2018/12/17
【日本銀行の金融政策とドル・円相場の見通し 長期金利のさらなる低下を容認か】
本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 2010.3.25.Thu. AM 8:20B
本日の債券市場見通
2010.3.25.Thu.2010.3.25.Thu. AM 8:20AM 8:20 日本10年国債利回り 1 %Trend Report
株式会社フィスコ 2010.3.25.Thu. AM 8:20B
本日の債券市場見通
2010.3.25.Thu.2010.3.25.Thu. AM 8:20AM 8:20 日本10年国債利回り 1 %Trend Report
株式会社フィスコ ■今回の予想:12月20日発表 金融政策などは現状維持の予想 ■長短金利操作(イールドカーブ・コントロール) 現状維持の予想 ・短期金利:日本銀行当座預金のうち政策金利残高に-0.1%のマイナス金利を適用 ・長期金利:10年物国債金利が0%程度で推移するよう、長期国債の買入れを実施 ※国債買入れ額については、保有残高の増加額年間約80兆円をめどとしつつ、弾力的な買入れを実施 ■政策金利のフォワードガイダンス 現状維持の予想 ・経済・物価の不確実性を踏まえ、当分の間、きわめて低い長短金利の水準を維持することを想定 ■資産買い入れ方針 現状維持の予想 ・ETFおよびJ-REIT:保有残高が、それぞれ年間約6兆円、年間約900億円に相当するペースで増加するよう買入れを行 う。 ・CP等、社債等:それぞれ約2.2兆円、約3.2兆円の残高を維持する。 日本銀行の黒田総裁は今月7日、衆議院財務金融委員会に出席し、日本経済の動向と日本銀行の金融政策運営 について説明しました。黒田総裁は「消費者物価の前年比はプラスで推移していますが、景気の拡大や労働需給の 引き締まりに比べると、弱めの動きが続いています」と指摘し、その背景として、「長期にわたる低成長やデフレの経 験などから、企業の慎重な賃金・価格設定スタンスや家計の値上げに対する慎重な見方が根強く残っていることが、 大きく影響している」と述べています。 ただ、先行きについては、「マクロ的な需給ギャップがプラスの状態を続けることや中長期的な予想物価上昇率が高 まることなどを背景に、消費者物価指数は前年比2%に向けて徐々に上昇率を高めていくと考えられる」との判断を維 持しています。世界経済の成長減速に対する警戒感が広がっているものの、金融政策の見直しについて検討する状 況ではないと思われます。 【日本銀行の金融政策見通し:長期金利のさらなる低下を容認する可能性】 黒田日銀総裁は7日の衆議院財務金融委員会で先行きのリスクについて、「保護主義的な動きの帰趨とその影響 など、海外経済の動向を中心に下振れリスクの方が大きいと考えている」との見方を示しています。中国を含めた世 界経済の成長減速への懸念が高まっていることから、金融調節を通じて長期金利が0%近辺まで低下することを容認 する可能性があります。 ・日本銀行の金融政策:現状維持も長期金利のさらなる低下を容認する可能性 【ドル・円相場の見通し:米利上げペース減速を織り込む展開】 18-19日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明内容には「さらなる緩やかなフェデラルファンド(FF)金利の 目標誘導レンジの引き上げ」との文言が引き続き含まれる見込みです。ただし、FOMCの金利・経済予測における来 年以降の政策金利と物価の見通しは下方修正される可能性があります。その場合、2019年における米利上げは2回 以内、2020年は利上げなしとなりそうですが、米利上げ終了を受けて日本銀行は金融緩和策を強化するとの見方も あるため、日米金利差拡大の可能性を想定してリスク回避的なドル売り・円買いは抑制される可能性があります。 ・ドル・円の想定レンジ:111.00円-115.00円 ■2019年の日本銀行金融政策決定会合の開催スケジュール ・1月22-23日、3月14-157日、4月24-25日、6月19-20日、7月29-30日、9月18-19日、10月30-31日、12月18 -19日(全8回)【N
先週のメキシコ ペソ相場
今週の見通し
-取引レンジ 円 - 円 想定レンジ 円 - 円 2週間の推移 1年の推移先週の概況
今週の見通し
◆ 買い要因 ◆ 売り要因 ・新貿易協定「USMCA)」の署名 ・予算規模拡大で財政悪化の可能性残る ・国内政治の安定化 ・世界経済の成長減速懸念 ・主要国の株価安定 ・金利先高観の後退 利回りは弱含み。ロペスオブラドール大統領は12日 にトランプ米大統領と電話で会談、移民問題について 協議し、中南米とメキシコの発展と雇用のための共同 プログラムを打ち出す可能性についても話し合ったと される。債券買いにつながった公算。 利回りは上昇か。ロペスオブラドール大統領は13 日の定例会見で、中米移民への対策として2019年 予算で50億ドルを計上する方針と明らかにしてい る。先週は低下した利回りだが、あらためて財政へ の懸念の高まりにつながり、利回りは上昇に向かう 公算も。 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。2018/12/17
12月17日 12月21日 5.53 5.67 5.50 5.70 対円レートは強含み。大幅な歳出拡大計画の発表が 期待されており、歳出拡大による景気浮揚への期待 が高まったことから、投機的なペソ売りは縮小した。 米国株安に対する警戒感はあるものの、リスク回避 的な米ドル買い・ペソ売りはやや抑制されており、ペソ の対円レートはやや強い動きとなった。 対円レートはもみ合いか。ロペスオブラドール大統 領は2019年予算案を今月23日までに議会通過させ ることを求めている。23日までに可決すれば好材料 となりそうだが、14日の米国株安を受けて資金流出 に対する警戒感は消えていない。週明け後も米国 株安が続いた場合、ペソは対円で弱含みとなる可 能性がある。為替相場
