☆年頭のあいさつ………P2 ☆こちらは大里農林振興センター
☆市長に建議書を提出………P3 農業支援部です………P6
☆農業よもやまばなし⑦………P4 ☆農地を守ろう………P7
☆にぎわいをみせた ☆熊谷の伝統行事⑧………P8
第7回熊谷市産業祭………P5
平成24年1月1日発行
再生紙を使用しています
おもな内容
おもな内容
みんなで止めよう温暖化
チーム・マイナス6%
(熊谷市役所・熊谷市議会チーム)
27
第27号
農 委 だ よ り
平成24年1月1日発行 ⑵研修会の様子
層
加
速
し
、
政
府
は
、
T
P
P︵
※
︶へ
の
交
渉
参
加
を
表
明
す
る
な
ど
、
農
業
を
取
り
巻
く
状
況
は
国
内
外
を
問
わ
ず
厳
し
さ
を
増
し
て
い
ま
す
。
こ
の
よ
う
な
状
況
の
中
で
も
、﹁
安
心
安
全
な
熊
谷
産
農
産
物
﹂
を
武
器
に
、
皆
で
頑
張
り
飛
躍
の
年
に
い
た
し
ま
し
ょ
う
。
私
達
、
農
業
委
員
も
一
人
ひ
と
り
一
致
団
結
し
て
、
遊
休
農
地
の
解
消
を
は
じ
め
、
委
員
会
活
動
の
充
実
に
努
め
、
本
市
農
業
発
展
の
た
め
尽
力
し
て
参
り
ま
す
の
で
、
皆
様
の
ご
指
導
、
ご
支
援
を
お
願
い
申
し
上
げ
新
年
の
挨
拶
と
さ
せ
て
い
た
だ
き
ま
す
。
昨
年
は
、
東
日
本
大
震
災
・
福
島
原
発
事
故
が
起
き
、
未
曾
有
の
大
災
害
に
、
日
本
中
が
パ
ニ
ッ
ク
に
つ
つ
ま
れ
、
ま
た
、
夏
に
は
紀
州
地
方
を
は
じ
め
と
し
て
大
洪
水
が
発
生
し
、
多
数
の
被
害
が
出
ま
し
た
。
現
在
、各
被
災
地
と
も
、復
興
に
向
け
て
進
ん
で
い
る
こ
と
と
思
い
ま
す
が
、一
日
も
早
い
復
興
を
心
か
ら
願
っ
て
い
ま
す
。
国
外
に
目
を
向
け
る
と
、
タ
イ
で
は
大
洪
水
が
起
き
、
日
本
企
業
も
大
打
撃
を
受
け
、
さ
ら
に
急
激
な
円
高
と
併
せ
、
日
本
経
済
が
下
降
す
る
一
年
で
し
た
。
ま
た
、
農
業
に
目
を
向
け
ま
す
と
、
農
業
者
の
高
齢
化
、
後
継
者
不
足
は
一
皆
様
新
年
を
迎
え
誠
に
お
め
で
と
う
ご
ざ
い
ま
す
。
今
年
は
、
辰
年
で
あ
り
ま
す
。
十
二
支
の
中
で
は
辰
は
龍
の
こ
と
で
、
め
で
た
い
想
像
上
の
動
物
で
あ
り
ま
す
。
龍
は
、
中
国
で
は
古
代
か
ら
昇
龍
、
飛
龍
な
ど
と
称
さ
れ
、
飛
躍
・
出
世
の
め
で
た
い
動
物
で
あ
り
ま
す
。
農
業
委
員
会
で
は
十
一
月
十
八
日
、
埼
玉
県
農
業
会
議
か
ら
講
師
を
迎
え
農
業
者
年
金
に
つ
い
て
研
修
を
行
な
い
ま
し
た
。
少
子
高
齢
化
の
現
在
に
見
合
っ
た
制
度
で
あ
る
こ
と
、
農
業
者
な
ら
ば
後
継
者
や
配
偶
者
で
も
加
入
で
き
る
こ
と
、
保
険
料
支
払
い
に
よ
る
節
税
効
果
が
高
い
こ
と
、
条
件
に
よ
っ
て
は
国
庫
補
助
が
受
け
ら
れ
る
こ
と
等
、
制
度
の
内
容
に
つ
い
て
理
解
を
深
め
る
こ
と
が
で
き
ま
し
た
。
今
後
は
普
及
に
も
努
め
て
い
き
ま
す
。
