Japan Advanced Institute of Science and Technology
Title
知識社会における大学経営 −金沢工業大学の事例研究
−
Author(s)
俣野, 秀典; 梅本, 勝博
Citation
大学行政管理学会誌, 10: 141-147
Issue Date
2006
Type
Journal Article
Text version
publisher
URL
http://hdl.handle.net/10119/7862
Rights
Copyright (C) 2006 大学行政管理学会. 俣野秀典, 梅
本勝博, 大学行政管理学会誌, 10, 2006, 141-147.
Description
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大学行政管理学会誌 第10号
2006年度 141-147
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論能会 臆戯贈る東学経営
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ことによって、 これか らの大学経営の一つの あ り方 を 社会 ・経済 のグ ローバル化 と情報化 、 また知識社会 提示す る。 の到来 など、 あ らゆ る分野で激 しい変動 が起 こってい る。 この流 れは、高等教育機 関であ る大学 において も2
℡事例分析
例外ではない。少子高齢化の進展 や国立大学の独立法 本 稿 の分 析 対 象 で あ る金 沢工 業 大 学 (Kanazawa 人化 、グ ローバル社会 に通用す る人材育成 の要請 、大 instituteofTechnology、以下KIT)は,近年 、大学教 学評価の必要性 、 とい った さま ざまな課題 が生 じてい 育 ・大学経営 につ いて最 も注 目されてい る大 学の一つ る。 こうした状況か ら、大学間の競争 が激化 してお り、 で ある。KITをケースに した研究 は散見す るが、いずれ 地方私立大学 の経営悪化 な どが顕在 化 して きてい る。 も教育 内容 に焦点 を当てた もので ある3。 これ か らの大 そこで、どの ような経営が大学 に求め られてい るのか、 学経営つ いて考 えるな らば、改革 の結果で あ る教育内 を明 らかにす る必要がある。 容 よ りも、それ がいかにつ くられたか、 とい うプロセ これ まで も、大学経営 に関す る研究 は多数発表 され スまで さかのぼ る必要 が ある。 そ こで、本稿 で は、は てい るが、その 多 くが経営学の理論 を大学 に当てはめ じめにケースの概要 ・特徴 を示 し、次 に改革 が どの よ た もので あった1。 日本では、1979年 に現在 の大学教育 うなメ カニ ズ ムで進 め られ たか を追 うことに よって、 学会の前身で ある一般教育学会 が発足 し、1997年 には、 改革 の成功要 因 を探 り、知識社会 にお ける大 学経営の 大学の ア ドミニ ス トレー シ ョンに関 して実践 的 ・理論 理論的モデル を提示す る。 的に研究す る専 門組織 と して、大学行政管理学会 が設 21..KITの概要 立 され るなど、学会活動 も盛 んになって きてい る。 さ 本稿 で事例 と して取 り上 げるKITは、石川 県石川郡 らに、2000年 よ り広島大学大学院で高等教育 開発、名 野 々市町扇 が丘 にメイン ・キ ャンパ ス を構 え、周辺地 古屋大学大学院で高等教育 マ ネ ジメ ン トといった研究 域 に20を超 える研究所 を設置 している。KITは、北陸電 セ ンターが設立 され、大学経営 に関す る学術的な研究 波学校 を起源 と して1965年 に関学 し、2004年の学部再 が始 まってい る。2001年 に桜美林大学大学院の大学ア 編 により、現在3学部15学科 を有 し、学生数が約6,800人、 ドミニス トレー シ ョン、2005年 には東京大学大学院の 大学院 を含む と約7,300人の工学 ・情報系総合大学で あ 大学経営 ・政策 コース、立命館大学 の大学行政研究 ・ る。 研修 セ ン ター、2006年 に名城 大学大 学 院 において大 2003年 には、大学教育 の総合 的取 り組み 「工学設計 学 ・学校づ くり専攻 が設立 され、学術 的研究 ・実務者 教育 とその課 外活 動 環境」
に関 して、2006年度 には 養成の双方において大学経営に関心が集 まっている2。 「学ぶ意欲 を引 き出すための教育実践」
に関 して、文部 本稿では、大学経営 における先進的な事例 に注 目し、 科学省か ら 「特色 ある大学教育支援 プ ログ ラム (特色 インタビュー、文書分析 、観察 を主 な研究手法 に用い、 GP)」に選定 されている。 さらに、2004、2005、2006年 どの ように改革 が行われて きたのか を中心 に分析す る 度3年 続 けて 「現代 的教育 ニ ーズ取組支援 プ ログ ラム 141企業 か らの評価 も高ぐ 、大学改革 を成功 させ てい る地 方私立大学 として注 目されている。 2.2.己・く8Tの特徴 近年 、「学生消 費者主義」 や 「商業化す る大学」 と表 現 され るよ うに
