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オノマトペと生体データを活用したストレス状態可視化の取り組み

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Academic year: 2021

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オノマトペと生体データを活用した

ストレス状態可視化の取り組み

坂口 憲一

*

Kenichi Sakaguchi

株式会社テクノソリューション

Technosolution Co., Ltd.

要旨:我が国の情報通信業では,メンタルヘルス問題が深刻である.開発ガイドラインの策定や スキルの標準化,工程管理の可視化が進められているが,問題解決に至っていない.国内の人材 供給力が低下するなかで,プロジェクトマネージャはプロジェクトの生産性と採算を管理するう えで重要な納期厳守を達成するために,開発要員の離脱防止策の実施が急務である.本稿では, オノマトペを用いたアンケート調査を実施し,ソフトウェア技術者の仕事の量・難易度・進捗状 況・気持ちを分析するとともに,眼電位センサーによる集中力および心拍センサーによる心拍変 動(RRI・LF/HF)の計測からストレス状態を可視化し,オノマトペによる感情表現と生体デー タの関連性抽出に取り組んでいる.

1.IT 人材不足の現状

近年,国内企業の情報化投資が拡大傾向である. しかし,少子化および国内 IT 関連職種の人気低下に 伴う国内の人材供給力が低下していることから IT 人材不足はより一層深刻化しているとともに,IT 人 材の高齢化も進展している[1][2]. ところが,IT 人材のメンタルヘルス問題が人材不 足に拍車をかけている.具体的には,メンタルヘル ス不調により連続 1 か月以上休業または退職した労 働者の割合が,我が国の全産業平均で 0.4%(休業), 0.2%(退職)であるが,情報通信業では 1.3%(休業), 0.4%(退職)となっており,全産業の約 2~3 倍にも 相当している[3].これに対応するべく官民挙げて標 準的な開発ガイドラインの策定や IT スキルの標準 化,工程管理の可視化,人材育成支援策などを進め ているが,残念ながら問題解決に至っていない.

2.プロジェクトマネージャの役割

IT 人材不足に直面しているソフトウェアの開発現 場では,ベンダー側の最終責任者であるプロジェク トマネージャの IT 人材に対する関与がさらに重要 となってきている.図 1 に示すとおり,プロジェ * 連絡先:株式会社テクノソリューション 〒104-0033東京都中央区新川 2-21-10 E-mail:sakaguchi@technosolution.co.jp URL:https://www.technosolution.co.jp クトマネージャは顧客企業との折衝(要求事項,予 算,納期など)およびベンダー側の調整(要員・工 程・予算・外注・品質の各管理)が必要である. ベンダー 顧客企業 エンドユーザー (最終利用者) システム担当者 プロジェクト マネージャ システムエンジニア (SE) プログラマ (PG) 営業担当者 法務担当者 人事担当者 フリーランス 協力会社 (技術者) 派遣会社 (技術者) 購買担当者 経理担当者 Rule Money Manpower Knowledge Money Money Money Money Money Money Money Knowledge Knowledge Knowledge System System Manpower Manpower Manpower Manpower Manpower Rule Rule Rule Rule Rule Rule Rule Rule System 図 1 ステークホルダー 昨今のソフトウェア開発作業では,共通フレーム ワークの導入やソフトウェアの部品化,テスト作業 の自動化等に伴い省力化が図られているものの,依 然としてソフトウェア技術者による人手作業が中心 である.そのため,図 2 に示すとおり,ベンダー側 単独で統制可能な「開発要員の確保」がプロジェク ト成功の前提条件であり,IT 人材不足や知的資産の 蓄積,プロジェクトチームの生産性を考慮すると, 既存の開発要員(とくに 20~40 代の開発実務を担う ソフトウェア技術者)の離脱を防止することが,さ らに重要となってくると思われる. 人工知能学会研究会資料 SIG-KST-031-05(2017-07-26)