あ
け
ま
し
て
お
め
で
と
う
ご
ざ
い
ま
す
。
皆
様
に
は
、
新
春
を
迎
え
、
益
々
、
御
健
勝
の
こ
と
と
お
喜
び
申
し
上
げ
ま
す
。
昨
年
は
、
東
日
本
大
震
災
・
福
島
原
発
事
故
発
生
に
よ
り
甚
大
な
被
害
が
発
生
し
、
現
在
、
復
興
に
向
け
て
気
持
ち
を
新
た
に
し
て
い
る
こ
と
と
思
い
ま
す
。
幸
い
に
も
被
害
の
少
な
か
っ
た
本
市
で
は
、
震
災
発
生
直
後
よ
り
、
支
援
物
資
を
調
達
し
、
被
災
地
へ
届
け
る
活
動
や
、
職
員
の
現
地
派
遣
な
ど
を
実
施
し
、
微
力
な
が
ら
復
興
支
援
に
努
め
て
参
り
ま
し
た
。
こ
の
よ
う
な
中
、
農
家
の
皆
様
に
は
、
食
の
安
心
・
安
全
を
改
め
て
再
認
識
さ
れ
た
こ
と
と
思
い
ま
す
。
こ
れ
を
機
会
に
安
心
・
安
全
な
熊
谷
の
農
産
物
の
消
費
拡
大
に
向
け
、
農
商
工
で
連
携
し
、
地
産
地
消
を
柱
と
し
た
地
域
農
業
の
積
極
的
な
推
進
を
図
っ
て
参
り
た
い
と
考
え
て
お
り
ま
す
。
ま
た
、
首
相
は
、日
本
の
T
P
P︵
※
︶
へ
の
交
渉
参
加
に
意
欲
を
表
明
し
て
お
り
ま
す
。
今
後
の
日
本
農
業
が
大
き
な
打
撃
を
受
け
る
の
で
は
な
い
か
と
の
心
配
が
あ
り
ま
す
が
、
本
市
農
業
発
展
の
た
め
、
誠
意
を
も
っ
て
取
り
組
ん
で
参
り
ま
す
の
で
、
皆
様
の
な
お
一
層
の
ご
尽
力
を
お
願
い
い
た
し
ま
す
。
結
び
に
、
新
し
い
年
が
、
皆
様
に
と
り
ま
し
て
、
素
晴
ら
し
い
一
年
と
な
り
ま
す
よ
う
心
か
ら
祈
念
い
た
し
ま
し
て
、
新
年
の
あ
い
さ
つ
と
い
た
し
ま
す
。
熊
谷
市
農
業
委
員
会
会
長
岡
部
文
仲
熊
谷
市
長
富
岡
清
※TPP…環太平洋戦略的経済連携協定の略。2015年までに協定国間の貿易において、工業製品、農産品、 金融サービスなど全品目の関税を原則完全撤廃することにより貿易自由化の実現を目指す。
年 頭 の あ いさつ
年 頭 の あいさつ
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
農
業
者
年
金
研
修
会
開
催
さ
れ
る
農
業
者
年
金
研
修
会
開
催
さ
れ
⑶ 平成24年1月1日発行
農 委 だ よ り
第27号建議書を渡す会長等の農業委員と受ける富岡市長
再生農地の飼料用稲生産現場にて
熊
谷
市
農
業
委
員
会
で
は
、
去
る
十
月
二
十
八
日
、﹁
平
成
二
十
四
年
度
熊
谷
市
農
業
施
策
に
関
す
る
建
議
書
﹂
を
富
岡
熊
谷
市
長
に
提
出
し
ま
し
た
。
︽
建
議
事
項
と
主
な
内
容
︾
1
農
業
委
員
会
の
体
制
整
備
と
業
務
支
援
に
つ
い
て
2
遊
休
農
地
の
解
消
に
つ
い
て
○
遊
休
農
地
発
生
の
根
本
的
な
原
因
が
、
農
業
の
収
益
性
の
低
下
に
伴
う
担
い
手
不
足
に
あ
る
こ
と
か
ら
、
経
営
安
定
の
た
め
の
施
策
の
展
開
に
つ
い
て
国
や
県
に
要
望
さ
れ
た
い
。
○
耕
作
放
棄
