「
(仮称)浦安市子育て支援総合計画中間のまとめ(案)
」に対する意見と
市の考え方
( 仮 称 ) 浦 安 市 子 育 て 支 援 総 合 計 画 中 間 の ま と め ( 案 ) に つ き ま し て は 、 パ ブ リ ッ ク コ
メ ン ト 制 度 に よ り 市 民 の 皆 様 か ら ご 意 見 を お 寄 せ い た だ き 、 誠 に あ り が と う ご ざ い ま し
た。
市 で は 、 皆 様 の ご 意 見 を 参 考 と し ま し て 、 計 画 へ の 反 映 、 あ る い は 施 策 の 推 進 の 参 考
とさせていただきます。
お寄せいただいたご意見と市の考え方につきましては、次のとおりです。
(計画上の反映)◎意見等を受けて計画案に反映させたり修正するもの
○計画案に意見の考え方が概ね入っているもの
△計画案に意見の考え方が一部入っているもの
☓
計画案に意見の考え方が反映・修正されていないもの
1.意見募集期間 平成
16
年
10
月
15
日∼11
月
5
日(22
日間)
2.意見提出件数 28
件(9人)
3.問い合わせ先 浦安市保健福祉部子育て家庭課 電話
351-1111 内線
1156
施策の
方向性
計画の
柱
意見の概要
計画上
の反映
市の考え方
1.病児保育・病後児
保 育 を 充 実 し て ほ
しい。
○
基 礎 調 査 に よ り ま す と 、 子 ど も が 病 気 の 時 に
仕事を休むことについては、「どちらかというと
困 難 で あ る 」( 65.1% ) と 「 と て も 困 難 で あ る 」
(19.8%)をあわせた『困難である』と回答した
割合は84.9%もあり、充実を図る必要があると考
えております。
中 間 ま と め 案 に お い て も 、 病 後 時 保 育 を 1 施
設 増 設 し 、 2 か 所 で 実 施 す る 予 定 と な っ て お り
ます。
2.子育て支援サービ
ス に バ ウ チ ャ ー 制
度 を 導 入 し て ほ し
い。
☓
現 在 の と こ ろ バ ウ チ ャ ー 制 度 を 導 入 す る 予 定
はありませんが、バウチャー制度に限らず専業主
婦 等 を 対 象 と し た 育 児 支 援 に つ い て 検 討 し て い
きたいと考えております。
生
き
生
き
と
子
育
て
が
で
き
る
ま
ち
う
ら
や
す
地
域
で
の
子
育
て
支
援
サ
ー
ビ
ス
の
充
実
3.市立保育園と市立
幼 稚 園 を 一 元 化 し
てほしい。
○
幼保一元化については、国におきまして幼稚園
と保育園の機能を併せ持つ「総合施設」の在り方
を議論する中央教育審議会・幼児教育部会と社会
保障審議会・児童部会の合同検討会議が審議の最
終まとめ案を公表したところですが、その内容に
基づいて市の実情に合った「総合施設」を検討し
4.幼稚園で3年保育
を実施してほしい。 ☓
3歳児保育をはじめ、ますます多様化する保育
ニーズに対して、公立幼稚園だけでは施設面や財
政面などの課題もあり、十分な役割を果たせなく
なって きて います。こ のため、今 後は、幼 稚 園 ・
保育園ともに、公立、私立など幅広い環境づくり
を進めていく必要があります。
集団の中で社会性を身に付けさせる場として、
3 歳 児 を 受 け 入 れ る 幼 稚 園 の 整 備 は 必 要 と 考 え
ていますが、これについては、当面、私立幼稚園
で対応することとしています。
5.保育園の入園資格
を緩和してほしい。
( 育 児 休 暇 1 年 以
上の入園資格)
☓
待 機 児 童 の 解 消 を 図 っ て い る 現 状 で は 、 育 児
休 暇 1 年 以 上 の 方 へ の 入 園 は 困 難 な も の と 考 え
ております。
しかし、それに代わる施策として、地域の子 育
て支援サービスの充実を図り、地域子育て支援セ
ン タ ー や つ ど い の 広 場 な ど の 整 備 を 推 進 し て い
きます。
6.親が幼稚園を選ぶ
時に、十分な説明を
受 け ら れ る よ う に
す る 必 要 が あ る と
思う。
△
幼稚園との連携を図り、情報提供の充実に努め
ていきたいと考えております。
7.余裕教室や使わな
く な っ た 施 設 等 を
N P O や 市 民 団 体
が活用したり、運営
で き る よ う に し て
ほしい。
8.公民館の保育室を
柔 軟 に 使 用 で き る
ようにしたり、公民
館 の 数 を 増 や し た
りしてほしい。
△
既存施設等の利用については、可能な範囲で適
宜 取 り 組 み に つ い て 検 討 し て い き た い と 考 え て
おります。
生
き
生
き
と
子
育
て
が
で
き
る
ま
