金沢 大学 十 全 医 学 会雑 誌 第
1 05
巷 第2
号2 9 か
‑30 8
(1 9 9 6
)転
藤
性脊椎
腫瘍
の局所 進 展 様式
に 関する病
理学 的検討
金 沢 大学 医学 部 医 学科 整 形 外 科 学 講座 (
主
任: 宮田
勝 郎 教 授)藤 田 拓 也
2 9 5
四
肢にお
ける
悪 性 骨軟 部 腫 瘍の局 所 進 展様 式ほ
! 一塊に摘 出さ れ た
切除 標 本の検 討によ り 明 ら か に さ れ
, 腫 瘍細 胞の進 展を
阻 止 する
腫 瘍 抵 抗 性組 織 ( 以 下, バリ
ア ー 鼠 織と
称 する
) も 同定さ れ
, 術前の安全な
切除 縁設 定が 可
能と な
って
きた
・ 脊 椎に
お
いて は
▲ 今ま で
一塊と し た
腫 瘍 切 除が
困 難だ
った た め
,そ
の局 所 進 展や
バリ
ア ー鼠織に関 する
検 討は
全 くさ れ て
いな
い・ 最 近, 当教 室で開発した
脊椎 全 摘 術 (to
ta l e n b l o c s
po n dyl e c
to m
y)を
施行 する
こと
によ り
, 脊 椎腫 瘍にお
いて
もー 塊と した
切 除が 可
能と な
った
. 本 稿の目
的は
, 脊 椎 全 摘 術 (to
ta l e n bl o c s
po n dyl e c
to m
y)を
施 行し た1 9
例の転 移 性 脊椎 腫 瘍 症 例の病 理 学 的検討を
中心
に, マウ
ス の脊椎 転 移モデルも
参 考にし
て, 革移性 脊 椎 腫 瘍の局所 進 展 様 式の解 臥な ら び
に脊椎にお
いて
腫 瘍 進 展を
阻 止し
て いる
覿 織, す なわ ち
バリ
ア ー 組 織の同定を
行な
うこと で
ある
・ 脊 椎 全 摘 術施 行 症 例の検 討で は
, 転 移 腫 瘍細 胞は
, 椎 体 内骨 臥 特に樵 体後方 部に着 床する
こと が
多く,そ
の後, 垂 直 方 向で は
軟 骨 軌 線 維 輪に, 水 平 方 向で は
, 先 ず後 縦 靭帯に, 次に, 肋 堆 関 配 椎 体 側 面骨 膜, 前 縦 靭 帯へと
到 達し て
いた
.さ ら
に, 推 弓 板 骨髄 内を
通り
椎 骨 後 方 要 素へ及 び
,そ れ ら
の骨 膜にも 達し て
いた
ものも あった
. これら
, 前縦 敬 帯l 樵 体側 面 骨 膜, 肋 樵 関 節, 線維 輪, 軟骨 板, 後 縦 靭 帯, これ に
連続 する
骨 膜, 樵 弓 前面に存 在 する
黄 色 敬 軌 椎 弓 兢 突起 骨 膜, 林 間勒 帯, 献上
敬 帯に は
腫瘍 進 展 阻止
効果が
認め ら れ
, 脊 椎に
お
ける
バリ
ア ー 組 織と
見な し
得た
.ま た
硬膜に関し て ほ
マウ ス脊椎 転移モ デ
ル の結 果か ら
これ
も 同 様に バ リ ア ー組 織と
考え
