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小笠原宏昌議員 15 番小笠原宏昌君登壇 15 番 ( 小笠原宏昌君 ) 私は 通告いたしました浜岡原子力発電所の安全確保について質問をさせていただきます 国は昨年 7 月 4 日に 中部電力に浜岡原発 4 号機でのプルサーマル計画について原子炉設置変更申請に設置許可を出した これを受けて市は 地元

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ガス、特に先ほども市庁舎の中で、市庁舎というか、市の関係の中でどのようなガスが一番多 いかといったら、炭酸ガスが九十何%と言いましたですか、大半が炭酸ガスでございますので、 これをいかに少なくするかということは待ったなしの努力目標でございますので、できること から順次やっていくと。先ほど、電灯の消し等を細かくやるとか、いろいろなお話がございま したけども、そういうことを徹底するようにお願いします。 それから、先ほど子供たちとか一般世帯に対してもPR、それから活動をやっていくという お話がございましたけど、私自身は、市庁舎でもこういうことをやってるんだよということを 何かの中でPRというか、説明して、皆さん方もこういうふうな活動をしてみたらいかがでし ょうとか、活動してもらいたいというようなことを話すなり説明するなりということが私は大 切であるし、市民にとっても参考になるんではないかと思っておりますけども、その点につい ていかがでございましょうか。 ○議長(伊藤壽一君) 答弁を求めます。 太田市長。 ○市長(太田順一君) 先ほども答弁申し上げましたように、今までは実施計画書というものが なかったもんですから、一事業所であります市役所におきましては、やはり市民の皆さんに環 境についての関心をもっと持っていただきたいということが言えなかったわけですが、この1 年間の調査結果によりまして分析ができたということであります。当然これは数値目標に対し て、市としましても一事業者として当然責任を持ってこの排出については抑制していくという 気持ちでおります。 ただ、1つ私が気がかりなのは、この分析の結果、菊川病院といったああいった病院が半分 近く出ているわけでありまして、そういうところのこれからの排出に対しての数値目標の設定 とか、あるいは公共の学校とか図書館とかそういったところについての理解を市民の皆さんに いただかないと、なかなかこれから公共施設においての排出規制というものをしていくのは本 当に大変だなあと、そんなことが今回のこのデータの中での実感でございました。そうは言い ましても、環境というのはこれからも地球規模の温暖化というのは避けられないわけでありま すから、いろいろな手法を使ってこれからの行政としての環境に対する取り組みというものを 積極的に行っていきたいと、そのように考えております。 以上です。 ○議長(伊藤壽一君) 答弁が終わりました。 落合克郎議員。 ○6番(落合克郎君) 終わります。 ○議長(伊藤壽一君) 以上で6番 落合克郎議員の質問を終わります。 ───────────────────────────────────────── ◇ 小 笠 原 宏 昌 君 ○議長(伊藤壽一君) 次に、15番 小笠原宏昌議員の質問を許します。

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小笠原宏昌議員。 〔15番 小笠原宏昌君登壇〕 ○15番(小笠原宏昌君) 私は、通告いたしました浜岡原子力発電所の安全確保について質問 をさせていただきます。 国は昨年7月4日に、中部電力に浜岡原発4号機でのプルサーマル計画について原子炉設置 変更申請に設置許可を出した。これを受けて市は、地元4市対策協議会、国主催の研修会やシ ンポジウムなどを数多く実施し、多くの市民に情報提供等が行われました。 プルサーマル計画については、現在濃縮ウランを使った発電においても 30%程度はプルトニ ウムの核分裂によって発電がされており、浜岡原発のプルサーマル計画は全燃料の 30%にプル トニウムをまぜてつくるモックス燃料を使用し発電しようとするもので、技術的に安全性は十 分担保できるという説明がされてきました。 浜岡原発4号機の地震についての安全対策は、目標地振動、これちょっと字がちがっており ましたので修正してください。目標地震動を 1000ガルに自主的に設定し、耐震裕度向上工事を 行うなど、柏崎刈羽原発でのふぐあいも考慮した工事を行っています。もし突発的に地震が発 生した場合には、原子炉建屋にある地震計が地震の初期、それは二、三秒ということですが、 地震動 150ガルを感知するとただちに全制御棒が自動で挿入され、発電所は自動的に停止する。 柏崎刈羽原発でもこのことは実証されております。ほかにも多くの安全対策がされており、現 在の知見で考えられる安全確保は行われていると判断をされます。 こうした取り組みや説明会を通じ、多くの市民は、積極的ではないが、プルサーマル計画は やむを得ないという理解が進んでいると考えています。しかし、市民の理解は現在の原子力発 電に対する安全性が確保されているということが大前提のものであり、今後新たな知見や研究 結果が明らかになり、安全性に疑義が生じた場合は、安全協定に沿って情報の公開や措置の要 求、運転の停止等を厳しく求めていくということは当然のことであります。こうした考え方に より、計画の容認をされた多くの議員が、さきの全協の議論の結果、過半数を占め、議会とし て2月 12日の全協で結論が出されたという経過であると私は理解をしております。 そうした中、関係4市がプルサーマル計画に容認の方針が出そろったことにより、中部電力 が浜岡原発4号機で 2010年度から導入を目指すプルサーマル計画について、御前崎、牧之原、 掛川、菊川の4市でつくる浜岡原発安全等対策協議会(4市対協)が 21日臨時会を開き、計画 を正式に了承したと報道されました。市民にとって安全対策等を議論する4市対協の今後の推 移が大変重要な関心事となっております。 そこで、市長にこの件について所見をお伺いいたします。 2月 21日の臨時4市対協の内容はどのようなものであったのか。今後、安全の確保などをい かにして担保していくのか。また、その説明を市民の皆さんにどのように行うのか伺い、さら に核燃料サイクル交付金の配分率等について先月2月 26日に報道された知事の発言をどのよ うに受けとめたのか、お伺いをいたします。

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以上、登壇での質問を終わります。 ○議長(伊藤壽一君) 小笠原議員の質問が終わりました。 市長の答弁を求めます。 太田市長。 〔市長 太田順一君登壇〕 ○市長(太田順一君) 小笠原議員の浜岡原子力発電所の安全確保に関する質問にお答えします。 最初に、2月 21日に開催された浜岡原子力発電所安全等対策委員会臨時会の内容について御 報告申し上げます。 今回の臨時会は、浜岡原子力発電所4号機のプルサーマル計画の最終的な受け入れについて、 4市の協議の結果と意見を確認するために開催されたものでございます。 議事につきましては、各市から検討の経過と結果並びに検討の中で出された課題や意見など について発言がされました。私からは、合併により隣接市となった菊川地区と小笠地区の温度 差を感じ、それ以来研修会などを開催して原子力に関する情報の提供を進めてきた経緯、庁内 対策委員会と議会での協議結果などについて報告したところであります。特に議会の全員協議 会におきましては、慎重に御協議をいただき、最終的には受け入れ容認に賛成 14人、反対7人 という形でお考えを取りまとめていただきましたが、この結果の重みは私も強く感じており、 慎重なる御意見も忘れてはならないということも申し述べてまいりました。 臨時議会の結論としましては、プルサーマル計画は受け入れることとし、国、県、電力事業 者に対する要望について、今後4市対協を中心に取りまとめ、申し入れしていくことといたし ました。 次に、今後安全の確保等をいかに担保していくか、またその説明を市民にどのように行うか との質問でございますが、プルサーマル計画も含めて原子力政策は安全・安心が第一であるこ とは言うまでもありません。私も2月 14日に経済産業省の資源エネルギー庁と原子力安全保安 院へ直接出向き、計画受け入れの協議状況などについて説明を行い、問題、意見などを伝える とともに、今後の原子力政策について協議をしてまいりました。具体的には、さらなる安全確 保のため、新潟県中越沖地震の検証結果や新たな治験に基づく対策などを講ずるとともに、今 まで以上の情報公開についてお願いを入れてまいりました。特に情報の公開につきましては、 議会で御協議をいただく中で出されました中越沖地震の検証、分析結果の説明や新耐震指針に よるバックチェック評価の報告説明について強く要望をしてまいりました。 プルサーマル計画は4市におきまして受け入れ容認の方向が示されたわけでありますが、今 後も原発に関しては、国の監督、監視はもとより、県及び関係4市が連携を図り、議会、行政、 市民が歩調を合わせて監視していくことが重要であると認識しております。引き続き、浜岡原 子力発電所の安全確保等に関する協定書に基づき、4市と県が連携・協力し、浜岡原発の周辺 環境の安全確保のため、確認や監視等を実施してまいります。 また、これにあわせて、原子力政策や原子力発電等の安全・安心につながる研修会などや原

