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<巻頭言>これからの教育のために

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Academic year: 2021

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教育デザイン研究 第9号(2018年1月)   

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これからの教育のために

教育学研究科長・教育学部長

杉山 久仁子

「教育デザイン研究」第9号の刊行に際し、ご挨拶させていただきます。 今年度から本誌の発行元である横浜国立大学教育学研究科は、教職大学院を新設し、高度教職実践専攻(専門職 学位課程)と教育実践専攻(修士課程)の2専攻となりました。これを受け、教職大学院の専任教員からの特別寄 稿論文を掲載しています。投稿論文数は昨年よりも増えました。調査報告については、学部の進路意識調査に加え、 教育学研究科教育実践専攻の結果も加わりました。さらに、学生発表については、6月 18 日に実施された教育実 践専攻の教育デザインフォーラムと、8月 30 日に実施された教職大学院の現職教員学生による中間発表の内容が 掲載されています。年々、研究誌が充実していくことをうれしく思っております。 今年度は教育に関していろいろな動きがありました。平成 29 年 3 月に小学校及び中学校の新学習指導要領が公 示されたことを受け、各教科の解説が示され、新しい学習指導要領の周知・徹底のための研修が各地で開催され ました。小学校は平成 32 年度、中学校は平成 33 年度からの全面実施を目指し、来年度から移行期間になります。 平成 29 年 8 月には、国立教員養成大学・学部、大学院、附属学校の改革に関する有識者会議で1年間議論された 内容が報告書として示されました。各大学では、それを受けこれまでの取組を見直し、教員養成及び育成の機能を 強化するための検討が進められています。平成 29 年 11 月には、教育職員免許法施行規則及び免許状更新講習規 則の一部を改正する省令が公布されました。平成 31 年度からの新免許法対応のために、カリキュラムを見直し、 再課程認定の準備をしています。 様々な動きの中で予測困難な社会の中で子供たちが未来社会を切り拓くための資質・能力を確実に育成するため に、教員の養成及び育成に関わる学部、研究科に求められる責任はより重大なものとなっています。本学は、地域 密接型の教員養成学部・研究科として、神奈川県内の教育機関との連携をより強め、地域の教育力の向上に貢献し ていきたいと考えています。どうぞ今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

巻 頭 言

参照

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