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,1981;Cl
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, 1983, 1998;Bk
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,2003;Wi
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, 0320)、大学 が市場化 ・ 企業化 している。また、「学者共和国か ら大学企業体へ」 といわれ るような (市川 ,2001)、従来 の教授 中心の管 理体制 か ら、運営管理 の プ ロフェ ッシ ョナル化への変 貌 な どに よる、大 学 の組織 的変 化 が指 摘 され てい る。 K‡Tは、キ ャンパ ス内 に地 元 の 自治 体 や企業 と共 同でFM
局 を設置 した り、CM
を制作 。放送 した り、各種 コ ンテス ト5に出場 した りと、宣伝効果 を もつ活動 に も積 極 的 な こと、 さらに2003年 には 日本経営品質賞への 申 請 、CS推進室の設置 な どを行 ってお り、企業化 してい る大学の顕著 な例であるといえる。 なかで も組織 的 目標 が明確 化 され 、それが共有 され て い るところに特徴 が ある。Co
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(1974) は、組 織 と して の 目的 や権 限 の あい まい さな どか ら 「組織化 された無秩序」 といった概念 によって大学 を特 徴づ けたが、KITは明確 な 目標 を掲 げ、それに適進す る とい った、従来の大学 とは違 った方 法 で経営 を行 って いる。 2.3.改革の変遷 KITで現在 まで続 いて い る教育 中心 の大 学改 革 は、 1990年代初 めに さかのぼ る ことがで きる。1991年 に最 初 の海 外視察 (スタンフ ォー ド大 学 、マサチ ューセ ッ ツ工科大学 、 ウオ ー タール ー大 学 、 カ リフ ォル ニア工 科大学 、ハ ワイ大学) を行 い、その報告 を受 けて発創 会 を発足 させてい る。翌年 、総合 的教育体系 の基本 的 枠組 み に関す る提案 を答 申 し、発創 会 を発展 させ た教 育改革検討委員会 を発足 させ、1994年 まで第4次 にわた る答 申 を行 ってい る。途 中の1993年 に知 的感性工作空 間 「夢考房 」 を開設 して い る。 そ して、1994年 に教育 改革 実施委 員会 を発足 させ、且995年 に全 く新 しい教育 体制 の もとに、第1次教育改革 を実施 し、且998年 をもっ て一応 の完成 を迎 えてい る。その4
年 間の実績 を自己点 検 。評価 し、2000年 か らは さらに新 しい教育体制 を構 築 して、第2次教育改革 を実施 し、2003年 に完成 を迎 え、 さらに2004年度か ら第3次教育改革 を実施 し、従来の工 科系単科大学 か ら工学 ・情報 系総合 大 学へ展 開 してい る。 本稿 で は、1995年 か ら開始 され た カ リキュ ラムの柱 で ある 「工学設計教育6
」、それ に ともなった 「夢考房7
」
142 2.4.改革の ビジ ョン 企業経営 における戦略策定 の プ ロセスは、一般的に 理 念 が最初 にあ り、 それ を少 し具体 化 した ビジ ョン よ り具体的 な経営 目標 、 それ らの達成方法 と してのア イデ ィア、それ を具体化 した コ ンセプ ト、 とい うよう な順序で議論 され ることが多いoそこで、KITにおける 戦略策定 プ ロセスを、この流 れ に沿 って分析 し、その 過程での組織づ くりに注 目しなが ら議論 して い く。 K王Tは、建学の綱領 に 「人間形成」
「技術革新」「
産学
協 同」 を掲 げ、 この建学の綱領 に基づ いて 、 「学生、理
事 、教職員 が三位一体 とな り、学園共 同体 の理想 とす る工学 ア カデ ミアを形成 し、三大建学綱領 の具現化を 目的 とす る卓越 した教育 と研究 を実践 し社 会 に貢献す る」 ことを経営理念 と してお り、使命 の本 質 を 「最高 の知能 と深 奥 な教養 の ある指導 的人間の育成 の場であ る」 と して、特 に人間形成 を強調 して い る (金 沢工 業 大学 ,2003)。 そ して、京藤睦重第2代学長 がその 「人間形成」 をl
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体化 した 「教育付加価値 日本一 」の大学 をめ ざす とい うビジ ョンを掲 げ、 目指すべ き方 向 を示 した。 教育改革 を始 め ると同時 に、活動 目標 と して 「行動す る技術者」の育成 とい うアイデ ィアが石川憲 一第5
