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IRUCAA@TDC : 下顎安静位に関する側面頭部エックス線規格写真分析および筋電図学的研究 : 座位と仰臥位との比較

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Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College, Available from http://ir.tdc.ac.jp/

Title

下顎安静位に関する側面頭部エックス線規格写真分析お

よび筋電図学的研究 : 座位と仰臥位との比較

Author(s)

江口, 紀美子

Journal

歯科学報, 99(6): 455-468

URL

http://hdl.handle.net/10130/2019

Right

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原    著I--下顎安静位に関する側面頭部エックス線規格写真分析

および筋電図学的研究

座位と仰臥位との比較

江 口 紀美子 東京歯科大学大学院歯学研究科 歯科矯正学講座 (指導:一色泰成教授) 年3月19口受付) 年4月5日受理) 抄 録:姿勢の変化が下顎安静位に及ぼす影響を検討することを目的として,成人正常唆合者20名 について側面頭部エックス線規格写貢を用いて下顎位の変化を検討し,さらに筋電図を用いて積分 解析を行った。その結巣,側面頭部エックス線規格写真分析では,下顎頭およびオトガイ郭の位置 は座位ド顎安静位よりも仰臥位下顎安静位の方が後下方に位置したo筋電図測定では,側頭新前 腹,唆筋,顎二腹筋前月如こおいて,下顎安静位,中心唆合位ともに座位よりも仰臥位の方が筋活動 量が少なかったo これらのことから,仰臥位下顎安静位は筋電図学的に筋緊張の少ない下顎位とし て,臨床応用に有用であると考えられた。 キーワード:卜顎安静位,仰臥位,側面頭部エックス線規格写真,筋電団 緒     旨 下顎安静位とは,筋活動が最も少ない位置とさ れ1),下顎を支持する挙上筋と下顎を下方に引く 重力との問にバランスが取れている下顎位2)とい われている。下顎安静位の診査は臨床的に重要で あり,矯正治療の診断における機能分析3),補綴 治療4),顎関節疾患の診断および治療5)を行なう のに利用されているo頭位が変化すると唄唾筋群 の筋緊張のバランスが変化するために,下顎安 静位を含む下顎位,顎問距離,歯牙接触位は変 化し  それは緊張性褒反射や迷絡反射機構 が関与しているのではないかとの報害もみられ る   しかしながら,姿勢の変化による下顎位 別刷請求先: 〒     千葉市美浜区貢砂 東京歯科大学歯科矯正学講座 江口紀美子 21 や顔面筋筋電図-の影響の報害は末だ僅かであ り   下顎安静位の位 と筋活動とを同時に検 討した報吾は見当たらない。そこで本研究では, 下顎安静位が座位および仰臥位においてどのよう に変化するかを,機能正常唆合を有する成人健常 者を対象に,側面頭部エックス線規格写真を用い て下顎頭およびオトガイ部の位置から検討した。 また同時に唄噴筋筋電図を記録して,姿勢の変化が 下顎安静位に及ぼす影響を筋電図学的に検討した。 研 究 方 法 1.被験者 被験者は,顎口腔系に機能的異常を認めず,安 定した唆頭蕨合位を持つ,いわゆる成人正常唆合者 20名(男10名,女10名)を選択し,平均年麻27歳5ケ 月(24歳7ケ月∼32歳3ケ月)であった(表1)。

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456 表1被験者 江口:下顎安静位に関する座位と仰臥位との比較 被験者数 正常唆合者 20名 (男10名, 女10名) 年齢 平均27歳 5 ケ月 (24歳 7 ケ月∼32歳 3 ケ月) 0 Verjet 平均 0 Verb ite 平均 上 A N B 平均 3.00 (工50 側面頭部エックス線規格写貢計測分析値 2.側面頭部エックス線現格写貢の撮影と計測 1)使用装置および撮影条件 頭部エックス線規格写真撮影装置は,長田電気 工業株式会社製      を用いたo 装 設定は,管電圧    管電流    露 出時間    とした。また,散乱エックス線除 去用グリッドは       三田 屋製作所製   ×     を使用した。 2)撮影方法 座位は,被験者にtE面を直視するよう指示 し,フランクフルト平面 以下    が床面と平行になる姿勢で 座らせた。仰臥位は,ストレッチャー(パラマウ ントベッド株式会社製),角枕      製, 33×13×    を用い被験者が床面と平行にな るように仰臥位をとらせ,被験者に哀上の天井を 置視させ    が床面と垂直になるようにし た。そして両姿勢位とも頭部をイヤーロッドで固 定し,撮影した(図1)。 下顎安静位は,上下の歯牙が軽く接触する状態 図1仰臥位での側面頭部エックス線塊格写真の 撮影 から, 「下顎を楽な状態にするように」と指示 し,上下口唇が離開しない状態として,緊張なく 行なえるよう2, 3回行なわせた後,撮影した。 計測上の蓋準点として中心位を採待した。中心 位は      の により誘導した位 としてこれを求め た。そして,頭部エックス線塊格写真撮影時の中 心位を再現する目的でパターンレジンを用いて唆 合採侍した。 以上の設定で,座位における下顎安静位 ted一        以下S仁   仰臥位にお ける卜顎安静位       以下 Sp一   座位における中心唆合位 以下   仰臥位における中心位 以下CR)の4つの下顎柿 を撮影した(表2)。 3)基準点 鼻前頭縫合の前方限界点     以下 後頭骨の大後頭孔を形成する部分の前下縁 以下Ba)∴下顎頭最上点       以 下Cd)を蓋準点とした。下顎頭の位置評価は, Cdと        上で下顎頭を横切る線の 中点とを結んだ線の二等分点を下顎頭の中心点 以下cc)として用い,オ トガイ部の位置評価は,オトガイ隆起の義前方突 出点      以下   を用いた。また,煤 形骨トルコ鞍の義状形陰影像の中心点    以 下S)を,重ね合わせの蓋準として用いた(図2)。 4)予備実験 計測に先立ち,本装置における撮影条件下での 下顎頭部の判読の正確さについて検討したo乾燥 頭蓋を固定し,規格条件に従って頭部エックス線 表2 研究方法 側面頭部 エ ックス線 筋電図測定 規格写 真分析 産位 .下顎安静位(St】R P ) 座位 .下顎安静位 仰臥位 .下顎安静位 仰臥位. 下顎安静位 座位 、唆倉位(S仁C 0 ) 座位 . 中心唆舎位(S仁C 0 ) 仰臥位 . 中心位 仰臥位. 中心唆舎位

