第C 節 日本国の 原 産 地規則及び原 産地手続
第一款 一般 規則及び手続
1 この 節の規定の適 用上、
「 代 替 性 の あ る 産 品 又 は 材 料 」 と は 、 商 取 引 に お い て 相 互 に 交 換 す る こ と が 可 能 な 産 品 又 は 材 料 で
あって、そ れらの特性が本質 的に 同一のも のをいう。
(a)「一般 的に認められてい る会計原則」 とは、収益、経 費、費用、資 産又は負債の記録 、情報の開示 及
び 財務書類の作 成に関して、締 約国の領域に おいて一般的に認 められている、 又は十分なか つ権威 のあ
(b)る支持を得 ている会計原則 をいう 。これ らの原則には、一 般的に適用さ れる概括的な指 針並びに詳細 な
基準 、慣行及び手 続を含む。
「産品」とは 、商品、生産品、 製品又は材料 をいう。
(c)
「間接材 料」とは、産品 の生産、 試験 若しくは検査にお いて使用され る材料(当該産 品に物理的に組
み込 まれないもの に限る。)又は 産品の生産に 関 連 する建物の維 持若しくは設備 の稼働のため に使用さ
(d)れる材料をい い、次のものを 含む 。
燃料 、エネルギー、触 媒及び溶剤
(i)産品の試験又 は検査に使用さ れる 設備、装 置 及 び備品
(ii)
手袋、眼 鏡、履物、衣類 並びに安全の ための設備及び備 品
(iii)
工 具、ダイス及び鋳 型
(iv)
設備及び建 物の維持のために 使用 される予 備部品及び材料
(v)
生産に おいて使用され、 又は設備及び 建物の稼働のた めに使用され る潤滑剤、グリー ス、コンパウ
ン ド材その他の 材料
(vi)産品に組み 込まれない他の 材料であって 、当該産品の生産 における 使用が 当該生産の一 部であると
(vii)
合理 的に示すこと が で きるもの
「材料」とは 、他の産品の生産 において使用 される産品をい う。
(e)
「 非 原 産 品 」 又 は 「 非 原 産 材 料 」 と は 、 こ の 節 の 規 定 に 従 っ て 原 産 品 と さ れ な い 産 品 又 は 材 料 を い
う。
(f)「原産品」又 は「原産材料」 とは 、この節 の規定に従って原 産品とされる産 品又は材料を いう。
(g)
「 輸 送 用 の こ ん 包 材 料 及 び こ ん 包 容 器 」 と は 、 他 の 産 品 を 輸 送 中 に 保 護 す る た め に 使 用 さ れ る 産 品
(小売用に包 装された産品の 包装材料及び 包装容器を含まな い。) をいう 。
(h)「関税上 の特恵待遇」と は、前節 の規 定に従って原産品 について適用 する関税率をい う。
(i)
「 生 産 」 と は 、 作 業 を い い 、 産 品 の 栽 培 、 耕 作 、 成 育 、 採 掘 、 収 穫 、 漁 ろ う 、 わ な か け 、 狩 猟 、 捕
獲、収集、 繁殖、抽出、採集 、製造、加工 及び組立てを含 む。
(j)「取引 価額」とは、産品 が輸出のため に販売されるに 当たって現実 に支払われた若し くは支払われ る
べ き価格又は世 界貿易機関設立 協定附属書一 A千九百九十四年 の関税及び貿易 に関する一般 協定第七条
(k)の実施に関 する協定に従っ て決定 される その他の価額をい う。
「産 品の価額」と は 、 産品の取引価 額から当該産品 の国際輸送に 要 する費用を除い たものをいう 。
(l)
2 日本国 は、この節に別段 の定めがある 場合を除くほか 、次のいずれ かの産品であって 、この節に 規 定
する他の 全ての関連する 要件を満 たす ものを原産品とす ることを定 め る。
(a)一方 又は双方の締約 国の領域にお いて完全に得られ 、又は生産さ れる産品であっ て、 に定め るも
(i)
(b)
の
一方 又は双方の締約国 の領域におい て原産材料のみ から完全に生 産 される産品
(ii)一方又は双方 の締約国の領域 において一又 は 二 以上の生産者 により 非原産材 料を使用して 完全に生
(iii)
産される 産品であって、 次款及び 第三 款に定める全ての 関連する要件 を満たすもの
