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部門報告: 留学生教育支援部門

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Title

部門報告: 留学生教育支援部門

Author(s)

Citation

長崎大学国際教育リエゾン機構紀要, 1-2, pp.79-112; 2016

Issue Date

2016-03-31

URL

http://hdl.handle.net/10069/36905

Right

http://naosite.lb.nagasaki-u.ac.jp

(2)

79

留学生教育支援部門

現在国際教育リエゾン機構留学生教育支援部門(以下「教育支援部門」

)に

は 4 名の専任教員がいる。教育支援部門は主として留学生に対する日本語教

育と留学生支援、及び日本人学生の海外派遣(短期語学留学プログラム)を

行っている。

長崎大学における留学生に対する日本語教育は全て教育支援部門が担って

いる。日本語プログラムは以下の7つである。

(1)一般プログラム

(2)集中プログラム

(3)交換留学生プログラム(NUJALP)

(4)上級日本語・日本文化コース(AJLC)

(5)短期留学プログラム(NISP)の日本語科目

(6)教養教育留学生用科目

(7)日本語・日本文化研修留学生(日研生)プログラムの日本語科目

上記のプログラム等で開講されている日本語科目には、各プログラム独自

のものといくつかのプログラムに共通して開講されているものとがある。後

者の場合、基本的には初級から上級レベルまでの科目をすべてそろえている

一般プログラムの開講科目が共通科目として提供されている。

「集中プログラム」

「交換留学生プログラム」

「上級日本語・日本文化コー

ス」これら3つのプログラムにおいては専任教員がプログラムコーディネー

ターを務めている。また、

「一般プログラム」と「短期留学プログラム」の中

のティームティーチングを行っている科目では、専任教員がプログラム責任

者を務めている。さらに、

「日本語・日本文化研修留学生(日研生)

」プログ

ラムのコーディネートも専任教員が担っている。

次に留学生支援についてであるが、まず、留学生への相談業務が挙げられ

る。4 人の専任教員は常に留学生のさまざまな相談に乗る体制をとっている。

最近は障がいがある留学生の受け入れがあり、長崎大学の障がい学生支援室

のカウンセラーと連携をとりながら対応に当たっている。また、チューター

制度の実施を事務室と連携して行っている。

長崎大学国際教育リエゾン機構紀要 第1号2号合併号 2016 年

(3)

80

三つ目は学内及び地域における留学生と日本人との交流活動である。学内

の活動としては、専任教員が会話パートナープログラムを運営しており、日

本人学生と留学生の交流促進につとめている。また、地域との交流活動につ

いては、地域の学校へ留学生を派遣するプログラムへの協力を行っている。

2015 年後期は専任教員が地域の学校へ留学生を派遣した。

また、これらに加え、日本人学生を派遣する短期語学留学を実施している

教育支援部門の専任教員は長崎大学の言語教育研究センターの教員(または

学部の教員)と国際教育リエゾン機構の事務室の担当職員とともに短期語学

留学の運営を行っている。現在専任教員が関わっているのは教養教育選択必

修科目である初修外国語(中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語)で、募

集、派遣、引率、帰国後のアンケートの実施や報告会等を行っている。

以上簡単に教育支援部門の業務について説明して来た。

以下に 2013 年度後

期から 2015 年度前期までの 2 年間の状況について、項目別にまとめたい。

1.日本語教育

ここでは留学生教育支援部門が担っている 7 つの日本語プログラムについ

てプログラムごとに報告する。

開講されている日本語科目は全て 1 コマ 90 分で、1 学期 15 週間実施され

ている。単位認定が行われないプログラムにおいては、修了した学生に対し

て、国際教育リエゾン機構長名で成績証明書が発行される。

(1)一般プログラム

一般プログラムは、大学院生、研究生を対象とした日本語プログラムであ

る(初級Ⅰ、Ⅱのみ、長崎大学に在籍する学生や職員の配偶者も受講可能)

日本語のレベルは初級から上級までで、合せて

15 クラスを開講している。

なお、一般プログラムには国際教育リエゾン機構の日本語プログラムや長崎

大学の留学プログラムに所属する学生も入っているため、受講人数の後ろに

( )で所属する学生の人数を示した。

ここ数年、学部交換留学生で日本語のレベルが初級~中級の学生が増えて

きた。特に初級レベルの学生の増加が目立ち、初級クラスが

30 名近くにな

るようになった。そのため、

2016 年度前期から集中プログラムと NISP の

(4)

81

※ 受 講 内 訳 の ( ) 内 は 以 下 の も の を 指 す 。 大 使 館 推 薦 : 国 費 大 使 館 推 薦 の 研 究 留 学 生 ・ 教 員 研 修 留 学 生 一 般 : 大 学 院 生 ・ 研 究 生 ・ 研 究 員 学 部 交 換 : 学 部 所 属 の 交 換 留 学 生 大 学 院 交 換 : 大 学 院 所 属 の 交 換 留 学 生 日 研 生 : 日 本 語 ・ 日 本 文 化 研 修 留 学 生 N I S P : 長 崎 大 学 短 期 留 学 プ ロ グ ラ ム 生 N U J A L P : 長 崎 大 学 国 際 教 育 リ エ ゾ ン 機 構 交 換 留 学 生 プ ロ グ ラ ム 生 A J L C : 国 際 教 育 リ エ ゾ ン 機 構 上 級 日 本 語 ・ 日 本 文 化 コ ー ス 生 * 〇 は コ ー デ ィ ネ ー タ ー <2 0 1 3 年 度 後 期 > 科 目 週 担 当 者 テ キ ス ト 等 受 講 内 訳 初 級 Ⅰ 5 コ マ 〇 夛 田 美 有 紀 安 田 眞 由 美 、 松 尾 ま ゆ 美 、 小 谷 裕 子 、 木 下 希 美 『 新 日 本 語 の 基 礎 Ⅰ 』 1 9 名( 大 使 館 推 薦 2 名 、 一 般 7 名 、 学 部 交 換 4 名 、 大 学 院 交 換 1 名 、 配 偶 者 5 名 ) 初 級 Ⅱ 5 コ マ 〇 永 井 智 香 子 安 田 眞 由 美 、 松 尾 ま ゆ 美 、 酒 井 亮 子 、 浜 田 悦 子 『 新 日 本 語 の 基 礎 Ⅱ 』 2 1 名 ( 一 般 1 3 名 、 学 部 交 換 3 名 、 大 学 院 交 換 3 名 、 配 偶 者 2 名 ) 中 級 Ⅰ 読 解 2 コ マ 夛 田 美 有 紀 『 中 級 を 学 ぼ う 中 級 前 期 』 8 名 ( 一 般 4 名 、 学 部 交 換 1 名 、 大 学 院 交 換 1 名 、 N I S P 2 名 ) 聴 解 1 コ マ 小 谷 裕 子 ハ ン ド ア ウ ト 8 名 ( 一 般 4 名 、 学 部 交 換 1 名 、 大 学 院 交 換 1 名 、 N I S P 2 名 ) 会 話 1 コ マ 松 本 久 美 子 日 本 語 を 話 そ う 4 5 名 ( 一 般 3 名 、 学 部 交 換 1 名 、 大 学 院 交 換 1 名 )

日本語科目を一般プログラムの初級と合同クラスにして

2 クラスずつ開講す

ることにした。

※受講内訳の( )内は以下のものを指す。

大使館推薦:国費大使館推薦の研究留学生・教員研修留学生

一般:大学院生・研究生・研究員

学部交換:学部所属の交換留学生

大学院交換:大学院所属の交換留学生

日研生:日本語・日本文化研修留学生

NISP:長崎大学短期留学プログラム生

NUJALP:長崎大学国際教育リエゾン機構交換留学生プログラム生

AJLC:国際教育リエゾン機構上級日本語・日本文化コース生

*〇はコーディネーター

2013 年度後期>

2014 年度前期>

2014 年度後期>

2015 年度前期>

長崎大学国際教育リエゾン機構紀要 第1号2号合併号 2016 年

*〇はコーディネーター

<2013 年度後期>

(5)

