H25 年度担い手情報誌 平成 25 年8月 12 日
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No.133
JA全農山形 農業支援統括部 米穀部・・・・・・・・・・つや姫・はえぬきの生育情報-2 園芸部・・・・・・・・・・庄内メロン生産出荷状況 畜産部・・・・・・・・・・平岡肥育農場いよいよ稼働 生産資材部・・・・・・園芸品目紹介「つや姫」
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「はえぬき」の生育情報
(平成 25 年7月 31 日現在) 1.本年5月~7月の気象と生育概況 ~ 本年も変動の大きい気象推移! ~ 表1.のとおり、5月は、後半から天候が好転し、月間で、降水量は少なく、平均気 温と日照時間は平年並みとなったため、活着は比較的良好となりました。 6月は、降水量が少なく、平均気温は平年よりやや高め、日照時間が多く、気温の日 較差が大きいことから、分げつが促進され、生育は順調に進みました。 7月は、月間を通じて梅雨空が続き、平均気温は平年並みでしたが、日照時間が平年 の約半分となり、降水量が平年を大幅に上回りました。そのため、生殖成長期を迎えた 稲は、やや葉伸びするとともに、少日照による光合成産物の蓄積が少ない状態で出穂期 を迎えることが考えられます。今後、水管理を中心とする技術対策が、本年産米の品質 と作柄確保に向けた重要なポイントとなります。 表1.アメダス山形と酒田の気象統計値(5月∼7月) 山 形 酒 田 項 目 平 均 気温 ℃ 日較差 ℃ 日 照 時間 hr 降水量 mm 平 均 気温 ℃ 日較差 ℃ 日 照 時間 hr 降水量 mm 実 況 値 15.9 12.7 228.8 53 15.1 8.6 162.8 65 5 月 平年差・比 +0.2 +0.6 119% 71% △0.2 ±0.0 85% 54% 実 況 値 21.4 11.0 221.2 70 21.6 8.4 247.4 28 6 月 平年差・比 +1.6 +0.8 139% 63% +2.0 +0.9 139% 23% 実 況 値 23.7 7.4 82.3 386 23.8 5.7 85.5 786 7 月 平年差・比 +0.4 △1.6 57% 246% +0.5 △1.2 52% 376%2.「つや姫」と「はえぬき」の生育状況 ~ 出穂は2日~3日早い予想! ~ 県の生育診断ほの調査によると、7月 19 日現在の「つや姫」は、長雨の影響もあり、 平年比で草丈がやや長く、茎数・葉数はやや多く、葉色はやや濃い生育となっていま す。「はえぬき」は、草丈がやや長く、茎数・葉数は平年並み、葉色がやや濃い状況に あり、概ね平年並みの生育とみられています。…(表2.) また、試験研究機関による出穂予想は、「はえぬき」で1日∼2日程度、「つや姫」 では2日∼3日程度早まると見込まれており、出穂に合わせた水管理や防除対応など、 それぞれの作業が遅れないように進める必要があります。…(表3.) 表2.7月 19 日現在の「つや姫」と「はえぬき」の生育状況(県農業技術普及課調) 表3.出穂の予想(7月 19 日現在、県農業総合研究センター調) 品 種 場 所 予想出穂期 平年出穂期 平年差 つ や 姫 山形市みのりが丘 鶴岡市藤島 8 月 8 日 8 月 10 日 8 月 9 日 8 月 13 日 △ 2 日 △ 3 日 7月19日 品 種 年 次 草 丈 (cm) 茎 数 (本/㎡) 葉 数:L (枚) 葉 色 (SPAD) 本 年 72.8 509 11.4 40.3 平 年 67.8 486 11.0 37.4 つ や 姫 平年比差 107% 105% +0.4 +2.9 本 年 70.4 586 11.5 41.5 平 年 65.6 572 11.3 39.3 はえぬき 平年比差 107% 102% +0.2 +2.2 7/31 つ や 姫 7/31 はえぬき 走り穂