ち
う
ら
や
す
地
域
で
の
子
育
て
支
援
サ
ー
ビ
ス
の
充
実
9.幼稚園の余裕教室
を利用して、すこや
か 広 場 の よ う な も
の を 実 施 し て ほ し
い。
○
現在も各幼稚園で、すこやか広場(わくわく ラ
地
域
で
の
子
育
て
支
援
サ
ー
ビ
ス
の
充
実
10. 子 ど も に と っ て 大
切 な こ と を 親 の 視
点ではなく、子ども
の 視 点 で 説 明 す る
場 を 設 け る 必 要 が
ある。
△
広 場 事 業 な ど を 通 し て 推 進 し て い き た い と 考
えております。
11. 緊 急 保 育 制 度 を 確
立してほしい。
○
現在、緊急的な保育制度としては一時保育事業
とファミリー・サポート・センター事業がありま
すが、一時保育事業については、平成16年度に
1か所増設して現在3か所の保育園で実施し、さ
らに平成17年度には2か所の整備を計画してお
ります。
12. 保 育 マ マ 制 度 を 導
入してほしい。
(2件)
☓
保 育 マ マ 制 度 は 0 歳 児 の 待 機 児 童 解 消 を 図 る
ため考えられた制度ですが、現在緊急保育5か年
計 画 に よ り 待 機 児 童 の 解 消 を 図 る た め に 保 育 園
整備を進めているところであり、認可保育園の整
備で対応していきたいと考えております。
様
々
な
保
育
サ
ー
ビ
ス
の
展
開
と
充
実
13. 保 育 園 の 保 育 時 間
を延長してほしい。 ○
基礎調査(乳幼児保護者)によりますと、「認
可 保 育 園 で の 利 用 希 望 時 間 帯 」 で は 、 始 ま り の
「 7 時 以 前 」、 終 わ り の 「 20 時 台 」 は そ れ ぞ れ
0.9%、2.4%と最も低い割合となっております。
し か し な が ら 、 市 内 の 認 可 保 育 園 の 保 育 時 間
では対応していない「19 時台」は 10.4%となっ
て い る こ と か ら 、 延 長 保 育 に つ い て は 拡 充 す る
必要があると考えております。
中間まとめ案においても、平成18年度に1施
設30人定員で延長2時間(20時まで)を実施す
る予定となっております。
生
き
生
き
と
子
育
て
が
で
き
る
ま
ち
う
ら
や
す
子
育
て
支
援
の
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
づ
く
り
14. 乳 幼 児 と 親 が い つ
でも遊べる場、つど
い の 広 場 な ど を 整
備するとともに、N
P O を 活 用 し て ほ
しい。(2件)
○
家 庭 や 地 域 の 子 育 て 機 能 の 低 下 が 懸 念 さ れ て
お り ま す が 、 身 近 な 場 所 に お い て 安 心 し て 子 育
て が で き る 環 境 づ く り が 必 要 で は な い か と 考 え
ております。
中間まとめ案においても、3つの主要事業の一
つとして「地域子育て支援の展開」として位置付
けて、「つど いの広場」を2か所増設して3か所
とし、「地域 子育て支援センター」を3か所増設
15. 子 育 て に 関 す る 地
域 の 各 団 体 が 連 携
し て 活 動 で き る よ
うに、市で各団体を
把握したり、連絡会
を 開 催 し た り し て
ほしい。
△
子 育 て 支 援 に 関 し ま し て は 多 種 多 様 な ニ ー ズ
が あ り 、 市 の 支 援 施 策 は も と よ り 、 地 域 で の 支
援が大変重要であります。
市 の 子 育 て 支 援 セ ン タ ー が 中 核 と な っ て 、 地
域 で 活 動 す る 団 体 ・ サ ー ク ル 等 へ の 支 援 や 連 絡
会 等 の 開 催 に つ い て 検 討 し て い き た い と 考 え て
おります。
16. 小 中 学 校 や 保 育
園、地域の施設等の
連 携 が 必 要 だ と 思
う。
△
施 設 間 の 連 係 に つ い て は 、 そ れ ぞ れ の 施 設 の
課 題 に 応 じ て 連 絡 会 等 を 設 置 し て 連 携 を 図 っ て
おります。
例 え ば 、 公 立 の 保 育 園 と 幼 稚 園 が 共 通 し た 課
題 ・ 問 題 等 の 共 通 認 識 や 検 討 を 行 う 幼 稚 園 ・ 保
育園合同園長連絡会を年 2 回開催しております。
今 後 も そ れ ぞ れ の 課 題 に 応 じ て 、 連 携 の 強 化
を図っていきたいと考えております。
生
き
生
き
と
子
育
て
が
で
き
る
ま
ち
う
ら
や
す
子
育
て
支