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品質確保 コスト削減 (超過防止) 納期順守 要求仕様の明確化 テスト体制の整備 現状分析 設計書の作成 責任範囲 テスト仕様書の作成 工程別テストの実施 見積精度の向上 工期の評価 責任・役割の確化 役割分担 開発要員の確保 工程管理 WBSの作成 工数見積もり 必要人数の採用 離脱防止 能力評価・育成 レビュー 日程計画 【制度面での対応】 ・出勤時間の変更 ・休暇の取得 ・上司や産業医との面談 ・給与・報酬の変更 ・在宅業務への切り替え ・担当・配置換え 【コミュニティ対応】 ・昼食会や飲み会等の開催 ・感謝・表彰 ※制度やコミュニティは非常に有 効な施策であるが、当事者の主 観(意識)や時間的・金銭的コスト もかかるため、日常的な対応に は限界もある。 進捗・コード・余力・作業手配 図 2 プロジェクトマネージャの機能分析 しかし,ソフトウェアの開発作業は属人化傾向が 強く,他者から具体的な作業内容や進捗状況を確認 しにくい特徴がある.そこで,ソフトウェア技術者 の心身両面における異変もしくは異変の前兆を一刻 も早く察知することが必要であり,ソフトウェア技 術者の個体差(性別・年代・人種・主観的な評価を 含む)を前提にしたストレス状態の可視化を支援す ることができれば,プロジェクトマネージャの負担 軽減にも貢献できると考えている.

3.研究の目的

オノマトペ(onomatopée)とは擬音語・擬態語の 総称であり,物事・生物の音声や人間の動作・感情 などを「音」で表した言葉である[4].例えば,雨の 強さを表現する場合,「しとしと・ざーざー・どしゃ どしゃ」などと表すことが多いが,使う言葉も連想 されるイメージも人によって異なり,数値化された 雨量との絶対的且つ論理的な対比関係は存在しない. しかし,本人の主観的なイメージや感覚をオノマト ペで言語化することで,本人にしか分からない感覚 を他者でもある程度理解できるため,個体差を本人 自身および他者が認識することが可能になる. そこで,筆者はソフトウェアの開発現場において オノマトペを活用したアンケート調査によるヒアリ ングを実施し,さらにソフトウェア技術者の集中力 および心拍変動を計測することで,本人のストレス 状態を推測または把握し,両手法の関連性を明らか にすることを目的としている. なお,本稿では予備実験として,アンケート調査 によるヒアリングおよび集中力と心拍変動を計測の うえ,それぞれの結果と課題を明らかにし,本格実 験への展望を述べることを目的とする.

4.先行研究

田中ら[5]は,不安障害者の症状評価に対してオノ マトペを用いることで,「不安」や「恐怖」といった 感情語では表現できない患者の内部感覚を質と量の 面から表現できることから,治療者と患者の共通理 解と速やかな治療介入に貢献できることを明らかに した.しかし,臨床における実践報告の位置づけで あり,オノマトペ利用による身体反応・内部感覚の モニタリングや治療期間の変化などの実験的検討が 必要であると述べている. 青山ら[6]は,オノマトペを用いたストレス評価シ ステムを開発し,システム自体の評価およびオノマ トペの有用性を評価した.その結果,システムおよ びオノマトペに対して高い評価を得たことを確認し た.しかし,心身が不快な状態であるディストレス 状態であることをユーザーに認知してもらうこと, およびストレッサー評価においては単一のオノマト ペを選ぶのではなく,オノマトペをどの程度感じた かを 5 段階評価することを課題に挙げている.

5.研究手法

5.1. オノマトペを活用したアンケート調査 筆者はソフトウェアの開発作業(仕事)を「量・ 難易度・進捗状況」の 3 要素に分割し,さらに回答 時点の「気持ち」を質問項目として加えた.これら 質問項目の選択肢は,「日本語オノマトペ辞典」[4] の「意味分類別さくいん」と各単語の意味・用法の 違いを参考にして筆者が作成した. 例えば,「量」の場合,“多い”および“少ない” に分類されたオノマトペのなかから,“非常に多い・ 多い・ふつう・少ない・非常に少ない”の 5 つに分 類したあと,「量の僅差」や「量の増え方」などの主 観的な感覚を加味して 7 個のオノマトペを抽出した. 同様に「進捗状況」は“はやい・すばやい”と“遅 い”を基準に選択肢を抽出した. 一方,「難易度」は,“進む”や“運ぶ”などの動 き・変化,“金銭”などから,「気持ち」は“疲れる” などの動作・状態,“元気な”などの性格・性質から 意味・用法を調査のうえ抽出した.「難易度」と「気 持ち」は,「量」および「進捗状況」と比較して,人 間の主観的な感覚が多岐にわたっており,数値化が 難しいことが分かる. なお,上述した質問科目では各選択肢のほかにも 自由記述欄を設けて,選択肢以外にもそのときに感 じた表現を記載可能とした. さらに,アンケートの実施頻度について,先行研 究では診察時のカウンセリングまたは 1 日 1 回(22