られ た
. すな わ ち
椎 骨ほ
これ
らの バリ
ア ー観 織に閉ま
れた
一 つ の区 画 (コン パ
ー ト メン
ト)を
形 成し
て いる と
鮭 論で
きた
. 各バリ
ア ー観織には そ
の腫 瘍進 展 阻 止 作用 に
強 弱が み ら れ
, 軟 骨 板, 前 縦 靭 帯な ど は
掛、バリ
ア ー範 織であり
, 後縦 靭 帯, 椎 体側 面骨 膜は
弱いもので
あった
. 弱い バリ
ア ー組織は
腫 瘍 細胞によ り
脈 管 貫 通 部 周 囲よ り
次 第に破 壊さ れ
, 腫 瘍のコン
パ ーり ソ
ト外への進 展
を
許して
いた
. 特に
後 縦 敬 帯 側 方 部分よ り
硬 膜 外 腔へ の経 路ほ
腫 瘍が
最 もコン
パ ーり ソ ト外へ進 展しや
すい経
路であった
. しか レ ミ リ
ア 一組 織が
高 度に破 壊さ れ て
いて
も, 腫 瘍 浸 潤 最 先 端部は
薄い膜横 線 維 性鼠 織で覆わ れ
てお り
, 脊椎
全 摘術 (to
ta l e n b l o c s
po n d
yl e cto m
y) を
施 行し た
症 例で は
腫 瘍辺 縁 切 除が
可能で
あった
. 更に今回
の検 討で
, 隣 捷椎 骨 進 展経
路と して
, 堆 体偶 角 部よ り
隣 捷椎 体に, ま た
傍 脊柱 茄よ り
隣 接椎 弓に進 展 する
経 路の存 在が
判 明し た
. マウ ス脊 椎 転移モデ
ル
の観察か ら
, 硬膜 外腔に進 展した
転移 腫 瘍 細 胞は
硬膜が
バリ
ア ー組 織で
ある た め
, 硬 膜を
圧迫し つ つ硬膜 外 腔を 上
下方 向に進
展 する が
, そ
の範 囲が 4
椎 体 以上
に及ぶ と
きにほ
硬膜 内浸 潤の可
能性が 示
唆さ れ た
. 以上
の結 果よ り
, 脊椎 腫 瘍にお
いて
も四
肢の骨軟 部 腫 瘍 同 様に コン バ
ー ト メソ
ト&
バリ
ア ーの概 念を
導入
する
こと が 可
能と
考え ら れ
, そ
の応用
によ り
安 全な
切除 縁が
計画 で
き, よ り
局 所根 治 性の高い手術が
達成さ れ る と
考察さ れ た
.
デ
ル の観察か ら
, 硬膜 外腔に進 展した
転移 腫 瘍 細 胞は
硬膜が
バリ
ア ー組 織で
ある た め
, 硬 膜を
圧迫し つ つ硬膜 外 腔を 上
下方 向に進
展 する が
, そ
の範 囲が 4
椎 体 以上
に及ぶ と
きにほ
硬膜 内浸 潤の可
能性が 示
唆さ れ た
. 以上
の結 果よ り
, 脊椎 腫 瘍にお
いて
も四
肢の骨軟 部 腫 瘍 同 様に コン バ
ー ト メソ
ト&
バリ
ア ーの概 念を
導入
する
こと が 可
能と
考え ら れ
, そ
の応用
によ り
安 全な
切除 縁が
計画 で
き, よ り
局 所根 治 性の高い手術が
達成さ れ る と
考察さ れ た
.
