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(3) 研 究 副 主 題 について 豊 かな 読 解 力 を 育 てるためには 友 だちとの 学 び 合 いが 不 可 欠 である 友 だちと 読 みを 交 流 することで 自 分 の 読 みの 深 さや 浅 さを 実 感 したり 自 分 とは 違 った 読 みに 出 会 う 中 で 読 みの 幅

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Academic year: 2021

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平成23年度 研究概要

(1) 研究主題

豊かな読解力を育てる指導のあり方

―文学教材の読みの交流を通して―

(2) 主題について 本校の国語科研究では、豊かな読解力を読みの深まりと考えている。文学教材を読み、ひと つの言葉から想像を広げたり言葉と言葉を関係づけたりすることで、イメージを広げ作品から 受け取ったメッセージを再び自分の言葉で表現していく。そして、友だちと読みの交流をする ことで自分の読みを確認したり、自分とは異なった読みに出会ったりすることになる。この交 流が、読みの幅を広げたり読みが深まったりすることにつながっていく。さらに、読みの交流 の中で、友だちの読みと自分の読みをすりあわせていく活動が、子どもの心を育み豊かにして いくと考える。

国語科で育てたい生きる力

○思いや考えを分かりやすく伝え合うことができる力。 ○自ら追究し、学び合い、学んだことを生かそうとすることができる力。 ○異なる考えを理解し認め合うことができる力。

《学校教育目標》

自ら学び、豊かな心を持ち、たくましく生きる ◎健康な子 ◎思いやりのある子 ◎進んで学ぶ子

豊かな読解力の育成

<めざす子どもの姿>

低学年 ◎お話の内容がわかり、楽しんで読むことができる子。 中学年 ◎人物と人物、人物と物との関係を考えて読むことができる子。 高学年 ◎作者や作品に対する自分の考えを広げたり深めたりして読むこ とができる子

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(3) 研究副主題について 豊かな読解力を育てるためには、友だちとの学び合いが不可欠である。友だちと読みを交 流することで、自分の読みの深さや浅さを実感したり、自分とは違った読みに出会う中で読 みの幅を広げたりすることになる。 個々の読み取りを伝え合う場では、それぞれの解釈を自分の言葉で表現する必要がでてく る。ここでは、「話す力」「聞く力」「話し合う力」「書く力」は、もちろん、「読む力」が重要 となってくる。 また、文学教材と子どもが向き合うことで読みを深め子どもの言葉の力を伸ばしていくこ とができる。そして、友だちとの読みの交流でさらに、読みは深まり広がっていく。最後に は、読みは読み手に戻り、その子ならではの言葉で表現できると考えた。 読みを交流することは、自分の読みを理解してもらうために読み、根拠を話すことが求め られる。豊かな読解力を育てるためには、読みの交流という活動を設定し、多様な読みとの 出会いや読みの根拠の確認をさせることが有効であると考え、-文学教材の読みの交流を通 して-を副主題として研究していくことにより、一人一人の読解力を豊かにすることができ ると考えた。 (4) 設定理由 ① 児童の実態 本校では、平成 19 年度まで総合的な学習の時間や生活科の学習を通して、生きる力を育む 表現学習に力を入れてきた。この研究を通して、豊かな体験活動で得た感動を文章化し、考 える力を高め豊かな表現力を身につけることができた。しかし、「書くことによる表現力」が 必ずしも児童の伝えあう力(コミュニケーション能力)として身についていないという実態 が見えてきた。これは、児童個々の基礎的な知識、技能の習得が、語彙を活用する力や言葉 から気持ちやようすを想像したり自分の思いを的確な言葉に置き換えたりする力となってい ないためではないかと考えた。 そこで、文学教材の読解を通して、言葉や文章を間にそれぞれの読みを交流することで、 読みが深まったり広がったりするのではないかと考えた。 ② 社会的背景や新指導要領のねらい 最近は、学力の低下が問題となり、特に読解力の落ち込みは大きく、マスコミでも大きく 取り上げられた。また、コミュニケーション不全が問題になったり、プレゼンテーション能 力が要求されたりすることがある。これからの時代を生きていく児童は、自分の考えや意見 をはっきり述べることがとても大切である。また、日本語に対する意識の向上とともに、言 語環境の乱れも話題になるところである。 新学習指導要領の中に、「各教科の指導に当たっては、児童の思考力、判断力、表現力等を はぐくむ観点から、基礎的・基本的な知識技能の活用を図る学習活動を重視するとともに、 言語に関する関心や理解を深め、言語に関する能力の育成を図る上で必要な言語環境を整え、 児童の言語活動を充実すること。(抜粋)」と言語活動の充実が明記されている。

