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マルチメディアを活用した木製品の製作

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Academic year: 2021

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第 1 学年技術・家庭科(技術分野)学習指導案

1 単元名 「マルチメディアを活用した木製品の製作」

2 指導観

○ 社会ではよく「ものづくり」は「人づくり」であると言われ、ものづくりの大切さは人々が実

感している。このことは、物をつくることで自分の考えや努力が目に見える形となり、生活で利

用できる作品になるという喜びが味わうことができるからだと考える。しかし、ものが溢れる現

代において人々が物を作る機会は減り、材料を加工する能力も低下している。

また、現代は情報社会と言われ生活が便利になってきたが、技術の進展が早すぎ情報を適切に

活用できない人々が増えている。そのため、ディジタルデバイドなど深刻な問題がおきており、

人々が生活する上で適切に情報を活用する能力が求められている。

このような中、ものづくりや情報教育にかかわる技術・家庭科(技術分野)の指導における課

題は大きい。特に、平成 24 年度から完全実施される新しい中学校学習指導要領では、エネルギー

変換や生物育成に関する内容が必修として加わる方向にあり、縮減されてきた現行の授業時数の

増加は望めないため、効果的な指導が求められる。そこで、指導内容を関連させて配置し、体験

的・実践的な活動の中で、効果的に知識と技能を習得させることを目的とした指導が必要である

と考える。

○ 木工具の使用経験や操作に関するアンケートでは、生徒全員が「げんのうを使える」と答えて

いた。しかし、実技調査を行ったところ、げんのうの曲面側と平面側の使い分けができる生徒は

皆無で、工具の機能を生かした操作はほとんどできていなかった。このように生徒が「使える」

と思っている工具でも仕組みや操作方法についての知識がなく、材料の固定、姿勢、持ち方、面

の使い分けなど、工具の機能が生かされていないのが実態である。この実態から生徒の意識と実

際に違いがあることや、加工工具の操作における知識と技術が身に付いていないことが分かる。

また、情報の活用に関するアンケートでは、生徒全員が小学校の文集作りや総合的な学習の時

間の調べ学習などにおいて、コンピュータの操作を経験している。家庭でも 86%の生徒が、イン

ターネット、電子メール、年賀状作成などでコンピュータを活用した経験を持っている。しかし、

コンピュータの実技調査では、文書処理ソフトウェアにおける、ファイルの開き方、文字の入力、

ファイルの保存などの基本操作ができる生徒は少なく、生活で使える技術として定着していない

ことが分かる。これは、目的に応じて自らコンピュータを操作できていないことと、繰り返し操

作した経験がないことから活用できる力として身に付いていないと考える。

このような生徒の実態から、加工における基礎的な知識や技能の習得と明確な目的を持った情

報活用能力が必要であると考える。

○ 本単元では、加工技能と情報活用能力が効果的に高まるように、内容「A技術とものづくり」

の木製品の製作において、内容「B情報とコンピュータ」のマルチメディアを活用した活動を単

元に構成し指導にあたっていく。

具体的には、共通する作品の製作(題材1)と生徒が構想する作品の製作(題材2)の二つの

題材を設定し、生徒が工具の操作上の課題を解決したり、構想図・部品図・木取り図・製作工程

表を作成したり、成果や課題を整理したりするために、画像、図形、文書などの情報を活用する

活動を単元に構成し二つの能力を高めていくよう指導する。

このように、作品の製作や設計及び活動の記録の作成においてマルチメディアを活用すること

で、工具を操作する技能とコンピュータを操作し目的を持って情報を活用する能力が効果的に高

(2)

