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相談援助実習の現状と課題 : 評価表データと実習指導者へのインタビュー調査から (大江正昭教授、下地明友教授退職記念号)

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(1)

相談援助実習の現状と課題 : 評価表データと実習

指導者へのインタビュー調査から (大江正昭教授、

下地明友教授退職記念号)

著者

岡村 ゆかり

雑誌名

社会関係研究

24

1

ページ

79-110

発行年

2018-10-31

URL

http://id.nii.ac.jp/1113/00003231/

(2)

研究ノート

相談援助実習の現状と課題

―評価表データと実習指導者へのインタビュー調査から―

岡  村  ゆかり 

はじめに わが国は高齢化や人口減少が進み、求められる社会福祉のあり方も変容し ており、その中核を担うことが期待される社会福祉士の役割にも変化が認め られる。政府が目指す「地域共生社会」の実現に向けた取り組みと相まって、

2019

(平成

31

)年には、社会福祉士養成カリキュラムの見直しが予定され ているところである。 これまでの

30

年間の社会福祉士養成において、カリキュラムの見直しは2 度行われた。要となる実習を中心に、実際に社会福祉士の実践的な力量を身 につけられるように、その内容は変化してきた。とりわけ実習教育は、養成 校によってその実施内容にばらつきがみられたこともあり、実習ガイドライ ンと評価表によって一定の基準を共有するようになって久しいが、

2019

(平 成

31

)年の見直しにおいても、実習教育は重要視される見通しである。その 養成カリキュラムの見直しの前に、これまでの取り組みを振り返る必要があ ると考える。 現在、「相談援助実習」として

180

時間(4週間)以上の実習が実施されて いる。社会福祉士の実践領域は広く、さまざまな機関・施設で行われること から、実習内容の共通化は難しい側面もあるが、いずれの実習先であれ、そ の教育効果は小さくない。以上を踏まえて本稿は、社会福祉士養成における 実習教育の内容を再検討することを目的とするものである。具体的には、

A

大学における相談援助実習履修者の5年間の評価表データを用いて現状を把 握し、その結果をもとに行った実習指導者へのインタビューを通して相談援

(3)

助実習の課題を明らかにしたい。 1.社会福祉士養成の変遷 1

-

1.社会福祉士の定義と養成カリキュラム 社会福祉士は、

1987

(昭和

62

)年に社会福祉士及び介護福祉士法(以下、 士士法)成立により誕生し

30

年が経過した。その間、社会福祉士を取り巻く 環境の変化から、養成カリキュラムは二度の見直しが行われた。一度目は社 会福祉士制度が誕生してから

10

年後、二度目は

20

年が経過した後である。 表1は士士法において定義された社会福祉士の役割の抜粋である。

2007

年同法改正において、障害当事者への相談、助言、指導から「福祉サービス を提供する者又は医師その他の…(中略)…関係者との連絡及び調整、その 他の援助を行うこと」と役割が拡大され、これを受けて養成課程における科 目及び時間数も改められた。  表2は指定科目の変遷をまとめたものである。まず、

1999

(平成

11

)年 の見直しでは、「特に他の保健・医療関連専門職種と肩を並べて協働できる 実践力量の涵養を強化する」(米本、

2002

:1)ことを目的とされた。具体 的には、それまで「社会福祉援助技術総論」(

60

時間)、「社会福祉援助技術 各論Ⅰ(ケースワーク及びグループワークを含む。)」(

60

時間)、「社会福祉 援助技術各論Ⅱ(コミュニティワーク及び社会福祉調査法を含む。)」(

60

時 間)の3科目として設定されていたものが、合体する形で、「社会福祉援助 技術論」(

120

時間)となった。また、「社会福祉援助技術演習」の時間数が 表1 社会福祉士及び介護福祉士法における定義 䛧 ┤ ぢ 䛾 ᖺ 䠅 㻥 㻝 ᡂ ᖹ 䠄 ᖺ 㻣 㻜 㻜 㻞 䛧 ┤ ぢ 䛾 ᖺ 䠅 㻝 㻝 ᡂ ᖹ 䠄 㻥 㻥 㻥 㻝 ᖺ 䠅 㻟 㻢 ࿴ ᫛ 䠄 㻤 㻤 㻥 㻝 ᐃ ⩏ 䚷䛣䛾ἲᚊ䛻䛚䛔䛶䚸䛂♫఍⚟♴ኈ䛃䛸䛿䚸 ➨㻞㻤᮲䛾Ⓩ㘓䜢ཷ䛡䚸♫఍⚟♴ኈ䛾ྡ⛠ 䜢⏝䛔䛶䚸ᑓ㛛ⓗ▱㆑ཬ䜃ᢏ⾡䜢䜒䛳䛶䚸 ㌟యୖⱝ䛧䛟䛿⢭⚄ୖ䛾㞀ᐖ䛜䛒䜛䛣䛸ཪ 䛿⎔ቃୖ䛾⌮⏤䛻䜘䜚᪥ᖖ⏕ά䜢Ⴀ䜐䛾 䛻ᨭ㞀䛜䛒䜛⪅䛾⚟♴䛻㛵䛩䜛┦ㄯ䛻ᛂ 䛨䚸ຓゝ䚸ᣦᑟ䛭䛾௚䛾᥼ຓ䜢⾜䛖䛣䛸䠄➨ 㻣᮲䛻䛚䛔䛶䛂┦ㄯ᥼ຓ䛃䛸䛔䛖䚹䠅䜢ᴗ䛸䛩 䜛⪅䜢䛔䛖䚹 ྠᕥ 䚷䛣䛾ἲᚊ䛻䛚䛔䛶䛂♫఍⚟♴ኈ䛃䛸䛿䚸➨㻞㻤᮲䛾Ⓩ㘓 䜢ཷ䛡䚸♫఍⚟♴ኈ䛾ྡ⛠䜢⏝䛔䛶䚸ᑓ㛛ⓗ▱㆑ཬ䜃 ᢏ⾡䜢䜒䛳䛶䚸㌟యୖⱝ䛧䛟䛿⢭⚄ୖ䛾㞀ᐖ䛜䛒䜛䛣䛸 ཪ䛿⎔ቃୖ䛾⌮⏤䛻䜘䜚᪥ᖖ⏕ά䜢Ⴀ䜐䛾䛻ᨭ㞀䛜 䛒䜛⪅䛾⚟♴䛻㛵䛩䜛┦ㄯ䛻ᛂ䛨䚸ຓゝ䚸ᣦᑟ䚸⚟♴ 䝃䞊䝡䝇䜢ᥦ౪䛩䜛⪅ཪ䛿་ᖌ䛭䛾௚䛾ಖ೺་⒪ 䝃䞊䝡䝇䜢ᥦ౪䛩䜛⪅䛭䛾௚䛾㛵ಀ⪅䠄➨㻠㻣᮲䛻䛚䛔 䛶䛂⚟♴䝃䞊䝡䝇㛵ಀ⪅➼䛃䛸䛔䛖䚹䠅䛸䛾㐃⤡ཬ䜃ㄪᩚ 䛭䛾௚䛾᥼ຓ䜢⾜䛖䛣䛸䠄➨㻣᮲ཬ䜃➨㻠㻣᮲䛾㻞䛻䛚䛔 䛶䛂┦ㄯ᥼ຓ䛃䛸䛔䛖䚹䠅䜢ᴗ䛸䛩䜛⪅䜢䛔䛖䚹 [社会福祉士及び介護福祉士法第2条(下線は筆者)]

(4)

60

時間から

120

時間へと二倍に増加した。さらに、「社会福祉援助技術現場実 習」(

270

時間)は、「社会福祉援助技術現場実習」(

180

時間)と「社会福祉 援助技術現場実習指導」(

90

時間)に分割された。この時点においては、実 習と演習部分が主な見直し対象となっており、特に実習部分については、そ れまで「社会福祉援助技術現場実習」(

270

時間)のなかに含まれていた「実 習指導」が独立することとなった。米本(

2002

:1)によれば、「社会福祉 援助技術演習と社会福祉援助技術現場実習における改編が社会福祉士の実践 力量を高める意図を持っていた」とされる。 次に、

2007

(平成

19

)年の見直しは大きな見直しとなった。社会福祉士 を取り巻く社会状況が大きく変化し、国民の福祉ニーズが複雑化・多様化し ていることや、国民の福祉ニーズに対応することができる高い実践力を養う ことをねらってとされる。具体的には、まず、士士法における社会福祉士の 「定義」が見直された。そのうえで、それまでの

16

科目・

1,050

時間から

22

科 目・

1,200

時間へという、科目の専門分化と総時間数増というカリキュラム の大幅な見直しが行われた。このときも実習の重要性が改めて認識され、実 習と演習についてはさまざまな角度から見直しが行われることとなった。 表2 社会福祉士養成における指定科目の変遷 䛧 ┤ ぢ 䛾 ᖺ 䠅 㻥 㻝 ᡂ ᖹ 䠄 ᖺ 㻣 㻜 㻜 㻞 䛧 ┤ ぢ 䛾 ᖺ 䠅 㻝 㻝 ᡂ ᖹ 䠄 㻥 㻥 㻥 㻝 ᖺ 䠅 㻟 㻢 ࿴ ᫛ 䠄 㻤 㻤 㻥 㻝 ⛉┠ ᫬㛫ᩘ ⛉┠ ᫬㛫ᩘ ⛉┠ ᫬㛫ᩘ 㻝㻚♫఍⚟♴ཎㄽ 㻞㻚⪁ே⚟♴ㄽ 㻟㻚㞀ᐖ⪅⚟♴ㄽ 㻠㻚ඣ❺⚟♴ㄽ 㻡㻚♫఍ಖ㞀ㄽ 㻢㻚බⓗᢇຓㄽ㻌㻌㻌㻌䛾䛖䛱㻝⛉┠ 㻣㻚ᆅᇦ⚟♴ㄽ 㻤㻚♫఍⚟♴᥼ຓᢏ⾡⥲ㄽ 㻥㻚♫఍⚟♴᥼ຓᢏ⾡ྛㄽ䊠䠄䜿䞊䝇 䝽䞊䜽ཬ䜃䜾䝹䞊䝥䝽䞊䜽䜢ྵ䜐䚹䠅 㻝㻜㻚♫఍⚟♴᥼ຓᢏ⾡ྛㄽ䊡䠄䝁䝭䝳 䝙䝔䜱䝽䞊䜽ཬ䜃♫఍⚟♴ㄪᰝἲ䜢ྵ 䜐䚹䠅 㻝㻝㻚♫఍⚟♴᥼ຓᢏ⾡₇⩦ 㻝㻞㻚♫఍⚟♴᥼ຓᢏ⾡⌧ሙᐇ⩦ 㻝㻟㻚ᚰ⌮Ꮫ 㻝㻠㻚♫఍Ꮫ㻌㻌㻌㻌䛾䛖䛱㻝⛉┠ 㻝㻡㻚ἲᏛ 㻝㻢㻚་Ꮫ୍⯡ 㻝㻣㻚௓ㆤᴫㄽ 䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷ྜィ 㻢㻜 㻢㻜 㻢㻜 㻢㻜 㻢㻜 㻟㻜 㻟㻜 㻢㻜 㻢㻜 㻢㻜 㻢㻜 㻞㻣㻜 㻟㻜 㻟㻜 㻟㻜 㻢㻜 㻟㻜 㻝㻘㻜㻡㻜 㻝㻚♫఍⚟♴ཎㄽ 㻞㻚⪁ே⚟♴ㄽ 㻟㻚㞀ᐖ⪅⚟♴ㄽ 㻠㻚ඣ❺⚟♴ㄽ 㻡㻚♫఍ಖ㞀ㄽ 㻢㻚බⓗᢇຓㄽ㻌㻌㻌㻌䛾䛖䛱㻝⛉┠ 㻣㻚ᆅᇦ⚟♴ㄽ 㻤㻚♫఍⚟♴᥼ຓᢏ⾡ㄽ 㻥㻚♫఍⚟♴᥼ຓᢏ⾡₇⩦ 㻝㻜㻚♫఍⚟♴᥼ຓᢏ⾡⌧ሙᐇ⩦ 㻝㻝㻚♫఍⚟♴᥼ຓᢏ⾡⌧ሙᐇ⩦ᣦᑟ 㻝㻞㻚ᚰ⌮Ꮫ 㻝㻟㻚♫఍Ꮫ㻌㻌㻌㻌䛾䛖䛱㻝⛉┠ 㻝㻠㻚ἲᏛ 㻝㻡㻚་Ꮫ୍⯡ 㻝㻢㻚௓ㆤᴫㄽ 䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷ྜィ 㻢㻜 㻢㻜 㻢㻜 㻢㻜 㻢㻜 㻟㻜 㻟㻜 㻝㻞㻜 㻝㻞㻜 㻝㻤㻜 㻥㻜 㻟㻜 㻟㻜 㻟㻜 㻢㻜 㻟㻜 㻝㻘㻜㻡㻜 㻝㻚ேయ䛾ᵓ㐀䛸ᶵ⬟ཬ䜃⑌⑓ 㻞㻚ᚰ⌮Ꮫ⌮ㄽ䛸ᚰ⌮ⓗᨭ᥼䚷䚷䚷䛾䛖䛱㻝⛉┠ 㻟㻚♫఍⌮ㄽ䛸♫఍䝅䝇䝔䝮 㻠㻚⌧௦♫఍䛸⚟♴ 㻡㻚♫఍ㄪᰝ䛾ᇶ♏ 㻢㻚┦ㄯ᥼ຓ䛾ᇶ┙䛸ᑓ㛛⫋ 㻣㻚┦ㄯ᥼ຓ䛾⌮ㄽ䛸᪉ἲ 㻤㻚ᆅᇦ⚟♴䛾⌮ㄽ䛸᪉ἲ 㻥㻚⚟♴⾜㈈ᨻ䛸⚟♴ィ⏬ 㻝㻜㻚⚟♴䝃䞊䝡䝇䛾⤌⧊䛸⤒Ⴀ 㻝㻝㻚♫఍ಖ㞀 㻝㻞㻚㧗㱋⪅䛻ᑐ䛩䜛ᨭ᥼䛸௓ㆤಖ㝤ไᗘ 㻝㻟㻚㞀ᐖ⪅䛻ᑐ䛩䜛ᨭ᥼䛸㞀ᐖ⪅⮬❧ᨭ᥼ไᗘ 㻝㻠㻚ඣ❺䜔ᐙᗞ䛻ᑐ䛩䜛ᨭ᥼䛸ඣ❺䞉ᐙᗞ⚟♴ไᗘ 㻝㻡㻚పᡤᚓ⪅䛻ᑐ䛩䜛ᨭ᥼䛸⏕άಖㆤไᗘ 㻝㻢㻚ಖ೺་⒪䝃䞊䝡䝇 㻝㻣㻚ᑵປᨭ᥼䝃䞊䝡䝇 㻝㻤㻚ᶒ฼᧦ㆤ䛸ᡂᖺᚋぢไᗘ䚷䚷䚷䛾䛖䛱㻝⛉┠ 㻝㻥㻚᭦⏕ಖㆤไᗘ 㻞㻜㻚┦ㄯ᥼ຓ₇⩦ 㻞㻝㻚┦ㄯ᥼ຓᐇ⩦ᣦᑟ 㻞㻞㻚┦ㄯ᥼ຓᐇ⩦ 䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷䚷ྜィ 㻟㻜 㻟㻜 㻟㻜 㻢㻜 㻟㻜 㻢㻜 㻝㻞㻜 㻢㻜 㻟㻜 㻟㻜 㻢㻜 㻢㻜 㻟㻜 㻟㻜 㻟㻜 㻟㻜 㻝㻡 㻟㻜 㻝㻡 㻝㻡㻜 㻥㻜 㻝㻤㻜 㻝㻘㻞㻜㻜 ᣦ ᐃ ⛉ ┠ [社会福祉士及び介護福祉士法第7条第一号の規定に基づき社会福祉に関する科目を指定する件(昭和62年厚 生省告示第200号/平成11年12月28日厚生省告示第255号)、社会福祉に関する科目を定める省令(平成20年文 科省、厚労省令第3号)(下線は筆者)]