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時前後)のアンケートを実施していたが,本研究で は業務時間を 3 つに分けて時間帯別の変化を検出で きるか試みることにした. 作成したアンケート調査票の項目および選択肢を 表 1 に示す. 表 1 アンケート調査票 № 質問項目 選択肢 - 1 氏名 (回答者の氏名) 必須 2 日付 (回答日) 必須 3 時間帯 午前(9:15~12:00) 午後前半(13:00~15:00) 午後後半(15:00~18:00) 必須 4 仕事の量 ちょこっ,ちょこちょこ,ど しどし,どどっ,たっぷり, びっしり,ごちゃごちゃ ※その他(自由記述可) 必須 5 仕事の 難易度 すらすら,さくさく,ぼちぼ ち,かすかす,ぎりぎり,め ちゃめちゃ,ぼろぼろ ※その他(自由記述可) 必須 6 仕事の 進捗状況 すぱっ,さっさ,すんなり, じっくり,ぼつぼつ,のろの ろ,だらだら ※その他(自由記述可) 必須 7 いまの 気持ち ぐったり,うんざり,がっか り,ほっ,わくわく,もりも り,ぎんぎん ※その他(自由記述可) 必須 8 振 り 返 り・感想 (自由記述) 任意 5.2. 集中力の計測 集中力とは,「ある物事に向ける意識や注意を持続 させることのできる力」[7]であり,我が国政府が推 進する「働き方改革」でも生産性向上のための重要 な要素として考えられている.本稿では,眼電位セ ンサーを用いて瞬きの動きから集中力を計測する 「JINS MEME」[8]を使用する. 5.3. 心拍変動の計測 近年,自律神経とストレスとの関係性が注目され ている.自律神経とは,「意志とは無関係に,血管・ 内臓・汗腺などを支配し,生体の植物的機能を自動 的に調節する神経」[7]であり,交感神経と副交感神 経に大別される.交感神経の活動が亢進すると,ア クティブまたは緊張状態であり,副交感神経の活動 が亢進すると,リラックス状態と判断される. 本稿では,心拍センサーを用いて心拍間隔(RRI: R-R Interval)を測定し,自律神経のバランスからス トレス状態を推測するため,「myBeat」[9]を使用す る.

6.予備実験

6.1. 実験方法 被験者 3 名の属性を表 2 に示す.なお,被験者 C は日本滞在歴 9 年であり,日本語能力試験 2 級を保 有している. 表 2 被験者の属性 被験者 性別 年齢 国籍 実務 業務 A 男性 40 代 日本 20 年 PM / SE B 男性 40 代 日本 25 年 SE / PG C 女性 20 代 中国 1 年 PG 実験は,2017 年 7 月 10 日(月)~7 月 14 日(金) の平日 5 日間で実施した. アンケート調査票は Web アンケート方式で 3 名に 対して実施した.可能な限り平常時と同じ環境を用 意するため,アンケート内容やオノマトペの詳細な 説明は意図的に省略した.日本語を母国語としない 外国人に対してオノマトペを活用したアンケート調 査実施の有用性を疑問視する意見もあるが,①「外 国人も(使う気にさえなれば)オノマトペを使える」 [10],②国内のソフトウェア開発プロジェクトでも 多くの中国人技術者が活躍している,③被験者の中 国人女性は日本語が堪能であり,日常業務における 読む・書く・話すにほとんど支障がないことから, 予備実験に協力いただいた. なお,集中力および心拍変動の計測については, 生体データ計測結果の個人情報に対する配慮から, 今回の予備実験については被験者 A に対してのみ実 施した. 6.2. 評価方法 アンケート調査については,1 日 3 回×5 日間の回 答結果および予備実験終了後の全体評価(5 段階評 価)の結果に基づき評価した. 集中力および心拍変動については,各々の解析ソ フトウェアを用いて評価した.