3.今後の栽培管理のポイント ~ 水管理の徹底と病害虫の適正防除! ~ 仙台管区気象台が8月2日に発表した東北地方1か月予報では、気温は、1週目が平年 並みからやや低め、2週目以降は平年より高いとの予想にあります。今後、出穂期から登 熟期にあたり、高温対策を中心とした水管理を徹底し、品質・収量・食味の三拍子揃った 産米づくりを進めましょう。 (1) 出穂期は、稲の一生で、最も水を必要とする時期です。走り穂が確認できたら、花水 の早期入水と水深2∼5cm の湛水管理を徹底しましょう。 (2) 穂揃い期以降は、間断かん水に移行し、新鮮な水と酸素の供給によって、根の活力維 持をはかります。 (3) 高温・乾燥風が予想されるときや出穂後の最低気温が 23℃以上となる異常高温時は、 水利状況に応じて、『昼間深水・夜間落水』、『保水管理』、『掛け流しかんがい』などによ り、根の活力維持や同化物質の転流促進をはかりましょう。 (4) 出穂後30日間は、収穫に向けた早期の落水は行わず、後期まで登熟向上をはかりま しょう。尚、水利確保は、地域の土地改良区等の対応を確認しながら進めましょう。 (5) 病害虫防除としては、本年発生の多い斑点米カメムシ類の適期・適正防除を徹底する とともに、こまめにほ場の見回りを行って、穂いもち病などの早期発見・早期防除に努 め、最後まで良質米づくりを進めましょう。
・ 庄内地域は砂丘地帯を中心として全国でも有数のメロン産地です。 ・ 庄内管内JAにおけるメロンの栽培面積は、高齢化等に伴う生産者の減少等により前年 比97%の234ha となっています。 ・ 品種構成は、アンデスメロンを中心とした緑肉系品種が165ha、クインシー等赤肉 系品種が69ha となっています。 ・ 春先の低温により春作業が遅れたうえに、低温日照不足の影響もあり初期の生育は5日 から7日程度遅れました。 ・ 定植後の生育は、ハウス栽培、トンネル栽培とも良好に推移し、初期の遅れを概ね挽回 する状況となりました。また、ハウス栽培では昨年同様に干ばつ気味の気象となりまし たが、心配された果実肥大は平年並みとなりました。 ・ トンネル栽培は、ほぼ例年並みの生育となりましたが、7月上旬から雨天日照不足が続 き、たびたび集中豪雨に見舞われるなど非常に厳しい気象経過となったため、糖度上昇 遅延や果肉軟化等の品質障害もみられました。
・ 出荷は、ハウス加温栽培のアンデスメロンが6月7日初出荷となりました。 ・ 一般的なハウス促成栽培は、6月下旬からの出荷が開始され、7月上旬には出荷ピーク を迎えました。 ・ トンネル栽培は7月中旬から出荷開始されましたが、品質低下による商品化率の低下が 著しく、7月下旬に予定していたピークも大きな山なく出荷数量が伸び悩む結果となり ました。 ・ 出荷数量の減少に伴い出荷の切りあがりも早く、8月5日過ぎには急激に減少しました。
畜産部がJAあまるめとかねてから進めてきた高品質庄内豚の肥育農場「JA全農山形 平岡肥育農場」が、いよいよ5月下旬から出荷をスタートさせました。 平岡肥育農場は庄内町平岡に1万3千平方㍍もの敷地を持つ中規模の肥育農場で、地元 の後継者3名による農事組合法人「あまるめ北ファーム」が主体となって運営。昨年酒田 市地見興屋に完成した「JA全農山形子豚生産農場」から供給されるLWD子豚を肥育し 出荷する農場で、平岡肥育農場の稼働により、高品質庄内豚の一貫的な生産体制が整備さ れたことになります。 施設の運営を担当する3名の地元後継者。 すっかり消費者に定着した高品質庄内豚 左から北川裕輔さん、渋谷直毅理事長、渡部一樹さん 施設は1700平方㍍の豚舎2棟からなり、常時飼養頭数は最大2800頭。子豚生産 農場からの受け入れも順調で現在、豚舎の2/3ほどで肥育され、「満席」まであとわず か。運営が軌道に乗り始めた7月は、毎週80∼90頭が出荷されており、フル稼働とな る10月からは、年間8200頭(週あたり約160頭)の出荷が予定されています。 年間 8200 頭の高品質庄内豚を供給する平岡肥育農場 柔らかな肉質と深みのある味わいの高品質庄内豚