(5)

さらに、

2019

(平成

31

)年にもカリキュラムの見直しが予定されてい る。平成

30

年に公表された社会保障審議会福祉部会福祉人材確保専門委員会 「ソーシャルワーク専門職である社会福祉士に求められる役割等について」 (以下、「報告書」)によれば1、政府が展開する「地域共生社会」の実現と 相まって、多様化・複雑化する「地域の課題」に対応することが、社会福祉 士に求められるという。具体的には、「複合化・複雑化した課題を受け止め る多機関の協働による包括的な相談支援体制」や「地域住民等が主体的に地 域課題を把握して解決を試みる体制の構築を進めていくこと」が求められて おり、それらの体制の構築・推進において、「社会福祉士がソーシャルワー クの機能を発揮することが期待されている」とする。また、「包括的支援体 制のコーディネート」や「社会資源の開発」、「地域住民への支援と協働」、「多 職種多機関との連携(連絡調整)」といった役割が示されており、

2007

年の 見直しよりもさらに踏み込んだものとなっている。

2018

年4月発行の『ソーシャルワーク研究

44

(1)』では「『我が事・丸ごと』 地域共生社会の実現にソーシャルワークはどう向き合うか」という特集が組 まれ、同誌において人材育成について論じた諏訪(

2018

)は、今回示された 役割は、「従来いわれてきた役割を大きく変えるものではな」く、「政策の変 化によって、社会福祉士らしい活動ができる可能性が大きくなった」とする。 そのため、養成教育に係る部分については、根本的な見直しではなく、「求 められる役割が本当に発揮できているのかという視点」からの見直しについ て言及している。 以上のように、少子高齢化による社会保障制度の見直しを受けて、士士法 の改正やそれを受けたソーシャルワーク専門職としての社会福祉士の養成課 程は、実践力涵養を掲げて実習教育を重視する姿勢を明確にしてきた観があ る。次節では、こうした制度改革を受けて実習教育の内容に変化が求められ、 さらに今後、いかなる改革がなされようとしているのか確認する。

(6)

-

2.実習教育の変遷 ①厚生労働省通知にみる実習教育 養成カリキュラムの変遷から明らかなように、社会福祉士養成は実習教育 を重視したカリキュラムとなっている。表3は厚生労働省によるこれまでの 通知内容から実習の目標をまとめたものである。

1988

(昭和

63

)年には、5つの目標が掲げられており、「専門」という文 言が多用されていることは注目に値する。将来の少子高齢化社会を見据え、 社会福祉士が「専門職」として活躍することを強く意識させる目的があった のではないかと考えられる。

1999

年には、実習の目標は一つ、内容については二つの見直しがなされて いる。具体的には、

1988

年の実習の目標の2(表3)にあった「介護を必要 とする老人や障害者等に対する」という部分が削除されたのである。それに 対応して実習の内容(表4)についても、当初のa)とd)をア)に集約し、 「利用者やその関係者」と「基本的なコミュニケーションや人との付き合い 方などの円滑な人間関係を形成する能力を強める」と変更され、e)の「運 営」をオ)の「経営」へと置き換えた。限定的だった対象を広くとらえなお し、社会福祉施設のもつ公益性や非営利性、あるいは措置制度に鑑みてなじ 表3 厚労省通知に示される実習の目標 䠍䠕䠔䠔䠄᫛࿴䠒䠏䠅ᖺ 䠍䠕䠕䠕䠄ᖹᡂ䠍䠍䠅ᖺ䛾ぢ┤䛧 ᐇ ⩦ 䛾 ┠ ᶆ 䞉 䛽 䜙 䛔 䠍䚷⌧ሙయ㦂䜢㏻䛧䛶♫఍⚟♴ᑓ㛛⫋䠄♫఍ ⚟♴ኈ䠅䛸䛧䛶௙஦䜢䛩䜛䛖䛘䛷ᚲせ䛺䛂ᑓ㛛 ▱㆑䛃䚸䛂ᑓ㛛᥼ຓᢏ⾡䛃ཬ䜃䛂㛵㐃▱㆑䛃䛾 ෆᐜ䛾⌮ゎ䜢῝䜑䜛䚹 䠎䚷䛂ᑓ㛛▱㆑䛃䚸䛂ᑓ㛛᥼ຓᢏ⾡䛃ཬ䜃䛂㛵㐃 ▱㆑䛃䜢ᐇ㝿䛻ά⏝䛧䚸௓ㆤ䜢ᚲせ䛸䛩䜛⪁ ே䜔㞀ᐖ⪅➼䛻ᑐ䛩䜛䇾┦ㄯ᥼ຓᴗົ䇿䛻ᚲ せ䛸䛺䜛㈨㉁䞉⬟ຊ䞉ᢏ⾡䜢⩦ᚓ䛩䜛䚹 䠏䚷⫋ᴗ೔⌮䜢㌟䛻䛴䛡䚸⚟♴ᑓ㛛⫋䛸䛧䛶 䛾⮬ぬ䛻䜒䛸䛪䛔䛯⾜ື䛜䛷䛝䜛䜘䛖䛻䛩 䜛䚹 䠐䚷ලయⓗ䛺య㦂䜔᥼ຓάື䜢䚸ᑓ㛛ⓗ᥼ຓ ᢏ⾡䛸䛧䛶ᴫᛕ໬䛧⌮ㄽ໬䛧య⣔䛰䛶䛶䛔䛟 䛣䛸䛜䛷䛝䜛⬟ຊ䜢ᾰ㣴䛩䜛䚹 䠑䚷㛵㐃ศ㔝䛾ᑓ㛛⫋䛸䛾㐃ᦠ䛾䛒䜚᪉ཬ䜃 䛭䛾ලయⓗෆᐜ䜢⌮ゎ䛩䜛䚹 䠍䚷⌧ሙయ㦂䜢㏻䛧䛶♫఍⚟♴ᑓ㛛⫋䠄♫఍ ⚟♴ኈ䠅䛸䛧䛶௙஦䜢䛩䜛䛖䛘䛷ᚲせ䛺䛂ᑓ㛛 ▱㆑䛃䚸䛂ᑓ㛛᥼ຓᢏ⾡䛃ཬ䜃䛂㛵㐃▱㆑䛃䛾 ෆᐜ䛾⌮ゎ䜢῝䜑䜛䚹 䠎䚷䛂ᑓ㛛▱㆑䛃䚸䛂ᑓ㛛᥼ຓᢏ⾡䛃ཬ䜃䛂㛵㐃 ▱㆑䛃䜢ᐇ㝿䛻ά⏝䛧䚸┦ㄯ᥼ຓᴗົ䛻ᚲせ 䛸䛺䜛㈨㉁䞉⬟ຊ䞉ᢏ⾡䜢⩦ᚓ䛩䜛䚹 䠏䚷⫋ᴗ೔⌮䜢㌟䛻䛴䛡䚸⚟♴ᑓ㛛⫋䛸䛧䛶 䛾⮬ぬ䛻䜒䛸䛵䛔䛯⾜ື䛜䛷䛝䜛䜘䛖䛻䛩 䜛䚹 䠐䚷ලయⓗ䛺య㦂䜔᥼ຓάື䜢䚸ᑓ㛛ⓗ᥼ຓ ᢏ⾡䛸䛧䛶ᴫᛕ໬䛧⌮ㄽ໬䛧య⣔䛰䛶䛶䛔䛟 䛣䛸䛜䛷䛝䜛⬟ຊ䜢ᾰ㣴䛩䜛䚹 䠑䚷㛵㐃ศ㔝䛾ᑓ㛛⫋䛸䛾㐃ᦠ䛾䛒䜚᪉ཬ䜃 䛭䛾ලయⓗෆᐜ䜢⌮ゎ䛩䜛䚹 䠎䠌䠌䠓ᖺ䠄ᖹᡂ䠍䠕䠅ᖺ䛾ぢ┤䛧 䐟┦ㄯ᥼ຓᐇ⩦䜢㏻䛧䛶䚸┦ㄯ᥼ຓ䛻ಀ䜛 ▱㆑䛸ᢏ⾡䛻䛴䛔䛶ලయⓗ䛛䛴ᐇ㝿ⓗ䛻⌮ ゎ䛧ᐇ㊶ⓗ䛺ᢏ⾡➼䜢యᚓ䛩䜛䚹 䐠♫఍⚟♴ኈ䛸䛧䛶ồ䜑䜙䜜䜛㈨㉁䚸ᢏ⬟䚸 ೔⌮䚸⮬ᕫ䛻ồ䜑䜙䜜䜛ㄢ㢟ᢕᥱ➼䚸⥲ྜ ⓗ䛻ᑐᛂ䛷䛝䜛⬟ຊ䜢⩦ᚓ䛩䜛䚹 䐡㛵㐃ศ㔝䛾ᑓ㛛⫋䛸䛾㐃ᦠ䛾䛒䜚᪉ཬ䜃 䛭䛾ලయⓗෆᐜ䜢ᐇ㊶ⓗ䛻⌮ゎ䛩䜛䚹 [社会福祉士養成施設等における授業科目の目標及び内容並びに介護福祉士養成施設等における授業科目の目 標及び内容について(昭和63年2月12日社庶第26号/平成11年11月11日社援2667号)、大学等において開講す る社会福祉に関する科目の確認に係る指針について(平成20年3月28日19文科高第917号社援発第0328003号) (下線は筆者)]

(7)