82

作 文 1 コ マ 永 井 智 香 子 ハ ン ド ア ウ ト 1 4 名 ( 一 般 3 名 、 日 研 生 1 名 、 N I S P 2 名 、 N U J A L P 8 名 ) 漢 字 1 コ マ 溝 部 エ リ 子 『 K a n j i L o o k a n d L e a r n 』 1 8 名 ( 一 般 3 名 、 日 研 生 1 名 、学 部 交 換 1 名 、 N I S P 3 名 、N U J A L P 1 0 名 ) 中 級 Ⅱ 読 解 2 コ マ 川 崎 加 奈 子 『 中 級 を 学 ぼ う 中 級 中 期 』 1 4 名 ( 一 般 3 名 、 日 研 生 1 名 、 N I S P 2 名 、 N U J A L P 8 名 ) 聴 解 1 コ マ 小 谷 裕 子 ハ ン ド ア ウ ト 1 5 名 ( 一 般 2 名 、 日 研 生 1 名 、学 部 交 換 2 名 、 N I S P 2 名 、 N U J A L P 8 名 ) 会 話 1 コ マ 夛 田 美 有 紀 『 み が け ! コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ス キ ル 中 上 級 学 習 者 の た め の ブ ラ ッ シ ュ ア ッ プ 日 本 語 会 話 』 1 3 名 ( 一 般 3 名 、 日 研 生 1 名 、学 部 交 換 1 名 、 N U J A L P 8 名 ) 作 文 1 コ マ 永 井 智 香 子 ハ ン ド ア ウ ト 1 0 名 ( 一 般 3 名 、 学 部 交 換 2 名 、 N I S P 3 名 、 N U J A L P 2 名 ) 上 級 Ⅰ 読 解 2 コ マ 松 本 久 美 子 『 学 ぼ う ! に ほ ん ご 中 上 級 』 1 4 名 ( 学 部 交 換 1 名 、 大 学 院 交 換 1 名 、A J L C 1 0 名 、 N U J A L P 2 名 ) 会 話 1 コ マ 松 本 久 美 子 『 日 本 語 上 級 話 者 へ の 道 』 1 3 名( 大 学 院 交 換 1 名 、 A J L C 1 0 名 、 N U J A L P 2 名 ) 総 合 1 コ マ 永 井 智 香 子 ハ ン ド ア ウ ト 1 5 名 ( 学 部 交 換 2 名 、 大 学 院 交 換 1 名 、A J L C 1 0 名 、 N U J A L P 2 名 )

(6)

83

上 級 Ⅱ 総 合 A 2 コ マ 溝 部 エ リ 子 ハ ン ド ア ウ ト 1 6 名 ( 一 般 1 名 、 大 学 院 交 換 2 名 、 A J L C 1 0 名 、N I S P 3 名 ) 総 合 B 2 コ マ 松 本 一 見 ハ ン ド ア ウ ト 1 9 名 ( 一 般 3 名 、 日 研 生 2 名 、 大 学 院 交 換 2 名 、A J L C 1 0 名 、 N I S P 2 名 ) <2 0 1 4 年 度 前 期 > 科 目 週 担 当 者 テ キ ス ト 等 受 講 内 訳 初 級 Ⅰ 5 コ マ 〇 夛 田 美 有 紀 安 田 眞 由 美 、 松 本 一 見 、 渡 邊 佐 智 子 、 小 谷 裕 子 『 新 日 本 語 の 基 礎 Ⅰ 』 3 0 名( 大 使 館 推 薦 2 名 、 一 般 1 4 名 、学 部 交 換 4 名 、 大 学 院 交 換 6 名 、 配 偶 者 4 名 ) 初 級 Ⅱ 5 コ マ 〇 永 井 智 香 子 安 田 眞 由 美 、 松 尾 ま ゆ 美 、 酒 井 亮 子 、 小 谷 裕 子 『 新 日 本 語 の 基 礎 Ⅱ 』 1 8 名( 大 使 館 推 薦 1 名 、 一 般 1 0 名 、学 部 交 換 5 名 、 大 学 院 交 換 1 名 、 配 偶 者 1 名 ) 中 級 Ⅰ 読 解 2 コ マ 浜 田 悦 子 『 中 級 を 学 ぼ う 中 級 前 期 』 11 名 ( 一 般 3 名 、 学 部 交 換 3 名 、 N I S P 5 名 ) 聴 解 1 コ マ 小 谷 裕 子 ハ ン ド ア ウ ト 7 名 ( 一 般 3 名 、 学 部 交 換 1 名 、 N I S P 3 名 ) 会 話 1 コ マ 松 本 久 美 子 『 日 本 語 を 話 そ う 4 』 6 名 ( 一 般 4 名 、 学 部 交 換 2 名 ) 作 文 1 コ マ 古 本 裕 美 ハ ン ド ア ウ ト 11 名 ( 一 般 3 名 、 学 部 交 換 4 名 、 N I S P 4 名 ) 漢 字 1 コ マ 溝 部 エ リ 子 『 K a n j i L o o k a n d L e a r n 』 1 6 名 ( 一 般 3 名 、 学 部 交 換 3 名 、N I S P 1 0 名 ) 中 級 Ⅱ 読 解 2 コ マ 古 本 裕 美 『 中 級 を 学 ぼ う 中 級 中 期 』 1 3 名( 学 部 正 規 生 1 名 、 一 般 5 名 、 学 部 交 換 4 名 、 大 学 院 交 換 1 名 、

長崎大学国際教育リエゾン機構紀要 第1号2号合併号 2016 年

<2014 年度前期>

(7)

84

N I S P 2 名 ) 聴 解 1 コ マ 小 谷 裕 子 ハ ン ド ア ウ ト 7 名 ( 一 般 5 名 、 N I S P 2 名 ) 会 話 1 コ マ 川 崎 加 奈 子 『 み が け ! コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ス キ ル 中 上 級 学 習 者 の た め の ブ ラ ッ シ ュ ア ッ プ 日 本 語 会 話 』 4 名 ( 一 般 4 名 ) 作 文 1 コ マ 夛 田 美 有 紀 『 小 論 文 へ の 1 2 の ス テ ッ プ 』 1 6 名 ( 一 般 4 名 、 日 研 生 1 名 、学 部 交 換 1 名 、 N I S P 2 名 、 N U J A L P 8 名 ) 上 級 Ⅰ 読 解 2 コ マ 松 尾 ま ゆ 美 『 学 ぼ う ! に ほ ん ご 中 上 級 』 1 6 名 ( 一 般 4 名 、 日 研 生 1 名 、学 部 交 換 1 名 、 N U J A L P 8 名 ) 会 話 1 コ マ 松 本 久 美 子 『 日 本 語 上 級 話 者 へ の 道 』 1 3 名 ( 一 般 4 名 、 日 研 生 1 名 、N U J A L P 8 名 ) 総 合 1 コ マ 永 井 智 香 子 ハ ン ド ア ウ ト 1 4 名 ( 一 般 5 名 、 日 研 生 1 名 、N U J A L P 8 名 ) 上 級 Ⅱ 総 合 C 2 コ マ 溝 部 エ リ 子 ハ ン ド ア ウ ト 1 9 名 ( 一 般 2 名 、 大 学 院 交 換 1 名 、 A J L C 1 0 名 、 N I S P 4 名 、 N U J A L P 2 名 ) 総 合 D 2 コ マ 松 本 一 見 ハ ン ド ア ウ ト 2 0 名 ( 一 般 2 名 、 大 学 院 交 換 1 名 、 A J L C 1 0 名 、 N I S P 5 名 、 N U J A L P 2 名 ) 総 合 実 践 1 コ マ 古 本 裕 美 ハ ン ド ア ウ ト 8 名( 大 学 院 交 換 1 名 、 A J L C 5 名 、 N U J A L P 2 名 )

(8)