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7.実験結果

7.1. オノマトペを活用したアンケート調査 最初に質問項目別の回答数の割合を図 3 に示す. 全体としては仕事量が膨大ではないものの,難易度 は二極化傾向が見られ,進捗状況もやや遅れ気味の 様相である.気持ちについては,全体の 4 割程度が ネガティブな感情を示している.つぎに時間帯別の 割合を図 4 に示す.時間の経過とともに,取引先か らの問い合わせ対応や上司からの指示などの仕事が 発生するため,ネガティブな傾向が顕著に見られる. そして,被験者別の割合を図 5 に示す.総じて時間 の経過とともにネガティブな傾向であるが,被験者 の個人差が大きく表れている.とくに被験者 B の難 易度は厳しい状況を示しており,それが気持ちの面 においても 1 日(午前と午後)の差異が大きくなっ ている. 最後に全体評価の結果を表 3 に示す.「進捗状況」 および「気持ち」の表現に対して,被験者からの評 価が低い結果であった.被験者からは,「気持ちは, 量・難易度・進捗状況とは異なり,複数の尺度から の評価が必要なのではないか」という指摘があった. 表 3 全体評価の結果 № 質問項目 被験者 A B C 1 「仕事の量」の表現は適切で したか? 4 2 3 2 「仕事の難易度」の表現は適 切でしたか? 3 3 2 3 「仕事の進捗状況」の表現は 適切でしたか? 3 2 2 4 「いまの気持ち」の表現は適 切でしたか? 3 2 2 5 今回のアンケートは,あなた の作業状況を適切に表現でき ると思いましたか? 4 2 2 平均値(被験者別) 3.4 2.2 2.2 平均値(全体) 2.6 7.2. 集中力の計測 眼電位センサーによる集中力の計測結果を表 4 に示す.急な外出が発生したため,実験期間のうち 3 日間のみの計測となった. 表 4 集中力の計測結果 計測日 計測時間 集中時間 深い集中 7 月 10 日 10:00~19:00 3:40:30 0:40:00 7 月 11 日 10:00~19:00 5:24:45 1:01:30 7 月 12 日 13:00~20:00 3:19:30 1:06:00 7.3. 心拍変動の計測 心拍センサーで計測した RRI と LF/HF の推移を図 6 に示す.誠に遺憾ながら,筆者の不慣れによる操 作ミスが原因で,有効な計測データは 7 月 10 日のみ であることが判明した. 一般的に「安静時に心臓がゆっくり拍動している 際には RRI が長くなり,心臓が速く拍動している際 には RRI は短くなる」[11]ことから,「RRI の時系列 変化を見ることによって,身体的・精神的ストレス の指標になる」[11]ことが明らかになっている.一 方,「低周波数帯である LF(Low Frequency)の変動 は交感神経と副交感神経の活動が合わさって形成さ れ,高周波数帯である HF(High Frequency)は主に 副交感神経の活動によって形成されていることから, 2 つの割合である LF/HF 成分の値が大きいほどスト レス状態である」[12]ことを意味している. 図 6 中の①~③は被験者 A が取引先向けに提案書 を作成し,メールで送信した直後の状態を表してい る.いずれも RRI が低下し,LF/HF が上昇している ことからストレス状態にあることが分かる.同様に ④は取引先に提案書を送信後,しばらく経過したあ とであり,RRI が上昇し,LF/HF が低下しているこ とからリラックス状態を示している. ここで,実験当時の集中力を図 7 に示す.10:00~ 14:00 迄の集中時間は 113 分(51.4%),深い集中時間 は 24 分(60.0%)であることから,精神的な苦痛で はなく,「提案書を作成する」という集中した状態で の作業だったことが分かる(カッコ内はそれぞれの 集中時間の割合を示す).

