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Academic year: 2021

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〒 3 8 0- 0 8 3 7 長 野 市 大 字 南 長 野 字 幅 下 667-6 長 野 県 土 木 セ ン タ ー 内 電   話 026-235-3510 F A X 026-235-3583 ◇農薬を取り巻く情勢 1 ◇収入保険制度の概要 3 ◇果樹病害の秋季防除 4 ◇植防短信 6 ◇地域情報 7 ◇試験場一般公開 9 ◇協会だより10 目  次 一般社団法人

長野県植物防疫協会

1.農薬市場と農薬の開発情勢について 世界における農薬市場はブラジル、中国、アルゼ ンチン、インド等で農薬市場規模が拡大しており、 2020年予測でも依然として高い成長率を維持してい る。世界の農薬市場が拡大している要因として、食糧増産やバイオ燃料用作物、GM作物の作付面積拡大な どが挙げられている。(図1)一方、市場が成熟している国内の農薬市場は1994年(平成6年)をピークに 縮小傾向が続いている。

農薬を取り巻く情勢

JA全農長野 生産資材課 橋爪真一 (図1)【主要国の農薬市場の成長率】 ※成長率は、1年当たりで換算

出所)Phillps McDougall AgriService

その世界の農薬市場は、大手6社(シンジェンタ、バイエル、BASF、ダウ、モンサント、デュポン)で 約8割が占められている現状の中、業界1位のシンジェンタは中国のChemChinaに買収され、業界4位、6 位のダウとデュポン、業界2位、5位のバイエルとモンサントが合併に合意する動きもある。また、近年そ の6社に続いて、ジェネリック農薬メーカーが売り上げを伸ばしている。(図2)

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2.全農の農薬原体開発の取り組み このように世界農薬市場は、①発展途上国 市場の拡大とジェネリック農薬の拡大、②大 手農薬原体メーカーの種子ビジネスへの投資 強化、③化学農薬開発は主要作物(大豆、麦、 とうもろこし、綿など)への集中化にある。 しかし国内は、①市場の縮小傾向、②農産物 への高い安全指向、厳しい農薬登録制度や農 薬の高い製品品質、③ジェネリック農薬シェ アが低位、という農薬市場になっている。 国内市場の減少、新規開発農薬の減少傾向 にある中、全農では省力・低コスト・難防除 病害虫雑草防除に貢献する農薬の導入・原体 開発、さらに開発農薬の海外における作物残 留基準値やインポートトレランスの設定・維 持に取り組んでいく。 しかし、農薬メーカー大手6社の研究開発は化学農薬から種子ビジネスへの投資が増加している。(図3) その背景には遺伝子組み換え作物の増加や多くの化合物の中から農薬製品化になるのは僅かであること、農 薬開発経費が増加していること(図4)などがあり、開発中の化学農薬数は減少傾向にある。(図5) (図2)

出所)Phillps McDougall AgriService

(図3)

出所)Phillps McDougall AgriService

出所)Phillps McDougall AgriService

(図5) (図4)