85

<2 0 1 4 年 度 後 期 > 科 目 週 担 当 者 テ キ ス ト 等 受 講 内 訳 初 級 Ⅰ 5 コ マ 〇 夛 田 美 有 紀 安 田 眞 由 美 、松 尾 ま ゆ 美 、 浜 田 悦 子 、 川 崎 加 奈 子 『 新 日 本 語 の 基 礎 Ⅰ 』 2 1 名( 大 使 館 推 薦 6 名 、 一 般 11 名 、学 部 交 換 4 名 、 大 学 院 交 換 2 名 ) 初 級 Ⅱ 5 コ マ 〇 永 井 智 香 子 安 田 眞 由 美 、浜 田 悦 子 、 酒 井 亮 子 、 小 谷 裕 子 『 新 日 本 語 の 基 礎 Ⅱ 』 2 1 名 ( 一 般 1 4 名 、 学 部 交 換 2 名 、 大 学 院 交 換 5 名 ) 中 級 Ⅰ 読 解 2 コ マ 夛 田 美 有 紀 『 中 級 を 学 ぼ う 中 級 前 期 』 1 6 名 ( 一 般 8 名 、 学 部 交 換 5 名 、 大 学 院 交 換 1 名 、 N I S P 2 名 ) 聴 解 1 コ マ 小 谷 裕 子 ハ ン ド ア ウ ト 1 2 名 ( 一 般 6 名 、 学 部 交 換 3 名 、 大 学 院 交 換 1 名 、 N I S P 2 名 ) 会 話 1 コ マ 松 本 久 美 子 『 日 本 語 を 話 そ う 4 』 1 0 名 ( 一 般 5 名 、 学 部 交 換 4 名 、 大 学 院 交 換 1 名 ) 作 文 1 コ マ 永 井 智 香 子 ハ ン ド ア ウ ト 1 3 名 ( 一 般 6 名 、 学 部 交 換 4 名 、 大 学 院 交 換 1 名 、 N I S P 2 名 ) 漢 字 1 コ マ 溝 部 エ リ 子 『 K a n j i L o o k a n d L e a r n 』 4 名 ( 一 般 2 名 、 学 部 交 換 1 名 、 大 学 院 交 換 1 名 ) 中 級 Ⅱ 読 解 2 コ マ 古 本 裕 美 『 中 級 を 学 ぼ う 中 級 中 期 』 4 名 ( 一 般 1 名 、 学 部 交 換 1 名 、 N I S P 2 名 ) 聴 解 1 コ マ 小 谷 裕 子 ハ ン ド ア ウ ト 6 名 ( 一 般 1 名 、 学 部 交 換 3 名 、 N I S P 2 名 )

長崎大学国際教育リエゾン機構紀要 第1号2号合併号 2016 年

<2014 年度後期>

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会 話 1 コ マ 夛 田 美 有 紀 『 み が け ! コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ス キ ル 中 上 級 学 習 者 の た め の ブ ラ ッ シ ュ ア ッ プ 日 本 語 会 話 』 4 名 ( 一 般 1 名 、 学 部 交 換 3 名 ) 作 文 1 コ マ 永 井 智 香 子 ハ ン ド ア ウ ト 6 名 ( 一 般 1 名 、 学 部 交 換 3 名 、 N I S P 2 名 ) 上 級 Ⅰ 読 解 2 コ マ 松 本 久 美 子 『 学 ぼ う ! に ほ ん ご 中 上 級 』 1 4 名 ( 一 般 2 名 、 学 部 交 換 4 名 、 A J L C 8 名 ) 会 話 1 コ マ 松 本 久 美 子 『 日 本 語 上 級 話 者 へ の 道 』 1 4 名 ( 一 般 3 名 、 学 部 交 換 3 名 、 A J L C 8 名 ) 総 合 1 コ マ 永 井 智 香 子 ハ ン ド ア ウ ト 1 5 名 ( 一 般 3 名 、 学 部 交 換 4 名 、 A J L C 8 名 ) 上 級 Ⅱ 総 合 A 2 コ マ 溝 部 エ リ 子 ハ ン ド ア ウ ト 1 5 名( 一 般 3 名 、A J L C 8 名 、 N I S P 4 名 ) 総 合 B 2 コ マ 松 本 一 見 ハ ン ド ア ウ ト 2 0 名 ( 一 般 4 名 、 日 研 生 4 名 、 A J L C 8 名 、 N I S P 4 名 ) <2 0 1 5 年 度 前 期 > 科 目 週 担 当 者 テ キ ス ト 等 受 講 内 訳 初 級 Ⅰ 5 コ マ 〇 夛 田 美 有 紀 安 田 眞 由 美 、渡 邊 佐 智 子 、川 崎 加 奈 子 、 酒 井 亮 子 『 新 日 本 語 の 基 礎 Ⅰ 』 2 0 名( 大 使 館 推 薦 2 名 、 一 般 1 5 名 、学 部 交 換 8 名 、 大 学 院 交 換 4 名 、 配 偶 者 1 名 ) 初 級 Ⅱ 5 コ マ 〇 永 井 智 香 子 安 田 眞 由 美 、松 尾 ま ゆ 美 、渡 邊 佐 智 子 、 浜 田 悦 子 『 新 日 本 語 の 基 礎 Ⅱ 』 2 2 名 ( 一 般 11 名 、 学 部 交 換 1 0 名 、大 学 院 交 換 1 名 )

<2015 年度前期>

(10)

87

中 級 Ⅰ 読 解 2 コ マ 松 本 一 見 『 中 級 を 学 ぼ う 中 級 前 期 』 1 3 名 ( 一 般 9 名 、 学 部 交 換 1 名 、 N I S P 3 名 ) 聴 解 1 コ マ 小 谷 裕 子 ハ ン ド ア ウ ト 1 4 名 ( 一 般 9 名 、 学 部 交 換 2 名 、 N I S P 3 名 ) 作 文 1 コ マ 永 井 智 香 子 ハ ン ド ア ウ ト 1 6 名 ( 一 般 8 名 、 学 部 交 換 1 名 、 N I S P 2 名 、 N U J A L P 5 名 ) 漢 字 1 コ マ 溝 部 エ リ 子 『 K a n j i L o o k a n d L e a r n 』 2 3 名 ( 一 般 8 名 、 学 部 交 換 1 名 、 N I S P 3 名 、 N U J A L P 11 名 ) 中 級 Ⅱ 読 解 2 コ マ 小 谷 裕 子 『 中 級 を 学 ぼ う 中 級 中 期 』 1 6 名 ( 一 般 3 名 、 学 部 交 換 5 名 、 N U J A L P 8 名 ) 聴 解 1 コ マ 小 谷 裕 子 ハ ン ド ア ウ ト 1 8 名 ( 一 般 2 名 、 学 部 交 換 6 名 、 N I S P 2 名 、 N U J A L P 8 名 ) 会 話 1 コ マ 古 本 裕 美 ハ ン ド ア ウ ト 9 名 ( 学 部 交 換 1 名 、 N U J A L P 8 名 ) 作 文 1 コ マ 夛 田 美 有 紀 『 改 訂 版 留 学 生 の た め の 論 理 的 な 文 章 の 書 き 方 』 1 6 名 ( 一 般 5 名 、 学 部 交 換 4 名 、 N I S P 2 名 、 N U J A L P 6 名 ) 上 級 Ⅰ 読 解 2 コ マ 松 尾 ま ゆ 美 『 学 ぼ う ! に ほ ん ご 中 上 級 』 6 名 ( 一 般 3 名 、 N U J A L P 3 名 ) 会 話 1 コ マ 松 本 久 美 子 『 日 本 語 上 級 話 者 へ の 道 』 9 名 ( 一 般 3 名 、 学 部 交 換 3 名 N U J A L P 4 名 ) 総 合 1 コ マ 永 井 智 香 子 ハ ン ド ア ウ ト 8 名 ( 一 般 3 名 、 学 部 交 換 2 名 N U J A L P 3 名 )

長崎大学国際教育リエゾン機構紀要 第1号2号合併号 2016 年

(11)