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子力関係施設の視察研修等を実施する中で、市民に対する原子力政策等の説明や理解活動を進 めてまいりたいと考えております。 次に、交付金の配分についての知事発言をどのように受けとめたかとの御質問でありますが、 先ほど御答弁しましたとおり、交付金の配分等を含む意見や課題につきましては、今後4市対 協で協議することとしたところであり、その結果を要請する前の発言であり、正直なところ驚 きを感じたことは事実であります。この発言につきましては、定例の記者会見において記者か らの質問に答えたコメントが新聞掲載されたもので、正式に話があったものではございません。 知事は以前から地元地域の意向を尊重する立場を表明しておりますので、交付金の配分等を含 めた要望事項につきましては、今後4市対協で協議をしてまいります。 主な要望事項等につきましては、公共の福祉向上と地域との共生を図るための地域振興策の 展開、さらなる耐震安全の確保と管理指導の強化、説明責任を果たすべく情報の公開などにつ いて意見を取りまとめ、国、県、電力事業者へ申し入れしていきたいと考えております。 以上で小笠原議員への答弁とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(伊藤壽一君) 答弁が終わりました。 小笠原議員、再質問ありますか。 小笠原議員。 ○15番(小笠原宏昌君) 答弁を聞いてもう少し確認をしたい点がありましたので、再質問さ せていただきます。 まず、2月 21日の臨時4市対協の内容について今御説明いただいたわけですが、要約すると、 それぞれの関係市の中での議論の経過と結果についての報告があったということだったと思い ます。そういう中で、議員の皆さんにも配られた、菊川市の取り組みというのを以前配ってい ただいたのがあるわけですが、これを見ますと、市内の研修会がこのプルサーマル関係で 11 回ほど行われておりますし、視察研修も8回行われているということがこの中で読み取れるわ けです。当初の計画発表が、平成 17年9月 13日から数えますと、最終的に結論が出された2 月の終わりごろ、数えますと大体2年と5カ月ぐらいの期間の間の取り組みということになろ うかと思います。そういうことを菊川市の中でされてきたことを報告されたと思いますが、そ ういう菊川市の報告をされた。関係市のあと3市の御報告も聞かれたと思うんですが、それと 比較してどのような感想をお持ちになったか、お伺いしたいと思います。 ○議長(伊藤壽一君) 答弁を求めます。 太田市長。 ○市長(太田順一君) まず、4市と申しましても、隣接市と、そして立地市の考え方が違うと いうこと。あとの隣接市につきましての首長からの報告につきましては、容認するという話で ありまして、それまでの過程につきましては、先般は余り報告がなかったわけであります。し かし、私はお話ししておりますように、菊川市としては平成 17年から原子力行政につきまして は、情報を市民の皆さんに提供するということのいろいろなシンポジウムとか広報活動につき

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ましては、よその隣接市よりも内容的にも回数的にも充実していたのかなと、自分ではそのよ うに考えております。そういうことでよろしいでしょうか。 ○議長(伊藤壽一君) 答弁が終わりました。 小笠原議員。 ○15番(小笠原宏昌君) 私も自分なりの情報を集めた中で思うに、菊川としては隣接に、勝 ち負けという表現はおかしいかもしれませんが、かなり一生懸命努力した中での経過があった んではないかなというふうには思っています。 そういう中で、結論が最終的に出されたということでありますが、その経過を見ますと、議 会の中でもそうですが、市民の皆さんも大変このプルサーマルについては関心が高くて、やは り地震等のことを考えるとどうしてもやっぱり不安が拭い切れないという方も当然いらっしゃ ると思います。そういうことを考えますと、ほかの隣接の状況もありますけども、菊川のやは り市民の空気というんですか、そういうことを考えますと、このプルサーマルの結論に至った 経過とか、さらには今後の安全確保をどのように求めていくのかということについて、菊川の 市民の皆さんに何らかの形で報告をするということも必要ではないかなと思うんですが、その 点についてはどういうふうにお考えでしょうか。 ○議長(伊藤壽一君) 太田市長。 ○市長(太田順一君) まず、基本的には情報を公開する、情報を市民の皆さんに提供するとい う基本的な考え方は以前から全く変わっておりません。そういう中で、これからも原子力の立 地市の隣接地として原子力情報というものは随時出していきたいと、そのように考えておりま す。 そういう中で、今環安協という組織があるわけですが、その中で環安協だよりというものが 発行されております。これは昔からの5町当時からのEPZの範囲の中の配布でございまして、 それにつきましても、その場におきまして私も菊川市民に公平に、今までの歴史があるわけで ありますが、情報を提供できるように今ずっと言い続けているわけであります。したがいまし て、市民の皆さんがいろんな原子力に対する情報を入手できる。今までもどういうふうな歩み であったかとか、それからこれからどのような原子力行政というものは必要であるのかとか、 そういうこともこれからは随時お知らせをしていきたいと、そのように考えております。 ○議長(伊藤壽一君) 答弁が終わりました。 小笠原議員、再質問ありますか。 小笠原議員。 ○15番(小笠原宏昌君) 私が質問の趣旨というのは、今の市長の答弁もわかるんですが、要 するにプルサーマルを受け入れるという容認の経過、またどういう経過をたどって最終的にそ ういう結論になったのかということも市民の知りたい情報の一つなのかなというふうに思った んで、ぜひまたそういうことも検討していただければ市民の理解が深まるという、また安心す る気持ちにもつながるんではないかなというふうに思いますので、御検討いただきたいという

