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第 二 十 八 巻 第 言 了

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(1)

魔  井  良  憲  

﹁  

ゎが株式会社法ほ︑専ら︑大資本を有し近代申企業形態紅適応しうるものとしての株式会社を対象として規定を  

設けているが︑しかし株式会社の実態からみれは︑贋本金も必ずしも巨大でない︑又株式も必ずしも流通している  

と′は掛らない︑実質的にほ︑むし各個入金業的な小人数の株主しか存しない株式会社が多いのであ.って︑従ってそこ  

︵1︶   では︑実質的紅みて株式会社法に閲す牒諸規定が必ずしも十分に遵廃されでいるとも思われないものが多い︒株式  

会社としての特質は︑その株式が公開せられ︑・かつ証券取引所に上場せられ流通におかれる紅いたって︑はじめて  

実質的紅も備わる紅いたるとも考えられるが︑しかしこのような名実ともに株式会社としての性格を有しているも  

︵2︶   のほ︑今日でも︑その数わずかに千社たらずであって︑礫式会社総数の○︒七パーセントにすぎない︑′といわれて  

いる︒従って︑このようなわが国の実情からすれば︑株式会社法の適用についても︑その規模の大小によって︑嘩  

々の点において︑それぞれの実情に即応しうるような考慮がは紅ぁるべせではなれろうかとも考えむれる︒とりわ  

け︑問題は︑株式会社に串ける株式の自由譲渡性の保障︵商法こひ四条議・なお旧商法二〇四条議席照︶と関連して  

簸じる︒すなわち︑一ゎが商法は︑株式会社の潜本類そのものについて最低限の定めもしておらず︑従って︑比較的  

小規模な閉鎖的性格のつよい企梁のため紅株式会社形態を利用することを別段に制限しないという立場をとってい    第二十八巻 第言了    英法拉おける私会社について  

︵二二︶一二  

(2)

るのであって︑この立場か 

−︵3︶   するのほ︑ゆきすぎでほないかとも忠あれる︒むしろこの原則を賃く灯らば︑独逸の株式会社が︑その資本最低額   空○万ドイツ言ルクに制限しているように︑その資本静の最低を法定し︑比較的大規模な株式会社紅限って︑  

この原則を適用すべきでほないかとも考えられる︒しかしながら︑資本額の最低限凌画するとんてもYその基準を   どこに求めるかということ直なると︑哀れが毎々紅して慈意的・人為的になげやすいために︑必ずしも容易なこと  

︵4︶   ではないと思われる︒従って︑周布商法上株式め眉由磯波性を強行法的に保障乃室確モようとするならば︑結局   のところ︑株式会社は︑近代的性格をもった企業形態として株式公開を理想とするもの紅限ること紅なり︑これを  

好まない閉鎖的性格をもった企業としてはへ合名会社︵商法七三条︶か有限会社人有限会社法完条﹀かの形態をとら   ざるをえなぃこととなってくるし︑表も亦このような立場にたっているのではなかろうかとも考えられ局が︑しか   しながら︑合名会社ほすべての社員が無限貴慮を負う点に︑又有限会社は経理の非公開などの非厳格性とも閣達し   て︑株式会社紅此し信用度もうすく︑かつ又金融をうくる点などの不便から︑実際上は︑株式会社の形態が塾まれ  

利用されているのである︒そこでここでは︑このような非公衆的・閉鎖的性格をもっ打企業に対応する︑=蝦に小      ′  へ5︶  

規模な閉鎖的株式会社ともいわれている英国会社法における私会社について略述してみそ﹂ととする︒  

用石井﹁企業と裁判﹂︵商法の基本問題・田中先生還暦記念︶薄四五頁以下︒  

闇 例えばへ石井三戸岡﹁株式﹂︵実務法砕講座竪二〜四頁を引用すれば︑去社稔数は次表のようになる︒  

薬液償おける私会懸について  

︵二三︶ 二三   

(3)

ノ丁  

なお︑資本別上場会社数ほ︑由和二八年三月末訝︑総数賃入社︵三千方円以上二社二二千万円〜遠円六二社・二億円〜   三億円二王苧三億円⊥ハ億円三憲︒六傲円〜=∪億円六〇社・6億円〜二〇億円七二社・こ○億円ま○億円四七   社・五〇億円以上三社︶げぁったとされていキ料お︑吉永﹁旧商法施行東期の株式会社の冥態﹂︵私法︶七号六二甲西原・   英方・谷口・富川﹁改正株式会社法施行の英語査H→周﹂︿⁝サて︶・七五骨二貢以下・真号九頁以下参照︒   例えば︑大隅・大森﹁逐条改正会社法解説﹂鵬二ハ貢・石蕗﹁株式・の銀波﹂豪社法の諸間攣松本先生古稀記念︶三三丁三   三三頁︒  

会社企黄の規模の大小ほ必ずしも資本額によってのみ決せられる・へきものでないといわれるし︑ヌわが国判例に徹しても︑そ  

の基準を求めることは困簸であるとされる︑例えば︑石井﹁企業と裁判﹂︵前掲論文集︶五六八〜五七表参照︒同教授ほ大正  

6年から昭和二ハ年までの食本額を明にした判例七蒜中︑五〇万円以→ほ三〇件全体の四二パーセンナを占めると指摘さ  

れている︵五七表証印︶︒判例上ほ︑わが国企業の特殊性を反映しで小規模会社が多くあらわれ易いとも指摘されている◇   周知のとおり世界の多数周は︑こ′のような非公衆的・閉鎖的性質をも富美に対応するものとして︑山八九二年の独逸有限会  