3 単元目標

4 単元計画

観点

目標

興味・関心

目的や見通しを持って加工工具やコンピュータを操作する態度が身に付く。

創意・工夫

各種のデータを活用し、工具の仕組みを生かした使い方、製作品の発表ができる。

技能

加工工具とコンピュータを適切に操作できる 。

知識・理解

加工工具とコンピュータの、仕組みや操作方法が理解できる。 加工技能 情 報 活 用 能 力 加 工 技 能 情報活用能力 第 1 時 め あ て「学 習の目 的を考えよう」 ○単 元の目 標を知る 。 ○学 習の流 れを確 認す る。 ○ 加工技能の課題 の確認 ○実態調査 の画 像の 提示活用 ○情報活用の 効果 第 2 時 め あ て「材 料の特 徴と 工具の 仕組み を 考えよう」 ○木 材の特 徴と工 具の 仕組み 、操作 を 知る 。 ○ディジタルカメラの 活用の 目的を 知 る。 ○ 木 工 具の 使用法 ○ディジタルカメラの活 用 目 的と 方法 ○材 料の 特徴 と工具の操 作についてプリントにま とめることができる。 ○ディジタルカメラ の使用目的 をプ リ ン トにまとめることが で き る。 第 3 時 材 料 取 り め あ て「トレーの 製作 1:ディジタル カ メ ラで動 作を確 認しながらけがき 線 に沿 って材 料を切断 しよう 」 ○材 料にけがきをして切断 する。 ○班 員の作業動作 を撮 影し課 題を考 え る。   ○ さしがねを使っ た け が き ○ 両刃のこぎりによる切 断 ○ 切断における課 題の把 握 ○ディジタルカメラによる 作 業 動 作の撮 影 ○さしがねを使いけがき ができる。 ○両 刃のこぎりの横 引き 刃を 使っ て材 料を切 断で きる 。 ○ディジタルカメラ で角 度や方 向を工 夫 して 撮影で き る。 第 4 時 め あ て「ディジタルカメラの 画像を 処 理し 、両刃 のこぎりの 操作の 問題点 を 考えよう」 ○作業動作 の課 題を考え修 正する 。 ○ 作業動作の修正 ○コンピュータに よ る画像 の 処理 ○作業動作の 課題をプリ ント にまとめることがで きる 。 ○文 書デ ー タに選 択 した 画像を 処理す る ことができる。 第 5 時 材 料 取 り め あ て「トレーの 製作 2:ディジタル カ メ ラで動 作を確 認しながら 材料を 正 確に 切断し よ う」 ○修 正した 作業動作で材料 を切断 す る。 ○ 切断 ○ディジタルカメラによる 修 正し た作業動作の撮 影、動 作 の確 認 ○けがき線に 沿って切断 で き る。 ○ディジタルカメラ で角 度や方 向を工 夫 して 撮影で き る。 第 6 時 部 品 加 工 め あ て「トレーの 製作 3:ディジタル カ メ ラで動 作を確 認しながら 部品加工 をしよう」 ○かんなと 木工や す り の使 い方を 知 る。 ○材 料の こ ば面にかんながけ 、こ ぐ ち 面にやすりがけをする。 ○ 切削 ○ 作業動作の修正 ○ディジタルカメラによる 作 業 動 作の撮 影、コンピュータ に よ る画像の 処理 ○かんなの構 造をプリン トにまとめることができ る。 ○かんな・やすりを使い 切削 ができる。 ○作業動作 を修正 す るために進 んでコ ン ピュータを 活用で き る。 第 7 時 組 立 て ・ 接 合 め あ て「トレーの 製作 4:ディジタル カ メ ラで動 作を確 認しながら 材料を 組 立てよう」 ○き り、両 口げんのうの使 い方を 知 る。 ○下 穴あけ 、釘接合 ○ 下穴あけ ○ くぎ打ち ○ 作業動作の修正 ○ディジタルカメラによる 作 業 動 作の撮 影、コンピュータ に よ る画像の 処理 ○両 口げんのうの構 造を プリントにまとめること ができる。 ○材 料を 正確 に接合でき る。 ○作業動作 を修正 す るために進 んでコ ン ピュータを 活用で き る。 第 8 時 仕 上 げ め あ て「トレーの 製作 5:作 品を仕 上 げ、 作品の 特徴を 画像 で表現 しよう 」 ○紙 やすり 、水 性ニス を使っ て作品 を 仕上 げる。 ○ 素 地 磨き ○ 刷 毛 塗り ○完 成した 作品の撮 影 ○木 目に 沿っ て仕上げの 作業 ができる。 ○製作品の 形が表 現 できるような角度 や 方向 から撮影 でき る。 第 9 10 時 め あ て「コンピュータ で製作 の記録 を ま と め、成 果や作 品の 良さを 伝え合 お う」 ○作 業を終 えての 成果 、課題 をパ ソ コ ンで 製作記録にまとめ 、内容 を発表 す る。 ○ 加工技能の成果 の確認 ○コンピュータに よ る製 作 記 録の 作成 ○コンピュータ、提示装置 を 使っ た製作 における成果の 発 表 ○加工技能の 成果を製作 記録 にまとめることがで きる 。 ○製作記録 を文 書 処 理ソフトウェアで 作 成し 、発表 できる 。 加工技能 情 報 活 用の実践力 加 工 技 能 情報活用 の実践力 第 1 時 め あ て「作 品を構想図で表 そう」 ○題 材1の 製作記録か ら作業内容を 振 り返 る。 ○構 想した 作品を キャビネット図で 表 す。 ・使用目的 、製作品の 機能、 材料の 大 きさ 、時間 ○ 題材 1の振り 返り ○ 作品 を構想 する。 ○題 材1製作記録の 提示 ○構想図の作 成 ○製作品を構 想で き る。 ○文書処理ソフト ウ ェ アを操作 でき る。 第 2 3 時 め あ て「部品図・ 木取 り図、 工程表 を 作成 しよう 」 ○構想図を 基に、 部 品 図を作 成する 。 ○部品図を 基に、 工 程 表を作 成する 。 ○ 題材 1の振 り返り ○文書処理 ソフトウェアを 活 用し て部 品 図、工 程 表の作 成 ○部品図・木 取り図、工 程表 を作成 できる 。 ○文書処理ソフト ウ ェ アを操作 でき る。 第 4 9 時 製 作 め あ て「工程表に 沿っ て構想 した作 品 を製 作し よ う」 ○材料取り ○部品加工 ○組 み立て ・接 合、仕 上げ ○ 作品 の製作 ○ 課題 の解決 ○情 報の活 用 ○工程表に沿 って製 作で きる 。 ○安 全に 配慮 し工具を適 切に 操作で き る。 ○コンピュータを 操 作し 進んで 情報を 活 用している 。 め あ て「作 品の成 果を発表 しよう 」 ○プレゼンテーションソフト ○製作活動の 成果をプリ ○プレゼンテーショ 第 2 次 構 想 時間 評 価 規 準 時間 製作 段階 学習活動・ 内容 活動 の流れ 第 1 次 ○学 習の目 的、流 れが分 かる 。 活動 の流れ 評 価 規 準 学習活動・ 内容 製作 工程 ∼ ∼ ∼