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- 22 -図2 蓋準点 塊格写貢の撮影を行いトレースしたもの10枚と, 同-乾燥頭蓋における下顎嵩外縁,下顎頭に鉛線 を貼り,撮影後,トレ-スしたものを比較した結 栄, ccまでの誤差の平均が       であ り,下顎頭のトレースの正確性が高いことが確認 できた。 5)計刺方法 撮影した側面頭部エックス線塊格写貢を適法に 従いトレースした。この時下顎骨は左右のずれが あるため両側ともトレースし,最初にCOのト レース上で, ccとPogをプロットした。その 後    仁       の各トレ-スをC 0 のトレースと重ね合わせて,下顎骨上のc cと Pogの位置が変化しないようにプロットした。 次に各被験者のCOのトレースにS仁 一RPのトレースを   で重ね合わせ, ccと Pogの位置をプロットした。さらに,全被験 者の下顎位の変化を把握するため,前述のトレー スを全被験者のccで重ね合わせ, ccを通り FHPと平行な線をⅩ軸,それに垂由な線をY軸 として藁準とし,位置計測を行った。 Pogでも 全被験者で同様に重ね合わせを行い   を通 りFHPと平行な線をⅩ軸,それに垂直な線をY 軸として基準とし,位置計測を行った。 CRのト レースについてもCOのトレースと同様に行った。 また,トレース上のFHPを蓋準とし,中心唆 合位と座位および仰臥位における下顎安静位のそ れぞれのPogの位置から安静空隙量を求めた。 側面頭部エックス線規格写貢は実長の1. 1倍とな るので座標値および安静空隙量についてはこれを 補正した。 3.筋電図の測定と分析 1 )筋電図の誘導筋および誘導法 筋電図の導出には, 10×   の皿型銀板表面 電極NT一   日本光電社製)を用い, 2個の 電極間距離が   になるよう固定し双極誘導を 行った。 筋電図の誘導部位は,左右側の側頭筋前腹 左右側唆筋   および左右側顎二腹筋 前腹  の6筋とした。電極の貼付部位を塊格 化するため,坂本24)の方法に準じ,側頭筋前肢で 図3 筋電図の誘導部位

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-23 -458 江口:下顎安静位に関する座位と仰臥位との比較 は, 2つの電極のうち下方電極を耳介付着部下端 と外眼角を結ぶ直線上で,外眼角より   の点 上から   上方の点とした。唆筋では,外眼角 と下顎角を結んだ直線上で耳介付着部下端と口角 を結んだ交点を電極の中心とした。顎二腹筋前腹 では,下顎下縁の正中から筋束に平行に後下方へ の位置とした(図3)。皮膚面をエタノール で拭掃し乾燥させた後,基準点に電極を-致させ 筋東の走行と平行になるように電極ペーストを介 在させて電極用両面粘着テープを用いて固定し た。さらに不関電極を左の耳桑に設定した。 2)測定条件 姿勢および下顎位については,側面頭部エック ス線塊格写貢の撮影の方法と同様とした。筋電図 の測定は,座位,仰臥位において上下の歯牙が軽 く触れる状態から下顎安静位,そして中心唆合 位, f顎安静位,と15秒ごとに繰り返し2分間記 録した。だだし,中jL、唆合位については唆みしめ ないように,予め指示した。 3)使用装置および記録内容 8チャンネルポリグラフシステムを用い,筋電 図の記録を行った(図4)。導出した筋活動は, 筋電図用アンプ(日本光電社製       を 用いて増幅後,データレコーダ    社製, 周波数特性      にて集 録し,分析に用いたo筋電図アンプの設定条件 は,時定数  秒,感度       ハイカッ トフィルタ     ローカットフィルター5 Hzとした。 これを多用途積分ユニット(日本光電製, E I にて積分処理し,医用データ処理装置 (日本光電製        で解析した。 4)分析方法 筋活動量の分析にあたっては, 1秒あたりの積 分値を算出し,中心唆合位と下顎安静位における の座位および仰臥位の各筋       の筋 活動量の平均および標準偏差を求めた。 被験者20名の筋活動量の正規性を確認後,下顎 安静位と中心唆合位における座位と仰臥位の各筋 の筋活動量の平均値について   を用いて差 の有意性を評価した。また,左右の筋活動の差の 有無の評価を行った。 なお,この研究はヘルシンキ宣言を遵守して行 われた。 結     果 1.側面頭部エックス線規格写貢による評価 代表例の側面頭部エックス線塊格写貢上の下 ⅩR-  の1-6チャンネルにテープスピード   顎頭部とオトガイ郭のトレースの重ね合わせを POLYGRAPH SYSTEM 図4 筋電図記録装置のブロックダイアグラム