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ふうに思います。 それからもう一点は、核燃料サイクル交付金の関係なんですが、知事の発言について市長も 大変驚いたというような発言がありました。私も新聞を朝見たときに、えっというふうな、声 こそ出さなかったですけど、ちょっとやっぱり驚きを感じました。そういう中でありましたが、 実際にその発言があったということを考えますと、やはりこういう話というのは我々の想像で きないいろんな動きが実際あるのかなということも考えさせられた面があるわけですが。 現実的には、この関係で報道などを見ますと、各市長さんのコメントが紹介されまして、例 えば牧之原市長さんは、従来どおりの配分方法ということで静観していくよと。掛川市長さん は、立地市は5割と、残りは3市で均等でどうだというようなメッセージを出されてると。菊 川市長さんのお考えはというたら、知事発言について直接聞いているのではないのでというよ うなコメントが紹介されておりましたが、非常にデリケートな問題ではあろうかと思いますが、 このことについては、市民の皆さんの一つの意見というんですか、空気としては、原発と共存 共栄するという立場に合併することによって旧菊川町の市民の皆さんもなったわけですから、 それはそれとしてもうそういう自覚でいくしかないのかなと。 しかし、共存共栄といいながらも、やはり地域に何かしらのメリット、地域振興のようなも のが見えてくるといいのになという声がやはり聞こえるわけですね。そのことをやっぱり踏ま えますと、我々の立場としても、非常にデリケートな問題で話はしにくいのかもしれませんが、 やはり市長にそのことについて、どのような姿勢で地域振興、原発と共存共栄のまちづくりを どのように進めるかという観点では、やはりお伺いをしておかなきゃならないのかというふう に思いますので、関係市のそれぞれの市長さんのメッセージがありましたが、市長としてはこ の問題にどのような姿勢で、できるだけ菊川市にとってメリットが生み出せるようなというこ とだと思いますが、お考えをお伺いできればと思います。 ○議長(伊藤壽一君) 答弁を求めます。 太田市長。 ○市長(太田順一君) 今小笠原議員が言われたことは交付金の配分のことだと思いますが、こ れは先ほど申し上げましたように、やっぱり4市対協できちっと話をしていきたいと思います。 当然、今議会の皆さんもこの要望あるいはこの交付金につきましても御協議いただいておりま すので、当然最終的に議会と執行部で調整をして、やはり4市対協の方に申し入れをしていき たいと思います。今ここで何%とか、高いとか安いとかということではなくて、やっぱり市民 の皆さんに説明ができるように、きちっとしてから市としての考え方というものは出していき たいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(伊藤壽一君) 答弁が終わりました。 小笠原議員、質問ありますか。 小笠原議員。 ○15番(小笠原宏昌君) ぜひ、できるだけ努力をいただきまして、原発に隣接する菊川市と

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して、市民の理解が進むような取り組みを期待して質問を終わります。 ○議長(伊藤壽一君) 以上で 15番 小笠原宏昌議員の質問を終わります。 ここで 11時 15分まで休憩といたします。 休憩 午前11時05分 再開 午前11時17分 ○議長(伊藤壽一君) 休憩を閉じて会議を再開します。 ──────────────────────────────────────── ◇ 宮 城 力 弘 君 ○議長(伊藤壽一君) 次に、12番 山口博茂議員の質問でございますけども、答弁者が1時か らお見えになるということでございますので、次の1番 宮城力弘議員の質問を許します。 宮城議員。 〔1番 宮城力弘君登壇〕 ○1番(宮城力弘君) 私は、平成 20年度第1回定例議会に際しまして2つの質問をさせていた だきますが、初めの菊川市の基幹作物、特産であります茶業への市の機構の取り組みについて は、昨日の同僚議員の代表質問の中で回答いただいておりますが、視点を変えてお伺いしたい と思います。 本年も新茶のシーズンを目前に、茶生産者農家は一番茶価格に期待し栽培管理に努められて いるものと思われます。ここ近年、茶況は、核家族化や茶の間の減少等生活スタイル面の生活 の変化によりまして、急須の茶からドリンク茶へ、茶葉からティーバッグやインスタントへ、 また混合茶などの商品の増加など消費面の変化や、さらには贈答文化の変化により農産物から また食品原料へと流通面の変化など、茶業環境を取り巻く環境の変化がうかがわれます。 静岡県内の昨年 19年度の荒茶生産量は3万 7,649トン、前年対比で見ますと 94、6%の減 産となっております。荒茶総生産額についてはまだ公表されておりませんが、荒茶単価につい てみますと、一番茶が前年対比で 102%、二番茶が 99%、三番茶が 90%、秋番茶が 108%とな っており、年間平均単価は前年とほぼ同等の 1,550円前後の単価と推測されております。 消費面においては、18年度実績ですが、全国1世帯当たりの年間消費量は 1,101グラムと、 前年対比で 97%と、3%の減少となってきております。1日1世帯当たり3グラムの消費量と なっております。また、緑茶飲料の生産量については、平成6年以降急速に伸びてまいりまし たが、平成 17年度が 265万キロリットル、18年が 244万キロリットルと、前年対比で 92%、 8%の減産量となっており、消費もやや頭打ちがうかがわれます。 このような状況の中で、菊川市の農業産出額の 60%を占める茶産出額は、平成 12年の 82億 円――これは旧菊川町と小笠町の産出額を合わせたものでございます――をピークに、生葉価 格や荒茶価格の低迷によりまして、平成 16年度が 75億円、17年度が 70億円、18年度は 69 億 5,000万円と年々減少傾向にあります。したがって、茶生産農家の 10アール当たりの荒茶販 売価格は、平成 18年が 40万 8,000円ぐらい、それから 19年は 38万円となり、生産農家の生

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葉販売額についても 18年が 28万円、19年が 26万円と年々5%前後の減額販売額となり、大 変厳しい茶況となってきております。このような厳しい情勢の中で、高齢化による担い手不足 や茶業に見切りをつける放置茶園等がふえ、本年度の茶価によっては、これが急速に進むもの ではないかと思われます。 このようなことから、菊川の基幹作物・産業であります菊川茶を守り振興させるために、市 長の施政方針の中でも、茶業については、組織の強化や生産組織経営体の育成、活気ある茶産 地、菊川茶の知名度アップなど施策の検討を進めると掲げております。また、私も 12月議会一 般質問でも、組織のあり方について早急な対応をお伺いさせていただき、市長から、市の組織 のあり方についても研究し、前向きに取り組んでいきたいとの答弁でありました。前回も種々 問題点を申し上げたことなど、また先ほど申し上げましたとおり、大変厳しい状況に迫られて おりますので、一刻も早く茶業一体化組織の中で茶業振興対策や深蒸し菊川茶のブランド化、 消費拡大PR、知名度アップなど、関連事業を一部署で行う新部署設置について、昨日の同僚 議員の質問で回答いただいておりますが、20年度より新たに推進部署を設け、専門的に取り組 み、総合的な振興策を協議していくとのことですが、推進部署の構成についてお伺いさせてい ただきます。 次に、一般木造住宅の耐震補強対策と高齢者世帯への耐震シェルター補助政策の考えについ てお伺いいたします。 静岡県では、東海地震による建築物等の倒壊被害を軽減するために、地震に強い家づくりを 目指す「TOKAI−ゼロ」プロジェクトの主要施策であります建築士などによる木造住宅の 無料耐震診断事業「我が家の専門家診断」事業を平成 13年から5カ年事業で進められてきまし たが、平成 17年度末で4万 3,305件が診断を受け、そのうちの耐震補強工事を行った件数は 4,446件と1割にとどまり、耐震補強工事が進まない状況となっており、また 18年度において も専門家による耐震診断は 3,690棟、前年比で 40.9%、耐震補強助成件数は 1,615棟、前年比 で 21.1%と、耐震補強工事が進まないのが現状とのことであります。 この事業も、5年間を3年間延長し、本年度 20年度末までに住宅の耐震補強件数1万戸を目 指しているようですが、現状では6割にとどまり、目標達成は容易ではない実情であります。 このような中で、県は木造住宅の耐震化の促進を基本とし、資力がない高齢者の安全確保に向 け、住宅内部へ大震災などで家屋が崩壊しても設置場所の部屋の内部が壊れない耐震シェルタ ー設置支援事業に取り組み、市町が高齢者 65歳以上の住宅に補助制度を創設し、各世帯に対す る市町の補助額の2分の1を負担する制度を検討しているようですが、菊川市としての制度施 行についてのお考えはどうか、お伺いいたしたいと思います。 1として、菊川市の一般木造住宅の耐震補強対策の進捗状況と取り組みの状況についてお伺 いいたします。 2つ目として、高齢者世帯への耐震シェルター補助制度の考えについてお伺いいたします。 以上、登壇からの質問を終わります。よろしくお願いいたします。

