授業科目名 (英文名) 哲学概論 (Introduction to Philosophy ) 科目区分 対象学生 ※ 単位数 2.00 開講年次・ 学期 1年次 前期 担当教員 紀平 知樹 所属 看護学部 オフィスアワー・場所 ※ 連絡先 ※ 講義目的及び到達目標 この講義の目的は哲学的に考えることを修得することです。そのために思考実験と言 われる架空の事例を用いて授業を進めます。 その事例に関連して、これまで哲学者たちが様々な思考を展開してきました。そうし た思考を知ることは、自ら哲学的に考えるための手助けともなりますので、過去の哲 学者たちの思考も紹介します。 到達目標は以下の通りです。 1) 論理的思考ができる 2)批判的思考ができる 3) 過去の哲学者たちの思考を理解する 4)自らの考察を論理的に表現することができる 5)他者と対話し、問題解決を図ることができる 講義内容・授業計画 この講義では、哲学の知識や歴史を学ぶというよりは、思考実験と言われる架空の題 材を用いて普段は当然と考えていたり、見過ごしていたりすることなどについてもう 一度考え直します。そのことによって批判的に考える習慣を習得することを目的とし ています。 授業計画 1. イントロダクション:哲学とは? 2. 疑問を持つ(1):映画マトリックスと本当の世界 3. 疑問を持つ(2):水槽の中の脳 4. 疑問を持つ(3):「本当に知っている」とは? 5. 疑問を持つ(4):「私」はどこに存在するのか? 6. 人間とは(1):ロボットは人間になれるか? 7. 人間とは(2):中国語の部屋と意味の理解 8. 人間とは(3):言葉の理解と文脈 9. 人間とは(4):心と身体の関係 10. 科学とは(1):水は言葉を理解するか? 11. 科学とは(2):人類が絶滅しても太陽は東から昇るか? 12. 科学とは(3):誰にとっても同じ一つの世界があるのか? 13. 科学とは(4):なぜウサギはウサギとわかるのか? 14. ディスカッション 15. まとめ テキスト 適宜資料を配付します 参考文献 ジョン・サール『マインド−心の哲学』朝日出版社、2006年 ダニエル・C・デネット『思考の技法 直観ポンプと77の思考術』青土社、2015年 A.F. チャルマーズ『改訂版 科学論の展開−科学と呼ばれているのは何なのか?−』恒 星社厚生閣、2013年 トーマス・クーン『科学革命の構造』みすず書房、1971年 トマス・ネーゲル『コウモリであるとはどのようなことか』 勁草書房、1989年 成績評価の基準・方法 成績評価の基準 到達目標の達成度に応じてSからCの評価を付与する。 成績評価の方法 期末試験(70%)、課題提出(30%) 履修上の注意・履修要件 ・当授業は、原則全ての授業を対面で実施する予定ですが、履修者人数によっては、 新型コロナウィルス感染症対策として、履修者を複数の教室に分けて教室間をオンラ
インで繋ぐ方法や、対面授業と自宅でのオンライン授業を隔週実施する方法とする場 合があり、自宅等でオンライン授業の受講を視聴できる通信環境(PC・タブレット等の 端末やWi-Fi環境)が必要となる場合があります。最終的な授業方法は履修登録後に決定 ・連絡します。 実践的教育 該当しない 備考