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ー--- 24 --座位・中心廃合位 -仰臥位・中心位 座位・下顎安静位 仰臥位・下顎安静位 側面頭部エックス線規格写真と 実線のトレースはCO時のもの。 その他のトレースは重ね合わせ. 図5 側面頭部エックス線規格写真上の下顎頭部,オトガイ郭の重ね合わせ 図6 代表例の下顎骨全体の重ね合わせ 図5に,下顎骨全体の重ね合わせを図6に示す0 1)下顎頭の位着 COにおける下顎頭の位置を某準とすると, St -RPにおける下顎頭の位 は,平均    前 方で    下方であった。    における下 顎頭の位置は,平均    後方で    下方 であった。 COにおける下顎頭の位置を蓋準とし た場合, Sp-RPにおける下顎頭の位置はSt-RPにおける下顎頭の位置よりも5%の危険率で 有意に後下方に位置していた(表3,図7)。 CRにおける下顎頭の位置を基準とすると, St -RPにおける下顎頭の位置は,平均    後 方で    下方であった。 Sp-RPにおける下 顎頭の位置は,平均    後方で    下方 @座位.下顎安静位 ○仰臥位・T顎安静位(sp-RP) 図  、唆合位を蓋準とした下顎安静位におけ る下顎頭の位置 表3 下顎頭の位置の比較(CO蓋準) n-20(mm) 座位 .下顎安静位 仰臥位 .下顎安静位 tteSt M ean s .D . ). Ⅹ軸 0.37 0.35 `68 * * Y 軸 {一一一0.58 0.56 1.23 0.66 (Ⅹ :前後では後がマイナス, Y :上下では下がマイナス) * :

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25 -460 江口: F顎安静位に関する座位と仰臥位との比較 表4 下顎頭の位置の比較(CR蓋準) n-20(mm) 座位 .下顎安静位(S仁R P ) 仰臥位 .下顎安静位 tteSt M ean s .D . I). Ⅹ軸 0.08 0.18 1.15 0.66 * * Y 軸 0.93 0.43 l.58 0l70 (Ⅹ :前後では後がマイナス, Y :上下では下がマイナス) ・ : p<0.05 - I - -C Fl I - 一 一 一 I i@ を{ -I

+

+

- ◎

I0 上 方   H   下 方   E o           紬 @座位・下顎安静位 ○仰臥位・下顎安静位 図8 中心位を基準とした下顎安静位における下 顎頭の位置 であったo CRにおける下顎頭の位置を基準とし た場合     における下顎頭の位置はS仁 RPにおける下顎頭の位置よりも5%の危険率で 有意に後下方に位置していた(表4,図8)。 2)オトガイ部の位置 COにおけるオトガイ部の位置を蓋準とする と, S仁RPにおけるオトガイ部の位置は,平均 後方で    下方であった におけるオトガイ部の位置は,平均    後方 で    下方であった。 COにおけるオトガイ 部の位置を蓋準とすると     におけるオト ガイ部の位置はSt-RPにおけるオトガイ部の位 置よりも5%の危険率で有意に後下方に位置して いた(表5,図9)。 CRにおけるオトガイ郭の位置を蓋準とする と, S仁RPにおけるオトガイ部の位置は,平均 後方で    下方であった におけるオトガイ部の位置は,平均    後方 FHIPlaneに 平行 1 0 m m 5 m m 0 C 0 - I I -I

II

-II

-I-I

〇〇

◎⑳

◎l

○◎0◎

++++++三

(⊃ ⊆D @ @ ○ ; ○ . ○ . I ! - I -一 一 5 m m ◎座位・下顎要静他 ○仰臥位・下顎要幹也 図9 中心唆舎位を基準とした下顎安静位におけ るポゴニオンの位置 表5 オトガイ部の位置の比較(CO基準) n-20(mm) 座位 .下顎安静位(S t】R P ) 仰臥位 .下顎安静位

