県の取組み
犯罪のない安全で安心なまち・かながわを目指して
条例の3つの方向性
条例の主な内容
○県、県民、事業者等の責務及び相互協力
○県民の防犯意識の向上
○民間団体の自主防犯活動の活性化
○犯罪の防止に配慮した生活環境の整備
○学校等における児童等の安全の確保等 など
神奈川県では、身近な犯罪を抑止し、県民の皆さんが安全で安心して暮らせる地域社会を 実現するため、警察力の強化に加え、県民総ぐるみで犯罪をなくしていくための規範となる「神 奈川県犯罪のない安全・安心まちづくり推進条例」を平成17年4月1日に施行し、県民の皆さ んや関係機関が一体となった取組みを推進しています。○ 県の取組みや県民の皆さんに期待する主な内容
1 犯罪に遭わない・許さない~県民の意識啓発
●県の役割:県民の皆さんに、防犯に対する関心をもちながら、防犯対策
を進めていただくため、市町村などと協力して、効果的な防犯対策など
の広報・啓発をしていきます。
◎県民の皆さんへ:防犯に対する理解を深め、日常生活の中で、身の回
りでできる防犯対策を進めましょう。また、児童等が危害を受けていると
認められる場面などを見つけたときは、警察への通報などに努めましょ
う。
2 犯罪から守る~ネットワークづくり
●県の役割:地域から犯罪をなくしていくために、地域の皆さ
んが力を合わせて行う防犯活動を支援することや、関係団
体とのネットワークづくりを進めていきます。
◎県民の皆さんへ:無理をせず、できることから防犯活動を
やってみましょう。また、警察、行政、関係団体とも連携、協力して、みん
なの力で犯罪をなくしましょう。
3 犯罪を起こさせない~生活環境の整備
●県の役割:防犯に配慮した住宅、道路、公園、駐車場などの普及に努
めます。
◎県民・事業者の皆さんへ:①事業者の皆さんは、防犯性を高めるため、
指針に基づく施設整備をお願いします。②共同住宅を建築しようとする
方は、あらかじめ、建築予定地を管轄する警察署に相談しましょう。③
繁華街で事業を行っている方や地域住民の方は、警察署とも連携して
防犯性の向上に努めましょう。④自動車等の販売業の方は、自動車等
の犯罪を防止するための機器等の情報提供に努めましょう。
4 子どもを犯罪から守る
●県の役割:子どもが犯罪に遭わないための啓発や、学校等の設置者・
管理者への情報提供などを行います。
◎県民の皆さんへ:①学校等の設置者・管理者は、指針に基づき子ども
の安全確保に努めましょう。②地域の方、保護者の方は、通学路や学
校等の管理者、警察と連携して、子どもの安全確保に努めましょう。
支援制度等
安全・安心まちづくり推進のための支援制度等
県では、県民の方々の自主防犯活動を支援する制度等を設けております。
自主防犯活動支援制度
「事故給付金制度」
防犯活動に取り組むボランティアの方々が、安心して活動を行うことができるよう、その
活動中の事故により負傷した場合などに、給付金を支給する制度です。
支給額:事故により死亡した場合・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50万円
〃
全治1ヶ月以上の負傷をした場合・・・・・・・・・・・・10万円
〃
全治2週間以上の負傷をした場合・・・・・・・・・1万5千円
「安全・安心まちづくり団体事業補助金」
県民の皆さんや事業者の方で自主的に組織する団体が、継続的かつ計画的に、地域
の防犯性向上のための活動を開始しようとする際に、その立ち上げに必要となる物品購
入費を補助する制度です。
※各制度の利用にあたっては、事前に県に登録又は申請が必要
です。あらかじめ安全・安心まちづくり推進課までご連絡ください。
顕彰制度
安全・安心まちづくりの推進に特に功績があったと認められるもの及び優良な事例に対
して表彰します。
ネットワーク支援
「神奈川あんぜんあんしん!ネットワーク」の団体登録を募集してい
