岡 監 第 7 2 号 平 成 2 1 年 6 月 8 日
特定非営 利活動法人市民オンブズマ ンおかやま 代表者代 表 重 田 龍 三 様
岡山市監査委員 広 瀬 慶 隆
同 藤 本 徹
岡山市職員措置請求に係る監査の結果について(通知)
平成21 年4月10日付けで地方自 治法(昭和22年法律第67号 )第242条 第1項の規 定に基づき提出された岡山 市職員措置請求書について,監 査した結果を 同条第4項 の規定により下記のとおり 通知する。
なお,議 会選任の柴田健二前監査委 員及び三宅員義前監査委員並び に若井逹子監
, 。
査委員及び 田尻祐二監査委員は 地方自治 法第199条の2の規定に より除斥した
記
第1 請求 の受付
1 請求 人の住所 名称
岡 山市中区乙多見347番地
特 定非営利活動法人市民オン ブズマンおかやま 代 表者代表 重 田 龍 三
2 請求 書の提出日
平 成21年4月10日
3 請求 の要件審査
第2 請求
請求 人が提出した「岡山市職員 措置請求書」による請求は,次 のとおりであ る。
岡山市職員措置請求書
平成21年 4月10日
請求人 住 所 岡山市中区乙多見347番地
名 称 特定非営利活動法人市民オンブズマンおかやま
代表者代表 重田龍三
岡山市監査委員 殿
第1
岡山市長に対する措置請求の要旨
岡山市長が、平成19年度に岡山市議会の各会派に交付した政務調査費(残余金 精算後の額)のうち、下記各金額の返還を請求することを怠る行為は違法なので、同 金額について各会派に対して岡山市に返還するよう請求することを求める。
新風会 8, 808, 368円 公明党岡山市議団 3, 928, 572円 ゆうあいクラブ 6, 624, 448円 政隆会 7, 214, 061円 市民ネット 5, 020, 430円 日本共産党岡山市議団 3, 671, 861円
第2
措置請求の理由
Ⅰ 政務調査費の性質と支出の査定
岡山市議会の政務調査費は、実費弁償を原則とする補助金の一種であり、地方 自治法第100条第14、15項、及びこれに基づき制定された「岡山市議会の各会派 に対する政務調査費の交付に関する条例」(以下「条例」という)に基づいて支 給される。
条例はこれに基づき、第1条で政務調査費が「岡山市議会議員の調査研究に資 するための経費の一部」として交付されるものであること、第5条で「会派は、 政務調査費を別表に定める使途基準に従って使用するものとし、市政に関する調 査研究のための経費以外のものにあててはならない」こと、第8条で会派が「そ の年度において市政の調査研究に資するため必要な経費として支出した総額」を 控除して残余があるときは市に返還すべきことを、それぞれ定めている。また第 5条の別表では、「研究研修費」「調査旅費」「資料作成費」「資料購入費」「広報 費」「広聴費」「人件費」「事務費」「雑費」の9種類の使途費目を定め、各費目で 支出できる経費の種類を定めている。
従って、岡山市議会の政務調査費は、「その年度において」支出された、「市政 の調査研究に資する」ため「必要な」「経費」に限って、支出が認められる。
他方、市議会議員の活動は、政務調査費との関係では概念上、「政治活動」と 「私的活動」に区分することができ、そのうち「政治活動」は「政務調査活動」 と「政務調査以外の政治活動」に区分することができる。これらの活動のうちの 「政務調査活動」にかかる、条例別表に定める使途基準に該当するものについて のみ、政務調査費から支出することが許される。
一般的に、①対象年度以外の時期の経費の支出は認められない。②領収書がな い支出は認められない。③領収書の日付がなく、かつ推定不能のものは認められ ない。
また、
ⅰ 会派または所属市議会議員の「政務調査活動」にかかる支出(「市政の調査 研究に資するために必要な経費」)として適切と判断されるものは、全額認め られる。
ⅱ 「私的活動」または「政務調査以外の政治活動」にかかる支出と判断される ものは、認められない。
、 。
ⅲ 区別が困難と判断されるものは 按分して一部の支弁のみ認めるべきである 上記の一般基準に基づき、岡山市議会の各会派が平成19年度の政務調査費か ら支出したとして収支報告書に記載した支出について、開示された領収書類に基 づいて、政務調査費からの支弁が認められるかどうかについて個別に判断した結 果は、別紙会派別査定表のとおりである。
以下、上記の判断にかかる費目別の一般的認定根拠をⅡで、会派ごとの特記す べきコメントをⅢで述べる。
Ⅱ 費目別の認定基準 1 研究研修費
派の所属する議員等が他の団体の開催する研究会、研修会に参加するため要する
( 、 、 、 、 、 、 )」
経費 会場費 器材借上費 講師謝金 出席者負担金 交通費 旅費 宿泊費等 (条例別表)である。
この費目については、①研修などが政務調査としての適切かどうか、②研修費
、 、 。
用の金額が適切かどうか ③飲食を伴う研修などの取扱い が大きな問題である 研修などが政務調査として適切であるためには、「市政の調査研究に資するた めに必要な経費」という政務調査費の趣旨に照らして、研修などの目的がこの趣 旨にかなっていて、かつその費用が目的、効果との関係で著しく高額ではないこ とが必要である。
ⅰ 研修などの参加料・受講料・資料費
、 、
ア その研修などが政務調査として適切と判断される場合には 会合の参加費 受講料、資料費の全額が適切と認められる。
イ 飲食を伴う研修の費用、及び懇親会費は認められない。飲食を伴う会議、 研修などの費用は政務調査費から支弁することに根本的になじまないし、懇 親会は参加者の懇親のために行われる飲食の会であり、研修に必要とは認め られない。
ウ 研修などの参加費が2万円を超える場合、参加費に懇親会費などの研修以 外の費用が混入しているものとみなさざるをえないので、研修への参加その ものの費用の実額が証明されていない限り、2万円を超える部分は認められ ない。(但し、他の会派のデータ等から、研修参加費用の実額が推定できる 場合を除く。)
エ 研修や開催団体の名が不明のものは認められない。 ⅱ 団体会費
団体会費は団体に所属するための費用である。団体に所属することは、本人 の政治的・社会的信条または私的関心によるものと考えられ、市政に関する研 修とは考えられないので、団体会費は政務調査の費用とは認められない。 ⅲ 会場費
その研修などが政務調査として適切と判断される場合には、会場費の全額が 適切なものと認められる。但し、会場、目的が不明なもの、及び過度に高額な ものは認められない。
飲食を伴う研修の会場費、または高額で飲食を伴うと判断される会場費は認 められない。
ⅳ 茶菓代、弁当代
茶菓代は常識外に高額でない限り認められる。弁当代は食事代なので、講師 のものを除き、認められない。
、 、 。 政務調査との関連があり かつ相当な額の範囲内であれば 全額認められる ⅵ 講演料・講師旅費
講演の趣旨が政務調査として適切と考えられる場合には、全額認められる。 講演内容が不明のものは認められない。
講演の受講者が議員だけでないと考えられる場合、受講者のうちの議員の割 合(推定を含む)により按分すべきである。
ⅶ 施設入館料
施設が政務調査の対象として適切と考えられる場合には全額認められる。適 切と考えられないもの、又は施設が不明のものは認められない。
ⅷ 登記印紙