社を囁矢とする有限会社を利用してその経簡約目的を達してい各︵大隅′﹁有限会社法﹂︵独逸商法血・現代列国法典琴警参照  

︶︒しかしアメリカでほ︑近時において小規模の企業にほ特別の法貯規整がなさるべきであると強調されているが︑現実にほ  

どsine∽SCOr牒a−iOnにつ∫いてほ唯㌻甲形式しか存しない︒もっとも仙人会社を典型的なものとする︑その株式が璧の家族  

ヌは小グループのものによって所有され一るc−OS2COrpOr註Onという名でよほれる小会社もみられないことほない︵Baantine︑  

OnCOrpO邑ぎs︵−芸︶PP畠慧Nミ宗主芦.Gran寧CO膏邑iOnl等ど○膏2rSand﹄i琵tOrS︵r︳sed官n−ing︶  

句P\G﹀−∞−N↓00〜gO︶︒   

第二十八巻 第﹁号  

︵二四︶ 二四  

(4)

なお︑本稿でほ次の文献を参考としたが︑紙数の関係上脚畿及洗引用は省略したことを︑∵ここでおわびしておぐ︒   

G︒i−ein−C︒mpanyLaw二−冨︶pp.N芸e諒eq∴CO牒eanみP莞儒∵CO月paniesa息COmpanyLaw二−冨︶pp.−00の 

卦∴評nk−ngand 

Seq∴Pa︼mer︐Pr困邑eC︒mpanies二−誤○︶pp・−etseqトLeきPr岩ateC︒rp︒rati︒nS・an巳訂−r.C邑r︒l二−誤○︶r亘  

ⅠもpJN∽et seq二▼ dd−.韓 pp∴∞彗監・Seq.  

ニ  

払会社官i邑eノCOmp許y︶という語は︑山九〇七年会社法︵パEdw・≦i・一C.登第三七粂において︑会社法上  

初めて認めちれ使用されるにいたったものであるが︑しかし仙八九二年の独逸の有限会社が立法者の机上の創作に  

かかるように︑∵九〇七年法虹鱒いて突如として表われ虎ものではなくして︑選質的に考察する場合には︑むしろ  

同法以率ニ○年頃から英国の経済界の実際において現われ初めたものといわれている︒すなわら︑私会社とい︸語  

ほ︑pa−me巧が刷八七八年にPri義仲eCOnp眉竃已Syndica諒という書を著していることによっでもうかがわれうるよ  

ぅに︑又血八八叫年のB溝sFSea邑¢SSPaperB︒ュi薫こ:b㌧D・濁車件においてC︒ぎn判事が﹁株式の公  

募をなさず︑かつ設立当時の株主以外に株式の発行をなさないものほ私会社である﹂とのべ︑GeO毒町2.ewm乱酔  

C〇.︵小笠び︶iCb.00∞∽乳件において㌣i思す判啓が﹁大略同℃ような趣旨で小規模の会社ほ私会社とよぶに最も  

相応しいものである↑とのべ︑S巴○ヨOnく・S已ぐ眉On酔COト︵−00当︶A.C.父∵事件隼おいてMac日義どen卿が﹁私  

会社を設立する主要な理由は︑破産の不便をさけかつ金銀借人権隕を自由ならしあようという目的にあることほ真  

実である﹂とめぺている藷判例によってもうかがわれうるように︑既に早くから学者・裁判所紅よって︑ある限定  

英法灯おける私会社につい∵て  

︵二茸︶二五   

(5)