ます。
県では、県内各地域で活動されている防犯ボランティア団体の皆様が情報を共有し、相
互に連携して活動していただけるよう県の「安全・安心まちづくりホームページ」に「神奈川
あんぜんあんしん!ネットワーク」(通称「あんあんネット」)を開設するとともに、防犯ボラ
ンティア団体の皆様に関する情報や、くらし安全指導員の活動報告などを掲載したメール
マガジンを配信しております。
活動団体の皆様の情報を「あんあんネット」にご登録いただき、公開させていただくこと
により、「私たちと同じような悩みを抱えている団体に相談してみよう」とか、「近くで活動し
ている団体にも声をかけて協力しながらパトロールしよう」など、情報を共有することによ
り、活動の輪が広がっていくことが期待されます。
あんあんネットへの団体登録は、安全・安心まちづくりホームページ内のネットワーク支
援ページ(下記アドレス)から行うことができます。
「あんあんネット」のアドレス
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/anzenansin/kouryu/anzenkouryu.html
犯罪対策
①空き巣
「空き巣」とは、家人等が不在の住宅の屋内に侵入して金品を盗む犯罪で す。一般住宅、集合住宅(アパート、マンション等)、ともに窓ガラス等を破っ て屋内に侵入する手口が最も多いとされています。また、カギの掛け忘れで 侵入されたケースも多いとされています。日ごろから、「自分の財産は自分で 守る」といった防犯意識を高め、「空き巣」の防止対策を進めましょう。 「空き巣」防止対策の基本は戸締りの徹底です。「ゴミ出しなど、少しの間 でも必ず戸締りをする」、「トイレの小窓等、盲点となりやすい所にも忘れずに戸締りをする」など、外出前 にもう一度戸締りの確認をする癖をつけましょう。そして、空き巣犯の大半が、侵入に要する時間が5分 以上かかる場合にはその場所での犯行を断念するという統計(表参照)もありますので、確実な戸締りと 併せて、ドアやサッシへ複数の錠を設置するほか、破壊が困難な錠前・窓ガラスに交換することを検討し ましょう。 どの くら い 時 間 が か か れ ば 侵 入 を断 念 す るか ? 0 % 10% 20% 3 0% 40% 50% 60% 2分 以 内 5分 以 内 10分 以 内 10分 以 上 出典:(財)都市防犯研究センターまた、空き巣を含め犯罪を企図する者は、地域の住民から声 を掛けられ、姿を見られることを嫌います。「おはよう」、「こんに ちは」等、普段からご近所同士で声を掛け合い、見慣れない人 には、「どちらへ?」、「何か御用ですか?」等と声を掛けるよう にしましょう。犯罪者は、たったこの一言で、「顔を見られた」と 思い、その場所での犯行を躊 躇 ちゅうちょ するものです。 そのほか、空き巣犯は、明かりや音も嫌いますので、「センサ ー付ライト」(センサーの検知範囲に人が入ると照明が点灯する ライト)や「窓用防犯ブザー」(窓ガラスを破壊しようとすると、その振動で警戒音が鳴る)などの防犯機器 を設置することも効果的です。 「防犯性の高い建物部品の開発・普及に関する 官民合同会議」は、一定の防犯性能試験(侵入するのに 5分以上の時間を要するなど)に合格した部品を 「防犯性能の高い建物部品」として公表しています。 この目録登載部品には、CP マーク(共通標章)が ついています。 なお、この目録については(財)全国防犯協会連合会の ホームページ(http://www.cp-bohan.or.jp/)に掲載されています。
空き巣の主な手口
1.ガラス破り
空き巣の半数以上がこのガラス破りという手口で屋内に侵入しています。特に、周囲からの見通し の悪い居間などの「掃き出し窓」からの侵入が多く、ドライバーなどで窓ガラスの「クレセント錠」周辺を 破り、クレセントを開錠して侵入します。対策
