平成21年度
岡 山市 教育行 政重 点施策 は、 岡山市 市民 協働に よる自 立す る子ど もの育 成
を推進する条例
(
愛称:岡山っ子育成条例
)
を基盤に
、
岡山市都市ビジョン
(
新
・岡山市総合計画)をふまえ、教育行政のより一層の充実を図るために、単年
度ごとに見直し、策定しているものです。
平成21年度は、昨年度までの基本方針を見直し、都市ビジョンの政策(プ
)
、
、
ロジェクト
をもとにした基本政策を新たに策定し
その政策を実現するため
重点的に進める施策と事務事業を設定し、体系的にまとめました。
目
次
基本政策・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 重点施策
子どもたちの確かな学びと豊かな心、健やかな体を育むための教育内容の充実 と家庭や地域社会の教育力の向上を図るとともに、教育、保健、福祉、医療の各 分野の連携を進め、子どもの育成に関する相談支援体制の充実を図ります。
市民協働による地域に開かれ信頼される学校を実現するため、適正な規模の教 育環境づくりを図るとともに、多様な学習活動に対応できる安全な学校施設の整 備や魅力ある教職員の育成に努めます。
市民が生涯にわたって主体的に学習できるよう学習情報の提供や生涯学習施設 の整備などに努めるとともに、市民のための幅広い学習支援環境を推進します。
歴史遺産や伝統文化の保護・継承に取り組むとともに、子どもたちをはじめ、 広く市民に活用される文化空間の形成を目指します。
人権が尊重される明るい社会の実現に向けて、市民の人権意識の高揚を図り、 様々な人権問題の解決を目指す人権教育を総合的に推進します。
(岡山っ子育成プロジェクト)
自立する子どもの育成
(教育環境プロジェクト)
教育環境の整備
(生涯学習プロジェクト)
生涯学習の充実
(魅せる歴史と文化プロジェクト)
文化力の育成
(ユニバーサル社会プロジェクト)
子どもたちの確かな学びと豊かな心、健やかな体を育むための教育内容の充実 と家庭や地域社会の教育力の向上を図るとともに、教育、保健、福祉、医療の各 分野の連携を進め、子どもの育成に関する相談支援体制の充実を図ります。
自ら学び考える力の育成
○ 豊か な人 間性を 身に つけ 、自 分を 高め 、共に 生きる ことの できる 自立す る子 ども を育成します。
○ 岡山型一貫教育の推進により、子どもたちの確かな学びと豊かな育ちを支援し一人 一人の能力と学力の可能性を伸ばします。
○ 子どもたちが思いやりや感謝の心など、社会の一員として生きる上で大切なものを 身につけられるように努めます。
基礎 ・基 本の確 実な習 得
【習熟度別サポート事業】
学習につまずきの生まれやすい小学校2∼4年生の授業において、習熟度別 の授業を行う中で、さらに10人以下の小さな集団による授業を行うことで基 礎・基本の確実な習得を図り、児童一人一人の学力向上を目指す。
新指 導要 領の重 点事 項と今日 的課題 の解 決
【学力・授業力アップ支援事業】
児童生徒に共通する学力面の今日的課題の解決に向けて、日々の授業の質的 な向上と小・中の9年間を見通した系統的な学力の育成を図る取組を展開する ため、教科・学校種を超えた研究体制の強化を図る。また、大学教授等から、 校内研究の視点の持ち方,課題設定の在り方等について指導・助言を得ること で、校内研究において核となる教員の授業力の向上と教科研修における企画調 整力を高める。
【英語教育の推進】
