国立大学法人
千葉大学
National University Corporation
Chiba University
千葉大学大学院医学研究院附属
クリニカル・スキルズ・センター
平成 25 年度(2013 年度)年次報告書
2014 年 3 月
千葉大学大学院医学研究院
第 4 号
Chiba Medicine
巻頭言
千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センター長 田邊政裕 医療過誤の 30%以上は治療・処置によるものであり、その多くが医師、看護師等の医療 専門職の未熟な診療技能に起因している。従来診療技能の修得は、患者を対象とする “learning by doing”方式で行われており、この過程で多くの医療過誤が発生している。 医師、看護師等を対象に系統だったシミュレーション診療技能教育を実施することで医療 の安全性と患者満足度を高め、患者中心の医療を実現することが、このセンターの目的で ある。 経験の少ない学生、医師、看護師等は、それぞれに求められる診療技能が一定レベルに 達するまでは、シミュレータ等を利用して患者を対象としない研修を受けることが望まれ る。研修後もシミュレータを使って達成度を客観的に評価し、安全に実施できるレベルに 達していると判定された者のみが患者に対して診療を実践するような技能教育システムを 確立する必要がある。このようなプログラムを実践する場としてクリニカル・スキルズ・ センターをアカデミック・センターである大学医学部に設置・運営する必要性、有用性が 増している。 平成 24 年 2 月 1 日に千葉県の地域医療再生プログラムによる全県的な医師確保、研修体 制の構築の一環として千葉大学医学部に千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキ ルズ・センターが設置された。平成 25 年度の利用実績は本報告で後述されるが大幅に向上 した。上記の目的を達成するための順調な歩みを続けていることを実感している。 私事になりますが、2014 年 3 月末で定年退職となりました。1999 年 4 月より小児外科学 教室から卒後・生涯医学臨床研修部に移り、15 年間奉職してきました。医学部、附属病院 において医学教育、卒後研修、生涯教育を担当しましたが、これは一人でできる業務では ありません。各診療科、教室の先生方および事務職を含む専門職の方々のご協力なくして は達成できませんでした。15 年間を振り返ると皆さんとの協働の中で自分自身も育てられ たことを実感します。15 年間、ありがとうございました。 平成 26 年 6 月 10 日目次
巻頭言・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・田邊政裕 1 千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センターについて Ⅰ.CCSC とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 Ⅱ.組織及び構成員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 1.組織図 2.構成員 3.亥鼻キャンパスにおける CCSC の配置図・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 Ⅲ.業務実績 1.施設・教育・研究 1)シミュレーション・ラボ・・・・・・・・・・・・・・・・・藤部なおみ 8 2)パフォーマンス・ラボ・・・・・・・・・・・・・・・・・朝比奈真由美 30 3)アナトミー・ラボ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鈴木崇根 33 2.シミュレータの開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中口俊哉 38 1)模擬患者(SP)を使った AR 聴診訓練システム EARS の開発 2)オンライン臨床実習評価システム c-Checker の開発次年度計画 Ⅳ.業績一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42 Ⅴ.資料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 1 千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センター規程 2 千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センター運営委員会規程 3 千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センターにおけるアナト ミー・ラボ及びアニマル・ラボの運営等に関する要項 4 千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センター シミュレーショ ン・ラボ利用規程 5 千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センター シミュレーショ ン・ラボ利用内規 6 千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センター シミュレーショ ン・ラボ利用マニュアル 7 機器一覧 8 数字で見る CCSC千葉大学大学院医学研究院附属
クリニカル・スキルズ・センター(CCSC)について
Ⅰ.CCSC とは
CCSC(Chiba university Clinical Skills Center)とは、平成22年度文部科学省特別経費 (プロジェクト分)「高度な専門職業人の養成や専門教育機能の充実」に選定された「医療 安全教育のためのクリニカル・スキルズ・センターの設置と運営-医療安全を実践できる医 療者の育成を目指して-」で千葉大学大学院医学研究院に設立された組織である。当センタ ーの目的は、全ての医療職者を対象に系統だったシミュレーション診療技能教育を実施する ことで医療の安全性と患者満足度を高め、患者中心の医療を実現することである。千葉大学 医学部既存のシミュレーションセンター、動物実験施設、解剖実習室を活用して、学生、医 師、看護師等の医療専門職に卒前・卒後・専門・生涯を通じて基本から高度医療までの系統 だったシミュレーション教育を提供する。この目的を達成するために、CCSCの専任スタッ フ確保、施設整備、シミュレーション教育プログラムやシミュレータ開発等を実施する。 千葉大学と千葉県で医療技術研修に関する協定が締結され(平成23年3月)、それに基づ いて千葉県地域医療再生プログラムによる補助金により千葉大学医学部附属病院旧精神科 病棟を改修し、医学部シミュレーションセンターと医学部附属病院看護部の看護技術研修室 を統合して、千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センター(CCSC)を 整備した。同時に協定に基づいて千葉県医師キャリアアップ就職支援センターも併設され、 県内の医療従事者の育成・確保にも資することになった。この事業はNPO法人千葉医師研修 支援ネットワーク(NPO)に業務委託され、今後NPOと協働して事業を展開していく。 CCSC規程(p.53 資料1)が、平成23年12月の教授会で承認され、大学院医学研究院の 組織として平成24年2月1日付けでスタートした。CCSCの円滑な運営を図るためCCSC運営 委員会が組織され、CCSC運営委員会規程(p.55 資料2)も策定された。ここで、既存施設 との名称の混同を避けるため、CCSCの各ラボの名称から「クリニカル」いう用語が削除さ れた。また、CCSCにおけるアナトミー・ラボ及びアニマル・ラボの運営等に関する要項(p. 56 資料3)が確認された。CCSC運営委員会は議決組織であり、事業の企画、実施等を担 うため、その下部組織としてCCSC部会が設置された。 NPOに加え附属病院総合医療教育研修センターの大学病院連携型高度医療人養成推進事 業(東関東・東京高度医療人養成ネットワーク)とも協働し、人的・経済的資源を効率的に 活用した。
Ⅱ.組織及び構成員
1.組織図 CCSC はシミュレータを使った教育・研修を行うシミュレーション・ラボ 、模擬患 者 Standardized Patient(SP)が参加して教育・研修を行うパフォーマンス・ラボ、献体 によるご遺体を利用して教育・研究を行うアナトミー・ラボと動物を使用して教育・研 修を行うアニマル・ラボからなる。 CCSC の運営は CCSC 運営委員会の議決によって行われ、CCSC の事業企画、実施等 はCCSC 部会が担う。 図1.CCSC 組織図 2.構成員 CCSC 運営委員会 委員長 田邊 政裕(CCSC センター長・医学教育研究室教授) 委員 岡本 美孝(病院医療安全管理部長・耳鼻咽喉科教授) 織田 成人(救急部集中治療部教授) 中山 俊憲(動物実験施設長・免疫発生学教授) 森 千里(環境生命医学臨床領域教授) 千葉大学大学院医学研究院附属 クリニカル・スキルズ・センター Chiba University Clinical Skills Centerシミュレー ション・ラボ CCSC 運営委員会 CCSC 部会 アナトミー・ ラボ パフォーマン ス・ラボ アニマル・ ラボ