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(5)研究の重点(授業研究を通して) ① 学力目標の明確化 (低)お話の内容がわかり、楽しんで読むことができる。 (中)人物と人物、人物と物との関係を考えて読むことができる。 (高)作者や作品に対する自分の考えを広げたり深めたりして読むことができる。 学力目標を達成するための手だて (低)登場人物になりきったり(吹き出し)登場人物への声かけをしたりして考えを交流させ る。 (中)友だちと自分の読みの相違点を見つけて考えを交流させる。 (高)自分の立場をはっきりさせ、自分の読みと比較しながら考えを交流させる。 ②教材研究の充実 ○ 文学教材の研究をする。 ・どの文学教材を扱うか、検討する。(他社の教科書教材含) ・文学教材文を読みこむ、読み味わう。(教師側) ・それぞれが、自分の教材観を自分の言葉で書く。 ③授業技術の向上 ・効果的な発問 切り返しの発問、揺さぶりの発問など ・板書や掲示資料の工夫 例;わらぐつ、絵本から情景、挿絵の活用 ・意見の取り上げ方 指名計画 ※学習の流れ 第 1 次・・・作品との出会い(自分一人で作品と向かい合う。) ・全文を通読する。(新出漢字は読みの提示をしておく。) ・(初発の感想を書く。) ・語句の意味調べをする。(調べる語句については、予めプリントしておく。) ・一人読みをする。 場面ごとの登場人物や出来事などを調べて書く。 あらすじを書く。 設問に答えながら読み進める。 ・(初発の感想を書く。) ・感想を話し合う。(感想の交流) 第 2 次・・・読みを交流し読み深める ・友だちの読みを知る。 ・自分の読みを伝える。 ・互いの読みを話し合う。 ・自分の読みの変容を書き加える。 ・作品の主題について自分の考えを第2次感想にまとめる。

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第 3 次・・・発展読書 同一作者の作品を読む。 同じテーマの作品を読む。 (例)きつねを主人公にした作品を読む。など ○読みの交流の手だて (ア)作品と向かい合って、ひとり読みをする。 文学教材 自分 ・初発の感想を書く。 ・意味調べ ・場面ごとの登場人物や出来事などを調べる。 ・あらすじを書く。 ・設問に答える形で読み進める。 など ※この段階での交流は、感想の交流で行う。 (イ)読み深めの段階で、読みの交流を行う。 ☆ 隣同士で 互いの読みを伝え合 う。相手の読みに対 して、考えを述べる。 ☆ グループで ・ノートを読み合い、 自分の読みと比較し て話し合う。 ・代表一人の読みに対 して、どう考えるか 話し合う。 など ☆ 全体の場で ・全員の読み(感想など) をプリントし、読み合 う。付箋などを利用し て相手に伝える。 ・代表者が読みを発表し、 それについて話し合う。 など 友だちの読みを知る。(聞く) 自分の読みを伝える。(話す) 互いの読みを話し合う。(話し合う) 友だちとの読みを交流して、自分の読 みに書き加える。(書く) (ウ)最後に、作品と自分の読みに戻って、第二次感想を書く。 基礎学力の向上に向けての、継続的な取り組み。 ・読み聞かせを継続的に行う。 ・「おすすめの本」をブロックごとに紹介するなど、読書を奨励する。 ・「ことばのきまり」(市販テキスト)を使用し、継続的に漢字、語彙、文法の指導を行う ・週に1回、ミニ作文を書き、読み合う環境を作る。(よい作品を職員室前に掲示) ・「手のひら文庫」等を活用して、「読み」を練る。