88

(2)集中プログラム

集中プログラムにはひらがな・カタカナから学ぶ「Aコース」と初級後半

から学ぶ「Bコース」と中級から学ぶ「Cコース」がある。Bコースの学生

は一般プログラムの「初級Ⅱ」に、

C コースの学生はレベルに応じて一般プ

ログラムの中級以上のクラスに入る。以下では独自の科目を持つAコースの

みについて述べる。

集中プログラムAコースは国費大使館推薦の研究留学生や教員研修留学

生を対象としたプログラムであるが、長崎大学に在籍する日本語をほとんど

勉強したことがない留学生も対象としている。定員があるが、

10 コマすべて

に出席できる留学生であれば受講できる。ただし、

10 コマのうち一時間目に

開講されている

5 コマは一般プログラムの初級Ⅰと合同クラスである。二時

間目に集中プログラム生のみの科目として「会話・作文・文字語彙・読解・

聴解」という

5 つの技能クラスを設けている。

工学研究科の日中韓プログラムの受け入れが

2013 年度後期に終わり、

2015 年年度から水環境プログラムとして新たに留学生を受け入れることに

なった。そのため、

2014 年度前期は少なかった一般からの履修者が 2015 年

度前期には再び増えた。また、

2015 年度前期は多文化社会学部所属の交換留

学生が集中プログラムを受講した。

多文化社会学部は日本人学生派遣のため、

協定校からの留学生受け入れを積極的に進めているが、その多くは日本語が

できない留学生であるため、

今後もそうした留学生が履修する可能性がある。

※受講内訳の( )内は以下のものを指す。

大使館推薦:国費大使館推薦の研究留学生・教員研修留学生

一般:大学院生・研究生・研究員

学部交換:学部所属の交換留学生

上 級 Ⅱ 総 合 C 2 コ マ 古 本 裕 美 ハ ン ド ア ウ ト 1 7 名 ( 日 研 生 3 名 、 A J L C 8 名 、N I S P 6 名 ) 総 合 D 2 コ マ 永 井 智 香 子 ハ ン ド ア ウ ト 1 6 名( 一 般 1 名 、A J L C 8 名 、 N I S P 6 名 、 N U J A L P 1 名 ) 総 合 実 践 1 コ マ 古 本 裕 美 ハ ン ド ア ウ ト 9 名 ( 一 般 1 名 、 A J L C 8 名 ) ( 2 ) 集 中 プ ロ グ ラ ム 集 中 プ ロ グ ラ ム に は ひ ら が な ・ カ タ カ ナ か ら 学 ぶ 「 A コ ー ス 」 と 初 級 後 半 か ら 学 ぶ 「 B コ ー ス 」 と 中 級 か ら 学 ぶ 「 C コ ー ス 」 が あ る 。 B コ ー ス の 学 生 は 一 般 プ ロ グ ラ ム の 「 初 級 Ⅱ 」 に 、C コ ー ス の 学 生 は レ ベ ル に 応 じ て 一 般 プ ロ グ ラ ム の 中 級 以 上 の ク ラ ス に 入 る 。 以 下 で は 独 自 の 科 目 を 持 つ A コ ー ス の み に つ い て 述 べ る 。 集 中 プ ロ グ ラ ム A コ ー ス は 国 費 大 使 館 推 薦 の 研 究 留 学 生 や 教 員 研 修 留 学 生 を 対 象 と し た プ ロ グ ラ ム で あ る が 、 長 崎 大 学 に 在 籍 す る 日 本 語 を ほ と ん ど 勉 強 し た こ と が な い 留 学 生 も 対 象 と し て い る 。 定 員 が あ る が 、1 0 コ マ す べ て に 出 席 で き る 留 学 生 で あ れ ば 受 講 で き る 。 た だ し 、1 0 コ マ の う ち 一 時 間 目 に 開 講 さ れ て い る 5 コ マ は 一 般 プ ロ グ ラ ム の 初 級 Ⅰ と 合 同 ク ラ ス で あ る 。 二 時 間 目 に 集 中 プ ロ グ ラ ム 生 の み の 科 目 と し て 「 会 話 ・ 作 文 ・ 文 字 語 彙 ・ 読 解 ・ 聴 解 」 と い う 5 つ の 技 能 ク ラ ス を 設 け て い る 。 工 学 研 究 科 の 日 中 韓 プ ロ グ ラ ム の 受 け 入 れ が 2 0 1 3 年 度 後 期 に 終 わ り 、 2 0 1 5 年 年 度 か ら 水 環 境 プ ロ グ ラ ム と し て 新 た に 留 学 生 を 受 け 入 れ る こ と に な っ た 。 そ の た め 、2 0 1 4 年 度 前 期 は 少 な か っ た 一 般 か ら の 履 修 者 が 2 0 1 5 年 度 前 期 に は 再 び 増 え た 。ま た 、2 0 1 5 年 度 前 期 は 多 文 化 社 会 学 部 所 属 の 交 換 留 学 生 が 集 中 プ ロ グ ラ ム を 受 講 し た 。多 文 化 社 会 学 部 は 日 本 人 学 生 派 遣 の た め 、 協 定 校 か ら の 留 学 生 受 け 入 れ を 積 極 的 に 進 め て い る が 、 そ の 多 く は 日 本 語 が で き な い 留 学 生 で あ る た め 、今 後 も そ う し た 留 学 生 が 履 修 す る 可 能 性 が あ る 。

(12)

89

(2)集中プログラム

集中プログラムにはひらがな・カタカナから学ぶ「Aコース」と初級後半

から学ぶ「Bコース」と中級から学ぶ「Cコース」がある。Bコースの学生

は一般プログラムの「初級Ⅱ」に、

C コースの学生はレベルに応じて一般プ

ログラムの中級以上のクラスに入る。以下では独自の科目を持つAコースの

みについて述べる。

集中プログラムAコースは国費大使館推薦の研究留学生や教員研修留学

生を対象としたプログラムであるが、長崎大学に在籍する日本語をほとんど

勉強したことがない留学生も対象としている。定員があるが、

10 コマすべて

に出席できる留学生であれば受講できる。ただし、

10 コマのうち一時間目に

開講されている

5 コマは一般プログラムの初級Ⅰと合同クラスである。二時

間目に集中プログラム生のみの科目として「会話・作文・文字語彙・読解・

聴解」という

5 つの技能クラスを設けている。

工学研究科の日中韓プログラムの受け入れが

2013 年度後期に終わり、

2015 年年度から水環境プログラムとして新たに留学生を受け入れることに

なった。そのため、

2014 年度前期は少なかった一般からの履修者が 2015 年

度前期には再び増えた。また、

2015 年度前期は多文化社会学部所属の交換留

学生が集中プログラムを受講した。

多文化社会学部は日本人学生派遣のため、

協定校からの留学生受け入れを積極的に進めているが、その多くは日本語が

できない留学生であるため、

今後もそうした留学生が履修する可能性がある。

※受講内訳の( )内は以下のものを指す。

大使館推薦:国費大使館推薦の研究留学生・教員研修留学生

一般:大学院生・研究生・研究員

学部交換:学部所属の交換留学生

*〇はコーディネーター

2013 年度後期>

担当者

テキスト等

受講内訳

5 コマ 一般プログラム「初級Ⅰ」参照

5 コマ 〇夛田美有紀

木下希美、浜田悦

子、松尾まゆ美

ハンドアウト

3 名(大使館推薦 2

名、一般

1 名)

2014 年度前期>

担当者

テキスト等

受講内訳

5 コマ 一般プログラム「初級Ⅰ」参照

5 コマ 〇夛田美有紀

川崎加奈子、松尾

まゆ美、松本一見、

渡邊佐智子

ハンドアウト

3 名(大使館推薦 2

名、一般

2 名)

2014 年度後期>

担当者

テキスト等

受講内訳

5 コマ 一般プログラム「初級Ⅰ」参照

5 コマ 〇夛田美有紀

川崎加奈子、松尾

まゆ美、松本一見

ハンドアウト

8 名(大使館推薦 6

名、一般

2 名)

長崎大学国際教育リエゾン機構紀要 第1号2号合併号 2016 年

(13)

90

2015 年度前期>

担当者

テキスト等

受講内訳

5 コマ 一般プログラム「初級Ⅰ」参照

5 コマ 〇夛田美有紀

川崎加奈子、松尾

まゆ美、松本一

見、溝部エリ子

ハンドアウト

11 名(大使館推薦 2

名、一般

8 名、学部

交換

2 名)

(3)長崎大学国際教育リエゾン機構交換留学生プログラム(NUJALP)

本プログラムは、協定校であるオランダ・ライデン大学からの要望を受け、

2004 年 10 月に開設されたプログラムである。長崎大学と学生交流協定を締

結している大学で日本語及び日本文化を専攻する学部生を国際教育リエゾン

機構に受入れ、日本語及び日本文化に関する教育を行っている。

2013 年度は、

10 月入学で1 年間の受入れ、2015 年度は、4月入学で半年間の受入れだった。

2016 年度からは、インドネシア、韓国、オーストラリアの協定校からも受入

れを予定している。

2013 年度後期~2014 年度前期(1 年間)>

1. プログラム・コーディネーター

2013 年度後期 高野泰邦

2014 年度前期 永井智香子

2. 受講生

オランダ ライデン大学

10 名

3. 受講科目

必修科目

(14)