地
再
生
利
用
補
助
金
の
対
象
と
な
ら
な
い
耕
作
放
棄
地
に
つ
い
て
、
そ
の
解
消
の
効
果
が
高
い
と
思
わ
れ
る
農
地
に
つ
い
て
は
、
助
成
制
度
を
検
討
さ
れ
た
い
。
○
農
地
利
用
集
積
円
滑
化
団
体
と
協
力
し
耕
作
放
棄
地
の
解
消
、
及
び
そ
の
予
防
に
向
け
た
事
業
を
推
進
さ
れ
た
い
。
3
担
い
手
の
育
成
に
つ
い
て
○
新
た
な
担
い
手
農
家
を
確
保
し
、
持
続
可
能
な
農
業
を
確
立
す
る
た
め
に
、
国
や
県
に
改
め
て
将
来
に
希
望
の
持
て
る
農
業
施
策
を
強
く
要
望
さ
れ
た
い
。
○
担
い
手
農
家
︵
認
定
農
業
者
、
集
落
営
農
組
合
︶
に
対
し
て
の
助
成
、
融
資
制
度
を
拡
充
さ
れ
た
い
。
○
新
た
な
担
い
手
育
成
の
た
め
、
関
係
機
関
、
農
業
団
体
及
び
地
域
農
業
者
等
と
の
連
携
を
図
り
、
各
種
相
談
、
研
修
会
、
受
入
れ
体
制
の
整
備
な
ど
、
各
種
支
援
策
を
検
討
し
推
進
さ
れ
た
い
。
4
農
地
利
用
集
積
の
促
進
に
つ
い
て
○
認
定
農
業
者
、
集
落
営
農
組
合
、
J
A
等
の
各
農
業
関
係
団
体
と
の
交
流
対
話
を
実
施
し
、
農
地
利
用
集
積
の
促
進
を
図
ら
れ
た
い
。
5
放
射
能
対
策
に
つ
い
て
○
放
射
性
物
質
検
査
を
実
施
し
、
的
確
に
情
報
を
報
告
し
て
安
全
性
を
ピ
ー
ア
ー
ル
し
て
い
た
だ
き
た
い
。
6
そ
の
他
○
熊
谷
の
農
産
物
は
、
消
費
者
に
優
し
く
栽
培
さ
れ
た
安
心
安
全
な
農
産
物
で
あ
る
こ
と
を
強
く
ピ
ー
ア
ー
ル
し
、
学
校
給
食
、
会
社
の
食
堂
な
ど
に
地
元
食
材
の
積
極
的
な
利
用
を
呼
び
掛
け
て
い
た
だ
き
た
い
。
○
戸
別
所
得
補
償
制
度
が
、
野
菜
、
畜
産
農
家
に
つ
い
て
も
実
施
さ
れ
る
よ
う
国
や
県
に
要
望
さ
れ
た
い
。
※﹁
建
議
﹂と
は
、
政
府
や
行
政
機
関
な
ど
に
意
見
を
申
し
立
て
る
こ
と
。
昨
年
十
一
月
九
日
、
十
日
、
千
葉
県
北
東
地
域
へ
の
県
外
視
察
研
修
が
二
十
九
名
の
委
員
が
参
加
し
て
行
わ
れ
ま
し
た
。
初
日
の
香
取
市
は
、
千
葉
県
一
位
の
耕
地
面
積
を
有
し
、
米
や
イ
モ
類
の
生
産
額
は
県
で
一
位
、
畜
産
は
二
位
と
い
う
農
業
生
産
額
の
多
い
千
葉
県
の
中
で
も
有
数
の
農
業
先
進
地
域
で
す
。
耕
作
放
棄
地
対
策
で
は
、
耕
作
条
件
の
悪
い
谷
津
間
の
農
用
地
を
中
心
に
新
里
地
区
等
で
、
円
滑
化
事
業
を
活
用
し
、
耕
作
放
棄
地
を
含
め
た
一
帯
の
農
地
を
市
が
全
て
借
受
け
、
担
い
手
農
家
に
貸
付
け
て
約
3
の
集
積
を
図
っ
た
り
、農
業
委
員
会
・
農
政
課
・
農
地
利
用
集
積
円
滑
化
推
進
員
・
登
録
農
家
が
連
携
し
て
耕
作
放
棄
地
解
消
に
向
け
て
の
