【実践編】起因痛
部位別の症状表現を基に起因予想と整復を行う シンプルに解かり易く
「統合医療」「和合医療」?
セミナーの進行予定
(毎回完結)
・1回目 総論を基本を中心に行います。 症状からのアプローチを浅く全身を網羅します。 ソーマ治療も沿ったものになります。 ・2回目 3回目 総論を運動を中心に行います。(1時間) 各関節の運動による症状を2回(第11胸椎下部 第11胸椎 上部)に分けて深く探求します。 ソーマを駆使(使いこなす)します。(2時間) ・4回目 総論を復讐して確認を行います。 過去の質問で注目すべき症例を実技を交えて理解し電療による 改善を目指します。
井上ひさしの言葉(敬称略)
「難しいことは簡単に、簡単なこと
は深く、深いことは楽しく、楽しい
ことは真面目に」言葉を表したい。
「難しいことは解かり易く、解かり
やすいことは深く、深いことは安心
感を、安心感は希望を生む」そのよ
うに施術をしたい。
学び方
(私のレベルで説明します。靭帯の名前を
いくら知っていても影響できなければ意味がない。)
・日常であった「なぜ」を解明する 生活 スポーツ 仕事 解剖学的 生理学的 成長 老化などに対して 疑問を持つ事が重要 ・解剖学と生理学を基本に「掘り下げる」 既存する根拠を基に説明できることを基本にして、矛盾が無く世界的に も表現できる内容でありたい ・知らない知識に耳を傾ける(学生にも聞く) より詳しい知識があれば、それを導入する ・臨床に当てはめて確認し続ける 症状に対して考えを持ち施術して結果予後を確認する ・各種考え方の説明ができるかも重要 出会えた考え方に対して自分の考え方を当てはめて考える 国家資格取得のために学校で学んだ内容で理解できる、柔道整復師のた めの内容を学び続ける。施術の方向性
柔道整復師の
殺法の追及から生まれた療法
反対にすれば痛める
痛い方向は悪化
痛くない方向は改善
今後の課題として、本当の歴史を学びその中か
ら先代の先生が日本人のために何をするべきかを
学びたいと考えています。
柔道整復師は何の
専門家
ですか
・骨折 脱臼 捻挫 打撲 挫傷の専門家?
骨折 脱臼は応急処置か医師の同意のもと後療で靭帯改善。 捻挫(急性又は筋緊張を伴う亜急性)は靭帯の損傷。 打撲、 挫傷は筋の損傷。 上記より 骨折 脱臼は応急処置で転移を解決できるものは整復して、な るべく無血療法で施術できる判断を仰ぎ固定管理及び関節包( 靭帯)改善を進めれるようにする。 捻挫(急性又は筋緊張を伴う亜急性)は靭帯整復。 打僕 挫傷は関節の安静固定。全て、
関節の管理を的確に行うことの能力が求めら
れる資格
と言うことになります。関節の管理は靭帯の
専門的な知識が必要だと言うことです。
柔道整復師は
靭帯の専門家
であると思います。(
診断権
がほしい)
施術の方向性
・機能分析が目的ではない(知識だけではだめ) 機能分析までをして専門家と言っている。根拠を改善したい。 ・患者さんも先生も迷わせる内容ではだめです 施術法はたくさんあります。途中経過を理解できないマニュアルでは胸 を張って言いきれません。現時点の解剖学 生理学を基準にすれば世界 中で意見が言えます。通電も同じです。 ・慢性疾患の意味を変えたい 真の慢性疾患は?(病気です) 根拠により改善できる内容は慢性と言うのはおかしい。 ・不随意性の靭帯に着目して不定愁訴を解決する 筋は随意性です。・靭帯は生きています。長さを維持してくれます。( 靭帯についての生理が研究課題です) ・正しい姿勢を基準にして痛みの分析判断を行う 痛いところが悪いたころとは限りません。 人を迷わせるような内容ではだめです。正しい基準をきめて発生起点 と到達目標に対する「なぜ」をクリアーにする。・靭帯とは?
そのほかの特性は?
・関節の規制方向の規制をする線維組織 ・靭帯の緊張と弛緩は関節の動きで変化(指 股関節で説明) ・靭帯の伸長と短縮は関節が正しく向き合っていない(〃) (随意性の筋が動き、その影響を受ける関節を不随意性の靭帯が 環境を維持している) ・靭帯の長さが変化すると侵害受容器が働いて痛みを出す ・靭帯の伸長は疼痛で、靭帯の短縮は鈍痛 ・靭帯の伸長を悪化させないために受容器の働きで筋が緊張する (筋纐纈=コリ) ・靭帯の伸長が強くなると疼痛は悪化する ・靭帯の短縮が強くなっても鈍痛は一定 ・靭帯の最大の役目は、神経保護です。 身体の動きの基準は関節です。その状態を決めるのは靭帯です 。それにより神経が守られています。そのために筋が頑張りま す。だから靭帯を守ります。靭帯の役目(スイッチ)
資料
・神経保護 頚膨大と腰膨大を支持機能の弱い頸と腰の特異な靭帯で守っている ・第11胸椎の重要性 脊髄の腰膨大上端部で第1腰椎神経の分枝部分です。第1腰椎神経は腸骨鼡径神 経と腸骨下腹神経になり平行して鼡径靭帯に沿い鼡径下腹部の疼痛に関与する。 第11胸椎の回旋で鼡径靭帯に沿う上記神経が伸長を起こすことで片側の腸骨が 回旋障害を起こし強い機能障害を起こすことが、いわゆる「ぎっくり腰」である 。 ・第5頸椎の重要性 頚部の前方の筋も後方の筋も上下の筋で構成されている。上下の筋の頸椎の付着 部は第5頸椎を超えて付着している。そのことから第5頸椎は動きの大きい関節 と判断できる。屈伸 側屈は大差はないが回旋は、環椎以外では8~34度と大 きい。 頚膨大の一番大きい部分でもあり、C5神経は烏口肩峰靭帯に関係して、左右の 肩甲帯の機能障害に影響していると考える。腕神経叢の伸長の管理に関与してい ると考えています。 第11胸椎の発見は、人の機能障害を早期に和らげるための大発見だ と思っています。第7頸椎~第1 胸椎間、右の椎 間関節の伸長の 図。頸椎左側弯 による胸椎との ギャップ 側屈は側屈 側の横突間 靭帯の伸長 側弯は側弯側の逆側の 横突間靭帯の伸長 第11胸椎(浮遊肋骨)の構造図、第12胸椎(浮遊 肋骨)~第1腰椎間の椎間関節の形状は腰椎間の 形状と一緒で回旋の規制が強い。第10胸椎から上 は肋骨が胸椎と関節して籠状を形成するために動 きの規制がある。第11胸椎の回旋が強くなる理由 です。 椎骨動脈の環椎上部の図です。 後頭骨~環椎間の回旋方向への 運動が無い理由です。椎骨動脈が 守られている規制と考えています。
eタイプ fタイプ gタイプ 急性外傷(むち打ち) 寝違いや神経症状が強い場合 T11の整復を行うことで遠隔 からの効果を期待する。 症状悪化の際は、再整復を 行うことが可能です。 シートベルト 椎骨動脈の解剖 整復の基本は向きやすい方向へ向かせることです。 どの関節が動いているか確認しながら、自働運動 他動運動 通電運動を行います。 椎骨動脈の保護は必ず考える必要があります。 頸椎回旋によるめまいや劇痛は整復してはいけない。
④
L4 L5 正常な遊び 短縮(鈍痛) 伸長(疼痛) a b a 腸腰靭帯 b 腸腰靭帯 a b 短縮と伸長の違い 例:靭帯と痛みの関係 「肩こりとはなんですか?」 「急性外傷以外の痛み?」 起因分析で説明 「腰痛とはなんですか?」 施術で説明靭帯整復での除痛
(靭帯の調節でどの痛み
が取れる)説明が必要ですか?