CCSC部会 メンバー 事務補佐員 大木身知子 3.亥鼻キャンパスにおける CCSC の配置図 シミュレーション・ラボ、パフォーマン ス・ラボは教育研修棟に設置されている。 アナトミー・ラボは千葉大学大学院医学 研究院環境生命医学 地下実習室、アニマル・ラボは 千葉大学大学院医学研究院附属動物実験施設を利用する。 センター長 田邊政裕 (医学教育研究室 教授) 副センター長 パフォーマンス・ラボ 担当 朝比奈真由美 (附属病院総合医療教育研修センター講師) シミュレーション・ラボ 担当 藤部なおみ (附属病院総合医療教育研修センター職員)) アナトミー・ラボ 担当 鈴木崇根 (環境生命医学助教・整形外科) アニマル・ラボ 担当 西森孝典 (先端応用外科学助教・食道胃腸外科) 看護部 飯塚恵子 江幡智栄 (附属病院看護部 副看護部長・教育) (附属病院看護部キャリア開発室 看護師長) 研修企画・協力 伊藤彰一 (医学教育研究室 講師) 井上雅仁 (NPO 法人千葉医師研修支援ネットワーク・参事、 千葉県医師キャリアアップ就職支援センター・副セ ンター長) 高岡和美 (NPO 法人千葉医師研修支援ネットワーク事務局 長) 図2.亥鼻キャンパスにおける CCSC の配置図
Ⅲ.業務実績
1.施設・教育・研究 1)シミュレーション・ラボ 藤部なおみ (1) 施設 ① フロアマップと機能 シミュレーション・ラボのフロアマップは、図3のごとくであり、各部屋の機能・特徴 は表1の通りである。 図3.シミュレーション・ラボ見取り図 中央コントロール室表1.シミュレーション・ラボ各部屋の名称と特徴 部屋名 数 特徴 診察シミュレーション室 12 外来診察室を模して、診察机、医師用椅子、患者用 椅子、診察台、脱衣籠、耳鏡、眼底鏡、血圧計、手 洗い用洗面台(うち 8 室)を備えている シミュレーション室 3 高機能シミュレータを配し分娩室、ICU などを模し ている コントロール室 3 高機能シミュレータ、ビデオモニタリングシステム のカメラを操作する ディブリーフィング・カンファレンス室 4 パフォーマンスを振り返り、学習する ビデオモニタリングシステム端末、ホワイトボー ド、机、椅子を備えている 病室シミュレーション室 1 大学病院の病室を模している 3 床分のベッドを常設している スキルトレーニング室 1 シミュレータを常設し、手術用手洗いや手洗い洗面 台が設置されており、目的に応じてシミュレーショ ン教育等に利用される 沐浴実習室 1 沐浴槽を2槽備えている トイレ介助実習室 1 車いす用トイレを備え、実際に利用でき、介助にも 十分なスペースがある 更衣室 2 男女ともに 48 人分の鍵のかかるロッカーを準備し ている 手洗い洗面台、大型の鏡を備えている 倉庫 1 多数のモデル、シミュレータ、衛生材料などを保管 され、目的に応じてシミュレータ等を出し入れする 物品準備室 1 流し、洗濯機、吸引器を備え、モデルやシミュレー タの準備、後片付けを行う 中央 コントロール室 1 各室のモニタリングカメラを遠隔操作し、ライブ画 像・音声の記録、保存、再生、評価が一括管理でき る サーバー室 1 画像・音声データを保管するサーバーを設置してい る スタッフ室 1 副センター長、事務補佐員が在室 SP 室 1 模擬患者のトレーニング兼居室に利用される 事務室 1 特任助教、事務補佐員が在室、受付・予約業務、シ ミュレーション相談を行う
② ビデオモニタリングシステム 各診察シミュレーション室、シミュレーション室、病室シミュレーション室の各室に設 置されたビデオモニタリングシステムは「レコタ」という愛称を得て、表2の通り、病院 の研修、医学部の授業と試験、SP 会の研修とさまざまに利用された。 また、2014 年 3 月に改修を行い、ログインから録画開始までのプロセスがわかりやすく、 実情に合ったものとなった。今まではカメラを設置 している部屋附属の PC から録画開始・終了操作を行 っていたが、他室から録画制御することが可能にな り、必要な時に即座に利用できるようになった。な お、当システムは OSCE 等の試験の場合は事前に録画 スケジュールを登録する「OSCE 試験進行」機能を備 えているが、改修によって同時に 9 種類の異なる進 行スケジュールを登録できるようになった。 図4.医学部 4 年臨床入門「胸部診察」 代表学生が診察シミュレーション室で 模擬診察を行い、他の学生はその様子 をモニタで見学学習している 表2.平成 25 年度ビデオモニタリングシステムの利用例 年月日 利用目的 利用方法 2013 年 4 月 研修医・ガイダンス 病室シミュレーション室で研修医が医療面接を 行う様子をスキルトレーニング室から指導医と 他の研修医が見学学習 2013 年 10 月 ~2014 年 3 月 研修医・上級医療面接 診察シミュレーション室で研修医が医療面接を 行う様子をディブリーフィング室から指導医と 他の研修医が見学学習 2013 年 4 月~ 2014 年 2 月 医学部 4 年・臨床入門 「コミュニケーション Ⅱ・Ⅲ・Ⅴ・Ⅶ」 診察シミュレーション室で学生が医療面接を行 う様子を録画、後日学生が自習に使用 2013 年 5 月~ 7 月 医学部 2 年・専門連携英 語 診察シミュレーション室で学生が英語による医 療面接を行う様子を一斉管理するとともに録画 し、後日教員が評価 2013 年 7 月 医学部 4 年・臨床入門 「胸部診察」 診察シミュレーション室で学生が模擬診察を行 う様子を、他の学生がレクチャー室で見学学習 2013 年 9 月 医学部・看護学部・薬学 部 4 年・IPE_Step4 診察シミュレーション室、シミュレーション室等 で学生と模擬患者が面接、学生と専門職が面談を する様子をコントロール室から一斉管理
2013 年 12 月 医学部 4 年・OSCE と補 習 診察シミュレーション室で行う「医療面接」を録 画して記録保管するとともに後日評価 2014 年 1 月 医学部 5 年・CPX 診察シミュレーション室で行う「医療面接」とシ ミュレーション室で行う「CPX」を録画して記録 保管するとともに、コントロール室で担当教員が 評価 2013 年 病棟患者急変対応セミ ナー チームが病室シミュレーション室でシナリオを 使ったシミュレーションを行い、その様子をレク チャー室で他の参加者がライブで閲覧後、録画映 像を使い全員でディブリーフィング 2013 年 12 月 21 日 周産期急変対応セミナ ー 千葉県内4施設の産婦人科医・助産師・看護師の チームがシミュレーション室で周産期急変シミ ュレーションを行い、他の参加者がレクチャー室 でその様子を見学。録画を見ながら全員でデブリ ーフィング 2013 年 2 月~ 2013 年 10 月 麻酔科 CC 麻酔科 CC で学生がシミュレーション室で麻酔導 入シミュレーションを行う様子を録画記録 2013 年 4 月~ 2014 年 3 月 SP会 臨床入門、OSCE、CPX 等模擬患者が参加したロー ルプレイの録画画像を閲覧し、SP の演技やフィー ドバックを点検、情報の共有 ③ シミュレータの修理及び整備と検査診断用機器の整備 聴診シミュレータMr.ラング、内診シミュレータバー チャルリアリティ内視鏡シミュレータアキュタッチ、腹腔 鏡シミュレータ(i-Sim)、患者シミュレータ SimMan3G、 心臓カテーテルシミュレーター(キャスラボ・ブイアール)、 気管挿管練習モデルAmbuの修理を行った。 ALSシミュレータ&Sim Pad、気管挿管練習モデルA mbu、前立腺モデル、動脈穿刺シミュレータ、外傷・救 急用超音波診断トレーニングファントム、心臓・腹部超音 波トレーニングシミュレータ「VIMEDIX」を新たに購入し た。シミュレーション・ラボで管理する機器については資 料7の通りである。 図 5-1.ALSシミュレータ &Sim Pad 図 5-2.心臓・腹部超音波