︵二六︶ 二六  

第二十八巻 第ご号  

せられた範囲においてではあるが.︑大略今日払おけると同じような意味において︑屡々使用されていたのである︒  

と′ころで︑この種の会社ほ︑実質的にほ株式の公募をなさない︑いわゆる家族会社︑︑とりわけ叫人会社︵Oneman  

c︒mp蔓︶ぶその大部計を占めていたのであって︑その名称も或は私会社戌ほ法人格ある組合︵inc︒rp︒ratedpart・  

眉rSFip︶などとよほれ︑実際界では相当の人気をえ︑個人企業又ほ従兼存したfir臥︵partnersどpA声︵−霊○︶S.舎  

を組織変更して︑こ・の種の会社とするものも多く現れ︑しかも︑︑その定款も今日の私会社払おけると大略同じよう  

笹11例えば︑.練乳譲渡の制限二人又ほ数人望﹂ヰ賢ける株式所有と企業の監督など︒これほ仙八六二年会礼  

法︵恵∵絆堕の≦豆 c・登がこのような会社組職の案出を可能ならしめる方法をもって 

︵r苛竿﹂3−・l・p・−芸︶︒1瀧定されており︑かつ又私会社として登記されていたともいわれている︒とりわけ  

既にのべた∽已OmOn人芯故事件︵この判例についての詳細ほ八木弘﹁英法匿おける二人会社﹂国民経済雑誌恵八巻二号参照︶に  

おいて︑山人会社の適法性が貴族院払おいて樹立されて以来∵その数の増加ぼ更に拍車がかけられるにいたった︑  

といわれている︒しかも法膚は︑これらの事実に臣を閉じ︑事案上存在するこれらの私会社に対する特別な規定を  

設けることもなく︑従来存在した仙般の会社匿おける場合と全く同じ取扱をなしている状態であった︒そこで︑登  

記された会社め中でも︑目論見書の発行を株式公募の延期によって回避し︑又目論見書の発行又は提出を必穿とさ  

︵l︶   れない銀行又は金融会社によって回避することも︑しばしば実際界でほ行われていた︑といわれている︒ただ二九  

〇〇年会社法︵監二粁令∵≦象 c・ 

る法置の報告番︵二重・株式発行に関する制限︵四条︶・営業開始に関する軋限芹条︶・目論見書記載事項に関す  

る要件︵劇○姦︶などについて︑これを適用するものと︑しないものと阻区別を設けているのがみられるだ︑けである1   

元来︑豪社法上認められていた会社ほ︑触限責任会社︷U已imi邑六計計ny︶・有限責任保証会社︵COmp賢yL㌣   

(6)

mitedすGuarBtee︶・株式会社︵Pmp賀y巳mitedby浮ares︶であったが︑これらの会社は皆発起人従って社員  

の員数ほ最低七人とされていたのであって︑もしその員数を七人以下に限定しょうとすれほ︑結局︑組合︵Pa註ner・  

詮p︶を設立するほかなかっ寵︒しかし軸合は︑粗食員が無限責任を負い︑又法人格の附与に伴う種々の特権を草  

有しえな小のであって︑商工業の発達に伴う実際止の要求に応じられえない種々の欠陥を有しており︑会社も亦︑ 

それが利用せ打れる範域を次第軋増大するとともに︑これに相伴って種々の弊害も生じ︑とりわけ発起人・取締役  

など会社現事者の不誠実に起因する弊害が︑屡々会社の濫設や素乱を生ぜしめるよう軋なったセめ担∵法正その取  

締を益々厳格にし︑山九〇〇年会社法以后は︑特に内情公示の義務従って干渉主義を採用するに︑いた?たのである︒  

これらのことが︑実際界において︑内情公示を欲しない閉鎖的性格を滝つ比較的小規模な企業をして私会社紅走ら  

しめ︑かつその数を増加せしめる紅いたった経済上の理由と考ぇられるが︑ここにいたって立法者ほ︑仙九〇七年  

遂に仙方において︑組合の変形として有限責任組合・・1・これほ舶合局中の小人又ほそれ以上の者の責任を山定額に  

制限する点に特色があるが︑業務執行者ほ無限責任を負うのであって︑あまり利用されておらず︑私会社を認める  

以上むしろ無用のものであるとさえ小われている仇わが合資会社紅似る︒− をみとめるとともに︵巴mitedPa旨蒜  

告ipsA皐−害q︵ぺEdw.SHJ C.筐︶︶︑他方において︑明文の規定をもって︑会社の∵形態としての私会社を会社  

法上みとめるにいたった︒ここに従来の会社法上■の会社ほ︑これとの対比上公会社︵pub芽c︒㌢︹学y︶と徹せられ  

ることとなった︒と㌧﹂ろで︑このように私会社を法上認めるにいたった第山の目的ほ︑目論見書が発行されない場  

合には︑会社は株式制当開始前に︑目論見書に代るべき書面の提出ななし株式公募の勧誘をなさなければならない  

と規定すること﹁よって︑従来存した目論見書の発行を回避する淀用に終局を与えた適である︑といわれ︑更には︑  

法人としての凡ての特権を草有しながらも︑株式会社など恵存の会社のうける厳蚤なる公示主義の原則の適用をう  

∴二七︶二七   

英法における私会社紅ついて 

(7)

第二十八巻 第;了  

\  

三八︶二八  

ける不私益と取締規定の不便とに対し︑公益に害を及ぼさかい範囲において︑てれを調和せしめた結果である︑︑と  

もいわれている︒いわばその意味で息会社ほ︑会社と組合との中間にあるも′のともいいうるが︑後に述べるように︑  

実質的紅は︑狂しろ会社と称せられるに相応しいように公会社の表とみるべき性格町ものである︒﹁九〇七年会  

社法第三七条紅示された私会社の定義は︑その後仙九山王年会社法︵00甲料訂〇.∽﹀C.選で僅かに修正され︑今日で  

ほ一九四八年会社法︵詳−柏Ge︒・きc・登第二八森に承継されているのである︒ところで︑私会社の会社法への  

導入によって︑山九〇八年以后︑会社企潜の活劇亀闘ほ完全なものとなり︑凡て︑の産業部面に亙って進出していっ  

たのであるが︑それは私会社が会社の∵形態と七て認識され利用されるにいたった事実に依存するところが大きい    ︵  2︶   のであって︑とのことほ︑ノ山九〇八年揚后商務省によって発行乱れたで訂An雲a−Gene邑謬turnO叫COmpan仙es   