日 本国は、 の規 定の適用上、次 に 掲げる産品を 、一方又は双方 の締約国の領域 において完全 に得ら
(b)
(a)
れ、又は生 産される産品とす ることを定め る。
当該領 域において栽培さ れ、耕作 され 、収穫され、採 取され、又は 採集される植物又 は植物性生産
品
(i)当該領域に おいて生まれ、 かつ、 成育さ れた生きている動 物(第三類に該 当するものを 除く。)
(ii)
当該 領域において生き ている動物 ( 第三類に該当す るものを除く 。)から得られる 産品
(iii)
当該領域にお いて狩猟、わなか け 、漁ろう、採 集又は捕獲に より得 られる動物 (第三類に該 当する
ものを除 く。)
(iv)当該 領域から抽出さ れ、又は得ら れる鉱物その他の 天然の物質( から までに 規定するもの を除
(v)
(i)
(iv)
く。)
当該 領域において、 から までに 規定する産品又 はそれらの派 生物のみから生産 される産品
(vi)(i)
(v)
3 日本国 は、 に規定す る場合を除 く ほか、産品が次款 及び第三款に 定める適用可能 な関税分類の変 更
(a)
(c)
の要件を 満たさない非原 産材料を 含む 場合であっても、 全ての当該非 原産材料の価額 が当該産品の 価額
の 十パーセントを 超えず、かつ、 当該産品がこ の節に定める他の 全 ての関連する 要件を満たす ときは、
当該産品を 原産品とすること を定 める。
の規定 は、非原産材料を 他の産品 の生 産において使用 している場合 にのみ適用する。
(b)
の 規定は、次の ものについては 、 適用しない。
(a) (c)第〇四・〇 一項から第〇四 ・〇六項まで の各項の非原産材 料又は第一九〇 一・九〇号若 しくは第二
(a)一〇 六・九〇号の 原 産 品でない酪農 調製品(乳固形 分の含有量が 乾燥状態において 全重量の十パ ーセ
(i)ントを超える ものに限る。)で あって、第〇 四・〇一項から 第〇四 ・〇六項ま での各項の産 品(第〇
四〇二・ 一〇号から第〇 四〇二・ 二九 号までの各号及び 第〇四〇六 ・ 三〇号の産品を 除く。)の生産
にお いて使用され るもの(第〇四 〇二・一〇号から 第〇四〇二・ 二九号までの各 号の粉乳又は 第〇四
〇六・三〇号 のプロセスチー ズであって、 に定める僅少の 非原産材料に係 る十パーセン トの許容限
(a)
度を 適用する結果 と し て原産品であ るものは、この に規定する 第〇四・〇一項か ら第〇四・〇 六項
(i)
までの各項の 産品又は に規 定する 産品の 生産において使用 される場合には 、原産材料と する。)
(ii)
第〇四・ 〇一項から第〇 四・〇六項ま での各項の非原産 材料又は第一 九〇一・九〇号 の原産品でな
い 酪農調製品(乳 固形分の含有量 が乾燥状態にお いて全重量の十 パーセントを超 えるものに限 る。)
(ii)であって、 次のいずれかの産 品の 生産にお いて使用される もの
第一九 〇一・一〇号の育 児食用の 調製 品(乳固形分の 含有量が乾燥 状 態 において全重 量の十パー
セ ントを超える ものに限る。)
(A)第一九〇一 ・二〇号の混合 物及び 練り生 地 ( バター脂の含 有量が乾燥状態 において全重 量の二十
五パ ーセントを超える ものであって 小売用でないも のに限る。)
(B)第一九〇一・ 九 〇 号又は第二一 〇六・九〇号の 酪農調製品( 乳固形分の含有量 が乾燥状態に おい
て全重量 の十パーセント を超えるもの に限る。)
(C)第二 一・○五項の産 品
(D)
第二二〇二・ 九一号又は第二 二〇二・九九号 の飲料(ミルク を含有 するもの に限る。)
(E)
第二 三〇九・九〇号の 飼料(乳固形 分の含有量が乾 燥状態におい て 全重量の十パー セントを超え
るものに限る 。)
(F)第 ○ 八 ・ ○ 五 項 又 は 第 二 ○ ○ 九 ・ 一 一 号 か ら 第 二 ○ ○ 九 ・ 三 九 号 ま で の 各 号 の 非 原 産 材 料 で あ っ
(iii)
て 、第二○○九・ 一一号から第二 ○○九・三九号 までの各号の産 品又は第二一〇 六・九〇号、 第二二
〇二・九一 号若しくは第二二 〇二 ・九九号 の果実若しくは 野菜のジュー ス ( ミネラル又は ビタミンを