(3)

5 単元の指導計画

(1) 本時 第 1 次、1/10 時

ア 本時の指導観

本時では、

生活において加工技能と情報活用能力を高めることが必要であると言うことを理解させ、

本単元における学習の流れを説明する。

手立てとしては、ビデオやインターネット教材などを基に、感想や意見を交流させる中で、加工技

能と情報活用能力を高める本単元の学習の意義を理解させる。

イ 主眼

○ 生活における加工技能と情報活用能力の必要性を知る。

ウ 準備

① コンピュータ ② 学習プリント ③ スクリーン ④ 学習計画表

段階 学習活動・内容 教師の支援と指導上の留意点 準備 配時 導入 1 本時の学習内容を確認する。 ○ 生活とものづくり 2 自分達の実態をとらえ単元の流れを確認す る。 ○ ものづくりの経験の振り返り ○ コンピュータの操作経験の振り返り ○ 単元の流れを確認する ○ 感想の発表 3 本時のまとめをする ○ 生活用品と加工技能のかかわりを理解させるために、 家具の生産過程をしめしたリアルタイム画像を提示す る。 ○ 加工技能における実態を確認させるために、事前に行 った加工経験に関するアンケート結果や小学校時につ くった作品を写した画像を提示する。 ○ コンピュータの操作技能における実態を確認させる ために、事前に行ったコンピュータの操作に関するアン ケート結果や小学校時につくった文集などの作品を提 示する。 ○ 学習の目的や単元の流れを理解させるために、加工技 能と情報活用能力がどう高まっていくかを説明し学習 計画表にまとめさせる。 ○ 次時からの学習意欲を喚起させるために、学習してい くことの必要性について感じたことを発表させる。 ○ 発表を聞いて感じたことなどを数名の生徒に発表さ せる。 ① ② ③ ① ① ④ 15 分 30 分 5 分

めあて

学習の目的を考えよう

(4)

(2) 本時 第 1 次、2/10 時

ア 本時の指導観

本時の導入では、巧みの技の動画を用い、生活を豊かにするために受け継がれている技術のよさに

触れさせ、加工技術を習得する活動への意欲を喚起させる。次に学校で使われている金属製品、木製

品、プラスチックな製品の画像をパソコンで提示し、

「なぜ、金属なのか」

「なぜ、木材なのか」

「なぜ

プラスチックなのか」と問いかけ、その解答から材料の特徴に気付かせる。また、金属の弾性・塑

性や木材の繊維方向の実験を行い、その現象を目で見て確認することで材料の特徴を理解させる。

イ 主眼

○ 金属、木材、プラスチックの特徴と工具の仕組みを理解する。

○ ディジタルカメラを活用する目的を理解する。

ウ 準備

①コンピュータ ②プロジェクタ ③スクリーン ④巧みの技の動画 ⑤アルミ板

⑥形状記憶合金 ⑦バルサ板 ⑧シャボン玉液 ⑨金きりはさみ ⑩プラスチックカッター

⑪ 両刃のこぎり⑫ 振り返りシート

段階 学習活動・内容 教師の支援と指導上の留意点 準備 配時 導入 展開 まとめ 1 本時の学習内容を確認する。 ○ 生活の中の加工技術の役割を知る。 2 金属、木材、プラスチックを比較し、材料 の特徴と加工法について知る。 ○ 生活に使われている材料 ○ 金属材料の特徴 ・弾性、塑性、さび、熱や電気の伝導性 ○ 木材の特徴 ・木目、暖かさ、やわらかさ、腐る ○ プラスチックの特徴 ・透明、熱で溶けやすい。 ○ 金属、木材、プラスチックの特徴と工具の 仕組み 3 自分の加工技術の課題を考える。 ○ ディジタル画像の必要性を知る。 4 本時の内容をまとめと次時の予告を聞く。 ○ 振り返りシートの記入。 ○ 受け継がれてきた加工技術を動画から技術 と生活のかかわりを感じ取らせる。 ○ 学校で使われている多くの製品を部分的に 確認させるためにパソコンの拡大画像で示す。 ○ 実際の性質を視覚で確認させるためにアル ミ板を折り曲げ、弾性、塑性の演示実験、形状 憶合金の弾性を利用した演示実験をする。 ○ 木材とシャボン玉液を使ってシャボン玉を つくり、繊維質であることを知らせる。 ○ CDケースを準備提示し、透明であることや 割れやすいことに気付かせる。 ○ 金属、木材、プラスチックを切断する工具を 提示し、その機能を確認させる。 ○ 画像の活用の効果に気付かせるために実態 調査で加工した材料とディジタルカメラの画 像を提示する。 ○ これからの学習に見通しを持たせるために 単元の目的を説明する。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨⑩ ⑪ ⑫ 15 分 20 分 10 分 5分

めあて

材料の特徴と工具の仕組みを理解しよう

(5)