活
動
実
績
の
説
明
が
あ
り
、
今
後
の
参
考
に
な
り
ま
し
た
。
ま
た
、
昨
年
の
大
震
災
に
よ
り
、
約
2
5
0
0
の
水
田
が
液
状
化
被
害
や
農
業
関
係
施
設
の
損
傷
を
受
け
た
が
、
関
係
者
の
ha ha
努
力
で
何
と
か
水
稲
の
作
付
け
に
こ
ぎ
つ
け
た
と
の
こ
と
で
し
た
。
二
日
目
は
、
旭
市
の
千
葉
県
東
総
野
菜
研
究
室
で
、
キ
ャ
ベ
ツ
、
大
根
、
レ
タ
ス
に
関
す
る
生
産
技
術
の
講
習
を
受
け
ま
し
た
。
土
壌
消
毒
に
頼
ら
な
い
輪
作
体
系
に
お
け
る
、
牛
ふ
ん
堆
肥
の
連
用
試
験
や
リ
ン
酸
減
肥
栽
培
試
験
等
の
圃
場
見
学
は
興
味
深
い
も
の
で
し
た
。
今
回
、
視
察
先
皆
様
の
ご
厚
意
に
よ
り
、
私
達
農
業
委
員
に
と
っ
て
必
要
な
農
業
委
員
活
動
の
先
進
事
例
視
察
と
、
農
業
技
術
の
講
習
と
い
う
二
本
柱
を
研
修
で
き
ま
し
た
こ
と
を
心
よ
り
感
謝
申
し
上
げ
ま
す
。
︵
森
宏
志
農
業
委
員
記
︶
農
業
委
員
県
外
視
察
農
業
委
員
県
外
視
察
市
長
に
建
議
書
を
提
出
市
長
に
建
議
書
を
提
種子をばら蒔きした畑にて
飼料稲の収穫風景
﹁
手
抜
き
作
業
の
勧
め
﹂
清
水
貞
雄
こ
の
コ
ー
ナ
ー
は
、
農
業
委
員
が
農
業
に
関
す
る
こ
と
を
自
由
に
述
べ
る
コ
ー
ナ
ー
で
す
。
❼
農
業
よ
も
や
ま
ば
な
し
農
業
よ
も
や
ま
ば
な
し
第27号
農 委 だ よ り
平成24年1月1日発行 ⑷﹁
今
昔
物
語
﹂
原
口
卓
戦
時
中
、
我
家
で
は
父
が
出
征
し
た
た
め
、
農
繁
期
に
東
京
の
大
学
生
が
二
人
勤
労
奉
仕
に
来
て
い
ま
し
た
。
戦
後
に
な
っ
て
も
、
二
人
は
大
学
を
卒
業
ま
で
、
夏
休
み
に
な
る
と
農
作
業
の
手
伝
い
に
来
て
く
れ
ま
し
た
。
ま
だ
、
小
学
生
だ
っ
た
自
分
は
、
﹁
今
年
も
ま
た
、
お
兄
ち
ゃ
ん
が
来
た
﹂
と
嬉
し
か
っ
た
の
を
覚
え
て
い
ま
す
。
そ
の
後
、
父
が
亡
く
な
る
ま
で
、
そ
の
人
達
と
は
交
流
が
あ
り
ま
し
た
。
そ
れ
か
ら
何
年
か
経
っ
て
、
農
協
の
斡
旋
で
新
潟
か
ら
団
体
で
、
農
繁
期
の
手
伝
い
と
し
て
若
い
女
性
た
ち
が
大
勢
や
っ
て
き
ま
し
た
。
自
分
の
家
も
約
一
ヶ
月
ほ
ど
、
寝
起
き
を
共
に
し
て
農
作
業
を
手
伝
っ
て
も
ら
い
ま
し
た
。
今
か
ら
考
え
る
と
、
の
ど
か
な
時
代
で
あ
っ
た
と
懐
か
し
い
思
い
で
あ
り
ま
す
。
今
で
は
、
稲
刈
も
手
刈
り
か
ら
バ
イ
ン
ダ
ー
、
そ
し
て
、
コ
ン
バ
イ
ン
と
な
り
、
運
搬
作
業
も
、
牛
車
か
ら
耕
運
機
、
軽
ト
ラ
ッ
ク
と
随
分
効
率
も
良
く
な
り
、
仕
事
も
楽
に
な
り
ま
し
た
。
現
在
の
農
業
環
境
は
農
業
者
の
高
齢
化
と
後
継
者
不
足
で
、
各
地
で
遊
休
農
地
が
増
加
し
て
い
ま
す
が
