小学校家庭科の調理実習における児童の作業実態 : 学習指導の改善のために
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(2) . 小学校家庭科の調理実習における児童の作業実態 -- 学習指導の改善のために. 中. 村. 公. 子. 昭和53年の学習指導要領の全面改訂により,ノ i ・学校の家庭科は体験的, 実践的教科としての位置 ) づけが以前にも増して強く 打ち出された1 .. 家庭科の各領域の中 で 「食物」 領域は, 心身ともに著しい発達段階にある児童にとっては最も興 )からも明らか であり 特に調理実習への児童の期待度は 味深い分野であることは, 種々の調査結果2 , 3 極めて大きい. しかし高木)も述べているように, 児童は喜々として学習に参加するが 体験させた , わ り に は 身 に つ い て い な い 場 合 も 少 なく な い し 単 に 料 理 を 作 っ て 食べ た い と いう こ と の み で 実 , ,. 際には学習効果 が残らない場合も多々ある 小学校におけ る調理実習の学習 では 一般に児童は作 , , る楽しみ, 食べる楽しみになりがちで, 学習の意図を十分に生かしきれない 問題が生ずる また児 . 童が小学校にお いて調理実習を学習できる機会は5,6学年を通じて10~12時間に過 ぎないという )からも 効果的な指 導は必然的なことである 更に調理実習は他の領域の実習と異なり 一般 現状4 , 。 , には グルー プ学習であるため, 児童1人1人の学習の定着度を容易に把握 できず 一方出来上った , 作品 (料理) は試食することにより, その場限りのものとなってしまい 安易になりやすい一面も , 否めない。 更に学校ごとに異る施設 o 設備の面に左右さ れることも多く 種々な要因から 児童自 , , 身に学習の位置づけが明確になり難い側面もある . 食物, 調理の理論を理解させ, それらを有効に調理実習 に反映させ 検証し 無駄なく その実習 , , を終了させる必要性は極めて重要 である 体験的, 実践的教科 であることの真の意味は 単に児童 . , に体験させることのみが重要 ではなく, 有効に体験させること, 無駄なく体験させること 体験さ , せることにより確実に学習効果が定着することである 調理実習の有効 な学習指導の方法を探るべ 。 く, 調理実習の作業実態を中心にして調査, 検討したの で報告する .. 1。 調査方法と調査対象 6学年の家庭科の題材 である 「目玉焼きと粉ふきいも」 の調理実習を中心として 実習前 後に , , アンケート調査を行っ た。 調査用紙を表1, 表2に示す 。 )を参考にして設定した 5 6年に定められている 家庭科学習指導要領の 設問項目は清水の調査5 。 , 学習内容の題材に焦点をあてるため, 家庭における調理の経験 実際の実習に関しての作業の参加 , 状況, 難易度, 非作業時の状態等に重点をおいた なお実習における時間的記録も浜田らの方法6 )に 。 準じて併せて行った。 調理実習 の方法は, 男女別々の4人グルー プ編成 (若干の異同があった) とし 全クラスとも同 , 153.
(3) . 中. 公. 村. 子. 調理実習における児童の作業実態に関する調査(事前調査). 表1. ---北海道教育大学旭川分校家庭科教育研究室--- 男・女. 6年( )組. ( あなたの家に、 今いっしょに住んでいる人の中で、 職業をもっている人を0でかこみ、. )の中には職業を. も っ て いる 人の 人数 を 記 入して下 さ い。. ー祖. 父ー祖. 父. 母. 母. 1. ー兄 ( )i姉 ( )ーその他( )1. 1 1, 1 あなたは目玉焼きの作り方を知っていますか。 当てはまるものを0でかこんで下さい。 まったくしらない b 少 し知 っ て いる 知 っ て いる. a と bに○ をつ け た 人は、 お もに どのよ う に して知 り ま したか。当 ては まる もの を1 つ 0 でか こ ん で下さ い。 しぜ んに知 った。 て いる のを 見て しぜんに知 家 族の 人が 作っているのを見て c 家族の人が作 家族 の 人に 教 え て も ら っ て知 っ た. 家族以外の人に教えてもらって知った. d 家族以外の人が作っているのを見てしぜんに知った。 その 他 (. ). 1.1 あ な た は粉 ふ き い もの 作り 方 を知 っ て いま す か。 当 て は ま る も の を0 でか こ ん で下さ い。 1 1 まったく知らない 少 し知 っ て いる 知 っ て いる. 2 a と bに○ をつ け た 人は、 お もに どのよう に して知 り ま した か。当 ては まる も の を1 つ 0 でか こ ん で下 さ い。 c 家族 の 人が作 っ て いる のを 見て しぜ んに知 っ た。 家族 の 人に 教 えて も ら っ て知 っ た. 家族以外の人に教えてもらって知った。. d 家族以外の人が作っているのを見てしぜんに知った e. その他 (. ). w. あなたは自分の家で目玉焼きを作ったことがありますか。 おもに当てはまるものを1つ0でかこんで下さい。 1. 自 分 ひとり で作 っ たこ と があ る. 4. 作っ た こ と は な い. 2. 手 伝 っ て も ら っ て 作 っ たこ と がある. 5. わす れ て しま っ た. 3. 作 っ て いる の を 手伝 っ た こ と がある. 1. 自 分ひ とり で 作っ た こ と があ る. 4. 作っ た こ と は な い. 2. 手 伝 っ て も ら っ て 作っ たこ と がある. 5. わす れて しま っ た. 3. 作 っ て いる の を手 伝 っ たこ と がある. あなたは自分の家で粉ふきいもを作ったことがありますか。おもに当てはまるものを1つ○でかこんで下さい。. 肌.1 あなたは自分の家で調理の手伝いをしますか。 当てはまるものを0でかこんで下さい。. まったくしない aとbに○をつけた人はどんな理由で手伝いをしますか。 当てはまるものを2つまで選び0でかこんで下さい。 b 時々する. 毎日する. a. 家族 の 人に た の ま れる. d. 自 分 の 仕 事に な っ て いる. b. 自 分か らす す ん で手 伝 い たく なる. e. 調 理 をす る 人の そ ばに いた い. c. 調 理 をす る の が 好き だ. f. その他 (. つ け て 下 さ い。 手伝ってもらって 作っているのを手伝 作ったこと わすれてしまった 自分ひとりで はない 作ったことがある 作ったことがある ったことがある. . 野菜サラダ. 1. ゆで卵 青菜の油いため. ー. ごはん みそしる インスタント食品 ) (ラーメン 、カレーなど. 也 可 乍 154. ). あなたは下記の料理を自分の家で作ったことがありますか。 おもに当てはまるところにそれぞれ1つずつ○を. ).