(3) 本時 第 1 次、3/10 時

ア 本時の指導観

本時は、

生徒が両刃のこぎりで切断する際の動作を、

班で互いにディジタルカメラを使って撮影し、

画像で自分たちの動作を確かめながら、操作の問題点を明らかにする。この画像を活用することで、

班員によるアドバイスも的確にできると考える。また、作業動作の課題を明確にするために生徒同士

で撮影した画像を使うことで、目的を持った情報の収集と必要な情報であるかの判断ができると考え

る。

イ 主眼

○ 材料に必要な寸法をとり、基準面に対して垂直、水平線をかくことができる。

○ 両刃のこぎりの横引きと縦引きの使い分けができる。

○ ディジタルカメラで班員の作業操作の課題が分かるように撮影できる。

ウ 準備

①コンピュータ ②プロジェクタ ③スクリーン ④ディジタルカメラ ⑤材料 ⑥さし金

⑦両刃のこぎり ⑧振り返りシート

段階 学習活動・内容 教師の支援と指導上の留意点 準備 配時 導入 展開 まとめ 1 本時の学習内容を確認する。 ○ 木製品の加工工程 ○ 題材1の作品名 2 材料にけがきをする ○ 材料の配布 ○ 材料の寸法と切り代、削り代 ○ さしがねの使い方 ○ けがき作業 3 両刃のこぎりの操作方法を知る。 ○ 両刃のこぎりの各部の名称 ○ 両刃のこぎりの仕組みと安全な操作 4 ディジタルカメラを使う目的・操作を確認 する ○ 目的: ○ 撮影方法 ○ 操作方向 ○ 撮影の分担、記録 5 板材を切断する。 ○ 工具、ディジタルカメラの準備 ○ 切断、撮影 ○ 後片付け 6 本時の内容をまとめる。 ○ 振り返りシートの記入 ○ 実態調査の結果から、製作の手順を考えさせ る。 ○ 材料が長いので、安全のために持ち運ぶ時に 注意させる。 ○ 目盛りなどが分かりやすいように拡大画像 を使って説明する。 ○ 操作する手元を拡大した画像や動作する目 線からの画像を使って説明する。 ○ 動作の確認がしやすいような撮影方向を数 名の生徒に発言させる。 ○ 撮影者は、班で分担させる。 ○ ディジタルカメラの画像を上手く活用して いる班を紹介する。 ○ 次時の目標も持たせるために課題や成果を まとめさせる。 ①②③ ⑤⑥ ④⑤⑦ ⑧ 5分 10 分 10 分 20 分 5分

めあて

トレーの製作1:ディジタルカメラで動作を確認しながら、けがき線に沿って材料を切断しよう

(6)

(4) 本時 第 1 次、4/10 時

ア 本時の指導観

本時で生徒は、正確な加工ができるように作業動作の画像をコンピュータで編集し、両刃のこぎり

の操作における課題を検討する。この活動では、情報を処理・表現する力を高めたり、加工における

作業動作を修正したりすることができると考える。課題を検討する際には、加工した材料や正しい動

作の画像と比較させたり、班員からのアドバイスカードを参考にさせたりして、作業動作の操作の課

題が明確になるように指導する。

イ 主眼

○ ディジタルカメラで撮影した画像を処理し、両刃のこぎりの操作の課題を解決できる。

ウ 準備

①コンピュータ ②振り返りシート ③アドバイスカード ④振り返りシート

段階 学習活動・内容 教師の支援と指導上の留意点 準備 配時 導入 展開 まとめ 1 本時の学習内容を確認する。 ○ さしがね、両刃のこぎりの使い方の課題 ○ さしがねの操作の問題点と解決法を考え る。 2 パソコンのディスプレイに作業中の写真 を表示する。 ○ パソコン本体の起動 ○ 画像の保存 ○ 画像表示 3 両刃のこぎりの操作の課題と解決法を明 らかにする。 ○ 切断した材料の切断面と編集した作業動 作の画像を比較する。 ○ 正しい作業動作の画像と自分の作業動作 との画像を比較する。 ○ 撮影した班員の作業動作の課題や解決法 をアドバイスカードに記入する。 ○ 自分の作業動作の課題を整理する。 4 本時のまとめをする。 ○ 振り返りシートの記入 ○ 振り返りシートのまとめプリントから課題 や成果を全体に知らせ共有化させる。 ○ 効率よく作業させるために LANを使って共有 フォルダから自分のフォルダにコピーさせる。 ○ 加工技能の課題が分かるように文書処理ソ フトウェアに挿入し編集して活用させる。 ○ 整理した内容はプリントに記入させ、友達の 考えなどの参考となる意見を付け加える。 ○アドバイスとしての意見を参考にしながら課 題の解決法を考えさせる。 ○ 次時の目標も持たせるために課題や成果を まとめさせる。 ② ① ③ ④ 10 分 15 分 20 分 5分

めあて

ディジタルカメラの画像を処理し、両刃のこぎりの操作の課題を解決しよう

(7)