みのなかった「経営」という文言が用いられたことは、社会福祉士を取り巻 く状況の変化を物語っている。

20

年後の見直しでは、さらに大きな変更が認められる。まず実習の目標 (表3)は三つに集約され、それまで多用されていた「専門」という文言は 影を潜めた。実習の内容(表4)については、六つの見直しがみられる。ま ず加筆された内容として、「支援計画の作成」、「権利擁護及び支援(エンパ ワメントを含む)とその評価」、「チームアプローチ」、「アウトリーチ、ネッ トワーキング、社会資源の活用・調整・開発」などが挙げられる。また、「経 営やサービスの管理運営」に関する項目が独立した形となった。さらに、そ れまで示されていた自己覚知に関する項目は削除されている。全体的に、支 援方法や内容がより具体的な概念を用いて説明され、それらの概念と科目の 専門分化・細分化の連動がみられる。 さらに、今後見直しが予定されているが、大まかな方向性として「実習及 び演習の充実」が強調されており、実践能力を有する社会福祉士の養成を意 図していることが窺われる。実習教育重視の見直しの方向性といえよう3 以上のように、厚労省通知が示している実習教育は、介護を要する老人や 障害者等の相談援助能力を涵養することを主たる目的としていた時代、す 表4 厚労省通知に示される実習の内容 䠅 䠍 䠍 ᡂ ᖹ 䠄 䠕 䠕 䠕 䠍 ᖺ 䠅 䠏 䠒 ࿴ ᫛ 䠄 䠔 䠔 䠕 䠍 ᖺ䛾ぢ┤䛧 䠎䠌䠌䠓ᖺ䠄ᖹᡂ䠍䠕䠅ᖺ䛾ぢ┤䛧 ᐇ ⩦ 䛾 ෆ ᐜ 䠄␃ពⅬ䠅 㼍䠅฼⏝⪅䜢⌮ゎ䛧䚸䝙䞊䝈䜢ᢕᥱ䛩䜛⬟ຊ䜢ᙉ䜑䜛 䠾䠅฼⏝⪅䜔䛭䛾㛵ಀ⪅䠄ᐙ᪘䞉ぶ᪘䞉཭ே➼䠅䛸᥼ຓ㛵 ಀ䜢స䜛⬟ຊ䜢ᙉ䜑䜛 䠿䠅฼⏝⪅䜔䛭䛾㛵ಀ⪅䠄ᐙ᪘䞉ぶ᪘䞉཭ே➼䠅䛾ၥ㢟ゎ Ỵ⬟ຊ䜢㧗䜑䜛䜘䛖䛻᥼ຓ䛩䜛⬟ຊ䜢ᙉ䜑䜛 䡀䠅᪋タ䞉ᶵ㛵䞉ᅋయ➼䛾⫋ဨ䜔䝪䝷䞁䝔䜱䜰䛸䛾ே㛫㛵 ಀ䜢ᙧᡂ䛩䜛⬟ຊ䜢ᙉ䜑䜛 㼑䠅⚟♴ᑓ㛛⫋䠄♫఍⚟♴ኈ䠅䛸䛧䛶䛾⫋ᴗ೔⌮䚸᪋タ䞉 ᶵ㛵䞉ᅋయ䛾㐠Ⴀ䜔⫋ဨ䛾ᑵᴗ䛺䛹䛻㛵䛩䜛つᐃ䜢Ꮫ 䜃䚸⤌⧊䛾୍ဨ䛸䛧䛶௙஦䜢ィ⏬䛧䚸㈐௵䜢ᯝ䛯䛩⬟ຊ 䜢ᙉ䜑䜛 䡂䠅ᐇ⩦⏕䛜䚸ᙜヱᐇ⩦᪋タ䛜䝁䝭䝳䝙䝔䜱䛾୰䛾ᶵ㛵䞉 ᪋タ䛷䛒䜛䛣䛸䜢⌮ゎ䛩䜛䛸䛸䜒䛻䚸ලయⓗ䛺䝁䝭䝳䝙䝔䜱 䜈䛾ാ䛝䛛䛡䛻䛴䛔䛶Ꮫ䜃䚸䛭䛾᥼ຓ䛾䛯䜑䛾⬟ຊ䜢 ᙉ໬䛩䜛 䡃䠅⚟♴ᑓ㛛⫋䠄♫఍⚟♴ኈ䠅䛾䛒䜛䜉䛝ጼ䛸ᚲせ䛺⬟ຊ 䜢ᐇ㝿䛻Ꮫ䜃䚸⮬ᕫ䜢ᐈほど䛧䚸ゎỴ䛩䜉䛝⮬ᕫ䛾ㄢ㢟 䜢᫂☜໬䛧䚸⌮ゎ䜢῝䜑䜛 䠄␃ពⅬ䠅 䜰䠅฼⏝⪅䜔䛭䛾㛵ಀ⪅䚸᪋タ䞉ᶵ㛵䞉ᅋయ➼䛾⫋ဨ䜔 䝪䝷䞁䝔䜱䜰➼䛸䛾ᇶᮏⓗ䛺䝁䝭䝳䝙䜿䞊䝅䝵䞁䜔ே䛸䛾 ௜䛝ྜ䛔᪉䛺䛹䛾෇⁥䛺ே㛫㛵ಀ䜢ᙧᡂ䛩䜛⬟ຊ䜢ᙉ 䜑䜛 䜲䠅฼⏝⪅䜢⌮ゎ䛧䚸䛭䛾㟂せ䜢ᢕᥱ䛩䜛⬟ຊ䜢ᙉ䜑䜛 䜴㻕฼⏝⪅䜔䛭䛾㛵ಀ⪅䠄ᐙ᪘䞉ぶ᪘䞉཭ே➼䠅䛸᥼ຓ㛵 ಀ䜢స䜛⬟ຊ䜢ᙉ䜑䜛 䜶䠅฼⏝⪅䜔䛭䛾㛵ಀ⪅䠄ᐙ᪘䞉ぶ᪘䞉཭ே➼䠅䛾ၥ㢟ゎ Ỵ⬟ຊ䜢㧗䜑䜛䜘䛖᥼ຓ䛩䜛⬟ຊ䜢ᙉ䜑䜛 䜸䠅⚟♴ᑓ㛛⫋䠄♫఍⚟♴ኈ䠅䛸䛧䛶䛾⫋ᴗ೔⌮䚸᪋タ䞉 ᶵ㛵䞉ᅋయ䛾⤒Ⴀ䜔⫋ဨ䛾ᑵᴗ䛺䛹䛻㛵䛩䜛つᐃ䜢Ꮫ 䜃䚸⤌⧊䛾୍ဨ䛸䛧䛶௙஦䜢ィ⏬䛧䚸㈐௵䜢ᯝ䛩⬟ຊ䜢 ᙉ䜑䜛 䜹䠅ᐇ⩦⏕䛜䚸ᙜヱᐇ⩦ඛ䛜䝁䝭䝳䝙䝔䜱䛾୰䛾ᶵ㛵䞉᪋ タ䛷䛒䜛䛣䛸䜢⌮ゎ䛩䜛䛸䛸䜒䛻䚸ලయⓗ䛺䝁䝭䝳䝙䝔䜱䜈 䛾ാ䛝䛛䛡䛻䛴䛔䛶Ꮫ䜃䚸䛭䛾᥼ຓ䛾䛯䜑䛾⬟ຊ䜢ᙉ ໬䛩䜛 䜻䠅⚟♴ᑓ㛛⫋䠄♫఍⚟♴ኈ䠅䛾䛒䜛䜉䛝ጼ䛸ᚲせ䛺⬟ ຊ䜢ᐇ㝿䛻Ꮫ䜃䚸⮬ᕫ䜢ᐈほど䛧䚸ゎỴ䛩䜉䛝⮬ᕫ䛾ゎ 㢟䜢᫂☜໬䛧䚸⌮ゎ䜢῝䜑䜛 䜰䚷฼⏝⪅䜔䛭䛾㛵ಀ⪅䚸᪋タ䞉஦ᴗ⪅䞉ᶵ㛵䞉ᅋయ➼ 䛾⫋ဨ䚸ᆅᇦఫẸ䜔䝪䝷䞁䝔䜱䜰➼䛸䛾ᇶᮏⓗ䝁䝭䝳䝙 䜿䞊䝅䝵䞁䜔ே䛸䛾௜䛝ྜ䛔᪉䛺䛹䛾෇⁥䛺ே㛫㛵ಀ 䛾ᙧᡂ 䜲䚷฼⏝⪅⌮ゎ䛸䛭䛾㟂せ䛾ᢕᥱཬ䜃ᨭ᥼ィ⏬䛾సᡂ 䜴䚷฼⏝⪅䜔䛭䛾㛵ಀ⪅䠄ᐙ᪘䞉ぶ᪘䞉཭ே➼䠅䛸䛾᥼ຓ 㛵ಀ䛾ᙧᡂ 䜶䚷฼⏝⪅䜔䛭䛾㛵ಀ⪅䠄ᐙ᪘䞉ぶ᪘䞉཭ே➼䠅䜈䛾ᶒ ฼᧦ㆤཬ䜃ᨭ᥼䠄䜶䞁䝟䝽䝯䞁䝖䜢ྵ䜐䠅䛸䛭䛾ホ౯ 䜸䚷ከ⫋✀㐃ᦠ䜢䛿䛨䜑䛸䛩䜛ᨭ᥼䛻䛚䛡䜛䝏䞊䝮䜰䝥 䝻䞊䝏䛾ᐇ㝿 䜹䚷♫఍⚟♴ኈ䛸䛧䛶䛾⫋ᴗ೔⌮䚸᪋タ䞉஦ᴗ⪅䞉ᶵ㛵䞉 ᅋయ➼䛾⫋ဨ䛾ᑵᴗ䛺䛹䛻㛵䛩䜛つᐃ䜈䛾⌮ゎ䛸⤌⧊ 䛾୍ဨ䛸䛧䛶䛾ᙺ๭䛸㈐௵䜈䛾⌮ゎ 䜻䚷᪋タ䞉஦ᴗ⪅䞉ᶵ㛵䞉ᅋయ➼䛾⤒Ⴀ䜔䝃䞊䝡䝇䛾⟶ ⌮㐠Ⴀ䛾ᐇ㝿 䜽䚷ᙜヱᐇ⩦ඛ䛜ᆅᇦ♫఍䛾୰䛾᪋タ䞉஦ᴗ⪅䞉ᶵ㛵䞉 ᅋయ䛷䛒䜛䛣䛸䜈䛾⌮ゎ䛸ලయⓗ䛺ᆅᇦ♫఍䜈䛾ാ䛝 䛛䛡䛸䛧䛶䛾䜰䜴䝖䝸䞊䝏䚸䝛䝑䝖䝽䞊䜻䞁䜾䚸♫఍㈨※ 䛾ά⏝䞉ㄪᩚ䞉㛤Ⓨ䛻㛵䛩䜛⌮ゎ [社会福祉士養成施設等における授業科目の目標及び内容並びに介護福祉士養成施設等における授業科目の目 標及び内容について(昭和63年2月12日社庶第26号/平成11年11月11日社援2667号)、大学等において開講す る社会福祉に関する科目の確認に係る指針について(平成20年3月28日19文科高第917号社援発第0328003号) (下線は筆者)]

(8)

なわちミクロレベルの実習教育から、少子高齢化等の社会情勢の変化を受 けて、援助対象を拡大させ、他の専門職や地域社会と連携してより良い援助 の可能性を探りながら、社会福祉士自身が所属する組織の経営のあり方まで 視野に収めたものへと大きく変化しつつある。社会福祉士が培うべき実践力 は、メゾ・マクロレベルの内容にまで拡大してきているのである。 ②養成校が目指す実習教育  以上のような厚労省からの要請と法制度の枠組みのなかで、養成校はどの ような実習教育を実施してきたのだろうか。養成校団体が作成した実習ガイ ドラインをてがかりに確認してみたい。

1987

年に日本社会事業学校連盟4(以下、学校連盟)と全国社会福祉協議 会(以下、全社協)によって最初のガイドラインが作成された。全社協・施 設協議会連絡会5および学校連盟(

1993

189

)は、「相談援助業務」の範囲 について、「広く『ソーシャルワーク』としてとらえることが望ましい」と いう見解から、社会福祉士(狭義)だけに留まらずソーシャルワーカー(広 義)という社会福祉専門職養成を目指しながら、「学校関係者と施設関係者 の共通理解」も目的とされており、実習先と共に養成を行っていくためのも のであった6。実習については、「基本的達成課題」として7項目が設定さ れた7。同ガイドラインは非常にシンプルなものであったが、7年後の改訂 の際には、「実習の目標」と「達成課題」が区分されている。前者については、 「価値観」や「小集団・集団」、「記録」といった文言が盛り込まれ、当初の 7項目から

12

項目へ細分化された。 特に焦点があてられた部分は、①ソーシャルワークの共通基盤としての価 値について認識を強めること、②具体的援助方法として何が選ばれようと も、つまり個別援助を主として用いるか集団を利用するか等はともかくとし て、その取っかかりとして、個人のもつ問題性を環境との関係で(相互作用 の領域を)検討するというエコ・システム思考とは何かを理解させること、 ③関係を樹立し発展させる技術を学ばせること、という3点である(学校連

(9)

盟・全社協

1999

15

)。また、達成課題には

35

項目が示された。それまで種 別ごとに示されていたものが、全分野に共通した形で表現されるようになっ たのである。 表5は、日本社会福祉士養成校協会8(以下、社養協)によって作成され たガイドラインである9 表5 

2008

年ガイドライン 䠅 ‽ Ỉ 䛝 䜉 䛩 㐩 ฿ 䞉 ᚓ ⋓ 䠄 ┠ 㡯 ᑠ 䠅 ┠ 㡯 䜛 䛩 㦂 ⤒ 䠄 ┠ 㡯 ୰ 䜰 䠄㻝䠅ᑐ㇟䠄฼⏝⪅䚸䜾䝹䞊䝥䚸ᆅᇦ➼䠅䛸䛾㛵䜟䜚᪉䜢Ꮫ䜆 䐟฼⏝⪅䛸㛵䜟䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛 䐠䜾䝹䞊䝥䝯䞁䝞䞊䛸㛵䜟䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛 䐡ᆅᇦఫẸ䛸㛵䜟䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛 䐟ධ㏥ᡤ䛾ືྥ䚸㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌㻌䛻䛴䛔䛶ᢕᥱ䛧ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟ᑐ㇟䜢ᐈほⓗ䛻ᢕᥱ䛩䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛 䐠ᢸᙜ䛩䜛฼⏝⪅䠄≉ᐃ䜿䞊䝇䠅䛾䝙䞊䝈䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐡ᢸᙜ䛩䜛฼⏝⪅䠄≉ᐃ䜿䞊䝇䠅䛾ㄢ㢟䜢タᐃ䛷䛝䜛 䐟ᐇ⩦ሙ㠃䛻䛚䛡䜛䜲䞁䝔䞊䜽䛜䛷䛝䜛 䐠䜰䝉䝇䝯䞁䝖䛾䝫䜲䞁䝖䚸ᡭ㡰䚸䝒䞊䝹䛻䛴䛔䛶ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐡ᐇ⩦ሙ㠃䛻䛚䛡䜛䝥䝷䞁䝙䞁䜾䛜䛷䛝䜛 䐢ᐇ⩦ሙ㠃䛻䛚䛡䜛䝰䝙䝍䝸䞁䜾䛜䛷䛝䜛 䐣ィ⏬ホ౯䛜䛷䛝䜛 䐟฼⏝⪅䛸㛵䜟䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛 䐠䜾䝹䞊䝥䝯䞁䝞䞊䛸㛵䜟䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛䠄䜰䛾෌ᥖ䠅 䐟ᢸᙜ䛩䜛฼⏝⪅䠄≉ᐃ䜿䞊䝇䠅䛻䛴䛔䛶䚸฼⏝⪅䛸ᐙ᪘䛾㛵ಀ䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐠ᢸᙜ䛩䜛฼⏝⪅䠄≉ᐃ䜿䞊䝇䠅䛻䛴䛔䛶䚸฼⏝⪅䛾ᐙ᪘䛜ᢪ䛘䜛ၥ㢟䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟ᑐ㇟䜈䛾ᨭ᥼䝥䝻䝉䝇䜢ලయ஦౛䛻䜒䛸䛵䛝ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐠ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛻䛚䛡䜛฼⏝⪅ᶒ฼᧦ㆤ䛾ྲྀ䜚⤌䜏䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐡ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛻䛚䛡䜛䜶䞁䝟䝽䝯䞁䝖ᐇ㊶䜢ᢳฟ䛧䛶ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟䝁䝭䝳䝙䜿䞊䝅䝵䞁䞉䝇䜻䝹䜢⌮ゎ䛧䛶䛔䜛 䐠฼⏝⪅➼䛸㐺ษ䛺䜰䜲䝁䞁䝍䜽䝖䜢䛸䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛 䐡㠃᥋ሙ㠃䛻䛚䛔䛶䚸ഴ⫈䞉せ⣙䞉ゎ㔘䞉᫂☜໬䞉ಁ䛧䞉ỿ㯲䞉⧞䜚㏉䛧䞉ඹឤ➼ᵝ䚻䛺㠃᥋ᢏ ⾡䜢ά⏝䛷䛝䜛 䐟ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛻䛔䜛௚⫋✀䛸䛭䛾ᴗົෆᐜ䞉ᑓ㛛ᛶ䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟䝏䞊䝮䜰䝥䝻䞊䝏䛾ᚲせᛶ䞉᪉ἲ䛻䛴䛔䛶ලయ౛䜢䛒䛢䛶ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛷㛤ദ䛥䜜䜛఍㆟䛾┠ⓗ䛻䛴䛔䛶ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐠఍㆟䛾㐠Ⴀ᪉ἲ䛻䛴䛔䛶ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐡 䐟㛵㐃䛩䜛ᶵ㛵䞉᪋タ䛚䜘䜃ᑓ㛛⫋䛾ᙺ๭䞉ᴗົ䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐠䜿䞊䝇౛䜢䜒䛸䛻㐃ᦠ䛜ᚲせ䛺ᶵ㛵䞉᪋タ䜢⌮⏤䜒ῧ䛘䛶ᣲ䛢䜙䜜䜛 䐟ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛻䛚䛡䜛฼⏝⪅ᶒ฼᧦ㆤ䛾ྲྀ䜚⤌䜏䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛䠄෌ᥖ䠅 䐠ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛻䛚䛡䜛ⱞ᝟ゎỴ䛾ὶ䜜䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛻䛚䛡䜛♫఍⚟♴ኈᴗົ䛾୰䛛䜙䚸♫఍⚟♴ኈ䛾౯್䞉೔⌮ุ᩿䛻䜒䛸 䛵䛟⾜Ⅽ䜢Ⓨぢᢳฟ䛧䛶ㄝ᫂䛩䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛 䐠ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛻䛚䛡䜛೔⌮ⓗ䝕䜱䝺䞁䝬䛾ලయ౛䜢䛒䛢䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛 䐡ᐇ⩦ඛᶵ㛵䛻䛚䛡䜛ಶே᝟ሗಖㆤ䞉⛎ᐦಖᣢ䛾ྲྀ䜚⤌䜏䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛾♫఍⚟♴ኈ䛾ᴗົෆᐜ䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛷⏝䛔䜙䜜䜛ᩥ᭩䛾✀㢮䞉⏝㏵䛜ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐠᪥ㄅ䞉䜿䞊䝇グ㘓➼䛜グධ䛷䛝䜛 䐟ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛾᰿ᣐἲ௧䛾ෆᐜ䜔㏻▱䛻ᇶ䛵䛟᭱పᇶ‽➼䛾ᴫせ䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛾ពᛮỴᐃ㐣⛬䠄⛺㆟䛾ὶ䜜➼䠅䚸Ỵ㆟ᶵ㛵䚸ጤဨ఍䛾ᙺ๭➼䛻䛴䛔䛶 ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛾ண⟬䞉஦ᴗィ⏬䚸Ỵ⟬䞉஦ᴗሗ࿌䜢ㄞ䜣䛷ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐠 䐡 䐟஦๓Ꮫ⩦䜢㋃䜎䛘䚸ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛾䛒䜛ᆅᇦ䠄ᕷ⏫ᮧ䞉⟶㎄༊ᇦ䞉ᆅ༊➼䠅䛾ேཱྀື ែ䚸⏕ά≧ἣ䚸ᩥ໬䞉⏘ᴗ䛺䛹䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟஦๓Ꮫ⩦䜢㋃䜎䛘䚸ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛾䛒䜛ᆅᇦ䠄ᕷ⏫ᮧ䞉⟶㎄༊ᇦ䞉ᆅ༊➼䠅䛾⚟♴ㄢ 㢟䚸⏕άၥ㢟䜢ิᣲ䛩䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛 䐟ᆅᇦ䛻䛹䛾䜘䛖䛺䜲䞁䝣䜷䞊䝬䝹䛺♫఍㈨※䛜䛒䜛䛛䜢䚸䛭䛾ᙺ๭䜒ྵ䜑䛶ิᣲ䛷䛝䜛 䐟ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛜⾜䛖⾜஦䛾ព⩏䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐠 䐡 䐢 䐟ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛾ᆅᇦ䜈䛾ാ䛝䛛䛡䛻䛴䛔䛶ලయⓗ䛻ㄝ᫂䛷䛝䜛 䠎 䠌 䠌 䠔 ᖹ ᡂ 䠎 䠌 ᖺ స ᡂ 㻝 ḟ ᱌ 䜶 䠄㻣䠅ᑐ㇟䠄฼⏝⪅䚸䜾䝹䞊䝥䚸ᆅᇦ➼䠅䛻㛵䛩䜛ᨭ᥼䝥䝻䝉䝇䜢 Ꮫ䜆 䠄㻤䠅ᮏே䞉ᐙ᪘➼䛸䛾㠃᥋䛾㐍䜑᪉䜢Ꮫ䜆 䜸 䠄㻥䠅⫋ሙ䛻䛚䛡䜛௚⫋✀䚸௚⫋ဨ䛾ᙺ๭䛸ᴗົ䜢Ꮫ䜆 䠄㻝㻜䠅⫋ሙ䛻䛚䛡䜛䝏䞊䝮䜰䝥䝻䞊䝏䛾䛒䜚᪉䜢Ꮫ䜆 䠄㻝㻝䠅ྛ⫋✀ෆ䞉㛫䛾఍㆟䛾㐠Ⴀ᪉ἲ䜢Ꮫ䜆 䠄㻝㻞䠅㛵㐃ᶵ㛵䞉᪋タ䛾ᴗົ䜔㐃ᦠ≧ἣ䜢Ꮫ䜆 䜲 䠄㻞䠅฼⏝⪅䛾ᐇែ䜢⤫ィⓗ䛻Ꮫ䜆 䠄㻟䠅ᑐ㇟䠄฼⏝⪅䚸䜾䝹䞊䝥䚸ᆅᇦ➼䠅䜈䛾䜰䝉䝇䝯䞁䝖䛾᪉ἲ 䜢Ꮫ䜆 䠄㻠䠅ಶูᨭ᥼ィ⏬➼䚸ᵝ䚻䛺ィ⏬䛾⟇ᐃ᪉ἲ䜢Ꮫ䜆䠄䝥䝷䞁䝙 䞁䜾䜎䛷䜢୺䛸䛧䛶䠅 䜴 䠄㻡䠅ᑐ㇟䠄฼⏝⪅䚸䜾䝹䞊䝥䚸ᆅᇦ➼䠅䛸䛾㛵䜟䜚᪉䜢Ꮫ䜆䠄䜰 䛾෌ᥖ䠅 䠄㻢䠅฼⏝⪅䛸ᐙ᪘䛾㛵ಀ䜢Ꮫ䜆 䜽 䠄㻞㻜䠅ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛾䛒䜛ᆅᇦ䛾Ṕྐ䜔ேཱྀᵓ㐀➼䛾୍ ⯡ⓗ≧ἣ䜢Ꮫ䜆 䠄㻞㻝䠅ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛾䛒䜛ᆅᇦ䛾♫఍⚟♴䛾඲యⓗ≧ἣ 䜢Ꮫ䜆 䠄㻞㻞䠅ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛾䛒䜛ᆅᇦ䛾䜲䞁䝣䜷䞊䝬䝹䛺♫఍㈨ ※䜢Ꮫ䜆 䠄㻞㻟䠅ᐇ⩦ᮇ㛫୰䛾⾜஦➼䛻䛴䛔䛶Ꮫ䜆 䠄㻞㻠䠅ᆅᇦ䛾⤌⧊໬䛾᪉ἲ➼䛻䛴䛔䛶Ꮫ䜆 䜹 䠄㻝㻟䠅฼⏝⪅䛾ேᶒᑛ㔜䛾ලయⓗ᪉ἲ䛻䛴䛔䛶Ꮫ䜆 䠄㻝㻠䠅♫఍⚟♴ᑓ㛛⫋䛾౯್䞉೔⌮䜢Ꮫ䜆 䠄㻝㻡䠅ᣦᑟ⫋ဨ䛛䜙♫఍⚟♴ኈ䛾ᴗົෆᐜ䜢Ꮫ䜆 䠄㻝㻢䠅ᴗົ䛻ᚲせ䛺ᩥ᭩ᵝᘧ䛾グධෆᐜ䞉᪉ἲ➼䜢Ꮫ䜆 䜻 䠄㻝㻣䠅ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛾ἲⓗ᰿ᣐ䞉ἲᚊ䛻䛴䛔䛶Ꮫ䜆 䠄㻝㻤䠅ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛾ពᛮỴᐃ㐣⛬䜢Ꮫ䜆 䠄㻝㻥䠅ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛾㈈ᨻ䚸㐠Ⴀ᪉ἲ➼䛾⤌⧊ᵓ㐀䜢Ꮫ 䜆 ฼⏝⪅ືྥ➼䛾ᖺ㛫⤫ィ ఍㆟䜢㐍⾜䛷䛝䜛 ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛾㈈※ၥ㢟䜔㈈※☜ಖ䛾ྲྀ䜚⤌䜏䞉ᕤኵ䞉⤒Ⴀດຊ䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 ᪂つ஦ᴗ䜔⌧⾜஦ᴗ䛻㛵䛧䛶䚸ඹྠເ㔠䜔㈈ᅋ➼䜈䛾ຓᡂ⏦ㄳ᭩㢮䛜సᡂ䛷䛝䜛 ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛜⾜䛖⾜஦䜢௻⏬䛷䛝䜛 ᐇ⩦ඛᶵ㛵䞉᪋タ䛜⾜䛖䜉䛝ᆅᇦఫẸ䜢ព㆑䛧䛯᪂䛯䛺⾜஦䜢ᥦ᱌䛷䛝䜛 ᆅᇦ䞉ᙜ஦⪅ᅋయ䛻ྥ䛡䛯ᗈሗㄅ➼䜢௻⏬䞉ྲྀᮦ䞉⦅㞟䛷䛝䜛 [日本社会福祉士養成校協会監修(2009)『社会福祉士相談援助実習』中央法規、32-34(下線は筆者)]