登記事項の調査は政務調査と考えられるので、全額認められる。 ⅸ 収入印紙
収入印紙は契約書、訴状などに貼付するもので、これらは政務調査とは考え られないので、認められない。
2 調査旅費
調査旅費は、「会派の行う調査研究活動のため必要な内外の先進地調査等に要 する経費(交通費、旅費、宿泊料等)」(条例別表)である。
、 「 」 、
この費目については ①調査研修そのものが 政務調査 として適切かどうか ②旅費の金額が適切かどうか、③燃料代などの按分をどうするか、④個別のタク
、 「 」 、 。
シー代 駐車料等が 政務調査 目的と考えられるか などが大きな問題である 調査研修が政務調査として適切かどうかは、研究研修費の箇所で述べた原則に 従って判断される。
調査旅費の場合、それに加えて、①旅費が実費であること、②旅行の主目的が
、 、
調査研究であること ③旅行費用が調査の目的・効果と対比して適切であること ④旅行先での主な行動が調査であること、などが必要である。
ⅰ 自動車燃料代
原則として按分率50%で按分すべきである。自家用車を走らせるのには、政 務調査目的のほかに、「政務調査以外の政治活動目的」及び「私的活動目的」 のものがあることが明らかだが、これらを区別してそれぞれの割合を明らかに することは困難なので、50%が政務調査目的と推定する。
但し、数台の(登録番号の違う)自動車に給油している場合、同一日に2回 もしくは2日連続で大量の給油をしている場合など、2台以上の自動車に給油
、 ( ) 。
していると推定される場合には 一部 原則として後の給油 は認められない 洗車代、オイル代は認められない。
政務調査であることが明らか(研修会場への往来など)と判断されるものは 全額認められる。政務調査ではないことが明らかと判断されるものは全額認め られない。それ以外のものは按分率50%で按分すべきである。(ガソリン代と 同様の考え方による。)
政務調査でないことが明らかなものの典型は、夜の飲食街への往来である。 本監査請求では、判定を客観的にするため、市内野田屋町、磨屋町、田町、中 央町、柳町(いずれも、飲食店が集中しており、かつ市議会議員が政務調査の ために17時以降に訪問すべき施設がないと判断される地域である。)を「夜の 街」ゾーンとし、この地域で17時以降に降車したもの、19時以降に乗車したも のについては認められないものとした。なお、上記に該当する乗降車でも目的 または訪問先が記載されているものはこの限りではないと判断されるが、該当 の支出のうち目的または訪問先が記載されているものは皆無であった。
乗車区間が不明なもの、又は「市内」とのみ表示されているもので、2000円 を超えるものは認められない。
、 、
議員の自宅と市役所との往来のうち 本会議・委員会開催日の往来の費用は 議員の費用弁償によって別途まかなわれており、重複して費用弁償を受けるこ とは認められないので、政務調査費としては認められない。それ以外の日の目 的不明のものについては、按分率50%で按分すべきである。
県外でのタクシー代は、これに対応する研究研修費などの査定結果に応じて 認められる。対応する研究研修費などのないものは認められない。
ⅲ 駐車料
政務調査であることが明らか(研修参加のための駐車など)と判断されるも のについては全額認められる。政務調査ではないことが明らかと判断されるも の(「夜の街」の夜間駐車、ターミナル地点(岡山駅、岡山空港など)を除く 宿泊駐車など)は認められない。それ以外のものは按分率50%で按分すべきで ある。(ガソリン代と同様の考え方による。)
ⅳ 長距離市外視察にかかる旅行費用
全体が政務調査であることが明らか(研修出席のための旅費など)と判断さ れるものについては全額認められる。政務調査ではないことが明らかと判断さ れるものは認められない。政務調査と他の活動が混在する可能性があるものは 按分率50%で按分すべきである。
目的が記載されていないものは認められない。
適切と認められる実費と比較して明らかに多額のものについては、多すぎる 部分は認められない。
、「 」 、 。
親善訪問である。日程表等に基づき検討した結果、①訪問の主目的が「市政の 調査研究に資するために必要」とは考えられず、②費用が調査研究の目的、効 果との関係で著しく高額であり、③調査先で市政の調査研究と関係のある実質 的な説明や質疑応答がなされたと考えられず、④行程の主要な部分を観光と宴 会が占めていると考えられるので、政務調査に必要な支出とは認められない。 ⅴ 近距離市外視察にかかる旅行費用(J R運賃、フェリー代、高速代等)
岡山県内、香川県内、及び西播地域(相生市まで)の市外視察については、 政務調査であることが明らかと判断されるものは全額認められ、政務調査では ないことが明らかと考えられるものは認められず、それ以外のものは按分率50 %で按分すべきである。
ⅵ 議員本人以外の者の運賃等 認められない。
ⅶ その他
目的・内容の記載がなく推定も不可能なものは認められない。
3 資料作成費
資料作成費は、「会派の行う調査研究活動のため必要な資料の作成に要する経 費(印刷製本費、翻訳料等)」(条例別表)である。
この費目については、支持者に対する市政報告など、「政務調査活動」と「政 務調査以外の政治活動」が混在する経費が多いことが大きな問題である。
「政務調査活動の経費と考えられるものは全額認められる。政務調査以外の政 治活動と考えられるものは認められない。区別が困難なものは按分率50%で按分 すべきである。
広報費、広聴費については別の問題があるが、その点は広報費の項で述べる。 ⅰ 写真現像費
政務調査に必要と考えられるもの(視察対象の記録写真など)は全額認めら れる。それ以外のもの(個人質問シーン、「視察している議員」の写真などを 含む)は認められない。
ⅱ コピー代
政務調査に必要と考えられるものは全額認められる。政務調査ではないこと が明らかと考えられるものは認められない。それ以外のものは按分率50%で按 分すべきである。(ガソリン代と同様の考え方による。)
ⅲ テープ起こし代
政務調査の結果の保存のため必要と考えられるものは全額認められる。それ 以外のもの、不明のものは認められない。
全額認められる。
ⅴ 議会質問ダビングテープ代
按分率50%で按分すべきである。 ⅵ その他
上記以外の、内容不明のものは認められない。
4 資料購入費
資料購入費は、「会派の行う調査研究活動のために必要な図書、資料等の購入 に要する経費」(条例別表)である。
この費目については、議員が購入している書籍、新聞、雑誌のそれぞれが、「調
、 」 。
査研究活動のために必要な図書 資料等 にあたるかどうかが大きな問題である 書籍、雑誌、新聞とも、①一般的ないし一般教養的なもの、趣味的なもの、所 属または支援の関係にある団体等の機関誌的なものは認められない。②市政につ いての専門的知識を得るために有用と認められるものは認められる。(どちらに あたるかは、ネット検索等の方法により当該書籍等を直接確認して判断した。) ⅰ 住宅地図
認められない。住宅地図の主たる用途は戸別訪問にあり、選挙対策その他の 「政務調査以外の政治活動」の用に供することが主な目的と判断される。
なお、住宅地図以外の地図は「一般図書」であり、認められない。 ⅱ 新聞代(一般的商業紙)
会派控室用の一般商業紙は按分率50%で按分すべきである。