岡山市の英語教育の体系化を図り、子どもたちが一貫した流れのなかで英語 教育を受けることができるように枠組みを整理するとともに、外国語指導助手 及び外国人講師等の活用を推進することができるよう教育環境を整える。その ことにより、異文化を理解し、英語にふれる・慣れる・使える子どもたちを育 成することができる魅力ある授業づくりを推進する。
岡山 型一 貫教育 の推 進
【授業で変わる!いきいき岡山っ子育成事業】
指導主事と大学とが連携し、発達の各段階を貫く共通課題や学校種間の接続 の課題の解決を効果的に図りながら、学校園全体の教育実践や中学校区で取り 組むべき改善方策を提供・検証する。この過程を通して、子どもの学びを中学 校区で考える岡山型一貫教育を実現し、確かな学力を身に付けた自立する子ど もの育成を目指す。
健康 教育 ・体育 教育 の充 実
【小・中学校体育・保健体育の充実】
岡山市内の各小・中学校をブロック順に体育・保健体育の研究推進校を指定 し、教科研究を推進すること等により、体育・保健体育の充実・発展を図る。
【学校給食運営事業】
学校給食を通して、児童生徒が生涯にわたり健康で充実した生活を送るため の基礎を培い、食の自己管理ができ、健全な食生活を実践する力を身につける ことができるようにする。安全管理・衛生管理の徹底、給食運営の見直し等に より、安全でおいしい学校給食を提供する。
【スクールヘルスリーダー派遣事業】
経験の浅い養護教諭の1人配置校に、退職養護教諭を「スクールヘルスリー ダー」として派遣し、メンタルヘルスなど多様化する現代的な健康課題への対 応についての指導助言を行うなどの支援を行い、学校保健の充実を図る。
体験 活動 の充実
【わくわく冒険キャンプ】
少年自然の家周辺の自然環境を生かした長期のキャンプ生活の中で環境学習
、 、
や自然体験を通して 仲間とともに協力して活動する喜びや楽しみを感じさせ 生きる力を育む。
【子ども体験活動推進事業】(わくわく犬島探検隊、わくわく子どもまつり)
自然体験や集団宿泊研修等の活動を通して、自然の偉大さや美しさを感じさ せるとともに子どもたちが他者との関わりの中で心身ともにたくましく生きる 力を育てる。
【自然の中での学習会】
岡山市内の小学生を対象に、普段の学校とは違う環境の中で、ボランティア 先生(小学校や大学の教師)と共に体験活動を行うことで、学校の枠を越えて の交流や自然の素晴らしさを体感させる。
読書 活動 の振興
【絵本の読み聞かせ事業】
【子ども読書活動の推進】
子ども読書活動推進計画に基づき図書館が中心となり、社会全体で子どもの 読書活動を推進する環境をつくり、岡山市の未来を担う子どもたちが、読書を 通じて自ら学び、自ら考えることができる人間として成長していけるようにす ることを目指す。
家庭・地域社会の教育力の向上
○ 子どもたちが愛されていると実感できるように、教育の基盤である家庭の教育力の 向上を図ります。
○ 地域の子どもは地域で育てる気運を醸成するため、地域全体で子どもの育成に関わ る環境づくりに取り組みます。
子育 てに関 する情 報提 供・相 談・支援 体制の 充実
【子育て支援情報の提供】
子育て中の保護者に向けて、各地域に所在する子育て支援を行っている様々 な施設や組織によるサービス、市民グループなどによる自主的な子育て活動に
、 、 、
ついて 幅広く情報提供することにより 保護者が気軽に有意義な情報に触れ 安心して子育てができるよう支援する。
【のびのび親子広場事業】
幼稚園が子育て支援のセンター的役割を果たし、地域の子育て支援に寄与す る。
安心 できる居場 所づくり
【放課後子ども教室推進事業】
児童・生徒を対象として、平日の放課後や学校休業日に、学校施設等を活用 した安全・安心な体験学習・交流活動を主体とした「子どもの居場所」づくりを 推進する。
【夏休みフリー塾の開催】
