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IoT時代の自動車通信を目的とした電波伝搬解析―交差点出会い頭衝突防止のための車車間通信の実現に向けて―

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(1)

——Towards Realization of Intersection Collision Prevention Using Inter-Vehicle

Communications——

Tatsuya KASHIWA

†a)

, Kenji TAGUCHI

, and Suguru IMAI

あらまし 現代はIoT と呼ばれる時代に突入しており,自動車技術の分野において自動運転,衝突防止,交通 制御などを目的として発達してきたITS 技術の融合が始まっている.ITS において特に重要となるのは安全性に 関わる部分である.中でも,衝突防止技術は重要な技術の一つである.近年,交差点における出会い頭衝突防止 を実現するためにITS Connect と呼ばれるシステムが実用化されつつある.本システムは,車車間通信あるい は路車間通信を用いて衝突を防止する安全支援システムである.これらの無線通信システムの設計においては電 波伝搬特性の把握が重要である.システム設計を行うためには,基本的には実験を行うことが必要であるが,電 波伝搬シミュレーションを行うことは効率的かつ有効であると考えられる.本論文では,IoT 時代の自動車通信 を目的とした電波伝搬解析について述べる.具体的には,交差点出会い頭衝突防止を目的とした760 MHz 帯車 車間通信の電波伝搬解析を例に詳述する. キーワード IoT,ITS,電波伝搬解析,車車間通信,760 MHz

1.

ま え が き

現代は

IoT (Internet of Things)

と呼ばれる時代に

突入しており,自動車技術の分野において自動運転,

衝突防止,交通制御などを目的として発達してきた

ITS (Intelligent Transport Systems)

技術の融合が始

まっている

[1], [2]

.このような時代においては,通信

ネットワーク,自動車衝突防止用レーダ,

VICS

(Vehi-cle Information and Communication System)

ETC

(Electronic Toll Collection System)

GPS (Global

Positioning System)

,テレビ・ラジオなどに見られる

ように自動車においても電波の送受信技術が非常に重

要になってきている.図

1

に国内における自動車通

信及び計測技術とその周波数を示す.また,北米では

Sirius XM Radio

社によって広い放送エリアを実現可

北見工業大学,北見市

Kitami Institute of Technology, 165 Koen-cho, Kitami-shi, 090–8507 Japan a) E-mail: [email protected]

能な

2.3 GHz

帯衛星デジタルラジオ放送も広く利用さ

れている.

ITS

において特に重要となるのは安全性に関わる部

分である.中でも,衝突防止技術は重要な技術の一つ

である.前方障害物の感知にはミリ波レーダ,光学及

び赤外線カメラを用いたシステムが既に実用化されて

いる.一方,交差点における出会い頭衝突事故は件数

が多いにもかかわらず,これまで技術的な対処方法が

確立されていない.このような事故の場合,前述の前

図 1 国内における自動車通信及び計測技術とその周波数 Fig. 1 Vehicular communications and radar, and

(2)

図 2 車車間通信による交差点の出会い頭衝突事故防止 Fig. 2 Prevention of intersection collision using

inter-vehicle communication.

方衝突防止技術を用いることは困難である.

近年,この問題に対処すべく無線通信技術を応用し

ITS Connect

と呼ばれるシステムが実用化されつ

つある.本システムでは,車車間通信あるいは路車間

通信を用いて,周辺車両の位置,速度などの情報を取

得することにより衝突を防止する安全支援システムで

ある.図

2

に車車間通信による交差点の出会い頭衝突

事故防止の概略図を示す.車車間通信においては,日

本では

760 MHz

帯,欧米では

5.9 GHz

帯の利用が規

格として制定されている

[3]

[6]

車車間通信システムの設計においては,電波伝搬特

性を把握することが重要である

[7]

[14]

.電波伝搬特

性を把握するためには,基本的には実験を行うこと

が必要であるが,電波伝搬シミュレーションを用いる

ことは効率的かつ有効である.また,電波伝搬シミュ

レーションは物理現象の意味を解釈するのにも役立つ.

本論文では,

IoT

時代の自動車通信を目的とした電

波伝搬解析について述べる.具体的には,交差点出会

い頭衝突防止を目的とした

760 MHz

帯車車間通信の

電波伝搬解析を例に詳述する.

2.

電波伝搬解析法

本章では代表的な電波伝搬解析法について述べる.

現代の無線通信システムの設計において,工学的に必

要な電波伝搬特性は,

a)

伝搬損失,

b)

電力遅延プロ

ファイル,

c)

電力角度プロファイルである

[15]

.図

3

にそれぞれのイメージを示す.