④ シミュレーション・ラボ利用規定、利用内規、利用マニュアルの作成 シミュレーション・ラボの円滑な運営・運用を目的に CCSC 部会で検討し、シミュレーシ ョン・ラボの利用規定、利用内規、利用マニュアルを作成した。(資料4・5・6) ⑤ シミュレーション・ラボWeb予約システムの導入 利用者がWeb上で施設とシミュレータの予約ができるシステムが完成し、12 月に利用 者対象に説明会を行い、2014 年 1 月から稼働を開始した。 2)教育・研修・利用状況推移 シュレーション・ラボの 2013 年度の利用日 数は 325 日(昨年比 8%増)、利用件数は 3,191 件(昨年の 1.97 倍)、利用人数は延べ 28,393 人(昨年比 40%増、1.4 倍)であった。3 年間 の利用実績と利用件数の推移を図 6-1 に示し た。利用件数の内訳は個人のスキルトレーニ ングが 1,528 件(48%、昨年の 2 倍)、学生の 教育が 763 件(24%、昨年の 2.5 倍)、研修医・ 看護師等の研修が 400 件(12%、昨年の 1.5 倍)、その他・イベント・会議などが 500 件(16%、 昨年の 1.6 倍)であった(図 6-2)。利用者の 内訳は医学部生 9,730 人(34%、昨年比 40% 増、1.4 倍)、看護師・助産師 5,605 人(20%、 昨年比 77%増、1.8 倍)、医師 3,227 人(11%、 昨年比 99%増、約 1.9 倍)、薬剤師 2014 人(7% 昨年比 83%増、19.7 倍)、教員 1231 人(5%、 昨年比 56%増、1.6 倍)、研修医 935 人(3%、 昨年比 96%増、1.7 倍)の順であった(図 6-3)。 稼働日数、利用件数、利用者数ともに昨年に比べ増加し、特に利用件数は 1.97 倍、延べ利 用者数も 1.4 倍であった。 個人のス キルト レーニン グ, 1528 件, 48% 学生の教 育, 763 件, 24% 研修医・ 看護師の 研修, 400件, 12% その他, 500件, 16% 1,233 1,621 3,191 8,872 20,103 28,393 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 2011年度 2012年度 2013年度 (人) (件) 利用件数 利用人数(のべ) 図 6-1.利用実績の推移 図 6-2.内訳別利用件数 2013 年度 n=3,091 件
<月別利用内容> 8 月と 12 月以外は、毎月の利用者数が 2,000 人を超えた(図 6-4)。4 月・5 月・6 月は、医 学部の 1 年 BLS 研修・4 年臨床入門授業、新人 看護師の技術研修と BLS 研修など新 1 年生や 新就職者を対象とした各部門のセミナーや実 習が多く見られた。7 月、9 月は、医学部臨床 入門授業、IPE 授業、ACLS 勉強会、医学英語 セミナーなど学生の自主学習があったことや 看護学生実習、看護部や薬剤部のセミナーで の利用件数が多かった。8 月は看護部サマーインターンシップがあった。10 月、11 月は、 12 月の OSCE を控えた医学部 4 年生が OSCE の練習のために連日夜遅くまで各月 1,000 人以 上が利用した。12 月、1 月は医学部 5 年生が CPX(コア CC 試験)の練習のために利用して いた。1月は医学部 4 年生を対象に 4 月から始まる Clinical Clerkship(CC:臨床実習)の ための導入研修(CC ベーシック)が 2 週間にわたり連日 120 人単位で行われ、医学部生だ けで 1,174 人の利用があった。3 月は、附属病院看護部の新入職員早期研修が 2 週間行われ たこと、看護学生対象のスプリングインターンシップ(職場体験)が行われたことで、附属 病院看護部の利用者数が 9 月に続いて 780 人前後と多かった。(図 6-4) 医学部 生, 9730 人, 34% 看護師・ 助産師, 5605人, 20% 医師, 3227人, 11% 薬剤師, 2014人, 7% 教員, 1231人, 5% 研修医, 935人, 3% 検査技師 等, 62人, 0% その他, 5712人, 20% 2445 2268 2271 2845 1180 2633 2807 2701 1702 3149 2026 2366 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 3500 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 500 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 (人) (件・日) 利用件 数 稼働日 数 利用人 数(の べ) 図 6-3.属性別利用者数 2013 年度 n=28,393 人 図 6-4.月別利用実績 2013 年度
<個人のスキルトレーニング> 個人のスキルトレーニング 1,528 件のうち医師・研修医の利用が 969 件(63%)と最も多 く、次いで医学部生 503 件(33%)、その他であった。利用人数は 3,795 人中、医学部生が 2,635 人(69%)を占め、医師・研修医が 997 人(26.2%)、その他教員や看護職などであ った。医師の個人のスキルトレーニングは主に腹腔鏡シミュレータ “Dry Box“と内視鏡シ ミュレータ”アキュタッチ“であった(図 6-5)。内視鏡シミュレータの利用は、主に NPO 医 師支援ネットワーク主催による講習の中での自主練習によるものであった。
医学部生の利用は、OSCE 練習、CPX 練習、ACLS 勉強会、医学英語勉強会であり、特に OSCE 練習と CPX 練習のために 10 月・11 月・12 月・1 月で 422 件(昨年比 24%増)1,809 人(昨 年比 19%増)が利用した。 <講義・研修・セミナー・講演会など> ● 学生の教育 学生の教育を目的とした年間利用件数は 763 件で医学部の実習の他、薬学部病院実務実習、 工学部コミュニケーション実習、IPE(医学部・薬学部・看護学部)、看護学部ナーシングフ ィジカルアセスメントセミナーが行われた。うち、医学部学生の利用人数は 9730 人であっ た。使用されたシミュレータは、採血・静注シミュレータ、蘇生人形、挿管人形、挿管モデ ル、直腸診モデル、導尿モデル、呼吸音聴取シミュレータ、心臓病診察シミュレータ、乳癌 視触診モデル、婦人科診察モデル、採血モデル、耳の診察モデル、眼底診察モデル、超音波 シミュレータ、内視鏡シミュレータ、心臓カテーテルシミュレータ、腰椎穿刺シミュレータ、 2529 691 659 652 577 396 355 183 156 118 118 4 0 1000 2000 3000 心肺蘇生シミュレータ(レサシアン) 心臓病診察シミュレータ(イチロー) 静脈採血シミュレータ(シンジョー) 腹腔鏡手術シミュレータ(Dry Box) SimMan3G 超音波診断システム 内視鏡シミュレータ(アキュタッチ) 心臓カテーテルシミュレータ(キャスラボ) ALS トレーナーセット Deluxe Difficult Airway Trainer 気管挿管トレーナー(Anbu) 手術トレーニングシステム (ダヴンチ)
人
高機能人体シミュレータであった。 本年度の医学部実習は、昨年同様、年間を通じて 1 年次 BLS 演習、3~4 年次臨床入門、 12 月に OSCE(客観的臨床能力試験)、1 月に CPX(コア CC 試験)、5 年次に BSL 実習が実施 された。CC の導入基礎演習となる CC ベーシックが 4 年次を対象に 1 月に実施され、5 年次 BSL 実習では、救急部・集中治、療部、循環器内科、呼吸器内科、神経内科、麻酔科、周産 期母性科、消化器内科がシミュレーション・ラボでシミュレータを利用した。 表3.医学部実習実績 講義 月日 参加人数 1 年次 BLS 演習 4 月 11 日 60 名 4 月 18 日 60 名 4年次臨床入門 バイタルサイン 4 月 23 日 41 名 4 月 30 日 41 名 5 月 7 日 41 名 頭頸部診察 4 月 23 日 41 名 4 月 30 日 41 名 5 月 7 日 41 名 コミュニケーションⅢ 4 月 23 日 41 名 4 月 30 日 41 名 5 月 7 日 41 名 採血・注射 5 月 21 日 41 名 5 月 28 日 41 名 6 月 4 日 41 名 救急蘇生 5 月 21 日 41 名 5 月 28 日 41 名 6 月 4 日 41名 外科手技 5 月 21 日 41名 5 月 28 日 41 名 6 月 4 日 41 名 胸部診察(心音) 7 月 2 日 41 名 7 月 9 日 41 名 7 月 16 日 41 名
胸部診察(呼吸音) 7 月 2 日 41 名 7 月 9 日 41 名 7 月 16 日 41 名 乳腺 7 月 2 日 41 名 7 月 9 日 41 名 7 月 16 日 41 名 神経診察 9 月 10 日 41名 10 月 1 日 41 名 10 月 8 日 41 名 四肢駆幹診察 9 月 10 日 41 名 10 月 1 日 41 名 10 月 8 日 41名 婦人科診察・導尿法 9 月 10 日 41名 10 月 1 日 41 名 10 月 8 日 41 名 チーム医療Ⅳ(IPE Ⅳ) 9 月 48・19・20 日 62 名 9 月 24・25・26 日 61 名 4 年次 コミュニケーションⅤ 10 月 15 日 61 名 コミュニケーションⅤ 10 月 22 日 62 名 コミュニケーションⅦ 10 月 29 日 61 名 コミュニケーションⅦ 11 月 12 日 62 名 4 年次 OSCE 12 月 14 日 123 名 5 年次 CPX 1 月 10 日 98 名 5年次BSL実習 循環器内科(心カテ) 計 25 回 延べ 132 名 循環器内科(心音) 計 28 回 延べ 145 名 循環器内科(心心エコー他) 計 56 回 延べ 313 名 救急(ACLS) 計 23 回 延べ 154 名 救急(外傷) 計 23 回 延べ 160 名 麻酔科(気道確保) 計 38 回 延べ 196 名 周産期母性(ウルトラSim) 計 36 回 延べ 187 名 神経内科(ルンバール) 計 17 回 延べ 94 名 呼吸器内科(アキュタッチ) 計 26 回 延べ 140 名 消化器内科(腹部エコー) 計 11 回 延べ 132 名