(4) . . 調理実習における児童の作業実態 皿. あなたの今までの調理のけいけんの中で、 多いと思うものを2つまで選び、 1・2・3の中にそれぞれ○を記 入して下さい。(○を2つつけた人は、 多い順番に①、 ②として下さい。 ) 食品を 洗う. a b. 切る. c d. やあ わ÷ まぜ せる. 皮 を むく. e 計量する ‘ ▲ け いけ ん がな い. a b c d. ・る ゆで いた める. 焼く にる. e ごは ん をたく ‘ ー け いけ ん力ぎな い. 味を つ ける. a b. もり つける. c d. 用具・食器を洗う ◆んをする 配ぜ. e f. け いけん力ゞない. ゴミ な どを整 理する. -の家庭科担当 教師が指導に当り, 指導の 方法等は同一の条件下で行われた. なおこ の6学年の児童は食物領域における規定の. 調理実習題材を全て終えており, 更に本実 習に先がけて調理の計画に ついても終了し. 回. 国. ている. 使用された家庭科室の略平面図お よび用具について図1に示す. 調査用紙の. 有効回収率は双方とも1 00%であり, デー タの処理は単純度数分布, 百分率, 尤2検定. 図. に よ り 行 っ た.. 調査対象を表3に示す. 調査校には旭川. ○△. △. . 模校であり, 6学年の全クラスの児童を対 象とした. 調査時期は昭和5 4年10月中旬. 2. 家庭における調理の手伝いの 状況とその経験. 1グループ当りの調理用具およびその数 調. 具. 数. 調. 理 ー. 用. 具. ポ. な. べ. I. 計 量 ス プ ー ン(大). パ ン. I. (小). ル(大). 数 I 各1. フ. ラ イ. フ. ラ イ 返 し. I. 皮. む. き. 包. 丁. I. 小. ざ. ら. I. 板. I 1. つ け ざら 盛りっ. し. 4~5 4 ~5. 4~5 4 ~5. 女 と も に 「時々 す る」 が 最 も 高く, 「毎 日 す. は. ) 景 山8 )ら の る こ と が 示 さ れ, こ れ は 清 水7 ,. 用. I. ま. 児童が何らかの形で調理の手伝いをしてい. 理. ガ ス コ ン ロ. 児童 の 家 庭 に お け る 調 理 の 手 伝 い は, 男. る」 と一括すると9割強となり, 大多数の. 手動式ガスコンロ. 《増肇営 ま墓最南看チ.計量用. 市内のK小学校を選んだ. この学校は勤労 者世帯の多い住宅地域に立地している中規. であ っ た.. 国. 回. な. I. 図1 家庭科室略図および用具. 結果と同様であった. また 「毎日する」 が男子では皆無であっ たのに対して女子は顕著に高く, こ れはその理由についても男子は 「家族に頼まれる」 が高いのに対して女子は 「調理をするのが好き」 と回答するものが多く, 女子の方がより積極的に家庭内の調理に携さわっている様子が伺える. ま. た本調査対象者の家庭では, 共働き世帯の割合は約半数であり, これは日本の雇用者世帯の共働き )とほぼ同様であることから 上述の傾向は一般的な傾向と把えることができよう しかし嶋津1 0 ) 率9 , ,. が述べているように,児童の家庭の仕事を 「手伝い」 としてではなく,子供の主体的な立場で積極的 に現実の家事に関与させることの重要性は極めて大であり, 女子を含めて男子の家庭生活における 155.