加えた ものに限るものと し、濃縮 した ものかどうかを 問わず、二以 上の果実又は野菜 から得たもの を
除 く。)の生産 において使用さ れるもの
第一五類の 非原産材料であ って、 第一五 ・○七項、第一五 ・○八項 、第一 五・一二項又 は第一五・
一四 項の産品の生 産 に おいて使用 さ れるもの
(iv)第八類又は第 二〇類の原産品で ない桃、梨又は あんずであっ て、第二○・○八 項の産品の生 産にお
いて使用 されるもの
(v)4 日本国は、代 替性のある産品 又 は材料につ いて、次のいずれ かの 事項に基 づいて、原産品 又は原産材料
として取り扱 うことを定める 。
各々 の代替性のあ る 産 品又は材料 が 物理的に分離し ていること。
(a)
代替性のある 産品又は材料が 混在 している 場合には、一般的 に認められてい る会計原則に 基づく在庫
管理方式 が使用されてい ること。 ただ し、選択された在 庫管理方式 が 当該在庫管理方 式を選択した 者の
(b)会 計年度を通じて 使用される場合 に限る。
5 日本 国は、産品が 完 全 に得られるか どうか又は産品 が次款及び第 三款に定める関税 分類の変更の 要件
を満た すかどうかを 決 定 するに当 たり 、 に規定する 附属品、予備 部品、工具及び解 説資料その他 の資
(a)(c)
料 については、 考慮しないこと を 定める。
日本国は、 産品の附属品、 予備部品、工 具及び解説資料そ の他の資料で あって に規定 するものが、
(b)
(c)
これ らと共に納入 される当該産品 の 原産品としての 資格と同一の 資格を有すること を定める。
附属品、予備 部品、工具及び解 説資料その他 の資料は、次の 及び の 要件を 満たす場合に は、この
(c)
(i)
(ii)
5の規定 の適用の対象と なる。
当該 附属品、予備部 品、工具及び 解説資料その他の 資料が、産品 に 含まれるもの として分類さ れ、
及び当該産品 と共に納入され ており、並び にその仕入書が当 該産品 の仕入書 と別立てにさ れていない
(i)こと 。
当該附属品、 予備部品、工具 及び 解説資料 そ の 他の資料の種 類、数量及び価 額が に規定 する産品
(ii)
(i)
について 慣習的なもので あること 。
6 日本国は、 産品を小売用に 包装 するため の包装材料及び包 装容器 につい ては、当該産品 に含まれるも
のとして分 類される場合には 、当該産品が 原産品かどうか を決定するに 当たって考慮しな いことを 定め
(a)る。
日 本国は、輸送 用のこん包材料 及 びこん包容 器 に ついては、産 品が 原産品であ るかどうかを 決定する
に当たって 考慮しないこと を定める。
(b)7 日本国は、間 接材料については 、生産される 場所のいかんを 問わず、原産 材 料 とみなすこと を定 める。
8 日本国 は、原産品が第三 国の領域を通 過することなく 輸入締約国 へ 輸送される場合に は、当該原産 品
が原産品 としての資格を 維持すること を定める。
(a)日本 国は、原産品 が、一又は二以 上の第三国の領域 を経由して輸 送 される場合で あっても、次 の 及
(b)
(i)
び の要件を 満たすときは、 当該原産品が 原産品としての資 格を維持 する ことを定める。
(ii)
両締 約国の領域外にお いて当該原産 品についていか なる作業も行 われていないこと 。ただし、積 卸 し、ばら積み 貨物からの分離 、蔵置、輸入 締約国の要求に基 づいて 行われる ラベル又は証 票による表
(i)示及び当 該原産品を良好 な状態に 保存 するため又は当該 原産品を輸入 締約国の領域へ 輸送するため に
必 要な他の作業を 除く。
当該原産品 が第三国の領域に おいて税関当 局の監督の下に 置かれていること 。
(ii)
9 日本国は、こ の協定に基づく関 税上の特恵待 遇の要求を行う 輸入者に対し、産 品が原産品で あること
に ついて輸入の 時に申告を行う よう要求する ことができる。
(a)に規定する 申告の要件につ いては 、日本 国の法令又は手続 において 定める ものとし、及 び利害関係