、
我
が
地
区
で
は
米
麦
、
飼
料
稲
、
飼
料
米
、
ね
ぎ
、
ブ
ロ
ッ
コ
リ
ー
等
、
担
い
手
農
家
が
多
角
的
な
経
営
を
行
い
、
ま
た
、
新
規
就
農
者
が
増
え
て
遊
休
農
地
が
減
っ
て
い
ま
す
。
昔
か
ら
﹁
農
業
は
国
の
基
本
な
り
﹂
と
言
わ
れ
て
い
ま
す
。
T
P
P
に
参
加
を
す
る
と
日
本
の
農
業
は
壊
滅
的
な
打
撃
を
受
け
る
と
懸
念
さ
れ
て
い
ま
す
。
我
々
は
命
の
源
で
あ
る
食
糧
の
生
産
の
た
め
、
先
人
達
か
ら
受
継
い
で
来
た
農
業
、
農
地
を
荒
廃
さ
せ
て
は
な
ら
な
い
と
思
い
ま
す
。
私
は
、
七
年
前
ま
で
会
社
勤
め
を
し
て
お
り
ま
し
た
の
で
、
農
業
は
週
末
と
祭
日
に
行
う
典
型
的
な
兼
業
農
家
で
、
作
物
は
稲
麦
と
自
家
用
野
菜
を
栽
培
し
て
い
ま
し
た
。
現
在
も
麦
を
除
き
当
時
と
作
付
け
は
変
え
て
お
り
ま
せ
ん
。
兼
業
農
家
は
、
農
作
業
時
間
の
制
約
が
多
い
た
め
、
農
業
に
当
た
る
時
間
を
い
か
に
節
約
、
少
な
く
し
、
週
末
と
祭
日
に
集
約
で
き
る
か
を
考
え
て
行
っ
て
き
ま
し
た
。
こ
れ
か
ら
紹
介
す
る
内
容
は
、
自
分
で
は
﹁
手
抜
き
作
業
、
言
い
換
え
れ
ば
合
理
化
作
業
﹂
と
思
っ
て
お
り
ま
す
。
ま
ず
、
稲
作
の
作
業
で
は
、
田
植
時
に
除
草
剤
と
元
肥
の
散
布
を
集
約
し
、
そ
の
ほ
か
の
時
期
に
は
一
切
行
い
ま
せ
ん
。
ま
た
、
水
の
管
理
も
水
田
は
掛
け
流
し
、
陸
田
は
モ
ー
タ
ー
に
タ
イ
マ
ー
を
設
置
、
自
動
で
ス
イ
ッ
チ
の
オ
ン
オ
フ
を
行
う
こ
と
に
よ
り
、
一
週
間
か
ら
十
日
に
一
度
見
回
る
程
度
で
十
分
管
理
で
き
、
収
量
も
特
に
悪
い
こ
と
は
あ
り
ま
せ
ん
。
次
に
秋
冬
野
菜
に
つ
い
て
お
話
し
ま
す
。
大
根
、
蕪
等
の
根
菜
、
小
松
菜
、
ち
ぢ
み
菜
等
の
葉
菜
は
、
畑
に
肥
料︵
堆
肥
・
化
成
・
石
灰
等
︶
を
散
布
し
、
耕
運
後
一
週
間
か
ら
十
日
後
く
ら
い
に
約
一
m
幅
く
ら
い
に
野
菜
の
種
子
を
ば
ら
蒔
き
、
そ
の
後
、
レ
ー
キ
等
で
種
子
と
土
を
か
き
混
ぜ
る
。
こ
れ
で
種
ま
き
は
完
了
で
す
。
ば
ら
蒔
き
の
良
い
点
は
、
種
子
の
落
し
具
合
が
適
正
な
間
隔
の
所
と
密
な
所
が
生
じ
る
こ
と
。
ま
た
、
土
の
か
か
り
具
合
が
深
い
所
と
浅
い
所
が
で
き
る
た
め
、
野
菜
の
成
長
に
差
が
生
じ
る
。
こ
れ
が
、
通
常
何
段
階
か
に
分
け
て
播
種
し
た
の
と
ほ
ぼ
同
じ
結
果
と
な
り
一
度
の
播
種
で
済
み
ま
す
。
特
に
兼
業
農
家
で
の
自
家
用
野
菜
作
り
に
お
勧
め
し
ま
す
。
興
味
を
お
持
ち
の
方
は
お
試
し
く
だ
さ
い
。
農
業
も
昔
か
ら
思
う
と
随
分
と
様
変
わ
り
し
ま
し
た
。
も