(5) . 中. 公. 村. 子. 調 理 実 習 における 児 童 の 作 業 実態 に 関する調 査(事後調査). 表2. ---北海道教育大学旭川分校家庭科教育研究室一-- 6年( )組. 男・女. 1 今日の調理実習で、 あなたが行なったすべての作 業に○を下記のアのらんにつけて下さい。. 1 1 1 今日の調理実習中に、 あなたは作業をしていない時 間は何をしていましたか。 時間の多かったと思うもの. 1 1 今日の調理実習中にあなたが行なったすべての作 業の中のむずかしいと思ったものを3つまで選び下記の. を4つまで選び0でかこんで下さい。. 1. 先生に質問していた (○を2つまたは3つつ イのらんに○をつけて下さい。 2. 先生の話しを聞いていた ) けた人は、 むずかしい順番に①、 ②、 ③として下さい。 3. 記録をとっていた 項 目 ア イ 業 作 4. 作業の計画を書いたプリントや教科書を見ていた. 156. I. 用具・食器・材料・調味料をそろえる. 2. 材料・調味料を計量する. 3. 火をつ ける. 4. 火を消す. 5. たま ごを 洗う. 6. たま ごを わる. 7. フ ライノぐン をこ んろに か ける. 8. フ ライノぐンに 油 を ひく. 9. フ ライ パン に た ま ごを 入れる. 10. フ ライ パ ンに 水 を 入れる. 11. フ ライ パ ンに ふた を し加 熱 す る. 12. 火を調節する. 13. 焼 きか げん を みる. 14. 棉 温と こ しょ う をふり か ける. 15. 目 玉焼 き を もり つ ける. 16. いも を 洗う. 17. い も の皮 を むく. 18. い も を切 り7 kに つ ける. 19. なべ に い も と 水 を 入れる. 20. なべ をこ ん ろ にか け る. 21. 火を調節する. 22. ゆ でか げん を みる. 23. い も を ざる に 移 しガ くをき る. 24. 水を き っ た い も を なべに も どす. 25. 棉 温とこ しょ う をふり か ける. 26. なべを火の上でゆり動かす. 27. ふ た の下 に 、き ん を かける. 28. 精 分ふき い も を もり つ ける. 29. 配ぜんをする. 30. 試食をする. 31. 用髪L 、 食 器 を 洗う. 32 33. 用具、 食器、 調味料をしまう 調理台の上などを整理する. 34. 流 し台 をそ う じし ゴミ をす てる. 5. グ ルー プの 人と 作業に つ いて 話 しあ っ て いた 6. 他のグループへ行って作業について聞いていた 7. 次の作業のことを考えていた. 8. 作業に つ いて 他 の 人にさ しず して いた 9. 自分の グループで他の人がする作業を見ていた. 10 . 他のグループへ行って作業を見ていた さがしていた 1 1 . 用具・食器・調味料などを,. 1 2. 調理実習の時間とは関係のないことをしていた 13 . 自分のグループの中で調理実習の時間とは関係 の な い こ と を 話 して いた. 14, 他 の グルー プに 行 っ て実 習とは 関 係 の な いこ と を 話 して い た. 1 5. 教室の中を歩きまわっていた。 16. 何 も して い なか っ た. ). 17. そ の 他 (. W あなたは今日の調理実習中の自分自身を反省してみ て どう 思 いま す か。 当 ては ま る もの を0 でか こん で下 さ い。 I. 忘れものがなく身じたく もきちんとできた. はい いいえ. どちらとも 言えない. 2. すすんで一生けん命作業 ができた. ・ いいえ はし. どちらとも 言えない. 3. まちがわずに作業ができ た. はい. いいえ. どちらとも 言えない. はい いいえ. どちらとも 言えない. はい. いいえ. どちらとも 言えない. 4 5. 協力して作業ができた 次から次と作業ができた. 6. 計画にそって作業ができ た. はい. いいえ. どちらとも 言えない. 7. 形がよくおいしく できあ 力ゞった. はい いいえ. どちらとも 言えない. 8. あとかたづ1ナをきれいに することができた. はい. どちらとも 言えない. いいえ.