(10)

これは

2007

年の士士法改正を受けて作成されたものである。その目的は 「養成教育の標準化、とりわけ実習教育の標準化に向けて」である。また、「単 に『職場体験』や『特定施設での援助体験』をすることではなく、個別の場 での体験を通じながらも、将来あらゆる援助実践現場に出ても対応できる通 底的・普遍的なソーシャルワーク技術を学び体得すること」が実習の大きな 目標とされた。さらに、「『ミクロ』『メゾ』『マクロ』ソーシャルワークに関 する体験」、とりわけ「個人アセスメント体験」と「地域アセスメント体験」 を重視したとされる。

2013

年に作成された二次案では中項目・

21

項目、小項目・

50

項目へ、さ らに確定版では小項目が

51

項目へと見直された(表7)。一次案からの見直 しは、より具体的に表現された部分が多くみられるが、逆に表現が抽象化さ れ、削除された部分もみられる。ちなみに、削除された主な部分は、表5の 網掛け部分である。 以上のように、ガイドラインが示す実習教育は、社会福祉士制度の誕生に よって、広義のソーシャルワーカー養成を意識することとなり、実習先や所 属する養成校に関わらずソーシャルワーカーに必要な共通基盤を学習・体験 させることで、高い実践力涵養を目指してきたのである。次節では、こうし たガイドライン作成を受けて、実際の実習教育がどのような状況にあるかに ついて、これまでに明らかにされている状況を探ってみたい。 2.先行研究  養成校団体が作成したガイドラインは、狭義のソーシャルワーカーである 社会福祉士だけにとどまらず、広義のソーシャルワーカー養成を目指して作 成されてきた。そして、実習教育のミニマム・スタンダードとして位置づけ られている。そのようなガイドラインの内容と実習経験の比較検討を行い、 実習の課題を検討している先行研究がいくつかみられる。 まず実習生の自己評価を用いた、松岡ら(

2013

)や本郷ら(

2015

)の研 究がある。松岡ら(

2013

)は、ガイドライン〔一次案〕の小項目から、体験

(11)

内容・

14

項目、理解・説明力・

33

項目を抽出して調査・分析し、結果、体験 内容では

14

項目中7項目、理解・説明力では

33

項目中

21

項目において実習生 の自己評価が低く、経験や学習が難しい項目として挙げられた。具体的には、 体験内容では、ソーシャルワークのプロセスで考えた場合のインテーク、支 援の実行、モニタリング、評価の体験と、実習生が参加・実施可能な機会を 表6 

2013

年ガイドライン[確定版] 䠅 ‽ Ỉ 䛝 䜉 䛩 㐩 ฿ 䞉 ᚓ ⋓ 䠄 ┠ 㡯 ᑠ 䠅 ┠ 㡯 䜛 䛩 㦂 ⤒ 䠄 ┠ 㡯 ୰ 䐟ฟ఍䛔䛾ሙ㠃䛻䛚䛔䛶㛵ಀᙧᡂ䛾䛯䜑䛾㐺ษ䛺ᑐᛂ䛜䛷䛝䜛 䐠┦ᡭ䛾≧ἣ䛻ྜ䜟䛫䛶఍ヰ䜢⥅⥆䛷䛝䜛 䐡┦ᡭ䛻ྜ䜟䛫䛯ゝㄒ䝁䝭䝳䝙䜿䞊䝅䝵䞁䛾ᢏ⾡䜢⌮ゎ䛧䚸ά⏝䛩䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛 䐢┦ᡭ䛻ྜ䜟䛫䛯㠀ゝㄒ䝁䝭䝳䝙䜿䞊䝅䝵䞁䛾ᢏ⾡䜢⌮ゎ䛧䚸ά⏝䛩䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛 䐟⮬ศ䛜㛵䜟䜚䜔䛩䛔ே䛰䛡䛷䛿䛺䛟䚸୙≉ᐃ䛾ே䛻㛵䜟䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛 䐟㠃᥋䜔᪥ᖖ⏕ά䛾ほᐹ䜢㏻䛨䛶฼⏝⪅䜢⌮ゎ䛷䛝䜛 䐠฼⏝⪅⌮ゎ䛾᪉ἲ䜢⫋ဨ䛾ᑐᛂ䜔グ㘓䛛䜙Ꮫ䜃䚸≉ᚩ䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛾ᩘᖺศ䛾ධ㏥ᡤ䛾ືྥ䜔฼⏝≧ἣ䜢☜ㄆ䛧䚸≉ᚩ䜔ഴྥ➼䛻䛴䛔 䛶⪃ᐹ䛷䛝䜛 䐠㻌䐟䜢㋃䜎䛘䛶⪃ᐹ䛧䛯䛣䛸䜔ศᯒ䛧䛯䛣䛸䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛷⏝䛔䛶䛔䜛䜰䝉䝇䝯䞁䝖䞉䝒䞊䝹䛾ᯟ⤌䜏䛻ἢ䛳䛶฼⏝⪅䜢ᐈほⓗ䛻 ᢕᥱ䛧䚸฼⏝⪅䛾඲యീ䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐠ᢸᙜ䛩䜛฼⏝⪅䠄≉ᐃ䜿䞊䝇䠅䛾ၥ㢟䜢ᢕᥱ䛧ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐡ᢸᙜ䛩䜛฼⏝⪅䠄≉ᐃ䜿䞊䝇䠅䛾䝙䞊䝈䜢☜ᐃ䛧䚸᰿ᣐ䜎䛯䛿⌮⏤䜢♧䛧䛶ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟䝥䝷䞁䝙䞁䜾䛾㔜せ䛺䝫䜲䞁䝖䚸ᡭ㡰䛜ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐠฼⏝⪅䛾䜰䝉䝇䝯䞁䝖䛻ᇶ䛵䛔䛶䝥䝷䞁䝙䞁䜾䛜䛷䛝䜛 䐡ᢸᙜ䛩䜛฼⏝⪅㻔≉ᐃ䜿䞊䝇䠅䛾ᨭ᥼┠ᶆ䜢᰿ᣐ䜢♧䛧䛶タᐃ䛷䛝䜛 䐟᥼ຓ㛵ಀ䜢ᙧᡂ䛩䜛䛸䛔䛖䛣䛸䛾ព࿡䜢⌮ゎ䛧䚸ㄝ᫂䛷䛝䜛䠄ಶูᛶ䛾ᑛ㔜䚸ඹឤⓗ⌮ ゎ䚸⮬ᕫỴᐃ䚸ேᶒᑛ㔜䠅 䐠ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛻䛚䛡䜛ከᵝ䛺㠃᥋䛾ᙧែ䜔ᵓ㐀䜢⌮ゎ䛧ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐡฼⏝⪅䛸䛾ከᵝ䛺ሙ㠃䠄㐟䜃䚸సᴗ䚸䜿䜰䚸ᆅᇦᨭ᥼䛺䛹䠅䜢㏻䛧䛶᥼ຓ㛵ಀᙧᡂ䜢ព ㆑䛧䛶㛵䜟䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛 䐢㠃᥋ᢏἲ䜢ά⏝䛧䚸฼⏝⪅䛻㛵䜟䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛 䐟฼⏝⪅䛾ᐙ᪘䛜ᢪ䛘䜛ၥ㢟㻔ㄢ㢟㻕䜢ᢕᥱ䛧䚸䝙䞊䝈䜢☜ᐃ䛷䛝䜛 䐠ᢸᙜ䛩䜛฼⏝⪅䠄≉ᐃ䜿䞊䝇䠅䛸ᐙ᪘䛸䛾㛵ಀᛶ䜢䜶䝁䝬䝑䝥䜔䝆䜵䝜䜾䝷䝮䜢ά⏝䛧䚸 ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛻䛚䛡䜛ⱞ᝟ゎỴ䛾ὶ䜜䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐠ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛻䛚䛡䜛฼⏝⪅䜈䛾ᶒ฼᧦ㆤ䛾ྲྀ䜚⤌䜏䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐡ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛻䛚䛡䜛䜶䞁䝟䝽䝯䞁䝖ᐇ㊶䜢ᢳฟ䛧䛶ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟฼⏝⪅䜈䛾ᨭ᥼䜔䝃䞊䝡䝇䛻ᑐ䛩䜛䝰䝙䝍䝸䞁䜾䛜䛷䛝䜛 䐠฼⏝⪅䜈䛾ᨭ᥼䜔䝃䞊䝡䝇䛾ホ౯䛜䛷䛝䜛 䐟ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛷ാ䛟௚䛾ᑓ㛛⫋䛾ᴗົෆᐜ䜢⌮ゎ䛩䜛 䐠ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛻䛚䛔䛶䝏䞊䝮䛷ྲྀ䜚⤌䜣䛷䛔䜛஦౛䜢⌮ゎ䛩䜛 䐟ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛷㛤ദ䛥䜜䜛఍㆟䛾✀㢮䛸䛭䛾┠ⓗ䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐠఍㆟䛾㐠Ⴀ᪉ἲ䛻䛴䛔䛶ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟㛵㐃䛩䜛ᶵ㛵䞉᪋タཬ䜃ᑓ㛛⫋䛾ᙺ๭䞉ᴗົ䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐠䜿䞊䝇䜹䞁䝣䜯䝺䞁䝇䛻䛚䛡䜛ྛᶵ㛵䞉᪋タ䛾どⅬཬ䜃㐃ᦠ䛾᪉ἲ䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟ᐇ⩦ᣦᑟ⪅䛾ᴗົほᐹ䛾୰䛛䜙䚸♫఍⚟♴ኈ䛾೔⌮ุ᩿䛻ᇶ䛵䛟⾜Ⅽ䜢Ⓨぢ䞉ᢳฟ 䛧䚸ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐠ᐇ⩦୰䛻య㦂䛧䛯೔⌮ⓗ䝕䜱䝺䞁䝬䜢ゝㄒ໬䛷䛝䜛 䐡ಶே᝟ሗಖㆤ䞉⛎ᐦಖᣢ䛾ྲྀ䜚⤌䜏䛻䛴䛔䛶ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛾ᑵᴗ䛻㛵䛩䜛つᐃ䛺䛹䛻䛴䛔䛶ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛾ពᛮỴᐃ㐣⛬䠄⛺㆟䛾ὶ䜜➼䠅䚸Ỵ㆟ᶵ㛵䚸ጤဨ఍䛾ᙺ๭➼䛻䛴䛔 䛶ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟㻌ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛾ἲⓗ᰿ᣐཬ䜃ண⟬䞉஦ᴗィ⏬䚸Ỵ⟬䞉஦ᴗሗ࿌䛻䛴䛔䛶ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟㻌ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛷⏝䛔䜙䜜䜛ᩥ᭩䛾✀㢮䞉⏝㏵䞉⟶⌮᪉ἲ䛻䛴䛔䛶ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐠ᴗົ᪥ㄅ䞉䜿䞊䝇グ㘓䛾≉ᛶ䜔᭩䛝᪉䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐡ᐇ⩦グ㘓䝜䞊䝖䜢㐺ษ䛻グධ䛧⟶⌮䛩䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛 䐟஦๓Ꮫ⩦䜢㋃䜎䛘䚸ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛾䛒䜛ᆅᇦ䛾ேཱྀືែ䚸⏕ά≧ἣ䚸ᩥ໬䞉⏘ᴗ䛺䛹 䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐠஦๓Ꮫ⩦䜢㋃䜎䛘䚸ᆅᇦ䛸ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛾Ṕྐⓗ㛵䜟䜚䛻䛴䛔䛶ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐟஦๓Ꮫ⩦䜢㋃䜎䛘䚸ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛾䛒䜛ᆅᇦ䛾♫఍㈨※䜢ิᣲ䛷䛝䜛 䐠ᙜヱᆅᇦ䛾ᆅᇦ⚟♴ィ⏬䞉ᆅᇦ⚟♴άືィ⏬䛾≉ᚩ䜢䛒䛢䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛 䜰 䜲 䜶 䜸 䜹 䜻 䜽 䠄㻝䠅฼⏝⪅䚸⫋ဨ䚸䜾䝹䞊䝥䚸ᆅᇦఫẸ➼䛸䛾 ᇶᮏⓗ䛺䝁䝭䝳䝙䜿䞊䝅䝵䞁䜢Ꮫ䜆 䠄㻞䠅෇⁥䛺ே㛫㛵ಀ䛾ᙧᡂ᪉ἲ䜢Ꮫ䜆 䠄㻟䠅฼⏝⪅⌮ゎ䛾᪉ἲ䜢Ꮫ䜆 䠄㻠䠅฼⏝⪅䛾ືྥ䜔฼⏝≧ἣ䜢Ꮫ䜆 䠄㻡䠅฼⏝⪅䚸䜾䝹䞊䝥䚸ᆅᇦఫẸ➼䜈䛾䜰䝉䝇 䝯䞁䝖䛸䝙䞊䝈ᢕᥱ䛾᪉ἲ䜢Ꮫ䜆 䠄㻢䠅ಶูᨭ᥼ィ⏬➼䚸ᵝ䚻䛺ィ⏬䛾⟇ᐃ᪉ἲ䜢 Ꮫ䜆䠄䝥䝷䞁䝙䞁䜾䜎䛷䜢୺䛸䛧䛶䠅 䠄㻣䠅฼⏝⪅䛸䛾᥼ຓ㛵ಀ䛾ᙧᡂ䛾ព࿡䛸᪉ἲ䜢 Ꮫ䜆 䠄㻤䠅฼⏝⪅䛸ᐙ᪘䛾㛵ಀ䜢Ꮫ䜆 䠎 䠌 䠍 䠏 ᖹ ᡂ 䠎 䠑 ᖺ స ᡂ ☜ ᐃ ∧ 䠄㻝㻥䠅ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛾䛒䜛ᆅᇦ䛾Ṕྐ䜔ேཱྀ ᵓ㐀➼䜢Ꮫ䜆 䠄㻞㻜䠅ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛾䛒䜛ᆅᇦ䛾♫఍㈨※䜢 Ꮫ䜆 䠄㻞㻝䠅ᆅᇦ♫఍䛻䛚䛡䜛ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛾ᙺ๭ 䛸ാ䛝䛛䛡䛾᪉ἲ➼䜢Ꮫ䜆 䜴 䐟ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛾ᙜヱᆅᇦ䜈䛾ാ䛝䛛䛡䛾ᚲせᛶ䛸᪉ἲ䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䐠ᙜヱᆅᇦ䜰䝉䝇䝯䞁䝖䜢⾜䛖䛣䛸䛜䛷䛝䜛 䠄㻝㻠䠅♫఍⚟♴ኈ䛾೔⌮䜢Ꮫ䜆 䠄㻝㻡䠅ᑵᴗつ๎䛻䛴䛔䛶Ꮫ䜆 䠄㻝㻢䠅ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛾⤌⧊ᵓ㐀ཬ䜃ពᛮỴᐃ 㐣⛬䜢Ꮫ䜆 䠄㻝㻣䠅ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛾ἲⓗ᰿ᣐ䚸㈈ᨻ䚸㐠Ⴀ᪉ ἲ➼䜢Ꮫ䜆 䠄㻝㻤䠅ᴗົ䛻ᚲせ䛺ᩥ᭩ᵝᘧ䛾グධෆᐜ䞉᪉ἲ ➼䜢Ꮫ䜆 䠄㻥䠅฼⏝⪅䜔㛵ಀ⪅䠄ᐙ᪘➼䠅䜈䛾ᶒ฼᧦ㆤཬ 䜃䜶䞁䝟䝽䝯䞁䝖ᐇ㊶䜢Ꮫ䜆 䠄㻝㻜䠅䝰䝙䝍䝸䞁䜾䛸ホ౯᪉ἲ䜢Ꮫ䜆 䠄㻝㻝䠅ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛾௚⫋✀䚸௚⫋ဨ䛾ᙺ๭ 䛸ᴗົཬ䜃䝏䞊䝮䜰䝥䝻䞊䝏䛾䛒䜚᪉䜢Ꮫ䜆 䠄㻝㻞䠅ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛾఍㆟䛾㐠Ⴀ᪉ἲ䜢Ꮫ䜆 䠄㻝㻟䠅㛵㐃ᶵ㛵䞉᪋タ䛾ᴗົ䜔㐃ᦠ≧ἣ䜢Ꮫ䜆 [日本社会福祉士養成校協会実習教育委員会(2013)「相談援助実習・実習指導ガイドライン及び評価表」平成 25年11月20日]

