会 計 情 報 シ ス テ ム と 場 の 理 論 に 関 す る一 考 察
荒 井 義 則
1.は じ め に
本 稿 で は 「場 」 と い う観 点 か ら会 計 情 報 シ ス テ ム を 考 察 す る 。 「場 」 とい う概 念 は 物 理 学1)‑4)や 経 営 学(主 と し て 知 識 経 営)5)‑g}な ど で 用 い られ て い る が,各 分 野 で の 「場 」 に 対 す る 考 え 方 は か な り異 な っ て い る。 こ こ で は 経 営 学 に お け る 「場 」 と物 理 学 に お け る 「場 」 の 考 え 方 を 援 用 し て,会 計 情 報 シ ス テ ム を 考 察 す る 。
2.知 識 経 営 学 に お け る 場 の 概 念5)‑9)
野 中,竹 内 は 暗 黙 知 を 共 有 す る た め に は 場 が 必 要 で あ る と し て,「 場 」 を 次 の よ うに 説 明 して い る ♂o)
共 有 が 起 こ る た め に は,個 人 が 直 接 対 話 を 通 じて 相 互 に 作 用 し合 う 「場 」 が 必 要 で あ る 。 体 験 を 共 有 し,身 体 的 ・精 神 的 な リ ズ ム を 一 致 させ る の が, こ の 「場 」 な の で あ る 。
ま た 國 岡,野 中,片 岡 は 場 を4種 類 に 分 類 し て い る。'1)
① 創 発 場
個 人 と 個 人 が,経 験 や 感 覚,感 情,メ ン タ ル ・モ デ ル な ど を 共 有 す る 場 で,こ の 個 人 的 で 対 面 的 な 相 互 作 用 こ そ,暗 黙 知 を 共 有 す る 際 の 方 法 で あ る 。
会計 情報システムと場 の理論 に関す る一考察119
② 対 話 場
対 話 場 は,集 団 的 で 対 面 的 な 相 互 作 用 と定 義 で き,個 人 の メ ン タル ・ モ デ ル や 技 能 が 共 有 され て,共 通 の 言 語 と して対 象 化 され コ ンセ プ トに な る。
③ シ ス テ ム場
既 存 の 形 式 知 を連 結 化 す る際 の文 脈 とな る場 で,組 織 的 で仮 想 的 な相 互 作 用 と定 義 され,時 空 間 の 共 有 は不 可欠 で な く,仮 想 的 な 空 間 で 相 互 作 用 が行 わ れ る場 合 が多 い。 コ ン ピュー タ ・ネ ッ トワー クで結 ば れ た サ イ バ ー ・ス ペ ー ス が そ の典 型 で あ る。
④ 実 践 場
実 践 場 は 個 人 的 で 対 面 的 な相 互 作 用 の 時 空 間 で,行 動 を通 して形 式 知 を暗 黙 知 と して 自分 の 内 に取 り込 み,両 者 を 自覚 的 に統 合 す る場 で あ る。
さ ら に,場 に は 志 向 性 と創 造 性 が あ る と指 摘 して い る。12)志向性 は 次 の よ う に 定 義 され る。
「場 」 に は コ ミュ ニ テ ィ メ ンバ 各 個 の 精 神 ,あ るい は意 識 の 総 体 が反 映 さ れ る。 各 個 の 意 識 は他 の個 の意 識 に影 響 を 与 え,意 識 と意 識 は相 互 作 用 す
る。 これ に よ り 「場 」 の 意 識 は個 の 意 識 を越 え た 非 局 所 的(「 場 」 に普 遍 的)な もの とな る。
ま た,「 場 」 の創 造 性 を 個 の 自発 的意 思 が 全 体 の秩 序(志 向性 を もっ た行 動) を 生 み 出す 現 象 で あ る と定 義 し,新 しい 知 識 や 情 報 を生 み 出す た め に,「 場 」 に組 み 込 まれ るべ き機 動 力 と して 次 の4つ を あ げ て い る。
① ゆ らぎ
ゆ らぎ とは,エ ネル ギー や 物 質 や 情 報 の流 入 ・流 出 が あ り,安 定 して い な い シ ステ ム の 状 態,す な わ ち,非 平衡 状 態 に お い て 見 られ る シ ス テ ム の秩 序 ・構造 の 変 動 の こ とで あ る。 「場 」 に お い て 重 要 な こ とは,ゆ
らぎが発 生 し うる状 況,す な わ ち非 平 衡 状 態 が発 生 し うる よ うな 環 境 を 確 保 して お くこ とで あ る。