8.考察

予備実験の結果,オノマトペを活用したアンケー ト調査および生体データの計測に関する課題が明確 になった. 前者の「量・難易度・進捗状況」は,オノマトペ の響きや表現から数値化された度合いを連想するこ とができるが,「気持ち」については直接的な表現(楽 しい,面白いなど)も取り入れることで,モチベー ション以外の複数尺度から評価することも検討した 方が良いと考える.また,自分の限界を表現する「キ ャパシティ」や職場環境の雰囲気(忙しそうな感じ,

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新規採用者に対する指導・育成の手間など)も検討 すべきであると考える.しかし,時間帯別や被験者 別の評価結果から,数値化が困難な個人の内部感覚 や特性をオノマトペで表現できる可能性があること を示唆できたと考えている. 後者については,①各種センサーの計測手法と実 験環境を明確に定義すること,②1 日 8 時間前後の 継続的な計測が前提となるため,立位・座位の変化 や移動に伴うノイズの影響度合いを加味する必要が ある.一方で,集中力と心拍変動(ストレス状態) にも何らかの関連性が存在する可能性があることが 示唆された.将来的には,ソフトウェア開発業務に おける生産性評価と向上に活用できる余地があるも のと考える.

9.まとめ

本稿では,オノマトペを活用したアンケート調査 と集中力・心拍変動の計測を実施し,アンケート調 査と生体データ計測の評価を試みた.予備実験の結 果から双方ともに多くの課題が明確になった.今後 はソフトウェア技術者の気持ちや内部感覚を表現す る尺度の明確化と生体データの厳密な計測を実施し ていきたいと考えている. なお,筆者だけでは精緻な研究活動を進めること が難しいため,研究パートナーを募集中である.筆 者が考える研究手法以外にも新たな提案があれば, ご指導いただけると幸いである. 4% 36% 56% 2%0% 2% 0% 仕事の量 ちょこっ ちょこちょこ どしどし どどっ たっぷり びっしり ごちゃごちゃ 7% 16% 44% 9% 24% 0% 0% 仕事の難易度 すらすら さくさく ぼちぼち かすかす ぎりぎり めちゃめちゃ ぼろぼろ 2% 2% 24% 47% 20% 5% 0% 仕事の進捗状況 すぱっ さっさ すんなり じっくり ぼつぼつ のろのろ だらだら 25% 5% 9% 40% 13% 2% 0% 2% 2% 2%いまの気持ち ぐったり うんざり がっかり ほっ わくわく もりもり ぎんぎん どきどき たかまる焦り かなり重い 図 3 質問項目別の回答数の割合

参考文献

[1] 経済産業省,IT 人材の最新動向と将来推計に関 する調査結果,2016 [2] 経済産業省,IT 人材に関する各国比較調査,2016 [3] 厚生労働省,平成 27 年「労働安全衛生調査(実 態調査)」の概況,2016 [4] 小野正弘編,日本語オノマトペ辞典,小学館, 2007 [5] 田中恒彦,岡嶋美代,小松孝徳,不安障害治療 における行動療法でオノマトペがなぜ有用か? 内 部感覚エクスポージャーにオノマトペを用いた実践 報告,人工知能学会論文誌,Vol.30,No.1,2015 [6] 青山慎,山岸隼,三宅仁,ストレス評価システ ムにおけるオノマトペの有用性,生体医工学, Vol.53,2015 [7] 新村出(編),広辞苑(第六版),岩波書店,2008 [8] JINS MEME:https://jins-meme.com/ja/ [9] myBeat: http://www.uniontool.co.jp/product/sensor/index.html [10] 窪薗晴夫編,オノマトペの謎 ピカチュウから モフモフまで,岩波書店,2017 [11] 荒川俊也,ドライバーモニタリングのニーズと ドライバー状態検出・推定手法,生体データ活用 の最前線(サイエンス&テクノロジー株式会社), 2017 [12] 伊東敏夫,快適性・省エネ化を両立する車内空 調システム構築に向けた心拍データの活用検討, 生体データ活用の最前線(サイエンス&テクノロ ジー株式会社),2017 2 0 0 6 6 4 7 9 9 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 午前中 午後前半 午後後半 仕事の量 ちょこっ ちょこちょこ どしどし どどっ たっぷり びっしり ごちゃごちゃ 3 0 0 2 3 2 8 8 4 0 2 2 2 2 7 0 0 0 0 0 0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 午前中 午後前半 午後後半 仕事の難易度 すらすら さくさく ぼちぼち かすかす ぎりぎり めちゃめちゃ ぼろぼろ 1 0 0 1 0 0 6 3 2 3 8 10 3 4 2 1 0 1 0 0 0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 午前中 午後前半 午後後半 仕事の進捗状況 すぱっ さっさ すんなり じっくり ぼつぼつ のろのろ だらだら 1 4 6 1 1 0 1 2 1 7 5 6 4 1 1 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0 1 0 1 0 0 0% 50% 100% 午前中 午後前半 午後後半 いまの気持ち ぐったり うんざり がっかり ほっ わくわく もりもり ぎんぎん かなり重い どきどき たかまる焦り 図 4 時間帯別の割合