3年次臨床入門 腹部診察 1 月 28 日 41 名 2 月 4 日 41 名 2 月 18 日 41 名 コミュニケーションⅡ 1 月 28 日 41 名 2 月 4 日 41 名 2 月 18 日 41 名 4 年次CCベーシック 抹消静脈確保 1 月 15 日 61 名 抹消静脈確保 1 月 16 日 62 名 ME 機器・生体情報モニター 1 月 15 日 61 名 ME 機器・生体情報モニター 1 月 16 日 62名 超音波 1 月 17 日 61名 超音波 1 月 24 日 62名 筋注・皮下注 1 月 17 日 61名 心電図 1 月 20 日 123名 動脈穿刺 1 月 20 日 61名 筋注・皮下注 1 月 22 日 62名 静脈採血・簡易検査 1 月 22 日 61名 静脈採血・簡易検査 1 月 23 日 62 名 輸血 1 月 23 日 61 名 輸血 1 月 24 日 62名 動脈穿刺 1 月 28 日 61名 検査オーダー講義 1月24日 61名 検査オーダー講義 1 月 27 日 62 名 遺伝カウセリング 1 月 31 日 123 名 図 7-1.採血授業 図 7-2.腹部診察授業 図 7-3.気道確保授業
● 医学部附属病院職員研修 附属病院研修医オリエンテーション、各科による研修医研修、研修医勉強会、看護部末 梢静脈留置針穿刺技術研修、看護部新入職員研修、急変対応セミナー、その他院内部門や 病棟の研修を実施した。研修対象ごとに実績を表4、表5に示した。 表4.研修医研修の実績 月 日 テーマ 月 日 テーマ 4 2 採血 10 2 Oncologic emergency 8 抹消静脈確保 9 血糖管理 8 医療面接 23 不整脈 17 イントロダクション 30 神経診察 24 結核 11 6 湿疹 5 1 酸素投与 13 眼科救急 8 せん妄 20 肺血栓塞栓症の診断 15 心電図の見方 27 肺血栓塞栓症の治療 22 輸液の考え方 12 4 咳嗽 29 救急外来 11 学会発表の練習 6 5 一般感染症の考え方(肺炎) 18 高尿酸血症 12 便秘 25 チュートリアル 19 BGA 1 8 高血圧症 26 K 異常 15 慢性心不全 7 3 下痢 22 TPN 総論 10・17 JATEC 1st 29 輸血療法 24 湿潤療法 2 5 放射線療法 初級編 31 腹部 X 線 12 気管支喘息 2 8 4 熱中症 19 関節炎 11 急性虫垂炎 26 血糖管理 17 尿路感染症 3 5 関節痛 24 胸部 X 線 12 化学療法 9 4 カテーテル感染症 19 GU 11・18 ツムラ1・2 26 胆管炎 25 脳卒中
図 8-1.研修医ガイダンス(静脈確保) 図 8-2.看護師技術研修(導尿) 表5.病院職員研修の実績 内容 対象 日時 参加人数 採血・末梢静脈留置針研修 看護師 平成 25 年 4 月 19 日 10 名 平成 25 年 6 月 12 日 17 名 平成 25 年 6 月 18 日 28 名 平成 25 年 6 月 21 日 23 名 平成 25 年 6 月 24 日 24 名 平成 25 年 7 月 18 日 17 名 看護技術 トレーニングⅠ(吸引・ 導尿・経管栄養等) 平成 25 年 4 月 9 日~ 5 月 10 日 14 回開催 110 名 看護技術 トレーニングⅠ(吸引・ 導尿・経管栄養等) 平成 25 年 10 月 2 日~ 11 月 18 日 16 回開催 102 名 看護技術 トレーニングⅡ 平成 25 年 6 月 18 日~ 6 月 24 日 3 回開催 80 名 平成 25 年 11 月 6 日~ 11 月 15 日 3 回開催 プリセプター研修 看護師 平成 25 年 5 月 27 日 30 名 平成 25 年 6 月 7 日 34 名 平成 25 年 9 月 20 日 24 名 平成 24 年 9 月 30 日 30 名 平成 25 年 10 月 10 日 24 名 シニアプリセプター研修 平成 25 年 11 月 22 日 25 名 サマーインターンシップ 看護師 平成 25 年 8 月 6 日~ 8 月 8 日 3 回開催 延べ 78 名 平成 25 年 8 月 20 日~ 8 月 22 日 3 回開催 延べ 37 名
平成 25 年 8 月 27 日~ 8 月 29 日 3 回開催 延べ 29 名 スプリングインターンシップ 平成 26 年 3 月 4 日~ 3 月 18 日 4 回開催 延べ 95 名 新入職員早期研修 看護師・新入職員 平成 26 年 3 月 14 日 50 名 平成 26 年 3 月 19 日 99 名 平成 26 年 3 月 20 日 56 名 平成 26 年 3 月 26 日 62 名 平成 26 年 3 月 27 日 64 名 平成 26 年 3 月 28 日 134 名 中途採用者研修 看護師 平成 25 年 6 月~平成 26 年 3 月 10 回開催 延べ 22 名 看護補助者 平成 25 年 5 月 16~ 平成 26 年 3 月 3 日 6 回開催 延べ 28 名 患者急変対応セミナー 医師・看護師・研修 医等 平成 25 年 6 月 10 日 45 名 平成 25 年 10 月 7 日 38 名 平成 25 年 12 月 2 日 27 名 平成 26 年 1 月 30 日 54 名 緩和ケア研修会 看護師・助産師 平成 25 年 8 月 9 日 50 名 看護師・助産師 平成 25 年 9 月 18 日 50 名 看護師・助産師 平成 25 年 10 月 16 日 50 名 看護師・助産師 平成 25 年 11 月 13 日 52 名 看護師・助産師 平成 25 年 11 月 20 日 50 名 看護師・助産師 平成 26 年 1 月 15 日 50 名 看護職員救急看護研修Ⅰ 看護師・助産師 平成 25 年 6 月 5 日 18 名 周手術期筋弛緩セミナー 医師・研修医 平成 25 年 5 月 28 日 30 名 ECMO 勉強会 医師・看護師 平成 5 年 10 月 1 日~ 12 月 3 日 4 回 延べ 64 名 鏡視下手術セミナー 研修医 平成 25 年 9 月 10 日・ 平成 25 年 10 月 10 日 2 回 各 7 名 薬剤部セミナー 薬剤師・薬学部生 平成 25 年 5 月 3 回 延べ 160 名 平成 25 年 6 月 3 回 延べ 115 名 平成 25 年 7 月 4 回 延べ 210 名
急変対応セミナーの様子 図 9-1.シミュレーション 図 9-2.ディブリーフィング ● 看護技術BLS研修 レサシアン 8 体、AED トレーナー2 8 台、バックバルブマスク 8 個 図 10.看護訪問BLS研修 計 6 回 179 名 ● 病院職員BLS研修 レサシアン 8 体、AED トレーナー2 8 台、バックバルブマスク 看護職員 医療技術系 職員 事務職員 教員 合計 平成 25 年 7 月 19 日(金) 6 名 12 名 20 名 0 名 38 名 平成 25 年 7 月 29 日(月) 9 名 20 名 3 名 1 名 33 名 計 71 名 平成 25 年 9 月 3 回 延べ 140 名 平成 25 年 10 月 6 回 延べ 236 名 平成 25 年 11 月 3 回 延べ 120 名 平成 26 年 3 月 2 回 延べ 90 名 新生児蘇生法 NCPR 医師・助産師 平成 25 年 10 月 6 日 35 人 平成 26 年 3 月 21 日 35 人 リハビリテーション部吸引技術研 修 PT・OT・ST 平成 25 年 11 月 20 日 13 名 平成 25 年 11 月 22 日 13 名 にし棟 10 階新人救急蘇生研修 医師・看護師 平成 26 年 3 月 4 日 12 名 平成 25 年 5 月 15 日 (水) 31 名 平成 25 年 5 月 17 日(金) 34 名 平成 25 年 5 月 22 日(水) 33 名 平成 25 年 5 月 29 日(水) 37 名 平成 25 年 5 月 31 日(金) 34 名 平成 25 年 6 月 5 日(水) 18 名