公民館で夏休み中の子どもたちを対象に、様々な体験活動ができる居場所を 提供し、仲間づくりを支援する。こうした取組を通じて、異年齢の子どもや高 齢者を含めた地域の大人たちとの出会いの中でふれあいを進める。
青少 年の 健全育 成
【青少年育成センターの活動】
【青少年育成地区活動促進事業】
青少年の健全育成に重点的に取り組む岡山市青少年育成協議会・各地区青少 年育成協議会が行う補導、環境浄化、健全育成に係る地区活動を奨励・支援す ることで、青少年の健全な育成を図る。
【子ども会育成研修事業】
岡山市全域に広がる地域子ども会の活性化を図るために、指導者・育成者の 養成を行うとともに、地域での情報交換が進められるようネットワークを強化 する。また、子ども会活動を活性化するための情報の発信や指導者の派遣を行 う。
【少年リーダー育成事業】
地域団体の主体である子ども会で主体的に活動する子ども自身のリーダー 「インリーダー」とサポートすることのできる中学生・高校生のボランティア リーダー「ジュニアリーダー」を養成し、子ども会活動を活性化させる。
【新成人の集い】
新成人自身が成人式を企画・運営することを通じて、自らの意思による行動 の責任を負う人格を持つようになったことと社会を担う一員となった自覚を促 す。あわせて市民及び地域社会は、今後の地域社会の発展の一翼を担う新成人 に期待を込め、新成人の健やかな成長を祝福する。
【岡山市ジュニアオーケストラ運営事業】
音楽を通じて、情操豊かな青少年の育成と市民文化の向上を図るため、定期 演奏会活動や岡山市の代表としての岡山市内外の文化交流・国際親善活動を行 う。
子どもの育成に関する相談支援体制の充実
○ 保健・医療・福祉の分野との連携を深め、子どもの育成に関する相談体制を強化し ます。
○ 特別な支援を必要とする子どもの自立を目指すとともに、教育機会の均等を図りま す。
特別 支援 教育の 充実
【特別支援教育補助員配置事業】
幼稚園及び小・中学校における障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に 向けた取組を支援するために、学校生活全般にわたる生活支援や安全確保を行
うため、特別支援教育補助員を配置する。
【教育支援訪問相談事業】
通常の学級で学ぶ幼児児童生徒の発達障害にかかわる課題や特別支援学級運
【特別支援学級・教育相談室整備事業】
特別支援学級の教室や通級指導教室、不登校の子どもが教室に再び入れるよ うになるまでの居場所やスクールカウンセラーなどと相談する教育相談室とし て余裕教室を整備し、教育環境の充実を図る。
総合 的な相 談体制 の充 実
【子ども相談主事配置事業】
多様化する問題行動の解決に向けて、生徒指導上の課題解決に必要な専門性 をもつ子ども相談主事が、学校園や保護者等の相談に応じたり、事例協議やケ ース会議の場で学校園内の支援体制や福祉等の関係機関との連携体制を構築し ていくための指導助言を行ったりすることによって、学校園の問題解決力の向 上を図る。
【教育相談室運営事業】
岡山市教育相談室において、市内に在住する児童生徒や保護者,教職員等を 対象に、学校や家庭等で抱えた教育上の課題(不登校や長期欠席,集団適応等 よる悩みなど)に関する教育相談を行い、改善を図る。
【適応指導教室運営事業】
【スクールパートナー配置事業】
学校内の教室等で教育活動中の担任等の教職員の援助として、不登校児童生 徒の家庭を訪問し、登校の声かけや登校に付き添うなどの支援を行ったり、校 内の相談室や保健室等へ別室登校している子どもや授業に入れない子どもたち へ個別の関わりを行ったりする。
【スクールカウンセラー等推進事業】