(b) (a)
者が 知ることがで きるような方法 に より公表し、又 は入手可能な ものとする。
日本国は、こ の協定に基づく関 税上の特恵待 遇の要求を行う 輸入者 に対し、当 該要求につい ての確認
10
のために 情報を要請する ことができる 。日本国は、輸出 者又は生産者 から直接提供さ れる当該情報 を 受
(a)領す ることができ る。
日本国は、次 のいずれかの場 合には、関税 上の特恵待遇の要 求を否認するこ とができる。
(b)
産品 が関税上の特恵待 遇を受ける 資 格がないと決定 する場合
(i)の規定により 、産品が関税上 の特恵待遇を受け る資格がある ことを 決定する のに十分な情 報を輸
(ii) (a)
入者から 得られなかった 場合
輸 入者がこの節に定 める要件を満 たさない場合
(iii)
第二款 品 目別原産地規則の 解釈のための 一般的注釈
1 こ の款及び次款 の規定は、次の 類 、項、号及び 品目に分類され る 産品について適 用する。
第 一類から第二 類までの各類
(a)
第四類から 第一五類までの 各類
(b)
第一 六・〇一項か ら 第 一六・〇三項 までの各項
(c)
第一七類から 第二一類までの各 類
(d)
第二二・ 〇二項
(e)
第二 二・〇四項
(f)
関税分類番号 二二〇六〇〇・ 一〇〇の品目
(g)
関税 分類番号二二 〇 七 一〇・一九九 の品目
(h)第二二・〇九 項
(i)
第二三類
(j)
第 二九〇五・四三 号から第二九〇 五・四五号まで の各号
(k)
第三三・〇 一項
(l)
第三五 ・〇一項から第三 五・〇二項ま での各項
(m)
第 三五・〇四項 から第三五・〇 五項までの各 項
(n)
第三八〇九 ・一〇号
(o)
第三 八二三・一一 号 か ら第三八二三 ・七〇号までの 各号
(p)
2 この款及 び次款に定める品 目別原産地規 則の適用上、次 の略号を 適用 する。
「CC」 とは、いずれか の類の非原産 材料からの生産( 当該類には 、 当該非原産材料 から生産される
産品 が該当する類 を含まない。) 又は産品が該 当 す る類、項若し くは号への他の 類からの変更 をいう。
(a)このことは、 当該産品の生産 において使用 される全ての非原 産材料 につい て、統一システ ムの関税分類
の二 桁番号の水準 における変更( す なわち、類の変 更)が行われ なければならない ことを意味す る。
「CTH」と は、いずれかの 項の 非原産材 料からの生産(当 該項には、当該 非原産材料か ら生産され
る 産 品 が 該 当 す る 項 を 含 ま な い 。 ) 又 は 産 品 が 該 当 す る 類 、 項 若 し く は 号 へ の 他 の 項 か ら の 変 更 を い
(b)う 。このことは、 当該産品の生産 において使用 される全ての非原 産材料について 、統一システ ムの 関税
分 類 の 四 桁 番 号 の 水 準 に お け る 変 更 ( す な わ ち 、 項 の 変 更 ) が 行 わ れ な け れ ば な ら な い こ と を 意 味 す
る。
「 CTSH」と は、いずれかの 号 の非原産材 料 か らの生産(当 該号 には、当該 非原産材料か ら生産さ
れる産品が 該当する号を含 まない 。)又 は産品が該当する 類、項若 しく は号への他の号 からの変更を い
(c)う。 このことは、 当該産品の生産 に おいて使用され る全ての非原 産材料について、 統一システム の関税
分 類 の 六 桁 番 号 の 水 準 に お け る 変 更 ( す な わ ち 、 号 の 変 更 ) が 行 わ れ な け れ ば な ら な い こ と を 意 味 す
る。
3 この款及び次 款に定める品目 別原産地規則 の解釈上、
関税分類の変 更の要件は、非 原産材料につ いてのみ適用する 。
(a)
品目 別原産地規則 が 統 一システムの 特定の材料を除 外する場合に は 、当該品目別原 産地規則は、 産品 が原産品とな るために、除外 された当該特 定の材料が原産材 料であること を要件とするこ とを意味 する
(b)ものとす る。