電波伝搬解析法としては,

Ray-tracing

法,

FDTD

(Finite-Difference Time-Domain)

法,及び両手法を

連結したハイブリッド法が知られている.以下に,こ

れらの手法の特徴について簡単に述べる.

2. 1 Ray-tracing

Ray-tracing

法は高周波近似法であり,電波を光線

図 3 無線通信システム設計のための電波伝搬特性 Fig. 3 Radio wave propagation characteristics for

design of radio communication system.

として近似し伝搬問題を解析する手法である

[16]

.図

4

に示すように電波を直接波,反射波,透過波,回折波

等に分解し最後に全てを加え合わせ観測点の電磁界を

計算する.あくまで本来波動である電波を高周波近似,

あるいは光線近似で計算する都合上,電波の波長に比

べて大きな物体を扱うことを前提としている.また,

回折係数は媒質の誘電率やエッジ形状によっては厳密

に求めることが困難である.基本的に伝搬問題に対し

ては非常に効率的で標準的な手法であるが,解の精度

を高めるため,

1)

レイの本数を増加させる,

2)

詳細

な物体形状を考慮する必要があることなどの理由によ

(3)

図 4 Ray-tracing法 Fig. 4 Ray-tracing method.

図 5 FDTD格子 Fig. 5 FDTD Cells.

り計算時間が劇的に増加する場合がある.

本手法では手法単体で伝搬損失,電力遅延プロファ

イル,電力角度プロファイルの解析が可能である.

2. 2 FDTD

FDTD

法はマクスウェル方程式を時間及び空間で

直接差分する非常に簡便な手法である

[17], [18]

.した

がって,行列計算等の複雑な計算を必要としない.空

間の差分法であるため,図

5

に示すように解析空間

を直方体格子で分割する領域分割型の解法となる.そ

のため,大きな空間を扱う場合には莫大なメモリ量

が必要となる.電波を本来の波動として扱っているた

め,物理的な近似が入っておらず,波長と同程度ある

いはそれ以下の形状をもつ物体を取り扱うことができ

る.したがって,正確な伝搬解析を行うことが可能で

ある.

本手法では,手法単体で伝搬損失及び電力遅延プロ

ファイルの解析が可能である.一方,電力角度プロファ

イルにおいては,

MUSIC (Multiple Signal

Classifi-cation)

法などの到来波推定法が必要となる

[19]

本手法の計算アルゴリズムは並列性が高く,現在主

流である並列型スーパーコンピュータ,

PC

クラスタ,

GPU

などの並列型計算機との適合性が高い.したがっ

て,今後の計算機の高速・大容量化に伴い,より大規

模かつ高速な電波伝搬解析が実現できる可能性を有し

ている

[20]

2. 3

ハイブリッド法

6

FDTD

法と

Ray-tracing

法によるハイブ

図 6 FDTD法と Ray-tracing 法によるハイブリッド法 Fig. 6 Procedure of hybrid method for radio prop-agation analysis using both FDTD and Ray-tracing methods.

リッド法

[21]

の手順を示す.手順としては,

1) FDTD

法を用いて等価面上の電磁流分布を計算する.ここ

で,車載アンテナが設置された車体は自由空間中に

配置されている.また,吸収境界条件として

CPML

(Convolution Perfectly Matched Layer)

を用い,空

間離散間隔を

1.0 cm

としている.

2)

求めた電磁流分

布及び等価定理を用いて指向性を計算する.

3)

得られ

た指向性を

Ray-tracing

法における波源指向性として

用い,電波伝搬特性を解析する.ここで,指向性及び

Ray-tracing

法では位相を考慮して計算を行っている.

また,レイラーンチング法を用いている.

2. 4 Ray-tracing

法のカウンターパートとして

FDTD

7

Ray-tracing

法と

FDTD

法の比較を示す.

横軸は周波数あるいは解析空間の大きさを示しており,

縦軸は時代を表している.

Ray-tracing

法は,時代の

進展とともに波長に対してより小さな物体の解析に適

用するための研究が行われてきた.しかしながら,基

本的に高周波近似法であるため光線近似が成立する範

囲でしか用いることができない.一方,

FDTD

法は本

質的に領域分割型の差分法であるため,高い周波数,

あるいは大きな領域を扱うことに関しては計算効率の

面から不利である.しかしながら,手法の改良,また

は時代の進展による計算機の劇的な性能向上により,

解析可能な周波数範囲及び空間サイズが年々拡大して

(4)

図 7 Ray-tracing法と FDTD 法の比較 Fig. 7 Comparison of Ray-tracing and FDTD

methods.

