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1. 総論 総括判断 県内経済は 緩やかに回復しつつある 項目前回 (3 年 4 月判断 ) 今回 (3 年 7 月判断 ) 前回比較 総括判断緩やかに回復しつつある 緩やかに回復しつつある ( 注 )3 年 7 月判断は 前回 4 月判断以降 足下 (7 月末 ) の状況までを含めた期間で判断して

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Academic year: 2021

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(1)

埼玉県の経済情勢報告

平 成 3 0 年 7 月

財務省関東財務局

(2)

- 1 -

1.総論

【総括判断】

「県内経済は、緩やかに回復しつつある」

前回(30 年 4 月判断)

今回(30 年 7 月判断)

前回

比較

総括判断

緩やかに回復しつつある

緩やかに回復しつつある

(注)30 年 7 月判断は、前回 4 月判断以降、足下(7 月末)の状況までを含めた期間で判断している。

(判断の要点)

個人消費は、百貨店・スーパー販売額が前年を下回っているものの、乗用車の新車登録届出台数、コン

ビニエンスストア販売額は前年を上回っており、全体として緩やかに回復しつつある。生産活動は、化学

が減少に転じているものの、生産用機械、食料品などは増加しており、全体として緩やかに持ち直してい

る。雇用情勢は、改善している。

【各項目の判断】

前回(30 年 4 月判断)

今回(30 年 7 月判断)

前回

比較

個人消費

緩やかに回復しつつある

緩やかに回復しつつある

生産活動

持ち直しのテンポが緩やかになっている

緩やかに持ち直している

雇用情勢

改善している

改善している

設備投資

29 年度は減少見込みとなっている(全規模・

全産業ベース)

30 年度は減少見通しとなっている(全規模・

全産業ベース)

企業収益

29 年度は増益見込みとなっている(全規模ベ

ース)

30 年度は減益見通しとなっている(全規模ベ

ース)

企業の

景況感

「下降」超となっている(全規模・全産業ベ

ース)

「下降」超となっている(全規模・全産業ベ

ース)

住宅建設 前年並みとなっている

前年を上回っている

公共事業 前年を下回っている

前年を上回っている

【先行き】

先行きについては、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果により、着実に景気が回復し

ていくことが期待される。ただし、海外経済の動向などを注視する必要がある。

2.各論

個人消費 「緩やかに回復しつつある」

百貨店・スーパー販売額は、天候要因による衣料品の不調もあり、前年を下回っている。コンビニエン

スストア販売額は、カウンターまわりの商品や総菜などが好調であり、前年を上回っている。乗用車の新

(3)

- 2 -

車登録届出台数は、普通車、小型車は前年を下回っているものの、軽乗用車は前年を上回っている。

これらのことなどから、個人消費は全体として緩やかに回復しつつある。

(主なヒアリング結果)

➢ 母の日などの特別な日では、普段控えがちな刺身や寿司などの高価格帯の商品が購入されており、特別な日や値段に見合

う価値がある商品などは奮発して購入する傾向がみられている。

(スーパー、大企業)

➢ 総菜ではてんぷらなどの揚げ物が売れ筋商品となっており、自宅で調理すると手間がかかって敬遠するような商品が好評

である。

(スーパー、大企業)

➢ クリアランスセールでは、日傘、サンダルなどの季節商材はよく売れたが、一方で、春物や初夏物の衣料品は猛暑の影響

もあり売れ行きがよくなかった。

(百貨店、大企業)

➢ 安心安全の意識の高まりから、ドライブレコーダーなどの売上も伸びており、客単価の上昇につながっている。

(自動車

販売店、中堅企業)

生産活動 「緩やかに持ち直している」

生産を業種別にみると、化学が減少に転じているものの、生産用機械、食料品などは増加しており、全

体として緩やかに持ち直している。

➢ ここ最近のジェネリック医薬品の利用促進策を受けて出荷量が増えていたこともあって、昨年までは在庫を多めに確保し

ていたが、今年からは供給が落ち着いてきたことから在庫量をコントロールしているため、生産量が減っている。

(化学、大

企業)