①窓に「補助錠」を取り付け、ツーロックにする。 ②窓ガラスを、割れにくい「防犯ガラス」に交換する。 「防犯フィルム」を貼るのも効果的ですが、錠の 周辺にだけフィルムを貼っただけでは、バールなど で窓ガラス全体を割られた場合に効果がありません 補助錠の例ご存知ですか? 防犯建物部品 CP マーク
ので、窓全体に貼るようにしましょう。また、貼り方に よっては防犯効果が異なりますので、専門の業者に 相談することをお勧めします。 ③窓に「面格子」を設置する。CP マークのついている 製品は防犯性能の高さの目安になります。 (6ページ参照) 面格子の例
2.ピッキング
耳かきのような金属工具を鍵穴に挿入し、ロックを開錠して侵入する手口です。対策
①耐ピッキング性能の高いカギを取り付ける。 ②ドアには、チェーン錠等、複数のカギを取り付ける。3.サムターン回し
ドアにドリルで小穴を開けたり、ドアスコープを壊したりして、その穴から特殊な用具を挿入し、「サム ターン」と呼ばれるドア内側のロック用つまみを回して開錠し、侵入する手口です。対策
①「サムターンカバー」を取り付ける。 ②犯人の手や道具が届きづらい場所に 「補助錠」を取り付ける。4.カム送り開錠(バイパス開錠)
「錠シリンダー」の扉の隙間から、特殊な工具(極薄のスチール工具)を差し込み、錠内部の 「デッドボルト」と呼ばれるかんぬきを開錠する手口です。「ピッキング」と同様に、侵入の形跡がド アに残らないことが多いのが特徴です。対策
① シリンダーカラーの隙間に、「リングスペーサー」 等を取り付け、「錠シリンダー」扉の隙間をふさぐ。 ② チェーン錠等、複数のカギを取り付ける。5.ドア錠こじ破り
ドア錠付近の、ドアと壁の隙間にL字型の頑丈な工具(バール等)を強引に突っ込み、鍵を破壊して 侵入する手口です。乱暴な手口ですが、手間がかからず短時間で侵入できるという特徴があります。対策
①ドアと壁の隙間に「ガードプレート」を取り付ける。 ②チェーン錠等、複数のカギを取り付ける。その他の防犯対策
一戸建て
①高い塀は格子にしたり、植栽を剪定したりするなど、周囲からの見通しを 良くする。 ②敷地内に、センサー付きのライトやチャイム等を設置する。 ③家屋の周囲に足場になりそうな物を置かない。 ④番犬を飼う。(犬が吠える家は、犯人も敬遠します。) ガードプレートの例マンション等共同(集合)住宅
①マンション施設内の死角をなくす。 ②共有スペースの照明設備の充実を図る。 ③エントランスをオートロックにする。 ④バルコニー等に、センサー付きのライトやチャイム等を設置する。 ⑤外階段(非常階段)は、内側から施錠する。 ⑥屋上からバルコニー伝いの移動を防ぐため、屋上に簡単に出られないよう対策をとる。共通対策
①留守を悟られないようにする。 ○ 周囲が暗くなってきたら、自動で屋内の照明が点灯する よう、センサーをセットする方法もあります。 ○旅行や帰省などで、しばらく家を空けるときは、新聞を 止めたり、近所の人に郵便物の回収をお願いしたりする。 (郵便局の「局留め」扱いは、申請書を出せばすぐに 可能です。) ○洗濯物を長時間干しっ放しにしない。 ○留守にすることを、道端などで大声で話さない。また、留守番電話 に「留守にしています。」などのメッセージはなるべく入れない。 ②「隠し鍵」(郵便受けの中や植木鉢の下などに鍵を隠すこと)は、簡単に見つけられ、スペアキーを作ら れる可能性があるので、絶対にしない。 ③玄関のカギをかけずに、ごみを出しに行かない。 ④ふだん見慣れない人がいれば、積極的に「こんにちは。どちらにご用ですか?」などと声をかける。(犯 人は、住民から声をかけられると、その周辺での犯行をあきらめる場合が多い。) ⑤街路灯等の照明を拡充する。近所で話し合い、 各家庭の門灯を夜間常時点灯させることも効果的です。 ⑥警備会社のホームセキュリティなどを導入することも 効果的です。 ⑦各種防犯設備を設置している場合は、その旨を表示する。 (犯人に、防犯設備が施されていることを気付かせることが 効果的です。)②ひったくり