K e
y
w o rds m et ast
at
ic
v er t
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lt u m o r,lo
c al e xt
e ns
io
n, m u
rine
m ode
l, C O
mp a r t
m e nt
, bar
rie r
脊椎
は
悪 性腫 瘍 転 移の好 発 部位で
ある
. 腫 瘍の発 育に伴い,堆体の破壊
が
生じ
脊 柱の支 持性が
失わ
れ不
安 定 性が
生じ る
.ま た
脊髄, 神 経 根が
直 接 圧 迫さ れ
, これ ら
によ り
痔 痛, 麻痺を
生じ
l ),患 者の日
常 生 活の質(qu a lit y o f lif e
,Q O L
) は
著し
く制 限さ れ
, 生命予
後にも悪 影 響を
与え る
. か つ
ては
転 移 性 脊椎 腫 瘍に 対する
治療は
対 症療 法に と ど ま り
,そ
の手術 も 脊 髄 除 圧, 固定が
第一義と さ
れ, 局 所根 治を
目 的と し た
もので ほ な か
った
.そ
のた め
早 晩局 所 再 発を
来た し
,そ
の結 果た る や
QO L
の改 善,生命 予後の延 長
と ほ
程 遠いもので
あった
.し か し
, 近 年の悪性 腫瘍 原発 巣に
対 する
早 期 診 断法, 化 学 療 法, 手術 療 法が
飛 躍 的に
進 歩した
こと を
踏ま
え, 当教 室で は
▲ 転 移 性 脊椎 腫 瘍と
いえ
ど
も 単 発性の場 合は
可能な か
ぎり
腫 瘍 学 的に切 除し
局所 根 治を
図る
こと を め
ざし
, 脊 椎 全 摘術 (to
ta l e n bl o c s
po n dyl e c
to m
y)を
開 発・試 行して
きた
2 ) 3),転 移 性脊 椎 腫 瘍に
た
いし
局所 根 治を 目
指 すた め
には
, 転 移 性 脊 椎 腫 瘍の局所 進 展様 式, すな わ ち
, 腫 瘍が
椎 骨のど
の部 位に 転 移 ( 着 床)しや
す く,ど
の方 向に
広が り や
すいか
,ま た
腫 瘍 進 展に対して
抵抗 性の組織は
存 在 する か
, ある と
すれ
ば 腫瘍 細 胞は
如何にそ れ ら を
破 壊し
, 隣 接 組織や
隣 接 椎 骨に進 展し て
いくの
か
などを
明ら か に
する 必
要が
ある
. こ の間題 点を
明ら か に
する
こと
によ り
, 転移 性 脊椎腫 瘍にお
いて
も 術 前に安 全な
切 除縁を
計 画する
こと が で
き,そ
の結 果 卜踵 瘍 残 存の可
能 性の少な
平成7 年1 2月1 5 日受 付, 平 成8 年2 月1 4 日受 理
A b br e via
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io n s : A L L , a nt
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. A F, a nt
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E V G, E la st
ic a v a n Gie s o n st
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IS L ig
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e r sp
in o u slig
a・m e nt ;
La mi・ P ・, 1a min a2 9 6
い,
よ り
局 所根 治 性の高い手 術が
達 成さ れ る ほ
ずで
ある
.四
肢の原 発 性骨 軟 部 悪 性 腫瘍
で は
!E n n e k i ng が
切 断 もし
くは
一 塊
(e n bl o c
)に切 除し た
標 本の病理
学 的な
検 討か ら
腫 瘍の局 所 進 展
様 式を
明ら か
に し
, これを
基に コン パ
ー ト
メン ト &
バリ
ア ー の概 念
を
確 立し た
こと
によ
って4}, 患 肢 温 存 術の局 所 根 治 性が
保 証さ れ る
に至った
.し か し
脊 椎で ほ
, 脊 柱 管の中を
脊 髄が
走って
いる と
いう 解 剖 学 的 特 殊性の故に, 脊 椎 腫瘍の 一塊 切 除ほ
,と り
もな お さ
ず 脊 髄を
含め た
切 除を
意 味し た た め
, 技 術 的に不 可
能と み な さ
れ, 切 除 標 本に基づ
いた
局 所 進 展様 式の病理
学 的 研 究ほ
今ま
で全 くな さ れ
て いな
い.脊椎全 摘 術 (t
o
ta l e n b l o c s
po n dyl e c
to m
y) にお
いて は
, 脊 髄を
温 存 する た め
, 硬 膜 内 腫 瘍 浸潤の有 無は
局所 根 治 性を
左 右 する
重要な
国 子で
ある
.A rgu e 1l o ら
5)は
マウ ス を 用
い転 移 性 脊 椎 腫 瘍モデ
ルを
作 製し
, 転 移 腫 瘍細 胞の局 所 進 展様 式に つい て検
討し た
, 本モデ
ルを 用
いる
こと
によ り
, 切 除標 本を
用いた
検 討
で は 不 可
能な
, 脊 柱 管 掛こ及ん だ
転 移 腫 瘍 細胞の硬 膜お よ び
脊
髄へ の進 展 様 式に関 する
検 討 も実 験 的に可
能と な
っ た
.