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② 共 鳴
ゆ ら ぎ が 魅 力 的 な も の とな る た め に は,「 場 」 の 志 向性 と共 鳴 して
「有 望 な ゆ らぎ 」 とな ら な けれ ば な らな い。 相 互 作 用 して い る 「場 」 は 本 質 的 に共 振 ・共 鳴 系 で あ り,「混 沌 」 を生 み 出す 。
③ 自己組 織 化
コ ミュ ニ テ ィ は,活 発 な活 動 に よっ て 分 解 ・分 裂 して い くわ け で は な く,そ こに 自己組 織 化 とい う収 束 力 が 働 く。 自 己組 織 化 とは,混 沌 と し た 中 か ら,ひ と りで に秩 序 や 構 造 が 生 まれ る こ とで あ る。 コ ミュニ テ ィ メ ンバ で あ る 各 個 人 の意 思 に基 づ く活 動 が,「 場 」 に 作 用 して,「 場 」 の 自己組 織 化 を もた ら し,「 場 」 が新 た な 構 造 を もつ よ うに変 革 され て い くの で あ る。
④ 免 疫 作 用
「場 」 を維 持 して ゆ く も ろ も ろ の 力 へ の脅 威 に対 して,抗 力 と して働 く 「場 」 の作 用 を 「場 」 の免 疫 作 用 と よぶ 。 免 疫 作 用 は,「 場 」 の知 的 創 造 の進 展 と とも に,自 己組 織 力 の一 環 と して 自発 的 に生 じて く る場 合 が 多 い が,意 図 的 に規律 と して組 み 込 ん で い く場合 も あ る。
以 上,知 識 経 営 学 に お け る代 表 的 な 「場 」 の 考 え方 を 見 て き た が,「 場 」 とは 単 な る時 空 間や 入 れ もの で は な く,人 と人 とが効 率 的 に相 互 作 用 して, シ ス テ ム 全 体 を よ り良 い 方 向 に持 っ て ゆ く基盤 に な っ て い る も の で あ る こ と が分 か る。 人 の意 思 と人 の 意 思 が相 互 作 用 して は じめ て 「場 」 の意 義 が認 め られ る の で,客 観 的 とい うよ りは か な り主 観 的 で あ る。 す な わ ち,人 が い な けれ ば 「場 」 も存 在 しない の で あ る。
2.会 計 情 報 シ ス テ ム と 場(そ の1)
今 ま で 投稿 した 論 文'3)一'9)にお い て は,人(経 理 部 員,情 報 シ ス テ ム部 員, 意 思 決 定 者 な ど)も 会 計 情 報 シ ス テ ムの 重 要 な要 素 で あ る と考 え て きた。 会 計 情 報 シ ス テ ム の重 要 な機 能 の ひ とつ で あ る意 思 決 定 に お い て は,人 の 存 在
会計情報システムと場の理論 に関する一考察121
が な けれ ば機 能 そ の も の が発 揮 で き な く な る。20)した が っ て,会 計 情 報 シ ス テ ム を 「場 」 と と ら えた とき,人 が 存 在 して は じめて 意 義 を もつ の で,そ の 意 味 で は知 識 経 営 学 の 「場 」 と同 じに な る。
本 稿 の 立場 で は,会 計 情 報 シ ス テ ム に 「人 」 を含 ん で い るの で,人 と人 と の相 互 作 用 は 当然 生 じて く る。 した が っ て,会 計 情 報 シ ス テ ム 自体 を 「場 」 と見 る こ とは 可 能 で あ る。 会 計 情 報 シス テ ム が 「場 」 で あ る以 上,先 に 述 べ た4種 類 の 場,す な わ ち
① 創 発 場
② 対 話場
③ シ ス テ ム 場
④ 実 践 場
の す べ て備 わ っ て い る の が 理 想 で あ る。 ま た,志 向性 及 び創 発 性 を有 し,創 発 性 に必 要 な機 動 力,す な わ ち
① ゆ らぎ
② 共 鳴
③ 自己組 織 化
④ 免 疫 作 用
を備 えて い るの が 望 ま しい 。 以 下 で は,創 発 性 に必 要 な4つ の機 動 力 の観 点 か ら,会 計 情 報 シス テ ム の発 展 に つ い て 考 察 す る。
田宮 は 会 計 情 報 シ ス テ ム の発 展 を 次 の3段 階 に分 け た。2')
① 自己完 結 型 会 計 情報 シス テ ム