債券相場動向(メキシコ5年債)
株式会社フィスコ円
今週の買い要因・売り要因
5.48 5.51 5.53 5.56 5.58 5.61 5.63 2018/11/30 2018/12/7 2018/12/14 (円) 5.25 5.40 5.55 5.70 5.85 6.00 6.15 2017/12/14 2018/6/14 2018/12/14 (円)【N
先週の南ア ランド・円相場
今週の見通し
-取引レンジ 円-
円 想定レンジ 円-
円 2週間の推移 1年の推移先週の概況
今週の見通し
◆ 買い要因 ◆ 売り要因 ・米国金利の先高観後退 ・主要国の株安 ・南ア中銀は物価安定に注力、通貨安抑制の方針堅持 ・欧州向け輸出の伸び悩み ・原油安 ・インフレ率高止まり、増税による景気悪化の可能性2018/12/17
12月17日
12月21日
8.00 7.70 7.80 8.07 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 もみ合いも弱含み。週末に発表された中国の経済指 標では、小売売上高や鉱工業生産の伸びが鈍化し、 中国景気の鈍化懸念からランド売りの動きが強まっ た。金、鉱業、製造業生産が予想を上振れたことで、 週央にはランドも堅調な動きとなっていた。 もみ合いを予想。米連邦公開市場委員会が焦点とな る。今回の追加利上げ実施は織り込み済みで影響は 限定的となるが、米連邦準備制度理事会(FRB)議長 の発言がハト派寄りになれば、ドル売り、新興国通過 買いの流れからランドも買われやすいだろう。 利回りは上昇。生産者物価指数の上昇は市場予想と 一致したが、消費者物価指数の上昇率は昨年5月以 来の高水準となり、利回りの上昇につながった。ま た、週末の中国経済指標の想定以上の悪化なども利 回り上昇要因に。 利回りは横ばいか。世界的な景気減速懸念が強ま り、ランド債の売り要因(利回り上昇要因)となるが、 米連邦公開市場委員会(FOMC)でハト派的なスタン スが示された場合は、ドル安新興国通貨買いとなり、 ランド債利回りの低下要因となろう。 2010.3.25.Thu. AM 8:20B
本日の債券市場見通
2010.3.25.Thu.2010.3.25.Thu. AM 8:20AM 8:20 日本10年国債利回 1 %為替相場
債券相場動向(南アフリカ10年債)
株式会社フィスコ円
今週の買い要因・売り要因
7.15 7.50 7.85 8.20 8.55 8.90 9.25 2017/12/14 2018/6/14 2018/12/14 (円) 7.85 7.93 8.00 8.08 8.15 8.23 8.30 2018/11/30 2018/12/7 2018/12/14 (円)【N
先週のトルコリラ相場
今週の見通し
-取引レンジ 円-
円 想定レンジ 円-
円 2週間の推移 1年の推移先週の概況
今週の見通し
◆ 買い要因 ◆ 売り要因 ・原油安 ・経常収支の大幅な改善は期待薄 ・対米関係の改善期待 ・高インフレは経済成長を阻害するとの見方 ・経常収支の改善期待 ・ユーロ圏経済の成長鈍化懸念 利回りは上昇。米ドル高・リラ安の相場展開となっ たことから、債券利回りは強い動きを見せた。トルコ 中央銀行は13日、政策金利を24.00%に据え置い たが、経済見通しは不透明であり、すみやかな金 利低下は期待できないとの見方が広がったことか ら、長期債などの売りが優勢となった。 利回りは下げ渋りか。通貨安やインフレ高止まりを 意識してトルコ中央銀行の政策金利は当面据え置 きとなる可能性が高まっており、長期債などの利回り 水準は下げ渋る展開となりそうだ。米国株安を意識 して新興国市場からの資金流出が警戒されているこ とも、債券利回り低下を阻む一因となる。 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 20.90 21.37 20.50 21.50 弱含み。米国株安を受けて新興国市場からの資金 流出に対する警戒感が再浮上し、リスク回避的なリ ラ売り・米ドル買いが観測された。トルコ中央銀行 は予想通り、政策金利の据え置きを決定したが、イ ンフレ加速の思惑はやや後退しており、金利引き下 げの可能性があることから、リラは対円でも弱含み となった。 対円レートは伸び悩みか。米国株式の動向を意識し た取引が続きそうだ。14日の米国株式は大幅安と なったことから、リスク回避的な米ドル買い・リラ売り は継続する可能性がある。米国株安が一服した場 合、リラ売りは縮小すると予想されるが、新たな買い 材料が提供されない場合、対円レートは伸び悩む可 能性がある。2018/12/17
12月17日 12月21日為替相場
株式会社フィスコ円
今週の買い要因・売り要因
債券市場動向(トルコ5年債)
20.85 21.03 21.21 21.39 21.57 21.75 21.93 2018/11/30 2018/12/7 2018/12/14 (円) 15.50 18.00 20.50 23.00 25.50 28.00 30.50 2017/12/14 2018/6/14 2018/12/14 (円)【11月米雇用統計 予想通りならば、12月利上げを最終確認へ】【N 20.50 21.50 ・第5回北米自由貿易協定、協議妥結への期待 ・インフレ抑制でメキシコ中銀は適切に対応の見方