・筋紡錘 腱受容器(ゴルジ腱)関節受容器(ルフィニ様終末、 ゴルジ終末、パチーニ小体)のような運動の状態を検出する受 容器がある。 組織の損傷により痛覚受容器は侵害受容器がある。 ・関節の過度の伸展や屈曲により興奮する侵害受容器のパチーニ 様小体が除痛につながる。 ・パチーニ様小体(パチーニ小体の外棍が少ない状態でゆっくり な圧《鈍痛》や急な圧《疼痛》に一度だけ受容器電位を出して ゆっくり減衰する。始まりだけで終わりが無いと言うことで、 痛みが出たことだけを伝えると言うことでしょうか)は深部の 筋や靭帯に存在する。 ・筋は随意性ですから、使わない事による安静、指導で拮抗筋に 働きかけさせれます。(指導) ・靭帯は不随意性ですから、運動により安静ができません、です から整復 通電により靭帯に働きかけます。(整復 通電)施術による到達目標
「正しい姿勢とは?」
到達目標を維持させて体質による悪影響を押さ
えてくれるのが微弱電流です。
・正しい姿勢の概念
【基本】定義を聞く?
全ての機能が目的のために正しく機能できる状
態。目的に合った強さと速さと方向で運動ができ
る。
・関節が正しく向き合う
・関節内の軟骨が正しく圧をうける
・関節包が正しい遊びが有る
・靭帯の拮抗関係が正しい
・拮抗関係の筋腱が正しい反射機能で調節されている
・神経の伸長や圧迫が無く機能調節が正しく行われて
いる
【結論】靭帯調節は正しい姿勢を生み、反射誘発
で維持する
正しくない姿勢
【基本】
目的に見合った運動が強度、スピード、方向的にで
きない状態。持続的に行っていると機能に問題が発生
して痛みを感じたり機能障害を起こしてくる。
・関節が向き合わない
・関節内の軟骨が
部分的に圧
を受ける(自己免疫疾患
誘発?)
・関節包の遊びに不バランスがある
・靭帯の拮抗バランスが悪い(
つっかえ棒
)
・筋腱の拮抗バランスが悪い(
伸筋過多 屈筋過多
に
なり反射領域にばらつきがある)
・神経が伸長されたり圧迫されたりして反射機能が悪
くなる
正しい姿勢維持
(
反射誘発法
=拮抗筋のバランスを
良くして関節を正しく向き合わせます)
実験
①伸筋より屈筋の方が学習する機会が多く、伸筋は対重力目的の 筋だと考えています。使用学習のためには意識を強く働かす必 要があるので、屈筋との学習差が起こりやすいと思います。 学習の内容によっては、筋長の延長過多により張力の消失が、 筋腱の反射機能をなくすことになり、拮抗筋の抑制をすること ができなくなることで筋痙攣を起こすことになります。 ②腱反射(Ib)が起きやすい筋を探す必要が有りました。拮抗筋 相互の緊張と抑制の調節で、関節面相互が正しく向き合うこと ができるからです。 ③末梢で意識がしやすく回旋にも関与して、できれば強く、反射 を起こしやすい筋が理想的と考えました。 ④示指伸筋と長母趾伸筋を見つけました。 ⑤生活やスポーツにおいて、その筋の使用効果などを基に裏付け を行い続けています。 実験内容(腕相撲 腕の維持 起立維持 起立動作など)反射誘発法
の効果【重要】
・
施術後
の改善予防目的指導(
通電
)
機能障害の改善テクニック(ぎっくり腰 寝違い 神経痛 各関節 ) 再発予防のテクニック(同じ)・
姿勢教育
の基本選択(
年齢性別
は関係ない)
小児の姿勢指導の基本(子供の姿勢は改善も指導も必要) 生活の基本姿勢と習慣性のアイディア提供(成人 把握のようなプロ感 覚と言うか職人感覚) 老化予防と退行変性の姿勢選択指導(老人)・
スポーツ指導
の基本(スポーツは遊びではない)
指導内容による迷いからの脱却(監督コーチの意見で迷ったらトレーナーの意 見を聞け) 高レベルの選手を手本にするための裏付け(鉄棒 テニス イチロー ラグビー サッカー 野球肘 ゴルフ バスケット バレーボールなど) 怪我させないでパフォーマンス向上をする(将来的に身につけてもらいたい私の 課題)体育の授業がされていません。第三腓骨筋 長拇趾伸筋 示指伸筋 小指伸筋 目的側は拮抗筋の反射が起きやすい (伸筋の学習が多い) (関節面相互が向き合い関節包、筋、腱、 伸筋 神経の状態が良くなる) 軸が関節中心を通り 軸 関節可動域が広く動 きに見合った力が出 屈筋 せる。 反射誘発法 目的補助側は伸筋の学習が目的側 より少ない (腱反射が発生するまでが目的側より遅くタ イムラグが起きる) 軸が関節中心を通らないで関節可動域に制限があり、力の出し 方にばらつきがある。
足
手
火事場の馬鹿力?
(力を抜いてしっ
かり行う?)
・強い選手とは?(良い選手の条件)
イチローと他の
一流選手との差
どこをまねするか
?
・身体を壊さない人は?(左右差 前後差 上下差の
削除)
怪我をしないで病気(内臓機能の充実)にもなりに
くく働ける人
仕事でできる指導法?
・強い力を出せる人は?