➢ 高精細の医療用や車載用ディスプレイの製造装置は引き合いが強い。

(生産用機械、中堅企業)

➢ 野菜価格の高騰により 3 月以前は生産を絞っていたが、4 月以降は価格も安定しているほか、主力商品の売上増加により、

生産量は増加している。

(食料品、中堅企業)

雇用情勢 「改善している」

有効求人倍率は緩やかに上昇しており、完全失業率は低い水準で推移しているなど、雇用情勢は改善し

ている。

➢ 同業他社の初任給を上回るよう賃上げを行った。

(不動産、中堅企業)

➢ 店内の雰囲気の良さや働きやすさが人手確保につながることから、社会保険の整備や食洗機の導入など、労働環境の改善

に取り組んでいる。

(小売、大企業)

設備投資 「30 年度は減少見通しとなっている」

(全規模・全産業)「法人企業景気予測調査」30 年4~6 月期

○ 30 年度の設備投資計画は、製造業では前年比 2.3%の減少見通し、非製造業では同 1.7%の減少見通しとな

っており、全産業では同 1.9%の減少見通しとなっている。

企業収益 「30 年度は減益見通しとなっている」

(全規模)「法人企業景気予測調査」30 年4~6 月期

○ 30 年度の経常損益(除く「電気・ガス・水道業」、

「金融業、保険業」

)は、製造業では前年比 34.9%の減益

見通し、非製造業では同 13.1%の増益見通しとなっており、全体では同 15.4%の減益見通しとなっている。

企業の景況感 「『下降』超となっている」

(全規模・全産業)「法人企業景気予測調査」30 年4~6 月期

○ 先行きについては、30 年 7~9 月期に「上昇」超に転じる見通しとなっている。

住宅建設 「前年を上回っている」

○ 新設住宅着工戸数をみると、持家、貸家、分譲住宅のいずれも前年を

上回っている

➢ 複数の路線が利用できる利便性の高い駅の周辺では、徒歩で 15 分以上かかる賃貸物件が完成前に埋まるほどの人気であ

った。

(不動産、中堅企業)

公共事業 「前年を上回っている」

○ 前払金保証請負金額を前年比でみると、独立行政法人等、都道府県、国で前年を下回っているものの、市区

町村で上回っており、全体として前年を上回っている。

(4)

埼玉県の経済情勢報告

資料編

※掲載した経済指標等については速報値を含む。

(5)

【グラフ1】

【経済産業省】 (注)全店ベース。 【経済産業省】

【グラフ3】

【日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会】

【グラフ2】

(注)全店ベース。関東とは、関東財務局管内に静岡県を含む。

1.個人消費

7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 29年 30年 ▲ 5 0 5 前年比(%)

百貨店・スーパー販売額

埼玉 関東 ▲ 10 ▲ 5 0 5 10 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 29年 30年 前年比(%)

百貨店・スーパー販売額(埼玉県)

<百貨店・スーパー別> 百貨店 スーパー ▲ 20 ▲ 10 0 10 20 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 29年 30年 前年比(%)

乗用車新車登録届出台数(埼玉県)

全体 普通車 小型車 軽乗用車

緩やかに回復しつつある。

1

(6)

【グラフ4】

(注)関東とは、関東財務局管内に静岡県を含む。 【埼玉県、関東経済産業局、経済産業省】

【グラフ5】

【埼玉県】

【グラフ6】

(注)パートを含む。 【厚生労働省】

2.生産活動

3.雇用情勢

7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 29年 30年 埼玉 1.24 1.25 1.26 1.29 1.31 1.33 1.31 1.28 1.27 1.29 1.31 1.37 管内 1.56 1.57 1.57 1.59 1.60 1.62 1.61 1.60 1.60 1.61 1.63 1.64 1.20 1.30 1.40 1.50 1.60 1.70 (倍)

有効求人倍率(季節調整値)

改善している。

6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 29年 30年 埼玉 93.9 94.6 97.2 95.4 92.4 94.7 94.2 89.9 90.8 95.3 93.0 95.4 関東 97.9 95.1 96.7 96.9 96.6 97.1 99.8 92.7 97.4 97.5 97.9 96.1 全国 101.9 101.6 102.9 102.3 102.8 103.5 105.4 100.7 102.7 104.1 104.6 104.4 85 90 95 100 105 110 指数(平成22年=100)