いる.そのことにより,近年ではこれまで高周波近似

法でしか解けなかった問題が

FDTD

法でも解けるよ

うになってきた.

このことが意味しているのは,電波伝搬解析におい

て,

1) Ray-tracing

法でしか解析できなかった大規模

空間問題を

FDTD

法でも解くことが可能になったと

いうことと,

2) Ray-tracing

法では不可能であった高

周波近似ができない領域での解析が

FDTD

法を用い

ることにより可能になったということである.

3.

車車間通信を目的とした交差点電波伝

搬解析

本章では

760 MHz

帯車車間通信を目的とした交

差点電波伝搬解析について述べる.現在の近距離車

車間通信システムにおいては,到来波の遅延時間は

OFDM (Orthogonal Frequency Division

Multiplex-ing)

のガードインターバル内に収まるため問題となら

ない.また,単一アンテナを用いているため,到来波

の角度広がりによる影響は伝搬損失特性に含まれる.

そのため,近距離車車間通信システムにおいては伝搬

損失を把握することが重要になると考えられる.した

がって,ここでは伝搬損失のみについて示す.なお,

電波伝搬解析手法としては,

FDTD

法と

Ray-tracing

法のハイブリッド法を用いる.

3. 1

見通しの悪い市街地交差点及び自動車モデル

8

に本研究で用いた交差点モデルを示す.表

1

解析パラメータを示す.交差点は例としてビルで囲ま

れた見通しの悪い狭路交差点とした.ビル高は無限大

で近似し,路面及びビル壁の材質はそれぞれ乾燥アス

ファルト及びコンクリートとした.送信側自動車位置

S = 30 m

は約

50 km/h

で走行する自動車の停止距離

に対応している.受信側のアンテナ高さは

h = 1.5 m

図 8 見通しの悪い市街地交差点 Fig. 8 Blind intersection in urban area.

表 1 解析パラメータ

Table 1 Parameters used in this paper. frequency 760 MHz

car location S = 30 m receiving height h = 1.5 m

road (dry asphalt) εr= 4.9, σ = 0.00761 S/m

building (concrete) εr= 7.0, σ = 0.0473 S/m

図 9 自動車及びアンテナ取付位置:a) ルーフトップ中央, b)ルーフトップ後方,c) 右サイドミラー,d) 左サ イドミラー,e) フロントバンパー.lx= 4.64 m,

ly= 1.76 m,lz= 1.3 m,lrl=lrw= 1.2 m Fig. 9 Car model and antenna positions.

とした.

TCQ

経路は伝搬損失を解析する経路に対応

しており,

C

地点における自動車衝突防止の状況を想

定している.市街地における電波伝搬解析では,ビル

透過波の影響により見通し外領域における伝搬損失が

一般には小さくなる.しかしながら,車車間通信シス

テムの設計においては伝搬損失に関する最悪ケースを

把握することが重要となる.したがって,今回はビル

の透過波は考慮していない.

9

に自動車及びアンテナ取付位置を示す.表

2

本研究で用いたアンテナタイプを示す.自動車形状と

しては国内で広く普及している小型セダンタイプとし

た.自動車ボディは完全導体を仮定した.アンテナ取

付位置は

a)

e)

5

箇所とし,各々のアンテナ取付位

置に対して伝搬損失特性を解析した.アンテナタイプ

については,ルーフトップ搭載の

a)

及び

b)

の場合は

1/4

波長モノポールアンテナ,その他の取付位置

c)

(5)

図 10 ルーフトップ中央搭載アンテナにおける電流分布 及び指向性

Fig. 10 Current distribution and directivity in case of rooftop center.

e)

については半波長ダイポールアンテナを用いた.

3. 2

車載アンテナ取付位置の影響

自動車にアンテナを搭載した場合,自動車ボディに

も電流が流れるため自動車全体がアンテナとして機能

する.そのため,最初に

FDTD

法を用いて各アンテ

ナ取付位置における自動車の電流分布及び

3

次元指向

性を解析する.次に,指向性と

Ray-tracing

法を用い

てアンテナ取付位置が伝搬損失に与える影響を調べる.

解析手順の詳細は

2. 3

を参照されたい.なお,本論

文では受信側アンテナ高を

h = 1.5 m

に固定している

が,実際の車車間通信においては送信及び受信側のア

ンテナ高を考慮する必要がある

[14]

3. 2. 1

電流分布及び指向性

10

及び図

11

に一例として,ルーフトップ中央

及び右ドアミラーにアンテナを搭載した場合の電流分

布と指向性を示す.

