京都市動物園 生き物・学び・研究センター編『いのちをつなぐ動物園 生まれてから死ぬまで動物の暮らしをサポートする』 合同会社小さ子社 2020年3月刊 1,800円(税別) 171ページ
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(2) 77. うか。 あとがきの末尾で,執筆者を代表して「生き物・学び・ 研究センター」のセンター長である田中正之氏はこう 締めくくっている。「本書が何かの縁を結ぶものであれ ば無上の幸いである」。ラオスとのつながりをはじめ, 本書では随所に市民や多様な機関とのつながりが垣間 見える。田んぼや畑づくり,イチモンジタナゴの保全, 植物園や科学館との連携,そして京都らしく文化やアー トまで。市民の寄附で開園した歴史ある動物園の新し い方向性も,きっと動物園をとりまく市民や機関との つながりの中でつくられてきたのだろう。「動物福祉」 や「研究」という方向性が,多くの市民や機関を巻き 込んだ渦の中で生まれてきたとしたら,なんてすばら しいことだろう。霊長類研究の読者のみなさまも,本 書をご一読いただき,動物園との関係に一歩踏み出し ていただければうれしく思う。 (公益財団法人日本モンキーセンター 赤見理恵: [email protected]).
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