(5) 本時 第 1 次、5/10 時

ア 本時の指導観

本時では、生徒が両刃のこぎりの操作上の課題が解決できたかを確認するために、ディジタルカメ

ラで撮影した画像を活用し作業を進めるように指導する。生徒が画像を活用し、効率よく正しい両刃

のこぎりの作業動作を習得することがねらいである。加工におけるこれまでの共通課題を提示し、材

料の固定の仕方、作業姿勢などを意識させる。

イ 主眼

○ 両刃のこぎりを使って、けがき線に沿って材料を切断できる。

○ 成果の確認ができるように、正面、左側面など角度を変えて撮影できる。

できる。

ウ 準備

①コンピュータ ②プロジェクタ ③スクリーン ④ディジタルカメラ ⑤材料 ⑥両刃のこぎり

⑦さし金 ⑧振り返りシート

段階 学習活動・内容 教師の支援と指導上の留意点 準備 配時 導入 展開 まとめ 1 本時の学習内容を確認する。 ○ けがき、切断における課題の解決法 2 材料を切断する ○ 材料と工具、ディジタルカメラの準備 する。 ○ 切断、撮影 ○ 枠板のけがき、切断 ○ こぐち面の部品加工 ○ 後片付け 3 本時のまとめをする。 ○ 振り返りシートの記入 ○ 前時までの学習内容を深めるために、課題の 解決法まとめた表を提示し、取り入れられるも のはメモを取らせる。 ○ 切り落とした材料は準備や片付けが早く済 むように、各自で準備してきた紙袋に入れるよ う指示する。 ○ ディジタルカメラは、課題の解決ができてい るかの確認や記録としてまとめるときに使用 する目的であることを説明する。 ○ 製作の見通しを立てるために、作業終了時 間、片付けの時間を告げておく。 ○ 成果が分かるように前回の画像と比較でき るような方向を考えさせる。 ○ 工具は次の人が使いやすい方向に並べさせ る。 ○ 次時の目標も持たせるために課題や成果を まとめさせる。 ①②③ ④⑤⑥ ⑦ ⑧ 10 分 35 分 5分

めあて

トレーの製作2:ディジタルカメラで動作を確認しながら、材料を正確に切断しよう

(8)

(6) 本時 第 1 次、6/10 時

ア 本時の指導観

本時で生徒は、切削した材料を点検し、こば、こぐちの切削作業を行う。かんなについては、工具

の破損や作業の効率を考え、刃の調整をしたものを準備しておき、材料の固定の仕方や作業の動作を

習得することを目標として作業させる。こぐち面の切削については、かんなを使うと材料に割れが生

じることがあるので木工やすりで行うように指導する。

作業動作の確認が必要な生徒については、ディジタルカメラが活用できるように準備しておく。

イ 主眼

○ 材料を固定し、かんなや木工やすりを使って、けがき線に沿って切削できる。

○ 情報を活用し作業動作を修正できる。

ウ 準備

①コンピュータ ②プロジェクタ ③スクリーン ④ディジタルカメラ ⑤材料 ⑥かんな

⑦木工やすり ⑧紙やすり ⑨工程表 ⑩振り返りシート

段階 学習活動・内容 教師の支援と指導上の留意点 準備 配時 導入 展開 まとめ 1 本時の学習内容を確認する。 ○ 部品の加工の目的、工具の種類、作業動作 を知る。 2 部品を加工する。 ○ かんなの仕組み・使い方 ○ 木工やすりの使い方 ○ 工具、機器の準備 かんな、さしがね、木工やすり、紙やすり ○ 切断した材料の準備と部品点検 ○ 部品加工 ・ こば面の切削 ・ こぐち面の切削 ・ 後片付け 3 本時のまとめをする。 ○ 振り返りシートの記入 ○ かんな使い方については、巧みの技の動画を 振り返り基本動作を確認させる。 ○ 教師が演示し、あて木の使い方や水平に固定 すること、使用後のかんなの置き方などの注意 点を説明する。 ○ かんなの作業動作と関連づけながら説明す る。 ○ 正確な仕上げができるように、かんな刃の調 整をしておく。 ○ 正確な部品加工ができるように仮組み立て をさせて点検させる。 ○ 机間指導をして、作業が遅れがちな生徒に は、補助をする。 ○ 机間指導をして、刃の調整や上手く操作でき ない生徒に操作や固定の仕方を助言したり、演 示したりする。 ○ 机間指導をして「中高」や「だれ」が起こり にくいように操作や固定の仕方を助言したり、 演示したりする。 ○ 次時の目標も持たせるために課題や成果を まとめさせる。 ①②③ ⑨ ④ ⑤ ⑥ ⑦⑧ ⑩ 10分 5分 30分 5分

めあて

トレーの製作3:ディジタルカメラで動作を確認しながら、部品加工をしよう

(9)

