南アジア研究第 21 号(2009 年)
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第1回シンポジウム ◆南アジアという方法と視角
̶比較と連鎖̶ 2007年11月24日(土) 13:00-17:00 京大会館 「南アジア」という単位がいかなる学術的意味を持ちうるのか、南 アジアを総合的に理解するための方法と視角はいかなるものである のかについて論じる。また 南アジアの地域的特徴を、その内部的な 多様性に留意しつつ、比較と連鎖のなかで明らかにすることを試み る。南アジア研究の課題と方法について、来し方と行く末を見据えな がら、問題提起的に議論をおこなう。 責任者:石井溥、下田正弘 第2回シンポジウム ◆『インド的文明』とは何か Ⅰ
2007年12月8日(土) 13:00-17:00 東京大学法文2号館大教室 第3回シンポジウム ◆『インド的文明』とは何か Ⅱ
2008年1月12日(土) 13:00-17:00 京都大学百周年時計台記念館国際交流ホール インド亜大陸に展開してきた南アジア文明あるいは「インド的文 明」とは何かをインターディシプリナリーな視角から議論する。インド 的文明の成立と展開における多元的な諸相を視野に入れつつ、イン ド的文明の個性をどのように捉えることができるのか、また、それを 論ずることの現代的な意義はどこにあるのか、について論ずる。 責任者:永ノ尾信悟、小谷汪之、水野善文 日本南アジア学会では設立 20 周年を記念して、これまでの南アジア研究 を総括し、これからの研究課題を検討するために、連続シンポジウム「イ ンド亜大陸の 5000 年」を開催しました。6 回にわたるシンポジウムでは、 南アジア文明の時空全体を視野に入れながら、日本南アジア学会がこれか ら進むべき道について、インターディシプリナリーな議論をおこないました。 この連続シンポジウムは、南アジア学会員に加えて一般の方々にも公開す る形で、京都で 3 回、東京で 3 回開かれました。シンポジウムの内容にわ たった報告は、出版物または当ホームページ掲載の形で おこなう予定です が、ここでは以下に、開催時のテーマ案、開催日時、場所を掲載致します。日本南
アジア
学会
20
周年記念
連続
シンポジウム
について
日本南アジア学会 20 周年記念連続シンポジウム報告