自宅用、事務所用のものは認められない。(一般に、新聞は現職議員でなくて もふつう購読するはずである。)
ⅲ 業界紙・情報紙
市政に関する調査研究に必要な専門的知識を得るため有益と判断されるもの は認められる。それ以外は認められない。
ⅳ 運動誌、政党誌、団体誌
認められない。(運動、政党、団体への関与は、議員個人の政治的社会的信 条または私的関心に基づくもので、政務調査とは認められない。)
但し、議員本人の「反対党」と認められる団体の発行誌などは、「政敵の政 策の研究」として有益と判断されるので、認められる。
ⅴ 書籍
市政に関する調査研究に必要な専門的知識を得るため有益と考えられるもの は認められる。これに該当しないと考えられる一般図書は認められない。書籍 名の記載されていない支出は認められない。
ⅵ 雑誌
市政に関する調査研究に必要な専門的知識を得るため有益と考えられるもの は認められる。一般的な商業雑誌は、特に市政の調査研究に資する記事が掲載 されていることが明らかでない限り、認められない。個人の政治的・社会的信 条または私的関心に基づくと考えられるものについては認められない。
5 広報費
広報費は、「会派の調査研究活動及び議会活動並びに市の政策について住民に 報告し、PRするために要する経費(広報紙、報告書等の印刷製本費、送料、会 場費等)」(条例別表)である。
つまり条例別表は広報費について、「調査研究活動」だけでなく「議会活動並 びに市の政策」について「住民に報告しPRするために要する経費」と定めてい るので、文理上、研修費等と違って「調査研究」以外の経費の支払にあてても良 いかのように読める。
しかし、
ア 条例の根拠法令である地方自治法第100条第14項は、前述のとおり「議員の 調査研究に資するため必要な経費」について政務調査費を交付する旨定めてお り、条例がそれを超えて政務調査費の支出を認める趣旨とは考えられないし、 もしその趣旨だとすると地方自治法に違反することになること、
イ 都道府県議会の中には、広報費について岡山市条例と同様に定めている例が あるが、全国都道府県議会議長会の「政務調査費の使途の基本的考え方」は、 「住民の意見を議会活動に反映させることを目的としたものであるか否かを基 本として判断すべきもの」としていること、
ウ 市民の意思の収集・把握と関係なく、一般的な広報活動の経費にまで政務調 査費の支出を認めると、税金で現職議員の政治活動一般(再選を目指す活動も 含むことになる)を助成することになってしまい、新たに議員をめざす者に比 べて現職を不公平に優遇することになり、憲法違反の疑いがあること、
から、少なくとも「住民の意見を議会活動に反映させることを目的とする」範囲 を超えて、政務調査費から支払うことは許されない。
従って、市政報告などの経費は、本来、①「政務調査活動」すなわち「住民の 意見を議会活動に反映させることを目的とする部分」と、②「政務調査以外の政 治活動」すなわち上記以外の部分とを区別して、①の部分の経費だけを政務調査 費から支出することを認めるべきである。しかし現実には、①②の両部分は市政 報告中で混在していて、その割合を定めることは困難である。
ロ「全部が政務調査ではないと考えられるもの」は認められない。 ⅰ 市政報告印刷費
原則として按分率50%で按分すべきである。
但し、個人質問の傍聴案内や報告に限定された配布物などは、議員の「政務 調査以外の政治活動」と判断されるので、認められない。
一部の会派では、(特に年度末に)非常に多量(1万部を超えると推定され るものが多数ある)の個人市政報告が多数印刷されており、その一部は送付費 用の支出を伴っていない。個々の議員が、送付費用なしで1万部を超える市政 報告を配布することは困難と考えられるので、未使用の政務調査費を処理する ために水増しが行われているのではないかと疑わざるをえない。よって、1万 部を超えると推定される個人市政報告の印刷費で、対応する送付費用の支出が 見当たらないものは、「成果物」の添付の有無に関係なく、原則として認めら れない。これらについては、監査委員において、配布の実態を調査されたうえ 適切に判断せられたい。
ⅱ 同配布費・郵送代
、 。 、「 」
ⅰに準じ 原則として按分率50%で按分すべきである 但し 送付用切手 の大量購入には問題があるので、項を改めて述べる。
ⅲ 切手・ハガキ
使用目的が明示され、あるいは他の費用(市政報告の印刷費等)の支出状況 から推定できる(市政報告の郵送代など)切手・ハガキ購入費は、当該使用目 的に応じて、全額または按分して認められる。
市政報告郵送用と判断される切手代は按分率50%で按分すべきである。 ハガキの大量購入で政務調査目的との関連性が不明なものは認められない。 ハガキは暑中見舞ハガキや年賀ハガキと交換できるので、流用が容易であるう え、記載できる字数が少なく政務調査としての広報には本来不向きなはずだか らである。
比較的少額の切手・ハガキ購入は、事務連絡用のものと推定し、按分率50% で按分すべきである。
50円切手のまとめ買いは、私製ハガキ用のものと推定されるので、具体的用 途が明示されない限り、認められない。
報告されているが、議員個人が市政報告を個別に郵送する相手方(大半は当該 議員の後援会員であろう)は数が限られているはずである。そもそも市政報告 を郵送する場合、料金別納郵便を利用すれば、大幅に手数を節約できるし、配 達先がまとまっていれば割引措置を受けることができる。それなのにわざわざ 郵送用の切手を大量に買うこと自体不合理であり、よからぬ魂胆があると考え ざるをえない。
そこで、80円切手の大量(任意の3か月内で24, 000円(300枚)以上)の購 入については、
ア 使途が明示されず推定もできないものは認められない。
イ 市政報告用と記載されていても、対応する印刷費等の支出がないものは認 められない。
ウ 市政報告用と記載されていて、対応する印刷費等の支出があるものであっ ても、市政報告1回分あたり16万円(郵送部数にして2000部)を超えるもの は、原則として認められない。これらについては、監査委員において、配布 の実態を調査されたうえ適切に判断せられたい。
ⅳ 封筒等印刷費
目的が明示され、または他の費用の支出状況から推定できる(市政報告の印 刷費、郵送代など)ものは、使用目的に応じて、全額または按分して認める。 品名不明の印刷費・郵送代、その他の目的の推定が困難なものは、原則とし て市政調査報告の送料と推定し、按分率50%で按分すべきである。
ⅴ 折込み・チラシ広告代、企画・デザイン費
按分率50%で按分すべきである。但し、印刷物等との関連が推定できない企 画・デザイン費(印刷費の支出を伴わないものなど)は認められない。
ⅵ 食事代
認められない。 ⅶ 市政報告会会場料等
按分率50%で按分すべきである。但し、①開催場所及び金額から判断して飲 食を伴うと推定されるもの、②過度に高額な会場の費用、は認められない。
報告会の看板代は認められない。(必要と考えられない。) 茶菓代は按分率50%で按分すべきである。
ⅷ HP製作費・保守契約費、サーバ利用料 按分率50%で按分すべきである。 ⅸ 市議会発言集印刷費
認められない。(4ⅰと同じ理由による。)
広聴費は、「会派が住民からの市政及び会派の政策等に対する要望、意見を吸
( 、 、 、 )」