いじめ,暴力行為,不登校などの該当児童生徒への相談や、教職員への子ど もの支援内容や方法への助言及びカウンセリングの技法の研修に当たるほか、 災害や事件・事故などの被害者である児童生徒の心のケアに資するよう臨床心 理士,精神科医,大学教員等の「心の専門家」を配置し、総合的な相談体制の 充実を図る。
【であいチャレンジ事業】
市民協働による地域に開かれ信頼される学校を実現するため、適正な規模の教 育環境づくりを図るとともに、多様な学習活動に対応できる安全な学校施設の整 備や魅力ある教職員の育成に努めます。
安全快適な教育環境づくり
○ 今日的課題に対応した多様な学習活動を展開できるように学校施設を整えるととも に適正な規模の教育環境づくりに努めます。
○ 地域の防災活動の拠点など多様な役割をもつ、学校施設の安全性や利便性に配慮し た整備と適切な維持管理を図ります。
安全 で魅力 的な教育 環境 づくり
【学校園の耐震化事業】
大規模災害時には、地域住民の避難拠点ともなる学校園、特に小中学校体育 館の耐震化を最優先に推進し、安全・安心な学校園づくり、教育環境の向上を 目指す。
【教育情報通信ネットワークの整備】
学校園における情報通信ネットワークを充実させ、事務効率の向上や行政コ ストの低減を図るとともに、庁内LAN 未接続校への回線接続を行い、庁内 LAN利用環境の整備を行う。また、平成20年度に機器更改を行った教育サ ーバセンターで各学校のコンピュータウィルス対策、有害サイト閲覧規制、ユ ーザ認証など集中管理することで、管理負担・費用を軽減するとともに教育情 報ネットワークの安定稼働を目指す。
【校舎等の増改築事業】
児童・生徒数の増加に伴う教室不足を解消するため、校舎の増築を行うとと もに、施設の老朽化及び狭小化に対応し、体育館や武道場等の新築・改築等を 行い、教育環境の充実を図る。
【足守地区学校教育環境づくり】
小学校での過小規模化とそれに伴う複式学級を解消し、学校が様々な教育活
動に取り組んだり、子どもたちにより多くの友だちと豊かな人間関係を築かせ たりできるように、教育上望ましい集団活動が実践できる教育環境とする。幼 稚園については3園を統合した足守幼稚園での教育活動が充実したものとなる
よう、様々な形の支援をしていく。
教育環境の整備
*
ローカルエリアネットワークの略。
*LAN
・・・中高 一貫 教育の 充実
【岡山後楽館中高一貫校新校舎建設事業】
全国初の併設型の中高一貫教育校である岡山後楽館中学校・高等学校の施設 整備を行う。
市民協働による学校づくり
○ 市民協働によって、地域に開かれ信頼される学校を実現します。
地域 の創 意工夫 を生かした特色 ある学 校園 づくり
【学校支援ボランティア事業】
岡山市立幼稚園・小学校・中学校・高等学校での教育活動に、あらかじめ登録 した保護者や地域住民の様々な特技や趣味などを活かした支援活動を導入し、 地域の教育力の学校教育への活用を図る。
地域 住民 ・保護 者の 学校 運営へ の参 画
【地域協働学校推進事業】
学校園に「運営協議会」を設置し、保護者や地域住民が学校運営に参画する ことで、学校運営を活性化して、家庭や地域社会の教育力向上を図るシステム
を作るとともに、中学校区単位で「地域協働学校」の指定を行い、「連絡協議 会」を設置して幼・小・中の連携の強化を図ることで、就学前から義務教育修 了までの子どもの育ちを連続的に支援できるシステムを作る。
学校 評価 の充実 による学校運 営の 活性 化
【学校評議員制度の発展と学校評価の推進】
・学校評議員から意見をいただくことにより、保護者や地域住民の学校運営へ の参画と協力を進め、学校運営の改善と組織の活性化を図る。また、学校評 議員による学校関係者評価の実施の条件整備を行うことで、学校評価の充実 を図る。