鉱工業生産指数(季節調整値)

95.4 90.9 86.7 114.6 82.3 62.9 148.1 50 60 70 80 90 100 110 120 130 140 150 160 170 180 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 29年 30年 指数(平成22年=100)

鉱工業生産指数(業種別、季節調整値)

総合 化学 輸送機械 食料品 プラスチック製品 業務用機械 生産用機械

緩やかに持ち直している。

2

(7)

【グラフ7】

【グラフ8】  

【総務省】 (注)パートを含む。 【厚生労働省】

【グラフ9】

【法人企業景気予測調査(平成30年4~6月期調査)】

【グラフ10】

【法人企業景気予測調査(平成30年4~6月期調査)】

5.企業収益

4.設備投資

▲ 31.0 5.7 ▲ 15.4 ▲ 50.5 ▲ 8.7 ▲ 34.9 4.6 21.6 13.1 ▲ 60 ▲ 50 ▲ 40 ▲ 30 ▲ 20 ▲ 10 0 10 20 30 30年度上期 (見込み) 30年度下期 (見通し) 30年度通期 (見通し) (前年同期比増減率:%)

経常損益(埼玉県)

全産業 製造業 非製造業 [除く「電気・ガス・水道業」、「金融業、保険業」]

30年度は減益見通しとなっている(全規模ベース)。

15.8 ▲ 12.4 ▲ 1.9 10.8 ▲ 12.5 ▲ 2.3 19.4 ▲ 12.3 ▲ 1.7 ▲ 20 ▲ 10 0 10 20 30 30年度上期 (見込み) 30年度下期 (見通し) 30年度通期 (見通し)

設備投資計画額(埼玉県)

全産業 製造業 非製造業 (前年同期比増減率:%) [除く土地購入額、含むソフトウェア投資額]

30年度は減少見通しとなっている(全規模・全産業ベース)。

2.7

2.4

2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 28年 29年 30年 (%)

完全失業率(原数値)

埼玉 管内

39

25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 29年 30年 (千人)

新規求人数(埼玉県・季節調整値)

3

(8)

【グラフ11】

【法人企業景気予測調査(平成30年4~6月期調査)】

【グラフ12】

【国土交通省】

【グラフ13】

【北海道建設業信用保証株式会社、東日本建設業保証株式会社、西日本建設業保証株式会社】

8.公共事業

7.住宅建設

6.企業の景況感

416 ▲ 13.7 ▲ 9.5 ▲ 40 ▲ 30 ▲ 20 ▲ 10 0 10 20 30 40 50 60 0 200 400 600 800 1000 1200 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 28年 29年 30年 前年比(%)

前払金保証請負金額

埼玉(請負金額) 埼玉(前年比) 管内(前年比) 請負金額(億円)

28年度)

(29年度)

30年度)

前年を上回っている。

▲ 60 ▲ 40 ▲ 20 0 20 40 60 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 7月 8月 9月 10月11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 28年 29年 30年 前年比(%) 着工戸数(戸)

新設住宅着工戸数(埼玉県)

着工戸数合計 持家 貸家 分譲住宅

前年を上回っている。

「下降」超となっている(全規模・全産業ベース)。

▲ 30 ▲ 20 ▲ 10 0 10 20 30 27/4~6 月期 7~9 月期 10~12 月期 28/1~3 月期 4~6 月期 7~9 月期 10~12 月期 29/1~3 月期 4~6 月期 7~9 月期 10~12 月期 30/1~3 月期 4~6 月期 7~9 月期 10~12 月期 (%ポイント)

景況判断BSI(埼玉県)

全規模大企業 中堅企業 中小企業 [前期比「上昇」-「下降」社数構成比] 上 昇 超 下 降 超 (現状判断) (見通し) (見通し) 全規模 ▲5.7 中堅企業 ▲7.9 大企業 3.0 中小企業 ▲8.0

現状

4

参照

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