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○議長(伊藤壽一君) 宮城議員の質問が終わりました。 市長の答弁を求めます。 太田市長。 〔市長 太田順一君登壇〕 ○市長(太田順一君) 宮城議員から基幹作物茶業への機構の取り組みと一般木造住宅の耐震補 強対策、高齢者世帯への耐震シェルター補助制度の考え方、2点の御質問をいただいておりま す。 昨日もお茶関係の代表質問をいただきまして、お茶に対するいろいろな私の思いを述べさせ ていただきました。そのような中で、宮城議員から、より具体的に基幹作物茶業への機構の取 り組みについてというお話でありますので、少し突っ込んだ答弁をさせていただきたいと思い ます。 まず、基本的には、きのうもお話ししましたように、茶業振興に当たりましては、生産から 販売、消費に至るまでさまざまな場面において行政として積極的なかかわりを持ち、その役割 を果たしていかなければならないということは昨日申し上げたとおりであります。そういった 中で、宮城議員からも組織についての具体的な提案もいただいております。新年度の体制とし ましては、20年度の体制としましては、建設経済部内に茶業の振興の室を新設しまして、3名 ほどのフットワークのいい担当職員を配置していきたいと思っております。そして、今茶業協 会は商工観光課に属しておりますが、生産から販売、消費までということをかんがみまして、 茶業協会の事務局もこの茶業振興の室に担当させていきたいと、そのように考えております。 したがいまして、職員が現場に出向いて、直面している現場の状況をまず的確にとらえること が 20年度の室の仕事と位置づけまして、施策に反映するために各方面とのさらなる連携を推進 していきたいと、そのように考えております。 次に、一般木造住宅の耐震補強対策と高齢者世帯への耐震シェルター補助制度についてお答 えします。 最初に、「TOKAI−ゼロ」事業への取り組みでございますが、菊川市内には昭和 56年5 月 31日以前の旧の建築基準法に基づいて立てられた木造住宅が約 3,600棟ございます。このう ち、平成 13年度から始まりました「TOKAI−ゼロ」補助事業による「我が家の専門家診断」 を行った建物が現在までに 1,142棟となっております。しかしながら、補助事業を活用して補 助工事が実施されたものは 38棟で、補強工事には大きな費用がかかる上、建物だけでなく地盤 が悪いという悪条件が重なる場合もあり、低迷しているのが現状であります。 市では現在、補強工事に対して 30万円――障害者や 65歳以上の老人世帯には 50万円であり ますが――を上限とする補助を県の支援をいただき実施しておりますが、これに加えまして新 規事業として、市の単独による上乗せ補助を、1件当たり 20万円でございますが、平成 20年 度当初予算に計上させていただき、実施してまいりたいと考えております。 次に、高齢者世帯への耐震シェルター補助制度の創設でございますが、震災で死傷者を効果

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的に減らすために、住家の耐震補強や家具の転倒防止が有効ということは既に実証されている ことは御存じのことと思います。このことから、民間事業者が、地震により家屋が倒壊した場 合でも日常ふだん生活する空間を安全に確保できる耐震シェルターを開発いたしました。この 耐震シェルターは、寝室など夜間の時間帯に体を休める空間に設置するのが適当とされていま す。 議員提案の耐震シェルターにかかわる補助制度につきましては、今後県や他市の動向、また シェルターの技術的な耐久性がさらに確認されるなどの状況を踏まえ、研究していきたいと考 えております。 以上で宮城議員への答弁とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(伊藤壽一君) 答弁が終わりました。 宮城議員、再質問ありますか。 宮城議員。 ○1番(宮城力弘君) お茶の関係につきましては、振興室を設けていただけるということで、 大変感謝申し上げます。 これは長年それぞれお茶の関係、いろんな問題が出てきております。せんだっても若干提案 もさせていただきましたが、早急にお願いしたいということで、若干提案を申し上げさせてい ただきます。 菊川のお茶というものは大分、県下的にも質の問題等でいろいろ問題あるよということでご ざいます。それには、当初菊川町時代、多分 38年から 39年あるいは 40年にかけて、先日もお 話がありましたように、茶農協を主体に菊川の茶業を振興させてきたと。そういうことで、こ の地域においては大分以前から菊川のお茶はいろいろ重宝されておるといいますか、生葉が売 れたわけでございますが、この県内あるいは近辺において、大分早い木からやったということ で、樹齢が古い、お茶の木が古いよと、そんなことで、今多分古いのは 50年から 60年等たっ てるんじゃないかと思います。質をよくするために改植というものをとりあえず手がけていた だきたい。これについては、今指導等では 30年以上のものについては改植しなさいと、そんな 話もありますので、ぜひこの振興室ができましたら、その点をひとつ取り組んでいただきたい と。 それからあと、PRの関係でございますが、来年の春に静岡空港もできます。それにちなん でといいますか、そういった中でも売れるような、富士山菊川深蒸し茶、こういった銘柄の商 標をとっていただきまして、菊川のお茶のPR等をやったらどうだろうかなと。この関係につ いては、現在やっておりますちゃこちゃん、それから茶園、そのバックに一応富士山を入れる と、そんなことで、そういった商標登録を早急にとってPR等に向いたらどうか。 それからもう一点は、市長を先頭に広告塔に立っていただきたい。これはせんだって牧之原 市の市長のセミナーへ行ってきましたが、牧之原市については、市長が出張するときに茶器セ ット、急須に湯飲みの小さいもの、これを箱へ入れたものをどこへ行っても持っていくよと。

