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赤外線ハロゲンヒーター加熱による

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Academic year: 2021

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赤外線ハロゲンヒーター加熱による カーボンナノチューブの合成と成長過程観察

先進エネルギーナノ材料研究室

1170015 岩生 直也

【背景と目的】カーボンナノチューブ(CNT)は優 れた電気伝導性などの特徴を持ち、構造によっ て金属的性質や半導体的性質に変化する。しか し、CNTの構造制御は大きな課題であり、この 課題を解決するには、CNTの合成機構の解明が 必要不可欠である。赤外線(IR)ハロゲンヒーター を用いた

CVD

法(IRCVD)では、石英管外部から 試料を加熱し

CNT

合成を行うため、外部からの

CNT

の成長中その場観察が容易である。

本研究では、IRCVD 法を用いて

CNT

を合成 し、

CNT

の成長過程その場観察を行い、

CNT

成機構を解明することを目的とする。

【実験方法】

RF

マグネトロンスパッタ装置を用

th-SiO

2基板上に支持層として

AlO30nm、触媒

として、

Fe3nm

を堆積させた。

IRCVD

法を用い て照射距離

5cm、

合成時間

10min、

合成温度

730℃、

ガス流量

C2H2 10sccm、

合成圧力

58Pa

とし、

CNT

を合成した。昇温前にバッファタンクにガスを ため昇温と同時にガスを導入した。

図1に開発した

IRCVD

その場観察装置の外観 写真を示す。真空石英管の延長線上に

CCD

カメ ラを設置し、その場観察をおこなった。

1 IRCVD

その場観察装置写真

【結果と考察】

2

CCD

カメラにより撮影した

CNT

合成 中の試料を示し、図

3

に成長高さと合成時間依 存性のグラフを示す

2 CCD

カメラにより撮影した

CNT

合成中 の試料

3 成長高さを合成時間依存性

ガス導入後

30

秒後に

50um、1

分後に

70um、

2

分後に

80um、 10

分後に

110um

まで成長した。

CNT

はガス導入直後に急速に成長し、その後 はゆっくりと成長することが分かった。

これは、ガス導入直前にバッファタンクにガ スをためており、昇温と同時にガスを導入した ことで短時間で大量の炭素源ガスが分解された ことが原因であると考えた。

【まとめ】IRCVD 装置を開発し、IRCVD 法を 用いて

CNT

を合成し、

CCD

カメラを用いて

CNT

合成中のその場観察をおこなった。

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