によって如賢望小されるととろである∵のみ息らず︑それほ凡での領域において︑凝固産業界の繁栄と不貴賓の再  

帰釣な範囲の構図を与えるものとな㌧った︑とも︑いわれてい湧姦し︑とくに繁栄時代及び戦後経済の構造の再建な\  

どの場合には︑殊式公募にせる資本の増大を図をために︑豪会争えその灘織を変更せぎるをえないからである︒  

抽 例えほ︑∵九〇六年においては︑一新しく慧記された会社讐元五社中︑闇二四社のえが監買書の発宥をなし︑その中三五二  

社のみが開業しているにすぎない︒これらの点放ついてぼ︑Le童小言−.⊥∵p.−帖∽参照︒  

倒︑例えば︑一九〇八年においてほ︑新しく螢記された会社鼠〇二四社中︑私会社数は三〇七八社であり︑同年にほ︑∵六︑∴七  

二社の公会社ほ私会社に組織変更しており︵逆の場合は六社のみ︶︑山九仙九年においては︑新しく登記された会新二〇七二五   

社中︑私会社数は九七二九凝であ.った︑といわれる︒以下図示することとするか  

︵会社数比較︶  

一九二九年 ・T 一九三九年   山九四四年   ︼九四六年   

(8)

一公 会  

+  

1.:..⁝.    m 私 会   l ■■   −  ■ ■  

すなわち︑図表によれほ︑公会社ほ数において減少し\平均化された型で増大している匿反して︑私会社ほ数と資本額が増大  

しっつ平均化された型で減少しており︑結局このことは︑小資本の会社が多く大資本のそれの少いことを示す︒私会社は事実 ・\   において中小会社であるが︑しかしその栗本ほ必ずしも些細なものとはいえない︒串冥︑平均して﹂山︑四〇〇ボンドである  

し︑その中にけ二四︑000︑000ポンドの資本を宿するぎgiOi岩︒mpanyのような堂々たるものもあるからである︒  

なお︑これらの点については︑Le童︑邑︐Hりpp・−N∽〜NN¢−邑・誓p・00∽○参照︒   ︵平均化された払込済資本額比畷︒単位ポンド︶  

︵払込済資本額比額︒・単位ポンド︶  

業法における私会社について   私︑会  社    公  会  社   公 私 両会 社   山九三〇年   ﹂  

+  

㌦九二九年    ∵ 三︑究七︑九云︑云ニ︷   ﹁五望︑董﹁八宗  

云九︑000  

山九三四年  

三︑  

フ【く  

八芭︑宍六︑望   

一..九三四年  

二芙︑000  

__芸L∴.鼠  

山九三八年   四︑〇九≡琶計八山  

﹁八望︑窒八︑○去  

㌻凡三九年   山九一三九年   四︑七︑00ロ︑00ロ  

完六︑000  

≡︑u00︑邑  

︵二九︶ 二九   

脚九四四年    一九四四年  

閤︑○警⁚08︑000  

九孟︑08へ08  

三〇四︑≡q  

(9)

三   

H 私会社は二人又は二人以上の者が︑基本定款︵memOra已仁m Of諾SOCia什iOn︶及び附属定款︵ar腎−esOfa∽∽O  

CiatiOn︶を作成し︑これを登記することによって組織される尾のであるか︑私会社の定義としては︑その附属定款  

に次のような要件を記載したものをいうとしている︵一九由八年会社法・二八粂=以下条文のみを示すのほ︑すべて一九四  

八年法のそれであるル︒すなわち︑そめ要件は︑第山に株式談渡の権利を制限するとと︑第二に社員の員数を五〇人以  

下に制限すること︵但し当該会社の使用人及び使用人たりし着で︑その雇備中並びに雇傭決定後引続き当該会社の  

たる者を除く︶︑第三に会社の疎式及び社債の公募を禁止すること︑である︒この賓件ほ公会社と私会社と社員を区  

別する標準となっているが︑更に﹂九四八年会社法では︑CO訂芦安貞会の勧告に基づいて︑後払のべるように︑  

その中でも特に︑法人が取締役・株主又は社債権着でなぐ︑株主又は社債権者以外の者が株式又は社債に利害関係  

を有せず︑社債権者が五〇人以下であっぺ︑貸借対照衷の公表義務の免除計どの特権をもった免除私会社︵e提m等  

pユす賢cOmpぎy︶を認めるにいたったので︑現在でほ﹂私会社は更に非免除私会社と免除私会社とにわかれることと  

ヽ    なった︒とこるで磨二八条に示された私会社の特質を更転詳しくのぺると︑欝仙の要件である株式譲渡の制限の趣   旨は︑垂二者の任意の加入を防止するための鴻のであ?で︑必ずしもその絶対的禁止を意味するも①でほない︑と  いわれで一いる︒このような制限は︑公会社の附属定款でもなしうるであろうが︵T註−eAda宏e岸P巴merもp.   −声−雪私会社の場ムmには︑それが義務的なもので誉︑という↓﹂とを意味するのであるとされる◇又その制限方   法も如何なる方法によるか\という明示の規定も別段なされていないのであるが︵なお五十条対比︶︑この点について︑   或はその方法は社員の員数を五〇人以上たらしめえない制限権凌取締役龍おいて有すれば十分である︑とされ︑或   第二十八巻 第一号  

︵三〇︶ 三〇  

(10)