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図 5 被験者別の割合 図 6 RRI と LF/HF の推移 図 7 実験当時の集中力 2 0 0 2 4 3 1 1 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0% 50% 100% 午前中 午後前半 午後後半 仕事の量 ちょこっ ちょこちょこ どしどし どどっ たっぷり びっしり ごちゃごちゃ 【被験者A】 2 0 0 1 1 0 2 3 1 0 0 1 0 1 3 0 0 0 0 0 0 0% 50% 100% 午前中 午後前半 午後後半 仕事の難易度 すらすら さくさく ぼちぼち かすかす ぎりぎり めちゃめちゃ ぼろぼろ 1 0 0 1 0 0 2 2 0 0 0 3 1 3 1 0 0 1 0 0 0 0% 50% 100% 午前中 午後前半 午後後半 仕事の進捗状況 すぱっ さっさ すんなり じっくり ぼつぼつ のろのろ だらだら 0 0 0 0 1 0 0 1 1 2 2 4 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0% 50% 100% 午前中 午後前半 午後後半 いまの気持ち ぐったり うんざり がっかり ほっ わくわく もりもり ぎんぎん かなり重い どきどき たかまる焦り 0 0 0 0 0 0 5 5 3 0 0 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0% 50% 100% 午前中 午後前半 午後後半 仕事の量 ちょこっ ちょこちょこ どしどし どどっ たっぷり びっしり ごちゃごちゃ 【被験者B】 0 0 0 0 0 0 3 4 1 0 0 0 2 1 4 0 0 0 0 0 0 0% 50% 100% 午前中 午後前半 午後後半 仕事の難易度 すらすら さくさく ぼちぼち かすかす ぎりぎり めちゃめちゃ ぼろぼろ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 4 4 2 1 1 1 0 0 0 0 0 0% 50% 100% 午前中 午後前半 午後後半 仕事の進捗状況 すぱっ さっさ すんなり じっくり ぼつぼつ のろのろ だらだら 1 2 3 1 0 0 1 0 0 0 1 1 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0 1 0 1 0 0 0% 50% 100% 午前中 午後前半 午後後半 いまの気持ち ぐったり うんざり がっかり ほっ わくわく もりもり ぎんぎん かなり重い どきどき たかまる焦り 0 0 0 4 2 1 1 3 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0% 50% 100% 午前中 午後前半 午後後半 仕事の量 ちょこっ ちょこちょこ どしどし どどっ たっぷり びっしり ごちゃごちゃ 【被験者C】 1 0 0 1 2 2 3 1 2 0 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0% 50% 100% 午前中 午後前半 午後後半 仕事の難易度 すらすら さくさく ぼちぼち かすかす ぎりぎり めちゃめちゃ ぼろぼろ 0 0 0 0 0 0 4 1 2 1 4 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0% 50% 100% 午前中 午後前半 午後後半 仕事の進捗状況 すぱっ さっさ すんなり じっくり ぼつぼつ のろのろ だらだら 0 2 3 0 0 0 0 1 0 5 2 2 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0% 50% 100% 午前中 午後前半 午後後半 いまの気持ち ぐったり うんざり がっかり ほっ わくわく もりもり ぎんぎん かなり重い どきどき たかまる焦り

図 5  被験者別の割合  図 6 RRI と LF/HF の推移 図 7   実験当時の集中力2002431120000000000000%50%100%午前中午後前半午後後半仕事の量ちょこっちょこちょこどしどしどどったっぷりびっしりごちゃごちゃ【被験者A】2001102310010130000000%50%100%午前中午後前半午後後半仕事の難易度すらすらさくさくぼちぼちかすかすぎりぎりめちゃめちゃぼろぼろ10 01002200031310010000%50%100%午前中午後前半 午後後半仕事の進捗状

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