ルーフトップ中央の場合は,ルーフ部及びピラー部

図 11 右ドアミラー搭載アンテナにおける電流分布及び 指向性

Fig. 11 Current distribution and directivity in case of right door mirror.

図 12 各車載アンテナ取付位置における伝搬損失特性 Fig. 12 Path loss for each antenna position.

に強い電流が流れていることが示されている.指向性

については,水平面はほぼ等方性だが垂直面ではルー

フサイズが有限であるため,斜め上方に強い指向性が

現れている.

右ドアミラーの場合は,ミラー部を中心にボディ右

側面に強い電流が流れていることが示されている.指

向性については,電流分布の結果を受けて車両右側の

比較的広い角度範囲に強い指向性が現れている.

3. 2. 2

伝搬損失特性

12

に各車載アンテナ取付位置における伝搬損失

特性を示す.図に示すように,伝搬損失特性はアンテ

ナ取付位置によって定量的に異なる.しかしながら,

各アンテナ取付位置の伝搬損失特性には定性的に同じ

(6)

図 13 車載アンテナと半波長ダイポールアンテナ単体の 伝搬損失特性の比較

Fig. 13 Comparison of path losses for car antenna andλ/2 vertical dipole antenna.

傾向を示す.なお,フロントバンパーに搭載した場合

L < 3 m

の範囲において他の取付位置と比べて伝

搬損失が約

20 dB

大きい値を示している.この理由

は,

1)

フロントバンパーが

T

点より右側に位置する,

2)

自動車前方に強い指向性を有するためである.

3. 3

車載アンテナと半波長ダイポールアンテナ単

体の比較

13

に車載アンテナと半波長ダイポールアンテナ

単体の伝搬損失特性の比較を示す.ここでは一例とし

て,ルーフトップ中央,右ドアミラー及びフロントバ

ンパーに搭載した場合の特性を示す.なお,半波長ダ

イポールアンテナは,各車載アンテナ取付位置に対応

する場所にアンテナ単体で設置されている.アンテナ

高は,それぞれルーフトップ中央:

1.5 m

,右ドアミ

ラー:

1.055 m

,フロントバンパー:

0.405 m

となって

いる.また,車載アンテナと同様に垂直偏波を用いて

いる.図に示すように,各アンテナ取付位置と半波長

ダイポールアンテナ単体の伝搬損失は,非常に近い特

性をもっているが定量的にはわずかに異なっている.

これは自動車前方における車載アンテナと半波長ダイ

ポールアンテナの指向性利得の差異が原因であると考

えられる.

4.

む す び

本論文では,

IoT

時代の自動車通信を目的とした電

波伝搬解析について,電波伝搬解析法及び

760 MHz

帯車車通信を目的とした電波伝搬解析の詳細について

述べた.

自動車通信においては車載アンテナの設計及び車載

アンテナを含めた無線端末の評価も重要である.アン

テナの設計においては自動設計も重要となっている.

自動最適設計法には寸法最適化法,形状最適化法,ト

ポロジー最適化法がある.車載アンテナを含めた無線

端末の評価法においては,フェージングエミュレータ

型,電波反射箱型,

Two-stage

法がある.筆者等は,ト

ポロジー最適化法を用いたアンテナ設計,

Two-stage

法を用いた車載無線端末の評価に関する研究も行って

いる

[22]

[24]

.興味のある読者はこれらの文献を参

照されたい.

謝辞 本研究の一部は

JSPS

科研費

26420335

の助

成を受けたものである.ここに謝意を表する.

[1] 津川定之,“自動運転システムの動向と課題,”電学誌, vol.135, no.7, pp.417–420, July 2015.

[2] 津川定之,“高度道路交通システムにおける通信システ ム,”信学論(B),vol.J82-B, no.11, pp.1958–1965, Nov. 1999.

[3] ETSI TR 102 638, “Intelligent transport systems (ITS); vehicular communications; basic set of appli-cations; definitions,” v1.1.1, June 2009.

[4] IEEE standard for information technology – Telecom-munication and information exchange between sys-tems local and metropolitan area networks – specific requirements part 11: wireless LAN medium access control (MAC) and physical layer (PHY)

(7)

specifica-M. Kizu, “Field evaluation of UHF radio propaga-tion for an ITS safety system in an urban environ-ment,” IEEE Commun. Mag., vol.47, no.11, pp.120– 127, Nov. 2009.

[8] 伊藤健二,三田勝史,高梨昌樹,田所幸浩,“周辺車両が 車車間伝搬損特性に及ぼす影響に関する一検討,”信学論 (B),vol.J94-B, no.3, pp.455–467, March 2011. [9] 多賀登喜雄,“ITS 車車間通信環境における伝搬損失モデ

ル,”信学技報,A·P2012-145, Jan. 2013.