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それについて、出張先で向こうからお茶をくれる前にお茶をこちらで入れてやると。そんなこ とをやって牧之原のお茶をPRしているよと、そんなことも聞きましたので、市長、広告塔に 立っていただきまして、あと職員あるいは議員たちもそれぞれ一体となってやったらどうかな と。 それからあと、市内の大手企業、この関係との関連といいますか、企業への消費拡大あるい はPRということで、特に菊川にはタコマンもございます。ああいったお菓子とお茶というも のは関係がございますので、ああいったタコマンなどの連携等もひとつとってPR等もしてい ただきたいと。 それからもう一点は、今駅前の工事をやっておりますが、駅前にひとつちゃこちゃんマーク の看板といいますか、ああいったものをひとつ大きなものを立てて、駅からおりたら、これは お茶の菊川だよと、そういったこともPRの中に早急に入れて御検討いただきたい。 そんなことで、お茶の関係、要望を入れまして終わりたいと思います。 それから次に、一般木造住宅の耐震補強対策の関係ですが、先ほど話ありましたように、本 年度 20年度から 20万円上乗せで対応していただけるということでございます。せんだって県 の方へちょっとお伺いしたわけでございますが、高齢者世帯の耐震シェルターの補助制度、こ れは本年度事業としては、大規模地震対策支援事業、これに 23億円を組んでると。その中のメ ニューの中に細目で地域防災推進事業、そのまた細目で高齢者世帯への耐震シェルター補助事 業と、これがあるよということで、65歳以上の高齢者のみの世帯を対象ということでございま す。先ほど申し上げましたように、市町の支援額の2分の1で、最高 12万 5,000円を県の方で 見ていただけると。そういうことで、このシェルターについては大体 25万円ということでござ いますので、若干市でも半分出せば、高齢者については後の基礎といいますかね、大体重さが 1トンぐらいあるということでございます。そういったことで、若干座敷の下の補強も必要じ ゃないかということでございます。そういったことで、そこらもひとつ自己負担でやっていた だいて、上物については市、県が一応助成できると。そんなような格好もぜひとっていただき たいと思います。 この関係について、先ほどお話がありましたように、検討していくということでございます が、補助制度について、もう一度近いうちに補助制度をつくっていただけるかどうか、お伺い したいと思います。 ○議長(伊藤壽一君) 答弁を求めます。 太田市長。 ○市長(太田順一君) いろいろな提案ありがとうございました。今、お茶のことを考えてたも のんですから、ちょっとシェルターの方のことはなかったんですが、済みませんでした。 いろいろな補助事業があるわけでありまして、命にかかわることですので、県のこういった 制度を設置するということで聞いておりますので、早急に県の動き、情報交換しながら、今後 どのようにするのが一番市民のために、命を守るために効果的かということで考えていきたい

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と思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(伊藤壽一君) 答弁が終わりました。 宮城議員。 ○1番(宮城力弘君) ぜひ前向きな姿勢で御検討いただきたいと思います。 それからもう一点、耐震関係でございますが、防災条例等を見ても、地質の悪い軟弱な地点、 19年の南海沖地震ですか、そのときに特に被害が出た、菊川市内で言いますと堂山から嶺田、 平川ですか、それから奈良野から西横地、この地帯が地盤が悪いよと。地質調査もやってある ようですが、そういった危険な地域、山崩れとかなんかはちょっと出ておりましたが、そうい った地盤の軟弱な地域の指定がちょっと出ていないようですが、今後そういった指定を条例の 中に入れていただけるのかどうか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(伊藤壽一君) 答弁を求めます。 赤堀安全課長。 ○安全課長(赤堀正人君) ただいまの宮城議員の御質問でございますけども、条例の中にはな いと思います。ですけども、旧菊川町、旧小笠町の分布図等はあるもんですから、最近住宅会 社の営業の方等が多数、教えてくださいということで伺っております。その中で、このあたり は悪いよというか、色分けの、白黒なもんですから、きれいな色ではないんですけども、そう いったものを提示させていただいております。 ○議長(伊藤壽一君) 答弁が終わりました。 宮城議員。 ○1番(宮城力弘君) 先ほど、耐震診断の対象が 3,600件、それから診断件数が 1,142件と、 そのうちの工事をやっていただいた件数が 38件と、パーセントで言うと 3.3%と大変低いわけ ですが、こうやって県下から見ると約 10%でございます。県下から見ても低いよということで ございますので、先ほどの地盤の軟弱地域に特に耐震補強対策といいますか、こういった指導 とかお願いをしていき、地震に対する被害をなくしていっていただきたいというようなことは どうかと思いますが、その点についてはどうでしょうか。 ○議長(伊藤壽一君) 落合都市計画課長。 ○都市計画課長(落合恒男君) 地盤の悪いところについて事業を推進しなさいというようなお 話であろうと思いますけれども、県の補助プラス 20年度から 20万円の上乗せということで、 より多くのお宅の耐震補強をしようと今進めているわけであります。現在の補助制度によりま すと、地盤の悪いところへの補助制度はちょっと今のところ県の方にもありません。そこら辺 については、個人で努力していただくしか今のところ方法はないなと思っております。 以上でございます。 ○議長(伊藤壽一君) 答弁が終わりました。 宮城議員。 ○1番(宮城力弘君) わかりました。

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それともう一点だけお願いしたいと思いますが、20年度から 20万円の上乗せということで ございますが、この 20万円について、先ほどの一般住宅、高齢者じゃなくて一般住宅でシェル ターを入れたいよと、そういった希望がある場合にはこの 20万円が対象にしていただけるのか どうか、それだけちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(伊藤壽一君) 落合都市計画課長。 ○都市計画課長(落合恒男君) お答え申し上げます。 うちの都市計画課でもって今担当しております「TOKAI−ゼロ」の関係につきましては、 住宅の耐震診断とか補強とか、そういったもので補助制度が決まっておりまして、今のところ シェルターについての補助制度はありませんので、そこら辺はもう少し研究していかなければ ならないとは考えております。 ○議長(伊藤壽一君) 答弁が終わりました。 宮城議員。 ○1番(宮城力弘君) 今のところその対象にならんよということでございますが、耐震工事を やるのに大体 100万円から 200万円かかるよと、安くてもね。そういったことで、なかなか市 民が工事に取りかかれないと、そういった数字が先ほどの 3.3%と。そういうことでございま すので、ぜひこの 20万円も耐震シェルターを入れるといいますかね、設置する場合に対象にな るよと、そんなことでひとつ今後前向きに検討していただきたいと思います。 以上で終わります。 ○議長(伊藤壽一君) 以上で1番 宮城力弘議員の質問を終わります。 ここで1時までお昼の休憩といたします。 休憩 午前11時44分 再開 午後 1時00分 ○議長(伊藤壽一君) 休憩を閉じて会議を再開します。 ──────────────────────────────────────── ◇ 山 口 博 茂 君 ○議長(伊藤壽一君) 12番 山口博茂議員の質問を許します。 12番 山口博茂議員。 〔12番 山口博茂君登壇〕 ○12番(山口博茂君) それでは、午後の1番ということで、本当に村田院長さんには大変お 忙しい中を私のために本当にきょうお出かけいただきまして、先ほども同僚議員からなかなか 厳しく、しっかりやれと、偉い先生が来てくれるんだから、忙しい中、そういうお言葉もいた だきまして、励ましありがとうございました。 そこで、申し上げます。 まず、菊川市の消防団員の確保は大丈夫かということについて伺います。 地元の消防団の入退団の会にことしも出席する機会がありました。そのときに感じたことは、