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学 長 によって生み出 され た。 それ を実現 す るために 「lJ'. 学設計教育」 とい った全 く新 しい教育 コ ンセプ トをデ ザ イン し、実行の ための カ リキ ュ ラム作成 、支援す る 場 と しての 「夢考房」 の設置 に至 った。理 念 を具体 化 した明確 な 目標 と学長 の リー ダーシ ップに よって、組 織 全体 と して改革 に取 り組 む こ とが可能 とな ったので ある。 2.5.改革の契枚 KITは、1990年 に25周年 を迎 え、志願者 も増 えて、 大 学 と して も形 になって きた とい うこ とか ら、将来 は研
究 に力 をいれ るとい う構 想 を立 て 、知的財 産 な どの研
究 を1年 ほ ど行 い、1991年 に事務職員3人 と教員3人か ら なる視察団が、TLOの仕組み な どの研究 を見 るために. 前述 した海外の大学 を訪問 した8。 研 究 もさることなが ら、視察 団が現地 で感銘 を受 け たの は、教育 で あ り教育環境 で あった。 そ こで は、 学 生 が 自由 にア イデ ィアを出 しなが ら、い ろい ろな研究 装置 をつ くりなが ら研究 が進 め られ て い た。 そ うい .-) た、 ア イデ ィアが出せ る創 造性 豊 かな学生 を育 て るた めの教育が、PDCA
サ イクルの考 えを教育 に持 ち込んだni rn ei
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とい う取 り組 みで あることを現 地で聞か されたのである。題
r 知識社会における大学経営 一金沢工業大学の事例研究-2g6,改革のための仕組みづ くり 視察団の報告を受 け、教育担 当の藤村副学長 (当時) が中心 となって、1991年12月に事務職 員 と教 員 か らな る発創 会 を発足 させ た。党別 会で は毎週 の よ うに会議 を開 き、教育の方向性 などについて、100回以上の議論 を重ね た。そ して、そこでの議論の内容 をKIT学内公報 誌
『
旦 月会報』 に掲載す ることで、学 内の教職 員全 員 が問題意識 を共有で きるよ うに した10。 発創会 での議論 をふ まえ、「教育付加価値 日本一」 を実現 させ るために は、「
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の まわ し方 を知 って いて、なおかつ ア イデ ィア を出す こ とがで き る学生 を生 み出せ る教育 が必要 だ とい うことを答 申 し た11。その後、ABET 12の基準 に準拠 してい るよ うなカ リ キュラムの大枠 をつ くり、発創会 を発展 させ た教育改 革検討 委 員会 (事務職 員 が全体 の3分 の 1) を組 織 し、 具体 的 な議 論 に入 ってい った。石川憲 一氏 (現 学長 ) は、検討委員会 の ときの教務部長 で あった。 そ こでの 議論 か ら考 え出 され た全体 の枠組 み を示 す と と もに、 170人 を超 える教職員 を実際 にその よ うな教育 システム が動 いて いるところをみて もらうため に海外 に派 遣 し た。実際 に最初 の視察 に参加 した福 田謙 之氏 (現事務 局長)は以下のように話す。 教育改革がいいとか悪 いとかいった議論 を していて も仕方 がないので、先生方 にはアメ リカではちゃんとそ うい う教育 システムが動 いている、その ことをみて きて下 さい、 とい うことで170人の先生方 がアメ リカの大学の 教育 システムを見に行 ってい る。 ですか ら、 うちの大学 に見学 に来 る人 たち か ら 「肌 で はどの ように先生方 を説得 した のですか、教授会で どのよ うに話 を して改革 を行 ったのですか」 とい うことを聞かれ るけ れ ども、そんなことしなくて も現 に170人の 先生 がそうい うシステムをみて きているわけ だか ら、 うちは全 くそ ういった ことは してい ない。 もちろん、中には大変 な思 いをす るだけだ か ら、 したくない人 もいたけれ ども、嫌 だ と 思 って も、現 にそ うい うシステムがあって、 素晴 らしい教育 だと思 った ら、それ に対 して 面 と向かって反対 はで きないで しょう13。 福田氏の言葉 か らもわかるよ うに、170名 を超 える教 職員の教育事情視察 は、実際 に改革 に取 り組 む教職 員 の改革の イメー ジを共有 させ るとともに、意識 に まと まりをもたせ る効果が あった とい える。「自ら考 え行動 す る技術者」の育成 とい う活動 目標 は、 この教育改革 とともに石川現学長が提唱 した もので ある。2.