91

学 期 科 目 週 担 当 者 テ キ ス ト 等 受 講 内 訳 2 0 1 3 後 期 日 本 の 文 化 ・ 社 会 ・ 言 語 Ⅰ 1 コ マ 高 野 泰 邦 ハ ン ド ア ウ ト 等 N U J A L P 1 0 名 異 文 化 体 験 実 習 Ⅰ 小 学 校 と 中 学 校 を 1 回 ず つ 訪 問 し 、 交 流 活 動 を 通 し て 相 互 の 文 化 に つ い て 理 解 を 深 め る N U J A L P 1 0 名 中 級 Ⅰ 漢 字 1 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 中 級 Ⅰ 漢 字 」 参 照 中 級 Ⅰ 作 文 1 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 中 級 Ⅰ 作 文 」 参 照 中 級 Ⅱ 作 文 1 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 中 級 Ⅱ 作 文 」 参 照 中 級 Ⅱ 読 解 2 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 中 級 Ⅱ 読 解 」 参 照 中 級 Ⅱ 聴 解 1 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 中 級 Ⅱ 聴 解 」 参 照 中 級 Ⅱ 会 話 1 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 中 級 Ⅱ 会 話 」 参 照 上 級 Ⅰ 総 合 1 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 上 級 Ⅰ 総 合 」 参 照 上 級 Ⅰ 読 解 2 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 上 級 Ⅰ 読 解 」 参 照 上 級 Ⅰ 会 話 1 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 上 級 Ⅰ 会 話 」 参 照 2 0 1 4 前 期 長 崎 蘭 学 1 コ マ オ ム ニ バ ス 形 式 ハ ン ド ア ウ ト 等 N U J A L P 1 0 名 日 本 の 文 化 ・ 社 会 ・ 言 語 Ⅱ 1 コ マ 永 井 智 香 子 ハ ン ド ア ウ ト 等 N U J A L P 1 0 名 異 文 化 体 験 実 習 Ⅱ 小 学 校 と 中 学 校 を 1 回 ず つ 訪 問 し 、 交 流 活 動 を 通 し て 相 互 の 文 化 に つ い て 理 解 を 深 め る N U J A L P 1 0 名 中 級 Ⅱ 作 文 1 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 中 級 Ⅱ 作 文 」 参 照 上 級 Ⅰ 読 解 2 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 上 級 Ⅰ 読 解 」 参 照 上 級 Ⅰ 総 合 1 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 上 級 Ⅰ 総 合 」 参 照 上 級 Ⅰ 会 話 1 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 上 級 Ⅰ 会 話 」 参 照 上 級 Ⅱ 総 合 C 2 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 上 級 Ⅱ 総 合 C 」 参 照 上 級 Ⅱ 総 合 D 2 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 上 級 Ⅱ 総 合 D 」 参 照 上 級 Ⅱ 総 合 実 践 1 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 上 級 Ⅱ 総 合 実 践 」 参 照 日 本 研 究 Ⅱ 人 間 と 文 化 1 コ マ A J L C 「 日 本 研 究 Ⅱ 人 間 と 文 化 」 参 照

長崎大学国際教育リエゾン機構紀要 第1号2号合併号 2016 年

3.受講科目

必修科目

(15)

92

2013 年度後期は、必須科目以外に、日本の伝統文化に関する授業が 4 回

行われた。その内訳は、華道

1 回、日本舞踊 1 回、着付け 1 回、茶道 1 回で

あった。

2014 年度後期>

不開講

2015 年度前期(半年間)>

1. プログラム・コーディネーター

夛田美有紀・古本裕美

2. 受講生

オランダ ライデン大学

12 名

3. 受講科目

必修科目

3 . 受 講 科 目 必 修 科 目 科 目 週 担 当 者 テ キ ス ト 等 受 講 内 訳 日 本 の 文 化 ・ 社 会 ・ 言 語 Ⅰ 1 コ マ 夛 田 美 有 紀 ハ ン ド ア ウ ト 等 N U J A L P 1 2 名 中 級 Ⅰ 漢 字 1 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 中 級 Ⅰ 漢 字 」 参 照 中 級 Ⅰ 作 文 1 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 中 級 Ⅰ 作 文 」 参 照 中 級 Ⅱ 作 文 1 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 中 級 Ⅱ 作 文 」 参 照 中 級 Ⅱ 読 解 2 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 中 級 Ⅱ 読 解 」 参 照 中 級 Ⅱ 聴 解 1 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 中 級 Ⅱ 聴 解 」 参 照 中 級 Ⅱ 会 話 1 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 中 級 Ⅱ 会 話 」 参 照 上 級 Ⅰ 総 合 1 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 上 級 Ⅰ 総 合 」 参 照 上 級 Ⅰ 読 解 2 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 上 級 Ⅰ 読 解 」 参 照 上 級 Ⅰ 会 話 1 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 上 級 Ⅰ 会 話 」 参 照 上 級 Ⅱ 総 合 D 2 コ マ 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 上 級 Ⅱ 総 合 D 」 参 照 日 本 研 究 Ⅱ 人 間 と 文 化 1 コ マ A J L C 「 日 本 研 究 Ⅱ 人 間 と 文 化 」 参 照 日 本 研 究 Ⅱ 言 語 と 社 会 1 コ マ A J L C 「 日 本 研 究 Ⅱ 言 語 と 社 会 」 参 照 日 本 研 究 Ⅲ 総 合 1 コ マ A J L C 「 日 本 研 究 Ⅲ 総 合 」 参 照

(16)

93

3. 学外活動

雲仙・島原への実地見学

(4)上級日本語・日本文化コース(AJLC)

「上級日本語・日本文化コース(以下

AJLC)」は協定校である福州大学か

らの要請を受け、

2007 年 10 月に開設したプログラムで、長崎大学と学生交

流協定を締結している大学で日本語・日本文化を専攻している学部学生で

2

年間の学習を終えた者を

1 年間受け入れる有料のコースである。この学生の

身分は特別聴講生となり、入学時期は秋学期の

10 月である。

2013 年度秋学期から 2015 年度の春学期までの受講科目であるが、秋学期

に必修科目として日本語一般プログラムの上級Ⅰレベルの

3 科目 4 コマと上

級Ⅱレベル

1 科目 2 コマに合わせて、AJLC 独自の科目である日本研究Ⅰを

2 科目 2 コマを履修する。選択科目は一般プログラムの上級Ⅱレベルの 1 科

目2コマである。春学期に必修科目として日本語一般プログラムの上級Ⅱレ

ベルの

2 科目 4 コマとAJLC 独自の科目である日本研究Ⅱを3 科目 3 コマを

履修する。選択科目として主に教育学部で開講されている日本語・日本文化

関連科目(

2014 年度春学期は 3 科目 3 コマの中から、2015 年度春学期は 7

科目

7 コマの中から)選んで履修する。

2007 年 10 月より 2013 年前期までは中国の福州大学の学生のみの受け入

れであったが、

2013 年 10 月より中国の山東大学の学生が加わった。2014

9 月には担当専任教員と国際教育リエゾン機構事務室の担当職員が福州大

学と山東大学と山東科技大学を訪問し、

2015 年 3 月に天津科技大学を訪問

した。福州大学と山東大学を訪問したのは長きにわたり有料のコースへ学生

を派遣してくれていることへの感謝の意を直接伝えるためであり、現地の担

当者に会ってコースについて改善点など具体的な話し合いを行うためでもあ

った。山東科技大学と天津科技大学を訪問したのは、コースへの参加を呼び

掛けるためであった。その後、福州大学と山東大学での話し合いの結果を受

け、春学期の選択科目を増やすなどの改善を行った。また、

2015 年 10 月か

らは天津科技大学の学生がコースに加わり、このコースは

3 大学の学生から

構成されることになった。

長崎大学国際教育リエゾン機構紀要 第1号2号合併号 2016 年

(17)

94

<2013 年度後期>

1.プログラムコーディネーター

源島福己

2.受講生

福州大学

5 名

山東大学

5 名

<2014 年度前期>

1.プログラムコーディネーター

源島福己

2.受講生

福州大学

5 名

山東大学

5 名

<2014 年度後期>

1.プログラムコーディネーター

永井智香子

2.受講生

福州大学

5 名

山東大学

3 名

<2015 年度前期>

1.プログラムコーディネーター

永井智香子

2.受講生

福州大学

5 名

山東大学

3 名

3.受講科目

(18)