② 自動仕 訳 受 入 型 会 計 情 報 シ ス テ ム
③ 業 務 統合 型 会 計 情 報 シス テ ム
自己完 結 型 会 計 情 報 シ ス テ ム と 自動 仕 訳 受 入 型 会 計 情 報 シ ス テ ム は本 質 的 な 部 分 は 同 じで あ るが,こ の2つ の シス テ ム と業 務 統 合 型 会 計 情 報 シ ス テ ム は 本 質 的 に 異 な る の で,こ こで は 自動 仕 訳 受 入 型 会 計 情 報 シ ス テ ム か ら業務 統 合 型 会 計 情 報 シ ス テ ム へ の 発 展 過 程 を4つ の機 動 力 の 面 か ら考 え る こ とに す
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る。
自己完 結型 会 計 情 報 シ ス テ ム や 自動 仕 訳 受 入 型 会 計 情 報 シ ス テ ム の主 な機 能 は
① 帳 簿管 理
② 会 計 報 告
の2つ で あ る が,コ ン ピ ュー タの 進 歩 に と もな って
③ 予 算 編 成 さ らに は
④ 意 思 決 定
に か か わ る機 能 が 要 求 され て き た。 と くに 意 思 決 定 に つ い て は,自 動 仕 訳 受 入 型 会 計 情 報 シ ス テ ム で は対 応 が で きず,意 思 決 定 にか か わ る機 能 を も った 会 計 情 報 シ ス テ ム の 開 発 が 急 務 とな っ た。 しか しな が ら,帳 簿 管 理 や 会 計 報 告 とい っ た 定 型 業 務 に か か わ る機 能 とは本 質 的 に異 な るた め,す ぐに 開 発 す る とい うわ け に は い か な か っ た。 こ の段 階 が ゆ らぎ の発 生 の段 階 で あ り,平 衡 状 態 か ら非 平衡 状 態 へ と移 っ て ゆ く過 程 で あ る。
ゆ ら ぎの発 生 当初 か ら,す な わ ち,意 思 決 定 に か か わ る機 能 を要 求 され た とき か ら,会 計 情 報 シ ス テ ム に属 す る人 の 間 に は 「意 思 決 定 に か か わ る機 能 を持 っ た 会計 情 報 シ ス テ ム の 開発 」 とい う共 通 の意 識 が 存 在 した が,研 究 開 発 が 進 む につ れ て 共 通 意識 は よ り強 固 な もの とな っ て い った 。 した が っ て,
ゆ らぎ の発 生 時 点 か ら共 鳴 現 象 は 存 在 して い た が,時 間 が た つ につ れ 共 鳴 作 用 も大 き くな っ て い っ た。
研 究 開発 が進 展 して くる と,意 思 決 定 に か か わ る機 能 を持 っ た 会 計 情 報 シ ス テ ム と して は,各 業 務 シス テ ムか ら独 立 した 入 力 システ ム と取 引デ ー タベ ー ス を持 っ た シス テ ム が 最 も適 して い る とい うこ とが 判 明 し,デ ー タベ ー ス 志 向 の 会 計 情 報 シ ス テ ム の開 発 が 開始 され る。 この時 点 が 自己組 織 化 の は じま りで あ り,最 終 的 に は 業 務 統 合型 会 計 情 報 シ ス テ ム が完 成 し,非 平衡 状 態 か ら平 衡 状 態 に戻 る。 業務 統 合 型 会 計 情 報 シス テ ムの 完 成 は 「場 」 の創 造 性 の
会計情報システムと場の理論に関する一考察123
結 果 で あ る。 開 発 に は か な りの 困難 を と もな っ た が,中 断 され ず 完 成 した の は,会 計 情 報 シ ス テ ム とい う 「場 」 に備 わ っ て い る免 疫 作 用 が働 い た た めで あ る。
以 上 の よ うに,知 識 経 営 学 の 「場 」 の 概 念 を 用 い る こ とに よ り,会 計 情 報 シ ス テ ム の発 展 を 「場 」 とい う観 点 か ら記 述 で き る。
4.物 理 的 な 場
物 理 学 に お い て は,時 間 ・空 間 の 関 数 と して 何 ら か の 量 が 与 え られ て い る と き,そ れ を 一 般 に 「場 」 と い う。 場 に は た ら く源 を 与 え る と,力 学 に した が っ て 時 間 変 化 が 決 ま る。 こ の 場 の 時 間 変 化 を 記 述 す る こ と が 場 の 理 論 の 目 標 で あ る 。 量 子 力 学 を 基 に した 場 の 理 論 を 場 の 量 子 論,量 子 力 学 を 用 い な い