M ean s .D . M ean S lD . tteSt

Ⅹ軸 】工 3.48 2.39 * Y 軸 l 1.50 0.74 工04 (Ⅹ :前後では後がマイナス, Y :上下では下がマイナス) ・ : P〈O.05 26

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歯科学報 表6 オトガイ部の位置の比較(CR基準) n-20(mm) 座位.下顎安静位 仰臥枚.下顎安静位 tteSt M ean s.D . M ean s-D . Ⅹ軸 0.50 0.77 2.53 2.40 * * Y 軸 0.83 0.74 工06 (Ⅹ :前後では後がマイナス, Y :上下では下がマイナス) ・ : pく 後方 10nlrll 5nlm 0 C R - - I - 0 」 a 日 日 0"I ? .? -i -一 一 一.. ㊨ 〔○ ○ … ◎ + -千 I ○ ○ ; I@"Ill ○ i 5∩10、 ○; - I I -@産位・T顎安静位 ○仰臥位・下顎安静也 図  、位を基準とした下顎安静位におけるポ ゴニオンの位置 で    下方であった。 COにおけるオトガイ 部の位置を基準とすると     におけるオト ガイ部の位置はSt-RPにおけるオトガイ部の位 置よりも5%の危険率で有意に後下方に位 して いた(表6,図10)。 3)安静空隙の評価 安静空隙は座位で直線距離    垂置距離 水平距離     仰臥位で直線距離 垂置距離     水平距離 であった。 2.筋電図による評価 積分処理した筋電図波形の代表例を図11に示 す。 1)下顎安静位における筋活動について 座位では,側頭筋の筋活動量が義も大きく,左 右側それぞれ平均値でL(左側) :  〃Ⅴ ・ 右側   〃    であった。唆筋 は    〃         〃    であ り,顎二腹筋は,側頭筋,唆筋と比較すると筋活 動量が小さく 〃    であった。 仰臥位においても,側頭筋の筋活動量が大き く       V ・ S(、。.     バ ̄ ・で あり,唆筋は, L :  〃 であったO等貢二腹筋は,座位と同様に 側頭筋,唆筋と比較すると筋活動室が小さく, L: 〃        〃    であっ た。 下顎安静位は,側頭筋前腹,嘆筋,顎二腹筋前 肢の全ての筋において, 5%の危険率で座位よ りも仰臥位の方が約     筋活動は少な かったo また, F顎安静位における各筋の筋活動 量の左右差はほとんど認められなかった(表7, 図 2)中心唆合位における筋活動について 座位では,側頭筋の筋活動量が最も大きく,左 右側それぞれ平均値で     〃 〃    であった。唆筋は, L: 〃         〃    であり, 顎二腹筋は,側頭筋,唆筋と比較すると筋活動量 が小さく     〃         〃Ⅴ・ secであった。 仰臥位では,側頭筋と唆筋の筋活動量はほぼ 同じで,側頭筋は    〃 〃    であり,唆筋は     〃 であった。顎二腹筋は,座位 と同様に側頭筋,唆筋と比較すると筋活動室が小 さく      〃      :  〃 であった。 中心、唆合位は,側頭筋前腹,唆筋,顎二腹筋前 --I 27

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側頭筋

唆筋

顎二腹筋

江口:下顎安静位に関する座位と仰臥位との比較

座位

図11積分処理した筋電図 腹の全ての筋において, 5%の危険率で,座位よ りも仰臥位の方が約    筋活動は少なかっ た。 、唆合位では座位よりも仰臥位の方が全て の筋において,筋活動が少なかった(表8,図13)。 考     察 1.方法について 1)側面頭部エックス線塊格写真による計測およ び評価 (1)下顎頭の読影について 下顎頭の形態の観察にはスクリーニングとして オルソパントモグラフィー,規格をもっ装着とし てはデンタルⅩ線にとりっけられる顎関節経頭蓋 Ⅹ線規格写真25)等がある。また形態の詳細を観察 する目的では撮影断面を選択できる断層撮影や CT等を用いることが多い。しかしながら,これ らは塊格性の乏しさ,あるいは下顎骨全体の把握

28 -loo/I VISCCL

I OOsec が国華であった。本研究では,同 -個人の翼なっ た下顎位での重ね合わせ,ならびに同一条件下で 多数の被験者の比較検討を行うために,撮影条件 を塊格することを最優先し,側面頭部エックス線 規格写貢を用いた。下顎頭のトレースは,予備実 験の結果が示すように誤差はわずかでトレースの 再現性が高く,読影上問題は少ないと考えられた。 (2)頭部の固定について 頭位と下顎位の関連性については,エックス線 塊格写貢を用いた頭位の変化に伴う下顎位の変化 に関する報吾6),テレメータリングによる研究か ら顎問距離が前屈位で小さくなり後屈位で大きく なるという報吾7),計測ビームを利用した下顎位 の記録から,体軸および頭軸の矢状的傾斜に伴い が後方に変位したという報吾8)な どがある。これらの研究から下顎位は頭位によっ て変化すると考えられるが,本研究では姿勢の変