今
回
, 転 移 性 脊 椎 腫 瘍の局 所 進 展 様 式を
明ら か
にする た め
に,
1
) 脊 椎 全 摘 術 (to
ta l e n bl o c s
po n dyl e c
to m
y) によ り
一塊に 摘 出さ れ た
切 除 標 本を
用い, 病理
組 織 学 的 な観 点か ら
の解 析を
行な
い,2
) マウ ス を
用いた
脊 椎 転 移モデルを
作 製し
, 転 移 腫 瘍 細 胞の硬 膜 内へ の腫 瘍 浸 潤様 式につ
いて
も 検討し た
,F i
g.1
,H i sto l o
gi c a 1 1 a rge s e c
ti o n o f w h o l e a x i a l s li c e
e s e c
ti o n o f w h o l e a x i a l s li c e
(t
w e lfth
th o r a c i c v e r
te b r a
).V e rte b r a l m e
ta s
ta s i s f r o m r a n a l c a n c e r
. M a ll o ry A z a n sta i n
.
A z a n sta i n
.
材 料
お
よ び 方法Ⅰ
. 切 除 標 本に よ る
検 討1
. 材 料当科で
1 9 9 0
年か ら王9 9 4
年ま で
の5
年 間に, 転 移 性 脊 椎腰 掛こ 対し
て脊 椎全
摘 術 (to
ta l e n b l o c s
po n dyl e c
to m
y)を
施 行し
, 腫 瘍細 胞と 周
囲組 織と
の病理
学 的 検 討が
可能であった1 9
例を
用いた
・ 全例, 骨ス キ ャ ン
, 核 磁 気 共 鳴 画 像 (
m a
gn e
ti c r e s o n a n c e
i m agi ng, M R I) な ど
の各 種画 像 所 見を
含む
全 身 検 索にて
, 摘出
椎 骨 以外に転 移 巣を
認め な
い単 発 転 移の状 態であり
, 原 発巣ほ
根 治 切除 術を
施 行 後 再 発を
認め て
いない症 例で
ある (
平均 経 過
観 察 期 間4 6
・8 か
月)
. ま た
単 発 性 脊 椎 転 移のみ を
認め
, 原 発巣不 明
の5
症 例 も 検 討に含め た
. 平 均 年 令ほ6 0
.4 ± 7
.8
歳, 性 別ほ
男 性‡2
軌 女 性7
例で
あった
. 摘 出 椎 骨ほ 1
椎 骨のみ が 1 6
例
で
, 連続 する 2
椎 骨を
摘 出し た
症 例が 3
例 あっ た
.
M R I) な ど
の各 種画 像 所 見を
含む
全 身 検 索にて
, 摘出 椎 骨 以外に転 移 巣を
認め な
い単 発 転 移の状 態であり
, 原 発巣ほ
根 治 切除 術を
施 行 後 再 発を
認め て
いない症 例で
ある (
平均 経 過 観 察 期 間4 6
・8 か
月)
.ま た
単 発 性 脊 椎 転 移のみ を
認め
, 原 発巣不 明
の5
症 例 も 検 討に含め た
. 平 均 年 令ほ6 0
.4 ± 7
.8
歳, 性 別ほ
男 性‡2
軌 女 性7
例で
あった
. 摘 出 椎 骨ほ 1
椎 骨のみ が 1 6
例で
, 連続 する 2
椎 骨を
摘 出し た
症 例が 3
例 あった
.2
. 病 理 学 的 検 討摘 出標 本
は1 0
% 中性 緩 衝ホ ルマリ ン液に浸 漬し て
固定した
の
ち
, マイ
クロカ ッティ ン グ
マ シ ー ン
(c u
t ti ng gr i n d i n
g s
ys
te m )
(E x a k
t,H a m b u rg, G e r m a ny) を
用いて
, l
椎 骨の場 合は
, 椎弓
板を
通る
レベ
ルに て
約5 m m の厚さ に ス ライ
スし
, ま た
複 数椎
を
用いて
,l
椎 骨の場 合は
, 椎弓 板を
通る
レベ
ルに て
約5 m m の厚さ に ス ライ
スし
, ま た
複 数椎
イ
スし
,ま た
複 数椎の場 合
は
矢 状正
中面にて
同様に ス ライ ス し た
. これ を E D T A
( 和 光 純 薬, 大 阪) で
脱灰 レ ヾラフ ィ ン
包埋
の後, サ ク ラ滑走式
フ ィ ン
包埋
の後, サ ク ラ滑走式ミ クロ
ト
ー ム改 良型 (サ ク ラ精器
,東 京)を 用
い大 割 標 本を
作製し た
( 図1
).ま た
残 存 覿 織は
矢 状面に て5 m m 間隔の完 全連続
切 片に し
, 1
症 例 平 均3 0
枚のプ レ パ ラ ー トを
作 製した
. 染色に
は H E
染 色, M a ll o ry A z a n 染 色, お よ び
ェ ラス
チ カ ファ ン ギ
ー
を
作 製した
. 染色には H E
染 色,M a ll o ry A z a n 染 色, お よ び
ェ ラス
チ カ ファ ン ギ
ー
お よ び
ェ ラス
チ カ ファ ン ギ
ソ
ン
(E l a sti c a v a n G i e s o n,E V G
) 染 色を 用
いた
.
1
) 腫 瘍 細 胞の椎 骨 内存 在 範 囲お よ び