一 の産品が、二以 上の選択的な品 目別原産地規則 の対象である場 合 において、当 該選択的な品 目別原
産地規則の いずれかを満たす ときは、当該 一の産品は、原 産品とする。
(c)一の産 品が複数の要件を 含む品目別原 産地規則の対象 である場合に は、当該一の産品 は、当該複数 の
要 件の全てを満 たすときにのみ 原産品とする 。
(d)単一の品目 別原産地規則が 一連の 項又は 号の産品について 適用され 、か つ、当該品目別 原産地規則が
当該 産品の項又は 号の変更を定める 場合には、当該 変更は、他の 項又は号(当該一 連の項又は号 の 中の
(e)他の項又は号 を含む。)から生 ずることがあ るものと了解さ れる。
4 第六 類から第一四 類までの各類 の 規定の適用上、第 三国から輸入 した種、りん茎 、根茎、台木、 挿穂、
接 ぎ 穂 、 苗 条 、 芽 そ の 他 植 物 の 生 き て い る 部 分 か ら 締 約 国 の 領 域 に お い て 栽 培 さ れ る 農 産 品 又 は 園 芸 品
は、原産品と する。
5 第一八・〇六 項の規定の適 用上 、「カカ オ含有量」と は、カカオ 豆 由来の成分( チョコレートリカー又
はココア粉 (固形物)及 びカカオ 脂) から成るもの をいう。カカ オ 含有量割合 とは、産品の重量に占 める
カカオ豆 由来の 成分の 割合を いう 。
6 第 一八・〇六項 の規定の適用 上 、「菓子」 とは、小売用 にした産品で あって更なる調 製なく食する こと
を 主に目 的とする ものを いう。
第三款 品目 別原産 地規則
前款1 から までに分類さ れる産品 の各 品目別原産地 規則は、次の 表 に別段の定 めがある場合を除き、
(a)
(p)
C Cとする。同 表一欄に示す 品目 に該当す る原産品につ いては、同表 二欄に定める それぞれの品目別原産地
規則 を適用す る。
一欄二欄
統一システムに基づく分類品目別原産地規則
〇四・〇一
十パーセントを超えるもの)からの変更を除く。) 〇四・〇四CC(第一九〇一・九〇号の酪農調製品(乳固形分の含有量が乾燥状態において全重量の -
〇四・〇五CC(第一九〇一・九〇号の酪農調製品(乳固形分の含有量が乾燥状態において全重量の十パーセントを超えるもの)又は第二一〇六・九〇号の酪農調製品(乳固形分の含有量が乾燥状態において全重量の十パーセントを超えるもの)からの変更を除く。)
〇四・〇六CC(第一九〇一・九〇号の酪農調製品(乳固形分の含有量が乾燥状態において全重量の十パーセントを超えるもの)からの変更を除く。)
〇八〇一・三二CTSH
〇九〇一・二一
- 〇
九〇一・二二CTSH
〇九〇二・三〇CTSH
〇九〇四・二一CC(第〇七〇九・六〇号の材料からの変更を除く。)(とうがらしに限る。)CC(その他の産品)
〇九〇四・二二CC(第〇七〇九・六〇号の材料からの変更を除く。)(とうがらしに限る。)CTSH(その他の産品)
〇九〇五・二〇CTSH
〇九〇六・二〇CTSH
〇九〇七・二〇CTSH
〇九〇八・一二CTSH
〇九〇八・二二CTSH
〇九〇八・三二CTSH
〇九〇九・二二CTSH
〇九〇九・三二CTSH
〇九〇九・六二CTSH
〇九一〇・一二CTSH
〇九一〇・二〇
- 〇九一
〇・三〇CC又は破砕し若しくは粉砕してない産品を破砕し若しくは粉砕すること(第〇九一〇・二〇号から第〇九一〇・三〇号までの各号の産品への関税分類の変更を必要としない。)。
〇九一〇・九一CTSH
〇九一〇・九九CTSH又は破砕し若しくは粉砕してない産品を破砕し若しくは粉砕すること(第〇九一〇・九九号の産品への関税分類の変更を必要としない。)。
一一〇二・九〇CC(第一〇・〇六項の材料からの変更を除く。)
一一〇三・二〇CC(第一〇・〇六項の材料からの変更を除く。)
一一・〇五CC(第〇七・〇一項の材料からの変更を除く。)
一一〇七・一〇CC(第一〇・〇三項の材料からの変更を除く。)
一一〇七・二〇CC(第一〇・〇三項の材料からの変更を除く。)
一一〇八・一二CC。ただし、産品がアメリカ合衆国において収穫されるとうもろこしからアメリカ合衆国において生産されることを条件とする。
一一〇八・一三CC。ただし、産品がアメリカ合衆国において収穫されるばれいしょからアメリカ合衆国において生産されることを条件とする。