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歯科学報 表7 下顎安静位における座位と仰臥位の筋活動量の比較 単位:〟 座 位 仰 臥 位 t te S t M e a′ M e a n s .D . T a M m D a L 6. 0 3 2 . 4 9 3 . 73 1. 8 2 塞 * * 塞 塞 塞 R 5. 7 0 2 . 1 5 工 6 3 L 5. 4 6 2 . 0 5 3 . 2 0 1 . 6 4 R 5. 4 2 2 . 7 1 工 9 1 L 4. 0 8 1. 7 0 上 2 2 R 3. 92 1. 70 工 2 8 Ta :側頭筋前腹 Mm:唆筋 Da :顎二腹筋前腹 左側) R :      右側) 0         0         0         0         0         0         0 0         0         0         0         0         0         0 7         1 6         5         4         3         2       ・ ' -瑚 q 5 無 慮 Ta:       ・R 筋の葎簸 図12 下顎安静位における座位と仰臥位の筋活動 量の比重交 化が下顎安静位に与える影響を評価することを目 的とし,頭位の変化による影響をさけるために頭 部を固定した。従って,この頭部固定という点か らも側面頭部エックス線規格写貢が,本研究上通 していると考えられた。 (3)計測基準に用いた下顎位について 中心唆合位は側面頭部エックス線規格写貢を撮 影する際に通常用いられる上下歯牙の最大唆頭族 合位時の下顎の位置であり,再現性があるので各 個人の下顎位の基準とした。また,中心位は,歯 牙接触に左右されない下顎の最適位とも言われ て,唆合高径の失われた患者,あるいは下顎位が 不安定な患者にしばしば付与される下顎位で あり,矯正治療の診断においても配慮すべき垂 塞 : pく 要な下顎位である。今回は再現性において優れ ている      の により下顎頭が下顎膏の内で取りう る最上方位-誘導した。また,中心位採得に用い たパターンレジンの厚みは臼歯が離関する最小限 におさえ,下顎頭位への影響を及ぼさないよう注 意を払った。 (4)安静空隙の測定について 安静空隙の測定方法には,側面頭部エックス線 規格写真を用い,顔面平面と下顎不縁平面のなす 角の二等分線がオトガイ隆起骨縁と交わる点であ る     の移動距離の計測  上下中切歯 間距離の計測  欧組織上での計測  下顎切歯 運動の記録 などがあるO前歯部で計測する方 法は     が大きい場合に上下前歯が離開 しないと計測上正確を期せず,また欧組織上で計 測する方法は欧組織の緊張状態や弾力性で値が変 化しやすいため,本研究では側面頭部エックス線 規格写貢のPogを基準とし   からの距離 として計測した。 2 )筋電図による筋活動の測定および評価 (1)被験筋および誘導法について 唄噴筋や舌骨上筋群の筋活動は,上顎に対する 下顎の定位,顎運動の遂行などの作動源として働 いている。そこで本研究では,下顎の維持に関与 する筋であり,比較的表層に位置し,表面電極の

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-29 --464 江口:下顎安静位に関する座位と仰臥位との比較 表8 中心唆合における座位と仰臥位の筋活動室の比較 単位:〟 座 位 仰 臥 枚 t te S t M e a n s .D . M e a n s .D . T a r M m L 1 7 . 7 0 1 3 . 1 9 9. 6 5 4 . 3 2 * * * 塞 塞 塞 R 1 5 . 0 0 8 . 0 2 9. 4 0 3 . 7 6 L 1 4 . 0 0 9. 2 6 9 . 6 4 4 . 9 6 D a R 1 2 . 8 0 7. 0 5 9 . 7 4 4 . 9 6 L 7 . 8 0 2. 7 5 工 8 8 R 7. 7 7 2 . 4 7 6 . 1 2 1 . 9 6 Ta :側頭筑前腹 Mm:唆筋 Da :顎二腹筋前腹 L :     左側) 右側) 0     0     0     0     0     0     0     0 0     0     0     0     0     0     0     0 6   4   つ ( 。       叫 慮 無 塵 Ta L Ta R Mm.L Mm Ft Da・L Da.Fq 筋の樺顛 図13 中心唆合位における座位と仰臥位の筋活動 量の比較 使用で活動電流を十分検出できる側頭筋前腹,唆 筋浅部,顎二腹筋前腹の各左右側6筋を測定対象 とした。表面電極はノイズレベルが高いことや他 の筋の干渉を受けやすいことなどの短所はある が,匪痛を与えることがなく装着感が自然であ り,被験者に下顎安静位をとらせるに際して不安 や緊張など心理状態に影響を与えることが少ない ため本実験に適当であると考えた。顎二腹筋前腹 の筋電図の記録について,表面筋電図では顎「腹 筋前腹の活動量だけでなく他の舌骨上筋群や,広 頚筋の活動も混入して導出される可能性は否定で きない。しかし      は,表面電極と針 電極によって導出した筋電図波形を比較し,表面 筋電図で得られた活動量のほとんどが顎二腹筋由 求 : pく 来と考えられると報吾している。本研究では,電 極貼付時に開口運動によって顎二腹筋前腹の位置 を触診して確認した。また,刺定時には表情筋の 安静に紬亡、の達意を払い,顎二度筋前腹の筋活動 量がより確実に導出できるようにした。 (2)分析方法について 筋はその張力が増すに従い,活動する運動単位 の数が増加し,また個々の運動単位の発射塵度も 増大して発射間隔が短縮することが知られてい る。このことから記録した表面筋電図について積 分的な処理をした振幅値は,筋張力にほぼ比例す るようになり,これを利用して筋の活動様相を定 量的に取り扱うことができる32)。このことから本 研究では筋活動量の分析には積分値を用いた。 2.結果について 1)側面頭部エックス線規格写貢による評価 下顎頭の位置は,中心唆舎位を基準とすると座 位下顎安静位では前下方へ,仰臥位下顎安静位で は後下方へ移動した。また中心位を基準とすると 座位下顎安静位では下方へ,仰臥位下顎安静位で は後下方へ移動した。姿勢の変化が下顎安静位に 与える影響について,側面頭部エックス線規格写 真を使用した計測方法は他にはみられないが,四 井ら33)はパノラマ四分割顎関節撮影により唆頭蕨 合位と下顎安静位における下顎頭の上下,前後方 向の位置の差を検討している。それによると,症