(12)

特別に設定する必要が出てくるような面接における面接技術の活用や会議の 進行、行事の企画などにおいて体験ができにくいとされた。理解・説明力で は、「実習施設の予算・事業計画、決算・事業報告を見て説明」が最も低く、 施設のガバナンスとマネジメント(アドミニストレーション:運営管理)に 関する項目が最も多く存在し、実習施設を取り巻く地域の理解・働きかけの 方法に関する項目も多いといった結果が示された。  本郷ら(

2015

)は、ガイドライン〔確定版〕の小項目を用いて、やはり実 習生の自己評価から、体験困難傾向にある

11

項目(管理運営に関する項目・ 6項目、地域支援・4項目)を明らかにした。  次に、実習指導者を対象にした荒木ら(

2015

)の研究がある。荒木らは、 ガイドライン〔確定版〕の中項目を用いて、実習で取り組んでいるかどうか を調査した。結果、権利擁護や福祉経営、地域支援などに関する7項目を実 習で取り組む難しさがあるとした。 同じく実習指導者を対象にし、ガイドラインではなく、厚生労働省が示す 実習の内容(ア∼ク)を用いた、社養協調査(

2015

)や高木(

2016

)といっ た研究がある。社養協調査(

2015

)によると、実習プログラムに組み込むこ とが難しい傾向にあるとして、権利擁護や福祉経営、地域支援などの4項目 を挙げた。高木(

2016

)は、実習指導者を対象に

2014

(平成

26

)年度に行っ た調査結果と新カリキュラム実施後直後の

2009

(平成

21

)年9月に日本社 会福祉士会が行った調査結果を比較し、前回よりもポイントが低下したとし て、援助関係の形成や権利擁護、福祉経営、地域支援に関する5項目を明ら かにした。 以上のように先行研究では、実習生と実習指導者の視点から、ガイドライ ンや厚労省の示す実習内容に沿って、実習で学習あるいは経験することが難 しい項目、実習に組み込むのが難しい項目がある程度明らかにされている。 先行研究から「権利擁護」、「管理運営」、「地域支援」などにおいて共通して いることが理解できる。しかし、それらはどのような状況をとらえて「経験 が難しい/実習に組み込むのが難しい」と考えられているのか、その実態が

(13)

十分には明らかにされていない。 3.研究方法  まず、

A

大学11の相談援助実習履修者12(以下、実習生)の評価表を用いて、 評価尺度の「

E

:経験してない」(以下、

E

評価)を集計し、実習に組み込 むことが難しい傾向にある項目を確認した。対象となったのは集中4週実習 の実習生

67

名で、

2012

(平成

24

)∼

2016

(平成

28

)年度の評価表を使用し た。評価表は、旧相談援助実習ガイドラインの小項目を参考に作成されたも ので、対象となった項目は

51

項目である。  次に、実習に組み込むことが難しい項目について、協力を得られた実習指 導者8名に対して、

2016

(平成

28

)年8∼

10

月の期間に、実習指導者の所 属先においてインタビュー調査を行った。 表7 先行研究にみる学習・経験が難しい項目10 ᑐ㇟ ㄽᩥ ᯇᒸ䜙䠄㻞㻜㻝㻟䠅 ᮏ㒓䜙䠄㻞㻜㻝㻡䠅 Ⲩᮌ䜙䠄㻞㻜㻝㻡䠅 ♫㣴༠䠄㻞㻜㻝㻡䠅 㧗ᮌ䠄㻞㻜㻝㻢䠅 ⏝䛔䛯㈨ᩱ 䜺䜲䝗䝷䜲䞁䛊୍ḟ᱌䛋 ฼⏝⪅⌮ゎ䠋 ᥼ຓ㛵ಀᙧᡂ 䞉ᆅᇦఫẸ䛸䛾㛵䜟䜚 䞉ᐇ⩦ሙ㠃䛻䛚䛡䜛䜲䞁䝔䞊 䜽య㦂 䞉ᐇ⩦᪋タ䛾ᨭ᥼ᑐ㇟䠄฼ ⏝⪅䠅䛾䝰䝙䝍䝸䞁䜾 䞉ྛ✀䛾ィ⏬䠄ಶูᨭ᥼ィ ⏬䛺䛹䠅䛾ホ౯ 䞉㠃᥋ሙ㠃䛻䛚䛡䜛ഴ⫈䞉せ ⣙䞉ゎ㔘䞉᫂☜໬䞉ಁ䛧䞉ỿ 㯲䞉⧞䜚㏉䛧䞉ඹឤ➼ᵝ䚻䛺 㠃᥋ᢏ⾡䛾ά⏝ 䞉ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛾ᩘᖺศ 䛾ධ㏥ᡤ䛾ືྥ䜔฼⏝≧ ἣ䜢☜ㄆ䛧䚸≉ᚩ䜔ഴྥ➼ 䜢㋃䜎䛘䛶⪃ᐹ䛧䛯䛣䛸䜔ศ ᯒ䛧䛯䛣䛸䛾ㄝ᫂ 䞉ᢸᙜ䛩䜛฼⏝⪅䠄≉ᐃ䜿䞊 䝇䠅䛸ᐙ᪘䛸䛾㛵ಀᛶ䜢䜶䝁 䝬䝑䝥䜔䝆䜵䝜䜾䝷䝮䜢ά⏝ 䛧ㄝ᫂ 䞉ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛻䛚䛡䜛ⱞ ᝟ゎỴ䛾ὶ䜜䛾ㄝ᫂ 䞉ᶒ฼᧦ㆤཬ䜃䜶䞁䝟䝽䝯䞁 䝖ᐇ㊶ 䞉฼⏝⪅䜔䛭䛾㛵ಀ⪅䠄ᐙ ᪘䞉ぶ᪘䞉཭ே➼䠅䜈䛾ᶒ฼ ᧦ㆤཬ䜃ᨭ᥼䠄䜶䞁䝟䝽䝯䞁 䝖䜢ྵ䜐䠅䛸䛭䛾ホ౯ 䞉᥼ຓ㛵ಀ䛾ᙧᡂ 䞉ᶒ฼᧦ㆤཬ䜃ᨭ᥼䛸䛭䛾 ホ౯ ከ⫋✀㐃ᦠ 䞉ఱ䜙䛛䛾఍㆟䛾㐍⾜ 䞉఍㆟䛾㐠Ⴀ᪉ἲ䛻䛴䛔䛶䛾ㄝ᫂ ⤌⧊䛾୍ဨ 䞉ᑵᴗつ๎䞉♫఍⚟♴ኈ䛾೔⌮ ⚟♴⤒Ⴀ 䞉᪂つ஦ᴗ䜔⌧⾜஦ᴗ䛻㛵 䛩䜛ඹྠເ㔠䜔㈈ᅋ➼䜈䛾 ຓᡂ⏦ㄳ᭩㢮䛾సᡂ 䞉ᐇ⩦᪋タ䛾ண⟬䞉஦ᴗィ ⏬䚸Ỵ⟬䞉஦ᴗሗ࿌䜢ぢ䛶 ㄝ᫂ 䞉ᐇ⩦᪋タ䛾㈈※ၥ㢟䜔㈈ ※☜ಖ䛾ྲྀ䜚⤌䜏䞉ᕤኵ䞉⤒ Ⴀດຊ䛾ㄝ᫂ 䞉ᐇ⩦᪋タ䛾᰿ᣐἲ௧䛾ෆ ᐜ䞉㏻▱䛻ᇶ䛵䛟᭱పᇶ‽ 䛾ᴫせ䛾ㄝ᫂ 䞉ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛾ពᛮỴ ᐃ㐣⛬䠄⛺㆟䛾ὶ䜜➼䠅䚸Ỵ ㆟ᶵ㛵䚸ጤဨ఍䛾ᙺ๭➼䛻 䛴䛔䛶䛾ㄝ᫂ 䞉ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛾ἲⓗ᰿ ᣐཬ䜃ண⟬䞉஦ᴗィ⏬䚸Ỵ ⟬䞉஦ᴗሗ࿌䛻䛴䛔䛶䛾ㄝ ᫂ 䞉ᐇ⩦ᶵ㛵䞉᪋タ䛷⏝䛔䜙䜜 䜛ᩥ᭩䛾✀㢮䞉⏝㏵䞉⟶⌮ ᪉ἲ䛻䛴䛔䛶䛾ㄝ᫂ 䞉⤌⧊ᵓ㐀ཬ䜃ពᛮỴᐃ㐣 ⛬ 䞉ἲⓗ᰿ᣐ䚸㈈ᨻ䚸㐠Ⴀ᪉ἲ 䞉᪋タ䞉஦ᴗ⪅䞉ᶵ㛵䞉ᅋయ ➼䛾⤒Ⴀ䜔䝃䞊䝡䝇⟶⌮㐠 Ⴀ䛾ᐇ㝿 䞉⤒Ⴀ䜔䝃䞊䝡䝇䛾⟶⌮㐠 Ⴀ ᆅᇦᨭ᥼ 䞉ᐇ⩦᪋タ䛜⾜䛖⾜஦䠄䜲䝧 䞁䝖䠅䛾௻⏬䛾ㄝ᫂ 䞉ᆅᇦ䞉ᙜ஦⪅ᅋయ䛻ྥ䛡 䛯ᗈሗㄅ➼䛾௻⏬䞉ྲྀᮦ䞉 ⦅㞟䛾ㄝ᫂ 䞉ᐇ⩦᪋タ䛜⾜䛖䜉䛝ᆅᇦ ఫẸ䜢ព㆑䛧䛯᪂䛯䛺⾜ ஦䞉䜲䝧䞁䝖䛾ᥦ᱌ 䞉ᙜヱᆅᇦ䛾ᆅᇦ⚟♴ィ ⏬䞉ᆅᇦ⚟♴άືィ⏬䛾≉ ᚩ䜢䛒䛢䜛䛣䛸䛾ㄝ᫂ 䞉ᙜヱᆅᇦ䜰䝉䝇䝯䞁䝖䜢⾜ 䛖䛣䛸 䞉ᙜヱᆅᇦ䛻䛚䛡䜛䝛䝑䝖 䝽䞊䜻䞁䜾䛾ᐇ㊶䛾ㄝ᫂ 䞉ᙜヱᆅᇦఫẸ䜔ᙜ஦⪅䛾 ⤌⧊໬䛾᪉ἲ䛾ㄝ᫂ 䞉ᆅᇦ䛾Ṕྐ䜔ேཱྀᵓ㐀 䞉ᆅᇦ䛾♫఍㈨※ 䞉ᙜヱᐇ⩦ඛ䛜ᆅᇦ♫఍䛾 ୰䛾᪋タ䞉஦ᴗ⪅䞉ᶵ㛵䞉ᅋ య➼䛷䛒䜛䛣䛸䜈䛾⌮ゎ䛸 ලయⓗ䛺ᆅᇦ♫఍䜈䛾ാ䛝 䛛䛡䛸䛧䛶䛾䜰䜴䝖䝸䞊䝏 䞉䝛䝑䝖䝽䞊䜻䞁䜾䚸♫఍㈨ ※䛾ά⏝䞉ㄪᩚ䞉㛤Ⓨ䛻㛵 䛩䜛⌮ゎ 䞉䜰䜴䝖䝸䞊䝏 䞉䝛䝑䝖䝽䞊䜻䞁䜾䛸♫఍㈨ ※䛾ά⏝䞉ㄪᩚ䞉㛤Ⓨ ᰝ ㄪ 䛾 䜈 ⪅ ᑟ ᣦ ⩦ ᐇ ౯ ホ ᕫ ⮬ 䛾 ⏕ ⩦ ᐇ ཌປ┬㏻▱䛊ᐇ⩦䛾ෆᐜ䛋 䜺䜲䝗䝷䜲䞁䛊☜ᐃ∧䛋 [筆者作成]