(6) . . . 調理実習における児童の作業実態 あな たは 今 日の調 理実 習 中 の グ ルー プに つ い て を 反. 省してどう思いますか。 当てはまるものを0でかこん で下さ い。. あ な た は6年 生 に な っ てか ら の調 理 実習 を 5 年 生 、. 班. の時の実習と比べてみてどう思いますか。 当てはまる も のを0 でか こん で下 さ い。. 1 全 1員で活発に作業できた. はい. いいえ. どちらとも 言えない. I. 働きやすい身じたくをし あとかたづ1ナをきれいに はい ができるようも こなってきた. いいえ. どちらとも 言えない. 2. 全員 で協力して作業でき た. はい. いいえ. どちらとも 言えない. 2. いいえ. どちらとも 言えない. 3. 全員 で計画にそって作業 できた. 分量を正しくはかること はい ができるようになってきた. はい. いいえ. どちらとも 言えない. 3. はい. いいえ. どちらとも 言えない. 4. おしゃべりなどがなく手 はい 早く 作業ができた。. ほうちょうの使い方にな れてきた. いいえ. どちらとも 言えない. 4. はい. いいえ. いいえ. どちらとも 言えない. どちらとも 言えない. 5. 形がよくおいしく できあ 力ゞった. こんろの使い方になれて きた. 5. 計画にそって作業ができ るようになってきた. はい いいえ. どちらとも 言えない. はい. 衷3 調査対象. 沿. 男. . ← n ‘ Q U. 計. 子 18. 女. 子. 計. 17. 35. 20. 14. 34. 22. 15. 37. 60. 46. 106. 数字は実数を示す. 表4 加熱操作を中心とした その前後の 調理の経験 項. 目. 食品を洗う 切 る 皮をむく まぜる 計 量 経験なし ゆ でる. 調理への積極的な関与は今後の課題であると言え. いためる た る す . 憂 焼 く. 煮 る ごはんを炊く 経験なし 味つけ もりつけ 用具を洗う 配ぜん ゴミ整理 経験なし. 男 子 120. 女. 子 24. 36. 28. 17. 16. 28. 20. 3. 3. 5. 0. 25. 18. 27. 23. g 1 35. 諺. 37. 9. 2. 13. 11. . 有意差が認められ’ 男子’ 女子に 謝 る興味’ 関. 1. 0. 23. 14. 33 22. 27. ※. 33. 5. 10. 18. 6. 4. 0. ※蔓 雑 姿龍 讐あり. 心,調理に対する習慣性についての相違が表われ, 興味深い結果 である. 一方 「計量」 は男女ともに 1 )でも明らかなように 家庭における調理用具中 計量用具の保有率は75% 低く,これは著者の調査1 , , とやや高いが, 実際の使用頻度をみると, よく使用される割合は35%と低いことなどから 家庭で , は計量に関して依然として目分量に頼っ ている実情を強く反映しているものと思われ 計量するこ , との意義の再認識も必要と考えられる。. 157.
(7) . 中. 村. 公. 子. 3. 小学校家庭科 「食物」 領域で扱われる調理題材における調理の経験 「目玉焼きと粉ふきいも」 の作り方に関しては, 前者については8~9割の児童が認識している が, 後者については約2割の児童しか認識せず, 一方 「全く知らない」 と回答した男子は52%で女. 子も35%であった. 「目玉焼き」が日常の食生活の中で既に一般化しているのと対象的に, いも類そ 2 )ことに関連して 「粉ふきいも」につい のものの摂取率が他の食品に比較して近年低くなっている1 ,. ては認識が浅いの ではないかと思われる.. 一方その知識の獲得の方法については, 両者とも「家族の人が作っ ているのを見て自然に知った」 が高い割合を示し, 更にそれは前者により高く, ここ でも 「目玉焼き」 が家庭生活の中で日常食に な っ て い る こ と が 表 わ れ て い る.. 「目玉焼きと粉ふきいも」 の調理の経験についての結果を表5に 示す. 前者については男女とも 7%, 0%であるが, 全く「作ったことがない」児童が男子で1 に「1人で作っ たことがある」率は75~9 女子では皆無と 「目玉焼き」 の調理について女子の方が何らかの経験を有する割合の高いことが認 められ, 男女間に有意差が認められた. しかしながら後者については, 家庭で「作っ たことがない」 2%の,半数以上に経験がなく, 同傾向を示し, 有意な差は認められず, 割合は男子で65%,女子で5 これは前述の結果とも一致していた. 次に 「目玉焼きと粉ふきいも」 を除いた, 5, 6学年に 「食物」 領域で扱かわれる題材に関する 調理経験を整理し, 表6に示す. 「1人で作っ たことがある」最も高いのは男女ともにインスタン ト 食品であり, 次いでゆで卵であっ た.インスタント食品の中でも特にインスタント麺における児童・ 3 1 4 ) )があり いずれも多量の摂取が明らか である 更に厚生省の 生徒の摂取については, 種々の報告1 , . 5 )によると 女子より男子にインスタント麺の利用度が高いという結果 であり, 本調査におけ 調査1 ,. る男子の方に 「自分1人で作ったことがある」 率の高いことは, これと一致した傾向と思われる. 更に若干の調理技術を要する 「野菜サラ ダ」「青菜の油いため」 「みそ汁」 には男女間に有意差が 認められ, 男子より女子に 「自分1人で作っ たことがある」 率が高く, 逆に 「作ったことがない」 表5 「目玉焼き と粉ふきいも」 の調理経験 目 玉 焼 き 男. 子. 女. 男. ふ 子. き. い. 45. 41. 4. 5. 手伝ってもらって. 3. 2. 4. 4. 作っているのを手. 2. 3. 10. 13. 作 っ たこ とは な い. 10. 0. 39. 24. 0. 0. 3. 0. 60. 46. 60. 46. 作 っ たこ と があ る. 伝 っ た こ と が ある. 忘れてしまった. 計 2 (0. 05) で有意差あり ※・ 数字は実数を示す. ※. も 子. 女. 自分一人で作った こ と がある. 158. 子. 粉.