ほ又社員たる者虹株式引受の優先権を認める点にある︑ときれる︒   

後の場合の例示としては︑或は会計監査役ノ︵a已itO→︶の定める公正かつ相当なる価格をもって︑成ほ仲裁によっ 

て決定せらるべき相当なる価格をもっゼ﹂或ほ株主総会において毎半期に定めたる標準価格をもって台ysOme 

裟din杓いCa訂一〇raニ訂currentprice訝ed訂苧y爪曽首byage語邑meetin乳︑或は毎年度あ平均私益分配金  

︵当er局e甘ar肯diまdend︶ のTO倍をもって︑或は過去三年間の平均利益の割合をもってする価格で︑他の株主  

に先ずその株式の引受を交渉したが拒絶された場合でなければ︑第三者にその株式を譲渡することをえないものと  

埠 

するのが通常である︑としており︑このような場合に︑取締役は第三者の加入についで同意するこ﹁勘に関する非常  

に広︑い裁嵐的権限が与えられ︑許容を決する自由を屈するが︑その制限ほ︑すべての株式に対し公平かつ脚般的に  

︵1︶   行使せられなけれほならない︑とされており︑このことほ又判例においても確認せられている︒なお︑注意すべき  

ことは︑私会社でほその定款において︑無記名株券︵S軒ewamnt︶を発行する権限を有しないということである  

︵八三条・仙二義対比︶︒蓋し無記名株券ほ単なる引数によっでのみ譲渡されるのであるから︑株式譲渡の制限はこ  

の点に閲し不軋態となるからである︒第二ク要件たる社眉の宗数については︑二人又ほそれ以上の衰が︑会社の株  

式を共有する場合に正二人の社員として取扱われ︵二八姦二項︶︑又五〇人という制限も必ずしも絶対的なものでは 

なく︑既にのぺたように使用人にして社員たる者がある場合にほ算入せられないという例外的措置も認めている  

︵二八条一項b但苔・な豪二九条及び附表第七・六条⁝項・四項対比︶心なお︑この場合︑その使用人がそれ地位を喪失し  

﹂   た場合には︑その株式を他人に譲渡すべき旨を是款に予め規定しておくことを要する︑ともされている︒判例によ   れほ︑右の目的にとって︑秘書役は使用人であるが取締役ほ使用人でほない︵20rmぎdyく.1nd.C00pe紆C〇・︵−窒豊   −︑Cb.00舎︑とされており︑文既にみたよう虹無記名株券の所持人は厳格な意味では社員として取扱われない︒  

︵三こ 三劃   

英法における私会社について 

(11)

︵三二︶ 三一一  

第二十八巻 第言了  

最後の要件たる公募禁止についてほ︑公衆とほ現在の社員又ほ社債権者以外の老を.意味するのであって︵五五条参  

照︶︑いわば制限せられた簡閲の人々に提出する勧誘紅は拡大されないことをいう︒  

判例軋よれほ︑眉論見書軋﹁全く私信にして公表を禁止﹂すべ藍冒を記入して︑取締役がその友人瞥﹂れを発送  

した事実ほ公募でほない︵SFe才e−−↑⊥2mぎe払 

又会社整理︵re8nSざ寓意5︸の際︑旧会社の清算人が新会社の株式を引受けよケとするような場含は公募に応じ︑た  

ものではない︵B邑b 

中骨にこの三要件を充足しなければならないことはいうまでもなぃ︒  

由私会社は︑既紅のべたように︑二人又は有れ以上か社口吊賢・ケて組織され︵表毎︑かつその存立中骨に最低  

限二人の社員を必穿とされるのであっで︵二二二条d︶︑その沿革が示ずよ㌢に︑株式の譲渡が制限され︑その内情公  

示につき濁大な取扱をうけ︑小人数にして会社を組織しえ︑従っ.てこれらのことと相関的に︑公会社軋比しその設  

立・一管理など軋つ.いて種々手続上簡便な取扱をうける慮に︑・その特質があるといわれている︒私会社は株式の公募  

をなさない種類の会社であるが︑との点についでの公会社との区別は︑現実に株式の公募をなすか否か軋存するの  

ではなくして︑むしろ︑その附属定款に株式公募を禁止する規定を置くか否かにかかる︑とされている︒   

又公会社すなわち株式会社のみなら・ず有限眉催促際会社又は無瀬音任会社も︑それが株式資本︵S訂re爵pi邑︶  

をもつ恨り︑かつ又第二八条の触限をもつ限り︑何時でもその組織を変更して私会社となりうるの︑であり︵三〇条︶︑  

かつ又社員の眉任を有限とするか無限とするかについては別段の規定もおいていないから︑理論上社員の貴任の点  

で公会社と区別しうるものは存しないというぺきであろう︒只その沿革からもうかがわれるように︑実際の必要上  

社員の責任を有限としているにすぎないのである︵附表Aパー†≠東成参照︶︒なお又︑既にみたよう軋︑私会社は比   ゆ   

什  

(12)