● HPS勉強会 平成 25 年 5 月 22 日 医学部生 20 人 6 月 25 日 医学部生 13 人 7 月 3 日 医学部生 14 人 7 月 25 日 医学部生 8 人 9 月 18 日 医学部生 12 人 11 月 18 日 医学部生 15 人 12 月 7 日 医学部生 10 人 平成 26 年 2 月 19 日 医学部生 8 人 2 月 20 日 医学部生 10 人 合計 9 回医学生延べ 110 人 レサシアン、Sim Man3G ● ACLS勉強会、 平成 25 年 4 月 10 回 医学部生延べ 128 人 5 月 18 回 医学部生延べ 199 人 8 月 2 回 医学部生延べ 30 人 9 月 13 回 医学部生延べ 141 人 10 月 18 回 医学部生延べ 180 人 11 月 4 回 医学部生延べ 40 人 合計 77 回医学生延べ 857 人 レサシアン 、AED トレーナー2 台、バックバルブマスク 2 個 ● ACLS協会講習会 平成 24 年 10 月 27,28 日 医師、看護師、救命士 16 人 レサシアン 、AED トレーナー、アンブ ● 研修医自主トレーニング 平成 25 年 7 月 18 日:研修センター:2 名 動脈採血シミュレータ 1 台、腰椎穿刺シミュレータ 1 台 ● 医学英語セミナー 平成 25 年 9 月 3 回 医学部生延べ 68 人 平成 25 年 10 月 4 回 医学部生延べ 68 人 平成 25 年 11 月 3 回 医学部生延べ 51 人 平成 25 年 12 月 3 回 医学部生延べ 51 人 計 13 回医学生延べ 238 人参加 ● NPO 千葉医師研修支援ネットワーク主催各種セミナー 本年度は、年間 23 回のセミナーを実施した。本年度より、対象を医師、研修医だけでは なく、薬剤師、理学療法士にも広げセミナーを開催し、136 件、1028 人が利用した。セミ ナーの名称、開催日、対象、参加人数は表6のとおりである。
表6.NPO セミナーの開催実績 導入手技 開催日 セミナータイトル 受講者数(名) 8/17(土) 褥瘡のアセスメントと局所ケアスキルアップセミナー 21 10/5(土) 第 1 回気管吸引セミナー 19 10/19(土) ストーマケアステップアップセミナー 21 1/22(水) 聴診セミナー 13 2/1(土) 第2回褥瘡のアセスメントと局所ケアスキルアップセ 19 2/12(水) 聴診セミナー 12 2/15(土) 第2回気管吸引セミナー 19 チーム医療 4/27(土)28(日) ALSO プロバイダーコース in Chiba2013April 13 5/11(土) AHA BLS ヘルスケアープロバイダーコース 9 5/19(日) 第 3 回千葉市医師会 ICLS 研修会 48 6/20(木) 第 13 回千葉大学 ICLS コース 24 9/14(土)15(日) ALSO プロバイダーコース in Chiba2013September 50 12/1(日) 第 2 回千葉県ICLS指導者養成コース 18 1/25(土)26(日) ALSO プロバイダーコース in Chiba2014 65 3/2(日) 第 14 回千葉大学 ICLS コース 22 手術・検査手技 z5 月期 内視鏡トレーニングコース 4 5/19 冠動脈カテーテル検査・治療ハンズオンセミナー 2 6/30(日) リウマチ診療における関節エコーの活用法ハンズオン 5 7/13(土) 鼠径ヘルニア手術ハンズオンセミナー 9 7/21(日) 腹部エコーハンズオンセミナー 6 7/28(日) 心エコーハンズオンセミナー 6 7 月期 内視鏡トレーニングコース 3 8/31(土) 外科手術手技セミナー(縫合基本) 5 9 月期 内視鏡トレーニングコース 3 10/27(日) 第 2 回腹部エコーハンズオンセミナー 5 11 月期 内視鏡トレーニングコース 4 11 月期 大腸内視鏡トレーニングコース 2 11/19(火) 鏡視下トレーニングコース① 2
12/15(日) 外科手術手技セミナー(マイクロサージャリ―) 3 12/17(火) 鏡視下トレーニングコース② 2 1/13(月・祝) 心エコーハンズオンセミナー 5 1/14(火) 鏡視下トレーニングコース③ 2 1 月期 内視鏡トレーニングコース 3 2/17(月) CVC指導者養成コース・CVC実践セミナー 20 3/15(土) 冠動脈カテーテル検査・治療ハンズオンセミナー 3 3月期 内視鏡トレーニングコース 2 3月期 大腸内視鏡トレーニングコース 1 NPOセミナー開催の様子 図 11-1.CVC実践セミナー 図 11-2.千葉大ACLSコース 図 11-3.鏡視下手術セミナー 図 11-4.リハビリレーションスタッフ を対象とした吸引セミナー <シミュレータの貸出を行った実習・研修・講習会等> ● 分娩介助演習 平成 25 年 4 月 24 日:みなみ棟 2 階、分娩モデル 2 台 ● ALSO勉強会 平成 25 年 4 月 27~28 日 参加者:73 名 5 月 27 日 助産師 6 名 6 月 5 日 助産師 40 名 9 月 14・15 日 助産師 73 名 分娩モデルセット
● 急変トレーニング
平成 25 年 5 月 1 日:にし棟 10 階:20 名
Deluxe Difficult Airway Trainer 1 体、AED トレーナー2 1 台 ● 研修医の腹部エコー研修 平成 25 年 5 月 11 日:食道胃腸外科外来:28 名 超音波診断装置 1 台 ● 「看護の日」デモンストレーション 外来ホール 平成 25 年 5 月 16 日:1階玄関ホール:30 名 レサシアン 2 体、AED トレーナー2 2 台、さくら1体 ● 千葉県周産期救急勉強会 平成 25 年7月7日:医師 80 名、助産師 10 名、消防士 10 名 ● 千葉県消防学校講義 仁戸名消防学校 平成 25 年 6 月 12 日 80 名 分娩モデルセット 2 体 ● 産科救急講習会紹介コース 平成 25 年 6 月 12 日~17 日:稲毛バースクリニック:30 名 レサシアン 1 体、分娩モデルセット 2 体、AEDトレーナー1 個、バックバルブマスク 1 個 ● 急変トレーニング 平成 25 年 6 月 19 日:ひがし棟 10 階:10 名 レサシアン 1 体 ● 千葉市医師会ICLSコース 平成 25 年 6 月 20 日 研修医 3 名、看護師 26 名、その他 28 名 レサシアン 2 体、AED トレーナー2 2 台、バックバルブマスク4個、 アンブ気管挿管練習モデル 2 台 ● 外来看護師(心電図の取り方)勉強会 平成 25 年 7 月 1 日:外来 1 階:10 名 花子さん 1 体 ● ACLS勉強会 平成 25 年 9 月 13 日(金) :第 2 講堂:10 人 平成 25 年 9 月 17 日(火) :第 2 講堂:10 人 平成 25 年 9 月 18 日(水) :第 2 講堂:10 人 レサシアン 2 体、AED トレーナー2 2 台、バックバルブマスク 2 個 ● 食道胃腸外科研修会 平成 25 年 9 月 21 日:第 1 会議室:研修医 5 名 ドライボックス 1 台 ● ACLS勉強会 平成 25 年 9 月 27 日(金) :第 3 講堂:10 人 レサシアン 2 体、AED トレーナー2 2 台、バックバルブマスク 2 個
● 千葉大学亥鼻祭 平成 25 年 11 月 2 日~3 日(土・日) 千葉大学看護学部総合教育研究棟 腹腔鏡シミュレータ“Dry Box”1 台、聴診シミュレータ“Mr.ラング”1 台、 千葉大学亥鼻祭 平成 25 年 11 月 2 日~3 日(土・日) 千葉大学薬学部講義室 レサシアン 3 台、AED トレーナー2 3 台 ● 中学生職場体験 平成 25 年 11 月 12 日・20 日・26 日 3 回 中学生延べ 10 名 <シミュレータの貸出を行った外部研修・講習会等> ● JATEC 千葉大学クリニカル・スキルズセンター 平成 25 年 4 月 6・7 日(土・日)参加者:医師 49 名、看護師 10 名 ● 第 13 回千葉大学ICLSコース 平成 25 年 6 月 20 日(日) 千葉大学クリニカル・スキルズセンター 参加者:54 名(講師他 28 名・受講者 24 名) ALS スキルマスター&ハートシム 4000 3 体、レサシアン 6 体 アンブ気管挿管練習モデル 2 台、ICLS セット 4 個、AED トレーナー2 10 台 バックバルブマスク他 ● 千葉メディカルセンターICLSコース 千葉メディカルセンター 平成 25 年 6 月 22 日(土)~23 日(日):参加者:53 名 ALS スキルマスター&ハートシム 4000 3 体、アンブ気管挿管練習モデル 2 台、 AIRSIM3 台、バックバルブマスク 6 個 ● 救急蘇生トレーニング 千葉労災病院 平成 25 年 8 月 24 日(土)~25 日(日) 参加者:60 名 ALS スキルマスター&ハートシム 4000 3 体、レサシアン 5 体、 AED トレーナー10 個、AIRSIM2 台、アンブ気管挿管練習モデル 2 台 ● 千葉県助産師会研修会 平成 25 年 9 月 20 日~24 日:千葉市市民病院:50 名 分娩モデル 1 体、AEDレサシアン 1 体、AED トレーナー2 1 台、バックバルブ マスク 1 個 ● 千葉市立青葉病院ICLSコース 千葉市立青葉病院 平成 25 年 11 月 8 日~11 月 11 日 参加者:18 名 ALS スキルマスター&ハートシム 4000 3 体、レサシアン 6 体、AIRSIM2 台、 アンブ気管挿管練習モデル 1 台、AED トレーナー26 台