「ひったくり」とは、オートバイ(ミニバイク)に乗って、後方から近づき、追い抜き際にバックなどをひっ たくる犯罪です。オートバイのほか自動車、自転車、徒歩によるものもあります。 被害者のほとんどが女性であり、買い物や会社の帰り、 金融機関から出てきたところを狙われることが多く、夕方 から深夜にかけて人通りが少なく、薄暗い路上での犯行が 多い傾向にあります。 また、ひったくられた際に転倒するなど して、けがを負うことも少なくありません。ひったくりはちょっと した注意や自己防衛意識を持つことで防ぐことができます。対
策
①明るく、人通りの多いところを通る。 ②「私には関係がない」と人ごとのように思わず、常に周囲に注意する。 ③バッグ等は、車道と反対側に持つか、体の前に抱えて持つ。 ④二人乗り、無灯火等のバイクや自転車が近づいてきたら、警戒する。 ⑤「防犯ブザー」を携行する。 ⑥自転車の前カゴ等に荷物を 入れるときは、「防犯ネット」を 装着する。(「防犯ネット」がない ときは、フタ代わりとして本や 買い物袋などを置くのも効果的です。) ⑦現金・カード類は小物入れ等に収め、 身につけると効果的です。③車上狙い
「車上ねらい」とは、車内などにある金品を盗む 犯罪です。道具を使用してカギを壊したり、 石やハンマーなどでガラスを割って犯行に 及びます。対 策
①車を離れるときは、わずかな時間でもドアをロックし、車内にバックや 貴重品等を置かないようにする。 ②自宅の車庫や駐車場は明るくする。 ③センサーやアラーム等の盗難防止装置を活用する。④自動車の盗難
自動車は、以前は路上等からキーを付けたままのところを盗まれること が多かったのですが、最近では、駐車場に施錠して停めているところを盗ま れるケースが目立っています。対策
① 車を離れるときは、わずかな時間でもエンジンキーを抜いて、ドア をロックし、窓を完全に閉める。 ② 自動車盗難防止装置(「イ※モビライザー」等)を設置する。 「イモビライザー」:電子式ロック装置のことでエンジンキーの電子チップに記憶され た ID コードと車両本体の電子制御装置の ID コードが一致しないと、エンジンが始 動しません。 ③車両に合鍵を隠し置かない ④車を路上等に放置しない。また、駐車場に駐車した場合でも長時間置きっ放しにしない。 ⑤可能な限り防犯カメラ、照明灯等の防犯性を高める設備が整った管理人のいる駐車場を利用 する。⑤自転車・オートバイの盗難
乗物盗は、私たちの身近で最も多く発生している犯罪 です。特に自転車盗の6割は無施錠で停めていること が原因で盗まれています。対 策
①必ず鍵をかける、自宅やマンションの駐輪場でも施錠する。 (短時間だから・すぐ近くという理由で放置しないこと) ②路上等に放置せず、できるだけ管理人がいて「自転車ラック機能」のある駐輪場等に置く。 ③オートバイから離れるときは、短時間であってもエンジンキーは確実に抜き、ハンドルロックをする。 ④「U字ロック」や「ワイヤー錠」等で二重に施錠する。 ⑤自転車の「※防犯登録」やオートバイの「グッドライダー防犯登録」等を行う。 ※自転車の「防犯登録」は、法律で義務付けられています。手続 は有料ですが、登録すると持ち主の名前と住所が警察のコン ピューターに登録されます。このため、盗難にあっても、発見 後、持ち主に返る可能性が高くなります。防犯登録は、販売店 もしくは、お近くの自転車屋さんで手続きすることができます。⑥振り込め詐欺
「振り込め詐欺」とは、「オレオレ詐欺」、「架空請求」、「融資保証金詐欺」、「還付金等詐欺」を総称した もので、人をだまして、預貯金口座へお金を振り込ませる犯罪です。1人で判断せず、振り込む前に必ず 人に相談することが最も重要です。「オレオレ詐欺」