較約小規模の企業を意味することほ明らかであるが︑しかし法律上︑会社の資本額の大小に︑公会社上の区別をな  

す温礎が存するのでもないことは注目すべせであろう︒  

次に私会社の特賀と思われる二・主の点をみてゆく︑こととする︒私会社ほ︑少くと旦大の者が基本定款及び附  

属定款を作成し︑登記官更に届出で︑必昇な手数料を吏払うことによって成立し︑ここ紅設立証明書が発行せられ︑  

直ちに開業しうる二女竺項・五二黎五三条・一〇九条・なお四八条三項二八山条五項︶︑という設立紅関する例外的措置  

紅その特贋がみられ︑︑\更にほ↓取締役転ついての点紅もその時繋がみられる︒CO訂nふ響軍書も=as昏e訂w泳ぎds  

at・pりの∽沌nt.it莞ed nOth琶eanydire象○邑︑入念∵p.誌︶とのべているように︑取締役ほ事奏上大体.仙人であって︑  

法も亦この趣旨を明定んている︵一七六条︶︒秘書役も︼.人で足るが︑山人の取締役は同時軋秘書役を兼ねえない  

︵∵七七条﹁項︶︒このように取締役の員数が仙人軋て足ることから︑その取締役ほ実際上︑∵自ら兼務を執行しかつ監  

督する終身取締役︵習認許閃Or.perm署entOニifedireきr︶となることが多く︑従って当然に︑会社事業の管憩  

軋ついで広汎な権限を有することとなる︒このような支配取締役の地位ほ︑附属定款に規定されるのが通常であっ  

て︑しかもその権限ほ︑会社の資本庫相当大なる比率を有する期間に制限ぎれるのが通常であぺLこのような資本  

の比率を有する限り︑その権限ほ︑彼の死亡の際︑その遺言執行者又は受任者に伝えられて.いるのセあ曳こLのよ  

う紅私会社ほ︑実際上からみて︑資本家が会社の業務を自ら執行しかつ有限着任の利益をうる方法としで利用され  

るのであって︑公会社とりわけ株式会社における会社の管理とは興り︑妹尾自らが︑その散発を管理心∵かつせ凧  

白身の金銀で取引するのであって︑私会社における取締役ほ︑その業務の利益につき︑その義務と注意拡つき︑怠  

慢ほないということが保証せられ︑支払能力などの点についても有利となってべる︒第三には除名鑑ついてそり特  

異がみられる︒共同企業を営む場合︑会社の目的及び業務についてすべての社員の一致のあるてとは︑常に望まし  

︵茎ニ︶三三   

業法払おける私会社について  

(13)

︵三四︶三四  

第二十八巻 発言で  

いものであり︑かつ又極めて革質な烏のであることほいうまでもない︒とりわけ小人数の会社の場合でほこの傾向  

Ⅶ強められる︒これがために︑\株主の大多数︑例えば十分の九というような同意がある場合にほ︑少数株主虹対し  

その除名︵cO眉uぎy邑r2m2阜をなしうる旨を定款に規定するのが通常であるが︑こ 

るトといわれている︒実際の経験に照しても︑かかる少数株主が東軍全株主あ∴致をみだりにみだす場合も生半ぅ  

ることがあるからである︒もっとも︑このような場合にほ︑公正かつ相当なる価柏をもって︑そ¢持分を買収する  

という骨法によるのであるが︑例えば︑無条件軋て没収する場合のように明らかに不相当な方法による場合にほ︑  

この権限の実行は裁判所によ 

L.戸鼓−︶︒巌後に若干の除外規定をみてゆく︒既にのべたとおり︑私会社ほ公会社の二樫であって︑原則七して  

会社法上公会社と同じ取扱をうけ嵐べきもので臥る如︑その閉鎖的な性格から種々の点において︑その監督上漁  

びに取扱上寛大な取扱をうけているのである︒今その中特質と思われるものの若干を示せは︑例えば︑定款署名者  

ほ二人で足り︵宗一好︶︑社員は殻少限二名存しなければならず︵二二二条d︶︑社旨が二者と鬼り︑その後六ケ月以  

上営業を継続する場合でない限り︑社員は会社の負債に対し人的責任を負わず︵三仙条︶︑設立証明寧の許可をうけ  

法人格を取得すれば直ちに開業しえ︵∵〇九条七瞥︑最少隈の期間も姐能力の空阻もなく︵Sa−Om︒n﹀s§e︶ヾ制定  

法上の会議も制定法上の報告書も要求登れないが︵二三〇条仙○望︑藩求に基づき臨時総会を召集しシる︵三二条︶︒  

取締役ほ芸北て足るが∴∵篭ハ 

秘書役によってなさるぺき必要のある場合には︑仙人又ほ閲二人匿よってなさるべきでないという法則から免除さ  

れザ︵山七九蚤︑通常総会でほ代艶人でも足るが︑定款に別段の規定がなされているのでなけれほ︑代理人として  

一.名以上の者を任命しえない︵士一天条︶︒取締役の任命・公告の制限の適用なく︵一八∵条五項︶︑その任命ほ総括   

(14)

決議︵en・bざresOどti旦たる通常総会賢る±八三条︶︒解任漂いての特別規竃±八四条届︶∴て詫滋予審  

′ 締役ほその会社が非私会社の従属会社でない限り七〇才の停年に従わなくてもま︵二ハ五姦八項㍍充お私会社  

も公会社と同じ義務を負うことはいうまでもないが︑その時貿上︑眉論鬼畜紅代るぺせ書面凌凍也する必要なく  

︵四八条三項︶︑負担及び誕渡抵当を登記し︵九五重︑取締役の登記を維持し又その変更を通知し︵二〇〇条︶∵引受  

四   

既にのぺたように︑私会社ほ公会社に課せられた思小制定法上の義務のいくつかから免除され︑しかも法人格の   もつすべての特権を享有しうるものとして︑盛んに利用されてきたのであるが︑そ必中私会社の特質並に免除の景   も本静的なものほ︑私会社が貸借対照表の写し雷その添付書類及び会計監査役の彗星を︑毎年登記官吏匿掟出  