95

<2013 年後期>

必修科目

科目名

担当者

テキスト等

受講生

日本研究Ⅰ

人間と文化

1 コマ 源島福己

ハンドアウト等

AJLC5 名

日本研究Ⅰ

言語と社会

1 コマ 高野泰邦

『大学生のための日本語

表現トレーニング』

AJLC5 名

上級Ⅰ会話

1 コマ

一般プログラム「上級Ⅰ会話」参照

上級Ⅰ読解

1 コマ

一般プログラム「上級Ⅰ読解」参照

上級Ⅰ総合

1 コマ

一般プログラム「上級Ⅰ総合」参照

上級Ⅱ総合

A 2 コマ

一般プログラム「上級Ⅱ総合

A」参照

選択科目

科目名

担当者

テキスト等

受講生

上級Ⅱ総合

B 2 コマ

一般プログラム「上級Ⅱ総合

B」参照

必修科目と選択科目のほかに「日本の伝統文化」という科目が学期中に

4

コマ開講された。これは無料のプログラムで、茶道、華道、着物、日本舞踊

のクラスが専門の教員による体験クラスとして行われた。

<2014 年前期>

必修科目

科目名

担当者

テキスト等

受講生

日本研究Ⅱ

人間と文化

1 コマ 夛田美有紀 『わきまえの語用論』

から抜粋

AJLC5 名

日本研究Ⅱ

言語と社会

1 コマ 源島福己

ハンドアウト等

AJLC5 名

日本研究Ⅲ

総合

1 コマ 松村真樹

ハンドアウト等

AJLC5 名

上級Ⅱ総合

C 2 コマ

一般プログラム「上級Ⅱ総合

C」参照

上級Ⅱ総合

D 2 コマ

一般プログラム「上級Ⅱ総合

D」参照

長崎大学国際教育リエゾン機構紀要 第1号2号合併号 2016 年

(19)

96

選択科目

科目名

担当者

備考

古典文学

1 コマ 勝俣隆

(教育学部)

教育学部開講科目

国文学概論

1 コマ

国文学史

1 コマ

<2014 年後期>

必修科目

科目名

担当者

テキスト等

受講生

日本研究Ⅰ

人間と文化

1 コマ 源島福己 ハンドアウト等 11 名(AJLC8 名、

日研生

3 名)

日本研究Ⅰ

言語と社会

1 コマ 古本裕美 ハンドアウト等 11 名(AJLC8 名、

日研生

3 名)

上級Ⅰ会話

1 コマ

一般プログラム「上級Ⅰ会話」参照

上級Ⅰ読解

1 コマ

一般プログラム「上級Ⅰ読解」参照

上級Ⅰ総合

1 コマ

一般プログラム「上級Ⅰ総合」参照

上級Ⅱ総合

A 2 コマ

一般プログラム「上級Ⅱ総合

A」参照

選択科目

科目名

担当者

テキスト等

受講生

上級Ⅱ総合

B 2 コマ

一般プログラム「上級Ⅱ総合

B」参照

必修科目と選択科目のほかに「日本の伝統文化」という科目が学期中に

4

コマ開講された。これは無料のプログラムで、茶道、華道、着物、日本舞踊、

合気道、折り紙のクラスが専門の教員による体験クラスとして行われた。

<2015 年前期>

必修科目

(20)

97

科目名

担当者

テキスト等

受講生

日本研究Ⅱ

人間と文化

1 コマ 永 井 智 香

日本映画の

DVD

ハンドアウト等

13 名(AJLC8 名、

NUJALP1 名、日

研生

4 名)

日本研究Ⅱ

言語と社会

1 コマ 源島福己

ハンドアウト等

13 名(AJLC8 名、

NUJALP1 名、日

研生

4 名)

日本研究Ⅲ

総合

1 コマ 松村真樹

ハンドアウト等

13 名(AJLC8 名、

NUJALP1 名、日

研生

4 名)

上級Ⅱ総合

C 2 コマ

一般プログラム「上級Ⅱ総合

C」参照

上級Ⅱ総合

D 2 コマ

一般プログラム「上級Ⅱ総合

D」参照

選択科目(実際に学生が履修したもの)

科目名

担当者

備考

古典文学

1 コマ 勝俣隆

(教育学部)

教育学部開講科目

国文学概論

1 コマ

国文学史

1 コマ

音声言語

1 コマ 前田桂子

(教育学部)

文章表現

1 コマ

(5)長崎大学短期留学プログラム(NISP)

NISP は長崎大学の協定校を対象とした交換留学プログラムである。日本

語以外の提供科目は英語で行われる。日本語科目は初級から上級(初級:日

本語

1・2、中級:日本語 3・4、上級:日本語 5)までの科目を提供してい

る。

日本語

1 と日本語 2 については NISP 生のためのクラスである。日本語 3

5 については国際教育リエゾン機構の一般プログラムの科目を提供してい

る。

2015 年度後期より NISP の募集人数を従来の 20 名程度から 30 名程度に

長崎大学国際教育リエゾン機構紀要 第1号2号合併号 2016 年

(21)

98

増やすことに伴い、一般プログラムの上級Ⅰレベルの科目も

NISP に提供す

ることにした。そのため、日本語は

1~6 の 6 レベルになる。

*〇はコーディネーター

2013 年度後期>

科目

担当者

テキスト等

受講内訳

日本語

1

5 コマ 〇松本久美子

小谷裕子、松尾ま

ゆ美

『みんなの日本

語初級Ⅰ』

NISP9 名

日本語

2

5 コマ 〇高野泰邦

渡邊佐智子、坂本

英子

『みんなの日本

語初級Ⅱ』

NISP5 名

日 本

3

読解

2 コマ 一般プログラム「中級Ⅰ読解」参照

聴解

1 コマ 一般プログラム「中級Ⅰ聴解」参照

作文

1 コマ 一般プログラム「中級Ⅰ作文」参照

中 級

漢字

1 コマ 一般プログラム「中級Ⅰ漢字」参照

日 本

4

読解

2 コマ

一般プログラム「中級Ⅱ読解」参照

聴解

1 コマ

一般プログラム「中級Ⅱ聴解」参照

作文

1 コマ

一般プログラム「中級Ⅱ作文」参照

日 本

5

A

2 コマ

一般プログラム「上級Ⅱ総合

C」参照

B

2 コマ

一般プログラム「上級Ⅱ総合

D」参照

2014 年度前期>

科目

担当者

テキスト等

受講内訳

日本語

2

5 コマ 〇松本久美子

小谷裕子、坂本英

『みんなの日本

語初級Ⅱ』

NISP 9 名

日 本

3

読解

2 コマ 一般プログラム「中級Ⅰ読解」参照

聴解

1 コマ 一般プログラム「中級Ⅰ聴解」参照

(22)

99

作文

1 コマ 一般プログラム「中級Ⅰ作文」参照

中 級

漢字

1 コマ 一般プログラム「中級Ⅰ漢字」参照

日 本

4

読解

2 コマ

一般プログラム「中級Ⅱ読解」参照

聴解

1 コマ

一般プログラム「中級Ⅱ聴解」参照

作文

1 コマ

一般プログラム「中級Ⅱ作文」参照

日 本

5

C

2 コマ

一般プログラム「上級Ⅱ総合

C」参照

D

2 コマ

一般プログラム「上級Ⅱ総合

D」参照

2014 年度後期>

科目

担当者

テキスト等

受講内訳

日本語

1

5 コマ 〇松本久美子

小谷裕子、坂本英子

『みんなの日

本語初級Ⅰ』

NISP8 名

日本語

2

5 コマ 〇古本裕美

渡邊佐智子、松尾ま

ゆ美

『みんなの日

本語初級Ⅱ』

NISP3 名

日 本

3

読解

2 コマ 一般プログラム「中級Ⅰ読解」参照

聴解

1 コマ 一般プログラム「中級Ⅰ聴解」参照

作文

1 コマ 一般プログラム「中級Ⅰ作文」参照

中 級

漢字

1 コマ 一般プログラム「中級Ⅰ漢字」参照

日 本

4

読解

2 コマ

一般プログラム「中級Ⅱ読解」参照

聴解

1 コマ

一般プログラム「中級Ⅱ聴解」参照

作文

1 コマ

一般プログラム「中級Ⅱ作文」参照

日 本

5

A

2 コマ

一般プログラム「上級Ⅱ総合

C」参照

B

2 コマ

一般プログラム「上級Ⅱ総合

D」参照

2015 年度前期>

科目

担当者

テキスト等

受講内訳

日本語

2

5 コマ 〇松本久美子

小谷裕子、坂本英子

『みんなの日本

語初級Ⅱ』

NISP8 名

長崎大学国際教育リエゾン機構紀要 第1号2号合併号 2016 年

(23)