収するための会議等に要する経費 会場費 器材借上費 印刷費 茶菓子代等 (条例別表)である。
広報費と同様、「住民からの市政及び会派の政策等に対する要望、意見を吸収 するための会議等に要する」と定められていて、他の費目と違って「調査研究活 動」以外の経費も政務調査費から支払っても良いかのように読める。
しかし、広報費について述べたのと同じ理由により、少なくとも「住民の意見 を議会活動に反映させることを目的とする」範囲を超えて、これらの経費を政務 調査費から支払うことは許されない。
そして、広聴費についても、①「政務調査活動」すなわち「住民の意見を議会 活動に反映させることを目的とする部分」と、②「政務調査以外の政治活動」す なわち上記以外の部分とを区別して割合を定めることは困難なので、原則として 按分率50%で按分すべきである。例外的に、イ「全部が政務調査と認められるも
」 。 「 」
の については全額認められる ロ 全部が政務調査ではないと認められるもの については認められない。
ⅰ 市政報告会会場料等
広報費におけると同様、按分率50%で按分すべきである。但し、開催場所及 び金額から飲食を伴うと推定されるもの、過度に高額なものは認められない。
報告会の看板代は認められない。
茶菓代は按分率50%で按分すべきである。 ⅱ アンケート調査委託料、配布費、郵送費
19年度政務調査費に関する限り、全額認められる。
7 人件費
人件費は、「会派の行う調査研究活動を補助する職員を雇用する経費」(条例別 表)である。
、 「 」 「 」
この費目については 職員の業務が 政務調査活動 か それ以外の政治活動 かが問題になる。
両者を区別して割合を定めることは困難なので、原則として按分率50%で按分 すべきである。例外的に①「全部が政務調査と判断されるもの」は全額認められ る。②「全部が政務調査ではないと考えられるもの」は認められない。
ⅰ 給与
按分率50%で按分して認める。 ⅱ アルバイト給与
按分率50%で按分して認める。(アルバイト雇用目的に応じて按分すべきだ
、 。)
ⅲ 社会保険料
給与・アルバイト給与に準じ、原則として按分率50%で按分すべきである。
8 事務費
事務費は、「会派の行う調査研究活動のために必要な事務に要する費用(賃借 料、維持管理費、備品・事務機器等の購入・リース費等)」(条例別表)である。
この費目については、事務費が「政務調査活動」にかかる経費か、「それ以外 の政治活動」にかかる経費か、が問題になる。
両者を区別して割合を定めることは困難なので、原則として按分率50%で按分 すべきである。例外的に①「全部が政務調査と判断されるもの」は全額認められ る。②「全部が政務調査ではないと判断されるもの」は認められない。
ⅰ 文具系消耗品(紙、封筒、インク、コピー用紙、ラベル等) 按分率50%で按分すべきである。
ⅱ リース料(コピー機・印刷機) 按分率50%で按分すべきである。 ⅲ 電子辞書
認められない。辞書は、印刷された辞書か電子辞書かを問わず、議員本人の 一般的教養にかかる書物である。
ⅳ 電話料金・FAX料金
会派控室、事務所(事務所については2台まで)については按分率50%で按 分すべきである。
自宅、携帯電話については按分率33%(私用、政務調査活動、それ以外の政 治活動各3分の1の負担率と推定する)で按分すべきである。自宅の2台目以 降の電話の料金は認められない。
ⅴ パソコン・ノートパソコン、プリンタ購入費
原則として、1人1任期1台に限り、按分率50%で按分すべきである。 ⅵ コピー機サービス料・使用料
按分率50%で按分すべきである。
ⅶ カメラ、デジタルカメラ、I Cレコーダー、シュレッダー等購入費、パソコン ソフト・USBメモリ購入費、バージョンアップ・修理費
按分率50%で按分すべきである。 ⅷ 事務所賃料
按分率50%で按分すべきである。但し、家主が「自己、親族、もしくはこれ らと実質的に同視できる者」の場合は認められない。
ⅸ 事務所用光熱水費、飲料費
但し、水質改良機器、及び異常に高額な特殊水・飲料等の購入費は認められ ない。
ⅹ 事務連絡用切手 5ⅲに準じる。
事務所・控室用耐久消費財
事務用のものに限り、按分率50%で按分すべきである。
9 雑費
、「 」( )
雑費は 上記以外の経費で会派の行う調査研究活動に必要な経費 条例別表 である。平成19年度政務調査費については、市民ネット以外の会派での計上はな かったので、同会派の項で述べる。
Ⅲ 会派別のコメント 1 新風会
ⅰ 研究研修費
飲食を伴うと考えられる会合等(全議員関与)の費用が支出されている(13 75)。
ガソリン代の按分率70%は大きすぎる。
会合等の目的が政務調査と認められないものが含まれている(日舞公演、音 楽会、会食、鉄道OB会など)。
他の政治活動が混在する会合等の開催・出席費用は、按分すべきである。 団体(議員のネットワークなど)の会費は認められない。
ⅱ 調査旅費
親善訪韓・訪台団の参加費用(33、791、792)は認められない。
( 、 、 、 、 、 、 、 、 調査目的不明の長距離旅行費用 167 199 355 480 721 722 840 974 1195)は認められない。これらについては「視察報告書」がある旨注記されて
、 。
いるが 議会事務局に提出されないのであれば注記はほとんど意味をなさない 他の政治活動が混在する会合等の出席費用は、按分すべきである。
ガソリン代の按分率70%は大きすぎる。
乗降場所不明のタクシー代、目的不明の訪問経費は認められない。 1日2回の給油は認められない(331)。
会合等の目的が政務調査と認められないものが含まれている(祝賀会、鉄道 OB会、運動会、「送る会」、音楽会、政党懇談会など)。
委員会調査は議会そのものの活動と認められるので、政務調査には該当しな い(522の7)。
内容不明のDP代は認められない。
他の政治活動が混在する経費は、按分すべきである。
単なる「調査資料」「現場写真」など、調査等の内容が不明なものは認めら れない。
市政報告会の記録写真は、調査のために必要なものではないので、認められ ない。
資料作成のために必要な事務用品等の経費は按分すべきである。 ⅳ 資料購入費
、 。 、
一般書誌の購入費 自宅の新聞購読料等の不適切な支出が非常に多い なお 790については会派への申し入れ後に説明資料が提示されたが、一般誌と判断 されるので、認められない。
ⅴ 広報費
飲食を伴うと推定される会場費(59、647、1227)、及び過度に高額な会場費 (656)は認められない。
市政報告の印刷費・送付費用は按分すべきである。
市政報告印刷費のうち71、311、358、895、1260、1283は、大量で(いずれ も1万部超と推定される)かつ対応する郵送費用の支出がないので、合理的な 送付費用の説明がない限り、認められない。
切手の大量購入で、対応する市政報告の印刷費がないもの(1316、1318)は 認められない。
1242・1244の切手代(計30万円)のうち14万円は認められない。残額16万円 は按分率50%で按分すべきである。
ハガキの大量購入(502、504、664、665、1336、1338)は認められない。 観光絵葉書・切手の購入と判断されるもの(200、201)、私製ハガキ用の切 手購入と判断されるもの(706、870)は認められない。