︵1′︶ する年次望遠の中に含む義務から免除省れていたことであった︵完二九年法二〇条・一九〇八年法二六条︶︒従つ   手数料の制限に従い︵五三条︶︑株式及び社債を公募しないとWう証明書を孝次報告書ととも砿授出し烹こ八条︶︑   それ白身の定款を登記︵附衷A参照︶しなけれほならない︑などQ諸点である︒   川 例えば︑株式の謎波を制限するのは︑株式の承継をも制限する趣旨でぬない◇従って︑相統・遺贈・婚姻紅まる変更は差文な   

い︵At芸芦?Jam2SOn︵忘受ごNIr・戸冨︶︒定款にあらかじめ定ゆられた方法により㌻足の価格で現在の療主紅申出る   

との規定ほ︑もしその価格が合理的ならば有効でむる︵Bq旨ndガTrus−eeく.Stee=ぎ1首s盲C〇二ぶ○−︶⊥cF蜃寧︒ 

なお︑優先買取権についての諸判例賢いてほ︑Ran芥ingandSp喜﹀p㌣﹈扇−誓い登mer﹀pら吊∴烏a−牒﹁COmpany   

PりeC乱e5S・PaユⅠ=−崇Fed.W pp00謡e:eq.参照◇  

英法における私会社について  

︵三五︶ 三五   

(15)

︵三六︶ 三六   

隼二十八巻 第山号  

てその結果として︑山般大衆ほ私会社の財政状態及び営業成績の傾向を調査すべき方法をもたなかった︒ここ紅私   

会社が企業形態として盛んに利用せられ︑既に図表でみたよう貯︑そめ数も次第に増加していバた主賓な原因があ   

る︑せぃわれているが︑′按け目のない商人ほ︑ナ壱ような特権と免除をえて遂行される企図をもつ企業のため紅︑   

●Y   早速この私会社を利用したのであ鳶すなわち︑例えば︑持株会社ほその従属会社を討算誇類の不開示などの利益   

′       さ    をもつ私会社として法人化していっ東のであり −・持株会社がその受任者とともに︑事実において活動し利益損失    の引算をなす従属会社を設立すれば︑この従属会社の株主ほ持株会社と受任者であり︑従って私会社となる︒そこ   で持株会社の株︑雷公衆も現実にその財政状態等を知りえないこととなる︒巨i︑こ忘種々の弊苔が生じるよう    にな■つたのである︒そこで︑とく瞥﹂の計辞書類の届出義務からの免除をめぐって︑山方反対論濱は︑この特権を   利閲すること紅よ′つて︑不謹慎な取締役が資産なくして会社のため匿信用をうることであり︑私会社の場合紅ほ︑ 

㌢′事軍の問題として︑いわゆる詐欺会社︵−︒n甲fim.叫ra已s︶が生じ易い︑という立場から︑更に労働組合や他の同   

組魔の代表者は︑かかる計算賓魔の不開示は︑その使用人並び虹労働者を正当な俸給並びに労賃紅対する彼等の貰   

求を系統立ててのべるがに困難な地位匿おかれる︑という立場から︑これに強く反対し︑こ?特権の廃止を叫ん   

素量これに対し他方潜成論者ほ︑主として家族会社のような比較的小規傾かつ閉鎖的な会社の側かむ︑計算菌類の   

公表ほへその競争者とりゎけ財政に通暁している有力滋親争者砿︑有益な資料を提供し︑彼等をその営業から追放   

しうる結果をまねく︑とい旦皿場から︑更に軋計算書頼め公表をなすことほ︑私会社の余り公表を貯まない閉鎖的   

な性格に照しても役竪皿たない︑という立像から︑前者の主準に強く反対している︒2Fen委員会は︑これらすべ   

ての相剋する論争を十分考慮したの\ちに︑唯ヤのとるぺき方策は︑すべ互の登記された会社庭その貸借対照費¢掟出   

を要求することである︑とも考えたが︑しかしながら︑他の会社の従属会社でない私会社などのいあ掛る遺常の商  

(16)

凝会意味覧ける純正私会社︵ge邑nepri忌8眉眉︶露命投︑やは21の揆出免除の特播は磯持苦る  

べきである︑という結論に達し︑この守うな立場に立った勧告紅基づいて︑′山九四七年に修正案が採用せられ∵一 ︑  

九四八年法で立法化せちれることとなった︒すなわち︑州九四八年会社法第三九条はその附表第七と関連して免  

除私会社の規定をなしたが︑同法紅よれほ︑免除私会社とは︑私会社中︑qいかなる法人も株式又は社債を保有  

しぇず︑㈱︑殊套又は社債権者以外の何人も株式又は社僧上に利害関係を有しえず︑︑㈱︑当該会社ノの社債権者の員  

数ほ五〇名を超ええず︵共有者ほ⁝名として取扱われる︶︑㈲︑いかなる法人も会社の取締佼たりえず︑当該会社又は  

が年次報告番とともに授出され︑彼等の知識と信用の最大払おいて︑︑その蕗件が充足されていなければならない︒   取締役はいずれ鴻当該会社の政筒が取締役・株主・社債権者又はその受託人以外の者によって汝発きれうるいかな   る取極め軋尾関与してほならず︑㈱︑既述の条件が年次報告書の日に充足され︑本法施行以後又もし本法施行の日   付以後である計らば会社の登記・以後いつでも充足されており︑しかも取締役並虹秘書役紅よっ七著名された証明書   