一一〇八・一四CC(第〇七一四・一〇号の材料からの変更を除く。)
一二〇八・九〇CC(サフラワーの種の粉及びミールに限る。)CTH(その他の産品)
一五・一八
一五・二二CTH -
一六〇二・三二CC(第二類の材料からの変更を除く。)
一六〇二・四一
- 一六
〇二・四九CC(第二類の材料からの変更を除く。)
一六〇二・五〇CC。ただし、第二類の非原産材料が使用される場合には、当該非原産材料のそれぞれが二千十八年三月八日にサンティアゴで作成された環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定の締約国である第三国において完全に生産されるものであることを条件とする。
一七〇一・一三
- 一
七〇一・九九CC(第一二一二・九三号の材料からの変更を除く。)
一七〇二・三〇
- 一七
〇二・六〇CC(第一二一二・九三号の材料からの変更を除く。)
一七・〇四CTH
一八・〇三
一八・〇五CTH -
一八〇六・一〇CTH(第一七・〇一項の材料からの変更を除く。)(砂糖の含有量が乾燥状態において全重量の九十パーセント以上である加糖ココア粉に限る。)CTH。ただし、第一七・〇一項の非原産材料の重量が産品の重量の五十パーセントを超えないことを条件とする。(その他の産品)
一八〇六・二〇CTH
一八〇六・三一
- 一八〇六
・九〇CC(カカオ含有量割合が産品の重量の七十パーセントを超える菓子に限る。)CTSH(その他の産品)
一九〇一・一〇CC(第〇四・〇一項から第〇四・〇六項までの各項の材料からの変更を除く。)(乳固形分の含有量が乾燥状態において全重量の十パーセントを超える産品に限る。)CC(その他の産品)
一九〇一・二〇CC(第〇四・〇一項から第〇四・〇六項までの各項の材料からの変更を除く。)(バター脂の含有量が乾燥状態において全重量の二十五パーセントを超える産品であって小売用でないものに限る。)CC。ただし、非原産材料である第一一〇二・九〇号の米粉の価額が産品の価額の三十パーセントを超えないことを条件とする。(米粉の含有量が乾燥状態において全重量の三十
パーセントを超える産品に限る。)CC(その他の産品)注二以上の品目別原産地規則が適用可能である場合には、産品は、それぞれの適用可能な品目別原産地規則の要件を満たさなければならない。
一九〇一・九〇CC(第〇四・〇一項から第〇四・〇六項までの各項の材料からの変更を除く。)(乳固形分の含有量が乾燥状態において全重量の十パーセントを超える産品に限る。)CC。ただし、非原産材料である第一一〇二・九〇号の米粉の価額が産品の価額の三十パーセントを超えないことを条件とする。(米粉の含有量が乾燥状態において全重量の三十パーセントを超える産品に限る。)CC(その他の産品)注二以上の品目別原産地規則が適用可能である場合には、産品は、それぞれの適用可能な品目別原産地規則の要件を満たさなければならない。
一九・〇五CTH
二〇〇一・九〇CC(第〇七〇三・一〇号、第〇七〇九・六〇号、第〇七〇九・九一号、第〇七〇九・九二号若しくは第〇七一一・二〇号の材料又は第〇七一一・九〇号のアーティチョーク、たまねぎ若しくはピーマンからの変更を除く。)(野菜の調製品(二以上の野菜から得たものを除く。)に限る。)CC。ただし、第〇七〇三・一〇号、第〇七〇九・六〇号、第〇七〇九・九一号、第〇七〇九・九二号及び第〇七一一・二〇号の非原産材料並びに非原産材料である第〇七一一・九〇号のアーティチョーク、たまねぎ及びピーマンの価額が産品の価額の四十パーセントを超えないことを条件とする。(その他の産品)
二〇〇三・一〇CC(第〇七〇九・五一号、第〇七一〇・八〇号又は第〇七一一・五一号の材料からの変更を除く。)
二〇〇四・一〇CC(第〇七・〇一項、第〇七一〇・一〇号、第〇七一一・九〇号又は第〇七一二・九〇号の材料からの変更を除く。)
二〇〇四・九〇CC(第〇七〇三・一〇号、第〇七〇九・六〇号、第〇七一三・一〇号又は第〇七一三・三二号から第〇七一三・四〇号までの各号の材料からの変更を除く。)(野菜の調製品(二以上の野菜から得たものを除く。)に限る。)CC。ただし、第〇七〇三・一〇号、第〇七〇九・六〇号、第〇七一三・一〇号及び第〇七一三・三二号から第〇七一三・四〇号までの各号の非原産材料の価額が産品の価額の四十パーセントを超えないことを条件とする。(その他の産品)