(8) . 調理実習における児童の作業実態. 表6 食物題材の家庭での調理経験 野菜サラダ ゆ. で. 卵. 男子 女子 男子 女子. 青菜の油いため 男子. 女子. ご. は. ん. み. そ. 汁 インスタント食品. 男子 女子 男子 女子. 男子. 女子. 自分一人で作ったこと. 22. 26. 34. 34. 18. 24. 19. 26. 17. 23. 57. 39. 手伝ってもらって作っ. 7. 4. 9. 4. 9. 3. 11. 3. 8. 10. 2. 3. 作っているのを手伝っ たこ と がある. 15 ※ 12. 8. 6. 10 ※ 11. 10. 6. 13 ※ 8. 0. 1. 作っ たこ と がな い. 15. 3. 8. 2. 18. 7. 19. 10. 21. 5. 0. 3. 1. 1. 1. 0. 5. 1. 1. 1. 1. 0. 1. 0. 60. 46. 60. 46. 60. 46. 60. 46. 60. 46. 60. 46. がある. たこと がある. 忘れてしまった. 計 2 ※ェ (0.0 5) で有意差あり 数字は実数を示す. 率は男子に高いことから, 男子は女子より単純な調理を行っている率の高いことが明らかとなり , 男女間の, 調理における経験の相違が明確にされた.. 4. 「目玉焼きと粉ふきいも」 の調理実習における作業実態 1) 児童の参加状況 本実習を詳細に34項目の行程に区分し, 個々について児童に参加した項目をすべて記入させて , 集計結果を男女別に示したのが図2 であ る.. 試食は男女ともに1 00%であるから, これを除くと, 「用具, 食器を洗う」「調理台の上の整理」に 参加率が高く, 次いで「焼きかげんをみる」「ゆでかげんをみる」が男女ともに約80%となり 早く , 出来ないかという期待感, 如何に出き上るか等, 出来具合に興味, 関心の高い様子が示さ れた ま , たすべての項目に関して女子より男子に高い参加 率が認められ, 男子の調理実習における積極性が. 伺えた. 更に34のすべての行程に ついて, 各々の児童がどの程度参加したかを示したのが図3 であ るが, 男女ともに21項目の行程に参加している割合が最も高く 約11%であり 男女別平均項目数 , , では男子21, 2項目, 女子で18 .6項目となり, やはり男子の方が参加 している行程も多いことが示 された, しかし前述のとおり家庭 では, この逆に女子の方が調理に積極的傾向の見られたところか. ら, 男子のこの積極参加は, もの珍らしさ的な関心による場合も考えられる 授業で示された積極 . 性が家庭生活に生かされ, 家庭生活と学校とにおいて適切なサイ クルが形成さ れることは 家庭科 , 6 )が述べている 生活実践の必 教育の使命とされる実践性の立場からも重要 であると同時に, 清野1 要性″ との関連からも大きな課題 であると言えよう. 一 方3 4項目中その1 /2の項目である17項目 7 )も述べているように 我々が学習指導に 以下しか参加していない児童も約4割おり, これは戸田1 , おいて期待することは, すべての児童が積極的に学習に参加することであり 調理実習 においても , 各々の児童がすべて積極的に参加 できる条件の設定は必至であると思われる . 更に調理実習におけ る実作業以外の状態についての結果(図4) では 「作業の計画を書いたプリ , ントや教科書を見ていた」「グループの人と作業に ついて話合っていた」「次の作業について考えて 159.
(9) . 中. 村. 公. 子. いた」「自分の グループで他の人がする作業を見ていた」が高く, いずれも作業に対する自信のなさ, 慎重さから派生する状態が明らかとなり, しかも女子に一層高い結果となっているのがわかる. こ れは一般的な男女の性別による差異の 現われとも考えられ, 男子, 女子に合っ た指導の必要性を示 唆している. すなわち男子には, 慎重な態度で, 誤っ た操作をすることのないような助言が必要で あり, 女子には, より機敏な動作の必要性が調理実習の指導 上重要な要因と思われる. また作業の ^ = U. 100%. 50. 用具.材料等をそろえる 計量する. 一〆. 弘 ‐ ー メ 会… 言 。(二二. 火 をつ け る. 火を消す 卵を洗う 卵をわる. フ ライ パ ン を 火に か け る フ ライ パ ンに 油 を ひく 卵 を 入 れる 〃 水 を 入れる 〃 ふ た を し加 熱す る ″. -- ‐ - ---Q 、. ). ′ P d ノ こ 。 ・ 、、. ・ 亀 .・・ .・ ・ ‐. :無 ≧ 。. 火の調節をする. 喝-. ‐1 1 - 一かゆ夢P‐ --“.餌・伊 。・ ′. 焼き か げん をみ る. 塩こしょうをする )つける 目玉焼をもH. ※2. 〈. b. いもを洗う いもの皮をむく. いも を切 り 水に つ ける な べ に い も と 水 を 入れる な べ を 火に か け る. 火を調節する. 渉. ゆ でか げん を みる. いもをざるに移し水を切る 水をきったいもをなべにもどす 塩こしょうをする なべを火の上でゆり動かす. #. ふ た の下 に ふき ん をか け る. 2 ※ o. 粉ふきいもをもりつける 配ぜんをする 試食をする. 0...-.◎ a rヤヤ. 用具・食器を洗う 用具等をしまう 調理台の上の整理. 流 し台 の ごみ の しまつ ◎÷ ÷◎ 男 子. ニ キ メ 。 -o 女 子 o .. 0 05 )で有意差あり ※1 男子における個別の作業と他の作業との間の〆( . ※ 2 女子における個別の作業と他の作業との間の〆( 0 0 5 )で有意差あり , 男女に有意差あり 図2. 160. 目玉焼きと 粉ふきいもの実習における実作業の参加状況. ※1※2 ※1 ※ 2.