さて、この平岡肥育農場からの初出荷を記念してJAあまるめは6月2日(日)、Aコ ープあまるめで試食宣伝販売会を実施。地元余目産をアピールするため、「あまるめ育ち」 を愛称に併せて消費拡大セールを行ったところ、予約販売分を含めて1100㌔㌘(およ そ20頭分に相当)が完売する好調な出だしとなりました。店内で試食いただいたお客さ まからは「脂に甘みがある」「やわらかくておいしい」など好評で、中には3パック、4 パックとまとめ買いしていく人も。試食に立ち会った職員も「リピーター率の高さが今か ら伺える」と、手ごたえ十分のようすです。 大盛況だった A コープあまるめでの試食宣伝会(6/2) コミカルでかわいらしいタッチのデザインが 印象的な「あまるめ育ち」シール 平岡肥育農場では飼料用米を配合した専用飼料を給与。深く味わいのある赤身にあっさ りした甘みのある脂肪がバランスよく乗り、上品な肉質に仕上がっていると関係者からも 評価され、今後の販売に期待が寄せられています。 なお5月下旬に実施したこの予約販売には、JAグループの皆さまにもご案内をしまし たところ大いにご協力をいただきました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。 (庄内畜産販売課)
園 芸 品 目 紹 介
今回は、園芸場面に使用する新規品目ならびに県本部推奨品目の情報につい てご紹介いたしますので、現場での推進にご活用いただければと存じます。 ※過去にご紹介さしあげました商品も一部ございますが、再度確認の意味も含めご覧いただければと存じます。 なお、詳しい登録内容等につきましては、製品チラシ、関係機関HP等でご確認をお願いいたします。【園芸用殺菌剤】
1.新規べと病・疫病対策剤
病原菌 病原菌 殺菌剤が作物の表面をガード 殺菌剤が作物の表面をガード マンゼブ(予防) 病原菌 病原菌 病原菌 病原菌表面に付着した殺菌剤が外部
からの侵入を防ぎ作物を護る。
病原菌 病原菌 殺菌 剤 殺菌 剤 作物に感染した病原菌に殺菌剤 が到達し、病原菌を倒し二次感染 を防ぐ。 病原菌 病原菌 感染した病害を やっつけるぞ ベンチアバリカルブイソプロピル(治療) 新商品水
水
和
和
剤
剤
有効成分:ベンチアバリカルブイソプロピル 3.75% 規 格:100g×60袋 マンゼブ 70.0% 500g×20袋 ※JAグループだけの お取扱い商品 幅広い病害に効果がある殺菌成分【マンゼブ】に、べと病・疫病に高い治療(予防)効果の ある対策成分【ベンチアバリカルブイソプロピル】を混合した殺菌剤です。 【マンゼブ(予防)】+【ベンチアバリカルブイソプロピル(治療)】を組み合わせることにより、長 い残効(予防効果)と病気が発生した際の防除(治療効果)を兼ね備えた有望な新規薬剤です。 また、それぞれが異なる作用性により病害を攻撃することから、耐性菌の発達リスクも少な い。 特長 1、べと病・疫病に対して高い効果を示し、予防と 治療効果を兼ね備えています。 2、浸達性と浸透移行性を有し、高い耐雨性を 示します。 3、作用点の異なる2つの有効成分により薬剤耐性菌の 発達リスクを抑えます。 特長 1、べと病・疫病に対して高い効果を示し、予防と 治療効果を兼ね備えています。 2、浸達性と浸透移行性を有し、高い耐雨性を 示します。 3、作用点の異なる2つの有効成分により薬剤耐性菌の 発達リスクを抑えます。 0 20 40 60 80 100 防 除 価 耐雨性 (トマト 疫病) 無降雨 散布3時間後 降雨 2011年クミアイ 化学工業(株)生物化学研究所 JAブランド特
特
長
長
1. 有効成分ピリベンカルブは
新規系統ベンジルカーバメート系
に分類されます。
2. 広範囲な病原菌に対して高い防除効果を示します。
・各種作物の
灰色かび病
・
菌核病
などに対して
高い防除効果
を発揮します。
(その他、葉かび病、炭疽病、黒星病、輪紋病等にも効果があります。)
3.