体格の割には、力が強い人
これが、火事場の馬鹿力? (
腕相撲実験
)
起因
・急性外傷を悪化させる要因
・
特別な外力を受けなくても、日常生活動作
で損傷する原因
起因分析(1)力の加わり方
(頸椎を例に説明)
急性外傷
(例:交通事故)
外力(捻挫、打撲、挫傷、脱臼、骨折)
・介達性 脱臼、骨折、軟部組織損傷(軟部組織の許容範囲を 超えさせる力)→捻挫、挫傷 ・直達性 脱臼、骨折、軟部組織損傷(軟部組織に直接圧によ る力)→打撲、
亜急性外傷
(例:肩
こり
)
内力(捻挫、挫傷、亜脱臼、不全骨折=分離
症)
スタートの差(左右 弯曲)
(許容範囲を逸脱《短縮or伸長》している軟部組織にかかる力) 許容範囲を逸脱している軟部組織とは、左右差、前後差、上下 差により、軟部組織の受容器の許容範囲を逸脱している状態で ある。起因
急性外傷は、正常な関節環境で外力が加わったも
のです。骨にかかれば骨折、関節にかかれば脱臼
や捻挫、筋にかかれば打撲です。施術は基本どう
りに行います。
亜急性外傷は、関節の規制方向に自力の運動で靭
帯が規制範囲を脱して伸長や短縮が起きたもので
す。その結果、伸長靭帯の悪化を防止するために
筋が緊張を持続する状態が筋緊張(いわゆるコ
リ)です。その筋緊張状態で主動筋の反射機能が
失われるか、拮抗筋の反射機能が失われた状態で
緊張筋に伸長力がかかった状態が筋挫傷です。初
期は痙攣をおこします。
亜急性外傷を起こすのは起因が有るからです。
外力 伸長 例:頸椎捻挫 (交通事故) シートベルト 伸長 靭帯 神経 圧迫 伸長 中間位 外力で損傷 モデルと骨で説明
伸長 短縮 例:頸椎捻挫(いわゆる「かたこり」) 肩甲骨が下がって側彎しない ように肩甲挙筋が緊張 右胸部が前方に行かないよ うに菱形筋が緊張 短縮 神経伸長 伸長 神経圧 迫 中間位 内力で損傷 「肩こりとは?」 「肩関節の動き?」 体験(相対法 PNF) 足関節内反捻挫で 第3腓骨筋が疲労する
④
L4 L5 正常な遊び 短縮(鈍痛) 伸長(疼痛) a b a 腸腰靭帯 b 腸腰靭帯 a b 短縮と伸長の違い 例:靭帯と痛みの関係 「肩こりとはなんですか?」 「急性外傷以外の痛み?」 起因分析で説明 「腰痛とはなんですか?」 施術で説明症状から起因
整復し改善までの流れ
(原因予想)
【症状表現】 不定愁訴の場合か、「いつ痛めたか解からない」「痛くなっていた」な ど損傷認識が少ない場合で、患部を表す表現。 ↓ 【靭帯特定】(患部) 関節に自動運動 他動運動 抵抗運動による負荷をかけて疼痛 無痛方 向の有無により損傷靭帯を特定する。 ↓ 【行動判断から起因判断をする】(原因) 損傷靭帯により疼痛の性質を判断して、靭帯の伸長性又は短縮性より関 節の環境判断をして行動判断をします。その後、起因判断をします。 ↓ 【整復 通電】(施術) 靭帯の短縮に対して伸長整復は鈍痛整復(軟骨の圧迫除去整復は鈍痛整 復 指圧による整復) 靭帯の伸長に対して短縮整復は無痛整復 ↓ 【指導 通電】(予後) 反射誘発法の指導を行う。・起因判断の基本
(特別な外力を受けなくても 、日常生活動作で損傷する) ・地球上の全ての生物が必要とする対重力反応が及ぼす身体の影響を考え る。(反射機能) ↓ 反射誘発法で対処 ・簡単に表現すると、関節を伸ばす か曲げるかです。(前後差) ・人体では、二足歩行が及ぼす影響 が大きく影響します。(左右差=対重力差) 目的側 目的補助側 ・現代社会の及ぼす環境の影響も重 要な要素となります。(緊張感の消失) 起因判断 整復左右差、前後差、上下差を起こす要因
使用意識差
上肢 積極的使用と消極的使用
学習力の差
下肢 積極的荷重(目的側)と消極的荷重(目的補助
側)
対重力の差 学習力の差
積極的荷重
傾向
足関節外反 下腿外旋 膝関節外反 股関節外旋消極的荷重
傾向
足関節内反 下腿内旋 膝関節内反 股関節内旋 注:次で理解していただくタイプ分とは矛盾を感じるかもしれま せんが、傾向と考えてください。左右差による
脊柱
に及ぼす内容
(左右股関節の 脊柱に及ぶ影響 タイプを分ける基準)体験 スイッチ 股関節は骨盤前後の中心にあり、腸骨と坐骨と恥骨の重なるところに位 置しています。それにより骨盤を内方に押さえることになります。 寛骨臼は斜め後方に傾いている。この傾きは、腸恥骨線(または弓状線 と言い耳状面の最前から恥骨結合面上部までの線)平行している。その 中心に大腿骨頭靭帯が平行して存在する。 上記より、股関節内旋が起きれば股関節(坐骨大腿靭帯緊張により大腿 骨頭中心が高上方に引かれる)の靭帯の作用により、大腿骨頭靭帯は腸 恥骨線に平行していることから伸長が起きれば恥骨結合面を圧迫して恥 骨の靭帯が短縮する。その際、仙腸関節の靭帯は伸長する。 股関節外旋が起きれば股関節(腸骨大腿靭帯 恥骨大腿靭帯緊張により 大腿骨頭中心が下前方に引かれる)の靭帯の作用により、大腿骨頭靭帯 は上記と逆になる。 このように、仙腸関節の靭帯と恥骨結合の靭帯は拮抗関係にあり大腿骨 頭靭帯の伸長と短縮が関係して股関節の内旋と外旋が関与する。大腿骨頭靭帯 坐骨大腿靭帯 腸骨大腿靭帯 恥骨大腿靭帯 股関節内旋時に大腿骨 頭靭帯は緊張します。将 来的に寛骨臼上縁を損傷 する原因になるのではと考 えています。 股関節外旋時に大腿骨 頭靭帯は弛緩します。 股関節内旋時に緊 張します。そのため に恥骨を前方に押 すことになります。 股関節外旋時に弛 緩します。 股関節内旋時に弛 緩します。股関節外 旋時に緊張します。 そのために仙腸関節 (耳状面上方)を押す ことになります。 股関節内転時に緊張 します。 股関節内旋時に弛緩します。股関節外旋時に緊 張します。そのために仙腸関節(耳状面上方)を押 すことになります。股関節外転時に緊張します。 全ての靭 帯は股関 節屈曲時 に弛緩し ます。股 関節伸展 時に緊張 します。
前仙腸靭帯 後仙腸靭帯 第5腰椎腸腰靭帯 第4腰椎腸腰靭帯 股関節外旋時には腸骨は 内転して仙腸関節(耳状面 上部)を押すことで、骨盤全 体が緩まないで前方に傾き ます。そのために弯曲や側 弯が強くなると後仙腸靭帯 (側弯側)が伸長します。 股関節内旋時には腸骨は 外転して恥骨を押すことで、 仙腸関節(耳状面下部が接点)は 緩んで仙骨と腸骨がクロスする感 じで荷重を受けとめる。そのために 弯曲や側弯が強くなると前仙腸靭 帯(側弯側の反対側)が伸長します。 腰椎伸展時に 緊張 腰椎屈曲時に 緊張
左右差による
脊柱
に及ぼす内容2
ステーブルジョイント
による影響
目的側は足関節固定意識が有りステーブルジョイントにより股関節が 動き骨盤が固定されます。 目的補助側は足関節使用意識が有りステーブルジョイントにより股関節 が固定されて骨盤が動きます。 その結果、目的側の骨盤が固定されて目的補助側の骨盤が動くことにな ります。下部腰椎の腸腰靭帯の左右差が激しくなります。 目的側の股関節は動きが有るので、目的補助側の股関節の姿位で影響の 出方が異なることになります。起立伸展時(歩く 走る 蹴る)には目 的補助側の第5腰椎の腸腰靭帯が伸長して、座位屈曲時(自転車 自動 車 座る)には目的補助側の第4腰椎の腸腰靭帯が伸長します。