ⅵ 広聴費
飲食を伴うと推定される会場費(132、1084)は認められない。 市政報告会会場の看板代(1271)は広聴に必要な費用とは言えない。 市政報告のための経費は按分すべきである。
ⅶ 人件費
特記事項はない。 ⅷ 事務費
自宅の2台目の電話料金(456等)、2台目の携帯電話の料金(1000)は認め られない。二重計上の携帯電話料金(802、1067)の一方は認められない。
2 公明党岡山市議団 ⅰ 研究研修費
607、690、612、613、696にかかる各講演は、岡山市議以外の聴講者もあっ たと考えられる(607、612、613の講演では、出席者35名とされているので明 白)のに、講演の費用が出席者で按分されていない。推定出席者数のうち岡山 市議の人数(10名)分の割合に按分すべきである。
ⅱ 調査旅費
長距離の調査旅費の大半が「岡山市旅費規定に基づき」実費によらず日当等
。 、
を含めて支給されている 政務調査費は経費実費を弁償する性格のものなので 「旅費規定」に基づく支出は非常に不適切である。
699∼701の沖縄視察は日帰り可能なので、宿泊費の支出は不適切である。 ⅲ 資料作成費
一部、80%で按分している(502)のは不適切であり、50%で按分すべきで ある。
ⅳ 資料購入費
公明新聞は公明党の機関紙であり、党員または党友(市議は全員いずれかだ と思われる)はその立場上、当然に購読することが期待される性質のものであ る。従って、会派控室のものであっても、公明新聞の購読費用は政務調査に必 要な経費とは認められない。
ⅴ 広報費
市議団ニュース、議員リポートの印刷・配布費用、HP費用は按分すべきで ある。
ⅵ 広聴費
茶代を按分率80%で按分しているが、50%とすべきである。 ⅶ 人件費
按分率80%で按分しているが、50%とすべきである。 ⅷ 事務費
備品購入費は按分すべきである。
文具代、FAX費用、リース代を按分率80%で按分しているが、50%とすべ きである。
3 ゆうあいクラブ ⅰ 研究研修費
近くを占めている。 ⅱ 調査旅費
234∼240、242∼246には前年度の領収書が大量に混入している。
「夜の街」での夜間または時間不明の駐車料(4ほか多数)、宿泊駐車(147) は認められない。
115の「バス代」は、後援会のバス旅行代ではないかと疑われる。目的も不 明であり、非常に不適切である。
目的不明の長距離旅費(101、203、207、219)は認められない。 親善訪問の旅費(96、161∼163)は認められない。
同行者分の交通費(81、201)は認められない。
1日2回(84)または2日連続の給油(133)は認められない。
目的不明の県外でのタクシー乗車(209)、駐車料(218)は認められない。 ガソリン代、タクシー代は按分すべきである。
ⅲ 資料作成費
内容不明のDP代等は認められない。
単なる「要望現場写真」など、調査等の内容が不明なものは認められない。 資料作成のために必要な事務用品等の経費は按分すべきである。
ⅳ 資料購入費
一般書誌の購入費、自宅の新聞購読料等の不適切な支出が非常に多い。 ⅴ 広報費
使用目的不明なハガキの購入代金(3∼5、11、14、15、26∼28)は認めら れない。
、 ( 、
80円切手の大量購入のうち 対応する印刷費の支出が認められないもの 22 25、27、35、36)は認められない。印刷費の支出を伴うもの(30)は、按分率 50%で按分すべきである。
印刷費の支出を伴わない「企画料」(18、29)は認められない。 市政報告のための経費は按分すべきである。
ⅵ 広聴費
飲食を伴うもの(1,6)は認められない。 茶菓代は按分すべきである。
ⅶ 人件費
給与は按分すべきである。 ⅷ 事務費
常に不適切である。
飲料水の水質改善のための経費(21ほか)は認められない。 事務用品費、電話料、リース料等は按分すべきである。
4 政隆会
ⅰ 研究研修費
研修会参加費2件、駐車代2件を除く全部がタクシー代である。タクシー代 についてはまとめてⅱで述べる。
ⅱ 調査旅費
ガソリン代の支出が全くなされておらず、長距離旅費以外の全部がタクシー 代である。
親善訪韓・訪台の経費(64∼66、216∼222)は認められない。
、 ( 、 、 、 、 、 、
領収書のない または目的不明の長距離旅費 86 87 123 153 171 242 267)は認められない。これらについては「岡山市旅費規定による」と注記さ れており、日当も支出されていると考えられるが、政務調査費は実費を弁償す るものなので、非常に不適切である。
「夜の街」での夜間のタクシー料金(多数)、日付変更後のタクシー料金(2 38の1)は認められない。
市役所(「大供」を含む)と市議の自宅との間のタクシー料金のうち、本会 議・委員会開催日のもの(多数)は認められない。(費用弁償により別途支払 がなされている。)それ以外の日のものは、全部目的不明なので、按分すべき である。
ⅲ 資料作成費
文具代は按分すべきである。 ⅳ 資料購入費
式辞あいさつ事例集 48など7件 住宅地図 61など5件 業界紙 県
「 」( )、 ( )、 (
民ガイド等)購読料等の不適切な支出が非常に多い。 ⅴ 広報費
市政報告の印刷費・送付費用は按分すべきである。
市政報告印刷費のうち320は対応する郵送費用の支出がないので、合理的な 送付費用の説明がない限り認められない。
市議会報告印刷費として計上されている60、152の2件は、添付されている 「成果物」がいずれも「烏城新報」であり、かつ領収書発行者が別法人である 県民ガイド新聞社なので、認められない。
大量の切手購入のうち、
%で按分すべきである。
イ 193(40万円)のうち、8万円は認められない。残額32万円(16万円× 2 回(244、298分))は50%で按分すべきである。
ウ 314(32万円)は全額認められない。成果物とされている市政広報は「平 成19年9月」「平成19年12月」「平成20年新年」の3種であり、平成20年3月 31日に購入した切手では郵送できないからである。
ⅵ 広聴費
17件計上されており、内容は飲料(13件)、切手・ハガキ代である。使用目 的の不明な80円切手・ハガキの大量購入(115)は認められない。
飲料代は按分すべきである。 ⅶ 人件費
給与等は按分すべきである。 ⅷ 事務費
この費目に、封筒印刷代と切手代の一部が計上されている。使用目的の 不明な80円切手の大量購入(208、249)は認められない。使用目的の不明なハ ガキ用と推察される切手代(241)は認められない。市政報告の送付用と認め られるもの(209、241)は50%で按分すべきである。
266のノートパソコン購入代金179, 864円は、記載内容から、2枚のレシート を発行日より後にまとめて作成されたものと推定される。3/ 23受注・領収の代 金が会派からは2/ 21に支出されていることも不自然である。レシートが提出さ れない限り、領収書の日付がないものとして取り扱わざるを得ず、認められな い。
321(4/ 1)のノートパソコン購入代金21万円は、①領収書発行者が販売業者 でないと判断され、②領収書に品名・台数が記載されておらず、③3/ 23に前記
、 、
ヤマダ電機でのノートパソコン購入の領収書があり あまりにも不可解なので 認められない。
事務用品費、電話代、リース料、印刷費は按分すべきである。