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30 -位下顎安静位の下顎頭の位置は,唆頭族合位を蓋 準にすると下方移動を示した症例が   前方移 動を示した症例が19%で,本結果と下顎頭位の変 化はほぼ同様の傾向を示している。中心位と中心 唆合位とで下顎衰貢の位置が変化する要因は,中心 位における下顎頭は中心唆合位と比較すると前上 方にあり,この違いが影響していると考えられ る。また,この 、位は誘導後バイトレジンを介 在させて記録しているが,他の中心唆合位,座位 下顎安静位,仰臥位下顎安静位はバイトレジンの 介在のない上顎位であるため,重力の方向性によ り影響を受けやすいと考えられる。重力の方向は 座位では下方,仰臥位では後方であり,下顎骨の 回転中心の位置と付着筋の作用が変化し,仰臥位 では下顎頭が関節嵩前面から離れるように移動し たと推測される。一方,オトガイ部の位 ぼ下顎 適の位 変化の方向性に関係なく,後下方であっ たが,仰臥位では後方成分が大きく,重力の作用 と開口筋の方向性に従う位置であると考えられ た。 安静空隙について,坂東7)はテレメータで観察 し,自然な状態で安静にしているときの下顎位と 下顎安静位は切歯部の顎問距離      の範 囲にあり,臨床的な下顎安静位では であったとしている。      は側面頭部 エックス線規格写貢を用いて欧米人では平均2-3mmであると報害している。角田28)は上下巾切 歯間距離を計測し     川添30)は豆電球写真 法により下顎切歯運動を言己録L    であると 報害している。本研究では,安静空隙は座位では 直線距離    垂重距離     水平距離 であり,他の報害とほぼ同様であっ た。一方,仰臥位では直線距離    垂置距離 水平距離    であった。置線距 離の差は,水平距離の差が大きく影響していた。 2)筋電図による筋活動の評価 下顎安静位における筋放電について,川添30) は筋放電の振幅が側頭筋前腹で2. 0〃 V,唆筋で 顎二腹筋で   であったと述べ,河 村34)は岨噛筋からは安静時にも放電は認められ, 31 側衰貢筋および舌筋において明らかであると報害し ている。このド顎安静位における筋活動に関し て,下顎安静位は下顎張反射によって保たれてい るために筋放電が認められると考えられる。本研 究においては座位では      で他 の報吾と類似しているが,仰臥位では であり,筋放電は認められたが,下顎 安静位において筋放電が認められたとする他の研 究と比較しても筋の緊張が少なく,このことは姿 勢の変化によって下顎張反射に違いが認められた ことになる。 姿勢の違いが筋活動へ及ぼす影響の報吾とし て        は,立位,座位,仰臥位,肢 臥位において,それぞれ安静時,最大クレンチン グ時の側頭筋前腹と唆筋の筋活動を測定して積分 値を算出し,側豆貢筋前腹と唆薪は安静時において は仰臥位で最も筋活動が少ないと報害している。 さらに,立位,座位,仰臥位,側臥位におけるそ れぞれ安静時,嘩下時,最大クレンチング時の胸 鎖乳突筋と唆筋の筋活動を測定して積分値を算出 し,唆筋における安静時の筋活動量は座位では 〃     仰臥位では   〃    で あり,安静時では仰臥位は立位,座位,側臥位よ りも有意に筋活動量が少ないと報害している。仰 臥位において側頭筋前肢と唆筋の筋活動が低いの は,仰臥位では重力と筋線経の走行方向が置角に なり,そのことが筋紡轟垂の活性を低下させるため であると述べている。また, L   や も姿勢の変化と下顎安静位との関係を筋 電図から観察し,体幹が虐立した状態から仰臥位 になるに従い,側頭筋前肢,外側翼突筋,顎二腹 筋前腹あるいは唆筋の筋活動が減少すると述べて いる。特に     は,嘩下を利用した下顎安 静位によって,側衰貢筋前腹では座棺で 仰臥位で     顎二腹筋前腹では座位で 仰臥位で    と報吾しているo以 上の報吾と同様に,本研究においても座位下顎安 静位の筋活動(側衰貢筋前腹:左右側の平均 唆筋      :顎二腹筋前腹: に比べて仰臥位下顎安静位(側頭