左右傾向
の差による影響
目的側は内転傾向が強いために腸骨が外転する傾向が有ります。目的 補助側は外転傾向が強いために坐骨が外転する傾向があります。股関節の靭帯
屈曲 腸骨大腿靭帯 恥骨大腿靭帯 弛緩 伸展 a b 緊張 坐骨大腿靭帯 緊張 外旋 a b c 緊張 外転 a 上部 弛緩 a 下部 b c 緊張 内転 a c 緊張 B 弛緩 内旋 a b 弛緩 c 緊張 a腸骨大腿靭帯 b恥骨大腿靭帯 c坐骨大腿靭帯(後方)施術の基本
見立てから施術
把握体験
・
起因判断
ができるようになる
疼痛の歴史から施術結果、そして予後までわかる・
触診は、疼痛カ所の確認と信頼関係
患者さんを丁寧に見ることにより、損傷靭帯の確認と信頼関係 を構築する。(把握 反射誘発と施術の強さと回数で表記) 気持ちの良い指圧をするならば、この時点に行う。施術後はで きません。(安心感) 痛いところに触れるのは、触診だけです。(圧痛部分の消失)・
施術は無痛で無痛方向
筋の緊張による突っ張りはあり得ます。疼痛ではありません。 無意味な無痛方向は効果が有りません。しかし、有痛方向で痛 みを強くするよりはまし。(痛いとことを触ると悪化します) 説明:彎曲の無痛説明 回旋の無痛説明 屈伸の無痛説明施術法の基本
特定靭帯
→起因判断→整復 通電→指導
・随意性の骨格筋の使用内容から発生する関節の向き合い方の不具合によ り(起因判断)、不随意性の靭帯が影響を受け拮抗関係において伸長 (疼痛)と短縮(鈍痛)が生まれます(特定靭帯)。その長短が神経 レベルで判断され、フィードバックされることで筋緊張(コリや纐纈と して表れる)や直接の疼痛として表れると考えることから、靭帯の整復 を施術の基本としております。 ・靭帯の整復は、無痛が原則で、受容器(パチーニ様小体)において、許 容範囲の範囲以内の誘導により、筋緊張や疼痛は改善されます(整復 靭帯かんしょう《緩衝or干渉》法)。関節面相互の間隔を開くような 牽引は、伸長靭帯を伸ばしますので、原則として行いません。関節面相 互間に対して近付けるような操作は、関節面の炎症を起こさないように 気をつけることが必要です。多少の習慣性があるために、何度かの整復 が必要になることは有ります。受容器の判断により正常環境の認識が生 まれて安定します。(整復通電) ・靭帯の安定は、それを意識的に指導することで、安定させる方法もあり ます。反射誘発法が有効です(指導通電)。靭帯の拮抗関係
(指関節実験)
(伸長と短縮の関係で疼痛と無痛の関係)
・
並列拮抗
内外の側副靭帯
・
直列拮抗
DIPとPIPの側副靭帯や掌側靭帯や底側靭帯など
同方向の直列関係
・
変側拮抗
腰椎の第4、第5腸腰靭帯の関係
下腿内外旋による膝関節の側副靭帯と十字靭帯
の関係
下腿内外旋による膝関節の弓状膝窩靭帯と斜膝
窩靭帯の関係など
整復と
通電
(見た目ではなく身体が教えてくれ
る整復と通電)
・
無痛整復が基本
短縮靭帯の正常化や伸長靭帯の正常化
↓
無痛状態から有痛直前まで
(過ぎることなく)↓
誤差は許容範囲以内であれば良い(パチーニ様小体
の判断)
↓
通電により
損傷電位の改善
(疼痛改善)と
反射能力
を引き出す(関節環境改善)ことで、
手技の限界によ
る誤差の微調節及び持続性向上。患者さんの体質に対
しての適応。
靭帯の受容器は、短 縮も伸長も管理して いると考えています。 それにより、神経の 伸長も発生します。 神経の走行に沿って 筋 腱の疼痛も発生 すると考えます。 筋 腱は靭帯神経の 伸長を制限するため に緊張しているとい えます。
施術の
強さと回数
そして予後
(良く
ある質問の答え)
・
慢性化
しないための繰り返しと指導
・
体質確認
目的の再施術
好転反応の程度 過敏症の有無 通電反応の程度(微弱電流の 説明による恐怖心からの脱却と、施術内容の説明によるコミュ ニケーションアップ)・施術の
強さと回数
整復技術と同じ(安心させて無力状態が良い整復を生む)で無 痛で最少力で行えればベスト(把握) 回復とともに平行して整復音が少なくなるのが理想→必要が無 い整復はしない (整復音を売りにしない)・
改善感覚
の理解が重要
→予後につながる
重:「楽になった」(通院回数の重圧との戦い)ではなく「症 状が取れることが分かった」(治りきる安心感)となれば基準 が変わる。施術による心理状態の変化
・
疼痛除去まで
の心理状態
施術後、改善状況を聞くと「まだ痛い」と言われます。できれ ば改善点を表していただければよいのですが、痛みがあればそ れを訴えます。先生の評価による改善点の伝達が安心感を生む ことになります。 その際、通電と説明が希望と期待を持っていただくことになり ます。(一分通電)・
疼痛除去後
の心理状態
疼痛軽減とともに安心感が生まれます。その後は、再発を心配 することになります。 通電による安定と、良い状態の悪循環からの脱却の説明で安心 感が生まれます。・
機能障害改善後
の心理状態
改善を感じた後の通院終了の不安に対してのケアー 通院の不必要性の提案と、定期期間の確認、通電による予防な どの提示により不安感が無くなります。「たまに電気」整復
を
運動療法
に置き換えると
・機能障害や疼痛が無いものは、動きにくい方向
への運動療法も効果が出る場合が有る
・機能障害や疼痛が有るものは、動きやすい方向
への運動療法が効果が出る。
無痛方向への自働運動 操体法 無痛方向への他動運動 整復 無痛方向への抵抗運動 PNF(固有受容性神経筋促通法)症状表現から
の各論
部位別 症状表現
→特定靭帯→起因判断 整復→指導
上記の順に同数字で表現してあります。
部位の分類
3自由上肢帯
指関節(母指~小指)中手部(手根中手間関節 手根骨間)手 関節 前腕 肘関節 上腕肩甲帯
肩関節 肩鎖関節 胸鎖関節2自由下肢
趾関節(拇趾~小趾)中足部(リスフラン関節 ショパール関 節 足根骨間)足関節 下腿 膝関節 大腿骨盤
股関節 寛骨 仙腸関節体幹
仙骨 腰椎 胸椎 頸椎 顎関節自由上肢帯
下垂時には重力の力に抵抗する必要が無いため
に、左右差が表れやすい。利き側(伸筋過多側)
がはっきりわかりやすい。
3スケジュール
(各疼痛者を抜粋して整復し
通電する)
・指~中手(ヘパーデン 弾撥指 腫脹大 拇指付け根)58 59 ・手根~手関節(背屈掌屈 橈屈尺屈 回内回外 ドケルバン) 59 ・前腕~肘(回内回外軸別 回外時痛 肘内障)5970 ・上腕~肩(靭帯の位置)99 100 ・肩~頸椎(頸椎の肩に対する影響と逆の影響 鎖骨との関係) 168 169 25 26 ・頸椎の症状別(頭痛 機能障害別など注意) ・背部上部(胸部との関係 肩との関係) ・顎(検査法 頭痛 整復)210 各項目において急性外傷を受けている人と亜急性外傷の人に出 ていただき施術通電します。指関節(症状表現)
①指が伸びにくい
②指が曲がりにくい
③指が引っかかる(弾撥指)
④指がこわばっている
⑤指を使うと痛い(機能障害)
⑥指が腫れて痛い(しわの消失)
ヘパーデン結節(
DIP)
PIPの腫れと痛みが有る(多指に発生リュウマ
チ?)
