異業種ネットワークからの地域ブランド化 廃棄物循環型農業の事業化戦略
2
0
0
全文
(2) 良いエマルジョン化していることが示される。他にも多くの作物で糖度の増加、租繊維の減少、 収量の増加等の有利な現象が示されている2)。ペーパースラッジ灰を利用した堆肥には微量金属 イオンが含まれ、作物の高品質化が見られる。 【技術を核にした地域ブランドの確立】 上記の技術を核にして、北海道胆振地域を中心に、製紙工場、清掃企業、農業機器メーカー食 品加工機器メーカー、R&D 企業、製糖工場、地方自治体の連携による、堆肥製造から作物生産に 至る異業種ネットワークの構築を図った(図3)。胆振地域は企業の発注量等が暫減する傾向にあ り新たな産業の振興が求められている。. 地域ネットワークの形成. 地域における資源循環ネットワーク. 栗沢町:㈱アクアマックス (農業機材メーカー). 札幌市: 北海道大学 (先端科学技術共同研究 センター、農学研究科). 釧路市:釧路技研. 畜産農家・ 食品廃棄物. 苫小牧市:㈱苫小牧清掃社 真狩村: ㈱システムブレイン (R&D企業). 白老町: ㈱白老清掃 白老町役場 白老町異業種交流会 日本製紙白老工場. 伊達市: 北海道糖業伊達工場. 高機能農業資材. 付加価値の高い 農業生産物. 有機廃棄物分解の 工業化. 地域ブランド化 による優位性を 持つ事業展開. 甜菜遊離土 地域製紙工場 からのペーパー スラッジ灰. 修復. 製糖工場. 甜菜 生産 農家. 資源循環型社会の構築. 北海道胆振支庁. 図3.北海道胆振地域における循環. 図4.資源循環ネットワークと農業生. 農業ネットワークの形成. 産物の地域ブランド化. 北海道では堆肥そのものは製造コスト及び輸送費の問題から商品として販売することは困難で ある3)。一般に廃棄物の再利用は事業として独立採算を維持することは難しい。そこで本プロジ ェクトでは販売する商品を高機能性作物とし、地域ブランドを確立させ安定的に販売する体制を 戦略的に位置づけた。2003年度における本プロジェクトは全国中小企業団体中央会によるコ ーディネート活動支援事業により行われ、上記のネットワークを形成した。2004年度では実 際に商品のブランド化を図り経済効果と雇用の実現を目指すものとする。 【まとめ】 資源循環型の新たな農業形態を、差別化の可能なコア技術をもとに異業種ネットワークにより 構築することを試みた。地域ブランドの確立により安定した生産・販売体制を目指している。 【文献】 1)荒磯恒久、 「地域連携による企業ニーズの創成」 、産学連携学会第1回大会講演予稿集、89-90 (2003) 2)荒磯恒久、「活性型粘土‐鉄錯体の循環農業への応用」 、北海道大学先端科学技術共同研究センタ ー業績集、119-124 (1999) 3) (社)北海道未来総合研究所編「ペーパースラッジ灰を利用した有機性廃棄物等に関する市場調査」 (2004). 産学連携学会第2回大会講演予稿集(2004). -77-.
(3)
関連したドキュメント
10.業務経歴を記載した書類
(2) 産業廃棄物の処理の過程において当該産業廃棄物に関して確認する事項
産業廃棄物の種類 建設汚泥 廃プラスチック類 排 出
産業廃棄物の種類 排 出 量. 産業廃棄物の種類 排
全社安全環境品質管理委員会 内部監査委員 EMS管理責任者 (IFM品質統括部長).
[r]
産業廃棄物の種類 排 出
産業廃棄物の種類 排 出 量. 産業廃棄物の種類 排