場 の 理 論 を場 の 古 典 論 と い う。22)
レ プ トン と ク ォ ー ク の 相 互 作 用 を 記 述 す る の に 用 い る ゲ ー ジ 場(ヤ ン ・ミ ル ズ 場)の 古 典 的 な 方 程 式 で あ るSU(2)ヤ ン ・ミル ズ 方 程 式 は
∂ μFaμ 十 εabCA暖FCμ"=Jav
Faオv=∂ μAaり一 ∂vnaオ十 εabCAbμAC", (a,b,c=1,2,3;μ,v=0,1,2,3)
と書 け る が, Jav=O
の と き,ユ ー ク リ ッ ド化 され たSU(2)ヤ ン ・ ミル ズ 方 程 式 に お い て は,イ ン ス タ ン トン 解 と い う ソ リ トン 解 が 求 め られ て お り23>‑25),イ ン ス タ ン トン 解 以 外 に も い ろ い ろ な 古 典 解 が 求 め られ て い る。26)‑29)また,古 典 解 以 外 に も, カ オ ス3ω一4のや 分 岐45)‑561に関 す る 研 究 が い ろ い ろ と な され て い る 。 ゲ ー ジ 場 (ヤ ン ・ ミル ズ 場)に お い て は ソ リ トン,カ オ ス,分 岐 とい っ た 現 象 が 生 じ て い る の で あ る。57)
物 理 的 な 「場 」 は,ゲ ー ジ 場 の よ うに,相 互 作 用 を 記 述 す る と い う点 で は, 知 識 経 営 学 の 「場 」 と共 通 点 を 持 っ て い る が,観 測 者 以 外 に 人 は 必 要 な い の
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で,人 の 意 思 と人 の意 思 が相 互 作 用 す る知 識 経 営 学 の 「場 」 とは か な り異 な っ て い る。 知 識 経 営 学 の 「場 」 が 主観 的 で あ るの に対 して物 理 的 な 「場 」 は 客 観 的 で あ る。
5.会 計 情 報 シ ス テ ム と 場(そ の2)
こ こで は,物 理 的 な 「場 」 の特 性,と くに 前 述 した ゲ,̲....ジ場 の 特性 で あ る ソ リ トン,分 岐,カ オ ス の存 在 とい う点 を援 用 して,会 計 情 報 シ ス テ ム の発 展 を 考 え る。 ソ リ トン解 は か な り安 定 的 で あ り,カ オ ス や 分 岐 とは対 照 的 で あ る。
会 計 情 報 シ ス テ ム は 最初 に 自己完 結 型 会 計 情 報 シ ス テ ム が 開発 され,あ る 期 間 は 問題 な く運 用 され て い た 。 この 時 期 は 安 定 的 で あ り,ソ リ トン解 に あ た る時 期 と考 え られ る。 や が て欠 点 が 現 れ て,自 動 仕 訳 受 入 型 会 計 情 報 シ ス テ ム が 出 現す るが,欠 点 が 現 れ 出 した 時 期 か らカ オ ス の領 域 に徐 々 に突 入 し て い き,新 た な シス テ ム が 出 現 す るま で は混 沌 と した状 態 が 続 く。 や が て い
くつ か の 方 向が 模 索 され,最 後 に は 自動 仕 訳 受 入 型 会 計 情 報 シ ス テ ム が 開発 され るが,い ろ い ろ な研 究 開 発 の ひ とつ が 実 現 し,そ れ の み が 残 っ た と解 釈 す れ ば,分 岐 解 の ひ とつ の 自動 仕 訳 受 入 型 会 計 情 報 シス テ ム が 唯 一 残 り実 現
され た と考 えて よい。 す な わ ち,分 岐 が 生 じた とい うこ とに な る。
意 思決 定 とい う要 求 に よ り,安 定 期 に(す な わ ち ソ リ トン的 に)運 用 され て い た 自動仕 訳 受 入 型 会計 情 報 シ ス テ ム も対 応 で きず に カ オ ス の領 域 に突 入 し,混 沌 と した 状 態 とな る。 そ の 後 い ろ い ろ な研 究 の 結 果(す な わ ち 分 岐 現 象 が 生 じた 結 果)唯 一 の 生 き残 りと して 業務 統 合 型 会 計 情 報 シ ス テ ム が 開 発