(10) . 調理実習における児童の作業実態 %. 参加度. 平均. 1,18項目 男子:2 ′ 女子:18,57 ′. . . も - - \ノ ? r 、 . ・ 0. 5. 10. 15. o. 20. o 0 - - 25. 0 3 0 静電 男子. 項目数 0 女子 o ‐ ‐. 図3 全体的な実作業への参加度 計画, 手順について十分過 ぎるほど予じめ周知させ ることが, 調理実習を限られた 時間内に効率よ く納めることに つながり, 児童がゆとりを持っ て実際の作業に臨み, 調理学上の観察等にまで眼を. 向けることが出来才 写るような実習こそが,学校教育における調理実習 本来の意味であると思われる. 2) 作業の難易状況 児童が困難であると感じた作業を整理すると (図5) , 「いもの皮をむく」 が男子で21.5%, 女子 で13%と他に比較して極めて高く, 次い で「なべを火の上でゆり動かす」「火の調節」「フライ パン. に卵を入れる」「卵をわる」であった。 これらは男女間に有意差は認められず一致した傾向であった。. 女子に調理の経験が多いにも拘らず, その差が認められなかっ たことは, 「いもの皮をむく」ことが 一般に家庭での児童の手伝いの範囲外であること, 更に手の巧撒性が男女の児童において同程度で. あることを示唆し, 極めて興味深い. またこれは 「鉛筆の削れない子」 に代表さ れるように, 現代 8 )とも一致した結果 であっ た の子供達は道具を正しく使用できない不 器用な子が多いという指摘1 。 このように表面上容易と思われる作業でも実際には児童は困難と感ずる場合が少なくないことを 考えると, 他の実習についても, 予じめ実際の作業の難易について調査し, 困難の度合いの高いも. のについて, 集中的に反復練習の機会を与え, 一方実習時間中には1人1人の児童 が全員 必らず1 ~2度その困難と思われる作業に参加す る場面を意図的に設定する等,指導上の改善が必要である。 3) 作業時間. 本実習を行っ た29 グループについて実習開始から終了までの時間を, 調理時間, 試食の時間, 後 かたずけの時間 (表7ではそれぞれ試食前, 試食, 試食後とした) に区分して測定した なお各グ 。 ルー プから1名につき任意抽出を行い同様の時間測定を行った. 任意抽出を行っ た児童の作業時間 が表7である. いずれも男子が女子より若干短時間 であり, この傾向は グルー プ別の測定時間にも 161.
(11) . 中. 村. 公. 子 20%. 10. 0 0 、 、 、 ・ 、. 先生に質問していた 先生の話を聞いていた 記 録 をと っ て い た. ーー-------- ‐、------ -------、 ー---- o ※ 1 ※ 2 つ. 作業の計画を書いたプリントや教科 書を見ていた グループの人と作業について話し合. っ て いた. 。 : :;を (: ‐‐. 他のグループへ行って作業について 尋 ねて い た. 次の作業について考えていた. ′ ----0 ※ 1 ※2 ----- - - - - ー---. ‐一〆. 作業について他の人に指し図してい. さ め ;沈 ※1※2. た. 自分の グループで他の人がする作業. -・ーー メー- ---- - - P. を 見て い た. 他のグループへ行って作業を見てい た. 用具・食器・調味料などを探してい た. 実習とは無関係の事をしていた 自分の グループ内で実習とは無関係 の事を話していた 他のグループへ行って実習とは無関 係の事を話していた o・ ・、、 、、. 教室内を歩き回っていた. \、- . 0 ・一 . 何 も して い なか っ た. その他 ◎÷ ÷◎ 男子. 0- - -O 女子. )で有意差あり 0 0 5 ※1 男子における個別の作業と他の作業との間の〆( . 200 )で有意差あり ※ 2 女子における個別の作業と他の作業との間の尤( .5 男女に有意差あり 図4. 調理実習にお ける実作業以 外の状態. 3.4分 であ り, 更に 個 々 に つ い て み る と, 男 子 では 91.2 分 見られた. 全体の総実習時間の平均は10 か ら 115 分, 女 子 で は 95.9 分 か ら 118 分 と な っ て お り,29 グループ中で中1 00分以内で実習を終了. し た の は 10 グループのみ であっ た.小学校における調理実習の時間が一般に1 00分間 であることを 考えると, 本条件下で100分 以内に実習を終了することの困難性を改めて如実したものと言える. これは当然, 家庭科室の施設・設備の条件からも多分に影響を受けていると 思われ, 本調査で使用 した用具の数では不十分と考えられた. 特に ガスコンロ1台, 包丁1丁, 皮むき1本をそれぞれ2. 倍に改善されるなら,1 00分 以内に実習を終了できるグルー プは,より増加する可能性があると予想 さ れる. 家庭科の実習における施設・設備, 用具等の重要性は極めて大きい.. 162.