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団員になってくれる人が非常に少ない、困っているということを役員さんのあいさつで聞きま した。消防団員は、昭和 52年ころは全国で 200万人を数えたが、現在は 90万人を割り込んで います。これは新聞報道で知りましたことですけど。このことは全国的な問題であると思いま すが、現状においては、少子・高齢化、産業就労構造のサラリーマン化等により消防団員の確 保が非常に難しくなっているということです。 私の地域でも、団員と自治会役員が一緒になって、対象となる御子息のお宅を夜間訪問して 勧誘しています。そして、いよいよ困って、二、三日前の夜、公民館に対象者のお宅の保護者 11人を呼び、消防団員2部の役員と自治会役員の方々により消防団についての説明、入団につ いてのお願いをいたしました。 消防団は、消防署の常備消防と異なり、非常備消防機関で自分たちの地域は自分たちで守る という郷土愛精神で組織されています。団員は、非常勤特別職の地方公務員であって、火災な どにも出動して消火・救出活動の任務に当たります。近年は国民保護法の施行により、住民の 避難誘導にも当たっております。 消防団員は、地域防災の中核でもあります。地域の安全のため要員確保が急務と思いますが、 伺います。地域防災のかなめとされています団員の減少と現状は、また将来的な動向について も伺います。 菊川市の消防団活動は大丈夫か、これについても伺います。 まず1点目はそういうことでございます。 それから、先ほど言いました病院の方のことについてお伺いいたします。 菊川市立病院の医療体制について伺ってまいります。 菊川市立総合病院の医療体制については、大変厳しい医療環境の中でありますが、浜松医大 を初め地元開業医並びに近隣の病院との連携を図り、安心・安全な医療提供ができるように努 めているとの本年の方針を聞きました。 そこで、伺いますけど、もう一つ最初に言っておきますけど、3月 19日には病院経営の特別 講演会が開催されるということで御案内をいただきました。それにも関連しまして、近隣病院 との連携では特徴的な医療行為はありますか。要は、医療体制についてでございますけど。 それから、既に新聞報道で今春にも医療連携を強化するとあるが、これについて具体的な内 容をわかりましたら教えていただきたい。いろんな新聞にその後こういうことについて、菊川 病院のこと、または地域の病院のこと、報道されております。そこらを含めましてお伺いいた します。 以上で登壇での質問を終わります。 ○議長(伊藤壽一君) 山口議員の質問が終わりました。 答弁を求めます。 最初に、太田市長。 〔市長 太田順一君登壇〕

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○市長(太田順一君) 山口議員の消防団員の確保についてお答えします。 御質問の地域防災のかなめとされる団員の減少と現状は、また将来的動向についての質問で ございますが、消防団は、先ほど全国の話がありましたが、県内においても減少傾向にありま す。県内で2万 1,500名余の消防団員が活躍している中、菊川市消防団では条例定数 364名に 対し平成 19年度は 363名、平均年齢 27.1歳と、1名の減でございます。県内の充足率では、 充足率 100%が5の市町ありまして、その次が磐田市の 99.9%、その次が菊川市 99.7%という ことで、県下でもおかげさまで高い充足率になっております。これも、現役の団員はもとより、 消防団OB、時には自治会長が各地区において懸命なる入団活動をしていただいている結果と 考えております。 また、平成 20年度の新入団員確保の進捗状況につきましては、新入団員約 70名の確保を予 定しておりますが、現在のところ約半数の分団から中間報告が提出されました。状況を見ます と、既に定員数を確保した分団もございますが、残り一、二名が決まらない分団もあり、この 時期において毎年新入団員の確保に苦慮しているのが現状であります。 次に、将来的動向につきましては、今後の消防団員減少を考察しますと、昼夜を問わずすべ ての災害、訓練に出動する消防団員を基本とした現在の制度を維持した上で、消防団OBを主 体とした特定の災害に出動する団員の導入につきまして研究、検討しなければならない時期が 来ると考えております。 また、消防団の課題であります自主防災組織との連携、事業所との協力体制を構築し、消防 団員の活動環境の充実強化を図り、地域の防災力を確保する考えでございます。 次に、消防団活動は大丈夫かとの御質問でありますが、現在市の消防団員 363名を確保して いる中で、301名が被雇用者で、そのうち市内に勤務している消防団員が 128名であります。 平日昼間の出動に際しましては、消防団OB、地元協力者等の協力によりまして、消防力に欠 けるような事態が生じたことは現在報告はいただいておりませんが、この課題につきましては 各自治体においても苦慮しているのが現状であると考えます。 今後におきましても、地域消防の中枢的存在であります消防団員の確保に向けてさらなる推 進と研究を重ね、取り組む考えであります。 以上で山口議員の答弁とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(伊藤壽一君) 続いて、村田病院長。 〔市立病院長 村田英之君登壇〕 ○市立病院長(村田英之君) では、お答えいたします。 医師不足の折、当院のような中小の自治体病院においては、すべての診療科に常勤医がそろ い診療を行うことは非常に困難な状況にあります。今後は、1つの病院だけでなく、近隣の病 院や診療所との連携を深め、地域で患者を診ていかざるを得なくなります。そのため、当院で は本年4月から、これまで組織上分散していた地域連携の部門を一つにまとめて地域連携室と して立ち上げ、今後この地域連携室を中心に病病連携、病診連携を強化していく方針です。

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具体的な病病連携としては、御前崎病院との連携を深めてまいります。当院から御前崎病院 へは、外来在務医として現在整形外科医が週1回行っておりますが、本年4月からは消化器内 科と泌尿器科の医師も派遣診療を行う予定です。逆に、御前崎病院からは、当院に専門医がい ない脳神経外科、リウマチ外来に来ていただいております。今後は、お互い協力できる部門に おいて連携をさらに強めてまいる所存です。 また、病診連携は、勤務医の過重労働の軽減や医療の機能分担にとって不可欠なものであり、 医師会の菊川ブロックを初め近隣の開業医の先生方には、患者紹介率や逆紹介率をふやすため の働きかけをこれまで以上に行ってまいります。今後は、さらに広域の病院や診療所との連携 を強め、お互いが得意とする資源を活用し合って、地域の皆さんに安全で安心な医療を提供で きるような病院を目指したいと思います。 以上で山口議員の質問に対する答弁とさせていただきます。 ○議長(伊藤壽一君) 答弁が終わりました。 山口議員、再質問ありますか。 山口議員。 ○12番(山口博茂君) 市長さん、病院長さん、ありがとうございました。 それでは、今は非常に菊川市の消防団は団員が確保されて、県内でも西部でも3番目とかと いうことも聞きましたけど、現実に大きくなってきて非常に安心・安全が叫ばれる中、やはり 一番留守にする昼間の家庭の皆さんは、今言葉では安心・安全をするんだという行政指導はい つも聞いていますし、実際この確保の問題ね、今市長さんの言うようなちょっと問題じゃない ようなとこがあるんですよね、現実に。ですから、これはきょう総務課長さんというか、消防 署の方もおります。また、具体的にそこら辺のことも聞いておきたいんですけど、今現実に、 一つずつ聞いていきますけど、実際困っているとか、困っていないとか、ここは大丈夫だとい う団ですよね、分団、その辺のことをまず最初に教えてもらいたいと思いますけど、お願いし ます。 ○議長(伊藤壽一君) 消防長。 ○消防長(横山静雄君) 現在、先ほどの市長の答弁では、約半数の者が決まってきているとい うような報告がありましたけど、3月 10日現在で申し上げますと、364名の団員のうち、まだ 定員に達していないところが、まだ交渉中というんですか、それが 18名ほどあります。中には もう分団では定員が確保されたところもございます。 以上です。 ○議長(伊藤壽一君) 答弁が終わりました。 山口議員。 ○12番(山口博茂君) 確保されているということを聞いたんですけど、それならもう安心で きるわけですけど。現実に、そういう細かい調査というのは当然まだされていないようですけ ど、地域の自治会長さんとか団のいろいろ役をやってくれてる方たち、消防団の、そういう人