され,安 定的 に(す な わ ち ソ リ トン的 に)運 用 され てい る。
この よ うな 見 方 をす れ ば,会 計 情 報 シ ス テ ム の 発 展 を ソ リ トン,分 岐,カ オ ス とい っ た概 念 で 記 述 す る こ とが で き る。
会 計情報システムと場 の理 論 に関す る一考 察125
6.お わ り に
本 稿 で は会 計 情 報 シス テ ム を 「場 」 と と ら えて,そ の 発 展 過 程 を考 察 した が,「 場 」 を用 い た 会 計 情 報 シ ス テ ム の研 究 は ま だや るべ き こ とが 少 な か ら ず 残 され て い る。 今 後 は,ま ず 本 稿 で は言 及 で き な か っ た4つ の 「場 」 と会 計 情 報 シ ステ ム の 関係 を考 え て い き た い。
注
1}C.ItzyksonandJ‑B.ZuberO984)"QuantumFieldTheory".McGraw‑Hill 2}S.Weinberg(1995}"TheQuantumTheoryofFieldsI,II,Ili",Cambridge
UniversityPress(青 山 秀 明,有 本 宏 明,杉 山 勝 之[訳](1997)『 場 の 量 子 論1〜6』 吉 岡 書 店)
3)坂 井 典 佑(2002)『 場 の 量 子 論 』 裳 華 房
4)九 後 汰 一 郎(1989)『 ゲ ー ジ 場 の 量 子 論1,II』 培 風 館
5)野 中 郁 次 郎,竹 内 弘 高[著]梅 本 勝 博[訳](1996)『 知 識 創 造 企 業 』 東 洋 経 済 新 報 社
6)ゲ オ ル ク ・ フ ォ ン ・ク ロ ー,一 條 和 生,野 中 郁 次 郎(2001)『 ナ レ ッ ジ ・ イ ネ ー ブ リ ン グ 』 東 洋 経 済 新 聞 社
7)野 中 郁 次 郎,紺 野 登(1999)『 知 識 経 営 の す す め 』(ち く ま 新 書)筑 摩 書 房
8)紺 野 登(2004)『 創 造 経 営 の 戦 略 』(ち く ま 新 書)筑 摩 書 房
9)國 領 二 郎,野 中 郁 次 郎,片 岡 雅 憲(2003)『 ネ ッ ト ワ.̲.̲ク 社 会 の 知 識 経 営 』NTT出 版
10)文 献5),126頁 11)文 献9)J16頁 12)文 献9),134頁
13)荒 井 義 則(1999)「 会 計 情 報 シ ス テ ム と 複 雑 系 に 関 す る 一 考 察 」 『神 奈 川 大 学 経 営 学 部 国 際 経 営 論 集 』,第18号,25頁
126国 際 経 営 論 集No.292005
14)荒 井 義 則(2000)「 会 計 情 報 シ ス テ ム と 複 雑 適 応 系 に 関 す る 一 考 察 」 『神 奈 川 大 学 経 営 学 部 国 際 経 営 論 集 』,第19号,75頁
15)荒 井 義 則(2000)「 複 雑 適 応 系 と し て の 会 計 情 報 シ ス テ ム 」 『神 奈 川 大 学 経 営 学 部 国 際 経 営 論 集 』,第20号 ・,113頁
16)荒 井 義 則(2001)「 会 計 情 報 シ ス テ ム の サ ブ シ ス テ ム と 複 雑 適 応 系 」 『神 奈 川 大 学 経 営 学 部 国 際 経 営 論 集 』,第21号,145頁
17)荒 井 義 則(2001)「 会 計 情 報 シ ス テ ム の サ ブ シ ス テ ム と ジ ョ ン ・ホ ラ ン ド の 複 雑 適 応 系 」 『神 奈 川 大 学 経 営 学 部 国 際 経 営 論 集 』,第22号,219頁
18)荒 井 義 則(2002)「 会 計 情 報 シ ス テ ム と 多 主 体 複 雑 系 に 関 す る 一 考 察 」
『神 奈 川 大 学 経 営 学 部 国 際 経 営 論 集 』,第24号,1頁
19)荒 井 義 則(2003)「 会 計 情 報 シ ス テ ム と 境 界 が あ い ま い な 複 雑 適 応 系 」
『神 奈 川 大 学 経 営 学 部 国 際 経 営 論 集 』,第25号,475頁
20)会 計 情 報 シ ス テ ム か ら 「人(と く に 意 思 決 定 者 な い し 意 思 決 定 グ ル ー プ)」