7.
工学設計教育のデザイン で は、新 しい コ ンセプ トで あ り教育体系の カ リキ ュ ラムで もあった 「工学設計教育 」 は どの よ うに設計 さ れてい ったの か。工学設計教育 を実質 的 に立 ち上 げた の は、発創会 の メ ンバ ー と して新 しい教育 につ いて議 論 を重ねて きていた久保猛志氏 (現教育点検評価部長 、 環境 ・建築学部教授)で あった。久保氏 を中心 と した 工学設計教育 の デザ イ ン ・メ ンバ ーは、検討委員会 で の内容 を確認 しなが ら、海外 の い ろい ろな大学 に、 日 本 に来て協力 して も良い とい う教員の公募 を行 った り、 KIT側 か ら出向いて面接 を行 った りして、サバ テ ィカル 等 を利 用す ることで10人 を超 える外 国の教員 を招碑す ることに成功 した。Eni rn ein
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をアメ リカで十 分 に体験 ・実践 して きたメ ンバ ー と、久保氏 をは じめ とす る 日本の メンバ ーの間で十分 な議論 を行 いなが ら 「工学設計教育」の詳細設計 (マニュアル、教科書づ く り) を二年 がか りで行 っていった。 創 案 され た新 しい教育 体 系 には、3学期制 の採周 14、 導入教育 の実施 、工学設計科 目の設立 な どが盛 り込 ま れていた。K汀 には、高等専門学校か ら入学す る学生 も 含 め、入学時の学 力 にかな りば らつ きが あった。 そ こ で、「自 ら考 え行動す る技術者 」 を育成 で きるよ うに、 3学期の初学期 を導入教育 に当て ることによ り、基礎学 力の底上 げを行 い、同 じ程度の レベル に もってい き、2 期 か らの学習 に尽 力で きるよ うに した。 また、一つ の 科 目に集 中で きるよ うにす ること、複 数 回講義 を受 け ることによって能 力の定着 を図 ることも目的で あった。 工学設計科 目は工学設計教育の 中心 となる科 目で あ り、 学生 自身が興味 を もって 、計画的 に学習 し、考 えて行 動す る (行動で きる) ための仕掛 け とその方 向へ導 く ための取 り組みが行われてい る (久保 ・松本 ,1998)。 工 学設計教育 において は、それぞれ の科 目が縦糸 と 横糸 の よ うに、緊密 に結 びつ いて い る。各学習段 階 に おいて習得 ・理解 した知識 や技術 を基本 に、創造 的 に 問題 を発見 ・解決 しで きるよ うな教育 を提供 す る と同 時 に、チームでの協業 や プ レゼ ンテー シ ョン能 力 を養 えるよ うにデザイ ンされてい る。 これ は、「自 ら考 え行 動す る技術者」 を育 て るための教育 カ リキュ ラムで も あるが、それ を行 うため には、教員同士 の緊密 な交流 が求 め られ る、組織 的 な教育体系で もある。体系 的 な カ リキ ュラムが、教育 内容 を体系化す る とともに教員 143工学設計教育で は、 それぞれ の科 目ごとに 目標 を明 示 してい る。 目標 が あ り、それ に向か って行動 す るこ とに慣 れている企業 出身者の教員が半数 を占める
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で は、そ うい った 目標 を打 ち出す ことが有効 に働 いた。 それ ぞれの科 目は、学生 の ア ンケ- トで フ ィー ドバ ッ クす る仕組 み を作 り、 目標の達成度 が確認で きるため、 教員 も力 を抜 くわけにはいかないので ある。2.
8.