● 第 2 回千葉県ICLS指導者養成ワークショップ 平成 25 年 12 月 1 日(日) 千葉大学クリニカル・スキルズセンター 参加者:36 名(講師他 18 名・受講者 18 名) ALS スキルマスター&ハートシム 4000 3 体、レサシアン 6 体 アンブ気管挿管、練習モデル 2 台、ICLS セット 4 個、AED トレーナー2 10 台 バックバルブマスク他 ● ALSOプロバイダーコース 千葉大学 クルニカル・スキルズセンター 平成 26 年 1 月 24~26 日 参加者:110 名 分娩モデルセット ● 第 9 回KCH ICLSコース 千葉メディカルセンター 平成 26 年 1 月 31 日~2 月 3 日 参加者:18 名 レサシアン 4 体、AIRSIM 3 台、アンブ気管挿管練習モデル 2 台、 AED トレーナー2 4 台、バックバルブマスク 6 個 ● 第 14 回千葉大学ICLSコース 平成 26 年 3 月 2 日(日) 千葉大学クリニカル・スキルズセンター 参加者:40 名(講師他 18 名・受講者 22 名) ALS スキルマスター&ハートシム 4000 3 体、レサシアン 6 体 アンブ気管挿管、練習モデル 2 台、ICLS セット 4 個、AED トレーナー2 10 台 バックバルブマスク他 <シミュレーションセンター/シミュレーション・ラボで行われた見学会> ● 施設見学・視察 研修医説明会や医学生の病院見学、看護師就職説明会、看護学生対象のサマー インターンシップなど、研修施設の紹介としての施設見学があった。 表7.施設見学・視察 徳島大学(総務課) 平成 25 年 4 月 11 日 4 名 千葉大学看護学部(教員) 平成 25 年 5 月 8 日 7 名 東千葉メディカルセンター(看護部長他) 平成 25 年 6 月 12 日 8 名 岡山大学病院(総務課) 平成 25 年 6 月 21 日 3 名 米国サンディゴ大学看護学部(講師) 平成 25 年 6 月 28 日 5 名 千葉大学看護部(就職説明会) 平成 25 年 6 月 29 日 30 名 熊本県 平成 25 年 7 月 2 日 5 名 台湾国立成功大学看護学科(教師・学生) 平成 25 年 7 月 3 日 11 名 伊那中央病院(総務課・医師・看護師)他 平成 25 年 7 月 12 日 7 名 千葉県立保健医療大学(学生) 平成 25 年 7 月 16 日 39 名
千葉県立保健医療大学(学生) 平成 25 年 7 月 22 日 39 名 千葉大学企画情報部・他 平成 25 年 7 月 9 日 3 名 米国アラバマ大学(教員・学生) 平成 25 年 7 月 17 日 10 名 千葉大学看護部就職説明会 平成 25 年 7 月 20 日 12 名 千葉大学病院(血液内科) 平成 25 年 7 月 130 日 3 名 米国イリノイ大学シカゴ校(医師) 平成 25 年 7 月 24 日 1 名 千葉大学看護部就職説明会 平成 25 年 7 月 27 日 8 名 千葉県地域医療連携の会 平成 25 年 7 月 31 日 80 名 千葉大学看護部就職説明会 平成 25 年 8 月 2 日 11 名 国立大学財務経営センター(総務部施設助 成課)他 平成 25 年 8 月 8 日 19 名 千葉大学看護部就職説明会 平成 25 年 8 月 9 日 15 名 千葉大学病院(消化器内科) 平成 25 年 8 月 13 日 2 名 千葉県立保健医療大学(学生) 平成 25 年 9 月 6 日 2 名 全国国公私立大学病院副看護部長会議 平成 25 年 9 月 17 日 24 名 東京都共産党 平成 25 年 9 月 20 日 4 名 文科省医学教育課 平成 25 年 10 月 11 日 2 名 国立 6 大学事務職員研修会 平成 25 年 10 月 11 日 32 名 文部省医学教育課 平成 25 年 10 月 11 日 7 名 千葉県地域医療研修 平成 25 年 11 月 7 日 3 名 韓国ソウル医科大学医学教育医師・その他 平成 25 年 11 月 28 日 7 名 栃木県産業労働観光部 平成 25 年 12 月 2 日 18 名 関東甲信越地区国立大学病院長・事務部長 会議 平成 26 年 1 月 29 日 23 名 総務省千葉行政評価事務所 平成 26 年 1 月 29 日 2 名 帝京大学医学部医学教育センター 平成 26 年 2 月 14 日 2 名
King Fahad Medical City(サウジアラビア) 平成 26 年 2 月 27 日 3 名 千葉大学病院看護部(スプリングインター ンシップ) 平成 26 年 2 月 21 日 30 名 千葉大学病院看護部(スプリングインター ンシップ) 平成 26 年 2 月 28 日 30 名 千葉大学病院看護部(スプリングインター ンシップ) 平成 26 年 3 月 4 日 30 名
千葉大学病院看護部(スプリングインター ンシップ) 平成 26 年 3 月 7 日 30 名 千葉大学病院看護部(スプリングインター ンシップ) 平成 26 年 3 月 11 日 30 名 国立大学法人等業務研修 平成 26 年 3 月 12 日 17 名 千葉大学病院看護部(スプリングインター ンシップ) 平成 26 年 3 月 18 日 30 名 千葉大学看護学研究科 平成 26 年 3 月 13 日 3 名
2)パフォーマンス・ラボ 朝比奈真由美 パフォーマンス・ラボでは、模擬患者が参加する教育プログラムの目的に即した内容の シナリオ開発を行い、学習者のリフレクションを促進することを重視した対話型フィード バックを行った。また、授業内容の改善を目的として、模擬患者から授業に対するフィー ドバックも行った。 表8 平成 25 年度模擬患者の活動実績 <医学部> 年月日・場所 授業名・概要 対象・SP ・医師(人数) 方法 2013/4/23,30, 5/7 病院 CCSC 診察シミ ュレーション室 「臨床入門コミュニ ケーションⅢ」 初診面接 医学部 4 年生 123 名 SP:13 名×3 日 シナリオ 6 本 各 3-4 人×33 グループ 1 日に面接 4 セッション 面接 10 分、SP の FB7 分、学生の FB5 分 2013/9/18,24, CCSC 診察シミュレ ーション室 「医・薬・看護学部 IPE」 入院患者の全人的評 価を行い、退院計画 を作成 医学部・薬学部・ 看護学部 4 年生 計 243 名 SP:18 名×2 日 シナリオ 6 本 各 6-7 人×35 グループ 1 日に面接 2-3 セッション 面接 20 分、再面接 15 分、、SP の FB10 分 2013/10/15, 10/22 CCSC 診察シミュレ ーション室 「臨床入門コミュニ ケーションⅤ」 初診面接から診療録 記載 医学部 4 年生 123 名 SP:11 名×2 日 協力医師:22 名 シナリオ 5 本 各 5-6 人×22 グループ 1 日に面接 6 セッション 面接 10 分、SP の FB7 分、医師の FB8 分 2013/10/29, 11/12 CCSC 診察シミュレ ーション室 「臨床入門コミュニ ケーションⅦ」 悪い知らせの実践 医学部 4 年生 123 名 SP:10 名×2 日 協力医師:17 名 シナリオ 5 本 各 6-7 人×18 グループ 1 日に面接 4 セッション 面接 10 分、SP の FB5 分、医師の FB7 分 2013/12/14 CCSC 診察シミュレ ーション室 共用試験 OSCE 医学部 4 年生 123 名 SP:12 名×1 日 評価医師:19 名 シナリオ 2 本 5 列 一日に 25 セッション 面接 10 分、FB なし、評価表あり
2014/1/16,17 CCSC 診察シミュレ ーション室 共用試験 OSCE・補講 医学部 4 年生 11 名 SP:4 名×各 1 日 シナリオ 4 本 1 列 一日に 5~6 セッション 面接 10 分、SP の FB6 分、医師の FB7 分 2014/1/28,2/4, 18 CCSC 診察シミュレ ーション室 「臨床入門コミュニ ケーションⅡ」 初診面接のイントロ ダクション 医学部 3 年生 124 名 SP:10 名×3 日 シナリオ 7 本 各 4-5 人×27 グループ 一日に 5 セッション 面接 10 分、SP の FB6 分、学生の FB4 分 2014/1/10 CCSC 診察シミュレ ーション室 CPX(Advanced OSCE) 医学部 5 年生 98 名 SP:13 名×1 日 シナリオ 5 本 内科系と非内科系各 6 列 一日に 33 セッション 面接 15 分、FB なし、評価表あり <附属病院> 年月日・場所 授業名・概要 対象・SP (のべ人数) シナリオ 2013/4/5 病院 CCSC 病室シミ ュレーション室 「附属病院研修医、歯科研修 医ガイダンス」 入院初日の設定。良好な医師 -患者関係を築き、必要な情 報収集、問題解決を行う 附属病院研修医 3 名 SP:3 名×1 日 山本佐知子(肺腺ガン) 田中春江(パーキンソン) 石田良子(胆石) 2013/10/17、12/19、 2014/2/6,3/6 CCSC 診察シミュレー ション室 研修医勉強会「医療面接(上 級編) 研修医 29 名 SP:4 名×4 日 (検査拒否)、(病院対応) (新型うつ)、(悪い知らせ) <工学部> 年月日・場所 授業名・概要 対象・SP 方法 2013/7/20 CCSC スキルトレーニ ング室 「工学部コミュニケ ーションワークショ ップ」 医療者として患者の 求めに対応 工学部 1 年生 50 名 SP:6 名 シナリオなし、アドリブ 各 10 人×6 グループ、4 回ロールプレ イ ロールプレイ 4 分、SP の FB4 分、教員 の FB4 分