100

日 本

3

読解

2 コマ 一般プログラム「中級Ⅰ読解」参照

聴解

1 コマ 一般プログラム「中級Ⅰ聴解」参照

作文

1 コマ 一般プログラム「中級Ⅰ作文」参照

中 級

漢字

1 コマ 一般プログラム「中級Ⅰ漢字」参照

日 本

4

読解

2 コマ

一般プログラム「中級Ⅱ読解」参照

聴解

1 コマ

一般プログラム「中級Ⅱ聴解」参照

作文

1 コマ

一般プログラム「中級Ⅱ作文」参照

日 本

5

C

2 コマ

一般プログラム「上級Ⅱ総合

C」参照

D

2 コマ

一般プログラム「上級Ⅱ総合

D」参照

(6)教養教育留学生用科目

留学生用科目は正規学部留学生のために教養教育の一部として開講されて

いる科目である。

以前は必修科目であったが、

現在は選択科目となっている。

近年、学部交換留学生(特別聴講学生)の増加により、正規学部生に加え学

部交換留学生についても受講が認められるようになり、単位認定も行われて

いる。また、日本語・日本文化研修留学生についても、学部交換留学生と同

様に留学生用科目の受講が認められており、単位も認定されている。

交換留学生は増加しているが、正規学部留学生は年々減少しており、2015

年度は入学者数が初めて 20 名を切り、17 名となった。

<2015 年度からの変更点について>

・日本語科目数の変更

前期開講科目のひとつであった「中級Ⅱ読解」

は教養教育科目としては

開講しないこととした。

*「中級Ⅱ読解」については国際教育リエゾン機構一般プログラムの科

目が教養教育科目として提供されていた。

(24)

101

・日本語科目名の変更

上級ⅠS → 上級Ⅰ

上級ⅡS → 上級Ⅱa

上級ⅡA → 上級Ⅱb

・「外国語技能検定試験等の成果に係る学修等」における単位認定

2015年度から、留学生用科目においても、「外国語技能検定試験等の成果

に係る学修等」における規定によって、日本語能力検定試験「N1」合格者で、

その成果を教養教育の授業科目の単位として認定を受けようとする者は留学

生用科目の授業科目として4単位まで単位が認定されることとなった。入学

前の既修得単位等として認定された場合の成績評価は「認(B相当)」で、入

学後に検定試験を受け合格した者で単位認定申請を行った場合の評価は

「AA」

となる。

なお、2015 年度 4 月入学時に既修得単位として単位認定申請を行った留学

生は 3 名であった。同年後期(1 年次後期の履修登録期間)に単位認定の申請

行ったものは 5 名で、2015 年度入学者 17 名中、上記規定により単位を認定

された者は合計 8 名となる。

<開講科目一覧表:2013 年度後期~2015 年度前期>

*受講生については以下のように記す。

正規学部留学生(正規)、学部交換留学生(交換)、日本語日本文化研修

留学生(日研生)

*「上級ⅡA」については学部によって受講可能な曜日が定められている。ま

た、「上級Ⅰ」(前期のみ開講)と日本事情(後期)については全学部受

講可能なように開講日は水曜日に設定されている。

<2013 年度後期>

<2014 年度前期>

長崎大学国際教育リエゾン機構紀要 第1号2号合併号 2016 年

(25)

102

< 2 0 1 3 年 度 後 期 > 科 目 週 担 当 者 テ キ ス ト 等 受 講 内 訳 上 級 Ⅱ A 火 2 コ マ 源 島 福 己 『 格 差 と 貧 困 が 分 か る 2 0 講 』 5 名( 正 規 3 名 、 交 換 2 名 ) 上 級 Ⅱ A 木 2 コ マ 高 野 泰 邦 ハ ン ド ア ウ ト 1 2 名 ( 正 規 4 名 、 交 換 8 名 ) 上 級 Ⅱ A 金 2 コ マ 永 井 智 香 子 ハ ン ド ア ウ ト 1 3 名 ( 正 規 4 名 、 交 換 9 名 ) 日 本 事 情 1 コ マ 源 島 福 巳 『 キ ャ リ ア 教 育 』 1 6 名 ( 正 規 6 名 、交 換 1 0 名 ) < 2 0 1 4 年 度 前 期 > 科 目 週 担 当 者 テ キ ス ト 等 受 講 内 訳 中 級 Ⅱ 読 解 2 コ マ 古 本 裕 美 一 般 プ ロ グ ラ ム 「 中 級 Ⅱ 読 解 」 を 参 照 1 3 名 ( 正 規 1 名 、交 換 1 2 名 ) 上 級 Ⅰ S 2 コ マ 松 本 久 美 子 『 学 ぼ う ! に ほ ん ご 中 上 級 』 1 1 名 ( 正 規 9 名 、 交 換 2 名 ) 上 級 Ⅱ S 火 2 コ マ 永 井 智 香 子 ハ ン ド ア ウ ト 1 2 名 ( 正 規 6 名 、 交 換 6 名 ) 上 級 Ⅱ S 木 2 コ マ 夛 田 美 有 紀 ハ ン ド ア ウ ト 1 3 名 ( 正 規 5 名 、 交 換 8 名 ) 上 級 Ⅱ S 金 2 コ マ 源 島 福 己 『 よ く 分 か る 労 働 基 準 法 』 他 8 名( 正 規 5 名 、 交 換 3 名 ) < 2 0 1 4 年 度 後 期 > 科 目 週 担 当 者 テ キ ス ト 等 受 講 内 訳 上 級 Ⅱ A 火 2 コ マ 源 島 福 巳 『 格 差 と 貧 困 が 分 か る 2 0 講 』 7 名( 正 規 5 名 、 交 換 2 名 ) 上 級 Ⅱ A 木 2 コ マ 古 本 裕 美 『 上 級 日 本 語 教 科 書 文 化 へ の ま な ざ し 』 1 4 名 ( 正 規 1 名 、交 換 1 3 名 )

<2013 年度後期>

<2014 年度前期>

<2014 年度後期>

(26)

103

上 級 Ⅱ A 金 2 コ マ 永 井 智 香 子 ハ ン ド ア ウ ト 1 3 名 ( 正 規 6 名 、 交 換 7 名 、 日 研 生 4 名 日 本 事 情 9 0 分 1 コ マ 源 島 福 己 『 キ ャ リ ア 教 育 』 1 2 名 ( 正 規 0 名 、交 換 1 2 名 ) < 2 0 1 5 年 度 前 期 > 科 目 週 担 当 者 教 科 書 受 講 生 上 級 Ⅰ 2 コ マ 松 本 久 美 子 『 学 ぼ う ! に ほ ん ご 中 上 級 』 1 2 名 ( 正 規 7 名 、 交 換 5 名 ) 上 級 Ⅱ a 火 2 コ マ 源 島 福 己 不 開 講 ( 履 修 登 録 が な か っ た た め ) 上 級 Ⅱ a 木 2 コ マ 夛 田 美 有 紀 ハ ン ド ア ウ ト 1 0 名 ( 正 規 1 名 、 交 換 5 名 、 日 研 生 4 名 ) 上 級 Ⅱ a 金 2 コ マ 古 本 裕 美 ハ ン ド ア ウ ト 2 名( 正 規 1 名 、 交 換 1 名 )

・担当者:松本久美子

・受け入れ学生:3 名

大学推薦:1 名(オランダ)

大使館推薦:2 名(オランダ、中国)

<2014 年 10 月~2015 年 9 月>

・担当者:松本久美子

・受け入れ学生:4 名

大学推薦:1 名(オランダ)

大使館推薦:3 名(オランダ、トルコ、インド)

長崎大学国際教育リエゾン機構紀要 第1号2号合併号 2016 年

<2015 年度前期>

(27)

104

2.留学生支援

留学生教育支援部門では、4 人の教員全員が留学生に対する指導相談を行

っている。しかし、近年はリエゾン機構事務室に英語に堪能な職員が何人も

配置され、また、中国語や韓国語が母語の職員も数名配置されてからは、研

究室に相談に訪れる留学生は減少している。

留学生教育支援部門として行っている業務は以下のとおりである。

(1)チューター制度に関するもの(担当:松本久美子)

・業務内容

チューター制度については、留学生教育支援部門の教員 1 名がリエゾン機

構事務室のチューター担当職員(1 名)とともに、以下の業務を行っている。

①チューターオリエンテーションの実施(年 2 回)

②チューターに対するアンケート(自己評価用紙を兼ねたもの)の実施(年

2 回)

③チューターに対する指導・助言

④チューター・ガイドブックの作成及び改訂

チューター・ガイドブックはチューター担当教員がアンケート等の結果を

踏まえ、毎年改定を行っている。最新版は、2015 年 4 月発行の『チューター・

ガイドブック―制度の概要とチューターの心得(第 18 版)