「オレオレ詐欺」とは、電話を利用して孫や子ども、警察官や 弁護士、職場の上司などを装い、痴漢、会社の金の使い込み、 借金返済や妊娠中絶費用など、うその名目で、指定した口座 にお金を振り込ませる、為替を送らせる、又は自宅等まで直 接現金を受け取りにくるなどの方法で、現金を騙し取る手口 の犯罪です。 犯人は電話帳から無差別に電話をして、家族などと勘違い した人に現金が至急必要であることを告げて振り込ませる手口がまだ多く、あらかじめ犯行の数日前に「風邪をひいて喉を痛めている」「仕事の悩みの相談に乗って」などと連絡を入れ、声が普段と違うことや トラブルを抱えていることについて、後日被害者が信じ込んでしまう話をした上で、携帯の番号が変わっ たなどと言い、犯人の電話に繋がるようにして、身内に本人への確認ができないように仕向けて犯行に 及ぶものが多く見受けられます。 対 策 ①電話を受けた時の対策 ○ こちらからは名前を告げず、相手に名乗らせる。 ○ 電話によるお金の要求自体、まず「怪しい」と考える。 ○ 「電話番号が変わった」と知らせてきたら、前の番号へ必ず確認する。 ○ 慌てることなく、本人と確認が取れるまで連絡する。 ○ 相手に言われるまますぐに振り込まず、自分の家族や親戚、警察などに相談する。 ○ 「警察が示談の仲介をすることは絶対にない」ということと、「弁護士や保険会社が事故直後に示談 金の振込みを勧めることはない」ということを覚えておく。 ○ 少しでも不審・不安に思ったら、警察に連絡する。 ②日頃からの対策 ○ 「オレオレ詐欺」を話題にして、近所の人と情報交換をする。 ○ 特に必要がなければ、電話帳への記載を取り消してもらう。 ○ 家族や親族の間で、連絡先を確認しておくほか、あらかじめお互いを確認するための合い言葉を決 めておく。
「還付金等詐欺」
「還付金等詐欺」とは、税務署や市区町村の職員等をかたり、税金の還付金等の手続きを装ってAT M(現金自動預け払い機)を操作させ、口座間のやり取りにより現金を騙し取るというものです。 税務署員等を装った者から、「還付金があるので担当の○○に電話してください。電話番号は××× -××××です」などと言って、電話をかけさせるよう仕向けたうえ、近くの ATM で手続きができるなど と言い、無人のATM等に行くよう申し向け、ATMの操作方法を指示して振り込ませるものが多く見受 けられます。 対 策 ○ 行政機関等が電話でATMの操作を指示することは絶対にないと覚えておく。 ○ 「還付金がある」と言われた場合は、行政機関に確認をする。(行政機関の連絡先は、電話で言わ「架空請求」
「架空請求」とは、身に覚えのないサービス料金などを電子メールやはがき、封 書、電話などで請求して、お金を騙し取る手口の犯罪です。主に有料アダルト番 組の利用料や債権に関する支払請求など、人に相談しがたい請求内容であるこ とが特徴で、日々手口が巧妙になっています。 対 策 ①利用した覚えがなければ支払わず、相手にも連絡しないで無視する。 ※ ただし、裁判所から来た文書だけは、身に覚えがなくても放置せず、速やかに裁判所に確認するほ か、弁護士や最寄りの消費生活相談窓口に連絡する。(裁判所の連絡先は、電話番号案内や電話 帳などで確認することが必要です。) ②一人で悩まず、親族や知人、近くの消費生活相談窓口、警察に相談する。 ③電報は差出人や内容を見た上で、受け取りを拒否する。 ④業者などには、連絡先などの個人情報を教えない。融資保証金詐欺