5 市民ネット ⅰ 研究研修費
議員個人が所属している団体の会費またはこれに類するものと推定される支 出が非常に多い。団体加入は議員の自由だが、それ自体は個人の政治的・社会 的信条または個人的関心によるものなので、政務調査費から支出することは不 適切である。それは当オンブズマンの年会費(74)といえども同様である。
映画上映会(57)、弁当代及びそれと推定されるもの(23、24、84)、内容不 明の講演料(83)は認められない。
ⅱ 調査旅費
親善訪台・訪朝の経費(1、5、7、8)は認められない。
調査目的不明の長距離旅行費用(9、72、73、77、79、86、87、95、100、1 15、188)は認められない。(これ以外にも調査目的が記載されていなかった長 距離旅行費用の支出が多数あった(127、152、153、180、181)が、他の資料 から目的を推定して認めた。)
県外での目的不明のタクシー乗車料(40、41)は認められない。 深夜、宿泊の駐車料(19、44ほか多数)は認められない。
目的不明の市内タクシー代・駐車料は按分すべきである。 ⅲ 資料作成費
DP代、コピー代、テープ起し料、事務用品費である。これらは原則として 按分すべきである。
親善訪朝写真のDP代等(2∼5)は、訪朝・訪台自体が政務調査と認めら れないので、認められない。
目的不明のDP代は認められない。 ⅳ 資料購入費
一般書誌の購入費、自宅の新聞購読料等の不適切な支出が非常に多い。 さらに、政党誌、運動誌等の購入代金の支出が多いのが、この会派の特徴で
。 、
ある これらは個人の政治的・社会的信条または個人的関心によるものなので 政務調査費から支出することは不適切である。
ⅴ 広報費
使用目的の不明なハガキ代は認められない。 市政報告の印刷費、郵送費は按分すべきである。 ⅵ 広聴費
会場費、茶菓代は按分すべきである。 ⅶ 人件費
市政報告作成・配布のためのアルバイト代は按分すべきである。 ⅷ 事務費
使用目的の不明なハガキ代、収入印紙代は認められない。
事務所賃料と携帯電話料以外の事務用品費も按分すべきである。 ⅸ 雑費
6 日本共産党岡山市議団 ⅰ 資料購入費
日本共産党、ないしその関係団体が発行する新聞等の定期刊行物の購読料が 非常に多い。これらは、幹部党員はその立場上当然に購読することを期待され る性質のものと考えられる。従って、共産党所属の市議がこれらを購読する費 用は、政務調査に必要な経費とは認められない。
ⅱ 広報費
切手の年度末大量購入(46∼48、60)は認められない。共産党は市政報告類 の郵送を料金別納郵便で行っているので、37万円もの切手の年度末大量購入は
、 。
実質的に政務調査費の繰越しであることが明らかであり 非常に不適切である 市政ニュースの作成・配布費用は按分すべきである。
ⅲ 広聴費
懇談会案内の郵送料は按分すべきである。 ⅳ 人件費
人件費は按分すべきである。 ⅴ 事務費
使途不明(21∼23、38、39、42)議会質問シーン(5)の写真DP代、ビデ オテープ代は認められない。
55、59は何の支出か全く不明なので、認められない。
それ以外の事務用品費、リース料、電話代等は按分すべきである。
Ⅳ 岡山市議会の平成19年度政務調査費の支出と不当利得
1 以上の結果、各会派が平成19年度の政務調査費として支出した金額のうち、 下記金額の支出は不適正であり、条例第5条に違反し違法である。
新風会 8, 808, 368円 公明党岡山市議団 3, 928, 572円 ゆうあいクラブ 6, 624, 448円 政隆会 7, 214, 061円 市民ネット 5, 020, 430円 日本共産党岡山市議団 3, 671, 861円
するため必要な経費として支出した総額を控除して残余があるときは、当該残余の 額に相当する額の政務調査費を返還させるものとする」と定めている。
この市長の返還請求権の法的性格は、不当利得返還請求権であり、<当該会派が その年度において行った市政の調査研究に資するため必要な経費としてした支出
第5条に規定する使途基準に従って行った支出をいう の総額を控除して残余が
( )
ある>ことを要件として返還請求権が当然に発生し、市長が正当な理由なく請求権 を行使しないことは違法に財産の管理を怠る事実に該当することになる。
3 しかるに、1記載の不適正支出金額は条例第5条に規定する使途基準に従ってな された支出ではないので、その全額が条例第8条にいう「残余」にあたる。
4 よって、岡山市長が岡山市議会各会派に対して前記の政務調査費の残余金の返還 を請求しないことは、財産の管理を違法に怠る事実に該当するので、地方自治法第 242条第1項の規定に基づき、証拠書類を添付して、頭書のとおり、厳正な措置 を請求する。
第3
添付書類
1 証拠書類各写 各 1 通
, 。
第3 監査 対象課及び関係人
監査 対象課 議会事務局総務課 関係 人 議会各会派
第4 請求 人への証拠の提出及び陳述 の機会の付与
1 地方 自治法第242条第6項の 規定に基づき,平成21年4月 28日に請求 人に対 して新たな証拠の提出及び 陳述の機会を与えた。新たな証 拠は提出され なかっ たが,岡山市職員措置請求 書を補足する陳述がなされた。
2 補足 の陳述の概略は,次のとお りであった。
岡山 市職員措置請求書に沿って 陳述を行ったが,特に政務調査 費は補助金と しての 性格を有していること及び 政務調査と他の活動が明確に区 分できない支 出につ いては按分すべきであると いうことの2点が強調された。
3 請求 人が陳述を行った際,地方 自治法第242条第7項の規定 に基づき,関 係職員 を立ち会わせた。
第5 監査 の実施
岡山 市職員措置請求書等を調査 し,平成21年4月28日に関 係職員の陳述 の聴取 を行った。また,関係人か ら事情聴取を行い,合議により 慎重に監査し た。
なお ,関係職員が陳述を行った 際,地方自治法第242条第7 項の規定に基 づき, 請求人を立ち会わせた。
第6 関係 職員(議会事務局)の陳述
陳述 の概略は,次のとおりであ った。
政務 調査費は,法及び岡山市議 会議員の政務調査費の交付に関 する条例に基 づき, 岡山市議会議員が行う調査 研究に資するために必要な経費 の一部として 交付さ れるものである。
この ため,政務調査費は,条例 5条に規定されているように, 使途基準に従 って支 出されるものとされており ,市政に関する調査研究のため の経費以外の ものに 充ててはならないとされて いる。
4月, 10月の年2回交付してい る。
当該 年度終了後に,会派の経理 責任者は毎年4月30日までに ,前年度の交 付にか かる政務調査費について収 支報告書及び領収書等の証拠書 類の写しを議 長に提 出し,議長は提出された収 支報告書等の写しを市長に送付 することとし ている 。市長は,政務調査費に残 余が生じた場合は,会派に残余 金を返還させ るもの となっている。
市議 会では,各会派に対する政 務調査費の使途を明確にするた め,平成19 年7月 1日の支出にかかるものか ら領収書等の写しの添付を義務 付ける条例改 正を平 成19年6月27日に行っ た。
収支 報告書等の提出後,議会事 務局としては,使途基準に沿っ た支出及び領 収書等 の添付がなされているか等 事務的に点検を行っている。