⑸ 平成24年1月1日発行
農 委 だ よ り
第27号農産物共進会 大いににぎわった会場
農
業
委
員
会
と
、
大
里
農
林
振
興
セ
ン
タ
ー
農
業
支
援
部
で
は
、
昨
年
に
引
き
続
き
産
業
祭
で
、
農
地
活
用
と
新
規
就
農
の
相
談
窓
口
を
開
設
し
ま
し
た
。
相
談
は
、
農
業
委
員
、
県
、
事
務
局
職
員
が
受
け
ま
し
た
。
相
談
内
容
は
、
﹁
相
続
し
た
農
地
を
誰
か
に
貸
し
た
い
が
、
熊
谷
市
で
は
ど
ん
な
対
策
が
あ
る
か
。﹂
﹁
退
職
後
に
少
し
耕
作
し
た
い
が
、
そ
れ
ま
で
の
間
借
り
て
く
れ
る
人
は
い
な
い
か
。﹂
な
ど
が
あ
り
ま
し
た
。
相
談
件
数
は
少
な
か
っ
た
で
す
が
、
農
業
に
関
心
を
持
っ
て
い
る
人
に
出
会
え
ま
し
た
。
第
7
回
熊
谷
市
産
業
祭
第
7
回
熊
谷
市
産
業
祭
第
7
回
熊
谷
市
産
業
祭
に
ぎ
わ
い
を
み
せ
た
﹁
第
7
回
熊
谷
市
産
業
祭
﹂
が
十
一
月
十
九
日
︵
土
︶
か
ら
二
十
日
︵
日
︶
に
か
け
て
、
熊
谷
ス
ポ
ー
ツ
文
化
公
園
に
お
い
て
開
催
さ
れ
ま
し
た
。
一
日
目
は
あ
い
に
く
の
雨
で
し
た
が
、
二
日
目
は
好
天
に
恵
ま
れ
、
熊
谷
産
の
新
鮮
な
農
産
物
や
、
加
工
品
を
求
め
る
大
勢
の
人
で
賑
わ
い
ま
し
た
。
特
に
﹁
う
ん
ま
い
ぞ
!
熊
谷
ふ
る
さ
と
の
味
ま
つ
り
!
﹂
の
会
場
で
は
、
最
近
の
B
級
グ
ル
メ
ブ
ー
ム
も
手
伝
っ
て
、
地
場
農
産
物
で
作
る
﹁
フ
ラ
イ
﹂
や
﹁
す
い
と
ん
﹂
な
ど
に
行
列
が
で
き
、
大
盛
況
で
し
た
。
大
和
芋
常
見
勝︵
男
沼
︶
や
つ
が
し
ら
田
口
耕
造
︵
佐
久
良
︶
白 菜
清
水
七
夫︵
秦
︶
大 根
森
川
幸
子︵
吉
岡
︶
ホ
ウ
レ
ン
ソ
ウ
梁
瀬
快
子
︵
佐
久
良
︶
ネ ギ
小
川
一
郎︵
太
田
︶
〃
青
木
勇
喜︵
長
井
︶
〃
新
島
利
彦︵
男
沼
︶
〃
田
部
谷
安
夫︵
太
田
︶
〃
吉
川
ア
イ
子︵
秦
︶
ご
ぼ
う
遠
藤
美
知
子︵
男
沼
︶
き
ゅ
う
り
江
黒
良
夫︵
太
田
︶
〃
市
川
晃︵
長
井
︶
ブ
ロ
ッ
コ
リ
ー
馬
場
和
延︵
江
南
︶
〃
小
林
眞︵
奈
良
︶
キ
ャ
ベ
ツ
梁
瀬
馨
︵
佐
久
良
︶
人 参
高
柳
功︵
男
沼
︶
〃
森
宏
志︵
妻
沼
︶
り
ん
ご
木
村
安
男︵
江
南
︶
味 噌
戸
井
田
松
枝︵
長
井
︶
〃
橋
勝
子︵
江
南
︶
ま
た
、
ド
ー
ム
内
で
は
、
今
年
も
農
産
物
共
進
会
が
開
催
さ
れ
、
多
数
の
農
産
物
が
出
品
、
審
査
さ
れ
ま
し
た
。
共
進
会
の
一
等
に
選
ば
れ
た
皆
さ
ん
は
次
の
と
お
り
で
す
。
︽
表
彰
者
一
覧
︾
︵
順
不
同
・
敬
称
略
︶
キ
ヌ
ヒ
カ
リ
見
内
利
雄︵
奈
良
︶
彩
の
か
が
や
き
荒
川
米
造︵
男
沼
︶
〃
三
村
進︵
吉
見
︶
小 麦
田
稔︵
太
田
︶
〃
成
塚
伸
夫︵
長
井
︶
大 豆
橋
本
毅︵
本
店
営
業
︶
小 豆
原
口
弘︵
成
宮
︶
ご ま
橋
本