魅力ある教職員の確保と支援体制の充実
○ 専門的知識だけでなく、教員としてふさわしい資質や使命感・意欲・適性などにつ いて総合的に評価し、採用します。
○ 指導力向上に向けた研修や評価の充実を図ります。
○ 教師が子どもたちと向き合う時間を確保できる条件を整えます。
魅力 ある教 職員 の採 用と一貫 した教職 員研 修
【教職員研修事業】
「我がまちで育てる 我がまちの先生」をコンセプトに、採用時からの一貫 したライフステージに合わせた岡山市ならではの教職員研修を継続して実施 し、情熱と力量豊かな魅力ある教職員としての資質能力及び指導力の向上を図 る。
初任研
5年研
10年研
20年研
基
礎
的
な
資
質
能
力
学
級
担
任
と
し
て
の
実
践
的
指
導
力
の
向
上
不
得
意
分
野
を
克
服
専
門
職
と
し
て
の
実
践
的
指
導
力
の
充
実
リ
ー
ダ
ー
と
し
て
の
力
量
ミ
ド
ル
リ
ー
ダ
ー
と
し
て
視
野
を
広
げ
る
校
内
外
の
関
係
者
と
連
携
し
な
が
ら
、
学
校
や
地
域
の
教
育
課
題
の
解
決
に
取
り
組
む
岡山市の教職員研修体系と
めざす教師像
職能研修
幼稚園主任研修,特別支援学級新任担当教員研修,少人数指導研修,情報教育担当 者研修,校園内研究担当者研修,小学校外国語活動中核教員研修,事務職員研修, 養護教諭研修,学校栄養職員研修 等
基
礎
養
成
期
実
践
的
指
導
力
充
実
期
実
践
的
指
導
力
発
展
期
深
化
・
成
熟
期
1年目
10年目
30年目
20年目
−求 める資質能力− 教職に対する強い情熱
(使命感・誇り・愛情・責任感等)
教育の専門家としての確かな力量
(子 ども理 解 力・生 徒 指導 力 ・学 級 づくりの 力・集 団 指導 の 力等 )
総合的な人間力
(豊 か な人 間 性や 社 会性 ・常 識と教 養・礼 儀作 法 ・対人 関 係能 力 等 )
ライフステージ
ラ
イ
フ
ス
テ
ー
ジ
に
合
わ
せ
た
め
ざ
す
教
師
像
経
営
力
向
上
期
管理職研
教務主任研
教科領域別 研修
課題別研修 指導改善研修,長期研修 等
教科教育研修,教育経営研修,生徒指導研修,特別支援教育研修, 教育相談研修,情報教育研修,人権教育研修 等
教
務
担
当
教
員
と
し
て
の
使
命
と
責
任
の
自
覚
全
体
的
視
野
に
立
っ
た
リ
ー
ダ
ー
と
し
て
の
力
量
教
育
課
程
経
営
力
の
向
上
学
校
教
育
目
標
の
達
成
に
向
け
て
学
校
経
営
に
取
り
組
む
マ
ネ
ジ
メ
ン
ト
能
力
、
コ
ミ
ュ
ニ
ケ
ー
シ
ョ
ン
能
力
等
の
力
量
を
充
実
指
導
力
を
発
揮
し
若
手
教
員
を
育
市民が生涯にわたって主体的に学習できるよう学習情報の提供や生涯学習施設 の整備などに努めるとともに、市民のための幅広い学習支援環境を推進します。
多彩な学習機会の提供
○ 市民が年齢にかかわらず主体的に学ぶことができる環境を整えるため、生涯学習施 設の整備と活用、ネットワーク化を進めます。
○ 魅力ある学習プログラムの提供や情報発信など市民の生涯学習の支援を図り、学び の成果の地域づくりやまちづくりへの循環を目指します。
生涯 学習 環境の 整備
【生涯学習支援システム(マナビネット岡山)の運営】