夢考房のデザイン 夢考房 は、学生 が 自 ら考 え自由 にモ ノづ くりを行 え る場 、学生 たちの夢 を育 む ア トリエ と して、1
993
年 に 設立 され た工作空 間で あ る。夢考房 での活動 はすべて 課外活動 に位置づ け られ るが、工学設計でチ ーム内デ ィスカ ッシ ョンや プ レゼ ンテー シ ョン資料 の作成 、模 型 や実験装置 の製作等 、幅広 く利 用 されてお り、年間 のベ9000
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人 の学生 が利 用 して い る 金 沢工業 大学 , (2
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。 夢 考 房 の 下 地 と発 想 は 、福 田 謙 之 氏 主 導 の もと、1
990
年 か ら大学祭 で行われてい るロボ ッ ト競技 会 の準 備 の ための支援 に さかのぼ ることがで きる。 競技 会 出 場のための準備 には3カ月程度必要 とす るので、実習工 場 を夜 まで あけて お くための責任者 を水島雄一氏 (梶 学務部長) が引 き受 けていた。競技 会 は授業 とは関係 ない ため に、工場 は閉 めておい た方 が管理上楽 なのだ が、学生 の側 か ら考 えて、開放 す る とい う発想 が生 ま れて きたのである。 今 までの大学の職員 もそ うだけど、や っぱ り管理す る側 か らの視点 しかないのです よね。 そうじゃなくて、学生側か らの視点で ものを みてサービスを してあげるとい う発想 に切 り 替わ らない限 りは、で きんわけですよ15。 ある種 の顧客志 向の よ うな発想 が夢考房 の よ うな環 境 を創 ったので ある。夢考房 の名付 け親で もあ る福 田 氏 の言葉 を借 りる と、授業 とは関係 のない夢考房での 活動 は 「まさに夢 を考 えて形 に してい る」
とい える。 福 田氏 と水島氏 は、立 ち上 げた ロボ ッ トの競技 会 に 出場す るロボ ッ トをつ くるための電 源 やモー ター、ギ アな どの部品 も企業 をまわ り、無償 または原価並 で調 達 していた。その時 に、ギアや タイヤな どを提供 して くれ た模型会社 に、い ろい ろな試作 品 をつ くるための ガ ラス張 りの部屋 が あ り、それ が 「夢考房」発想 の原 型 となった。 工学設計教育 は 「自 ら考 え行動 す る技術者」 の育成1
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も行 える学生 の育成で ある。そ うい った教育 を中心 に 据 えれば、学生 が要求す ることはすべてで きる施設 が なけれ ばな らない。そ こに行 けば何 で もで きるとい う ことを、学生 が理解 していなければな らない。その よ うな発想 を もとに、工学設計教育 が導 入 され るよ り先 の1
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年 に夢考房がで きたので ある。2.
9.
改革 を実現する組織 「教育 の担 当者 は、ひ とり教授 のみ な らず 、広 くf
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事者 及び職員 を も含むべ きことを理解せ ね ばな りませ ん」
と建学の綱領 に も記 されて い ることか らわか るよ うに (金沢工業大学,2
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では教員 と職員が密 な関係 にある。3
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名 を超 える教員の半数以上が企業経 験者 とい うの も特徴で ある16。 大学がおかれてい る状況 の危機 意識 の共有 がその ことで容 易 にな ってい るとい う 17。 また、改革 の際 に 目標が しっか り掲 げ られた ことも, それ まで 目標 の あった企業経験者 に とって は馴染みや す い もので あ り、 目標 を共有で きる地盤 が あ った とい える。改革 の 目標 をい ろい ろな施策 との整合性 を考 え なが ら、 プ レの ないわか りやすい 目標 を リー ダーが強 い意志 と して示す ことによって 、改革 が実 行 され たの である。 工学設計教育 と夢考房 の創造 は、 ともに 「教育付加 価値 日本一」、 「自 ら考 え行動す る技術 者 」 とい うキー ワー ドに表現 されてい るよ うな明確 な 目標 か ら生 まれ て きた ことが確認 され た。 工学設計教育 は、 アメ リカ のEni rgnee gD gin esinに ヒン トを得て考 え出 された改準 コンセプ トで あった。 久保氏 によって推 進 された工学 設計教育 の カ リキ ュ ラム ・デザ イ ンは、科 目と科 目の 関係性 を考 え、実際 に何 がで きるよ うにな るか を明示 す るもので あった。 自発 的に考 え、それ を実行で きる 学生 を育 て るとい う、 これ か らの教育 の方 向性 をよ り 明確 に したので ある。 そ うい った 「自 ら考 え行動す る 技術者」 の育成 を 目標 に した ことを受 けて、福 田氏 が 中心 となって、夢 を形 にで きる夢考房 とい う課外活動 環境 が生み出 された。KI