毅︵
本
店
営
業
︶
大
和
芋
小
林
高︵
男
沼
︶ 会場を散策する人たち
出張相談窓口
地粉やうどんを販売する農業経営者協議会
農
地
活
用
・
新
規
就
農
出
張
相
談
窓
口
を
開
設
農
地
活
用
・
新
規
就
農
出
張
相
談
窓
口
を
開
設
熊
谷
市
農
業
経
営
者
協
議
会
か
ら
妻
沼
地
区
と
熊
谷
地
区
の
成
田
支
部
が
産
業
祭
に
出
店
し
ま
し
た
。
妻
沼
地
区
は
地
粉
と
地
粉
の
生
う
ど
ん
を
販
売
し
、
成
田
支
部
は
会
場
で
餅
を
つ
き
、
か
ら
み
餅
と
あ
ん
こ
餅
に
し
て
販
売
し
ま
し
た
。
盛
況
で
二
日
間
と
も
完
売
と
な
り
ま
し
た
。
お
買
い
求
め
い
た
だ
き
あ
り
が
と
う
ご
ざ
い
ま
し
た
。
農
業
経
営
者
協
議
会
と
し
て
、
熊
谷
市
産
業
祭
に
貢
献
で
き
て
よ
か
っ
た
で
す
。
農
業
経
営
者
協
議
会
も
参
加
農
業
経
営
者
協
議
会
も
参
第27号
農 委 だ よ り
平成24年1月1日発行 ⑹放
射
性
物
質
の
調
査
三
月
十
一
日
に
発
生
し
た
東
日
本
大
震
災
の
影
響
で
、
東
京
電
力
福
島
第
一
原
子
力
発
電
所
で
事
故
が
発
生
し
、
放
射
性
物
質
が
漏
れ
出
し
ま
し
た
。
そ
れ
に
よ
り
農
産
物
等
が
汚
染
さ
れ
る
事
態
が
発
生
し
ま
し
た
。
1
暫
定
規
制
値
に
つ
い
て
厚
生
労
働
省
は
、
原
子
力
安
全
委
員
会
が
設
定
し
た
指
標
を
も
と
に
、
飲
料
水
や
牛
乳
・
乳
製
品
、野
菜
、穀
類
、肉
、卵
、魚
な
ど
に
つ
い
て
、
放
射
性
物
質
の
暫
定
規
制
値
を
定
め
ま
し
た
。
例
え
ば
、放
射
性
ヨ
ウ
素︵
ヨ
ウ
素
1
3
1
な
ど
︶
は
野
菜
で
1
キ
ロ
グ
ラ
ム
あ
た
り
2
0
0
0
ベ
ク
レ
ル
な
ど
と
な
っ
て
い
ま
す
。
放
射
性
セ
シ
ウ
ム
︵
セ
シ
ウ
ム
1
3
4
と
1
3
7
の
合
計
︶
は
野
菜
、
穀
類
、
肉
・
卵
は
5
0
0
ベ
ク
レ
ル
と
な
っ
て
い
ま
す
。
飲
料
水
や
牛
乳
・
乳
製
品
は
さ
ら
に
厳
し
い
規
制
値
が
設
け
ら
れ
て
い
ま
す
。
規
制
値
を
超
え
た
場
合
に
は
、
原
子
力
災
害
対
策
特
別
措
置
法
に
基
づ
く
国
の
指
示
に
よ
り
市
町
村
等
の
単
位
で
出
荷
自
粛
と
な
り
ま
す
。
2
野
菜
の
検
査
状
況
埼
玉
県
で
は
農
林
水
産
省
の
協
力
を
得
て
、
三
月
二
十
日
か
ら
、
ほ
ぼ
週
一
回
の
ペ
ー
ス
で
放
射
性
物
質
の
検
査
を
継
続
し
て
い
ま
す
。
野
菜
、
米
、
麦
等
で
は
、
暫
定
規
制
値
を
超
え
る
こ
と
は
あ
り
ま
せ
ん
で
し
た
。
最
近
は
ほ
と
ん
ど
の
品
目
で
放
射
性
物
質
を
検
出
し
な
い
︵
2
0
ベ
ク
レ
ル
未
満
︶
状
況
に
な
っ
て
い
ま
す
。
原
発
事
故
直
後
は
、
大
気
中
に
放
出
さ
れ
た
放
射
性
物
質
が
、
栽
培
中
の
作
物
に
降
下
・
付
着
し
、
特
に
、
重
量
に
対
し
て
、
表
面
積
が
大
き
い
ホ
ウ
レ
ン
ソ
ウ