二〇〇五・二〇CC(第〇七・〇一項、第〇七一〇・一〇号、第〇七一一・九〇号、第〇七一二・九〇号又は第一一・〇五項の材料からの変更を除く。)
二〇〇五・四〇CC(第〇七一三・一〇号の材料からの変更を除く。)
二〇〇五・五一CC(第〇七一三・三二号から第〇七一三・三九号までの各号の材料からの変更を除く。)
二〇〇五・六〇CC(第〇七〇九・二〇号の材料又は第〇七一〇・八〇号のアスパラガスからの変更を除く。)
二〇〇五・七〇CC(第〇七〇九・九一号から第〇七〇九・九九号までの各号又は第〇七一一・二〇号の材料からの変更を除く。)
二〇〇五・九九CC(第〇七・〇一項、第〇七〇九・五一号若しくは第〇七〇九・六〇号の材料又は第〇七・一〇項から第〇七・一二項までの各項のばれいしょ若しくはきのこ(はらたけ属のも
の)からの変更を除く。)(野菜の調製品(二以上の野菜から得たものを除く。)に限る。)CC。ただし、第〇七・〇一項、第〇七〇九・五一号及び第〇七〇九・六〇号の非原産材料並びに非原産材料である第〇七・一〇項から第〇七・一二項までの各項のばれいしょ及びきのこ(はらたけ属のもの)の価額が産品の価額の四十パーセントを超えないことを条件とする。(その他の産品)
二〇〇七・九九CTH(第〇八〇四・五〇号のマンゴー若しくはグアバ、第〇八〇九・三〇号の桃、第〇八一〇・一〇号、第〇八一一・一〇号、第二〇・〇六項、第二〇・〇八項若しくは第二〇〇九・四一号から第二〇〇九・四九号までの各号の材料又は第二〇〇九・八九号のマンゴージュース若しくはグアバジュースからの変更を除く。)。ただし、第〇八〇四・三〇号の非原産材料の価額が産品の価額の五十パーセントを超えないことを条件とする。(果実の調製品(二以上の果実から得たものを除く。)に限る。)CTH。ただし、第〇八〇四・三〇号の非原産材料、非原産材料である第〇八〇四・五〇号のマンゴー及びグアバ、非原産材料である第〇八〇九・三〇号の桃、第〇八一〇・一〇号、第〇八一一・一〇号、第二〇・〇六項、第二〇・〇八項及び第二〇〇九・四一号から第二〇〇九・四九号までの各号の非原産材料並びに非原産材料である第二〇〇九・八九号のマンゴージュース又はグアバジュースの価額が産品の価額の四十パーセントを超えないことを条件とする。(その他の産品)
二〇〇八・一一CC(第一二・〇二項の材料からの変更を除く。)
二〇〇八・一九CC(第〇八・〇二項又は第一二・〇二項の材料からの変更を除く。)(単に煎っただけのナット又は落花生(乾いたもの又は油漬けしたものであって、塩を加えたかどうかを問わない。)に限る。)CC(第〇八・〇二項又は第一二・〇二項の材料からの変更を除く。)(単に煎っただけのナット又は落花生(乾いたもの又は油漬けしたものであって、塩を加えたかどうかを問わ
ない。)の含有量が乾燥状態において全重量の五十パーセント以上である混合物に限る。)CC(その他の産品)
二〇〇八・二〇CC(第〇八〇四・三〇号又は第〇八一一・九〇号の材料からの変更を除く。)
二〇〇八・四〇CC(第〇八〇八・三〇号、第〇八〇八・四〇号又は第〇八一一・九〇号の材料からの変更を除く。)
二〇〇八・五〇CC(第〇八〇九・一〇号又は第〇八一一・九〇号の材料からの変更を除く。)
二〇〇八・七〇CC(第〇八〇九・三〇号の桃又は第〇八一一・九〇号の桃からの変更を除く。)
二〇〇八・八〇CC(第〇八一〇・一〇号又は第〇八一一・一〇号の材料からの変更を除く。)
二〇〇八・九七CC(第〇八〇四・五〇号のマンゴー若しくはグアバ、第〇八・〇五項、第〇八〇八・三〇号若しくは第〇八〇九・一〇号の材料、第〇八〇九・三〇号の桃又は第〇八一一・九〇号の冷凍のあんず、梨若しくは桃からの変更を除く。)。ただし、第〇八〇四・三〇号の非原産材料の価額が産品の価額の五十パーセントを超えないことを条件とする。(液体又はゼラチンに入った混合物に限る。)CC(その他の産品)
二〇〇八・九九CC(第〇八〇四・五〇号のマンゴー又はグアバからの変更を除く。)
二〇〇九・一一
- 二〇〇九
・三九CC(第〇八・〇五項の材料からの変更を除く。)
二〇〇九・四一
- 二〇〇九・