● シナリオの作成とブラッシュアップ
既存のシナリオを授業の目的、学生の反応に合わせて改変した。 ● 外部研修会等への SP 派遣
第 45 回日本医学教育学会大会プレコングレスワークショップ
How to use standardized patients for teaching and assessing physical examination skills 年月日:2013 年 7 月 25 日 場所:千葉大学医学部本館第 3 講義室 SP:1 名、神経診察と SP によるフィードバックのデモンストレーション 千葉県ピア・サポーターフォローアップ研修(主催:千葉県地域統括相談支援センター) 年月日:2013 年 11 月 23 日 場所:千葉県がんセンター 1F TV 会議室・ 研修室 SP:6 名、シナリオ 4 本、各 9 人×4 グループ、ロールプレイ 4 セッション ロールプレイ 7 分、SP の FB3 分、研修生の FB7 分、アドバイザーの FB5 分、研修者の感 想 5 分 ● 外部研修会への参加 第51回 医学教育セミナーとワークショップ in 医科歯科 「SP 大交流勉強会 in 東 京」 年月日:2014 年 1 月 25 日,26 日 場所:東京医科歯科大学(御茶ノ水) 参加者 3 名 ● 身体診察への取組み
2012 年度から始まった千葉大学医学部 5 年生対象の Clinical Performanse Examination (CPX)において、身体診察の模擬患者も演じた。血液内科、精神神経科の協力のもと、各 疾患に特徴的な身体反応、SP スーツの活用方法など、適切な診察と試験の進行について研 修・検討を行い、評価も行った。 ● 外部人材の活用 身体診察の模擬患者として外部人材を活用した。 2013 年 4 月 23 日,30 日,5 月 7 日 臨床入門バイタルサイン のべ 18 名(シルバー人材センター) 2013 年 7 月 2 日,9 日,16 日 臨床入門胸部診察 のべ 12 名(シルバー人材センター) 図 12.第 45 回医学教育学会大会 プレコングレスワークショップ 神経診察と SP によるフィードバック
3)アナトミー・ラボ 鈴木崇根 CALにおける教育の実施 ①申請番号 54 1.名称:頸部郭清術および口腔癌切除後の軟組織再建術の手技教育 2.期間・参加人数: 2013 年 4 月 19 日 13 時〜17 時 医師 10 名 3.主催:千葉大学大学院医学研究院 臨床分子生物学(歯科顎口腔外科) 4.目的(概要):腔癌の外科療法において解剖学は基本であり、筋肉の位置、血管、神経 の走行などの解剖学的位置を熟知したうえで手術に臨む必要がある。本研修では一線 で活躍する熟練医のみならず、研修医など臨床経験の少ないドクターに対しても、口 腔癌の外科療法に必要な解剖や頸部郭清術ならびに組織再建術(有茎皮弁、遊離皮弁) の手技を学ぶ目的で開催した。 ②申請番号 55 1.名称:安全な口腔癌手術、頸部郭清術の手技教育 2.期間・参加人数: 2013 年 5 月 10 日 13 時〜17 時 医師 10 名 3.主催:千葉大学大学院医学研究院 臨床分子生物学(歯科顎口腔外科) 4.目的(概要):腔癌の外科療法において解剖学は基本であり、筋肉の位置、血管、神経 走行などの解剖学的位置を熟知したうえで手術に臨む必要がある。本研修では一線で 活躍する熟練医のみならず、研修医など臨床経験の少ないドクターに対しても、口腔 癌の外科療法に必要な解剖や腫瘍切除術、頸部郭清術ならびに有茎皮弁の軟組織再建 術の手技を学ぶ目的で行った。 ③申請番号 58 1.名称:千葉手・肘の外科研究会 CadaverWorkshop2013 2.期間・参加人数: 2013 年 11 月 3 日 8 時〜18 時 医師 23 名 3.主催:千葉大学大学院医学研究院 整形外科学 共催:千葉手・肘の外科研究会 4.目的(概要):千葉大学整形外科 手外科グループと県内の手外科医(順天堂大学・筑 波大学・山梨大学出身)で構成される千葉手・肘の外科研究会では、県内の手外科医 の知見を高め、広く国民に還元できるように年に1回 Cadaver Workshop を開催してい る。2013 年のテーマは上肢の有茎皮弁・骨移植術と、下肢の複合組織移植とした。
④申請番号 59 1.名称:救命のための緊急処置手技教育 2.期間・参加人数: 2013 年 7 月 21 日 8 時 30 分〜16 時 医師 11 名 3.主催:千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学 4.目的(概要):救命のための緊急処置の中には、比較的施行する機会の少ない手技が含 まれるが、そのような処置を迅速かつ的確に行えなければ、患者を救命することがで きない。今回、胸腹部における緊急救命処置を、救急部の若手医師に習得させ、また 習熟させることを目的に、本教育を施行した。 ⑤申請番号 60 1.名称:CAL を用いた肺移植ドナー心肺摘出術およびレシピエントへの肺移植術手技の習 得 2.期間・参加人数: 2013 年 7 月 13 日 9 時〜15 時 医師 9 名 看護師 7 名(見学) 3.主催:千葉大学大学院医学研究院 呼吸器病態外科学 4.目的(概要):一般臨床で段階的に経験を積む事が困難な肺移植術の手技を、ドナー肺 摘出からレシピエントへの肺移植までの流れを含めて人体で経験する事を目的とした。 また、千葉大学医学部附属病院手術室の移植担当看護師も参加し、直接介助・間接介 助、見学をすることで実際の移植の流れを体感することを目的とした。 ⑥申請番号 61 1.名称:救命のための緊急処置手技教育 2.期間・参加人数:2013 年 10 月 14 日 8 時 30 分〜16 時 医師 10 名 3.主催:千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学 4.目的(概要):救命のための緊急処置の中には、比較的施行する機会の少ない手技が含 まれるが、そのような処置を迅速かつ的確に行えなければ、患者を救命することがで きない。今回、胸腹部における緊急救命処置を、救急部の若手医師に習得させ、また 習熟させることを目的に、本教育を施行した。 ⑦申請番号 62 1.名称:第 1 回 人工股関節置換術手術手技ワークショップ 2.期間・参加人数: 2013 年 11 月 1 日 16 時〜20 時 医師 4 名 3.主催:千葉大学大学院医学研究院 整形外科学 4.目的(概要):新鮮凍結屍体を使用して人工股関節置換術(THA)の手技修得のための ワークショップを行い、優れた治療成績に必要な解剖学的知識、陥りやすいピットフ ォールを教育した。
⑧申請番号 64 1.名称:第7回千葉神経内視鏡ハンズオンセミナー 2.期間・参加人数: 2014 年 12 月 14 日日〜12 月 15 日 医師 27 名 学生 5 名(見学) 3.主催:千葉大学大学院医学研究院 脳神経外科学 4.目的(概要):神経内視鏡を使用した経鼻手術および経脳室手術における解剖に関して 神経内視鏡技術認定を目標とした解剖教育を行うことを目的とした。 ⑨申請番号 66 1.名称:千葉大学脊椎外科手術セミナー 2.期間・参加人数: 2013 年 11 月 17 日 9 時〜18 時 医師 17 名 3.主催:千葉大学大学院医学研究院 整形外科学 4.目的(概要): 1. キャダバーによる手術経験を通じ、フレッシュマンの基本手術手技(器械の扱い、基 本手技、スクリュー挿入手順)習得および脊椎手術への興味育成向上。 2. スタッフ・大学院生の手術指導スキルの向上、解剖学的知識と手術スキルの確認。 3. CAL システムの使用に習熟し、キャダバー使用による脊椎脊椎脊髄病研究の契機とする。 ⑩申請番号 69 1.名称:口腔顎顔面領域の疾患に対する手術手技教育 2.期間・参加人数: 2014 年 1 月 31 日 13 時〜17 時 医師 6 名 3.主催:千葉大学大学院医学研究院 臨床分子生物学(歯科顎口腔外科) 4.目的(概要):腔領域の外科療法において解剖学は基本であり、筋肉の位置、血管、神 経の走行などの解剖学的位置を熟知したうえで手術に臨む必要がある。今回、研修医 など臨床経験の少ないドクターに対して口腔領域の外科療法に必要な解剖や腫瘍切除 術後の顎骨再建時および外傷による顎骨骨折時の治療を想定して正しい顎間固定術の 習得をすることを目的で行った。 ⑪申請番号 70 1.名称:口腔顎顔面領域の疾患に対する手術手技教育 2.期間・参加人数: 2014 年 2 月 21 日 13 時〜17 時 医師 7 名 3.主催:千葉大学大学院医学研究院 臨床分子生物学(歯科顎口腔外科) 4.目的(概要):腔外科を受診する顔面外傷の中で、最も多数を占めるのが下顎骨骨折で ある。しかし、実際の臨床において、研修の間に経験できる症例は限られており、技 術を習得するのが難しい。今回、研修医など臨床経験の少ないドクターに対して、外 傷による顎骨骨折時の治療を想定して、口腔領域の外科療法に必要な解剖もふまえて 正しい顎間固定術の習得をすることを目的で行った。