各種薬剤耐性菌に対して効果
を示します。
4.胞子の発芽や侵入を抑える
予防効果
だけでなく、
菌糸の生育
や
胞子の形成
も抑えます。(治療効果、二次感染阻止効果もある)
5.
耐雨性
、
残効性
、
浸達性
、
浸透移行性(茎部から上位葉)
を有します。
・処理後3時間の降雨でも高い効果が得られます。
・残効性や葉表から葉裏への移行性に優れていることから、安定した
防除効果が期待できます。
2.新規灰色かび病・菌核病対策剤
べと病 2回以内 3回以内 散布 2回以内 収穫45日前 まで 200~700L/10a 1000倍 黒とう病 晩腐病 ぶどう 3回以内 3回以内 きゅうり 適用病害と使用方法 平成25年7月23日現在 作物名 適用 病害名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の 使用回数 使用方法 ベンチアバリカルブ イソプロピルを含む 農薬の総使用回数 マンゼブを 含む農薬の 総使用回数 トマト 疫病 100~300 L/10a 収穫前日 まで 2回以内 2回以内 適用病害と使用方法 平成25年7月23日現在 べと病 2回以内 3回以内 散布 2回以内 収穫45日前 まで 200~700L/10a 1000倍 黒とう病 晩腐病 マンゼブを 含む農薬の 総使用回数 ベンチアバリカルブ イソプロピルを含む 農薬の総使用回数 適用 病害名 本剤の 使用回数 作物名 希釈倍数 使用液量 使用時期 使用方法 ぶどう きゅうり 収穫前日 3回以内 3回以内 まで 100~300 L/10a トマト 疫病 2回以内 2回以内 耐雨性、残効性 に 優れます! 適用拡大申請中:メロン、たまねぎ 今後の適用拡大予定:ねぎ、すいか、ばれいしょ 有効成分:ピリベンカルブ 40.0% 規 格:(100g×25袋)×4、 500g×20袋 耐雨性 100 98.7 98.7 60 80 100 防 除 価 ( 残効性 97 95.9 96.3 60 80 100 防 除 価 ( トマト 葉かび病 きゅうり 灰色かび病
作物名 病害虫草名 希釈倍数 散布水量 使用時期 使用 方法 本 剤 使用回数 あずき 灰色かび病、菌核病、炭疽病 2000倍 100~300L/10a 収穫7日前まで 散布 3回以内 いんげんまめ 灰色かび病、菌核病、炭疽病 2000倍 100~300L/10a 収穫7日前まで 散布 3回以内 菌核病 2000倍 紫斑病 2000~4000倍 豆類 (種実、ただし、だいず、 あずき、いんげんまめ、 らっかせいを 除く) 菌核病、灰色かび病 2000倍 100~300L/10a 収穫7日前まで 散布 3回以内 炭疽病 2000倍 灰色かび病 2000~3000倍 キャベツ 菌核病 2000~3000倍 100~300L/10a 収穫14日前まで 散布 3回以内 きゅうり 灰色かび病、菌核病 2000~3000倍 100~300L/10a 収穫前日まで 散布 3回以内 たまねぎ 小菌核病、灰色かび病 灰色腐敗病 2000~4000倍 100~200L/10a 収穫前日まで 散布 5回以内 トマト 灰色かび病、菌核病、葉かび病 2000~3000倍 100~300L/10a 収穫前日まで 散布 3回以内 ミニトマト 灰色かび病、菌核病、葉かび病 2000~3000倍 