市民がインターネットを利用してパソコンや携帯電話などから、生涯学習に 関する情報を受発信できる生涯学習支援システム「マナビネット岡山」の円滑 な運用を図り、各種の生涯学習情報を提供するとともに、公共施設の空き状況 の案内や、予約・抽選受付を行い、市民の幅広い生涯学習活動を支援する。
魅力 ある学 習プログラムの提 供
【公民館講座の充実】
公民館が取り組むべき6分野(子育て・子どもの体験学習支援,高齢者の学 習支援,環境問題,健康づくり,男女共同参画,共生のまちづくり)の重点事 業を充実させ、地域の懸案や市民の生活課題などの解決に向けた学習機会を提 供し、市民が課題解決力を習得できるよう、支援する。また、重点事業の推進 役でもある公民館プロジェクトチームの活動を通じて、今後、公民館が取り組 むべき事業の内容や実践方法などを研究することによって、政令指定都市岡山 の公民館事業に新たな展望を拓く。
特色ある学習資源の創出
○ 歴史文化豊かな岡山の魅力を掘り起こし、特色ある学習資源の創出と時代の要請に 応じた魅力ある学習資源の拡充に努めます。
魅力 ある学 習資 源の 拡充
【環境学習事業】
環境学習センター「めだかの学校」で自然と共生できる環境保全の重要性を 学習するとともに、自然環境の中での文化を学習する機会を提供する。
【公民館でのESD 推進】
環境問題を入り口として身近な問題を関連づけながら学ぶ機会を提供するこ とにより、岡山市ならではの豊かな自然と共生し、政令指定都市岡山の持続可 能なまちづくりに繋げるとともに、市民による実践活動を拡げる契機とする。
【子育て講座の開催】
子育て中の親を対象に、子育てについての学びの場を公民館で提供し、子ど もたちの豊かな発達と成長を促す子育てのあり方を身に付けられるよう、支援 するとともに、子育ての楽しさや悩みを共有できる仲間づくりを進める。
生涯スポーツの推進
○ 市民が生涯にわたって、気軽に多様なスポーツに親しめるように、地域主体のスポ ーツ活動の振興を図ります。
スポーツに親 しむ環境 づくり
【スポーツ振興の計画策定の推進】
国・県のスポーツ振興基本計画を参考に岡山市スポーツ振興計画を策定す る 。計 画 の策 定にお いて は、「岡 山市 都市 ビジ ョン 」に沿 って 、子 供か ら高 齢 者まで、全ての市民が生涯にわたってスポーツに親しみやすい環境の実現を目 指す。
【生涯スポーツの推進】
生涯スポーツの振興・発展を図るため、長期的な視点に立った政策の基本指 針となる、「岡山市スポーツ振興基本計画」を早期にまとめ、市の基本構想で ある「岡山市都市ビジョン」及び市民ニーズ等に合致した、スポーツ振興施策 を計画的かつ効果的に推進していく必要がある。そうして、子供から高齢者ま での全ての市民が、生涯にわたってスポーツ・レクレーションに親しみ、健康 で生き生きとした生活を送ることができるような生涯スポーツ社会の実現を目 指す。
【競技スポーツの支援及びスポーツ環境の整備】
岡山市の競技スポーツ振興に資するため、競技力効能に関する各種の事業や 施策を推進する。また、プロスポーツへの支援を通じ、日本各地あるいは世界 に向けて岡山市をアピールし、地域の活性化を図る。
*
*ESD(持続可能な開発のための教育)・・・ESDとは世界中のすべての人々が将来の世代にわたって、 安心して暮らせる社会を実現するために必要な知識や能力などを備えた担い手を育成する教育。環境問題 や人権・異文化衝突といった社会的問題、貧富格差をはじめとする経済的な問題、資源の乱開発の問題な どに対し、対処療法的な対応ではなく、私たち一人ひとりが日常生活や経済活動の場で社会、経済、環境 のつながりをとらえ、世界の人々や将来世代、環境との関係性の中で生きていることを認識し、自らの行 動の変革をもたらすような教育のこと。