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農業者ごとの収入全体を対象とした総合的なセーフティネットとして、収入保険が導入されます。 収入保険制度は 収入保険制度の対象者は、青色申告を行い、経営管理を適切に行っている農業者です。青色申告を5年間 継続している農業者を基本としていますが、加入申請時に1年分あれば加入対象となります。青色申告を始 める方は、3月15日までに、最寄りの税務署に青色申告承認申請書を提出してください。 青色申告とは 青色申告には「正規の簿記」と「簡易な方式」があります。必要な帳簿等は、 「正規の簿記」(複式簿記)仕訳帳、総勘定元帳、損益計算書、貸借対照表など 「簡易な方式」現金出納帳、売掛帳、買掛帳、固定資産台帳の整備などです。 税法上のメリット 「正規の簿記」の場合は65万円を、「簡易な方式」は10万円を所得から控除可能です。また、損失額を翌年 以後3年間(法人は9年間)にわたって繰越して、各年分の所得から控除可能。また、繰越しに代えて、損 失額を前年に繰戻して、前年分の所得税の還付を受けることも可能です。 収入保険の仕組み 収入保険は自然災害だけでなく価格の低下なども含めた販売収入全体を対象とします。ただし、捨て作り や意図的な安売りは補償の対象外です。近年6次産業化の取組みの一環として加工品を製造販売している農 業者も増加していますが、加工品については販売収入に含みません。ただし、精米、荒茶、梅干し、干し柿、 乾ししいたけ、牛乳など所得税法上の農業収入として申告されているものは含めます。なお、自ら生産した 農産物を加工する場合は、農産物を加工材料として販売したとみなした代金を、農産物収入に含めます。 収入保険制度の補填方式 類似制度との関係 収入保険制度と収入減少を補填する機能を有する類似制度との関係については、それぞれの制度の対象者、 補償内容等が異なる中で、国費の二重助成を避けつつ、農業者がそれぞれの経営形態に応じた適切なセーフ ティネットを利用できるよう、選択加入となります。ただし、収入の減少だけでなくコスト増も補填する肉 用牛肥育経営安定特別対策事業(牛マルキン)等の対象である肉用牛、肉用子牛、肉豚、鶏卵については、 収入保険制度の対象品目とはしないで、それらと他の品目との複合経営を行っている場合に、他の品目のみ 収入保険制度の対象となります。 現在行われている農業共済の事業は収入保険制度が導入されてもなくなるわけではございません。重複加 入を避け農業者が選択してご加入いただけます。 基準収入が1,000万円の農業者が、補償限度9割(保険割合8割+積立1割)を選択した場合の試算 基準収入×補償限度(0.8を限度に選択)×支払い率(0.9を限度に選択)×保険料率 基準収入×積立幅(1割)×支払い率(同上)×1/4

収入保険制度の概要

NOSAI長野 事業第一課 平岩則之

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収入保険は平成31年産からスタートします。 収入保険に関するご質問がありましたら最寄りの 農業共済組合地域センター、支所にお問い合わせく ださい。 本年は、梅雨後半から梅雨明け後に連続した降雨 があり、ここにきて病害の発生が目立ち始めている。 りんごでは炭疽病、ぶどうでは黒とう病、ベと病、 晩腐病、ももでは灰星病等の果実腐敗性病害の発生 が多く報告されている。 9月、10月は多くの果樹にとって仕上げの防除時 期に当たり、防除の対象は病害が中心となる。現時 点では病害の発生が少ない園地でも、気象経過によ っては今後被害が拡大する恐れもあるため、病害の 発生状況、気象の状況などを考慮して防除にあたる。 また、病害によっては(リンゴ黒星病やモモせん孔 細菌病など)、秋季防除が次年の越冬伝染源対策と して重要な意味合いを持つものもあるので、例年、 発生が多い園地では秋季防除を確実に行う。 □りんご病害 [炭疽病] すでに重要な防除時期は過ぎているが、秋季に降 雨が多く、気温が高い場合には二次感染が盛んに起 こり大きな被害につながる。特に「紅玉」「シナノ ゴールド」「シナノドルチェ」などは炭疽病にかか りやすいため注意が必要である。本病は雨媒伝染す るため、罹病果実が樹上に残っていると、これを伝 染源として下方に二次伝染が起こる。そのため、こ の時期の防除対策としては、まずは発病した果実を 早期に取り除くことが重要になる。その上で、発生 園地では本病に効果のある薬剤(キャプタン剤、フ ルオルイミド剤など)を選択する。なお、キャプタ ン剤は使用時期(適用登録の収穫前日数)に注意する。 〈収入減少を補填する機能を有する類似制度〉 制度名 対象品目 対象者 補填内容 農業共済※1 農作物共済 水稲、麦 対象品目の生産・販売を行う者 収量減収を補填 畑作物共済 ばれいしょ、そば、大豆、 蚕繭 果樹共済 りんご、ぶどう、なし、も も、かき、すもも 家畜共済 牛、豚、馬 収 量 減 少( 家 畜 の 死 亡・廃用)を補填 収入減少影響緩和対策(ナラシ対 策) 米、麦、大豆、てん菜、で んぷん原料ばれいしょ 認定農業者・集落営農・認定新規 就農者※2 収入減収を補填 野菜価格安定制度 野菜 野菜の計画的生産・出荷に取り組 む者(指定産地等) 価格下落を補填 肉用牛肥育経営安定特別対策事業 肥育牛 肥育牛の生産・販売を行う者 販売価格と生産コスト の差を補填 養豚経営安定対策事業 肉豚 肉豚の生産・販売を行う者 販売価格と生産コスト の差を補填 肉用子牛生産者補給金制度、肉用 牛繁殖経営支援事業 肉用子牛 肉用子牛の生産・販売を行う者 販売価格と生産コスト の差を補填 鶏卵生産者経営安定対策 鶏卵 鶏卵の生産・販売を行う者 価格下落とコスト増加 等補填 加工原料乳生産者経営安定対策 加工原料乳 加工原料乳の生産・販売を行う者 価格下落を補填 ※1  農業共済事業のうち固定資産の損失を補填するもの(家畜共済(搾乳牛、繁殖雌牛等)、園芸施設共済(施設内農作物共済以外) 及び診療費を補填するもの(家畜共済(病傷共済)は、収入減少を補填するものではなく、収入保険と機能が重複しないため、 本表には含めていない。 ※2 米は生産数量目標達成が要件(平成29年産まで)