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もこないだ、ちょっと触れましたけど、神尾の公民館へ来ていただいて、2分団2部、1、2、 3部まであるですよね、2分団。その中で、本当に 20名というのをクリアしたとこというのは ほとんどないぐらいだと。現実にあっても、それは人的な確保をしている、登録はされてるけ ど、その活動的なときになると、本当に有事の際は心配しますよと、こういうことを知ってい ますか、団の皆さん。私聞いて驚いたもんでね。その中へ入ってみて、親御さん、子供さんと いうのもみんな都合があって団員になれないよということで、大変困った様子でお母さんやら お父さんも来た中で言ってますけど、それはそれなりの事情があって、団では毎年そういうも の処理、また悩みを聞いてあげていますもんで、案外何とかなりますよということの話も聞い てますけど、現実にはそういうことだけではなくて、非常にそういう災害とか、本当に火災現 場へ行かにゃいかんとときとか、有事の際には団員不足の中でやりくりができないというもう 既に心配をされている団がありますよと。また、現実に今新しく入団する方もないということ も一部聞きましたけど、このままではやはり安心・安全が叫ばれています消防団、本当に大変 なお仕事で厳しい中、今いろんな構造が変わってきちゃってる中で、子供たちを集めて、30歳 までの年齢の中、10年間ぐらい、二十歳から普通はやっていけば安心できるんですけど、ない ということで今困っています。その辺のことについて、やはり今署長が言われたので、本当に 私たちが、じゃあよかったねということでここで引き下がるというか、そういうこともちょっ とつらいし、自治会ではそんなに悩みを持ったり、消防団の方たちがそういう悩みを既に言っ てる中ですから、もう少し安心できるような言葉をいただきたいと思いますから、よろしくお 願いします。 ○議長(伊藤壽一君) 答弁を求めます。 消防長。 ○消防長(横山静雄君) では、もう少し細かい数字、3月 10日現在のこちらでちょっとつかん でいるものですから、ちょっと報告させてもらいます。 確かに、2分団1部の方ですね、1部の方は 20人確保されてます。それから、2分団2部が 3人ほどまだ確保されてないです。3部の方が2人ほどまだ確保、まだ交渉中というか、そん な状況です。あとほかの分団ですね、1分団1部がちょっとまだ2名ほど交渉中、2部が1名、 3部が1名ですね、交渉中。3分団が、1部、2部がもう定員が確保されています。3分団3 部が1名ちょっと交渉中。4分団1部が2名、2部が3名ほどまだ確保されておりません。そ れから、5分団が1名確保されておりません。6分団が2名ほど確保されてないです。7分団、 8分団は確保されています。そういうことで、定員 364名に対しまして、まだ交渉といいます か、確保をされてないのが 18名となっております。 以上です。 ○議長(伊藤壽一君) 答弁が終わりました。 山口議員。 ○12番(山口博茂君) 済みませんね。ちょっと厳しく聞くようですけどね、大事なことです

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からもう少しお願いいたします。 今、私たちの2分団の2部はこうなってるんですよ、具体的なことを申し上げますと。今回、 5名が年齢的にやめていい、やめなくてはいけないということで、本当に喜んでやめていって しまって、あとの入団者がゼロだと。今言われるように、それだけ入ってきてくれる人という のはまだ名前なんか出ていませんよ、2分団2部、署長が言われるように。だから、そういう ことがね、こういうすれ違いがあるんだからね。これ本当に大事なことだし、住民を安心させ る、させない問題をつくってはいけないと思ってね。私も現実にその現場へ出させてもらって、 黙って聞いておったですけどね。現実にそういうことを、たまたま偶然ですけど、この問題は、 私何もそんなこと知らずに、質問ができる立場になってもんで、よけいこのままじゃいけない からということで、そういう公民館でやる中へ出ていって、聞いてる中で言ったことですから、 これうそを言うわけじゃないもんでね。今署長さんが言われるように、あと何名で足りますよ というようなことじゃなくして、もうちょっと現実をとらえてもらいたい。 総務課長の岡本さんにもそういうことを私ちょっと電話でも言ってあるんですけどね。現実 にあなたも、安心できますよというようなことを言ったんですけど、市長さんと同じようなこ とを。これは全然変えてもらいたい。わかりましたか。もう一遍お答え願います。 ○議長(伊藤壽一君) 答弁求めます。 横山消防長。 ○消防長(横山静雄君) 大変議員さん御苦労いただきましてありがとうございます。ただ、私 どもが先ほど言った数字につきましては、担当者が各分団から聴取した内容ですので、今議員 さんがおっしゃってるように、5人やめる方があって入団者がないというのはちょっと聞いて ないもんですから、また帰りましてもう少し状況を把握したいと思いますので、また御協力の ほどよろしくお願いします。 ○議長(伊藤壽一君) 山口議員。 ○12番(山口博茂君) それはもちろん私たちの地域を守らないかん立場にいますから、協力 も何も、やるんが当然ですけどね。しかし、これは3分団、これ上本所あたりかな、そういう ことを言っちゃあいけませんけど、そこも足りないよと、非常に困っていますよと言ってます し、2分団の中で言っても、牧之原は2分団3部になるですよね。そういうとこでも現実の登 録をされている人数とは全然動いている衆が違うよと、やりくりしてるよと。本当に大きな災 害でもあったときにはとても活動はできないよと。現実にそうですよね。それを聞くとね。ほ んで、じゃあ2分団に午渕、神尾がどうだということの、全くそれより今度悪くなるような気 がするんですよ。20人を確保せないかんということの中で、前提でこれ言ってるもんでね、そ の衆も。とてもその中には足りないで困ってると。だで、大きな災害とかそういうものもない でばっかり毎年通ってきてるけんが、現実に大きな災害あったり、河川を抱えてる神尾なんか しょっちゅうそういう災害で、今度は水防の関係では困る問題になります。団員がいつもやっ てくれてますからね。