(7) 本時 第 1 次、7/10 時

ア 本時の指導観

本時で生徒は、げんのう使って、接合・組立てを行う。実態調査では、生徒が最も使った経験があ

る工具だったが、実技調査では、曲面側、平面側の使い分けが、一人もできなかった。また、下穴あ

けの実技調査では、垂直に穴があけられなかったり、しっかり固定できなかったりして、くぎがまっ

すぐ打てない生徒が半数いた。したがって、接合・組み立ての説明では失敗例の原因を画像で示し、

きりやげんのうの操作の仕方を理解させて作業させるようにする。

作業動作の確認が必要な生徒については、これまで使ったディジタルカメラが利用できるように班

に配布しておき積極的に活用させる。

イ 主眼

○ きりで垂直に下穴をあけて、げんのうを使ったくぎ打ちができる。

○ 情報を活用し作業動作を修正できる。

ウ 準備

① コンピュータ ②プロジェクタ ③スクリーン ④ディジタルカメラ ⑤材料

⑥両口げんのう ⑦工程表 ⑧振り返りシート

段階 学習活動・内容 教師の支援と指導上の留意点 準備 配時 導入 展開 まとめ 1 本時の学習内容を確認する。 ○ 両口げんのうの平面側、曲面側の観察 ○ 平面側、曲面側の使い分け 2 組み立ての手順を知る。 ○ 下穴のけがき ○ 四つ目ぎりによる下穴あけ ○ 接着材の必要性 ○ 両口げんのうの平面側によるくぎ打ち ○ 両口げんのうの曲面側によるくぎ打ち ○ くぎ抜きの使い方 3 材料を組み立てる。 ○ 工具、材料の準備 ○ 下穴のけがき、下穴あけ ○ 接合 ○ 後片付け 4 本時のまとめをする。 ○ 振り返りシートの記入 ○ 拡大画像で両口げんのうに、平面側、曲面側 があることに気付かせる。 ○ 使い分けの仕方が予想できた数名の生徒に、 釘打ちを実演させる。 ○ 作業の様子が見やすいように動画を使って 生徒の表情や反応を見ながら説明する。 ○ 手首、肘、方を支点にした打ち方を演示し比 較させる。 ○ 材料に傷が付かないように、あて木などの必 要性を知らせる。 ○ 作業動作の確認するためにディジタルカメ ラを各班に配布する。 ○ きりに適切な深さの印をつけておく。 ○ 次時の目標も持たせるために課題や成果を まとめさせる。 ①②③ ⑨ ①②③ ④⑤⑥ ⑦ ⑧ 5分 10 分 30 分 5分

めあて

トレーの製作4:ディジタルカメラで動作を確認しながら、材料を組立てよう

(10)

(8) 本時 第 1 次、8/10 時

ア 本時の指導観

本時で生徒は、組み立てた作品の素地みがきをして塗装を行う。素地みがきで使用する紙やすりに

ついては、部品加工で使ったものとの違いを手触りや番号で確認させ、用途により使い分けが必要な

ことを知らせる。ニスは安全のために水性のものを用い、十分換気した上で作業させる。また、気泡

が発生しないように、ニスを入れた缶を技術室の日光のあたらない場所に置き、日陰で作業させる。

イ 主眼

○ 木材の繊維方向に沿って素地みがき、刷毛塗り塗装ができる。

○ 作品の形状や特徴が分かるように工夫して撮影できる。

ウ 準備

①コンピュータ ②プロジェクタ ③スクリーン ④材料 ⑤刷毛 ⑥紙やすり ⑦木片

⑧研磨材料 ⑨工程表

段階 学習活動・内容 教師の支援と指導上の留意点 準備 配時 導入 展開 まとめ 1 本時の学習内容を確認する。 ○ 今までの作品を見て仕上げの方法を知る。 2 紙やすりの種類と使用法を知る。 ○ 紙やすりの起源 ○ 紙やすりの研磨剤の種類 ○ 紙やすりの使用法 3 刷毛塗り塗装の目的・方法を知る。 ○ 目的 外観、材料の変形や腐食の防止 ○ 刷毛塗り塗装 ・ 下塗り、上塗り 4 塗装し、仕上げをする。 ○ 工具、材料の準備 ○ 素地みがき ○ 刷毛塗り塗装 ○ 後片付け 5 本時のまとめをする。 ○ 振り返りシートの記入 ○ 生徒作品や生活に使われている木製品の画 像から仕上げの方法を考えさせる。 ○ 貝殻など紙やすりとして使えそうなものを 提示し予想させる。 ○ 紙やすりの裏面に書かれている記号を、部品 加工で用いたものと比較させる。 ○ 木に巻きつけ、木目に沿った研磨を実演す る。 ○ニスを塗っていない材料、二度塗り、三度塗り の材料を提示し比較させることで、仕上がりをイ メージさせる。 ○ 安全のため換気を十分行う。 ○ 日の当たる場所で塗装を行うと塗装した面 に気泡が発生し泡立つので、日陰で行わせる。 ○ 机間指導をして、刷毛の使い方についての助 言や乾かす場所の指示をする。 ○ 次時の目標も持たせるために課題や成果を まとめさせる。 ① ② ③ ⑨ ⑧ ⑥⑦ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑨ ⑦ 5分 5分 10 分 25 分 5分 めあて トレーの製作5:作品を塗装して仕上げ、形状や特徴が分かるように撮影しよう

(11)