果樹病害の秋季防除

農業技術課 副主任専門技術員 近藤賢一

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と再度、感染が活発化 する。この時期には果 実への感染は起こらな いが、徒長枝の葉や二 次伸長した葉に感染、 発病する。被害葉は落 葉して越冬伝染源とな るため、発生園地では 最後まで注意して防除 にあたる。防除薬剤は この時期に慣行防除薬 剤として使用されてい るイミノクタジン酢酸塩剤やフルオルイミド剤など でよい。 □ぶどう病害 [ベと病] 病害虫防除所の巡回調査では、7月中旬調査で発 生が確認されており、以降、病勢が進展している。 ベと病の感染は収穫後まで起こるため、発生や気象 の状況に応じて薬剤防除を継続する。多発すると早 期落葉を引き起こし、果実の着色不良や品質の低下 を招くばかりか、新梢の登熟が妨げられて寒害を受 けやすくなる。また、被害落葉中には卵胞子が形成 され、次年以降の伝染源となるため、生育期間を通 じて防除対策を徹底し、伝染源密度の低下を図る。 ベと病菌は薬剤耐性菌の出現リスクが高いため、 耐性菌対策を考慮して薬剤選択を行う。具体的には、 作用機構が同じ薬剤(FRACコードが同じ薬剤) は、原則として連用せず、作用機構が異なる薬剤に よりローテーション散布を行う。 [晩腐病] すでにワイン用品種 を中心に発生が多くな っている。本病の重要 防除時期は過ぎている が、被害を広げないた めの取組みを行う。生 食用品種では、収穫時 期が遅くなると袋内で 被害が拡大するため適 期収穫に努める。ワイ ン用品種では、被害果 房からの二次伝染を防 写真3 ブドウ晩腐病(被害果房は早期に摘除する) [褐斑病] 本病による早 期落葉は、果実 品質の低下や翌 年の花芽充実へ 悪 影 響 を 及 ぼ す。また、被害 葉は次年の越冬 伝染源としても 働く。気象条件にもよるが、葉への感染は10月上旬 頃まで続き、果実への感染は9月以降から始まり10 月上旬頃まで続く。葉での被害が目立つほ場では、 果実感染も懸念されるため注意する。各地域の防除 暦などに従い、散布間隔に留意して果実にも十分か かるよう防除を行う。また、褐斑病はほ場内や樹内 の薬液のかかりにくい部分で発生することが多いた め、薬剤散布前の枝管理も重要な対策になる。 なお、ベンゾイミダゾール系薬剤は薬剤耐性菌が 出現する危険性が高いため、この時期の使用は極力 避ける。 [すす点病・すす斑病] 9月以降も気温が高く、降水量が多い年には多発 して思わぬ被害を受けることがある。特に近年、各 産地においてすす斑病の発生が問題視されている。 すす斑病菌は枝幹上で越冬して伝染源となると考え られており、気温が18℃前後で、降雨が多くなると 感染が盛んになる。感染のピークは6~7月と9月 の2回で、無袋栽培での発病に関与しているのは、 生育後半の8~9月にかけての感染である。防除の ポイントとしては、①防除間隔をあけすぎないこと、 ②伝染源となっている枝幹にも薬剤が十分にかかる よう散布すること、③ほ場内の風通しの悪いところ や日の当たらないところでの発生が多いため、枝つ りや徒長枝の処理などによって改善を図っておくこ と、などがあげられる。 [黒星病] ここ数年、北信地域を中心に黒星病の発生が問題 になっている。本年は、春季に降雨が少なく、防除 対策が徹底されたことから、当初、発生は極めて少 ない状況であった。しかし、梅雨後半以降の降雨に より、新梢の先端付近の葉を中心に発生がみられて いる。 黒星病は秋季に気温が低下して、降雨が多くなる 写 真1 果実に発病したリンゴ褐斑病(秋季 に葉での発生が多いと果実発病もみられる) 写 真2 リンゴ黒星病(秋季の発 病も翌年の伝染源になる)