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ですから、これは市長さん、もうちょっとね、今調べてみますよということを聞いたんです けど、行政のトップとしてひとつよろしくお願いします。もう一遍お願いします。 ○議長(伊藤壽一君) 太田市長。 ○市長(太田順一君) 消防、まさに自治消防で非常に重要な組織でありますので、山口議員さ んが今現場に入りまして非常に心配されているというその経験は私どもももう一度調査をさせ ていただきたいと思います。 どちらの言ってることが正しいとか正しくないとかということではなくて、とにかく消防団 は昔から非常に人集めが大変だということと、消防団活動も消防団の皆さんが非常に今頑張っ てやっていただいているその気持ちもまた一つは尊重しなくてはいけないもんですから、一度 近いうちに消防団の幹部の皆さんと機会を持ちましていろいろ情報交換をさせていただいて、 今の現状というものを一度把握をさせていただきたいと、そのように思っておりますので、よ ろしくお願いしたいと思います。 ○議長(伊藤壽一君) 答弁が終わりました。 山口議員。 ○12番(山口博茂君) もう一つ、済みません。 もうすぐ春の入退団式の通知もいただいたり、そういう時期に入ってきます。ぜひ、今市長 さん言われたように、内部をもう少し結束した中で、私たちをもうちょっと安心させていただ くような御返事をいただきたいと思います。 それから、村田院長さん、いろいろありがとうございました。 確かに、もうどう見ましても、大変な御苦労をして、厳しい病院の医療体制、もうすべての お医者さんもいろんな専門的な衆が、新聞で見ますと、東京の方へ行っちゃうのが多いという ようなことで集中されてまして、地方の病院が、自治体が非常に困っているというのはどこで も同じです。これは本当に村田院長さんがまめに努力をしてくれているという評価の中で、私 はすぐ近くにある病院を見たり、また患者さんの動きを見たりして安心をしておりますから、 全くこれも消防と同じように安心・安全を与えてくれる、もっと命の方の関係になりますから、 これはぜひそのような気持ちで運営をしていただきたいし、医療体制だけじゃなくして、今経 営の関係もこれから大事なことをお話があるというので、また・・・行きますけど、病院につ いては、常日ごろ頑張ってくれてる様子が生々しくわかりますから、これ以上申し上げません けど。 以上で終わります。 ○議長(伊藤壽一君) 以上で 12番、山口博茂議員の質問を終わります。 ここで院長が退席しますので、暫時休憩とします。 御苦労さまでした。 休憩 午後 1時25分 再開 午後 1時26分

(20)

○議長(伊藤壽一君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。 ──────────────────────────────────────── ◇ 伊 藤 芳 男 君 ○議長(伊藤壽一君) 次に、2番 伊藤芳男議員の質問を許します。 2番 伊藤芳男議員。 〔2番 伊藤芳男君登壇〕 ○2番(伊藤芳男君) 本日の最後の質問者になりました。よろしくお願いいたします。 私は本定例会に臨みまして、遺跡発掘調査業務のあり方を一つの切り口といたしまして今お 尋ねをしたいと思っております。別の言い方をするならば、行財政改革の集中改革プランにお ける行政のスリム化の施策、すなわち定員の純減5年間で 37名減と、こういった裏側で見落と されている部分が他の部署でもないだろうかと、そのような点を危惧するからでございます。 さて、皆様も御承知のとおり、菊川警察署かいわいの宮の西土地区画整理事業は菊川の商業 地域を大きく変えてしまいました。焼肉店からビデオショップ、めがねチェーン、家電量販店、 ガソリンスタンド、そして食堂から個人医院等々、この地区に出かければおおよその用が足せ ると思われるほどのさま変わりでございます。 そんな活気あふれる往来から一歩東の裏通りに足を運びますと、周囲をフェンスに囲まれま した遺跡調査の現場に出くわすことができます。重機の動きに呼応しまして数人の作業員の 方々がじょれんや移植シャベル、竹べらで黙々と発掘作業をしております。傍らには、ブルー シートに覆われました既に発掘調査が済んだ部分が広がっております。作業員の方々に尋ねま すと、奈良時代の役所跡らしい柱跡と思われるものが既に十数本発見されておりまして、その 規模もかなり大きいと推測されるとの話でございます。また、遺跡全体の調査にはかなりの日 数を要するだろうとの説明でもございました。当然ながら、組合施行の区画整理事業の行方に 少なからず影響が出るものと思われますが、市民に夢とロマンを提供してくれます埋蔵文化財 発掘調査が適正に行われ、同時に当地区の区画整理事業が円滑に推進されることを期待する一 人でもございます。 私は、さきの第4回定例会で菊川市の発掘調査の現状についてお尋ねをいたしました。調査 件数の推移や調査後の報告書作成等におきまして、担当者に負担がかかっていないかどうかの 点についても言及してまいりました。教育文化部長の答弁は、調査件数は年間 20件前後で推移、 開発行為に伴う照会件数は 90件前後で横ばいである。担当者2名で何とか今のところこなして いるという状況でありますと、会議録にも記されているところでございます。 しかし、これら遺跡発掘調査業務は従来、その年に行われた確認調査箇所をまとめて文化財 年報や市内遺跡調査確認報告書という形で冊子となって報告書が作成、公表されるのではない のでしょうか。小笠図書館に配備されております報告書を確認いたしましたけれども、書棚に は 2006年3月発行の平成 17年度分が最新となっております。平成 18年度分は存在するのか、 そして平成 19年度分はどうなのでしょう。

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そして、過日の平成 20年度施政方針の中には、掛川浜岡バイパス、下平川から赤土地内の区 間の用地買収と遺跡調査を開始すると述べられております。平成 20年度一般会計予算書からは、 畑総工事に伴う遺跡調査や小笠池村地区の発掘調査等が計画されておりまして、平成 20年度の 遺跡発掘調査費では 2,900万円余と、前年の約2倍の予算が計上されております。そして、次 表からも本年度の遺跡発掘調査の業務量は大幅な増加が推察されるところでございます。 埋蔵文化財補助受託事業費につきましては約 12倍増、発掘作業員の賃金におきましては約7倍、 作業所プレハブ及び重機の借上料につきましては約 17倍ということでございます。 開発行為には遺跡調査がつきものでありましょう。バイパス工事や区画整理事業を計画どお り推進させるためにも、その前後の遺跡調査作業がスムーズに完了される必要があると考えま す。しかし、実際にその発掘作業を開始してみなければ、発掘業務のボリュームの大小が見え てこないという特殊性もございます。加えて、担当者の専門性と経験やスキルの違いが業務処 理に極めて大きく影響することは言うまでもございません。 私は、宮の西遺跡発掘現場で複数の作業員の方々から発せられました発掘担当職員への同情 にも似た内容に耳を疑ったところでございます。それは担当者への負荷が大きく、職員の健康 を心配する声でございました。実態はどうなのか。現場にこそ真実ありとよく言われます。担 当者の健康を本気に気遣う言葉を発したのは、日ごろから市内各現場で一緒に仕事をしてきた 仲間でございます。仕事を通して観察した彼女たちの声にはそれなりの重みがあるのではない でしょうか。 本年度は重要文化財「黒田家住宅」の整備計画、国指定の「菊川城館遺跡群」の整備計画策 定と、いずれも重要な仕事がメジロ押しと考えております。高田大屋敷では地権者間にいまだ に大変デリケートな課題が残っているとも伺っております。大きな事業計画をスムーズに回す 観点からも、遺跡発掘調査が本来の目的を達成できる環境づくりが重要ではないでしょうか。 当該担当部署にしてみれば、脚光を浴びる、そしてやりがいのある年とも言えましょう。限ら れた人材で限られた期限内の調査作業を求められ、調査終了後に成果となる報告書をもって完 了とみなされる業務でございます。本年度の発掘調査業務量は確実に増加することを考えたと き、その局面をどのように乗り越えようとされているのか、お尋ねをいたします。 1つ目は、平成 18年度及び 19年度の調査報告書はどのような状況にあるのか。 2つ目といたしまして、文化財保護業務や遺跡発掘調査業務は現行体制で大丈夫なのか、乗 り切れるのかどうか。 そして3つ目は、あるべき姿とのギャップ、問題点はないのかどうか。あれば、どこにある とお考えになるのか。 以上3点につきまして登壇での質問といたします。 ○議長(伊藤壽一君) 伊藤議員の質問が終わりました。 教育長の答弁を求めます。 石原教育長。

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