融資勧誘のはがきやメールなどを送付し、その後、 本人からの融資申込みに対し、「あなたは多額借入 者として登録され、融資できない。しかし、保証協会 費を納めてそのデータを抹消すれば融資可能です。」 などと伝え、現金を預貯金口座に振り込ませるという 手口のほか、インターネットなどに融資の広告を出している実体のない会社にパソコンや携帯電話か らアクセスしてきた人をだまして振り込ませる手口も見受けられます。 実在する金融機関や貸金業者 のロゴマークを使った精巧な広告も出回っています。 対 策 ○ 正規の貸金業者が、いかなる名目であっても融資を前提に現金を振り込ませることはなく、また、金 融機関においてもそのような制度はないと覚えておく。 ○ 見たことのある有名な企業のロゴマークでも、それだけで安易に信用しない。⑦子ども防犯
近年、子どもが犯罪の被害者になるケースが 増えています。 子どもが被害に遭うときの特徴として、「一人で いるとき」や「巧みな言葉で誘われたとき」が挙げ られます。また、犯罪に巻き込まれても、子どもは 恥ずかしさなどから親にも言わないことがあります。対 策
① 路上 ・ ふだんから、「知らない人にはついていかない」、知っている人でも「家の人に聞いてから」と言うよ うにさせる。 ・ 車に乗っている人から声をかけられても不用意に近づかず、突然相手から掴まれそうになっても逃 げられるよう一定の距離を保つようにさせる。 ・ 身の危険を感じたら、「大声で叫ぶ」「防犯ブザーを鳴らす」等、周囲に身の危険を知らせるように する。 ・ 普段から通学路等にある「子※ども110番の家」を確認させる。 ※「子ども110番の家」:子どもを犯罪から守るため、 民間の商店・事業所・民家等で、営業時や在宅時 に子どもが助けを求めてきたときに一時的な保護と 警察等への通報をしてくれる避難場所です。地域 により名称に違いもありますが、それぞれマーク (標札)が表示されています。 ② 公園 ・公園での一人遊びはさせない。 ・トイレに行くときは、友達について来てもらうようにさせる。 ・友達と離れて遊ばないようにさせる。 ③ 駐車場 ・駐車場では遊ばせない。 ※集合住宅の場合は、駐輪場、駐車場を明るくする、死角をつくらないなどとい った安全な環境づくりの配慮も必要です。 ④ エレベーター ・できるだけ知らない人と二人で乗らないように させる。 ・各階のボタンを押せる位置に、壁を背にして乗るようにさせる。 ⑤ 階段、踊り場、屋上・危険を感じた時は、大きな声で助けを呼ぶようにさせる。 ⑥ 玄関 ・ 周囲を見回して、安全を確認してから鍵を開ける 習慣をつけさせる。 ・ 一人でいるときは、絶対にドアを開けさせないようにさせる。 ・ 「ドアチェーン」を常にかけて対応するなど、一連の動作を教える。(事前に電話で子供しかいない ことを確認する悪質な手口もあります) ⑦ その他 ・ 家を出るときは、家の人に、誰と、どこで、何をするか、何時頃帰るかを 言う習慣をつけさせる。 ・ 危険回避の方法を子どもが理解できるように具体的に教える。 ・ 「防犯ブザー」、「ホイッスル」、「携帯ライト」などの防犯グッズを持たせ る。
防犯パトロールの極意
地域の皆さんができる防犯活動として、最も手軽で、誰もが参加でき、そして最も効果的な活動が、 「防犯パトロール」です。 ドロボウは、隣近所に無関心で地域の連帯感が弱い街を狙います。ドロボウが犯行をあきらめた理 由として一番にあげたのが、「近所の人に見られた」、「声をかけられた」ことなのです。防犯パトロールが 行われている地域では、ドロボウなどの犯罪者は、「この地域での犯行は無理だ」と考えて犯行をあきら める場合があります。 防犯パトロールは、ドロボウなどの犯罪者を捕まえる活動ではありません。パトロールをしている姿を 見せたり、声をかけ合ったりすることにより、自然に地域の連帯感が生まれ、犯罪者を寄せ付けない街 ができていくのです。この活動を成功させるポイントは、「無理をせず・できることから」です。はじめから 完全なものを求めると、長続きしません。 (自治会のパトロール) 無理のないスケジュール で恒常的なパトロールを 実施。 (わんわん パトロール隊) 愛犬の散歩を兼ねてパト ロールを実施。 (PTAパトロール隊) 自転車やオートバイで外 出時、荷かごに防犯プレ オートを付け、防犯パト ロールを実施。① 防犯パトロールは、昼と夜の 2 回が効果的