を 取 り 除 い た 場 合,す な わ ち,ハ ー ド と ソ フ ト の み を 考 え た 場 合,意 思 決 定 の 機 能 は な く な る が,「 意 思 決 定 支 援 」 と い う 機 能 が 存 在 す る こ と
に な る 。 本 稿 で は 人 も 会 計 情 報 シ ス テ ム の 重 要 な 要 素 と 考 え て い る の で,
「意 思 決 定 支 援 」 で は な く 「意 思 決 定 」 が 機 能 と な る 。
21)田 宮 治 雄(1994)『 会 計 情 報 シ ス テ ム の 機 能 と 構 造 』 中 央 経 済 社 22)文 献3,1〜2頁
23)A.A.Belavin,A.M.Polyakov,A.S.SchwartzandYu.S.Tyupkin;Phys.
Lett.59B,85(1975}.
24)V.DeAlfaro,S.FubiniandG.Furlan;Phys,Lett.65B,163(1976).
25}E.Witten;Phys.rev.Lett.38,121(1977).
26}J.Cervero,L.JacobsandC.R.Nohl;Phys.Lett.69B,351(1977) 27}A.Actor;Ann.Phys.121,1S1(1979).
28}1.Khan;Phys.Rev.D29,1168{1984}.
29)Y.Arai;Phys.Rev.D34,X884(986).
会 計 情 報 シス テ ム と場 の 理 論 に 関 す る一 考 察127
30)S.G.Matinyan,G.K.SavvidiandN.G.Ter‑Arutyunyan‑Sawidi;Sov.
Phys.JETP53,421(1981);JETPLett.34,590(1981}.
31)B.V.Chirikov‑andD.L.Shepelyanskii;JETPLeft.34,163(1981)
32}E.S.NikolaevskiiandL.N.Shur;JETPJett.36,218(1982).
33)A.Groski;Act.Phys.Poi.B15,465(1984}.
34)S.J.Chang;Phys.Rev.D29,259(1984}.
35)W. 「H.Steeb,J.A.LouwandC.M.Vi11et;Phys.Rev.D33,1174(1986).
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[1986];Nccl.Phys.B298,414(1988).
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45}1.Froyland;Phys.Rev.D27,943(1983}.
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47)R.JackiwL.JacobsandC.Rebbi;Phys.Rev.D20,474(1979).
48)R.JackiwandP.Rossi;Phys.Rev.D21,426(1980).
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50)C.H.ho;,」.Math.Phys.25,660(X984).
51)S.K.PaulandA.Khare;Phys.Lett.138B,402(1984);Phys.Rev.D33,
1181{1986).
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128国 際 経 営 論 集No.292005
53)C.H.OhandR.R.Parwani;J.Phys.A23,L871(1990).
54}D.HorvatandK,S.Vxswanathan;Phys.Rev.D23,937(1981}
55)D.Horvat;Phys.Rev.D34,1197(1986).
56)荒 井 義 則(1995)『 物 性 研 究 』64‑5,483頁
57)ソ リ ト ン 解 を も つ 場 合 と カ オ ス や 分 岐 が 生 ず る 場 合 と で は,ゲ ー ジ 場 に 対 す る 仮 定 が 異 な る が,カ オ ス と 分 岐 は 同 じ 仮 定 で も お こ り う る 。
会計情報 システムと場の理 論 に関する一考 察129