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466 江[」 ∴下顎安静位に関する座位と仰臥位との比較 筋前腹:左右側の平均  〃     唆筋 顎二腹筋前肢        の方 が筋活動量が少なかった。これは座位に比べ仰臥 位では,唆筋,側頭筋前腹による下顎骨の挙上作 用は くなり,下顎自体は後下方位に移動して, 顎二腹筋前腹の筋活動も低下する。また,仰臥槍 では頚部,胸部も水平位で,頚筋,胸筋も安静に 保たれることから,関連筋の作用も低下するもの と考えられる     は,顎二腹筋前腹におい て仰臥位で筋活動が低下することを報吾している が,その理由については触れていない。但し,顎 二腹筋前肢には筋紡鼻垂がないことから,筋紡錘の 入力とは無関係であることが推察される。また, は,歯周組織,請,顎関節,および筋 の受容器からの三叉神経への入力は,唆筋と胸鎖 乳突筋の運動ニューロン群にも影響を与えるかも しれないと報害している。これらの感覚信号は, 側頭筋前腹,唆筋,顎二腹筋前肢の活動に影響を 与える可能性はある。 3)座位ならびに仰臥位における下顎安静位の臨 床的意義 筋電図所見において,座位下顎安静位よりも仰 臥位下顎安静位の方が筋活動量が少ないo この結 果をFI顎頭位の観察結果と併せて検討してみる と,中心唆舎位蓋準,中心位基準の両方におい て,仰臥位安静位は座位安静侍よりも下顎頭位は 後下方にある。下顎が後方位をとっても仰臥位で は開口筋である顎二腹筋前肢の筋活動量は大きく ならず∴下顎の後方位が筋の安静を阻む要素では ないものと考えられ,このことは筋活動が少なく 筋緊張の少ない位置では下顎頭位はより下方,礼 つ後方であると解釈できる。但し,仰臥位で示さ れる後方位は仰臥位であるが故の重力の影響があ り,当然であるが仰臥位である時のみの安静状態 であって,座位の時に下顎の後方位が安静である ということはいえない。しかしながら,近年行な われてはじめている睡眠障害の研究では睡眠時の 下顎位35)が大きな問題のひとっになっており,仰 臥位下顎安静位は睡眠時ではないが,仰臥位を含 む横になった姿勢における下顎動態については, 舌の位置関係と共に筋電図学的な定量的検討が必 要であると思われる。現在これらに関する報吾は わずかしかみられないことから,今後一層解明が 求められる分野になるものと思われる。 筋電図は座位安静位,仰臥侍安静位ならびに中 心唆合位,すなわち,被験者が自ら取り得る下顎 位の測定を行った。これに対し,中心位では,筋 電LxJ測定中バイトレジンを歯牙問に介在させるこ とになるため閉口筋である唆筋,側頭筋前肢の筋 活動量が増すことを懸念して測定は行なわなかっ た。下顎頭位の観察では,中心位は中心唆合位よ りもほば上方侍であり,筋電図上での筋の安静度 は低いと推測できるが,誘導によらない方法で得 られる中心位での検討も必要となろう。実際,安 静位を求めてから下顎位を設定する方法36'や誘導 上の問逓点から誘導によらない中心位に準ずる下 顎位の設定も試みられており  この点からみて も仰臥位下顎安静位は座位下顎安静位に比べ,筋 電図学的に示された筋の安静度の高い下顎位であ り,日常臨床においてリラクゼーションを重視す る下顎位として有用であると考えられた。 結     論 下顎安静位が座位および仰臥位においてどのよ うに変化するかを,側面頭部エックス線規格写貢 を用いて下顎頭およびオトガイ部の位置から検討 した。また同時に筋電図を言己録して,姿勢の変化 が下顎安静位に及ぼす影響を筋電図学的に検討し た結果,以下の結論を得た。 1.側面頭部エックス線規格写真による検討 1)下顎頭は,座位における下顎安静位よりも仰 臥位における下顎安静位の方が後下方に位置し た。 2)オトガイ部は,座位における下顎安静位より も仰臥位における下顎安静位の方が後F方に位置 した。 3)下顎頭は,中心嘆合位に対して中心位では上 方,前上方に位置した。これを考慮すると,下顎 頭の変位の方向性は,中心唆合位を蓋準とした場合 と中心位を蓋準とした場合とで同じ傾向を示した。 一32 一