ドロボウは昼夜を問わず行動します。また、子どもの 登下校時に昼の防犯パトロールを行えば、子どもを犯罪 から守る活動にもなります。 ② 防犯パトロールは、なるべく目立つ姿で 「地域住民が力を合わせ、防犯活動を積極的に行っている」とアピールすることが 犯罪防止につながります。パトロールをするときは、蛍光色のジャンパー(反射材 付き)を着用したり、携帯誘導灯など光を発するものや拍子木・鈴(ハンドベル)など を携行したりすると、存在感を強く示すことができるので効果的です。 防犯パトロールの実施方法などについて詳しく お知りになりたい方は、県発行の「防犯パトロール の手引き」をご覧ください。 (安全・安心まちづくり推進課のホームページ でもご覧になれます。)くらし安全チェックリスト
(□にチェックしてみてください。)
◎侵入盗対策 □戸締りを徹底している。 □玄関や窓に補助錠を付けている。 □玄関や勝手口のカギは防犯性の高いものを付けている。 □センサー付ライトや窓用警戒ブザーなどの防犯機器を設置している。 □建物の周りに侵入の足場となりそうなものを置いていない。 □窓ガラスは強化ガラスにしている、若しくはフィルムを貼っている。 □ご近所とのあいさつ、声かけをしている。 ◎ひったくり対策 □バッグ等は車道と反対側に持っている。 □遠回りでもできる限り明るく広い道を利用している。 □自転車の前かごには防犯ネットを付けている。 □後方から近づいてくるオートバイ等には注意を払っている。 □歩きながらの携帯メールやイヤホン等で音楽を聴くことは周囲の状況がわかりづらく危険な ので止めている。 □貴重品はコンパクトにまとめ身につけている。 ◎車上ねらい・自動車盗難対策 □車から離れるときは、僅かな時間であっても必ず窓を完全に閉めて キーを抜き、ロックをしている。 □イモビライザー等の盗難防止装置を活用している。 □自宅駐車場や車庫には防犯灯や防犯カメラを設置している。 □車内にバックや現金、貴重品を置きっぱなしにしない。◎自転車・オートバイ盗難対策 □自転車には複数の鍵をかけている。 □オートバイを止めるときは、キーを抜き、ハンドルロックをかけている。 □路上等に放置せず、管理人のいる駐輪場等、決められた場所に止めている。 □防犯登録をしている。 □自宅敷地内でも鍵をかけて停めている。 ◎振り込め詐欺対策 □家族だけで通用する合言葉を決めている。(言えない場合は切る約束) □電話で「お金」の話が出た時は、振り込め詐欺の疑いがあることを知っている。 □「電話番号が変わった」と知らせてきたら、以前の番号に確認することが必要だと知ってい る。 □身に覚えのない請求(架空請求)については、連絡をとらず無視することが対策と知ってい る。 □行政機関が還付金の名目でATMの操作を指示することはないと知っている。 □正規の貸金業者や金融機関が融資を前提に現金を振り込ませることはないと知っている。 ◎子ども防犯対策(家族でチェックしてみましょう。) □外出時には、必ず「誰と」「どこで」「何をするのか」「何時に帰るのか」を言うようにさ せている □できる限り一人で遊ばないよう指導している。 □危険な目に遭いそうになったときは「助けて!」と大声を出す指導をしている。 □家族で「子ども110番の家」や、犯罪に巻き込まれやすい危険な場所を確認している。 □危険な目にあったら家の人に伝えられるよう日頃のコミュニケーションを大切にしている。 すべての項目にチェックできた人でも油断は禁物です。 犯罪の手口は、日々巧妙化しています。 防犯意識を常にもち、犯罪のない安全で安心なまちづくりを推進しましょう。
安全・安心まちづくりに関する情報・ネットワーク支援機能の拠点
「安全・安心まちづくりセンター」
を是非ご利用ください!!