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は、 まとま りのある組織で あった。 もともと単科 大学 とい うこともあるが、教員の半数 が企業 出身の教 員 で、他 の大学 出身の教員 が多 く、内部 は多様 なはず なのだが、組織 と して まとまっていた。一 つの要 因 と して は、原則 と して非常勤講師 を採 用せず 、出前講 義 も行わ ない とい った ことが、成 員 の大 学へ の高 い コ ミ ッ トメ ン トを引 き出 してい た と考 えられ る。 また、ほ とん どの改革案 が事務 サ イ ドか ら提案 され た ことか ら轡 …-知識社会における大学経営 一金沢工業大学の事例研究-もわか るよ うに、事務職員が 自主性 を発揮で きる環境 にあった ことが、改革 にス ピ- ドを もたせ るこ とにつ ながっていた。「教育付加価値 日本一」 とい うビジ ョン に加 えて、石川氏 が リーダー シップ を発揮 し、よ り具 体的な 「自 ら考 え行動 す る技 術者」 を育成す る とい う 新 たな活動 目標 を生 み 出す ことで、何の ため に、い ろ いろな取 り組み をす るかが明確 になっていた。 「一方で 同窓会 み たい な もの」 と福 田氏 が述 べてい る ぐらい に 事務職員の KIT卒業生の割合 が高い ことも 18、学生 の視 点で もの ご とを考 えることにつ なが っていた。彼 らに は、学生 の ときに好 きなこ とを して きた、面 白い と思 った ことがで きた とい う経験 があるか ら、当然 自分 た ちの後輩 に も面 白い ことをや って満足 させて あげよ う、 とい う考 えが出て くるので ある。同時 に共通 の価値観 の よ うな もの を もつ ことが可能 となっていた と考 え ら れ る。 その よ うな ビジ ョンや活動 目標 によって、組織 にまとま りがでて きた とともに、制度 的 に も組織 をま とめ させ るよ うな仕組みが作 られていた とい える。 大学経営の タイ ト。カプ リンタ やモデル 提示す る。 となって くる ことが前節 で確 認 され た。 この事 実 は、 大学組織 がル ース ・カブ リングで ある とい う従来 の研 能 な もの としていた ことか ら、 これ か らの大学の あ り 方 は、ル ース ・カブ リングの特徴 をあま りもたない組 織で あるともい える。 タイ ト 。カブ リングな組織 づ く りを行 うことに よって、改革 を実践 してい け る大学経 32.. 組織の存続 ・成長のため には常 に改革 を行 ってい く 必要 があるので 、いかに改革 を進 め るかが大学経 営 に おいて も重要 になって くる。 ここで は、先 行研究 とこ れ までの議論 か ら導 かれ る大学経営の理 論 的モデル を これか らの大学 において は、 リーダーが示 した明確 などジ ョンや 目標 によって 、 自律 性 と多様 性 を維持 し た組織 としての まとま りが生 まれ るよ うな経営 が必要 究 とは異 な る大学 が存在 し、その特徴 が改 革 を実行可 営 が知識社会 における一つ の あ り方 。方法 で ある とい うことで ある。ルース ・カブ リングが、企 業組織 と大 学組織 との比較 か ら生 まれ た概念 で あることを考慮す
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9これか らの大学経営
れば、 この新 しい大学の組織特性 は、強 力 な リー ダー .事例 から見 えて くるもの 3 1. 継続 的改革 を実現 で きるよ うに、明確 な 目標 を持 っ て、それ に遇 進 で きる組織体 制 ・組織づ くりを行 える 経営 が これ か らの大学経営 には必要 で ある。 その ため の要因 と して、 これ まで指摘 されて きた大学組織 の特 性であるルース ・カブ リングの特徴 19とは反す る、 リー ダーが示 した明確 な 目標 によって組織 に まとま りを も たせ る とい う、組織 特性 を備 えてい ることが挙 げ られ る。 また、暗黙 的 にで も危機 意識 な どを共有 で きる機 会 を創 り出す ことがで きるよ うに工 夫 がな されて い る ことも必要で ある。 具体 的 にい えば、 自分 たちの大学 とは何 か を示 して い る建 学精神 や理念 か ら導 かれた ビジ ョンを リー ダー が提示 し、それ を具体 的な活動 目標 に落 と し込 む こ と によ り、その 目標 に向か って全学的 に改革 に取 り組 め るよ うな経営 が、知識社会 において存続 ・発展 して い くため には求 め られて い るとい うことで あ る。 