等
の
非
結
球
性
葉
菜
類
な
ど
が
高
い
値
を
示
し
ま
し
た
。
熊
谷
市
の
ホ
ウ
レ
ン
ソ
ウ
も
放
射
性
ヨ
ウ
素
が
1
9
0
0
ベ
ク
レ
ル
、
放
射
性
セ
シ
ウ
ム
が
1
7
8
ベ
ク
レ
ル
と
高
い
値
で
し
た
。
放
射
性
ヨ
ウ
素
は
、
放
射
能
が
半
分
に
な
る
半
減
期
が
八
日
と
短
い
た
め
、
八
日
間
で
2
分
の
1
、
十
六
日
間
で
4
分
の
1
と
急
速
に
放
射
能
が
減
っ
て
い
き
ま
す
。
そ
の
た
め
、
現
在
は
検
出
さ
れ
な
く
な
っ
て
い
ま
す
。
し
か
し
、
放
射
性
セ
シ
ウ
ム
1
3
7
は
半
減
期
が
三
十
年
と
長
い
た
め
、
土
壌
に
残
り
、
根
か
ら
吸
収
さ
れ
る
可
能
性
が
あ
り
ま
す
。
3
お
茶
に
つ
い
て
五
月
か
ら
七
月
に
か
け
て
、
生
茶
葉
、
製
茶
、
飲
用
茶
な
ど
の
検
査
を
行
い
、
暫
定
規
制
値
を
超
え
る
も
の
は
あ
り
ま
せ
ん
で
し
た
。
と
こ
ろ
が
、
九
月
に
厚
生
労
働
省
が
発
表
し
た
検
査
で
、
暫
定
規
制
を
超
え
る
も
の
が
あ
っ
た
た
め
、
現
在
は
す
べ
て
の
製
茶
に
つ
い
て
検
査
を
行
い
、
暫
定
規
制
値
内
の
製
品
に
は
検
査
済
み
シ
ー
ル
を
貼
る
こ
と
と
し
ま
し
た
。
4
そ
の
他
四
月
の
時
点
で
、
牧
草
が
暫
定
許
容
値
を
超
え
る
こ
と
が
あ
り
、
牛
の
放
牧
や
飼
料
給
与
の
自
粛
を
行
い
ま
し
た
が
、
現
在
は
解
除
さ
れ
て
い
ま
す
。
ま
た
、
腐
葉
土
等
の
農
業
用
資
材
の
一
部
に
つ
い
て
は
、
放
射
性
物
質
の
汚
染
の
恐
れ
が
あ
る
た
め
、
利
用
自
粛
は
継
続
し
て
い
ま
す
。
今
後
と
も
放
射
性
物
質
に
関
す
る
情
報
提
供
を
行
っ
て
い
き
た
い
と
思
い
ま
す
。
農
産
物
の
調
査
に
あ
た
っ
て
は
、
生
産
者
の
皆
様
を
は
じ
め
と
し
て
関
係
機
関
の
ご
協
力
を
お
願
い
し
ま
す
。
大
里
農
林
振
興
セ
ン
タ
ー
農
業
支
援
部
電
話
0
4
8
-5
2
6
-2
2
1
0 サンプリングの状況
放射性物質の農産物への影響調査状況(埼玉県)
平成23年11月17日現在
農
産
物
畜 産
物
野菜類
米
麦 雑穀類 果樹類 キノコ類
茶 農産加工品
計 原乳 肉・卵・他
計 検体
数
259
120
35 20 63 40 1763
21 2321
67 91 158
9 2488
品目 数
35
1
1 3 14 1 1 2 58 1 5 6 4 68
市町 村数
56
62
31 15 34 22 26 13
39 22
9 品 目
米 ※予備調査7、本調査 66、追加調査47 小麦、二条大麦、六条大 麦、はだか麦
ソバ、エゴマ、ダイズ ウメ、ブルーベリー、ナシ、 クリ、ミカン、カキなど 原木シイタケ、菌床シイタケなど 一番茶及び二番茶、生茶 葉、製茶、飲用茶 あんぽ柿、乾シイタケ
・原乳
・牛肉・豚肉・鶏肉(タマシャモ) ・鶏卵・ハチミツ
アユ、ホンモロコ、 ニジマス、ワカサギ 水 産 物
合 計
アンダーラインが引いてあるものは熊谷市で実施した品目
ホウレンソウ、コマツナ、キャ
ベツ、ナス、ハクサイ、ブロッ
コリー、ネギ、キュウリ、トマ