援
の
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
づ
く
り
17. 現 在 子 育 て を し て
いる親同士が、互い
に 支 援 で き る よ う
な ネ ッ ト ワ ー ク を
つくってほしい。
○
子育て支援に関しましては、当事者同士の相互
支援が大きな力になります。
そこで、地域子育て支援センターやつどいの広
場 な ど を 利 用 し て ネ ッ ト ワ ー ク の 推 進 を 図 っ て
いきたいと考えております。
子
ど
も
た
ち
の
輝
く
声
が
聞
こ
え
る
ま
ち
う
ら
や
す
子
ど
も
た
ち
の
心
と
体
の
健
康
づ
く
り
の
支
援
18. 乳 幼 児 医 療 費 助 成
制 度 を 充 実 し て ほ
しい。
◎
現 在 、 通 院 に 関 し ま し て は 5 歳 未 満 を 対 象 と
し、3歳以上については所得制限を設けて医療費
を助成しております。
今 後 も 乳 幼 児 の 健 康 支 援 と 子 育 て 家 庭 へ の 経
済的負担の軽減を図るため、制度の拡大を検討し
ていきたいと考えております。
19. 公 園 の 数 を 増 や し
たり、親子が安心し
て 遊 べ る 公 園 を 整
備してほしい。
20. 市 内 の 路 上 駐 車 や
放 置 自 転 車 を な く
してほしい。
安
全
・
安
心
子
育
て
の
ま
ち
う
ら
や
す
子
育
て
に
や
さ
し
い
ま
ち
づ
く
り
の
推
進
21. 市 内 の 歩 道 を ベ ビ
ー カ ー で も 通 行 で
き る よ う に し て ほ
しい。
○
子育て中の親子が、日常生活において安心して
子育てしやすい環境を整えていくことは、大変 重
要なことであります。
現在策定中の「交通バリアフリー基本構想」の
中で、親子が安全に遊べる公園等を整備すること
や、路上駐車や放置自転車、あるいは歩道の段差
等の解消などを検討しており、子育てにやさしい
ま ち づ く り の 推 進 を 図 っ て い き た い と 考 え て お
22. 子 育 て 支 援 サ ー ビ
ス に つ い て の 情 報
提 供 を 充 実 し て ほ
しい。
○
子育てに関するサービス等の情報を総合的・具
体的に紹介した冊子「ひとりじゃないよ」の配布
や 市 の ホ ー ム ペ ー ジ な ど で ご 案 内 し て お り ま す
が、さらに充実した情報提供をしていきたいと考
えております。
安
全
・
安
心
子
育
て
の
ま
ち
う
ら
や
す
子
育
て
に
や
さ
し
い
ま
ち
づ
く
り
の
推
進
23. 子 育 て に 関 す る 情
報について、総合的
に 対 応 し て く れ る
窓 口 を 整 備 し て ほ
しい。
△
総合窓口の設置につきましては、現在、庁舎 が
3つに分かれ、相談事業が出先機関となっている
ような現状ですので、現在行われています専門的
な窓口対応を充実させ、それぞれの機関が連携を
図 る な ど し て 総 合 的 に 対 応 し て い き た い と 考 え
ております。(児童に関する庁内相談事業担当者
連絡会を毎月開催しています。)
一
人
ひ
と
り
が
主
役
の
ま
ち
う
ら
や
す
障
害
児
の
発
達
と
成
長
の
支
援
24. 計 画 に 障 害 児 の 健
や か な 成 長 と 親 の
子 育 て を 支 援 す る
内 容 を 盛 り 込 ん で
ほしい。
○
障 害 児 と そ の 家 族 の 支 援 に つ い て は 、 特 に 新
規 事 業 の 予 定 は あ り ま せ ん が 、 既 存 事 業 の 充 実
を 図 り 、 今 後 の ニ ー ズ に 対 応 し て い く 予 定 で お
ります。
詳細については、平成16年3月に策定しまし
た 浦 安 市 障 害 者 福 祉 計 画 の 後 期 計 画 の 中 で 具 体
的に推進していくことになっております。
25. 不 妊 症 の 人 へ の 相
談 支 援 や 金 銭 的 な
支援をしてほしい。 △
女性の健康相談については、県内の保健所で実
施されていますが、不妊症については柏保健所が
不妊専用相談窓口を設置しております。
また、金銭的な支援については、現在都道府 県
単位で実施されているところがありますが、千葉
県では平成17年1月から、特定不妊治療(体外
受精・顕微授精)を行なう方を対象に治療費の一
部を助成することになりました。
そ
の
他
そ
の
他
26. 計 画 の 中 で 使 わ れ
て い る 表 現 や 計 画
の 内 容 そ の も の を
再 度 検 討 し て ほ し
い。
△
不適切な表現などについては、再度見直し改善