軽度(亜急性捻挫 陳旧性捻挫) 重度(急性捻挫 亜急性捻挫悪化)指関節の特定靭帯1
(症状表現に対し
ての靭帯=通電部位)
①掌側靭帯
(単独の短縮)②掌側靭帯
(短縮による拮抗部分の関節包の緊張)側副靭帯
(DIPの拮抗靭帯のアンバランスから伸筋腱を介しての虫様 筋の緊張が表れて伸筋腱自体の緊張が起こる)指関節の特定靭帯2
③掌側靭帯
(掌側への屈曲変形により関節部分の輪状部に影響が起こ る)滑液鞘の輪状部
(関節部の掌側部の短縮による支持面から支持点 に変化して深指屈筋と浅指屈筋の摩擦を強くする)側副靭帯
(DIPの拮抗靭帯のアンバランスから伸筋腱を介しての虫様 筋の緊張の左右差が起こり深指屈筋腱の左右差が発生することで、浅指 屈筋腱との摩擦が強くなり雑音が増す)④掌側靭帯
(短縮症状)側副靭帯
(拮抗靭帯の伸長と短縮による短縮症状)滑液鞘の輪状部
(骨間部の輪状部の掌側への伸長)指関節の特定靭帯3
⑤掌側靭帯
(伸長症状)側副靭帯
(拮抗靭帯の伸長と短縮により伸長症状)滑液鞘の輪状部
(骨間部の輪状部の掌側への伸長の悪化)指関節の起因判断と整復(通電)1
①掌側靭帯の短縮
指関節伸展による掌側靭帯の伸長、ただし疼痛が有れば、指関節屈曲 による無痛方向の掌側靭帯の慎重整復を行う。②掌側靭帯の短縮
指関節伸展による掌側靭帯の伸長を無痛状態で行うことで背側の関節 包と拮抗バランスがとれて屈曲しやすくなる。側副靭帯の拮抗バランスを改善
DIPの側副靭帯の拮抗関係の回復により片側の虫様筋の緊張による伸筋 腱の緊張が無くなり屈曲しやすくなります。指関節の起因判断と整復2
③掌側靭帯の短縮
MPの伸展規制が掌側靭帯の短縮変形をおこし滑液鞘の輪状部の変形を 起こさせるために、MPの掌側靭帯の伸長整復が必要になる。滑液鞘の輪状部の変形(関節部 特に
MP)
滑液鞘の輪状部の変形(掌側が狭くなる)することで、ちょうど深指 屈筋腱と浅指屈筋腱が重なり摩擦が起きだすところで滑液鞘が曲がるよ うな癖がつきより摩擦が大きくなる。MPの掌側靭帯の伸長整復が変形 を治す。側副靭帯の短縮
拮抗関係にある伸長靭帯の伸長拡大を避けるために同側の伸筋腱によ り虫様筋の収縮を起こさせる。虫様筋は深指屈筋腱に付着して腱を片側 に引くことになり、このために深指屈筋腱と浅指屈筋腱の重なり部分の 摩擦がより強くなると考えています。そこで側副靭帯の整復をすること で虫様筋の緊張が底減して摩擦が少なくなり雑音発生が少なくなると考 えています。指関節の起因判断と整腹3
④掌側靭帯の短縮
弾撥指が一部の掌側靭帯の変形に対して「こわばり」は、全体の掌側 靭帯の短縮(伸展制限から)と屈筋腱の過使用により滑液鞘の輪状部の 伸長が発生して指関節の関節面相互間で片位が起きることで軽い機能障 害が起きていると考えています。そのために掌側靭帯の伸長整復をしま す。滑液鞘の輪状部の伸長(骨間部)
滑液鞘の輪状部の伸長が特に骨間部で起きていて中枢部と末梢部での 伸長差が有る場合は、掌側からの無痛圧迫整復で滑液鞘全体のテンショ ンが下がり指関節相互面が均等になり屈伸が滑らかになります。側副靭帯の短縮
側副靭帯の拮抗靭帯の長さの差が側屈を発生させるために関節相互面 が片位してスムーズな屈伸が起きにくくなると思います。そのための側 屈整復をすることで関節面相互間を整えます。指関節の起因判断と整腹4
⑤掌側靭帯の伸長
伸展時の疼痛が無ければ伸展整復を行う。疼痛が有れば屈曲整復を行 う。屈伸で疼痛が有れば、固定安静を考える。滑液鞘の輪状部の伸長
無痛部分があれば、直圧整復により改善を図り、無痛部分が無ければ 固定安静。側副靭帯の伸長
側屈による無痛方向の有無を確認して、無痛方向が無ければ安静固定 を行う。無痛方向が有れば、無痛整復を行う。⑥腫脹に対しても、疼痛に準じて行う。
関節面相互の軟骨の自己免疫的損傷に注意。(ヘパーデンやリュウマ チ類似関節軟骨損傷)指関節の指導
(対先生及び対患者)
・指関節の伸展指導
起因判断から考えられることは、屈筋過多が考えられます。目 的側(利き側)においても目的補助側においても、指の使用目 的は掴(つか)む事が多く、伸展で目的遂行を行うことは少な い傾向です。 ですから、伸筋を意識的に使わせて起因発生をさせない努力が 効果的な指導内容になります。 特に、示指伸筋と小指伸筋は回内外の拮抗関係にあり、腱反射 を起こしやすい筋と考えています。反射誘発を引き出すための 重要な筋と判断しています。全身に反射誘発させるための筋と して考えています。指の屈筋滑液鞘の図
虫様筋 ・摩擦が強く起きる 深指屈筋 浅指屈筋 指関節の側副靭帯の長短で 両側の筋の緊張差が発生 浅指屈筋と深指屈筋の交 差と掌側靭帯の短縮、輪 状部の癖による屈筋鞘の 曲がりにより摩擦が強く起 きる。虫様筋の作用により弾撥指が起きる。側副靭帯 掌側靭帯 屈筋支帯 伸筋支帯 外側々副靭帯 内側々副靭帯 関節板 斜索(骨間膜) 外側々副靭帯 橈骨輪状靭帯 内側々副靭帯 中指を軸にして 回内時に緊張 する靭帯 回外時に 緊張する靭帯 小指を軸に して回内時 時緊張する 靭帯 回外時に 緊張する 靭帯 回外弯曲 回内弯曲 回外弯曲のために 橈骨輪状靭帯が緊 張する。 手関節の橈屈 尺屈に関与す ると考えていま す。 手関節の背屈 掌屈に屈筋支帯 伸筋支帯と手根骨間の靭帯が関 与する。回内 回外時の疼痛は肘関 節の関与が強いと考えています。