(14)

4.倫理的配慮 実習生の評価表についてはすべてをデータ化し、個人や実習先、実習指導 者等が特定されないように配慮した。インタビュー調査においては、調査票 とともに研究目的、調査方法、個人情報とデータの取り扱い、調査対象者の 権利、調査協力が任意であること、調査者の連絡先など文書に明記し手渡し た。その際、口頭でも文書内容について説明を行い、協力いただける場合は 同意書にサインをしてもらった。 5.結果 5

-

1.実習に組み込むことが難しい項目 (1)実習生の基本属性 年 度 別 に よ る 内 訳 は、

2012

年 度9名(

13.4%

)、

2013

年 度

13

名(

19.4%

)、

2014

年度

19

名(

28.4%

)、

2015

年度

18

名(

26.9%

)、

2016

年度8名(

11.9%

)である。 実習先種別による内訳は、特別養護老人ホーム

15

名(

22.4%

)、障害者支 援施設

15

名(

20.9

%)、市町村社会福祉協議会6名(

9.0%

)、障害者就労支援 施設5名(

7.5

%)、小規模多機能型居宅介護5名(

7.5%

)、養護老人ホーム 5名(

7.5%

)、地域包括支援センター4名(

6.0%

)、病院3名(

4.5%

)、老人 デイサービス3名(

4.5%

)、介護老人保健施設2名(

3.0%

)、軽費老人ホー ム2名(

3.0%

)、児童養護施設2名(

3.0%

)となった。 図1 実習生数(年度別)[筆者作成] 図2 実習先種別内訳[筆者作成]

(15)

(2)評価表における

E

評価の割合  

67

名分のデータを集計した結果、実習に組み込むことが難しい傾向にあ る項目を半数以上の実習指導者が

E

評価に付けた項目とすれば、

51

項目中9 項目が該当した。具体的には、①利用者の家族や親類と援助関係を形成す る(

49%

)、②地域住民と援助関係を形成する(

49%

)、③会議を進行できる (

66%

)、④実習先の予算・事業計画、決算・事業報告を読んで説明できる (

58%

)、⑤実習先の財源問題や財源確保の取り組み・工夫・経営努力を説明 できる(

51%

)、⑥新規事業や現行事業に関して、共同募金や財団等への助 成申請書類が作成できる(

88%

)、⑦実習先が行う行事を企画できる(

57%

)、 ⑧実習先が行うべき地域住民を意識した新たな行事を提案できる(

55%

)、 ⑨地域・当事者団体に向けた広報誌等を企画・取材・編集できる(

76

%)、 という項目である。

(16)

-

2.実習指導者へのインタビュー調査結果 (1)実習指導者の基本属性  地域包括支援センター3名、市町村社会福祉協議会2名、特別養護老人 ホーム1名、就労継続支援事業所1名、障害者支援施設1名であった。 (2)項目ごとの回答結果  9項目それぞれについて、実習において経験可能か否か、また、それはど のような状況をとらえているかについてインタビューを行い、その内容を要 表8 

51

項目のE評価の割合 ┠ 㡯 䛔 ప 䛜 ྜ ๭ 䛾 ౯ ホ 㻱 䠅 ┠ 㡯 㻥 䠄 ┠ 㡯 䛔 㧗 䛜 ྜ ๭ 䛾 ౯ ホ 㻱 䠄㻠㻞㡯┠䠅 㻝㻜䠂ᮍ‶䠄㻞㻞㡯┠䠅 䖃㻝㻔㻝㻕䐟฼⏝⪅䛸㛵䜟䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛䠄㻜䠂䠅 䖃㻝㻔㻝㻕䐠䜾䝹䞊䝥䝯䞁䝞䞊䛸㛵䜟䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛䠄㻢䠂䠅 䖃㻞㻔㻞㻕䐟ᑐ㇟䜢ᐈほⓗ䛻ᢕᥱ䛩䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛䠄㻜䠂䠅 䖃㻞㻔㻞㻕䐠ᢸᙜ䛩䜛฼⏝⪅㻔≉ᐃ䡵䡬䡹㻕䛾䝙䞊䝈䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛䠄㻜䠂䠅 䖃㻞㻔㻞㻕䐡ᢸᙜ䛩䜛฼⏝⪅㻔≉ᐃ䡵䡬䡹㻕䛾ㄢ㢟䜢タᐃ䛷䛝䜛䠄㻜䠂䠅 䖃㻞㻔㻟㻕䐟ᐇ⩦ሙ㠃䛻䛚䛡䜛䜲䞁䝔䞊䜽䛜䛷䛝䜛䠄㻟䠂䠅 䖃㻞㻔㻟㻕䐠䜰䝉䝇䝯䞁䝖䛾䝫䜲䞁䝖䚸ᡭ㡰䚸䝒䞊䝹䛻䛴䛔䛶ㄝ᫂䛷䛝䜛䠄㻜䠂䠅 䖃㻞㻔㻟㻕䐡ᐇ⩦ሙ㠃䛻䛚䛡䜛䝥䝷䞁䝙䞁䜾䛜䛷䛝䜛䠄㻜䠂䠅 䖃㻟㻔㻝㻕䐟฼⏝⪅䛸᥼ຓ㛵ಀ䜢ᙧᡂ䛩䜛䠄㻠㻚㻡䠂䠅 䖃㻠㻔㻝㻕䐟ᑐ㇟䜈䛾ᨭ᥼䝥䝻䝉䝇䜢ලయ஦౛䛻ᇶ䛵䛝ㄝ᫂䛷䛝䜛䠄㻟䠂䠅 䖃㻠㻔㻝㻕䐠ᐇ⩦ඛ䛻䛚䛡䜛฼⏝⪅ᶒ฼᧦ㆤ䛾ྲྀ⤌䜏䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛䠄㻢䠂䠅 䖃㻠㻔㻝㻕䐡ᐇ⩦ඛ䛻䛚䛡䜛䜶䞁䝟䝽䝯䞁䝖ᐇ㊶䜢ᢳฟ䛧䛶ㄝ᫂䛷䛝䜛䠄㻟䠂䠅 䖃㻠㻔㻞㻕䐟䝁䝭䝳䝙䜿䞊䝅䝵䞁䞉䝇䜻䝹䜢⌮ゎ䛧䛶䛔䜛䠄㻜䠂䠅 䖃㻠㻔㻞㻕䐠฼⏝⪅➼䛸㐺ษ䛺䜰䜲䝁䞁䝍䜽䝖䜢䛸䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛䠄㻝㻚㻡䠂䠅 䖃㻠㻔㻞㻕䐡㠃᥋ሙ㠃䛻䛚䛔䛶䚸ഴ⫈䞉せ⣙䞉ゎ㔘䞉᫂☜໬䞉ಁ䛧䞉ỿ㯲䞉⧞䜚㏉䛧䞉ඹឤ ➼ᵝ䚻䛺㠃᥋ᢏ⾡䜢ά⏝䛷䛝䜛䠄㻜䠂䠅 䖃㻡㻔㻝㻕ᐇ⩦ඛ䛻䛔䜛௚⫋✀䛸䛭䛾ᴗົෆᐜ䞉ᑓ㛛ᛶ䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛䠄㻜䠂䠅 䖃㻡㻔㻞㻕䝏䞊䝮䜰䝥䝻䞊䝏䛾ᚲせᛶ䞉᪉ἲ䛻䛴䛔䛶ලయ౛䜢ᣲ䛢䛶ㄝ᫂䛷䛝䜛 䠄㻝㻚㻡䠂䠅 䖃㻡㻔㻠㻕䐟㛵㐃䛩䜛ᶵ㛵䞉᪋タ䛚䜘䜃ᑓ㛛⫋䛾ᙺ๭䞉ᴗົ䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛䠄㻠㻚㻡䠂䠅 䖃㻢㻔㻞㻕䐟ᐇ⩦ඛ䛻䛚䛡䜛ᴗົ䛾୰䛛䜙䚸♫఍⚟♴ኈ➼♫఍⚟♴ᑓ㛛⫋䛾౯್䞉೔ ⌮ุ᩿䛻ᇶ䛵䛟⾜Ⅽ䜢Ⓨぢᢳฟ䛧䛶ㄝ᫂䛩䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛䠄㻟䠂䠅 䖃㻢㻔㻞㻕䐡ᐇ⩦ඛ䛻䛚䛡䜛ಶே᝟ሗಖㆤ䞉⛎ᐦಖᣢ䛾ྲྀ䜚⤌䜏䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛䠄㻠㻚㻡䠂䠅 䖃㻢㻔㻟㻕ᐇ⩦ඛ䛾♫఍⚟♴ኈ➼♫఍⚟♴ᑓ㛛⫋䛾ᴗົෆᐜ䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛䠄㻟䠂䠅 䖃㻤㻔㻠㻕䐟ᐇ⩦ඛ䛜⾜䛖⾜஦䛾ព⩏䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛䠄㻣㻚㻡䠂䠅 㻞㻜䠂ᮍ‶䠄㻝㻟㡯┠䠅 䖃㻟㻔㻞㻕䐟ᢸᙜ䛩䜛฼⏝⪅䛻䛴䛔䛶䚸฼⏝⪅䛸ᐙ᪘䛾㛵ಀ䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛䠄㻝㻜㻚㻠䠂䠅 䖃㻟㻔㻞㻕䐠ᢸᙜ䛩䜛฼⏝⪅䛻䛴䛔䛶䚸฼⏝⪅䛾ᐙ᪘䛜ᢪ䛘䜛ၥ㢟䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䠄㻝㻜㻚㻠䠂䠅 䖃㻡㻔㻟㻕䐟ᐇ⩦ඛ䛷㛤ദ䛥䜜䜛఍㆟䛾┠ⓗ䛻䛴䛔䛶ㄝ᫂䛷䛝䜛䠄㻝㻥㻚㻠䠂䠅 䖃㻡㻔㻠㻕䐠䜿䞊䝇౛䜢䜒䛸䛻㐃ᦠ䛜ᚲせ䛺ᶵ㛵䞉᪋タ䜢⌮⏤䜒ῧ䛘䛶ᣲ䛢䜙䜜䜛 䠄㻝㻜㻚㻠䠂䠅 䖃㻢㻔㻝㻕䐟ᐇ⩦ඛ䛻䛚䛡䜛฼⏝⪅ᶒ฼᧦ㆤ䛾ྲྀ䜚⤌䜏䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛䠄㻝㻜㻚㻠䠂䠅 䖃㻢㻔㻞㻕䐠ᐇ⩦ඛ䛻䛚䛡䜛೔⌮ⓗ䝕䜱䝺䞁䝬䛾ලయ౛䜢ᣲ䛢䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛䠄㻝㻟㻚㻠䠂䠅 䖃㻢㻔㻠㻕䐟ᐇ⩦ඛ䛷⏝䛔䜙䜜䜛ᩥ᭩䛾✀㢮䞉⏝㏵䛜ㄝ᫂䛷䛝䜛䠄㻝㻜㻚㻠䠂䠅 䖃㻢㻔㻠㻕䐠᪥ㄅ䞉䜿䞊䝇グ㘓➼䛜グධ䛷䛝䜛䠄㻝㻣㻚㻥䠂䠅 䖃㻣㻔㻝㻕ᐇ⩦ඛ䛾᰿ᣐἲ௧䛾ෆᐜ䜔㏻▱䛻ᇶ䛵䛟᭱పᇶ‽➼䛾ᴫせ䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䠄㻝㻝㻚㻥䠂䠅 䖃㻤㻔㻝㻕஦๓Ꮫ⩦䜢㋃䜎䛘䚸ᐇ⩦ඛ䛾䛒䜛ᆅᇦ㻔ᕷ⏫ᮧ䞉⟶㎄༊ᇦ䞉ᆅ༊➼㻕䛾ேཱྀື ែ䚸⏕ά≧ἣ䚸ᩥ໬䞉⏘ᴗ䛺䛹䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛䠄㻝㻝㻚㻥䠂䠅 䖃㻤㻔㻞㻕஦๓Ꮫ⩦䜢㋃䜎䛘䚸ᐇ⩦ඛ䛾䛒䜛ᆅᇦ㻔ᕷ⏫ᮧ䞉⟶㎄༊ᇦ䞉ᆅ༊➼㻕䛾⚟♴ㄢ 㢟䚸⏕άၥ㢟䜢ิᣲ䛩䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛䠄㻝㻝㻚㻥䠂䠅 䖃㻤㻔㻟㻕ᆅᇦ䛻䛹䛾䜘䛖䛺䜲䞁䝣䜷䞊䝬䝹䛺♫఍㈨※䛜䛒䜛䛛䜢䚸䛭䛾ᙺ๭䜒ྵ䜑䛶 ิᣲ䛷䛝䜛䠄㻝㻝㻚㻥䠂䠅 䖃㻤㻔㻡㻕ᐇ⩦ඛ䛾ᆅᇦ䜈䛾ാ䛝䛛䛡䛻䛴䛔䛶ලయⓗ䛻ㄝ᫂䛷䛝䜛䠄㻝㻝㻚㻥䠂䠅 㻟㻜䠂ᮍ‶䠄㻣㡯┠䠅 䖃㻝㻔㻝㻕䐡ᆅᇦఫẸ䛸㛵䜟䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛䠄㻞㻟㻚㻥䠂䠅 䖃㻞㻔㻝㻕฼⏝⪅䛾ධ㏥ᡤ䛾ືྥ䚸฼⏝ືྥ➼䛾ᖺ㛫⤫ィ䛻䛴䛔䛶ᢕᥱ䛧ㄝ᫂䛷䛝䜛 䠄㻞㻜㻚㻥䠂䠅 䖃㻞㻔㻟㻕䐢ᐇ⩦ሙ㠃䛻䛚䛡䜛䝰䝙䝍䝸䞁䜾䛜䛷䛝䜛䠄㻞㻤㻚㻠䠂䠅 䖃㻞㻔㻟㻕䐣ィ⏬ホ౯䛜䛷䛝䜛䠄㻞㻤㻚㻠䠂䠅 䖃㻡㻔㻟㻕䐠఍㆟䛾㐠Ⴀ᪉ἲ䛻䛴䛔䛶ㄝ᫂䛷䛝䜛䠄㻞㻥㻚㻥䠂䠅 䖃㻢㻔㻝㻕䐠ᐇ⩦ඛ䛻䛚䛡䜛ⱞ᝟ゎỴ䛾ὶ䜜䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛䠄㻞㻥㻚㻥䠂䠅 䖃㻣㻔㻞㻕ᐇ⩦ඛ䛾ពᛮỴᐃ㐣⛬㻔⛺㆟䛾ὶ䜜➼㻕䚸Ỵᐃᶵ㛵䚸ጤဨ఍䛾ᙺ๭➼䛻䛴䛔 䛶ㄝ᫂䛷䛝䜛䠄㻞㻥㻚㻥䠂䠅 䖃㻟㻔㻝㻕䐠฼⏝⪅䛾ᐙ᪘䜔ぶ㢮䛸᥼ຓ㛵ಀ䜢ᙧᡂ䛩䜛䠄㻠㻥㻚㻟䠂䠅 䖃㻟㻔㻝㻕䐡ᆅᇦఫẸ䛸᥼ຓ㛵ಀ䜢ᙧᡂ䛩䜛䠄㻠㻥㻚㻟䠂䠅 䖃㻡㻔㻟㻕䐡఍㆟䜢㐍⾜䛷䛝䜛䠄㻢㻡㻚㻣䠂䠅 䖃㻣㻔㻟㻕䐟ᐇ⩦ඛ䛾ண⟬䞉஦ᴗィ⏬䚸Ỵ⟬䞉஦ᴗሗ࿌䜢ㄞ䜣䛷ㄝ᫂䛷䛝䜛䠄㻡㻤㻚㻞䠂䠅 䖃㻣㻔㻟㻕䐠ᐇ⩦ඛ䛾㈈※ၥ㢟䜔㈈※☜ಖ䛾ྲྀ䜚⤌䜏䞉ᕤኵ䞉⤒Ⴀດຊ䜢ㄝ᫂䛷䛝䜛 䠄㻡㻜㻚㻣䠂䠅 䖃㻣㻔㻟㻕䐡᪂つ஦ᴗ䜔⌧⾜஦ᴗ䛻㛵䛧䛶䚸ඹྠເ㔠䜔㈈ᅋ➼䜈䛾ຓᡂ⏦ㄳ᭩㢮䛜 సᡂ䛷䛝䜛䠄㻤㻤㻚㻝䠂䠅 䖃㻤㻔㻠㻕䐠ᐇ⩦ඛ䛜⾜䛖⾜஦䜢௻⏬䛷䛝䜛䠄㻡㻢㻚㻣䠂䠅 䖃㻤㻔㻠㻕䐡ᐇ⩦ඛ䛜⾜䛖䜉䛝ᆅᇦఫẸ䜢ព㆑䛧䛯᪂䛯䛺⾜஦䜢ᥦ᱌䛷䛝䜛䠄㻡㻡㻚㻞䠂䠅 䖃㻤㻔㻠㻕䐢ᆅᇦ䞉ᙜ஦⪅ᅋయ䛻ྥ䛡䛯ᗈሗㄅ➼䜢௻⏬䞉ྲྀᮦ䞉⦅㞟䛷䛝䜛䠄㻣㻢㻚㻝䠂䠅 [筆者作成(番号区分はA大学の実習評価表の項目番号)]