100~300L/10a 収穫前日まで 散布 3回以内 なす 灰色かび病、菌核病 2000~3000倍 100~300L/10a 収穫前日まで 散布 3回以内 非結球レタス 灰色かび病、菌核病 2000~3000倍 100~300L/10a 収穫14日前まで 散布 3回以内 レタス 灰色かび病、菌核病 2000~3000倍 100~300L/10a 収穫3日前まで 散布 3回以内 褐色せん孔病 灰星病、幼果菌核病 黒斑病、心腐れ症(胴枯病菌) 輪紋病、黒星病 3000~4000倍 炭疽病 3000倍 ぶどう 黒とう病、晩腐病、灰色かび病 3000~4000倍 200~700L/10a 収穫14日前まで 散布 3回以内 もも ホモプシス腐敗病、灰星病、 黒星病 3000倍 200~700L/10a 収穫前日まで 散布 3回以内 うどんこ病、すす斑病 3000倍 すす点病、モニリア病、褐斑病、 黒星病、斑点落葉病、黒点病、 輪紋病 3000~4000倍 適用病害および使用方法 200~700L/10a 収穫前日まで 散布 3回以内 200~700L/10a 収穫前日まで 散布 3回以内 100~300L/10a 収穫7日前まで 散布 3回以内 200~700L/10a 収穫前日まで 散布 3回以内 100~300L/10a 収穫前日まで 散布 3回以内 いちご おうとう 3000倍 だいず なし りんご
【園芸用殺虫剤】
皆様方より、日頃ご愛用いただいております『スプラサイド水和剤』の適用が変更と 作物名 適用病害虫 名 希釈倍数 使用液量 使用時期 使用 方法 本剤の 使用回数 DMTPを含む 農薬の総使用回数 りんご 1500~2000倍 200~700リットル/10a 収穫30日前まで 散布 2回以内 2回以内 なし(有袋栽培) 1500~2000倍 200~700リットル/10a 収穫7日前まで 散布 3回以内 3回以内 なし(無袋栽培) 1500~2000倍 200~700リットル/10a 収穫45日前まで 散布 2回以内 2回以内 もも 1500~2000倍 200~700リットル/10a 収穫21日前まで 散布 2回以内 4回以内 (200倍希釈散布は2回以内、 1500~2000倍希釈散布は 2回以内) ぶどう 1500倍 200~700リットル/10a 収穫14日前まで 散布 2回以内 2回以内(休眠期は1回以内) かき 1500倍 200~700リットル/10a 収穫30日前まで 散布 3回以内 3回以内 おうとう 1500倍 200~700リットル/10a 収穫7日前まで 散布 3回以内 3回以内 6月12日付 スプラサイド水和剤の適用拡大内容。 網掛けの部分が変更内容となります。 県内で作付のある作物のみを抜粋 シンクイムシ類 カイガラムシ類 シンクイムシ類 カイガラムシ類 カイガラムシ類 カイガラムシ類 カイガラムシ類 カイガラムシ類 なり、これまで以上に使いやすい薬剤になりましたので、ご連絡いたします。 JAブランド ※JAグループだけの お取扱い商品技術情報
(ネギアザミウマ)
被 害 ネギアザミウ ネギ類、果菜類、花卉類など多くの作物を加害する難防除害虫ネギアザミウマに 対してジェイエース剤(粒剤・水溶剤)は高い効果を示します。ジェイエースはネギアザミウマに高い効果があります!!