四九CC(第〇八〇四・三〇号の材料からの変更を除く。)
二〇〇九・八九CC(第〇八〇四・五〇号のマンゴー若しくはグアバ、第〇八〇七・二〇号の材料又は第〇八一〇・九〇号のパッションフルーツからの変更を除く。)
二〇〇九・九〇非原産材料の価額が産品の価額の五十五パーセントを超えないこと(関税分類の変更を必要としない。)。
二一〇一・三〇CC(第一〇・〇三項の材料からの変更を除く。)(麦茶に限る。)CC(その他の産品)
二一〇三・一〇CTH
二一〇三・二〇CC(第二〇〇二・九〇号の材料からの変更を除く。)(ケチャップに限る。)CTSH(その他の産品)
二一〇三・三〇CTH
二一〇三・九〇CTSH
二一・〇四CTH
二一・〇五CTH(第〇四・〇一項から第〇四・〇六項までの各項の材料、第一九〇一・九〇号の酪農調製品(乳固形分の含有量が乾燥状態において全重量の十パーセントを超えるもの)又は第二一〇六・九〇号の酪農調製品(乳固形分の含有量が乾燥状態において全重量の十パーセントを超えるもの)からの変更を除く。)
二一〇六・一〇CTSH
二一〇六・九〇CC(第〇八・〇五項若しくは第二〇・〇九項の材料又は第二二〇二・九〇号の果実若しくは野菜のジュースからの変更を除く。)(果実又は野菜のジュース(二以上の果実又は野菜から得たものを除く。)に限る。)CC(第二〇類の材料からの変更を除く。)(ゼラチンに入った果実であって、当該果実の含有量が全重量の二十パーセントを超えるものに限る。)CC(第〇四・〇一項から第〇四・〇六項までの各項の材料又は第一九〇一・九〇号の酪農調製品(乳固形分の含有量が乾燥状態において全重量の十パーセントを超えるもの)からの変更を除く。)(乳固形分の含有量が乾燥状態において全重量の十パーセントを超える調製品に限る。)CC(第一七類の材料からの変更を除く。)(糖水に限る。)CC。ただし、非原産材料である第一一〇二・九〇号の米粉の価額が産品の価額の三十パーセントを超えないことを条件とする。(米粉の含有量が乾燥状態において全重量の三十パーセントを超える調製品に限る。)CC(第一二一二・九九号の材料からの変更を除く。)(こんにゃく調製品に限る。)CTSH(その他の産品)注二以上の品目別原産地規則が適用可能な場合には、産品は、それぞれの適用可能な品目別原産地規則の要件を満たさなければならない。
二二〇二・九一
- 二
二〇二・九九CC(第〇四・〇一項から第〇四・〇六項までの各項の材料又は第一九〇一・九〇号の酪農調製品(乳固形分の含有量が乾燥状態において全重量の十パーセントを超えるもの)からの変更を除く。)(ミルクを含有する飲料に限る。)CC(第〇八・〇五項若しくは第二〇・〇九項の材料又は第二一〇六・九〇号の果実若しくは野菜のジュースからの変更を除く。)(果実又は野菜のジュース(二以上の果実又は野菜から得たものを除く。)に限る。)CC(その他の産品)注二以上の品目別原産地規則が適用可能な場合には、産品は、それぞれの適用可能な品目別原産地規則の要件を満たさなければならない。
二二〇六〇〇・一〇〇CTH
二二・〇九CTH
二三〇九・一〇CTH
二三〇九・九〇CTH(第〇四・〇一項から第〇四・〇六項までの各項の材料又は第一九〇一・九〇号の酪農調製品(乳固形分の含有量が乾燥状態において全重量の十パーセントを超えるもの)からの変更を除く。)(飼料用に供する種類の調製品であって、乳固形分の含有量が乾燥状態において全重量の十パーセントを超えるものに限る。)CTH。ただし、第一〇・〇六項の非原産材料の価額が産品の価額の三十パーセントを超えないことを条件とする。(ペットフード以外の調製品であって、米の含有量が乾燥状態において全重量の三十パーセントを超えるものに限る。)CTH(その他の産品)注二以上の品目別原産地規則が適用可能な場合には、産品は、それぞれの適用可能な品目別原産地規則の要件を満たさなければならない。
二九〇五・四三
- 二
九〇五・四五CTSH
三三〇一・一二
- 三三
〇一・九〇CTSH
三五〇一・一〇
- 三五〇
一・九〇CTSH
三五〇二・一一
- 三五〇二
・一九CTH
三五〇二・二〇
- 三五〇二・九
〇CTSH
三五・〇四CTH
三五〇五・一〇
- 三五〇
五・二〇CTH
三八〇九・一〇CTH
三八二三・一一
- 三八二三・
七〇CTSH