』である。

なお、チューター・ガイドブックは留学生のチューターと留学生の指導教

員全員に配布されている。

・チューター制度実施状況

2012 年度(平成 24 年度)に「長崎大学外国人留学生チューターに関する

申し合わせ」に変更があり、チューター制度の対象となる外国人留学生は「新

規渡日後 1 年未満のもの」となった。

ここ数年、交換留学生の数が増加しており、チューターの確保が困難にな

ってきたため、2012 年度に留学生の指導教員が推薦する学生だけでなく、チ

ューターを希望する学生をプールする制度(一般登録制度)を発足させた。

チューターには以下の 2 種類がある。

①留学生の来日時のサポート(出迎え・外国人登録等)のみ

*一般登録の学生が担当

(28)

105

②来日時から 1 年間(もしくは半年)を通してのサポート

①については長崎大学に在籍する留学生(留学期間が 1 年以上の者)が新

規来日の留学生のサポートに当たっているケースも多い。教員推薦のチュー

ターが留学生来日時にまだ決まっていないケースも増えており、その場合は

①の一般登録の学生が来日時の出迎え等のサポートを行っている。また、リ

エゾン機構所属の交換留学生で日本語・日本文化専攻の留学生に対しては、

プールしている日本人学生からチューターを選定している。

2013 年度から 2015 年度 12 月までの一般登録者数及びチューター配置状況

(学部・大学院・リエゾン機構)は以下の表に示すとおりである。

一般登録者数

登録時期

登録人数

2013 年 4 月~2014 年 3 月

53

2014 年 4 月~2015 年 3 月

36

2015 年 4 月~2015 年 12 月

17

115

<2013 年度後期>

新入留学生総数 129 名

内、チューター配置対象学生 123 名

チューター配置数 124 名

*チューター配置対象学生よりチューター配置数が 1 名多いのは、留学生

1 名に対してチューターが 2 名配置されたケースがあるため。

学部

教員推薦

一般

多文化社会学部

教育学部

31

1

32

経済学部

22

0

22

医学部

0

0

0

歯学部

0

0

0

薬学部

6

0

6

長崎大学国際教育リエゾン機構紀要 第1号2号合併号 2016 年

(29)

106

工学部

2

0

2

環境科学部

11

0

11

水産学部

5

0

5

77

1

78

大学院

教員推薦

一般

教育学研究科

4

0

4

経済学研究科

2

0

2

工学研究科

2

0

2

水産・環境科学総合研究科

1

0

1

医歯薬学総合研究科

17

0

17

26

0

26

国際教育リエゾン機構

教員推薦

一般

20

20

<2014 年度前期>

新入留学生総数 107 名

内、チューター配置対象学生

78 名

チューター配置数 82 名

*チューター配置対象学生よりチューター配置数が 4 名多いのは、留学生

1 名に対してチューターが 2 名以上配置されたケースがあるため。

学部

教員推薦

一般

多文化社会学部

0

1

1

教育学部

18

1

19

経済学部

10

0

10

医学部

0

0

0

歯学部

0

0

0

薬学部

0

0

0

工学部

5

0

5

(30)

107

環境科学部

0

0

0

水産学部

7

0

7

40

1

42

研究科

教員推薦

一般

教育学研究科

0

0

0

経済学研究科

2

0

2

工学研究科

21

0

21

水産・環境科学総合研究科

7

0

7

医歯薬学総合研究科

10

0

10

40

0

40

国際教育リエゾン機構

教員推薦

一般

0

0

0

2014 年度後期:新入留学生総数

109 名

内、チューター配置対象学生

101 名

チューター配置数

111 名

*チューター配置対象学生よりチューター配置数が 4 名多いのは、留学生 1

名に対してチューターが 2 名以上配置されたケースがあるため。

学部

教員推薦

一般

多文化社会学部

5

6

11

教育学部

32

0

32

経済学部

9

0

9

医学部

5

2

7

歯学部

0

0

0

薬学部

3

0

3

工学部

4

0

4

環境科学部

1

0

1

水産学部

7

0

7

61

2

74

長崎大学国際教育リエゾン機構紀要 第1号2号合併号 2016 年

(31)

108

研究科

教員推薦

一般

教育学研究科

5

1

6

経済学研究科

1

0

1

工学研究科

5

0

5

水産・環境科学総合研究科

3

0

3

医歯薬学総合研究科

14

0

14

28

1

29

国際教育リエゾン機構

教員推薦

一般

8

8

<2015 年度前期>

新入留学生総数

106 名

内、チューター配置対象学生

87 名

チューター配置数

93 名

*チューター配置対象学生よりチューター配置数が 1 名多いのは、留学生 1

名に対してチューターが 2 名以上配置されたケースがあるため。

学部

教員推薦

一般

多文化社会学部

3

0

3

教育学部

17

0

17

経済学部

14

0

14

医学部

3

1

4

歯学部

1

0

1

薬学部

1

0

1

工学部

9

0

9

環境科学部

0

0

0

水産学部

6

0

6

51

1

55

(32)

109

研究科

教員推薦

一般

教育学研究科

0

0

0

経済学研究科

0

0

0

工学研究科

9

0

9

水産・環境科学総合研究科

5

0

5

医歯薬学総合研究科

12

0

12

26

0

26

国際教育リエゾン機構

教員推薦

一般

12

12

(2)

『留学生のための長崎生活ガイド』の作成と改訂(担当:永井智香子)

『留学生のための長崎生活ガイド』については日本語・英語・中国語・韓

国語の 4 か国語それぞれの版が作成されており、留学生教育支援部門の教員

1 名が担当してきたが、2015 年度からはリエゾン機構事務室がその業務を引

き継いだ。

3.学内及び地域における留学生と日本人の交流活動

(1)留学生と日本人学生の交流:会話パートナープログラム

(担当:松本久美子)

「チューター制度」が留学生の支援を主たる目的としているのに対して、

「会話パートナープログラム」は留学生と日本人学生の交流による相互理解

を目的として実施されている。

会話パートナープログラムは 1998 年度4月に

開設され、留学生教育支援部門の教員 1 名(松本)が担当してきた。この間、

留学生数も約 200 名から約 450 名と 2 倍以上増加しており、留学生受け入れ

状況の変化や学生のニーズ等に対応して、会話パートナープログラムの目的

や内容も順次変化してきた。

現在は長崎大学に在籍する交換留学生

(学部生)

と日本人学生

(原則として学部生)

を対象としてプログラムを運営している。

*2014 年度までは全留学生を対象としていたが、

2015 年度からは学部交換

留学生のみを対象としている。

長崎大学国際教育リエゾン機構紀要 第1号2号合併号 2016 年

(33)

110

2013 年度後期から 2015 年度前期までの運営状況を以下の表に示す。

登録者数とマッチング数

年度

登録者数

マッチング数

留学生

日本人学生

2013 年度後期

46 名

46 名

46 組

2014 年度前期

32 名

38 名

32 組

2014 年度後期

35 名

33 名

33 組

2015 年度前期

33 名

33 名

33 組

2014 年度から登録者数が減少しているのは登録期間の変更が影響してい

ると考えられる。2013 年度までは会話パートナーの登録期間を定めず、学期

期間中は登録を受け付けていたが、2014 年度からは学期開始から約 1 か月を

登録期間と定めた。2015 年度からはこれに加え、登録曜日と時間を設定して

いる。これは運営担当者の負担が大きいこともあるが、日本人学生の登録者

数が少ないため、募集締め切り後に日本人学生を再募集し、留学生登録者数

と同数になるまで(マッチングが完了するまで)日本人学生を補充しなけれ

ばならないためである。

2014 年度前期のみ、日本人学生の登録者数が留学生の登録者数を上回って

いるが、これは多文化社会学部の 1 期生が入学した年であり、同学部の新入

生が多く登録に訪れたためである。しかし、多文化社会学部では 1 年次は全

員寮に入り、留学生と同室で寮生活を送ることが義務付けられている。本プ

ログラムに参加しなくても留学生との交流が日常生活の中で行われているた

めか、同年後期から同学部からの登録者数は減少している。

(2)地域との交流活動

<2015 年度前期>

・出島での国際交流活動(担当:古本裕美)

2015 年 4 月 29 日に、長崎市の出島で行われた「出島オラニエフェスティ

バル」に、オランダ・ライデン大学から

NUJALP に参加していた留学生 12

名が参加し、ボランティア活動を行った。具体的には、オランダ菓子の製作・

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