椎 骨 内進 展 様 式
E V G
) 染 色を 用
いた
.1
) 腫 瘍 細 胞の椎 骨 内存 在 範 囲お よ び
椎 骨 内進 展 様 式S pin o u spr o・
La min a & T.
Ped icle
Po s
t
. V BA n
t
. V BRig h
t
L eft
F i
g.2
.S c h e m a o f e a c h c o mpa r
tm e n
t. A nt. V B
., a n
te r i o r
po r
ti o n o f v e rte b r a l b o d
y ; P o st. V B
., pO S
te r i o r
po r
ti o n o f
V B
.,a n
te r i o r
po r
ti o n o f v e rte b r a l b o d
y ; P o st. V B
., pO S
te r i o r
po r
ti o n o f
V e r
te b r a l b o dy ; L a r n i n a & T
., l a m i n a a n d
tr a n s v er S e
pr o c e s s
; S
pi n o u s
pr o
リS
pi n o u spr o c e s s
.
p
e rio st
e u m;
M R I, m ag
n et
icr
e s o n a n c e im agin産;
P L L,p
O St
e rio r lo n git udinal 1ig
a m e nt
; Po st
. A F, p
O St
er
io r
a n n ulu s fibr o s u s ; Q O L,
q
u alit y
of life;
S S L ig
., Su pr a Sp
in o u s lig
a m e nt ;
Y L, y
ello w lig
a m e nt
転 移 性 脊椎 腫 瘍の局所 進 展 様 式
2 9 7
Fi
g.3
.M i c r oph oto
gr a
ph s s h o w i n
g e a c h
"gr a d e
o
gr a
ph s s h o w i n
ge a c h
"
. (
A
)G O
.C a rtil age
pl ate s e r v i n
g a s b a r r i e r i s n o
t d e str u c
ti v e c h age a
t a u
. C P
,
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pl ate s e r v i n
g a s b a r r i e r i s n o
t d e str u c
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t a u
. C P
,
r u c
ti v e c h age a
t a u
. C P
,C a r
til age
pl ate
; T
, tu m O r C e ll s
. H E
, ×1 0
(B
) G l
. L e s s th a n h a l f o f w i d
th o f
th e pe r i o s
te u m o n
th e l ate r a l s id e o f
th e V e rte b r a = ) O d
y s e r v i n
g a s b a r r i e r i s d e s
tr o
ye d b
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. A r r o w h e a d s i n d i c ate
tu m o r c e ll s i n v a di n
g th e pe r i o s
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, tu m O r C e ll s
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, ×1 0
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y s e r v i n
ga s b a r r i e r i s d e s
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ye d b
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tu m o r c e ll s i n v a di n
g th e pe r i o s
te u m
. Bl a c k
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th e n o r m a l w id
th o f
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y s e r v i n
