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IRUCAA@TDC : 歯科用CAD/CAM システムについて(第2報) : CAD/CAM 用セラミックの色彩について

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Academic year: 2021

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Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College, Available from http://ir.tdc.ac.jp/

Title

歯科用CAD/CAM システムについて(第2報) : CAD/CAM

用セラミックの色彩について

Author(s)

手銭, 親良; 堀内, 章; 副島, 寛貴; 間, 奈津子; 森永,

一喜; 中川, 寛一

Journal

歯科学報, 111(2): 232-232

URL

http://hdl.handle.net/10130/2373

Right

(2)

目的:歯科用 CAD/CAM システムでは,CAD(Co-mputer Aided Design)により行われる修復物の設 計が,CAM(Computer Aided Manufacturing)に より忠実に再現されることが要求される。本研究で は,CEREC システムの最新ソフトウェアである CEREC AC を用いて,技術的熟練度の異なる歯科 医師による光学印象が CAD/CAM 修復物の内面適 合性に与える影響を,3D 測定レーザー顕微鏡で計 測し比較検討した。 方法:試料は,上顎右側第一大臼歯レジン製人工歯 (㈱ニッシン)と CEREC Blocks(Sirona Dental Sys-tems, Inc. : Germany)を用いた。レジン歯は,MOD インレー窩洞形成済み模型を使用した。光学印象採 得を行うにあたり,CEREC システムの使用経験の 異なる6人の歯科医師(A:経験なし5人,B:15 症例以上1人)が酸化チタンパウダーを粉霧し, 行った。設計は全て歯科医師Bが行い,修復物を作 製後,エステティックセメント(㈱クラレメディカ ル)にて支台歯に接着した。 内面適合性の測定は,ミニラボカッター(㈱マル トー:東京)を用いて試料を近遠心的に切断し,辺 縁および内面の5計測点におけるセメント厚さを3 D 測定レーザー顕微鏡(LEXT OLS4000,OLYM-PUS)を用いて各々5回計測した。計測点は,辺縁 部外部,歯肉側線角部,軸面中央部,髄軸線角部, 咬合面中央部の5点とし,得られたデータは Mann -Whitney のU検定を用い,術者の CEREC AC 使 用経験の差による修復物内面適合性に与える影響を 検討した。 成績および考察:セメント厚さは,辺縁部でA群平 均379.14μm,B群 平 均322.50μm で あ っ た。歯 肉 側線角部でA群平均399μm,B群平均319.29μm で あった。軸側中央部でA群平均240.13μm,B群平均 109.91μm であった。髄軸線角部でA群平均179.63 μm,B群平均107.61μm であった。咬合面中央部 でA群 平 均431.49μm,B群 平 均375.32μm で あ っ た。いずれの計測点においても6術者間,AB 間の 有意差は認められなかった。従って,パウダリング をはじめとする技術的熟練度は内面適合性に大きな 影響を与えないことが示唆された。 目的:近年,メタルフリー修復や審美修復の増加に 伴い,CAD/CAM システムが歯冠修復治療におけ る選択肢の一つとして挙げられるようになった。 CAD/CAM 用 セ ラ ミ ッ ク ブ ロ ッ ク は 数 種 類 の シェードがあり,術者は定められたシェードからブ ロックを選択する。そのため審美修復を行う上で, CAD/CAM 用セラミックの厚みが,色調に及ぼす 影響を考慮する必要がある。本実験は,CAD/CAM 用セラミックの厚みの違いや接着性セメントが色調 に与える影響について色差計で計測し,比較検討し た。 方法:セラミックブロックは,セレックブロック (Sirona Dental Systems, Inc. : Germany)の S 3-M

シェードを使用し,厚さ1.0mm,1.5mm,2.0mm の試料とした。セメント試料は,クリアフィルエス テティックセメントのユニバーサルシェード(クラ レ:東京)を用い,厚さ100μm になるように作製 した。 測色には微小面分光色差計 VSS300H(㈱日本電 色工業)を用い,CIE1976L*a*b*表色系を用いて, YXZ と L*,a*,b*を求めた。背景には白色板を用 い,Free Standing で各々3回測色した。またセメ ント試料を重ねた測定では,グリセリンを介在さ せ,各々3回測色した。 得られた L*,a*,b*値から,セラミック試料のみ の値とセメント試料を介在させた値との差を求め, そ れ をΔL*,Δa*および Δb*とし た。ま た ΔE*ab に より,セラミックの厚みや接着用セメントが色調に 及ぼす影響を検討した。 成績および考察:セラミックのみの群では,試料の 厚 み を 増 す ご と に L*値 は 低 下 し,a*値 は 上 昇 し た。b*値は厚みによる色調の変化は認められなかっ た。また,セメント試料を介在させた群でも,同様 の結果が得られた。 ΔL*,Δa*,Δb*を各厚さで比較した結果,いずれ の厚さにおいても有意な変化は認められなかった。 ΔE*ab において,1.0mm で1.84,1.5mm で2.26, 2.0mm で0.63であり,各厚さにおいて色調の差は 認められたが,肉眼で容易に色調の変化を認める 3.0より低い値であった。 このことから,セレックブロックの厚みによる色 調への影響は認められず,歯質の切削量に関わる臨 床での修復物の厚さが色調に及ぼす影響は少ないと 考えられる。しかし,接着用セメントは色調に影響 を与えることが示唆された。

№17:歯科用 CAD/CAM システムについて(第1報) −光学印象における熟練度

が内面適合精度に及ぼす影響について−

間 奈津子,吉澤佑世,宮下 卓,渡邉浩章,手銭親良,中川寛一(東歯大・保存)

№18:歯科用 CAD/CAM システムについて(第2報) −CAD/CAM 用セラミッ

クの色彩について−

手銭親良,堀内 章,副島寛貴,間 奈津子,森永一喜,中川寛一(東歯大・保存) 学 会 講 演 抄 録 232 ― 104 ―

参照

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