歴史遺産や伝統文化の保護・継承に取り組むとともに、子どもたちをはじめ、 広く市民に活用される文化空間の形成を目指します。
岡山カルチャーゾーンの魅力向上
○ 全国に誇りうる文化の集積エリアであり、観光などの資源である、岡山カルチャー ゾーンの魅力向上を図ります。
文化 空間 の形成
【オリエント美術館特別展】
人類最古の文明であるオリエント地域に関する特別展を開催し、貴重な美術 や歴史資料に直にふれることで、市民一人一人や家庭における文化意識の高揚 に寄与する。
【美術館体験講座】
オリエント美術館学芸員による講座や展示品の再現体験をするジュニアオリ エント教室等を実施し、我が国でも数少ないオリエント専門の美術館であるオ リエント美術館に興味・関心をもってもらう。
【岡山城跡の整備】
岡山市の象徴的モニュメントであり、観光資源でもある岡山城跡の、史跡と しての適切な保存、城郭としての歴史的環境整備や破損個所などの保存修理を 実施し、史跡本来の景観の復原と活用を図り、岡山カルチャーゾーンの核の一 つとして歴史を生かしたまちづくりを進める。
文化力の育成
岡山カルチャーゾーン
歴史文化資源の保存と活用
○ 史跡や有形・無形の文化財を保存し、次代へ継承していきます。 ○ 歴史文化資源を学校教育や生涯学習などに積極的に活用します。
文化 財の 保存・周辺 整備
【史跡指定と公有化の推進】
現在、発掘調査を行っている遺跡(湊茶臼山古墳など)については、史跡指
。 、 ( ,
定に向けてさらに調査を進める また 史跡指定されたもの 大廻小廻山城跡 彦崎貝塚など)は公有化を行っていく。すでに岡山城跡など公有化が進んだ遺 跡は史跡環境の整備を行い、教育や学習の場としての活用を図る。
学校 教育 ・生涯 学習 への 活用
【文化財及び埋蔵文化財の発掘調査成果の活用】
発掘調査現地説明会,発掘調査速報展,埋蔵文化財センターでの展示などを 通して、文化財及び埋蔵文化財の保護意識普及のための啓発を図る。
人権が尊重される明るい社会の実現に向けて、市民の人権意識の高揚を図り、 様々な人権問題の解決を目指す人権教育を総合的に推進します。
人権意識高揚と仕組みづくり
○ すべての人の人権が守られる環境づくりのための意識啓発を進めます。
人権 が守 られ る環境づくりと意識啓 発
【教職員人権教育研修会】
各学校園における人権教育推進体制を確立し、人権教育が総合的に推進さ れるよう、管理職、人権教育担当者等の教職員対象の各種研修会を開催し、 その人権意識の高揚と指導力の向上を目指す。
【PTA研修の推進】
PTA役員等を対象とした講習会を実施し、各単位PTAにおける研修会 の充実を図るとともに、様々な人権問題を取り上げた各種研修会を開催し、 PTA会員の人権意識の高揚を図る。
注:「岡山市人権教育及び人権啓発に関する基本計画」に 示す主要な人権問題には次のようなものがあります。
○ 性別に起因する問題 ○ 子どもに関する問題 ○ 高齢者に関する問題 ○ 障害者に関する問題 ○ 同和問題
○ 外国人市民に関する問題
○ ハンセン病患者・回復者及びHIV感染者に関す る問題
○ その他の人権問題
表紙写真(平成20年度教育長室掲示図画より)
(左上)「観音院」 上南中2年 横関 葵 さんの作品 (右上)「なかよくなろうね」陵南小4年 森安 史織 さんの作品 (左下)「たのしい水あそび」芳泉小1年 大森 綾奈 さんの作品 (右下)「きびのなかやま もりのゆうえんち」
平成21年度
岡山市教育行政重点施策
岡山市教育委員会
発行
〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号
086 803-1571
℡( )