(12) . 調理実習における児童の作業実態. 4) 児童の評価 児童自身の日頃の調理実習の状態を推測する手段として本実習の自己評価および グループ活動の 評価について調査した. 自己評価, グルー プ評価とも協力と計画性については高い評価がされており, 調理実習において. グループでの協力と計画の重要性はよく認識さ れていると思われる. これは男女に拘らず同傾向を 10. 翻 料等をそろスる 火をつ け る 火を 消す. 20 %. れ .. め ルニ - -. ※1 ‐※2. 配ぜんをする. 《 ぎ. C. 試 食をす る. 用具・食器を洗う 用 具 等 を しまう. (. 流 し台 の ごみ の しまっ. C. 調理台の上の整理. ◎÷◎ 男子. 0- ・0 女子 (作業に参加したものの中で3者選択). 0 05 )で有意差あり ※1 男子における個別の作業と他の作業との間の〆( . )で有意差あり 0 05 ※2 女子における個別の作業と他の作業との間の〆( . 男女に有意差なし 図5. 目玉焼きと粉ふき いもの実習における実作業の難易状況. 163.
(13) . 中. 村. 公. 表7. 調理実習における 児童の作業時間. 試. 食. 前. 試. 食. 子. 試. 女 子. 13,O 14.8. 94.3 98.9. 101,6. 19.9. 98,5. 13.9. 98.8. 96.6 102.9. 男 子. 69.2. 79.5. 10.5. 74.5 75,8. 78.9. 8,2 9.9. 9.I 9.7. 14.7 16.3. 10.O. 76.5. 77.8. 92,3. 75.9. 88,5. 87.O. 8.5 10.6. 12.8 14.5 16,7′ 15.2. 80.3. 86.3. 15.4. 17.7. 8.5 8.3. 81.3. 89.9. 10.0 6,5 3.4. 86.7. 86.8. 73.5. 86.5. 70.3 70.3. 85.O. 78.4 83.3 78.6. 84.5 83.8 80.3 81.5 82.O. 11.2. 総 実 習 時 間 男 子. 女 子. 7.8 6.1. 後 女 子. 男 子. 66.7. 食. 男 子. 女 子. 103.4. 11.5. 115.0. 19.I. 112.2. 95.9 116.7. 1 5.I ‐. 106.2. 116.8. 15.7. 101.9. 110.6. 5.O 10.4. 10.6 12.3. 6.3. 105.5. 103.4. 7.7. 18.3 12.3. 9.3 23.2. 95.2. 103.4 115,O. 8.7 11.3. 6,8 8.8. 10.1. 24.81. 91.2 9L7. 6.6 7.4. 6.7. 10.4. 13.O. 95.4. 103.4. 8,8 8.6. 10,3. 14.O 13.1. 101,0. 103.1. 9.1. 13.7. 15.1. 100.4. 8.1. 118.O. 103.2 106,3. 単位:分. 示したものである. 更に仕事を計画に従って手順よく進めることは, 5, 6学年を通じて家庭科の 学習内容にもなっており, 望ま しい態度と言える. しかし計画性が高かった割には能率の面で評価 が低いということは, やや矛盾した結果とも思われるが, 前述 した施設・設備の関係から円滑に作. 業を運ぶことができず, このような結果になっ たとも考えられる. 一方自 己評価について男女間に差が生じたものに 「事前の準備」 がある. 女子には 「忘れものが なく, 身じたくもきちんとできた」 と評価しているが, 男子では低い評価となっており, 清潔で働 きやすい身じたくの意義を認識させることは, 調理実習における基本的な態度であるため, 特に男. 子には必要な指導と思われる. 更 に 5年時との比較をみると, 男子は 「コンロの使用に慣れた」 , 女子は 「包丁の使用に慣れた」 が高い評価となり, 異る結果であっ た. 9 )が報告 している グループ学習に ついて 混成 グループでの男女の活動の相違については, 佐藤1 が, 5学年と6学年を比較した場合, 6学年では男女別々の活動 が多く, 特に男子の中にその傾向. が強いことから, 調理実習の作業について偏らずにどの作業にも児童を参加させるためには, 男女 別の グルー プ編成の方がより効果的である場合も考えられ, 従来からの男女混成の グルー プ編成の みではなく, 学年, 学習内容によって臨機応変に対処する 必要があると思われる.. 164.