中手指節関節
掌側靭帯 側副靭帯は伸展時に緩み 屈曲時に緊張する 内転/外転、回旋は制限されるが わずかに可動する中手部
①手の平が痛い
②手の平が腫れている
③手の甲が痛い
骨格筋
④拇指の付け根が痛い(伸展屈曲 外転内転 対
立)
虫様筋
中手部の特定靭帯1
①
MPの掌側靭帯(伸展時に靭帯伸長)
側副靭帯(
DIP PIPの側副靭帯の拮抗関係の影響で
虫様筋の緊張が強くなる)
②
MPの掌側靭帯(靭帯伸長による炎症)
側副靭帯(
DIP PIPの側副靭帯の拮抗関係の影響で
虫様筋の緊張が強くなり纐纈を感じる)
③
MPの側副靭帯(靭帯の拮抗関係の影響で骨間筋の緊
張が高くなる)
④鞍関節で手根中手靭帯の伸長
中手部の起因判断と整復
①
MPの掌側靭帯の整復
無痛方向への掌側靭帯の整復により疼痛除去側副靭帯
DIP PIPの無痛方向への側副靭帯の整復により疼痛除去②
MPの掌側靭帯の整復
疼痛除去に準ずる側副靭帯
疼痛除去に準ずる③
MPの側副靭帯
MPの側副靭帯の無痛方向の整復により疼痛腫脹除去④手根中手靭帯の無痛方向の整復
中手部の指導
拮抗する虫様筋と拮抗する骨間筋の関係を良くすることが重要な要素 と言えると考えています。 骨間筋と虫様筋の作用は、指を伸ばしてMPを曲げてつかむ動きです。 背側骨間筋は指の外転 掌側骨間筋は指の内転 上記より、指先でつかむ動きが続けば背側骨間筋の使用が少なくなりま す。そのために掌側中手部の炎症症状が発生しやすくなります。 拇指の対立が続けば手根中手関節の問題が起きやすいので、示指の使い 方の指導は有効です。 指導としては、背側骨間筋を使用させることが必要と考えています。示 指を中指から離して伸展させることが、反射誘発からも有効です。手根部
①背屈で痛い
②掌屈で痛い
③回外で痛い
④回内で痛い
⑤橈屈で痛い(握って上に引くなど)
⑥尺屈で痛い(握って下に引くなど)
手をつく
何かを回す
手根部の特定靭帯
①手関節前方の靭帯
(特に、豆状骨~尺骨形状突起の靭帯 舟状骨 ~橈骨の靭帯が伸ばされやすい。手根管の形状で豆状骨と舟状骨は掌側 に位置するため)②手関節後方の靭帯
(舟状骨、月状骨、三角骨~橈骨の靭帯が伸ば されやすい)③関節板
(回外時に構造上伸長)④手関節後方の靭帯
(三角骨~橈骨の靭帯が伸ばされる。前方の靭 帯は折りたたまれるようになるので短縮傾向)⑤内側側副靭帯の伸長
⑥外側側副靭帯の伸長 前腕骨間膜の斜索の伸長
手根部の起因判断と整復
①豆状骨、舟状骨周囲の靭帯の整復
疼痛発生部位に対して、無痛方向に靭帯の整復を行う。②舟状骨、月状骨、三角骨周周囲の靭帯の整復
疼痛発生部位に対して、無痛方向に靭帯の整復を行う。③関節板の整復
回内位に無痛整復④三角骨~橈骨の靭帯の整復
回外位に無痛整復⑤内側側副靭帯の整復
尺屈方向に無痛整復⑥外側側副靭帯の整復 前腕骨間膜の斜索の整復
橈屈方向に無痛整復手関節の指導
示指伸筋の伸展意識と小指伸筋の伸展意識によ
り手関節の中間位による背屈意識が生まれます。
それにより、屈筋過多の症状が腱反射誘発によ
る改善方向へ進みます。
背側骨間筋の使用意識も有効です。それは、示
指伸筋や小指伸筋の背屈が起きることになり上記
と同じ腱反射誘発になるからです。
目的補助側 目的側 掌屈 橈屈 回外傾向 背屈 尺屈 回内傾向 屈筋支帯の短縮 回外時 橈骨三角靭帯 短縮 背側の靭帯の緊張 回外時 尺骨有頭靭帯 尺骨豆状靭帯 伸長 尺骨三角靭帯 内側側副靭帯 外側側副靭帯 屈筋支帯の伸長 回内時 橈骨三角靭帯 伸長 回外時 尺骨有頭靭帯 尺骨豆状靭帯 尺骨三角靭帯 短縮 掌側の靭帯の緊張
関節板
前腕
①回外で痛い(手関節近位 肘関節近位)
②回内で痛い(手関節近位 肘関節近位)
③手関節背屈で痛い(橈側の筋を使う)
④手関節掌屈で痛い(尺側の筋を使う)
⑤指関節屈曲で痛い(指の屈筋群を使う)
⑥指関節伸展で痛い(指の伸筋群を使う)
前腕を回す 手の背屈掌屈 指の伸展屈曲前腕の特定靭帯
①手関節近位 関節板 肘関節近位 橈骨輪状靭帯 ②手関節近位 橈骨三角靭帯 肘関節近位 肘の外側側副靭帯(円回内筋の緊張を起こす状態) ③尺骨豆状靭帯 橈骨舟状靭帯 ④舟状骨 月状骨 三角骨に付着する靭帯背側の靭帯(橈骨から が主で、三角骨にだけ尺骨からの靭帯がつく) ⑤肘の内側側副靭帯 手関節の内側側副靭帯(屈筋群の緊張を起 こす状態) ⑥肘の外側側副靭帯 手関節の外側側副靭帯(伸筋群の緊張を起 こす状態)前腕の起因判断と整復
①回内方向の無痛整復 ②回外方向の無痛整復 ③手関節掌屈方向に無痛整復(手根骨疼痛部位に対しての無痛整 復) ④手関節背屈方向に無痛整復(手根骨疼痛部位に対しての無痛整 復) ⑤肘関節の無痛内反整復 手関節の無痛橈屈整復 ⑥肘関節の無痛外反整復 手関節の無痛尺屈整復前腕の指導
背側骨間筋の伸展意識により示指伸筋と小指伸
筋の伸展による反射誘発発生。
手関節の背屈意識によっても同じ反射誘発が起
きます。
肘関節
①回内で痛い
②回外で痛い
③指関節屈曲で痛い
④指関節伸展で痛い
⑤手関節掌屈で痛い
⑥手関節背屈で痛い
⑦屈曲で痛い