[10] K. Taguchi, S. Imai, T. Kashiwa, K. Ohshima, and T. Kawamura, “FDTD analysis of radio wave prop-agation at intersection surrounded by concrete block walls in residential area for inter-vehicle communica-tions using 720 MHz band,” IEICE Trans. Electron., vol.E95-C, no.1, pp.79–85, Jan. 2012.

[11] T. Abbas, J. Karedal, and F. Tufvesson, “Measure-ment-based analysis: The effect of complementary antennas and diversity on vehicle-to-vehicle commu-nication,” IEEE Antennas Wireless Propag. Lett., vol.12, pp.309–312, March 2013.

[12] L. Reichardt, T. Mahler, T. Schipper, and T. Zwick, “Influence of single and multiple antenna placements on the capacity of C2C communication systems,” Proc. 43rd European Microwave Conference, EuMA 2013, pp.720–723, Nuremberg, Germany, Oct. 2013. [13] D. Quack, M. Meuleners, S. Hommen, and C. Degen,

“Simulation-based evaluation of MIMO antenna sys-tems in car-to-car communication,” Proc. 8th Euro-pean Conference on Antennas and Propagation, Eu-CAP 2014, pp.3049–3052, Hague, Netherlands, April 2014.

[14] S. Imai, K. Taguchi, T. Kawamura, and T. Kashiwa, “Numerical study on path loss characteristics con-sidering antenna positions on car body at blind in-tersection in urban area for inter-vehicle communica-tions using 700MHz band,” IEICE Trans. Electron., vol.E99-C, no.1, pp.36–43, Jan. 2016.

[15] 藤井輝也,表 英穀,太田善元,“広帯域移動体通信におけ る時空間電波伝搬モデル,”信学論(B),vol.J91-B, no.9, pp.901–905, Sept. 2008.

[16] 細矢良雄(監修),電波伝搬ハンドブック,リアライズ社, 1999.

[17] A. Taflove and S.C. Hagness, Computational Elec-trodynamics: The Finite-Difference Time-Domain Method, 3rd ed., Artech House, Norwood, MA, 2005. [18] 山下榮吉(監修),マイクロ波シミュレータの基礎,5.2 節,

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[23] S. Komatsu, S. Imai, K. Taguchi, and T. Kashiwa, “Development of tool for evaluation of automotive conformity of FM receivers using two-stage method,” SAE Int. J. Passenger Cars – Electronic and Electri-cal Systems, vol.8, no.1, pp.170–179, May 2015. [24] S. Imai, K. Taguchi, T. Kashiwa, and S. Komatsu,

“Estimation of the incoming wave characteristics by MUSIC method using virtual array antenna,” SAE Int. J. Passenger Cars – Electronic and Electrical Sys-tems, vol.8, no.1, pp.146–155, May 2015.

(平成 28 年 3 月 8 日受付,6 月 9 日再受付, 9月 8 日公開)

達也 (正員:シニア会員)

昭 59 北大・工・電気卒.昭 61 同大大 学院修士修了.昭 63 同博士課程中退.同 年同大・工・電気・助手.平 8 北見工大・ 電気電子・助教授.平 20 同大教授.電磁 界及び音響の数値解析に関する研究に従 事.平 26∼平 27 本会エレクトロニクス シミュレーション研究専門委員会委員長.共著「Handbook of Microwave Technology」(Academic Press),「Antennas and Associated Systems for Mobile Satellite Communica-tions」(Research Signpost),「マイクロ波シミュレータの基 礎」(電子情報通信学会) 等.工博.IEEE,IEEJ 各会員.

(8)

田口 健治 (正員)

平 13 北見工大・工・電気電子卒.平 15 同大大学院修士修了.平 18 同博士課程修 了.同年熊本電波高専・助手.平 21 北見 工大・電気電子・准教授.電磁界の数値解 析に関する研究に従事.博士 (工学).

今井

卓 (正員)

平 17 北見工大・工・情報システム卒.平 19同大大学院修士修了.平 22 同博士課 程修了.同年同大学・電気電子・助教.電 磁界の数値解析に関する研究に従事.博士 (工学).

図 2 車車間通信による交差点の出会い頭衝突事故防止 Fig. 2 Prevention of intersection collision using
図 4 Ray-tracing 法 Fig. 4 Ray-tracing method.
図 7 Ray-tracing 法と FDTD 法の比較 Fig. 7 Comparison of Ray-tracing and FDTD
Fig. 10 Current distribution and directivity in case of rooftop center.
+2

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