請求 人は,市議会議員の活動は,政務調査費と の関係では,概念上,「政治活 動」と 「私的活動」に区分するこ とができ,そのうち「政治活動 」は「政務調 査活動 」と「政務調査以外の政治 活動」に区分することができ, これらの活動 のうち 「政務調査活動」にかかる 条例別表に定める使途基準に該 当するものに ついて のみ政務調査費から支出す ることが許されると主張してい るが,政務調 査費の 使途については法100条 14項で「議員の調査研究に資 するため必要 な経費 の一部として」という以上 に具体的詳細な内容を明確にし ておらず,各 地方自 治体の議会が定める条例に 従うものと解される。したがっ て,政務調査 費の使 途については,地方自治体 における条例の定めるところに 従うものと解 するの が相当である。
条例 5条の使途基準の別表につ いて,個別具体的に例示されて いない費用で あって も,地方議会の活性化,審 議能力の強化のため,議員の調 査研究活動基 盤の充 実に有益となる費用等間接 的に用いられる費用を広く含む と解するのが 妥当で ある。
会派 がいかなる事項を対象に, いかなる態様で調査研究活動を 行うかについ ては, 会派の判断に委ねられてい る。したがって,会派が行う調 査研究活動と して必 要性を欠くことが明らかで あると認められるものを除き, 政務調査費の 支出が 条例に定める使途基準に反 する目的外の支出であるとはい えない。
第7 監査 の結果及び判断
1 政務 調査費に関する法制度につ いて (1)地方 自治法
査 研究に資するため必要な経 費の一部として,その議会にお ける会派又は 議 員に対し,政務調査費を交 付することができる。この場合 において,当 該 政務調査費の交付の対象, 額及び交付の方法は,条例で定 めなければな ら ない。
第1 00条第14項(平成20 年6月改正前のもの,改正後は 第15項) 前項の政務調査費の交付を 受けた会派又は議員は,条例の 定めるところ に より,当該政務調査費に係 る収入及び支出の報告書を議長 に提出するも の とする。
(2)岡山 市議会の各会派に対する政 務調査費の交付に関する条例( 以下「条例」 という。)
1条 (趣旨)
この条例は,地方自治法( 昭和22年法律第67号)第1 00条第13 項 及び第14項の規定に基づ き,岡山市議会議員の調査研究 に資するため の 経費の一部として,議会に おける各会派に対し政務調査費 を交付するこ と に関し必要な事項を定める ものとする。
2条 (政務調査費の交付対象)
, ( 。
政務調査費は 岡 山市議会における会派 所属議員が1人の場合を 含む 以 下「会派」という。)に対して 交付する。
3条 (政務調査費の額及び交付 方法)
会派に対して交付する政務 調査費の月額は,当該会派の所 属議員数に応 じ ,議員1人につき135, 000円を乗じて得た額とし, 半期ごとに交 付 する。
2 前項の所属議員数は,各月1日(以下「基準日」という。)における所属 議 員数とし,基準日において 議員の辞職,失職,除名若しく は死亡又は所 属 会派からの脱会があった場 合は,当該議員は所属議員に含 まないものと す る。
3 政務調査費は,各半期の最 初の月に,当該半期に属する月 数分を交付す る 。ただし,半期の途中にお いて議員の任期が満了する場合 は,任期満了 日 の属する月までの月数分を 交付するものとする。
4 各半期の途中において新た に結成された会派に対しては, その結成のあ っ た日の属する月の翌月(そ の日が基準日に当たるときは, 当月)に,当 該 結成のあった日の属する月 の翌月分(その日が基準日に当 たるとき及び 議 員改選後最初の会派の結成 に当たるときは,当月分)から 当該半期の最 終 月分までの政務調査費を交 付する。
市 の休日を定める条例(平成 元年市条例第44号)に規定す る休日に当た る ときは,その翌日とする。
4条 (所属議員の異動に伴う調 整)
半期の途中において政務調 査費の交付を受けた会派の所属 議員数に異動 が 生じた場合にあっては,そ の異動が生じた日の属する月の 翌月(その日 が 基準日に当たるときは,当 月)の末日までに,既に交付し た政務調査費 の 額が異動後の議員数に基づ いて算定した政務調査費の額を 下回るとき は ,当該下回る額を追加して 交付し,既に交付した額が異動 後の議員数に 基 づいて算定した政務調査費 の額を上回るときは,会派の代 表者は当該上 回 る額を返還しなければなら ない。
, ,
2 政務調査費の交付を受けた 会派が 半期の途中において解 散したときは 当 該会派は,解散の 日から30日以内に,解散の日の属する月の翌月 分(そ の 日が基準日に当たるときは ,当月分)以降の政務調査費を 返還しなけれ ば ならない。
5条 (使途基準)
, ,
会派は 政務調査費を別表に定 める使途基準に従って使用 するものとし 市 政に関する調査研究のため の経費以外のものに充ててはな らない。 6条 (経理責任者)
会派は,政務調査費に関す る経理責任者を置かなければな らない。 7条 (収支報告等の提出等)
政務調査費の交付を受けた 会派の経理責任者は,政務調査 費に係る収入 及 び支出の報告書(以下「収支報 告書」という。)を作成し,これを領収書 等 の証拠書類の写しを添えて ,議長に提出しなければならな い。
2 前項の規定による収支報告 書及び領収書等の証拠書類の写 し(以下「収 支 報告書等」という。)は,前年度の交付に係る政務調 査費について,毎年 4 月30日までに提出しなけ ればならない。
3 会派の解散があった場合は ,前項の規定にかかわらず,当 該会派の経理 責 任者は,解散の日から30 日以内に収支報告書等を提出し なければなら な い。
8条 (政務調査費の返還)
政務調査費の交付を受けた 会派がその年度において交付を 受けた政務調 査 費の総額から,当該会派が その年度において市政の調査研 究に資するた め 必要な経費として支出した 総額を控除して残余がある場合 には,当該残 余 の額に相当する額の政務調 査費を返還させるものとする。
9条 (収支報告書等の保存,閲 覧等)
か ら起算して5年を経過する 日まで保存しなければならない 。
2 何人も,議長に対し,前項 の収支報告書等の閲覧又は写し の交付を請求 す ることができる。
3 収支報告書等の写しの交付 を受けるものは,写しの作成に 要する費用を 負 担しなければならない。
10 条(委任)
この条例に定めるもののほ か,政務調査費の交付に関し必 要な事項は, 市 長の定めるところによる。
附則
この条例は,平成13年4 月1日から施行する。 附則 (平成14年市条例第36 号)
この条例は,公布の日から 施行する。 附則 (平成19年市条例第49 号)
この条例は,平成19年7月1 日(以下「施行日」という。)から施行し 改正後の岡山市 議会の各会派に対する政務 調査費の交付に関する条例の規 定は,施行日以 後の支出に係るものから適 用する。
別表(第 5条関係)
項 目 内 容
研究研修 費 会派が 研究会,研修会を開催する ために必要な経費又は会派の 所属す る議員が他の団体の開催す る研究会,研修会に参加する ため要 する経費
(会場 費,器材借上費,講師謝金 ,出席者負担金,交通費, 旅費 ,宿泊費等)