(9) 本時 第 1 次、9∼10/10 時

ア 本時の指導観

本時で生徒は、作業工程を振り返りコンピュータを使って製作記録を作成する。そのために、生徒

の作業中の画像などは、取り出しやすいようにクラス、班別に整理し共有フォルダに保存しておく。

文書の作成では生徒の作業進度に差が出ないように、必要事項を記入させた後、画像の処理などの工

夫するための操作をさせるようにする。

製作発表会では、製作記録をスクリーン提示し、成果や工夫したところを中心に発表させ意見を交

換することで、成果を共有したり、作品利用の価値を深めたりすることができると考える。

イ 主眼

○ 加工技能の成果や製作品の用途、画像を文書処理ソフトウェアでまとめ内容を発表できる。

ウ 準備

①コンピュータ ②工程表 ③発表記録用紙

段階 学習活動・内容 教師の支援と指導上の留意点 準備 配時 導入 展開 まとめ 1 本時の学習内容を確認する。 ○ 作業工程を振り返る ○ 製作記録の目的 2 製作記録を作成する。 ○ パソコンの起動 ○ 製作記録形式の読み込み ○ 画像の保存 ・作品 ・各工程の作業中の画像 ・使用した工具の画像 ○ 成果の記入 ○ 画像の挿入 ○ 画像の編集 ○ 文書データの保存 3 本時のまとめをする。 ○ パワーポイントを使った画像で、作業の流れ や工具の操作の仕方を振り返らせる。 ○ 題材2の作品の構想で活用することを説明す る。 ○ LAN を使って共有フォルダから自分のフォル ダにコピーさせる。 ○ 内容が整理しやすいように作業工程順に記 入させる。 ○ オートシェイプの塗りつぶし機能などを紹 介し、それぞれの長所、短所を説明する。 ○ 図の拡大、縮小については縦横比が同じにな るように注意させる。 ○ 作品を点検しやすいようにファイル名を統 一したものにする。 ○ 次時の発表会がスムーズに進行できるよう に目的、説明時間を告げておく。 ① ② 5分 40 分 5分 導入 展開 まとめ 1 本時の学習内容を確認する。 ○ 発表における注意 2 発表 3 本時のまとめをする。 ○ 発表するときの声の大きさ、説明時間、発表 順を確認する。 ○ 成果を認め合ったり、アドバイスしたりでき るように記録をとらせながら聞かせる。 ③ 5 分 40 分 5分

めあて

コンピュータで製作の記録をまとめ、成果や作品の良さを伝え合おう。

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(10) 本時 第2次、1/11 時

ア 本時の指導観

第2次では、第1次の学習したものづくりの技能を生かして、作品の設計から製作までを生徒自ら

が行う。その第1時である本時は、家庭で役立つ製品アンケートを参考に作品の機能を考えた作品を

構想させる。次に加工法や構造、作業時間を考え具体化した上でパソコンを使って作品をキャビネッ

ト図で表すよう指導する。

また、コンピュータに製作品のリストや接合方法などをデータベース化しておき、自分達で調べて

構想を具体化できるように指導する。

イ 主眼

○ 構想した作品を図形処理ソフトウェアでかくことができる。

ウ 準備

①作品 ②アンケート ③コンピュータ ④学習プリント ⑤材料 ⑥振り返りシート

段階 学習活動・内容 教師の支援と指導上の留意点 準備 配時 導入 展開 まとめ 1 本時の学習内容を確認する。 ○ 題材1の振り返り ○ 題材2の学習の目的と設計から製作まで の流れの確認 2 作品を構想する。 ○ 材料の確認 ○ 使用目的、使用条件 ○ 製作品の形、構造 3 構想した作品を図で表す ○ キャビネット図のかき方 ○ 図形処理ソフトウェアの使い方 ○ 作図 ○ 保存 4 本時の内容をまとめと次時の予告を聞く。 ○ 振り返りシートの記入。 ○ 製作品をイメージさせるために、これまでの 生徒が製作した作品などを見せる。 ○ 製作品のリストを提示しアイデアを加えた 作品にするように指示する。 ○ 完成品のイメージが明確になるように実際 の材料を配布する。 ○ 製作の目的を明確にするために、家族に聞い た生活で必要な製品アンケートを基に考えさ せる。 ○ 形を決めるためにデータベース化した作品 サンプル集を活用させ、興味を持った作品は構 想図をかく用紙に貼り付けさせる。 ○ 意欲を喚起させるために、数名の生徒の図を 提示する。 ① ④ ④ ② ③ ③ ⑥ 5 分 20 分 20 分 5分

めあて

作品を構想図で表そう

(13)

(11) 本時 第2次、2∼3/11 時

ア 本時の指導観

本時は、構想図を基に部品図、工程表を作成させる。部品図では寸法が分かりやすいように、10 分

の 1 に縮小した部品図をコンピュータでかかせ、その作図した部品を貼り付けるなどして効率よく工

程表を作成させる。この工程表には、作業内容、使用する工具、注意事項、組み立て順などを記入さ

せ、生徒が状況に応じて修正する内容や課題を記入できるような表にする。この表を毎時間点検する

ことで生徒の作業の進行状況を把握したり、製作のアドバイスをしたりするためにも活用していきた

いと考えている。

イ 主眼

○ 文書処理ソフトウェアを使って部品図、木取り図、工程表を作成できる。

ウ 準備

①コンピュータ ②学習プリント

段階 学習活動・内容 教師の支援と指導上の留意点 準備 配時 導入 展開 まとめ 1 本時の学習内容を確認する。 ○ 構想図の確認 ○ 作品の部品数・種類 2 部品図をかく。 ○ 図形処理ソフトウェアの使い方 ○ 作図 3 工程表を作成する。 ○ 加工工程の確認 ○ 加工する部品の確認 ○ 工程表の作成 4 本時まとめをする。 ○ 進度を確認し次時の目標を立てる。 ○ 次時からの製作に向けて、準備するものを 確認する。 ○ 部品図作成のために、接合時の部品の組み合 わせ方を確認させる。 ○ 部品図がかきやすいように、部品を種類別に 分け構想図の部品に番号を付けさせる。 ○ 板材からの部品のとり方が分かるように 10 分の1に縮小した板材に、部品図を重ねさせ る。 ○ 机間指導をして、作図が進まない生徒に助言 をする。 ○ 工程表の必要性を加工手順の失敗例をパワ ーポイントで示し考えさせる。 ○ 加工工程の内容や流れを確認させるために、 題材1の製作記録を利用させる。 ○ 効率よく活動させるために部品図を利用し て寸法を考えさせる。 ① ① ② 10 分 40 分 40 分 10 分