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(6)研究計画 (ア)年次計画 <第1年次 平成23年度> 研究主題 ・豊かな読解力を育てる指導のあり方 ・1学期 教材研究 2学期 授業研究 3学期 授業研究・研究のまとめ <第2年次 平成24年度> 研究主題 ・豊かな読解力を育てる指導のあり方 ・1学期 授業研究 2学期 授業研究 3学期 研究のまとめ <第3年次 平成25年度> 研究主題 ・豊かな読解力を育てる指導のあり方 ・1学期 授業研究 2学期 公開研究会 3学期 研究のまとめ (イ)研究組織 研究全体会 【研究推進委員会】 校長・教頭・教務主任・研究主任・国語主任・研究推進委員 校長 低学年ブロック 中学年ブロック 高学年ブロック 1 - 1 村 瀬 正 嗣 ◎1-2 黒田みのり ○2-1 相原 友子 2-2(教務) 斎藤 信幸 少人数 西野 富信 ◎3-1 平井喜代美 3-2 永井 優 4-1 御園あゆ美 ○4-2 増田 卓剛 教 頭 加藤 稔 5-1 井出 直子 ◎5-2 近藤 篤史 6-1 門間 雅利 ○6-2 八本 京子 校 長 宮下 博 ◎ブロック長 ○推進委員 (ウ) 講師 全体講師・高学年・・・都留文科大学教授 牛山 恵先生 中学年・・・都留文科大学非常勤講師 中村 龍一先生 低学年・・・習志野市教育委員会指導課指導主事 本間 美奈子先生

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(エ) 平成23年度 研究日程 学 期 月 日 曜日 研 究 内 容 行 事 1 学 期 4 5 6 5 8 20 29 12 19 26 2 9 16 30 火 木 木 木 木 木 木 木 木 木 木 研究推進委員会 1 研究全体会(研究計画提案、年間計画の確認) 研究日(授業研究日程確認) 研究推進委員会 2 (指導案形式確認、授業日程調整) 研究日(指導案立案) 研究日(指導案検討) 研究全体会(講話)☆講師 研究日(指導案検討または授業準備) 研究日(指導案検討または授業準備) 研究日(指導案検討または授業授業) 研究推進委員会 3(夏休みの研究の進め方) 14 日 PTA 全体会・懇談会 20 日 PTA 総会 21 日 習教研 26 日~28 日 家庭訪問 2 日 全校遠足 10 日 習教研 18 日 陸上大会 8日 習教研 9日 授業参観・懇談会 16 日 プール清掃 23 日 合同訪問 6日 小中音楽会 2 学 期 9 10 11 12 2 8 15 22 6 13 19 27 10 17 25 1 8 金 木 木 木 木 木 木 木 木 木 木 木 木 研究推進委員会 4 研究日(指導案立案) 研究日(指導案検討) 研究推進委員会 5(研究のまとめ方について) 研究日 研究日 研究日 研究日 研究日 研究日 研究日 研究日 研究推進委員会 7 20 日 習教研 1日 運動会 6~7 日 6 年修学旅行 20 日 授業参観・懇談会 26~28 日 4 年セカンドスクール 1日 就学時検診 13 日 和太鼓 IN ならしの 16 日 市内ボール大会 1日 健康マラソン記録会 3 学 期 1 2 3 12 19 27 2 9 17 23 1 8 木 木 金 木 木 金 木 木 木 研究日 研究日 学年会 研究日 研究日 研究推進委員会 10 研究日 研究全体会 ☆講師 研究推進委員会8 26日 授業参観・懇談会 1~3 日 5 年セカンドスクール 21 日 習教研 22 日 音楽発表会 2日 引き継ぎ式 15 日 卒業式 23 日 修了式 2 学期中に学年 1 名が授業 実践をする。11 月中旬ま でに実践のまとめをし、以 後は 3 学期の授業研に向 けて教材研究を行う。3 学 期に 1 人授業研を行う。

参照

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