• 検索結果がありません。

重症患者における経腸栄養投与方法の相違による合併症への影響:文献レビュー

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "重症患者における経腸栄養投与方法の相違による合併症への影響:文献レビュー"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

要旨 【目的】 重症患者における経腸栄養の投与方法の相違による合併症への影響を明らかにすること を目的とした。 【方法】 重症患者に対する経腸栄養投与方法の相違による影響の文献を探索するために、複数の 情報源を用い、キーワードを(a) 重症患者群、(b) 経腸栄養群、(c) 持続群、(d) 間歇群の 4 群に分けて検索を行った。得られた文献を研究目的に即して組み入れ基準、除外基準を 設け、文献抽出を行った。抽出された文献からクリニカルクエスチョンごとに情報をまと め、考察を加えた。 【結果】 本研究では、経腸栄養の投与方法の相違による胃内残留量過多、必要栄養量の到達、肺 炎、下痢、適切な血糖管理に分けて結果をまとめた。胃内残留量過多の発生率に関しては、 持続投与は、時間投与と比較して、発生率を減らし、間歇投与との比較では発生率に差は なかった。必要栄養量に関しては、持続投与は時間投与やボーラス投与と比較して、達成 できており、間歇投与との比較では同程度に達成できていた。肺炎の発生率に関しては、 投与方法の相違による一定の結果を得ることはできなかった。下痢の発生率に関しては、 持続投与は、間歇投与と比較して同程度の発生率であり、ボーラス投与と比較して、発生 率を減らした。適切な血糖管理に関しては、持続投与は、時間投与と比較して、適切な管 理ができた。 【結論】 持続投与やプロトコールを用いて徐々に投与速度を増量することにより、胃内残留量過 多の発生率を下げることができると考える。必要栄養量の達成は胃内残留量過多の結果と 同様であった。それは胃内残留量過多の発生が、投与栄養量に影響を与えるためだと考え る。早期の経腸栄養開始であれば、ボーラス投与が持続投与と比べ早期に必要栄養量の達 成が果たされた。早期の経腸栄養によって腸管機能が保たれていたことが考えられる。肺 炎に関しては、一定の結果を得ることができなかったが、肺炎に関しては経腸栄養の投与 方法以外にも胃の不耐状態を呈しやすい患者に発生していたと考えられた。下痢に関して は、ボーラス投与群に発生頻度が多く、投与速度の速さが影響していたと考えられる。血 糖管理に関しては、持続投与でより安定した栄養摂取をしていることで、血糖値も安定し ていたと考える。

参照

関連したドキュメント

 介護問題研究は、介護者の負担軽減を目的とし、負担 に影響する要因やストレスを追究するが、普遍的結論を

(J ETRO )のデータによると,2017年における日本の中国および米国へのFDI はそれぞれ111億ドルと496億ドルにのぼり 1)

このように資本主義経済における競争の作用を二つに分けたうえで, 『資本

被祝賀者エーラーはへその箸『違法行為における客観的目的要素』二九五九年)において主観的正当化要素の問題をも論じ、その内容についての有益な熟考を含んでいる。もっとも、彼の議論はシュペンデルに近

第四章では、APNP による OATP2B1 発現抑制における、高分子の関与を示す事を目 的とした。APNP による OATP2B1 発現抑制は OATP2B1 遺伝子の 3’UTR

(ページ 3)3 ページ目をご覧ください。これまでの委員会における河川環境への影響予測、評

〇新 新型 型コ コロ ロナ ナウ ウイ イル ルス ス感 感染 染症 症の の流 流行 行が が結 結核 核診 診療 療に に与 与え える る影 影響 響に

および皮膚性状の変化がみられる患者においては,コ.. 動性クリーゼ補助診断に利用できると述べている。本 症 例 に お け る ChE/Alb 比 は 入 院 時 に 2.4 と 低 値