g a s b a r r i e r i s d e s
tr o
ye d b
y te r a l s id e o f
e b r a l b o d
u m o r c e ll s
.A r r o w
h e a d s i n d i c a.te
tu m o r c e ll s i n v a di n
g th e pe r i o s
te u m
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te s
th e n o r m a l w i d
th o f
th e pe r i o s
te u m o n
th e l ate r a l
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te u m
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te s
th e n o r m a l w i d
th o f
th e pe r i o s
te u m o n
th e l ate r a l
e r i o s
te u m o n
th e l ate r a l
S id e o f th e v e r
te b r a l b o dy. P
, pe r i o s
te u m o n
th e l a
te r a e s id e o f th e v e r
te b r a l b o dy ; T
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椎 骨
を
堆 弓根を
通る
水 平 面に て , 椎 体, 椎 弓根, 椎 弓, 辣 突 起に分 け,さ ら に
椎 体は
前 後 左 右に4
等 分し
,ま た
椎 弓枝, 推 弓 も左 右の2
区 画に分 け合 計9
区 画に細 分し
( 図2
), 各々
の症 例で
, 腫瘍 細胞が
存 在し て
いる
範 田が ど
の区 画か を
検 討し た
. 各 区画が
腫 瘍 細 胞に占 拠さ れ て
いる か ど
うか
の判定は
以 下のよ
うに お
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, 水 平 断の大 割 標 本の画像を パ ー ソ
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th
のW ayn e R a s b a n d
作) を
用い, 各 区 画の面 横, お よ び
各
区 画 内に存 在 する
腫瘍の面 積を
測 定し た
. これ ら
によ り
各 区画
に
占め る
腫 瘍 面 帯の割 合を
求め
, そ
の割 合が 5 0
% 以上
の場 合
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(U
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tu
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に,
そ
の区 画は
腫 瘍に占拠さ
れて
いる と
判 断し た
. 摘 出椎 骨が
複 数推で水 平 面の大割 標 本が
存 在しな
い3
例ほ
こ の検 討か ら
除外
し
, 合 計1 6
例を
対象にし た
.ま た
, 大 割標 本を
光学 顕 徽鏡にて
詳 細に
観 察 する
こと に よ り
, 転 移 腫 瘍 細胞の椎 骨 骨 髄 内進展 様式を
原 発 腫 瘍 別に検 討し た
.2
) 椎 骨にお
ける
腫瘍 腐 抗 性 組 織 (バリ
ア ー 組 織) の同 乱 各 種バリ
ア ー 観 織への腫 瘍 細胞の到 達 頻 度お よ び
浸 潤 度前 記 同 様に大 割 標 本
お よ び
すべて
の連 続 切 片を
光学 顕 故鏡にて
詳 細に観 察 する
こと
によ り
, 病 理 学 的に転 移腫 瘍 細 胞の局所 進展を
阻 止し て
いる
阻 織を 「
椎 骨にお
ける
腫瘍 転抗 性 組織 (以 下, バリ
ア ー 観 織と
称 する
)」 と
定 義し
, これ ら
バリ
ア ー組織を
同定した
.ま た
! 各 種バ リ ア ー鼠 織への腫 瘍細 胞の到 達頻度お よ び
最 大 浸 潤 度 も 検 討し た
. 浸 潤 度ほ
ェ 各 阻織の正
常の厚さ
に対し
, 破壊な し を G O
,1
/2
以 下の浸潤を G l
,1
/2 を
越え る
浸 潤を G 2
, 薄い膜 様 覿 織のみ で
覆わ れ て
いる
ものを G 3
, 全 破壊を G 4 と し た
(図 3
). バリ
ア ー艶 織の正
常の厚み は
骨 皮 質 外縁B D
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gr e s s i o n f o r h o r i z o n
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