めあて

部品図、木取り図、工程表を作成しよう

(14)

(12) 本時 第2次、4∼9/11 時

ア 本時の指導観

本時から生徒は、工程表に沿って構想した作品を製作する。生徒は、さしがね、両刃のこぎり、か

んな、げんのうなどの工具の操作技能を題材1で習得しているが、作業中の課題などに対して自分で

調べることができるように、工具の使用法などの情報をコンピュータに情報を記録しておく。記録す

る内容は、工具の適切な使い方、操作の手順、くぎを抜くなど失敗への対応の仕方などで検索しやす

いように分類しておく。また、生徒が動作を確認したいときのためにディジタルカメラも準備してお

き、自分たちの手で作品を完成させた成就感を味わうことができるような環境をつくり、作業させた

いと考えている。

イ 主眼

○ 安全に配慮し正しい服装で作業できる。

○ 工具を適切に選択・操作し工程表に沿って作品を仕上げることができる。

ウ 準備

①コンピュータ ②工程表 ③工具 ④振り返りシート

段階 学習活動・内容 教師の支援と指導上の留意点 準備 配時 導入 展開 まとめ 1 本時の学習内容を確認する。 ○ 安全な作業 ○ 班の役割分担 2 工程表に沿って作業する。 ○ コンピュータを使う目的、使い方の確認 ○ 材料や工具の準備 ○ 作業 3 本時のまとめをする。 ○ 作業においてけががないように、服装を始め としたきまりについて指導する。 ○ 集団として作業を。効率よく行うために班で 工具、材料などの準備・片付けなどを分担させ る。 ○ 作業内容や工具の使い方、作業動作の確認が 必要なときのために、それらの情報を記録した コンピュータやディジタルカメラを準備して おく。 ○ 切り落とした材料は準備や片付けが早く済 むように、各自で準備してきた紙袋に入れるよ う指示する。 ○ 製作の見通しを立てるために、作業終了時 間、後片付けの時間を告げておく。 ○ 机間指導をして、作業が思うように進まない 生徒に支援や助言をする。 ○ 作業における課題に対応できるように、コン ピュータやディジタルカメラを積極的に使え るように各班に準備しておく。 ② ① ① ③ 10 分 30 分 10 分

めあて

工程表に沿って構想した作品を製作しよう

・けがき(さしがね) ・切断(両刃のこぎり) ・部品加工(かんな、木工やすり、紙やすり) ・部品点検(さしがね) ・仮組み立て ・組み立て、接合(げんのう) ・素地磨き(紙やすり)

(15)

(13) 本時 第2次、10∼11/11 時

ア 本時の指導観

本時は、製作した作品の生活での利用の様子や加工技能の成果をまとめさせ、プレゼンテーション

ソフトウェアを使って発表させる。生徒は、そのためのデータとして家庭で使用している作品をディ

ジタルカメラで写し、その画像を使って発表する。その発表のために、プレゼン資料を作成さること

で生徒は、情報を活用する力を実践し、加工技能の成果の確認とその成果である作品の有効な活用が

できると考える。

イ 主眼

○ プレゼンテーションソフトウェアを使って活動のまとめを発表できる。

○ 生活で活用している作品をディジタルカメラで撮影し編集できる。

ウ 準備

①コンピュータ ②プロジェクタ ③スクリーン ④記録用紙

段階 学習活動・内容 教師の支援と指導上の留意点 準備 配時 導入 展開 まとめ 1 本時の学習内容を確認する。 ○ 前時までの復習をする。 2 プレゼンテーションソフトウェアを使っ て発表の資料・原稿を作成する。 ○ プレゼンテーションソフトウェアの使い 方 ○ プレゼン資料の作成 ・タイトル、見出しを書く。 ・写真の選択、挿入、編集 ○ 発表原稿の作成 ○ 保存 3 本時のまとめをする。 ○ 成果を確認するために題材1の製作から、前 時までの製作過程を振り返り、加工工程におけ る作業内容を確認させる。 ○ これまで情報として収集・編集した数名の生 徒の情報を提示し、情報活用における成果を確 認させる。 ○ 練習としてソフトウェアを起動させ、基本的 な文字の書き方や写真の挿入の仕方を練習さ せる。 ○ 写真の編集については、伝える目的で見やす いような工夫をさせる。 ○ 発表の時間を統一するため、発表原稿の字数 の範囲を指定する。 ○ 次時の発表会がスムーズに行くように発表 順や要領を伝えておく。 ① ② ③ ① ② ③ 5分 40 分 5分 導入 展開 まとめ 1 本時の発表会の目的・流れについて確認す る。 2 プレゼンテーションソフトウェアを使っ て作品発表会をする。 3 本単元のまとめをする。 ○ 発表内容の記録をとらせ、作品の長所や友好 な活用方法についての友達の意見を事後に知 らせる。 ○ 作品を完成させる過程で協力し合って作業 できた点などを中心にまとめの話をする。 ① ② ③ ④ 5分 40 分 5分

めあて

作品の成果を発表しよう

参照

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