この こ とは、一丸 となった組織 ともい えるよ うな上記 の特性 に加 えて、理 解容易で ロジカルな 目標 を掲 げ ることの 重要性 を示 してお り、改革 を施行す るにあた っての大 学 にお け る 目標 の存 在意義 が改 めて立 ち現 れ て い る。 ビジ ョンや 目標 が明確 で あれ ば、 リー ダーや理念 に加 えて、 それが大学 と しての知 の正 当化 の基準 にな るこ とか ら、知識創造の方 向性 が示 され 、い ろい ろな ア イ デ ィアが生み出 され ることにつ ながるので あるQ 0 シ ップ、企業化す る大学 とい った、近年の研究2 が示唆 してい る内容 に近 く、国立大学 の法人化へ の移行 が学 長権限の強化 を一つ の特徴 としてい ることか らも、説 得 力 が高 い とい える。 これ までの議論 か ら以下 の よ う な タイ ト ・カブ リング を実現 す る大学経営 の理論 的 モ デルが導 き出 され る。 図1 大学経営の タイ ト 。カブ リング 。モデル 注 :点線 は組織 を表 し、曲線矢印 はタイ ト・カブ リン グの強化 を表す。 図1に示す 「大学経営の タイ ト・カブ リング ・モデル」
は、大学 としての まとま りがいかに もた らさせ るか を 表 してい る。 リー ダ- シ ップや理念 、それ に支 え られ た ビジ ョンが知識創 造の場 を方向付 け、正 当化す るこ と、 そ して それ ぞれの要素 が組織 (点線 ) をタイ トな5
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大学行政管理学会誌 第1号 もの に作 り上 げ る働 きを説 明す る組 織 の一般 モ デル で と変 容 した。 これ は、本 文脈 で考 え ると何 を意 味 す る あ る。以下 か ら、 タイ ト ・カブ リング を強 化 す る力 と だ ろ うか。 それ は、総合 大学へ 変 わ るこ とに よ って タ して働 く、 四つ の イネ ーブ リング ・コ ンデ ィシ ョンと イ ト ・カブ リングの組 織 特性 が失 われ る危険性 が あ る その関係 を説 明 してい く。 とい うこ とで あ る。 そ うなれ ば 、 目標 の 共有 が 困難 に 0 リー ダー によ りビジ ョンが提示 され る こ と、 またそ の ビ ジ ョンは同時 に大 学 の建 学精 神 や理 念 に支 え られ て い る こ とが一つ の ポ イ ン トで あ る。 さらに、 リー ダ ー シ ップが 発揮 され れ ば され るほ ど、組 織 の ま とま り が生 まれ る。 同様 に、理 念 や ビジ ョンが共有 され れ ば され るほ ど、 よ りタ イ ト .カブ リング な組 織 を強化 す る こ とが可 能 で あ るO理 念 、 ビジ ョン、 リー ダー シ ッ プが知 識 を正 当化 し、 その創 造 を促 進 す る こ とで知識 創 造 の場 に方 向性 が もた ら され る。 もち ろん リー ダー 自身が そ こで新 しい コ ンセ プ トを提 唱 す る こと もある。 その知 識創 造 の場 で生 まれ た新 た な コ ンセ プ トや取 り 組み は、 タイ ト・カブ リングをよ り促進 す る。 な り2、 これ まで の よ うに改革 を行 ってい くこ とが難 し くな るの で は ないか と予想 され るか らで ある。 さらに、 研究 所 を 多 く学 外 に設 置 して い る こと も、 同 じ くル ー ス ・カブ リングの特性 を誘 発す る と考 え られ る。 これ までの 組 織 特 性 が徐 々 に崩 れ る ことが危 慣 され るこ と か ら、組 織 をい か に ま とめ上 げて い くか が今 後 の課匙 1 にな りそ うで ある22。 図1の 「大学 経 営の タイ ト ・カブ リング ・モデル
」
に した が えば 、 タ イ ト ・カブ リングな組 織 特性 を もた ら すの は 、 明確 な ど ジ ョン、 リー ダー シ ップで あ り、制 度 的 に タ イ ト ・カブ リング を弱 め ない た め に 、 それ を 維持 す る ことが重 要で ある。KITには、 これ まで に勝 る 実務的含意 前 節 で提 示 され た 「大 学 経 営 の タ イ ト ・カ ブ リン どが、ル ー ス ・カブ リング を もた らさな い よ うな仕組 グ ・モデル 」 は、大 学 の組 織 特性 もあ り、 これ までの みづ く りを行 って い く必要 が あるといえるだ ろ う。 研究 で は あ ま り取 り上 げ られ る こ との な か った 、大 学 33.. リー ダ - シ ップ 、制度面 と して は、新学 部 や研 究所 な の理 念 、 ビジ ョン、 そ して リー ダー シ ップ に注 目す る こ とで導 き出 され た ,知識 社 会 に お け る大 学経 営 の一 つ の理 念 型 で あった。以下 か らは 、 上記 の モ デル に し たが う形 で本研究 か らの実 務 的含 意 を述 べ る と ともに 提言 を行 う。 これ まで の議 論 で もたび たび 出 て きたが 、大 学 は も と も との性 質 上 ル ー ス ・カブ リング な組 織 を形 成 して い る。 