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植 防 短 信

植 防 短 信

果樹試験場一般公開を開催しました

平成29年7月29日に、果樹試験場の一般公開を開 催しました。例年、一般公開は10月に開催しますが、 本年度は本館工事等の都合により開催が早まりまし た。 7月開催ということから、例年とは異なった視点 で果樹試験場を多くの方に楽しんでもらいました。 私が担当した研究成果展示ブースでは、この時期な らではのアンズやモモ、ブルーベリー等の品種の果 実を展示し、来場者の興味を引きました。また、病 害虫関連では、ポスター展示をはじめ害虫観察体験 コーナーを設けました。体験コーナーでは、実際に 来場者に実体顕微鏡をのぞいてもらい活発に活動し ているナミハダニやカブリダニを観察してもらいま した。来場者に見てもらったナミハダニやカブリダ ニは直接モニター画面上に映し出し、より多くの方 に楽しんで頂けるように工夫を凝らしました。特に、 カブリダニがナミハダニを食べるシーンは、夏休み 中の小学生や農業者に大変喜ばれました。 今回は7月開催ということもあり果実販売はモモ やアンズ、スモモが中心でしたが、秋の農業試験場や 野菜花き試験場の一般公開においてリンゴやブドウ を販売する予定ですので、ぜひ足をお運びください。 (果樹試験場 環境部 石井伸洋)

夏休み特別開放を開催しました

南信農業試験場では、例年小学生等を対象とした 夏休み特別開放を実施しています。本年は8月9日 に5組14名の親子の参加をいただき開催しました。 最初に、試験場での仕事について簡単に説明を行 い、くだものを使ったミニ実験として、未熟な柿の 実の絞り汁を使った染め絵の体験となしの果実糖度 測定や試食を行いました。 柿汁を使った染め絵体験では、予め用意しておい た柿汁を筆を使って描いたほぼ無色の絵に、酸化鉄 の溶液を吹き付けると描いた部分が黒く浮かび上が ってくることに興味津々の様子でした。 なしの糖度測定と試食では、同じ果実でも芯に近 い部分と表面では糖度に差があることなどを、糖度 計を使って測定し、実際に味わって違いを体験しま した。また、新品種の育成も行っていることから、 新しい品種ができるまでを、各種の花の写真を掲示 して「ナシの花」当てクイズを織り交ぜながら説明 を行いました。 実験終了後は試験ほ場において、当場で育成した 「南水」、「南月」の原木や来歴、新品種の「サザン ぐため、被害果房の早期摘除に努める。秋季に降雨 が多い場合は、殺菌剤による防除を継続して行うが、 発病後の防除であるのでいずれの薬剤も高い効果は 期待できないことを念頭に、被害果房の摘除、適期 収穫等の対策も合わせて行う。薬剤防除は、QoI剤 など耐性菌の出現リスクが高い薬剤の使用を控え、 無機銅剤を主体に行う。 □もも病害 [灰星病] 収穫をむかえる品種では灰星病対策を継続する。 灰星病に対する果実の感受性は、収穫3週間前頃か ら急激に高まる。感染には必ずしも降雨を必要とし ないが、収穫期近くに降雨が多い場合には爆発的に 被害が拡大する恐れがある。薬剤防除では、散布間 隔を概ね10日程度とし、雨が多い場合にはさらに散 布間隔を短縮する。被害果は早期に摘除し、園外に 持ち出すか土中に埋める。灰星病は、感染から発病 までの潜伏期間が2~3日と短いため、収穫時に外 観上健全であっても、輸送中や店先で発病して産地 の信用問題になりかねないので防除を徹底する。 [せん孔細菌病] 収穫を終えた9月中旬以降は、せん孔細菌病の越 冬伝染源量を減少させるための重要な防除時期にあ たる。本年、春型枝病斑の発生が多かった園地や産 地では可能な限り実施する。病原菌は当年枝の皮目 や芽の付近に秋季に感染、潜伏越冬し、翌年の伝染 源となる。枝への感染を防ぐことを目的として、無 機銅剤を9月中旬頃から2週間間隔で2~3回散布 する。感染は強風によって助長されるため、台風の 襲来が予想される場合には、その前に防除を行って おく。 注)紙面の都合上、本文中の農薬の登録情報は掲載 を省略した。実際の使用にあたっては最新の登録情 報を確認して使用すること。