神奈川県では、今まで防犯に触れる機会の少なかった県民の皆さんへ防犯に関心
を持っていただき、犯罪の発生を減らすために、防犯にかかわる情報の収集・発信、
相談の拠点として「安全・安心まちづくりセンター」を開設しています。どうぞお
気軽にお越し下さい。
防犯展示コーナー
防犯のテーマに沿った各種展示のコーナーで、パソコン
により振り込め詐欺防止の寸劇や薬物乱用体験者のイン
タビューなどが視聴できます。また、自主防犯活動団体
の情報や、市町村の支援制度の検索ができます。
防犯機器展示コーナー
5団体の防犯建物部品普及促進協議会にご協力を
いただき、ドア、鍵、窓などの防犯機器を展示し
ています。
防犯相談窓口
自主防犯活動や防犯対策に関する相談
防犯機器の専門家による専門相談(原則として毎月10日、要予約)
【防犯相談】 相談時間8:30~17:15
電話045-210-3517
開設場所:県庁第二分庁舎1階
アクセス:みなとみらい線
「日本大通り駅」徒歩3分
JR「関内駅」徒歩10分
開設時間:8時30分~17時15分
休館日 :土曜日、日曜日、休日、年末年始
問い合わせ:電 話045-210-3515
「くらし安全指導員」の紹介
犯罪や交通事故のないまちづくりを推進するため、県内各地で「くらし安全指導
員」が、各種防犯活動や交通安全活動を実施しています。ご要請をいただいた防犯
教室等は、要望をお聞きし、参加する方や人数に合わせて実施します。お気軽にご
相談、お申込みください。
なお、くらし安全指導員の派遣に費用はかかりません。
【活動事例】自治会や学校等を対象とした防犯教室、交通安全教室
幼児を対象とした防犯教室、交通安全教室
くらし安全指導員の派遣の要請は、くらし安全指
導員が配置されている県庁、川崎分室、各地域県
政総合センターに電話をするだけで申し込めます。
それぞれの申込み先、問い合せ先については、関
係機関等連絡先(県庁関連)をご覧下さい。
また、最寄りの警察署からでも申し込めます。
犯罪に遭われた方々への支援
神奈川県では、犯罪被害者等の方々が受けた被害の早期回復・軽減と、犯罪被害者等の方々を県民全 体で温かく支える地域社会づくりを目指して、神奈川県犯罪被害者等支援条例を制定しました。(平成 21 年 4 月 1 日施行)[かながわ犯罪被害者サポートステーション]
県では神奈川県犯罪被害者等支援条例に基づき、犯罪被害にあわれた方やその家族の方々が情報 や支援を一元的に受けることができる「場」として「かながわ犯罪被害者サポートステーション」を開設しま した。 初期的支援を行う「県警察」、中長期的な生活支援や支援関係機関との連携等を担う「県」、行政では 対応できない迅速で柔軟な支援を担う「民間支援団体(神奈川被害者支援センター)」の三者が常駐、そ してさまざまな関係機関と連携し犯罪被害者の方々が必要とする支援を、各々の専門性やノウハウを活 かしながら総合的にきめ細かく提供します。 犯罪の被害に遭われてお困りの方はお電話ください。相談専用電話045(311)4727
◇支援メニューの一例◇ 法律相談 カウンセリング 警察・裁判所等へのつきそい 生活資金の貸付 ◇所在地◇ 〒221-0835 横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2 かながわ県民センター14階 ◇開館時間◇ 月~土 9:00~17:00 ※ 日曜日、祝日、年末年始を除く◇電話相談、面接相談◇ 月~土 9:00~17:00 ※ 面接相談は予約制 ◇FAX◇ 045(311)4755