(14) . 調理実習における児童の作業実態. 5。 要. 約. 以上の実態調査によって次の諸点が明らかとなった 1)家庭での 児童の調理操作の経験については, 「切る」「焼く」が男女に同様に高く 加熱操作後 , では, 男子に 「もりつけ」「味つけ」「用具を洗う」 , 女子では 「用具を洗う」「もりつけ」 が高く, 男女間に有意差 が認められ, 男女の調理操作におけ る興味 関心 調理に関する習慣性等に相 違が , , 示された. 2)小学校5, 6学年の食物題材における家庭での調理経験は 男女ともにインスタント食品に高 , い割合が示され, 一 方若干調理技術を要する 「野菜サラダ」「青菜の油いため」「みそ汁」 は 女子 , に, より高い割合が示され, 有意差が認められ, 男子は単純な調理 女子はやや技術を要する調理 , と調理経験の相違 が明らかとなった。. 3) 「目玉焼きと粉ふきいも」 の調理実習におけ る作業実態については次のとおりである . 参加状況はすべ ての項目に関して男子の方が女 子より高い参加率を示し 男女ともに出来具 合に , 興味, 関心の高いことが示さ れた。 難易状況では男女ともに 「いもの皮をむく」 に集中した結果 であった 。 作業時間は正規の授業時間 (一般に 1 00分間) 以内に終了できる作業時間をこえるものが多く, 平均的には男 子の方が短時間での終了を示した 。 小学校家庭科における調理実習については, これま でもグループ学習 であるため 個々の児童は , 全作業を体験 できるわけでなく, 重要な調理の要点を見落す場合が起りがちであり その他多くの , 要因による問題点が指摘さ れてきた.. 今回の分析によれば前述のように, 小学校家庭科の調理実習では, 調理経験 実習中の動き 等に , 男女間に種々の面 で差異のあることが明らかとなった 限られた時間内に有効に調理実習の指導を 。 するためには, 男女それぞれの発達段階での特徴, すなわち経験, 興味 関心 習慣の相違等を的 , , 確に把握し, 可能な限りの施設・設備 の改善, 特に困難と思われる技術についての反復練習 の場面 の設定, グループ編成 等に熟慮を重ねる必要があり, それぞれに合った適切な助言のもとに学習指. 導の設定を行うことが必要 である. その結果, 児童はゆとりを持って実習を進めることが可能とな り, 調理操作による食品の様々 な変化にま で眼を向け, 観察することができ 更に新たな発見も可 , 能となる, これは単に技能を習得させるだけ でなく, その技能習得の過程において適切な見方 考 , え方, 方法などを会得すること にも波及し, 真の意味の実践的態度や能力となる そしてこのよう . な考え方は, 小学校における調理実習の指導についての一改善策になると思われる , 稿を終えるあたり, 絶えず温かい御 鞭捷を賜った北海道教育大学旭川分校家庭科教室の先生方に 深謝の意を表する。 なお調査に協力さ れた本学学生長谷川篤子嬢, 小田育 子嬢 清野三十子嬢にも ,. 謝意を表する。 なお本研究の一部は第26回日本家政学会東北・北海道支部会 ( 19 1年7月19 日, 8 札幌市教育文化会館) で発表した。. 165.
(15) . 中. 村. 公. 子. )王. 3年) 1) 文部省:小学校指導書家庭編 (昭和5 . ) 家庭科教育に関する研究 (第2報) 家政学雑誌22 19 2) 村山淑子 ( 71 .6 .74 ,p . ,No 197 ) 7 3) 高木葉子:村田泰彦著, 現代家庭科の基礎理論 法規文化出版社, 東京 ( . 19 8 ) 7 4) 赤井チサト・大道寺純子・中野刀子・浜田滋子:初等教育家庭科教育の研究, 建吊社 東京 ( . 4 第3報 ) 京都教育大学紀要4 ( 生の家庭生活の実態に関する研究 ) 1 4 家庭科教育と小学 97 5) 清水歌 ( .50 ,p . 2 St ) Time 196 3 udyによる児童の調理技能の研究, 家庭科教育学雑誌4, P ‐ 6) 浜田滋子・吉沢昭子 ( .4 . 9 ) 家庭科教育における児童の家族の一員としての協力について, 家庭科教育学雑誌, 16 1 97 5 7) 清水歌 ( .3 ,p . 1 ) 家庭生活および 「家庭領域」 に関する児童・生徒の意識の実態について, 家庭科 9 75 8) 景山光子.森田昌子 (. 7 教育学雑誌, 16 .4 ,p . 5年版経済白書. 9) 経済企画庁:昭和5 0 ) 家事労働をどう考えるか, 家庭科教育5 1 976 1 0 ) 嶋津千利江 ( .11 .7,p , No . ) 家庭生活の実態調査を通してみた家庭科教育内容の検討 (第1報) ) 中村公子( 1 97 8 1 1 , 北海道教育大学紀要 (第 1部 C), 29 ・ .186 .1 , No ,P. 1 2 ) 科学技術庁資源調査会編:三訂補日本食品標準成分表, 第一出版. 05 3 3 ) 献立学習と食生活の改善, 家庭科教育, 5 1 9 ) 森真智子 ( 79 1 3 .1 .1 . ,p , No N 1 2 3 家庭科教育 5 ) 食品の安全性に敏感な子を, ) 野原春江 ( 1 97 9 1 4 .97 . . ,p , , o ) 1 9 78 ) 厚生省公衆衛生局栄養課編:国民栄養の現状, 第一出版, 東京 ( 1 5 .42 ,p . ) 1 981 ) 清野きみ:ノ j 1 6 ・中高教師養成のための家庭科教育, 学術図書, 東京 ( .6. ,p 9 2 ) 学習指導の試行--技能習得指導法について, 家庭科教育学会誌, 13 ) 戸田恵美 ( 1 97 1 7 .1 ,p . 8 ) 産業教育研究連盟編:子どもの発達と労働の役割, 民衆社, p 18 .1 . ) 調理の グループ学習と児童の活動, 家庭科教育学会誌, 2,P 196 1 1 9 ) 佐藤恵次 ( .33 . (本学講師・旭川分校). 166.
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