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2.筋電図による検討 1)下顎安静位では,座位よりも仰臥位の方が側 頭筋前腹,唆筋,顎二腹筋前腹とも約    筋 活動量は少なく,筋緊張の少ない状態にあること が解った。 2)中心唆合位では,座位よりも仰臥位の方が側 頭筋前腹,唆筋,顎二腹筋前腹とも約    筋 活動量は少なく,筋緊張の少ない状態にあること が明らかになった。 本論文の要旨は第56回口本矯正歯科学会大会  年 9月30日,東京)および第8回日本全身唆合学会学術大 会  年10月   東京)において発表した. 謝     辞 稿を終わるに臨み,終始御懇篤なる制指導,御校閲 を賜りました本学歯科矯正学講座主任一色泰成教授に 深甚なる謝意を捧げます。また,本研究の遂行に当た り御指導,櫛助言をいただきました歯科矯正学講座原 崎守弘講師,茂木悦子講師ならびに坂本輝雄助手に感 謝いたしますo さらに,種々衝協力いただきました教 室員諸兄および被験者各位に厚く御礼申し上げます。 文     献 1)鈴木祥井:唆合概論,歯科矯正学 第1版,飯塚哲 夫,石川富士郎,佐藤適泰,鈴木祥井     クイ ンテッセンス出版,東京 丸山剛郎 監訳,岸本満雄 訳): 下顎運動のメカニックス,顎口腔機能異常と唆合のマ ネジメント 初版   第 歯科出版,東京 3)瀬端正之,谷田部皇- :唆合についての概論,歯科 矯正学 第3版,飯塚哲夫,岩沢忠  瀬端正之,塞 橋康助      医歯薬出版,東京 4)羽賀通夫:顎安静位とゴシックアーチによる唆合採 待,コンプリート デンチャーの臨床 第1版,河達 清治,坪根政治,中村俊       医歯薬出版, 東京 5)山下 敦,矢谷博文,窪木拓男:唆舎治療に対する 考え方とその実際,最新生理唆合学と顎関節症の治療 第1版      クインテッセンス出版,東京, 1993.

6) Cohen, S. : A cephalometric study of rest ・th      柑l谷         ・

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12) 冒

position. J Can Dent Assoc24 : ll-23, 1958. 13)藤田直輝1.唄噴筋緊張に関する筋電図学的研究.冒 補綴歯会誌 14)中上喜久男:下顎安静位附近の顎位変化に関する筋 電図学的研究.歯学 15)三塚顕弘1.頭位の変化が姐噴筋に与える影響に関す る筋電図学的研究.歯学 16)土田幸弘:頭位の変化が岨噴筋の随意収縮活動に 及ぼす影響について.臼捕綴歯会誌 1991. 17)田中みか子,蔵本 誠,河野正乳 上田幸弘:頭部 後屈により最大開口量と顎二腹筋前腹活動量は増加す る.臼補綴歯会誌         . 18)中J職名健司,村田達勇, -色泰成:顎関節既往者と 反対唆合者の緊張性頭反射と姐噴運動の筋電図学的検 討.歯科学報

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l上: li。Llyつ  °n i,白'   ト:\  \・恒っ、l' sternocleidomastoid and masseter muscles in healthy subjects. J Craniomandibular Pract,

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468 江口:下顎安静位に関する座位と仰臥位との比較

23) Dawson, P. E. : Evaluation, diagnosis, and treatment of occlusal problems, 2nd ed., 28-55, C∴\∴  恒- ‥S上L° 24)坂本輝雄:片側性唇顎口蓋裂患者の筋電図による顎 運動機能に関する研究.歯科学報, 87 : 1987 25)飯島なおみ,茂木悦子,久保木裕子,官崎晴代,小 西晴美,瀬端正之:混合歯列期反対唆舎者の下顎頭位 の矯正治療による経年的変化.日矯歯会誌, 49 : 263 -275, 1990. 26)梶山 晃,茂木悦子,官崎晴代,柴田康司,瀬端iE 之:       ,  を用いた成 人正常唆合者の    の検討. E]矯歯会誌 578-584, 1993.

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1977.

A study of mandibular rest position with roentgenographic cephalogram and electromyogram

Comparison of the seated and suplne rest positions -Kimiko EGUCHI

Dcpartment of Orthodontics, Tokyo Dental College (Director : Prof. Yasushige Isshiki)

Key wol.ds : Mandibular rest position-Supine-Lateral roentgeT10graPhic cephalogram -Electromyogram

I conducted this study to examine the effects of the posture on the rest position of the man-dible, and analyzed the changes of a mandibular position using lateral roentgenographic cephalogram as well as integrated electromyographic activity in 20 adults with normal occlusion. An analysュs by lateral roentgenographic cephalogram resulted in that condyle and pogonion on the supine-rest position were located more back-downward than those on the seated-rest position. The measurement by the electromyogram indicated that activities in the anterior temporal muscle, the hasseter muscle and the anterior belly of the digastric muscle on the suplne-Test position were lower tha_n those on the seated-rest position. Thus, I considered the suplnelreSt position to be the useful mandibular position for clinical application because of low tension of these tested masticatory muscles.

(The Shihwa Gahuho, 99 : 455-468, 1999)

参照

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