⑧伸展で痛い
⑨内反で痛い
⑩外反で痛い
手関節の痛みとして訴える 指の痛みとして訴える 手関節の痛みとして訴える 肩の痛みとして訴える 前後の関節包の痛みは少ない肘関節の特定靭帯
①外側側副靭帯(後方の靭帯)の伸長《中指を軸に回内時》 内側側副靭帯(肘頭~外側上顆)の伸長《小指を軸に回内時》 ②橈骨輪状靭帯の伸長 外側側副靭帯(前方の靭帯)の伸長《中指を軸に回外時》 内側側副靭帯(前方の靭帯)の伸長《小指を軸に回外時》 ③外側側副靭帯の伸長 ④内側側副靭帯の伸長 ⑤外側側副靭帯の伸長 ⑥内側側副靭帯の伸長 ⑦外側側副靭帯の伸長 外側側副靭帯は後面に多く存在する ⑧内側側副靭帯の伸長 内側側副靭帯は前面に多く存在する ⑨外側側副靭帯の伸長 ⑩内側側副靭帯又は外側側副靭帯の第三の靭帯の伸長 (屈筋群により内側の腱付着部の疼痛を訴える が靭帯(内側側副靭帯)自体は短縮している)肘関節の起因判断と整復
①回外無痛整復
②回内無痛整復
③回外無痛整復
④回内無痛整復
⑤回外無痛整復
⑥回内無痛整復
⑦伸展で回外無痛整復
⑧屈曲で回内無痛整復
⑨外反無痛整復
⑩内反無痛整復
肘関節の靭帯の図
回外弯曲 回内弯曲 内側側副靭帯 外側側副靭帯 輪状靭帯 屈曲時に外 側側副靭帯 の伸長 伸展時に内 側側副靭帯 の伸長 回外時に輪状靭帯は緊張する。外側側副靭帯は弛緩する。そのため に肘内障の際、回外すると痛がる。回内時は逆になる。 第三の靭帯肘関節の指導
反射誘発法の指導になります。
野球肘 テニス肘 ゴルフ肘のように特徴的に区別
されることが多く見られますが、当てはまらないケー
スが有ります。決めつけることは、良くありません。
肘関節の場合は、内側の痛みでも靭帯とは限らない
ケースが有ります。小児の屈筋の使用過多による骨端
部の損傷などが言えます。伸筋の使用指導は、反射誘
発法です。
靭帯の解剖的位置関係による独特な屈伸の整復指導
も重要です。
上腕
①前腕を回内して肘関節を曲げる時に痛い
(腕橈骨筋が緊張している)②前腕を回外して肘関節を曲げる時に痛い
(上腕二頭筋が緊張している)③前腕を中間位で肘関節を曲げる時に痛い
(上腕筋が緊張している)④肘を伸ばす際に痛い
(上腕三頭筋を肘筋が補助して緊張している)⑤肩関節の動きで痛い
上腕の特定靭帯
①肘関節の外側側副靭帯の伸長
②橈骨輪状靭帯の伸長
③肘関節の内側側副靭帯の伸長
④肘関節の外側側副靭帯の第三の靭帯の伸長
⑤肩関節周辺の靭帯
上腕の起因判断と整復1
①肘関節の外側側副靭帯の伸長による腕橈骨筋の緊張が強くなっ ている為の痛みなので、前腕を回外整復して橈骨輪状靭帯の伸 長により外側側副靭帯の短縮を行う。 ↓ 腕橈骨筋の緊張が無くなり前腕回内時の肘関節屈曲に痛みが無くなる。 ②肘関節の橈骨輪状靭帯の伸長による上腕二頭筋の緊張が強くな っている為の痛みなので、前腕を回内整復して外側側副靭帯の 伸長により橈骨輪状靭帯の短縮を行う。 ↓ 上腕二頭筋の緊張が無くなり前腕回外時の肘関節屈曲に痛みが無くなる。上腕の起因判断と整復2
③肘関節の内側側副靭帯の伸長による上腕筋の緊張が強くなって いる為の痛みなので、前腕を回内整復して外側側副靭帯の伸長 により内側側副靭帯の短縮を行う。 ↓ 上腕筋の緊張が無くなり前腕中間位時の肘関節屈曲に痛みが無くなる。 ④肘関節の外側側副靭帯(第三の靭帯)の伸長による上腕三頭筋 と肘筋の緊張が強くなっている為の痛みなので、肘関節を内反 整復して外側側副靭帯(第三の靭帯)の短縮を行う。 ↓ 上腕三頭筋の緊張が無くなり肘関節の伸展時の痛みが無くなる。 ⑤肩関節周辺の靭帯の整復で改善する。頚部から上肢の神経症状 も考えられる。上腕の指導
位置のはっきりしない疼痛部位を訴えるケース
が多い。そのために肘関節 肩関節の靭帯の関係
と神経性の疼痛を考えて判断する必要がある部位
です。
反射誘発法で、指先から肩甲帯をへて脊柱まで
反射させることが可能です。中間位で必要な緊張
と最大の力が出せます。
肩甲帯
重力の中間位の様な位置関係です。中心部(胸
鎖関節)では重力を受けて、外端部(肩甲骨)で
は重力に助けられてぶら下がっている。
肩関節
①外転時に痛い
②内転時に痛い
③屈曲時に痛い
④伸展時に痛い
⑤内旋時に痛い
⑥外旋時に痛い
肩関節の特定靭帯
①関節上腕靭帯下部の伸長
②烏口上腕靭帯の伸長
③関節上腕靭帯後下方の伸長
④烏口上腕靭帯 関節上腕靭帯前方の伸長
⑤関節上腕靭帯後上方の伸長
⑥烏口上腕靭帯 関節上腕靭帯前上方の伸長
肩関節の起因判断と整復1
①肩甲骨の上方回旋(60度)ができない状態で、関節上腕靭帯 下部の伸長が起きている場合が考えられる。同側のC7~T1間 の椎間関節の伸長を整復することで肩甲骨の上方回旋が可能に なります。それは菱形筋がC7~T1間の靭帯の伸長を助けなく てもよくなるためです。関節上腕靭帯の短縮整復をして烏口上 腕靭帯の伸長整復を行うことで外転がスムーズになります。 しかし、異側のC7~T1間の椎間関節の伸長により肩甲骨が退 縮(内転)できなくなり外転できなくなることもあります。 ②関節上腕靭帯の伸長整復を行い、烏口上腕靭帯の短縮整復を行 います。内転が無痛状態になります。内転時も肩甲骨の前突( 外転)がしやすいほうが良い手目にC7~T1間の整復は有効で す。肩関節の起因判断と整復2