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上田市川東 筑北村 長野市真島 月日 市町村 地区 被害程度 気象概況 5月22日 塩尻市 広丘 小 14:00頃から約10分間 5㎜~10㎜ 5月31日 上田市 川東、真田町 甚大 21:00頃から約30分間 5㎜~20㎜ 東御市 川東 甚大    〃 長野市 真島、大豆島、若槻、若穂川田 大 20:00頃から約30分間 5㎜~20㎜ 筑北村 全域 大    〃 麻績村 全域 大    〃 松本市 寿、波田、梓、入山辺 小    〃 安曇野市 三郷、堀金 小    〃 山形村 全域 小    〃 朝日村 全域 小    〃 千曲市 八幡、桑原、更級 小    〃 坂城町 北日名、村上 小    〃 諏訪市 渋崎、高島、上川、豊田 小    〃 6月2日 佐久市 中佐都、岩村田、平根 小 10:00頃から約10分間 1㎜~3㎜ 上田市 塩田 小   〃 6月9日 佐久市 中佐都、岩村田 小 16:30頃から約10分間 1㎜~3㎜ 上田市 丸子、真田町 小   〃 7月8日 塩尻市 片丘、室賀、洗馬 小 17:00頃から約10分間 5㎜~10㎜ スイート」を見学しました。樹の仕立て方法につい ても通常の方法とジョイント栽培などの違い、ジョ イント栽培用の4m近い苗の状況を見てびっくりし ている様子でした。当日は炎天下にもかかわらず熱 心に見学していただきました。 このような機会を通じて子供たちが、少しでもく だものに関心を抱いてくれることを期待しています。 (南信農業試験場 岩崎和之)

地 域 情 報

地 域 情 報

「ニューファーマー講座(りんごコース)」

の開催

長野農業改良普及センターでは、就農後5年未満 の農家と就農希望者を対象にニューファーマー講座 を開催しています。本年の果樹りんごコースは10名 が受講しており、8月1日に第3回目として、高密 植栽培の先進地視察研修を実施しました。視察場所 となった、中部新わい化研究会の村田修一さんの約 20aのほ場には、秋映177本、三島ふじ135本、宮美 ふじ56本、シナノスイート59本が定植されています。 平成23年の冬に定植されて今年で5年目。昨年は樹 1本当たりりんご箱1箱の収穫があったということ

今年の果樹被害(降雹)

今年度も各地で異常気象による被害が発生してい ます。集中豪雨による、土石流。5回による降雹等 今まで災害のなかったところでの被害。今回は果樹 の被害(降雹)について情報提供します。 特に5月31日の上田市から東御市にかけての降 雹は、被害が甚大で、県下で広範囲の被害を受けて おります。NOSAI団体として適正評価、早期支払 いを行います。 (NOSAI 長野 事業第一課)

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でした。受講生からは仕立て方法や管理について質 問が出され、高密植栽培への関心の高さが伺えまし た。 ニューファーマー講座果樹りんごコースは全8回 を予定し、退職者を対象としたアグリセミナーと同 時に開催しています。現在までに着果管理、長野県 果樹試験場への視察などを行ってきました。これか ら土づくりと施肥、剪定講習会などを開催する予定 です。 (長野農業改良普及センター 半田智子)