調査旅費 会派の 行う調査研究活動のため必 要な内外の先進地調査等に要 する経 費
(交通 費,旅費,宿泊費等)
資料作成 費 会派の 行う調査研究活動のため必 要な資料の作成に要する経費 (印刷 製本費,翻訳料等)
資料購入 費 会派の 行う調査研究活動のため必 要な図書,資料等の購入に要 する経 費
広報費 会派の 調査研究活動及び議会活動 並びに市の政策について住民 に報告 し,PRするために要する 経費
(広報 紙,報告書の印刷製本費, 送料,会場費等)
広聴費 会派が 住民からの市政及び会派の 政策等に対する要望,意見を 吸収す るための会議等に要する経 費
人件費 会派の 行う調査研究活動を補助す る職員を雇用する経費 事務費 会派の 行う調査研究活動のために 必要な事務に要する経費
(賃借料,維持管理費,備品・事務機器等の購入・リ ース費等) 雑費 上記以 外の経費で会派の行う調査 研究活動に必要な経費
(3)岡山 市議会の各会派に対する政 務調査費の交付に関する規則( 以下「規則」 という。)
1条 (趣旨)
この規則は,岡山市議会の 各会派に対する政務調査費の交 付に関する条 例(平 成13年市条例第1号。以下「条例という。)に基づ き交付される政 務 調査費について必要な事項 を定めるものとする。
2条 (会派の結成届等)
議員が会派を結成したとき は,その代表者は,遅滞なく会 派結成・異動 届 (様式第1号)を議長を経 由して市長に提出しなければな らない。届け 出 た事項に変更があった場合 も同様とする。
2 政務調査費の交付を受けよ うとする会派の代表者は,市長 に対し,議長 を 経由して政務調査費交付申 請書(様式第2号)を提出しな ければならな い 。この場合において申請し た事項に変更があった場合は, 政務調査費変 更 申請書(様式第3号)を提 出しなければならない。
, , , ,
3 会派を解散したときは その代表者であっ た者は 直ちに 市長に対し 議 長を経由して会派解散届( 様式第4号)を提出しなければ ならない。 3条 (交付決定)
市長は,前条第2項の規定 により申請のあった各会派につ いて,交付す べ き政務調査費の額を決定し ,各会派の代表者に対し,政務 調査費交付・ 変 更決定通知書(様式第5号 )により通知するものとする。
4条 (交付請求)
前条の規定による交付決定 通知を受けた各会派の代表者は ,その交付期 限 に当たる日の前日までに, 追加交付に係る変更決定通知を 受けた場合は 遅 滞なく,政務調査費交付請 求書(様式第6号)を市長に提 出しなければ な らない。
5条 (収支報告書等)
条例第7条第1項に規定す る収支報告書は,様式第7号に よるものとす る 。
2 議長は,条例第7条の規定 により提出された収支報告書等 の写しを市長 に 送付するものとする。
条例第9条第2項の規定に より,収支報告書等を閲覧し, 又はその写し の 交付を受けようとするもの は,政務調査費収支報告書等閲 覧簿(様式第 8 号)に必要事項を記載しな ければならない。
2 条例第9条第3項に規定す る収支報告書の写しの作成に要 する費用は, 日 本工業規格A列3番までの 用紙片面1枚につき10円とす る。
7条 (会計帳簿の整理保管)
政務調査費の交付を受けた 会派の経理責任者は,政務調査 費の支出につ い て会計帳簿を調製し,当該 政務調査費に係る収支報告書等 の提出期限の 日 から起算して5年を経過す る日まで保管しなければならな い。
附則 以下省略
(4)政務 調査費取扱要領(以下「第 1要領」という。)
, 。
政務 調査費の使途等の取り扱い については この取扱要領によ るものとする 1 支 出にあたっての留意事項
○ 旅 費は,費用弁償又は他の旅 費と重複してはならない。
○ 旅 費は,市の旅費規程に基づ き「特別職の職員」を適用する 。
○ 会 派の代表者は,所属議員を 調査のため出張させるときは, 事前に出張者
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の 氏名 調査目的 出張先等を会 派の経理責任者を経由し 届け出させる ○ 出 張調査を行ったときは,出 張者は速やかに出張報告書を作 成し,会派の
経 理責任者を経由し,会派代 表者に報告する。 ○ 食 糧費は会議を伴わない飲食 費には使えない。
○ 印 刷物の作成については,成 果品のうち1部を記録として保 管しなければ な らない。
○ 委 託料については,委託調査 の成果品を保管しなければなら ない。 ○ 備 品は,会派控室に設置する ものに限る。
○ 備 品は,市の会計規則の規程 を準用するものとする。
○ 備 品の管理は,会派の代表者 が責任を持って行わなければな らない。 ○ 備 品は備品台帳に登録しなけ ればならない。
○ 会 派の構成等に変更があった 場合,新たに備品を管理する会 派は,備品設 置 届をすみやかに議長に提出 しなければならない。
○ 会 派が消滅した場合は,備品 台帳に現物を添えて議長に返納 しなければな ら ない。
2 経 理責任者の事務手続き等
○ 支 出の決定は,会派の代表者 によること。
い 事情により領収書を徴する ことができないときは,会派の 代表者が発行 し た支払証明書を付するもの とすること。
○ 政 務調査費の出納を行うため ,各会派における代表者名義の 預金口座を備 え ること。
(5)政務調査費によ る海外行政調査に関する取扱要 領(以下「第2要領」と いう。) 1条 この要領は,本市議会の 各会派に交付される政務調査費 による海外行
政調査の旅費 に関する事項を定めるもの とする。
2条 政務調査費による海外行 政調査の派遣は,次の場合に実 施する。 (1 )諸外国における先進的な 行政事情その他必要な事項を調 査するために
行う行政調査。
(2 )姉妹・友好都市への国際 親善等特別の目的をもって派遣 する場合。 3条 政務調査費による海外行 政調査を実施する場合における 制限は,次の
各号に定めるところによる 。
(1 )派遣人数については1回 につき議員1人以上とする。
(2 )派遣回数については,議 員1人当たり年間2回までとす る。 (3 )派遣期間については概ね 5日以内とする。
(4 )旅費の支出枠については ,総計で議員1人当たりの政務 調査費の年間 交付額の4分の1以内とす る。
(5 )派遣先は主として公的機 関とする。
(6 )観光目的の海外旅行ツア ーを利用して行政調査は実施で きない。 (7 )他の海外行政調査と重複 して実施できない。
(8 )本会議等の開催中は実施 できない。
4条 日程,派遣先,調査目的 等の内容について,派遣議員は ,政務調査費 「 ( ) 」( 「 」 。) 取扱要領に定める 出張 行政調査 申請書 以下 申請書 という を事前に会派の経理担当者 を経由して会派代表者に届け出 るものとす る。会派代表者は,申請書 の写しを議長に送付するものと する。
5条 派遣議員は,行政調査終 了後,速やかに政務調査費取扱 要領に定める 「出張(行政調査)報告書 」を会派の経理責任者を経由し て会派代表者 に報告するものとする。
6条 この要領に定めるものの ほか,必要な事項は,その都度 協議して定め るものとする。
附則
この 要領は,平成13年4月2 日から施行する。