③伸展して烏口上腕靭帯 関節上腕靭帯の前上方を伸長すること で関節上腕靭帯の後下方の短縮により屈曲がしやすくなる。 ④屈曲して関節上腕靭帯の後下方の伸長をすることで関節上腕靭 帯の前上方の短縮が起きて伸展しやすくなる。 ⑤外旋して烏口上腕靭帯 関節上腕靭帯前上方の伸長整復を行い 関節上腕靭帯後上方の短縮が起きて内旋しやすくなる。 ⑥内旋して関節上腕靭帯後上方の伸長整復を行い烏口上腕靭帯 関節上腕靭帯前上方の短縮が起きて外旋しやすくなる。肩関節の指導
反射誘発法により正しい関節機能が行いやすいと考
えています。
解剖学的機能で動かない方向に動かない事を訴える
事が有るので注意。痛みは改善するが、機能は変わら
ない事が有ります。
肩関節の機能不全ではなく、肩甲帯の機能障害が多
いことが重要です。
正しい筋の強化指導が必要です。背筋の強化指導も
反射誘発法です。
肩関節の動きに対しての肩鎖関節
(肩鎖靭帯
or烏口鎖骨靭帯)
①外転時に痛い
②内転時に痛い
③屈曲時に痛い
④伸展時に痛い
⑤内旋時に痛い
⑥外旋時に痛い
肩鎖関節(肩鎖靭帯
or烏口鎖骨
靭帯)の特定靭帯
①肩鎖靭帯下方の伸長 烏口上腕靭帯の伸長
②肩鎖靭帯上方の伸長 烏口上腕靭帯の短縮
③肩鎖靭帯前方の伸長 烏口鎖骨靭帯の短縮
④肩鎖靭帯後方の伸長 烏口鎖骨靭帯の伸長
⑤肩鎖靭帯後方の伸長
⑥肩鎖靭帯前方の伸長
肩鎖関節(肩鎖靭帯
or烏口鎖骨
靭帯)の起因判断と整復
①肩関節の内転整復
②肩関節の外転整復
③肩関節の伸展整復
④肩関節の屈曲整復
⑤肩関節の外旋整復
⑥肩関節の内旋整復
肩鎖関節の指導
上下方向の靭帯を考えることが多い関節ですが、前
後 回旋が大事な方向です。
烏口鎖骨靭帯の位置から肩鎖靭帯の拮抗関係は、回
旋が重要な考察内容です。
胸鎖関節(肩関節の動きに対して)
①外転時に痛い
②内転時に痛い
③屈曲時に痛い
④伸展時に痛い
⑤内旋時に痛い
⑥外旋時に痛い
胸鎖関節の特定靭帯
①胸鎖靭帯下部の伸長
②胸鎖靭帯上部の伸長
③胸鎖靭帯後部の少ない伸長
④胸鎖靭帯前部の少ない伸長
⑤胸鎖靭帯後部の伸長
⑥胸鎖靭帯前部の伸長
鎖骨の回旋は制限される 鎖骨の上下は制限がされにくい 鎖骨の前後は制限されにくい胸鎖関節の起因判断と整復
①肩関節の内転整復
②肩関節の外転整復
③肩関節の伸展整復
④肩関節の屈曲整復
⑤肩関節の外旋整復
⑥肩関節の内旋整復
胸鎖関節の指導
肩関節の機能障害を発生させている原因が意外
に多く存在します。
頚部の筋が第1 第2肋骨に付着することが多
いことから、頚部の機能障害の原因になっている
ことも多い。
目的側 目的補助側の疼痛 機能障害の原因に
よる差を質問されることが多く、反射誘発法の説
明が有効です。
烏口上腕靭帯 肩鎖靭帯 烏口鎖骨靭帯 関節上腕靭帯 上 中 下 肩関節は前方を靭帯が有り脱臼好発方向の規制をしています。 後方は腱により関節包を包んでいる。
胸部の図
①肩関節周辺の損傷 三角筋前方の緊張が強くなる 大胸筋の緊張が考えられる。 烏口上腕靭帯 関節上腕靭帯 ②胸骨周辺の損傷 肩甲骨挙上や外転により鎖骨が前方に押されることに より胸鎖関節で靭帯が伸長する図 ③肋軟骨~肋骨間の損傷 外力や脊柱の側弯などの影響により肋骨が前方に押 されたりすることで肋軟骨内側端や外側端で靭帯の伸 長が発生することが有る。小胸筋の緊張などが考えら れる。 ④肋骨相互間の損傷 脊柱の側弯や側屈で肋骨相互間の間隔に長短が発生 して問題が起きる ⑤肋間神経の疼痛 脊柱の側弯や側屈により肋間神経の圧迫や伸長が発生自由下肢帯
重力の力に抵抗している。そのために左右差が
解かりにくい。(伸筋過多側が解かりにくい)
2スケジュール
(各疼痛者を抜粋して整復し通電 する)・趾関節~中足部
底屈 背屈 外旋 内旋 外脛骨・足関節~下腿下部
内反 外反 アキレス腱痛 シンスプリント 脛腓間前後・下腿~膝
各靭帯 半月板 オスグット 膝蓋骨周辺 下腿肉離れ・大腿部~股関節
腸脛靭帯 大腿骨頭靭帯 ハムストリング・股関節~腰椎
タイプ別 a b c・腰椎の症状別
程度別 鈍痛 疼痛 機能障害・背部下部
下後鋸筋 呼吸(吸気中心) 横隔膜趾関節
①曲げると痛い
②伸ばすと痛い
③付け根が痛い(外反拇趾)
④付け根の裏が痛い
⑤付け根の表が痛い
趾関節の特定靭帯
①三角靭帯の伸長
②関節窩靭帯の伸長
③側副靭帯外側部の伸長 深横中足靭帯の伸長が
無ければ外反拇指にはなりにくい
④関節窩靭帯の伸長 深横中足靭帯の伸長か短縮
⑤三角靭帯の伸長 趾背腱膜の伸長か短縮
趾関節の起因判断と整復
①趾関節の伸展整復により背側の関節包の緊張が
ゆるむ
②趾関節の伸展整復により底側の関節窩靭帯の伸
長により伸ばしやすくなります
③深横中足靭帯の短縮整復と拇指の側副靭帯内側
の伸長整復により改善
④関節窩靭帯と深横中足靭帯の短縮整復により疼
痛が改善します。
⑤三角靭帯の短縮整復 趾背腱膜の整復により疼
痛が改善します。
趾関節の指導
長母趾伸筋の反射誘発法の効果が高いと思います。
目的側 目的補助側の判断をするうえで趾関節は重
要です。タオルを足底でつかむ訓練も反射誘発法の一
つと考えています。
側副靭帯
三角靭帯 関節窩靭帯