アスパラガス

ほ場の排水性改善への取り組み

北信地域はアスパラガスの大産地でしたが、生産 者の高齢化、後継者不足等により栽培面積は減少傾 向にあります。加えて、10年ほど前から茎枯病の発 生や、改植数年後から見られる株落ち等が問題とな っています。北信農業改良普及センターでは、株落 ちの要因の一つと考えられる排水性不良の改善策と して、『カットドレーン』による穿孔暗渠形成の有 効性を検証しています。カットドレーンは、トラ クター(60ps以上)に装着し、資材等は用いずに地 下40cm ~70cmに約10cm角の穿孔を形成するもので す。平成28年にアスパラガスの定植前のほ場にカッ トドレーンによる暗渠を施工し、その後の地下水位、 pF値の変化を調査した結果、無施工に比べて水位 が低く、降雨の後のpF値の上昇が早いことから、 施工による排水性の向上が確認されました。今後も、 アスパラガスの生育への影響も含めて、カットドレ ーンによる施工の有効性を検討していく予定です。 平成29年は、面積の小さなほ場でも扱いやすい『カ ットドレーンmini』を用いて、2圃場に穿孔暗渠を 施工しました。このカットドレーンminiは30ps程度 のトラクターでも施工することができ、地下30cm ~50cmに約8cm角の穿孔を形成します。普及セン ターでは、これらのほ場についても地下水位や定植 したアスパラガスの生育状況について継続調査して いく予定です。 (北信農業改良普及センター 若林秀忠)

夏秋イチゴにおける天敵保護資材

「バンカーシート」の活用

佐久農業改良普及センター小海支所では、天敵保 護資材「バンカーシート」を活用し、近年、薬剤感 受性低下が問題となっているハダニの防除対策の検 討を行っています。 6月8日にミヤコカブリダニのパック剤を入れた バンカーシートを設置(天敵放飼ハウス)し、慣行 防除ハウスを対照区として、ハダニ雌成虫の発生推 移を調査しています(図1)。 設置後、約1か月半の間、天敵放飼ハウスではハ ダニの発生密度は少なく推移していました。その後、 ハダニ密度が高まり、薬剤散布によるリセットをか け、再度8月17日にバンカーシート(ミヤコカブリダニ) の設置とチリカブリダニの放飼を行っています。 ハダニ密度が高まる梅雨明け以降は、ハダニ発生 に注意が必要ですが、前半期の防除としては、薬剤 散布の代替として期待できるのではないかと考えて います。 (佐久農業改良普及センター小海支所 若子由佳里) カットドレーン カットドレーンmini

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【行事】 7月26日 防除基準作成方針会議(須坂市) 7月26日 農林航空部会幹事会(長野市) 8月3日  農薬等展示ほ(殺菌剤・殺虫剤)巡回調 査(東北信) 8月4日  (一社)日本植物防疫協会による施設調 査(須坂研究所) 8月22~23 日 農薬等展示ほ(殺菌剤・殺虫剤)巡 回調査(中南信)

協 会 だ よ り

協 会 だ よ り

● 農薬等普及展示圃事業に係る巡回調査検討会(殺 菌剤・殺虫剤)を実施しました 8月3日および22日~23日に、農業技術課、担当 専門技術員、関係農業試験場、病害虫防除所、農業 改良普及センター、JA全農長野、関係農薬メーカ ーの参加を得て実施しました。 本事業は地域における病害虫・雑草等に関わる課 題解決と新技術の迅速で効率的な普及を図る目的で 普及展示圃を設置しているもので、今回の巡回調査 では20圃場、28試験について検討しました。 アスパラガス茎枯病 生産力アップに向 け、重要病害に対す る新規剤の有効性を 総合防除体系の中で 検討。 アブラナ科野菜(ブロ ッコリー)の根こぶ病 遊走子への殺菌効 果を持つアミスルブ ロム剤のセルトレイ 潅注処理の実用性を 検討。 リンゴ黒星病 近年発生増加が問 題となっている。初 期防除の重要性を既 普及剤、新規剤によ り再確認。 ネギべと病 重要病害であるべ と病に対する新規剤 の実用性を検討。 きゅうりのアブラム シ類 各種ウイルス病を 媒介するアブラムシ 類対策として、新規 剤ジアミド系剤の普 及拡大を図る。 ナシ黒星病 本 県 で もEBI剤 の 効果低下が問題にな りつつある黒星病。 異なる作用機構の剤 との体系処理の有効 性を実証。 りんごのヒメボクトウ 幼虫が集団で食入 し大きな被害をもた らすヒメボクトウ。 食入孔へのエアゾー ル剤の噴射による有 効性を実証。 お詫びと訂正  前号(339号)12ページの「正味財産増減計算書 内訳表」に誤りがありましたので、お詫び申し上げ、 次のように訂正します。 「1.経常増減の部」のうち「経常費用計」の「法 人会計」欄の「0」を「5,398,570」に、同「合計」 欄の「71,730,922」を「77,129,492」に訂正 「ながの植物防疫」はホームページでもご覧になれます。

URLはhttp://www.nagano-ppa.jp/です。

参照

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