⑫申請番号 71 1.名称:第 3 回 救命のための緊急処置手技教育 2.期間・参加人数:2014 年 3 月 8 日 8 時 30 分〜16 時 医師 11 名 看護師 1 名(見学) 3.主催:千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学 4.目的(概要):救命のための緊急処置の中には、比較的施行する機会の少ない手技が含 まれるが、そのような処置を迅速かつ的確に行えなければ、患者を救命することがで きない。今回、胸腹部における緊急救命処置を救急部の若手医師に習得させ、また習 熟させることを目的に本教育を施行した。 ⑬申請番号 72 1.名称:中頭蓋窩・後頭蓋窩および頭蓋頸椎移行部の頭蓋底手術到達法 2.期間・参加人数: 2014 年 1 月 25 日〜1 月 26 日 8 時〜18 時 医師 10 名 3.主催:千葉大学大学院医学研究院 脳神経外科学 4.目的(概要):頭蓋底手術で重要な後頭蓋窩・頭蓋頸椎移行部の外科解剖の教育を目的 とした。 ⑭申請番号 73 1.名称:平成 25 年度第 2 回 献体を用いた肺移植シミュレーション 2.期間・参加人数: 2014 年 1 月 13 日 9 時〜17 時 医師 15 名 看護師 4 名(見学) 3.主催:千葉大学大学院医学研究院 呼吸器病態外科 4.目的(概要):当院は本年度中に脳死肺移植実施施設として認定されたが、国内外の肺 移植実施施設で実臨床を経験している者の数は限られている。肺移植は通常の呼吸器 外科手術とはかなり異なった手技・解剖理解を必要とし、日常臨床の中で段階的に経 験を積む事が困難である。移植ドナー肺摘出術、肺移植術を未固定凍結献体で経験し、 チームとしての技術向上を図ると共に、生体で確認することのできない重要臓器や組 織の解剖学的特徴・位置関係などに対する理解を深め、今後実施される肺移植の安全 性を高めることを目的とした。 ⑮申請番号 74 1.名称:手外科手術手技研修セミナー 2.期間・参加人数: 2014 年 3 月 2 日 9 時〜16 時 医師 7 名 3.主催:千葉大学大学院医学研究院 整形外科学 4.目的(概要):手外科医にとって頻度の高い手技を教育し、より高い技術を習得するこ とを目的とする。術式は創外固定・腱縫合・腱移行・皮弁を中心に行った。
⑯申請番号 76 1.名称:千葉大学脊椎外科手術セミナー BKP 編 2.期間・参加人数: 2014 年 3 月 30 日 9 時〜14 時 医師 14 名 3.主催:千葉大学大学院医学研究院 整形外科学 4.目的(概要):Cadaver を用いて脊椎外科の手術手技をシミュレーションすることで技 術の向上を図ると共に、実際の手術の際に生体では確認することのできない重要組織 との位置関係を確認することで安全性を高めることを目的とする。今回は特に、高齢 化 に 伴 い 急 増 し て い る 脊 椎 圧 迫 骨 折 に 対 す る 低 侵 襲 手 術 で あ る Balloon Kyphoplasty(BKP)に焦点を絞り、実習を行った。 ⑰申請番号 77 1.名称:第 1 回頭頸部手術手技セミナー 鼻副鼻腔編 2.期間・参加人数: 2014 年 3 月 22 日、23 日 9 時〜16 時 医師 9 名 3.主催:千葉大学大学院医学研究院 耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍学 4.目的(概要):内視鏡を用いた鼻副鼻腔手術の基本手技の教育と臨床解剖学の探究 ⑱申請番号 78 1.名称:腔顎顔面領域の疾患に対する手術手技教育 2.期間・参加人数: 2014 年 3 月 14 日 13 時〜17 時 医師 7 名 3.主催:千葉大学大学院医学研究院 臨床分子生物学(歯科顎口腔外科) 4.目的(概要):実際の臨床において、顎顔面外傷の中で多数を占める下顎骨骨折症例を 研修の間に経験できるとは限らない。そのため骨折症例に対する手術手技を習得する ことは難しい。今回研修医など臨床経験の少ないドクターに対して、外傷による顎骨 骨折時の治療を想定し、口腔領域の外科療法に必要な解剖もふまえて正しい顎間固定 術の習得をすることを目的で行った。
2.シミュレータの開発 千葉大学工学研究科 メディカルシステムコース 准教授 中口俊哉 CCSC では、事業計画の中に効果的なシミュレーション教育を行うための新しいシミュレ ータの開発をあげている。本年度は千葉大学フロンティア医工学センターの中口俊哉准教 授の研究室と協働でシミュレータの開発を行ってきた。 1)模擬患者(SP)を使った AR 聴診訓練システム EARS の開発 背景
医 学 部 教 育 で は 客 観 的 臨 床 能 力 試 験 で あ る OSCE(Objective Structured Clinical Examination)が実施されている。OSCE では SP(Standardized Patient, 模擬患者)が用いら れるが、SP は健康であるため再現可能な病態や身体的所見に制限がある。従ってこれまで 聴診訓練用マネキンと併用されてきたが、医療面接と聴診を円滑に実施することが不可能 であるため教育効果が低下する。そこでバーチャルリアリティ技術により SP を使用して医 療面接と聴診を円滑に実施することができる模擬聴診器シミュレータ EARS (Educational Augmented Reality Auscultation System)を提案する。
概要 健常者である SP の体表に聴診器をあて ることで、監督者が設定した異常生体音 を再現できる模擬聴診器を開発した。図 13 に提案する模擬聴診器シミュレータを 使用した訓練の概念図を示す。開発した 模擬聴診器の採音部には接触センサと赤 外 LED が内蔵されている。接触センサで SP との接触判定を行い、接触した際に赤 外 LED が点灯する。さらに赤外カメラに より赤外光を聴診器位置として検出し、 聴診位置に応じた生体音をコンピュータ から無線通信により聴診器に内蔵したス ピーカから再生する。また聴診位置に応 じた生体音の再現を実施するため音源マ ップ、及び呼吸音の可聴範囲マップを作 成した。訓練前に SP の体型をシステム内 に設定した標準体型に変換するため SP の上半身を自動検出することができる。 今年度はユーザーインターフェースを含めたシステム設計のアドバイザーとして本学工 学研究科人間生活工学研究室の下村准教授にも参画していただき、ケンツメディコ(株)、 図 13.聴診訓練システム EARS の概念図
日本ライトサービス(株)と連携して開発を推進した。製品化に向けた試作として Windows 8 タブレット PC を使って中央制御部と赤外カメラ、呼吸指示器を一体化した。また、体表と の接触センサと Bluetooth による無線通信を内蔵した模擬聴診器を開発した。インターフ ェイスを一新し教育効果の向上を目指した。EARS を使用している様子として症例選択画面 の様子を図 14 に、聴診訓練中の様子を図 15 に示す。 2)オンライン臨床実習評価システム c-Checker の開発 背景 医学部卒業生の質保証が強い社会的ニーズである現代において、医学部の最終段階の授 業として実施される診療参加型臨床実習(クリニカル・クラークシップ:CC)の真正性の 高い評価ツールの開発・利用が求められている。その一つとして診療現場での評価 (Workplace-based assessment: WBA)が有用とされているが、従来の紙媒体の利用では種々 の問題点がある。本研究ではこれらの問題点を改善するため、情報技術の進歩によって急 速に普及している携帯端末で稼働する WBA ソフトウェア c-Checker を開発する。この c-Checker を利用して評価を行い、データを収集・解析することにより、CC における評価 法としての本評価ツールの有用性を検証する。 概要 c-Checker のシステムは教員による採点ソフトウェア、学生の評価閲覧ソフトウェア、そ して全体を管理する管理ソフトウェアの 3 部構成とした。特に従来 50 項目以上ある CC の 評価項目に対して効率的に採点を付与するためのインターフェイス改良に注力した。 Android タブレット端末を用いた採点インターフェイスの様子を図 16 に示す。タッチパネ ルの操作に対応し、ユニットコンピテンシー評価項目を簡便に入力できるようになってい る。ネットワーク接続ができない病院内での使用を想定し、タブレット端末はオフライン 状況でも使用できる設計とした。教員が入力した採点結果は学生側の閲覧ソフトウェアに 反映され、学生は採点結果とそのコメントをすぐに確認することができる。全体の管理は 図 14.EARS の症例選択画面 図 15.EARS 聴診訓練中の画面
安定した WEB ベースの管理ソフトウェアとして実装した(図 17)。医学部ですでに学習コン テンツ管理に導入されている Moodle とのシームレスな連携も実現した。管理者による全情 報の効率的な管理と自動集計を可能としている。