しか し、本研究 か らは タイ ト ・カブ リングの特 性 を備 え る こ との重 要性 が確 認 され た。 これ には、 リ ー ダー シ ップの強化 に加 えて 、 自校 は何 をす る大 学 か を表 して い る建 学精 神 や理 念 を熟 慮 す る こ とが必要 で あ る。 それ に よって 、 リー ダーが打 ち 出 した ビ ジ ョン が意 味 を もち、 自分 た ちの大 学 の方 向 が明確 にな って くるの で あ る。強 力 な リー ダー シ ップ は、制度 的 な権 限 の強化 や 、先 頭 に立 って組 織 の取 り組 み を内外 に示 す こ とに よ って実現 され る。 ビジ ョンや 目標 の共有 は、 その リー ダ ーが明確 に示 し、語 る こ と、 そ して共 有 を 促 進 す る仕 組 み づ く りに よ って もた ら され る。全 員 で 同 じこ とに取 り組 む の も一 つ の方 法 で あ る。 それ に よ って大 学 に ま とま りがで て くれ ば 、 おのず と知 識 創 造 の方 向性 が定 ま り、知 識創 造 が促 進 され る。 「大学経 営 の タイ ト ・カブ リング ・モ デル」 の 四つ の要素 と 自 らあわ りに
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。 本 稿 で は 、大 学 改革 に成 功 して い る と考 え られ る金 沢工業 大 学 を事例 に これ か らの大 学経営 を考 えて きた。 最 後 に 、今 後 の 大 学経 営 につ いて 、将来 研究 へ の示 唆 を提示 す る。 こ こで は、 タ イ ト ・カブ リングな組織 を実 現 して お り、改 革 を実 行 して い る先 進 事例 を中心 に議 論 を して きた。 そ こか ら、改革 を断行 す るための 強 力 な組織 づ く りに焦 点 を当て たが 、 これ か らは、 これ に加 えて創 造 的 な改 革 を ど う行 うか とい う議 論 も必 要 に な って く る と考 え られ る。 今後 は、 これ か らの大学経営の ための組織特性 につ い て 、 よ り詳細 な議論 が必要で あ り、本事例 の さらなる深 い考察 に加 え、他の事例 との比較検討 が求 め られ る。 謝辞 本研 究 を進 め るにあた り、金 沢工業大学の石 川憲一学 長 、福 田誹之 事 務局長 をは じめ多 くの関係者 の皆様の ご 協 力 を賜 りま した。 ここに記 して感謝 申 し上 げ ます。 参考文献 の大 学 で の取 り組 み を照 ら し合 わせ る こ とで 、 どの よ うな取 り組 み が必要 かが見 えて くるはず で ある。 近年KTは、学部再編 を行 って単科 大 か ら総合 大学へ nvei irst 3 ( . mme . i t prnceo B k Do , Co C 200 nU yP ke ・ t he ' i Jes 't L vers -)U L.n nt Ma な)lace.
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71e h g er ' f llo 'tza ll a ' L rc noH) Educatlon.NewJersey: ress(宮 田由紀 夫訳 『商業 化6
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I知識社会 における大学経営 -金沢上薬大学の事例研究 教育 課程 の所 定 レベル の学習 で得 た知識 弓支能 を総 す る大学』玉川 大学出版部,200)4. ( -1h 7 ). 3 eHL 'g eh Erd tuca∫ C lon a. iforni R l k Bar, . C ,(198 合 的 に応 用 して 、創 造 的 に問題 を発見 し、工 学 的 に pa : a d n L' Sh L dT ),eae 74 その解決方 法 を考察 し、かつ具体 的 に問題解 決 で き M. dMa ,I 血 b &: Ame nC eP kMc Hi ll oeg IIca f iPorna ress. h rc ・ ll. i C la he -an . T Graw f tyo D ' : U inversi i Jgu C hoen, Yor ることを習得す る、 7 学生 が 自 ら考 え自由 にモ ノづ くりを行 える場 、学生 Krrオ リジナルの教育 。 19 G ( . . ew denst.N L' TSe たちの夢 を育 むア トリエ と して設立 され た工作空間。 Mrr図書館 と以前か ら協 力関係 にあった。 羽 田貴 史 ( 『大 学論集』342, 2004)「企業 的大 学 経 営 と集 権 的分権 化」 R か つ て 大 成 功 を収 め た 日本 の 品 質 管 理 を支 え た `' 0. 4 1 -DCAサ イクル を、学 問 と しての品質管 理 (経 営工 p 市川 昭午 (200)1『未来形 の大学』玉川大学 出版部. 学 な ど)で はな く、大学 の工学系 のすべ ての学生 が 金 沢工業 大 学 ( して