(17)

約した。 ①利用者の家族や親類と援助関係を形成する(全体のE評価:

49%

)  8名中4名が可、4名が不可という回答結果であった。実習において経験 可能と考える状況は、「会う機会が何度かある(ありそう)」といった状況が あり、そのうえで、実際に援助関係を形成できるかどうかは、実習指導者が 「できそうかどうか」と推測し評価を行っていると考えられる。  経験不可と考える状況は、「まったく会えない」場合と、会う機会がある としても「1回」などという限定的な場合であり、「援助関係を形成するに は不十分な時間」であることが主な状況として考えられる。 ②地域住民と援助関係を形成する(全体の

E

評価:

49%

)  8名中4名が可、4名が不可という回答であった。実習において経験可能 と考える状況は、「会う機会がある」ということが判断のポイントになって いると考えらえる。経験可能の回答であっても、実際には「時間が限られて いる」ことや「実習生の知識不足」などもあり「援助関係形成までは難しい」 と捉えられており、実習生が「できそうかどうか」と推測し評価している場 合が多いと考えられた。 経験不可と考える状況は、「会う機会がない」という場合と、会う機会は あっても「限定的」な状況から援助関係形成は難しいと判断されている。 表8

-

1 「利用者の家族や親類と援助関係を形成する」に対する回答 ྍ ୙ ྍ 䖃ᐙ᪘䛺䛹䛻఍䛖ᶵ఍䛜䛒䜛䠄㻭䠖ᆅᇦໟᣓᨭ᥼䝉䞁䝍䞊䠅 䖃ᐙ᪘䛻఍䛳䛶䜒䜙䛖䛣䛸䛿ྍ⬟䛰䛜䚸᥼ຓ㛵ಀ䜢ᙧᡂ䛩 䜛䜎䛷䛿㞴䛧䛔䚹ホ౯䛩䜛㝿䚸ண᝿䛸䛧䛶䚸ᐇ⩦⏕䛜䛷䛝 䛭䛖䛛䛹䛖䛛䛸䛔䛖䛸䛣䜝䛷ホ౯䛧䛶䛔䜛䠄㻮䠖ᆅᇦໟᣓᨭ ᥼䝉䞁䝍䞊䠅 䖃ಶูᨭ᥼ィ⏬䜢సᡂ䛩䜛䛺䛛䛷䚸ᐙ᪘䛻ᑐ䛧䛶䜲䞁䝍 䝡䝳䞊䛷䛝䜛䛣䛸䛜䛒䜛䚹䛯䛰䛧䚸䝍䜲䝭䞁䜾䜔䜿䞊䝇䛻䜘 䜛䠄㻱䠖ᕷ⏫ᮧ♫఍⚟♴༠㆟఍䠅 䖃୺䛻䝅䝵䞊䝖䝇䝔䜲䛾฼⏝⪅䜢᝿ᐃ䚹ᢸᙜ⪅఍㆟䛷ᐙ ᪘䛸఍䛖ᶵ఍䛜䛒䛳䛯䜚䚸㏦㏄䛾㝿䛻ྠ⾜䛧ᐙ᪘䛸ヰ䛧䛯 䜚䛩䜛䛣䛸䛜䛷䛝䜛䠄㻲䠖≉ู㣴ㆤ⪁ே䝩䞊䝮䠅 䖃༢䛺䜛఍ヰ⛬ᗘ䛷䛒䜜䜀ྍ⬟䚹᫬㛫ⓗ䛻䚸఍䛖ᶵ఍䛜 㻝ᅇ䛰䛡䛺䛹㝈䜙䜜䛶䛧䜎䛖䛾䛷䚸᥼ຓ㛵ಀᙧᡂ䛿䜐䛪䛛 䛧䛔䠄㻯䠖ᆅᇦໟᣓᨭ᥼䝉䞁䝍䞊䠅 䖃䜎䛪฼⏝⪅䛜୍ேᬽ䜙䛧䛾ሙྜ䛜ከ䛟䚸ᐙ᪘䛺䛹䛸఍䛖 ᶵ఍䛜䛺䛔䚹⫋ဨ䛜㟁ヰ䛷ヰ䛩䛣䛸䛿䛒䜛䛜䚸ᐇ⩦⏕䛜 䛛䛛䜟䜛䛣䛸䛿㞴䛧䛔䚹᫬㛫ⓗ䛻䜒㞴䛧䛔䠄㻰䠖ᕷ⏫ᮧ♫ ఍⚟♴༠㆟఍䠅 䖃᫬ᮇⓗ䛻㞴䛧䛔䚹ኟᐇ⩦䛷䛒䜜䜀ᐇ⩦⏕䛜」ᩘ䛔䜛 䛯䜑䚸ಖㆤ⪅䛻䛚㢪䛔䛧䛶䛝䛶䛔䛯䛰䛝ヰ䜢䛧䛶䛔䛯䛰䛟 ᶵ఍䜢タ䛡䛶䛔䜛䚹ᬑẁ䚸ᐙ᪘䛾᪉䛿᪋タ䛻᮶䜙䜜䛺 䛔䚹㏦㏄䛻ྠ⾜䛧┤᥋䛚ヰ䜢䛩䜛ሙ㠃䛜䛒䜛䛣䛸䛿ㄝ᫂ 䛧䛶䛔䜛䠄㻳䠖ᑵປ⥅⥆ᨭ᥼㻮ᆺ䠅 䖃ཎ๎᝿ᐃ䛧䛶䛔䛺䛔䚹ᐇ⩦⏕䛾ຊ㔞䛺䛹䛾ၥ㢟䜒䛒䜛 䛸ᛮ䜟䜜䜛䠄㻴䠖㞀ᐖ⪅ᨭ᥼᪋タ䠅 [筆者作成]

(18)

 これらの状況から、実習指導者が「地域住民」と関わる業務があるかどう か、また、「地域住民」をどのように捉えているかによって、実習経験に影 響する可能性が考えられた。 ③会議を進行できる(全体の

E

評価:

66%

)  8名中1名が可、7名は不可という回答となった。実習において経験可能 と考える状況は、「実習生と実習指導者のみ」という「模擬的な場面」が想 定されていた。  経験不可と考える状況は、まず「時間的」な面が挙げられた。ここには、 「

180

時間という実習期間中に実施することの難しさ」と、「実習指導者の時 間を割くことの難しさ」があるように考えられる。次に、「同席は可」とい う場合は、実習指導者が「会議」を模擬的なものではなく「実際の会議」と 想定していることがうかがえた。 表8

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2 「地域住民と援助関係を形成する」に対する回答 ྍ ୙ ྍ 䖃ᆅᇦఫẸ䛸఍䛖ᶵ఍䛜䛒䜛䠄㻭䠖ᆅᇦໟᣓᨭ᥼䝉䞁䝍䞊䠅 䖃ᆅᇦఫẸ䛸఍䛳䛯䜚䚸⚍䜚䛾ᡭఏ䛔䜢䛧䛯䜚䛩䜛䛣䛸䛿ྍ⬟ 䛸䛔䛖ព࿡䚹ᐇ⩦ᣦᑟ⪅䛷䜒ᆅᇦఫẸ䛸䛾㛵ಀ䛵䛟䜚䛿᫬㛫 䛜䛛䛛䜛䛯䜑䚸ᐇ⩦ᮇ㛫୰䛷䛿᥼ຓ㛵ಀᙧᡂ䜎䛷䛿㞴䛧䛔䚹 ᐇ⩦⏕䛜ᆅᇦ䛾䛣䛸䜢▱䜙䛺䛔䛺䛹䚸▱㆑୙㊊䛾㒊ศ䜒኱䛝 䛔䠄㻮䠖ᆅᇦໟᣓᨭ᥼䝉䞁䝍䞊䠅 䖃䜿䞊䝇䛻䜘䛳䛶䛿ྍ⬟䚹Ẹ⏕ጤဨ䛺䛹䛷䛒䜜䜀᥋Ⅼ䛜䛒䜛 䠄㻱䠖ᕷ⏫ᮧ♫఍⚟♴༠㆟఍䠅 䖃㏆䛟䛾ၟᗑ⾤䛷⾜䜟䜜䜛ᆅᇦఫẸྥ䛡䛾⾜஦䛻ཧຍ䛧䚸㻝 ᫬㛫⛬ᗘᆅᇦ䛾ே䛯䛱䛸஺ὶ䛧䛯䠄㻲䠖≉ู㣴ㆤ⪁ே䝩䞊䝮䠅 䖃ᆅᇦ䛾䜲䝧䞁䝖䛻䝍䜲䝭䞁䜾䜘䛟ཧຍ䛷䛝䜜䜀䚸᥼ຓ㛵ಀ䜢 ᙧᡂ䛩䜛ᶵ఍䜒䛒䜛䛛䜒䛧䜜䛺䛔䛜䚸ᐇ⩦ᮇ㛫୰䛻䛿䛺䛔䛾 䛷㞴䛧䛔䠄㻯䠖ᆅᇦໟᣓᨭ᥼䝉䞁䝍䞊䠅 䖃ᆅᇦఫẸ䛸఍䛖ᶵ఍䛿䛒䜛䛜䚸Ⅼ䛷䛧䛛䛺䛔䚹᫬㛫ⓗ䛻᥼ ຓ㛵ಀ䜢ᙧᡂ䛩䜛䛾䛿㞴䛧䛔䠄㻰䠖ᕷ⏫ᮧ♫఍⚟♴༠㆟఍䠅 䖃ᆅᇦ䛾㧗㱋⪅Ꮿ䛻䛖䛛䛜䛖ᶵ఍䛜䛒䜛䛾䛷䚸ྠ⾜䛧䛶䜒䜙 䛖䛣䛸䛿ྍ⬟䛰䛜䚸ᅇᩘ䜒㝈䜙䜜䛶䛔䜛䛾䛷䚸᥼ຓ㛵ಀ䜎䛷䛿 䜐䛪䛛䛧䛔䠄㻳䠖ᑵປ⥅⥆ᨭ᥼㻮ᆺ䠅 䖃ཎ๎᝿ᐃ䛧䛶䛔䛺䛔䚹⤒㦂䛩䜛䛯䜑䛻䛿䚸ᐇ⩦⏕䛾ຊ㔞䛺 䛹䛾ၥ㢟䜒䛒䜛䛸ᛮ䜟䜜䜛䠄㻴䠖㞀ᐖ⪅ᨭ᥼᪋タ䠅 [筆者作成]

(19)

④実習先の予算・事業計画、決算・事業報告を読んで説明できる(全体の E評価:

58%

)  8名中3名が可、5名が不可という回答となった。実習において経験可能 と考える状況は、「説明」や「情報提供」が出来ているという場合であった。  経験不可と考える状況は、実習指導者(社会福祉士)の業務ではないため 「見せる機会がない」という場合と、「見せることは可能」な場合に分かれた。 「見せることは可能」という場合は、実習指導者の「関わりの少なさ」や「説 明のみで終わる」といった状況であった。 表8

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4 「実習先の予算・事業計画、決算・事業報告を読んで説明できる」 に対する回答 ྍ ୙ ྍ 䖃඲య䛾ㄝ᫂䛿⾜䛖䚹䛧䛛䛧䚸⣽䛛䛺㒊ศ䛿ㄝ᫂䛧䛺䛔䠄㻰䠖ᕷ ⏫ᮧ♫఍⚟♴༠㆟఍䠅 䖃᝟ሗ䛿୚䛘䛶䛔䜛䛾䛷䚸ホ౯䛿ྍ⬟䠄㻱䠖ᕷ⏫ᮧ♫఍⚟♴༠ ㆟఍䠅 䖃஦ᴗィ⏬䛸஦ᴗሗ࿌䛿ぢ䛫䜛䛣䛸䛜ྍ⬟䚹ண⟬䛸Ỵ⟬䛿䚸 ᐇ⩦ᣦᑟ⪅䛾⠊␪䜢㉸䛘䛶䛔䜛䠄㻲䠖≉ู㣴ㆤ⪁ே䝩䞊䝮䠅 䖃ண⟬䞉஦ᴗィ⏬䚸Ỵ⟬䞉஦ᴗሗ࿌䛺䛹䜢ぢ䛫䜛ᶵ఍䛜䛺䛔䚹 ᐇ⩦ᣦᑟ⪅䛾ᴗົ䛻䛿ྵ䜎䜜䛶䛔䛺䛔䚹ἲே䛾ᴗົ䛷䛒䜛 䠄㻭䠖ᆅᇦໟᣓᨭ᥼䝉䞁䝍䞊䠅 䖃஦ᴗィ⏬䜢ぢ䛫䜛䛣䛸䛿䛷䛝䜛䚹䛯䛰䚸䛣䛾㒊ศ䛿♫఍⚟♴ ኈ䛸䛧䛶䛿ὸ䛔䛛䛛䜟䜚䛷䜒䛒䜚䚸ᐇ⩦ᣦᑟ⪅䛜⟶⌮⫋䛛䛹䛖 䛛䛻䜒䜘䜛䛸ᛮ䜟䜜䜛䠄㻮䠖ᆅᇦໟᣓᨭ᥼䝉䞁䝍䞊䠅 䖃஦ᴗィ⏬䜢ぢ䛫䜛䛣䛸䛿ྍ⬟䚹䛭䛾௚䛻䛴䛔䛶䛿䚸ᑐᛂ䛷 䛝䛺䛔䛯䜑㞴䛧䛔䠄㻯䠖ᆅᇦໟᣓᨭ᥼䝉䞁䝍䞊䠅 䖃ᐇ⩦ᣦᑟ⪅䛛䜙䛾ㄝ᫂䛷⤊䜟䜛䠄㻳䠖ᑵປ⥅⥆ᨭ᥼㻮ᆺ䠅 䖃ཎ๎᝿ᐃ䛧䛶䛔䛺䛔䚹ᐇ⩦⏕䛾ຊ㔞䛺䛹䛾ၥ㢟䜒䛒䜛䛸ᛮ 䜟䜜䜛䠄㻴䠖㞀ᐖ⪅ᨭ᥼᪋タ䠅 [筆者作成] 表8

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3 「会議を進行できる」に対する回答 ྍ ୙ ྍ 䖃ᐇ⩦⏕䛸ᐇ⩦ᣦᑟ⪅䛾䜏䛸䛔䛖ሙྜ䛿ྍ⬟䚹௚䛾⫋ဨ䜔 ᢸᙜ⪅఍㆟䛻䛿䚸ྠᖍ䛿ྍ⬟䠄㻲䠖≉ู㣴ㆤ⪁ே䝩䞊䝮䠅 䖃᫬㛫ⓗ䛺䜒䛾䚹ᴗົୖ䚸䛭䛖䛔䛳䛯ᶵ఍䛜タ䛡䜙䜜䛺䛔 䠄㻭䠖ᆅᇦໟᣓᨭ᥼䝉䞁䝍䞊䠅 䖃ᐇ㝿䛾ᢸᙜ⪅఍㆟䛺䛹䜢ᢸᙜ䛧䛶䜒䜙䛖䛣䛸䛿㞴䛧䛔䚹ᐇ 㝿䛻䜔䛳䛶䜒䜙䛖䛸䛧䛯ሙྜ䚸ᐇ⩦⏕䛾ຊ㔞䠄⤒㦂䠅䛻䜒䜘 䜛䚹᫬㛫ⓗ䛻㞴䛧䛔䠄㻮䠖ᆅᇦໟᣓᨭ᥼䝉䞁䝍䞊䠅 䖃఍㆟䛾ྠᖍ䛿ྍ⬟䛰䛜䚸➨㻟⪅䛜㐍⾜䛩䜛䛣䛸䛿㞴䛧䛔䚹 䝥䝻䜾䝷䝮䛻䜒ධ䜜䛶䛔䛺䛔䚹ᮅ䛾㒊⨫ෆ䛾䝭䞊䝔䜱䞁䜾䛺䜙 䜀ᑐᛂྍ⬟䠄㻯䠖ᆅᇦໟᣓᨭ᥼䝉䞁䝍䞊䠅 䖃ᐇ⩦⏕䛿ྠᖍ䛧ഐ⫈䛩䜛䛣䛸䛿ྍ⬟䛰䛜䚸㐍⾜䛿㞴䛧䛔 䠄㻰䠖ᕷ⏫ᮧ♫఍⚟♴༠㆟఍䠅 䖃ྛ✀఍㆟䜈䛾ྠᖍ䛿ྍ⬟䛰䛜䚸ᐇ⩦⏕䛜㐍⾜䛩䜛䛣䛸䛿 㞴䛧䛔䠄㻱䠖ᕷ⏫ᮧ♫఍⚟♴༠㆟఍䠅 䖃ᇶᮏⓗ䛻䛿ಶே᝟ሗ䛾῝䛔䛸䛣䜝䜎䛷䛛䛛䜟䜛䛾䛷䚸ᐇ ⩦⏕䛿఍㆟䛻ཧຍ䛧䛺䛔䚹᫬㛫䜒䚸฼⏝⪅䛾᪉䛜ᖐ䜙䜜䛯 ᚋ䚸ኤ᪉䛛䜙⾜䛖䛯䜑䚸ᐇ⩦᫬㛫䛿⤊䜟䛳䛶䛔䜛䠄㻳䠖ᑵປ⥅ ⥆ᨭ᥼㻮ᆺ䠅 䖃ཎ๎᝿ᐃ䛧䛶䛔䛺䛔䚹ᐇ⩦⏕䛾ຊ㔞䛺䛹䛾ၥ㢟䜒䛒䜛䛸 ᛮ䜟䜜䜛䠄㻴䠖㞀ᐖ⪅ᨭ᥼᪋タ䠅 [筆者作成]

(20)

⑤実習先の財源問題や財源確保の取り組み・工夫・経営努力を説明できる (全体の

E

評価:

51%

)  8名中2名が可、6名が不可という回答結果であった。実習において経験 可能と考える状況は、「実習指導者が説明を行っている」という場合であっ た。  経験不可と考える状況は、まず「時間的」なこととして、実習指導者の権 限だけでは開示が難しいことから「他との調整をする時間が取りづらい」と いった状況や、「実習指導者が実習生に説明する時間が取れない」といった 状況があった。その背景には「学生には難しい」という見方もある。 ⑥新規事業や現行事業に関して、共同募金や財団等への助成申請書類が作 成できる(全体のE評価:

88%

)  8名中1名が可で、7名は不可という回答となった。実習において経験可 能と考える状況は、「実習指導者の業務にある」という場合であった。  経験不可と考える状況は、「実習指導者の業務にない」という場合と、「実 習期間が申請時期と異なっている」という場合であった。「業務にない」と いう場合、他の職種の業務であることも考えられる。業務にある場合でも 「実際のもの」を想定しているため、その時期ではない場合に経験できない という状況にある。 表8

-

5 「実習先の財源問題や財源確保の取り組み・工夫・経営努力を説明 できる」に対する回答 ྍ ୙ ྍ 䖃ᴗົ䛸䛧䛶䛒䜛䛯䜑䚸ᕼᮃ䛜䛒䜜䜀ㄪᩚྍ⬟䠄㻲䠖≉ู㣴 ㆤ⪁ே䝩䞊䝮䠅 䖃ᐇ⩦ᣦᑟ⪅䛾ᴗົ䛻䛿ྵ䜎䜜䛶䛔䛺䛔䛯䜑䚸⤒㦂䛧䛶䜒 䜙䛖ᶵ఍䛜䛺䛔䠄㻭䠖ᆅᇦໟᣓᨭ᥼䝉䞁䝍䞊䠅 䖃ᴗົ䛻䛺䛔䛯䜑䚸ᶵ఍䛜䛺䛔䠄㻮䠖ᆅᇦໟᣓᨭ᥼䝉䞁䝍䞊䠅 䖃ᴗົ䛻䛺䛔䛯䜑䚸ᶵ఍䛜䛺䛔䠄㻯䠖ᆅᇦໟᣓᨭ᥼䝉䞁䝍䞊䠅 䖃ᐇ⩦᫬ᮇ䛜⏦ㄳ᫬ᮇ䛷䛿䛺䛔䛾䛷㞴䛧䛔䠄㻰䠖ᕷ⏫ᮧ♫఍ ⚟♴༠㆟఍䠅 䖃᭩㢮䛾㜀ぴ䛿䛷䛝䜛䚹䝍䜲䝭䞁䜾䛜䛒䛘䜀ྍ⬟䛛䜒䛧䜜䛺 䛔䠄㻰䠖ᕷ⏫ᮧ♫఍⚟♴༠㆟఍䠅 䖃ᐇ⩦ᣦᑟ⪅䛾ᴗົ䛻䛺䛔䚹஦ົ䛾ᴗົ䠄㻳䠖ᑵປ⥅⥆ᨭ ᥼㻮ᆺ䠅 䖃ཎ๎᝿ᐃ䛧䛶䛔䛺䛔䠄㻴䠖㞀ᐖ⪅ᨭ᥼᪋タ䠅 [筆者作成]

(21)

⑦実習先が行う行事を企画できる(全体の

E

評価:

57%

)  8名中1名が可で、7名は不可という回答となった。実習において経験可 能と考える状況は、「入所者向けのレクリエーション」を想定した場合であっ た。  経験不可と考える状況は、まず「時間的な難しさ」が挙げられていた。こ の場合、「実習指導者の時間を割くことの難しさ」や「他の実習プログラム を優先すれば、この項目に当てる時間の確保の難しさ」といったことが考え られる。また、「タイミングの問題」も挙げられており、「実習期間にその業 務がない場合の実習プログラムへの反映の難しさ」ということが考えられ る。年に1度しか開催されない「祭り」などを「行事」と想定した場合には、 経験が難しくなるようである。 表8

-

6 「新規事業や現行事業に関して、共同募金や財団等への助成申請書 類が作成できる」に対する回答 ྍ ୙ ྍ 䖃ᴗົ䛸䛧䛶䛒䜛䛯䜑䚸ᕼᮃ䛜䛒䜜䜀ㄪᩚྍ⬟䠄㻲䠖≉ู㣴 ㆤ⪁ே䝩䞊䝮䠅 䖃ᐇ⩦ᣦᑟ⪅䛾ᴗົ䛻䛿ྵ䜎䜜䛶䛔䛺䛔䛯䜑䚸⤒㦂䛧䛶䜒 䜙䛖ᶵ఍䛜䛺䛔䠄㻭䠖ᆅᇦໟᣓᨭ᥼䝉䞁䝍䞊䠅 䖃ᴗົ䛻䛺䛔䛯䜑䚸ᶵ఍䛜䛺䛔䠄㻮䠖ᆅᇦໟᣓᨭ᥼䝉䞁䝍䞊䠅 䖃ᴗົ䛻䛺䛔䛯䜑䚸ᶵ఍䛜䛺䛔䠄㻯䠖ᆅᇦໟᣓᨭ᥼䝉䞁䝍䞊䠅 䖃ᐇ⩦᫬ᮇ䛜⏦ㄳ᫬ᮇ䛷䛿䛺䛔䛾䛷㞴䛧䛔䠄㻰䠖ᕷ⏫ᮧ♫఍ ⚟♴༠㆟఍䠅 䖃᭩㢮䛾㜀ぴ䛿䛷䛝䜛䚹䝍䜲䝭䞁䜾䛜䛒䛘䜀ྍ⬟䛛䜒䛧䜜䛺 䛔䠄㻰䠖ᕷ⏫ᮧ♫఍⚟♴༠㆟఍䠅 䖃ᐇ⩦ᣦᑟ⪅䛾ᴗົ䛻䛺䛔䚹஦ົ䛾ᴗົ䠄㻳䠖ᑵປ⥅⥆ᨭ ᥼㻮ᆺ䠅 䖃ཎ๎᝿ᐃ䛧䛶䛔䛺䛔䠄㻴䠖㞀ᐖ⪅ᨭ᥼᪋タ䠅 [筆者作成] 表8

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7 「実習先が行う行事を企画できる」に対する回答 ྍ ୙ ྍ 䖃ධᡤ⪅ྥ䛡䛾䝺䜽䝸䜶䞊䝅䝵䞁䜢⪃䛘䛶䜒䜙䛖䠄㻲䠖≉ู㣴ㆤ ⪁ே䝩䞊䝮䠅 䖃᫬㛫ⓗ䛻㞴䛧䛔䠄㻭䠖ᆅᇦໟᣓᨭ᥼䝉䞁䝍䞊䠅 䖃᫬㛫ⓗ䛻㞴䛧䛔䠄㻮䠖ᆅᇦໟᣓᨭ᥼䝉䞁䝍䞊䠅 䖃ᶵ఍䛜䛺䛔䚹」ᩘ䛾ᐇ⩦⏕䛜ྠ᫬ᮇ䛔䜜䜀䛷䛝䜛䛛䜒䛧 䜜䛺䛔䠄㻯䠖ᆅᇦໟᣓᨭ᥼䝉䞁䝍䞊䠅 䖃ᐇ⩦᫬ᮇ䛜௻⏬䛾᫬ᮇ䛷䛒䜜䜀ᑐᛂྍ⬟䛛䜒䛧䜜䛺䛔 䠄㻰䠖ᕷ⏫ᮧ♫఍⚟♴༠㆟఍䠅 䖃䝍䜲䝭䞁䜾䛜䛒䛘䜀䚸‽ഛ䛾䝥䝻䝉䝇䜢䜏䜛䛣䛸䛿ྍ⬟䠄㻱䠖 ᕷ⏫ᮧ♫఍⚟♴༠㆟఍䠅 䖃௻⏬䛿⫋ဨ䛜䛩䜛䛯䜑䚸ᐇ⩦⏕䛿ཧຍ䛾䜏䚹௨๓ၥ䛔䛛 䛡䛿䛧䛯䛣䛸䛿䛒䜛䠄㻳䠖ᑵປ⥅⥆ᨭ᥼㻮ᆺ䠅 䖃ཎ๎᝿ᐃ䛧䛶䛔䛺䛔䠄㻴䠖㞀ᐖ⪅ᨭ᥼᪋タ䠅 [筆者作成]

参照

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