今年は、アザミウマに対する防除のお問い合わせがございましたので、以下に、 ネギアザミウマに対するジェイエース剤の試験データを掲載しましたので現場での 指導の参考にしていただければと存じます。※あくまでもネギアザミウマが対象です。 ネギアザミウマとは? 多くの地域では5~8 月頃発生のピークになり、一般に 高温少雨の干ばつ状態が続く時に多発します。 被害は主にネギで大きく、食害痕がかすり状となり、葉が 萎凋して枯死することもあります。ネギだけでなく、かん きつ、アスパラガス、花卉類も加害します。 発生密度が高いと薬剤の効果が安定しないので、発生初期に 防除するのが基本です。 ↑ネギアザミウマ成 ジェイエース水溶剤の残効性 試験内容:室内試験 薬剤処理:2002 年 3 月 5 日 試験期間:2002 年 3 月 5 日~3 月 7 日 処理方法:1 齢幼虫を 10 頭接種したインゲン葉リーフディス 供試作物:インゲン(品種:トップクロップ) クに所定量の薬液を散布し、25℃恒温室に 対象害虫:ネギアザミウマ 1 齢幼虫 置いた。 試験実施:全農営農・技術センター農薬研究室 調 査:処理 2 日後に生死を調査した。 1,000倍 10,000倍 100,000倍 ジェイエース水溶剤 ネオニコチノド系A剤 2,000倍 20,000倍 200,000倍 1,000倍 1,000倍 10,000倍 100,000倍 1,000倍 10,000倍 100,000倍 ジェイエース水溶剤 ネオニコチノド系A剤 ジェイエース水溶剤は、常用濃度の 1/10 濃度である 10,000 倍まで補正死 虫率100%を示し、現在、主にネギア ザミウマ防除に使用されている他剤 2,000倍 20,000倍 200,000倍 2,000倍 20,000倍 200,000倍 1,000倍 1,000倍系統名 商品名 スピノシン系 スピノエース、ディアナ など マクロライド系 アファーム、アニキ など IGR剤 カスケード乳剤、マッチ乳剤 など フェニルピラゾール系 プリンス その他 ハチハチ 【アザミウマに効果がある主な防除薬剤】 商品名 作物名 害虫名 希釈倍数 使用薬量 使用時期 使用方法 本剤使用回数 成分別使用回数 きく アザミウマ類 1000~1500倍 発生初期 散布 5回以内 5回以内 たまねぎ ネギアザミウマ 1000~1500倍 収穫21日前まで 散布 5回以内 5回以内 なす アザミウマ類 1000倍 収穫7日前まで 散布 3回以内 3回以内 りんどう アザミウマ類 1000倍 発生初期 散布 5回以内 5回以内 きく アザミウマ類 6~9kg/10a 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内 きゅうり アザミウマ類 3~6kg/10a (1株当り1~2g) 定植時及び生育期 但し、収穫前日まで 定植時作条散布 又は 植穴散布、生育期株元散布 3回以内 3回以内 トルコギキョウ アザミウマ類 1株当り1~2g 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内 なす アザミウマ類 3~6kg/10a (1株当り1~2g) 定植時及び生育期 但し、収穫前日まで 定植時作条散布 又は 植穴散布、生育期株元散布 3回以内 3回以内 りんどう アザミウマ類 1株当り2g 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内 ジェイエース水溶剤 ジェイエース粒剤 ※ネギアザミウマ(アザミウマ類)の適用のある作物のみを抜粋して記載。 ジェイエース剤のネギアザミウマに対する登録内容 ジェイエース粒剤の残効性 処理後日数 5 10 15 0 4日後 14日後 葉あたり の 成虫 数 7日後 ジェイエース粒剤(1g/株) 無処理区 処理後日数 5 10 15 0 4日後 14日後 葉あたり の 成虫 数 7日後 ジェイエース粒剤(1g/株) ジェイエース粒剤(1g/株) 無処理区無処理区 図 ネギアザミウマ成虫に対するジェイエース粒剤の残効性 ジェイエース粒剤は、処理14 日後までネギアザミウマ成虫を低密度に抑え、優れた残効性を示した。 試験内容:圃場試験 試験期間:1996 年 5 月 20 日~6 月 3 日 供試作物:キュウリ(品種:健緑)5 月 20 日定植 対象害虫:ネギアザミウマ中発生 薬剤処理:5 月 20 日 処理方法:定植時に粒剤を植穴土壌混和処理した。 調 査:各区 5 株あたりの成虫数を調査 試験実施:奈良県病害虫防除所 ※県内で発生が確認されている野菜場面のアザミウマと して、ネギアザミウマの他に、ミカンキイロアザミウマ、 ヒラズハナアザミウマ等がおります。ジェイエース剤は 『ネギアザミウマ』に対する効果は高いですが、種類に よっては効果が劣るアザミウマが存在するかもしれま せん。右にアザミウマに効果のある主要薬剤を記載いた しますので、ジェイエースを含めた「ローテーション防除」 での効果的な防除指導をお願いいたします。
発行元 JA全農山形 農業支援統括部 営農・TAC推進課