足、移動平均、ボリンジャーバンドから見る相場展開( スイス/円は、75.40円'2009/01/23安値(から91.51円'20011/26/26高値(へと16.11円上昇したが、今後下落 するとすれば、この上昇した値幅のどこまで戻るかが焦点となる。 取引値は20日線'83.81円、11/26(、60日線'84.23円、11/26(、200日線'83.56円、11/26(と交錯して上下する 推移となっている。ボリンジャーバンドは11/26現在、上限:85.46円~下限:82.15円で、上限は下落、下限は 上昇でバンド幅は縮小している。9/24高値86.49円⇒11/01安値80.96円⇒11/10高値85.02円の動きで、大きな 方向感なくもみ合いの動きとなっている。当面もう暫くは83~86円のレンジで方向感なくもみ合うことになると 見られるが、大きなピクチャーでは下値トライ方向と見ている。①85.02円'11/10高値(、②85.79円'10/13高 値(、③86.49円'9/24高値(、下値ポイントは、①80.96円'11/01安値(、②80.31円'8/24安値(である。'岡田( 外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー

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(12)

USD/

CHF

上昇要因'ドル高・スイス安(

下落要因'ドル安・スイス高(

ドル/スイス 11/22~26までの主な推移

・ユーロ圏景気回復観測の後退 ・ドル金利の先高観 ・スイス中央銀行によるスイスフラン売り介入観測 ・ユーロ圏景気回復観測の高まり ・米国の超低金利長期化観測 ・スイスの景気回復観測 ・スイス中銀によるスイスフラン売り介入観測の後退 外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー ① ② http://gaitamesk.com

11/23

Tuesday 北朝鮮が韓国領内に砲撃を加え、韓国軍もこれに応戦したと伝えられた事や欧州の債務問 題に対する懸念から欧米株価が軒並み下落すると、リスク回避の動きが強まりドルが買い戻 されると、ドル/スイスは0.9974スイスフランまで上昇した。'①(

11/24

Wednesday スペイン国債の対独スプレッド'独国債との利回り格差(がユーロ導入以来最大の250bpsに 拡大するなど、アイルランド問題が他のユーロ圏高債務国へ波及した事を受けてユーロ売り が強まると、これに連れてスイスフランも売られ、ドル/スイスは0.9987スイスフランまで上昇し た。しかしその後は、米新規失業保険申請件数が40.7万件と大幅な減尐となった事を好感し て欧米株価が強含んだ事からリスク回避の動きが後退すると、ドル売りが強まり、ドル/スイス は下落に転じた。'②(

11/25

Thursday 欧州株の堅調推移を背景にユーロ/スイスでユーロ売り・スイスフラン買いが強まった事を受 けて、対ドルでもスイスフラン売りが優勢となり、ドル/スイスは1ドル=1スイスフランのパリ ティを突破し1.0018スイスフランまで上昇した。'③(

11/26

Friday FT紙ドイツ版が「過半数のユーロ圏諸国と欧州中銀'ECB(が、ポルトガルに支援要請を迫っ ている」と報じた事が材料視され、欧州債務問題の拡大に対する懸念が強まると、欧州株の 下落に連れてユーロも下落した。ユーロ売り・ドル買いが強まると対スイスフランでもドル買い が強まり、ドル/スイスは1.0053スイスフランまで上昇した。'④( ③ ④

(13)

USD/

CHF

先週のドル/スイス相場は0.9848スイスフランから1.0053スイスフランのレンジで推移し、週間の終値ベー スでは約1.0%の上昇'ドル高・スイスフラン安(となった。ユーロ圏の債務問題がアイルランドから、より経済 規模の大きいポルトガルやスペインに拡大しつつある事や、年末に向けてドルのリパトリ'ドル資金の本国 回帰に伴うスイスフラン売り・ドル買い(が強まりやすい事を考えると、今週のドル/スイスは堅調な推移が続 きそうだ。もっとも、ユーロ圏の債務問題に対する懸念の高まりは、ユーロ/スイスの上昇'ユーロ売り・スイ スフラン買い(につながり、一方的なスイスフラン売り材料とはなりにくいだろう。'神田( '予想レンジ:0.9830~1.0180スイスフラン( ●USD/CHF 11/26週足引値:1.0025'日足、移動平均、ボリンジャーバンドから見る相場展開( ドル/スイスは0.9911'2009/11/23安値(から1.1726'6/01高値(へと1815ポイント上昇し、その後下落し、10/14 安値0.9461⇒11/1高値0.9970⇒10/05安値0.9547⇒1.00超えの動き、となっている。 目下、取引値は200日線'1.0500、11/26(を下回るが、60日線'0.9831、11/26(、20日線'0.9834、11/26(を上回 る推移となっている。20日線が60日線を上回ってきた。 ボリンジャーバンドは11/26現在、上限:1.0111~下限:0.9556となっている。上限は上昇し、下限は若干下向き で推移している。ドル上昇方向に力がかかった推移となっている。ボリンジャーバンドの上限を押し上げて行く ような上昇推移となると見られる。1.02方向を経過し、200日線に向けた上昇基調になるのではないか。上値ポ イントは①1.02近辺、一方の下値ポイントは①20日線、②0.9547である。'岡田( 外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー

今 週 の 見 通 し

テ ク ニ カ ル 分 析

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経済指標カレンダー

'11/29~12/1(

11/29 18:30 (英) 10月消費者信用残高 +3億GBP +2億GBP (月( 18:30 (英) 10月マネーサプライM4・確報値 [前年比] +1.0% ―― 19:00 (ユーロ圏) 11月消費者信頼感・確報値 -10 -10 22:30 (加) 第3四半期経常収支 -110億CAD -152億CAD 22:30 (加) 10月鉱工業製品価格 [前月比] +0.2% +0.2% 11/30 06:45 (NZ) 10月住宅建設許可 [前月比] +0.5% ―― (火( 08:30 (日) 10月失業率 5.0% 5.0% (日) 10月鉱工業生産・速報値 [前月比] -1.6% -3.0% (日) 10月鉱工業生産・速報値 [前年比] +11.5% +4.1% 09:01 (英) 11月GFK消費者信頼感調査 -19 -20 09:30 (豪) 10月住宅建設許可件数 [前月比] -6.6% ―― 09:30 (豪) 第3四半期経常収支 -56.40億AUD ―― 17:30 (香港) 10月小売売上高-価額 [前年比] +17.2% +16.2% 17:55 ○ (独) 11月失業者数 -0.3万人 -2.0万人 17:55 ○ (独) 11月失業率 7.5% 7.5% 19:00 ○ (ユーロ圏) 11月消費者物価指数・速報値 [前年比] +1.9% +1.9% 19:00 ○ (ユーロ圏) 10月失業率 10.1% 10.1% 21:00 (南ア) 10月貿易収支 +36億ZAR ―― 22:30 ○ (加) 9月GDP [前月比] +0.3% +0.1% 22:30 ◎ (加) 第3四半期GDP [前期比年率] +2.0% +1.5% 23:00 ○ (米) 9月S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前年比] +1.70% +1.30% 23:45 ○ (米) 11月シカゴ購買部協会景気指数 60.6 60.0 24:00 (米) 11月消費者信頼感指数 50.2 52.5 12/1 ◎ (豪) 第3四半期GDP [前期比] +1.2% ―― (水( ◎ (豪) 第3四半期GDP [前年比] +3.3% ―― 17:30 (スイス) 11月SVME購買部協会景気指数 59.2 ―― 22:15 ◎ (米) 11月ADP全国雇用者数 +4.3万人 +6.8万人 22:30 (米) 第3四半期非農業部門労働生産性・確報値 [前期比] +1.9% +2.3% 22:30 (米) 第3四半期米単位労働費用・確報値 [前期比] -0.1% -0.2% 24:00 ◎ (米) 11月ISM製造業景況指数 56.9 56.2 24:00 (米) 10月建設支出 [前月比] +0.5% -0.4% 28:00 ○ (米) 米地区連銀経済報告'ベージュブック( ―― ―― 08:50 09:30 予想 日付 時刻 注目度 経済指標、 イベント等 前回 外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー http://gaitamesk.com

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経済指標カレンダー

'12/2~3(

12/2 09:30 ○ (豪) 10月貿易収支 +17.60億AUD ―― (木( 09:30 ◎ (豪) 10月豪小売売上高 [前月比] +0.3% ―― (スイス) 第3四半期GDP [前期比] +0.9% +0.5% (スイス) 第3四半期GDP [前年比] +3.4% +3.1% 17:15 (スイス) 10月実質小売売上高 [前年比] +3.8% ―― (ユーロ圏) 第3四半期GDP・改定値 [前期比] +0.4% +0.4% (ユーロ圏) 第3四半期GDP・改定値 [前年比] +1.9% +1.9% 19:00 (ユーロ圏) 10月生産者物価指数 [前年比] +4.2% +4.3% 21:45 ◎ (ユーロ圏) 欧州中銀金融政策発表 1.00% ―― 22:30 ◎ (米) 11/27までの週の新規失業保険申請件数 40.7万件 42.4万件 24:00 ○ (米) 10月中古住宅販売保留 [前月比] -1.8% -1.0% 12/3 17:15 (スイス) 11月消費者物価指数 [前年比] +0.2% +0.1% (金( ○ (ユーロ圏) 10月小売売上高 [前月比] -0.2% +0.2% ○ (ユーロ圏) 10月小売売上高 [前年比] +1.1% +1.0% 21:00 ◎ (加) 11月失業率 7.9% 7.9% 21:00 ◎ (加) 11月雇用ネット変化 +0.30万人 +1.75万人 22:30 ◎ (米) 11月非農業部門雇用者数 +15.1万人 +14.5万人 22:30 ◎ (米) 11月失業率 9.6% 9.6% 24:00 ◎ (米) 11月ISM非製造業景況指数 54.3 54.6 24:00 (米) 10月製造業受注指数 [前月比] +2.1% -0.7% 15:45 19:00 予想 日付 時刻 注目度 経済指標、 イベント等 前回 19:00 外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー http://gaitamesk.com 本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありませ ん。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。また、本レポートに記載された 意見 や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。 なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害に ついても、株式会社外為どっとコム総合研究所ならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承 願います。 ※発表日時は予告なく変更される場合があります。 ※予定一覧は信頼性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので事 前にご留意くださいますようお願いいたします。

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