しかし︑もし私会社が本法施行の臼にその条件を充足しておらず︑その後それぶ充足されていることが示されるな  

らば︑いつでも商務省ほ︑当該会社の取締役の申込あり次第︑瞥該会社のその彼の年次報告畜に閲し︑その時以前  

に充足ざるぺき条件ぼ必要でないと命ずることができ恕このような場合に年次報昏菩とともに送付される証明番  

は︑︑その時以後の期間紅のみ関係する︑という賢件を充足しているものをいうとされる︒従って私会社中第二﹁九  

条秒条件を充足しえないものは︑をゐ計算苔類の掟出義務二二七条︶を負うこ七となう︑こ王妃私会社は︑この条  

件が充足されるならばその場台風のみ討辞書類の掟出免除の特権をもつ免除私会社とそうでない私会社とにわかれ  

ることとなった︒ところで︑この常山二九条は︑関東第七と関連して免除私会社につ︐いて非常に詳細な規定を設け  

ているが︑それほ︑その会社の殊式又ほ社債に利害関係をもつ人曙関する法則が︑この免除私会社を立法化するに  

英法における私会社について  

︵三七︶三七   

(17)

第二十八巻 常山号  

︵三八︶三八  

′  

数でありかつ錯雑して・いることに起因すると思われる︒以下のぺる附表第七は︑努めて的確荒つ十分の配慮をも  

って︑所期の効果を実効あらしめようとしているが︑これは大略次のように夢約することができるで′あろう︒すな  

ぁち︑H︑免除私会社の株式又は社債に関する二つの基礎条件︵ba玖ccOndi−iOnS︶は︑㈲︑いかなる法人も株式又  

ほ社債を保有しえず︑㈲︑株主又ほ社債権者以外の何人も株式又は社債上に利害関係を有しえない︑ということで  

ある︑一︵附表第ヒ・表=以→条文のみを示すのはすノべてこの阻表第七′のそれである︶ノ︒法人の中には重合法人︵cO膏ra昏n  

詣g馬電e︶.を含み︑しかも登記された会社紅限定されないがヾ単独法人︵cOrpOra訂OnSO亙ほこの目的のためにほ  

除外せられるひ社債ほ会社紅よって容認された譲渡抵当︵mOrtga竪を包む︵只nig富bridg2Es−ateヂ誌・く●茸首完 /  

︵−g︶∵A∵C⁚のー誓もし私会社が鍛行又は金融会社︵以下のぺるqのⅢ及び細め㈲森照な串九条参照︶以外の他の会社  

から財産を撃人し︑ 

条件ほ失われ者にいたり︑㊨ほやそれほ免除されたも・のでほなくなっ七く驚の山の条件ほ︑公会社はその従属  

会社たる私会社を登記しえず︑をの株式を保有し左ないキとを意味し︑ここに綜合計算書︵cO宏象d賢daccOunt︶∵  

並紅その厳重な条件の目的とも酪連して二五〇〜二血四条︶︑既述の持株会社の従属会社ほもはや私会社として取扱  

われえなくなっ.た︒由︑営業の催質について堕二つの正常な取軟夜鷹述の基礎条件と除外条項︵後述持参照︶との双  

方︑の目的¢ため紅否認せられる︒ソすなわちそれらは次の場合である︒里そ︑の営業日体の通常の経過においてなさ  

れね取外の目的ノのために︑∵保証の方法によって銀行又は金融会社のた掛紅株式又ほ社債︵或ほ株式又ほ社債におけ  

る利害関係︶L上に負担︑育訂rg恥︶が存する︒ご﹂の・典弘的例ほ︑私会社の社員が当該銀行に丼しそ阻会社における彼  

扮株式又は社僚を譲渡抵当虹甘くこと′1によ?て彼の銀行に借越しするナしと︵○責dr註︶を保許すかト諷に生じる︒   

(18)

一見したところでは︑上述・の条件Hの㈱の避反が︑恐らくは条件H阻初の遺灰が簸じている℃▼しかしこれは否認せら  

れる︒もし銀行又ほ金融会社又・は篭受任者が株主又ほ社債権者㌣て登紀されてあるならば︑買戻︵鼠e蔓iOn︶  

年間し衡平法上権限づけられた者は︑・所持人とし′て取り扱われる︵ニ条二領︶︒呵株式又は社僚︵又は株式又ほ社  

債における利害関係︶の譲渡のための契約の・→における利害関係は︑譲渡証書の作成がなされる迄否認せられる︒  

但し︑そ・の作成が不孟に遅滞され窟計はこの限りでない︒このことほ︑衡平法上株式又は社債の買主吋∵波  

渡東関する現実の捺印要言ee告ほ未だ両当事者紅よっノて作成ぎれていない軋も拘らず︑fぎが売買契約をなす  

や否やそれらに利害関係をもつとノみなされるとい㌢事実に関する︒それ政に条件Hの㈲の洛反があり除外条項たり  

ゝ蒜い︒譲渡証書が作成されれば︑譲受人︵譲渡人ではない︶ほその譲渡ほ当該会社によって登記が賓求されるに  

も拘らず所持人として取り扱われる︒但し︑登記が拒絶きれたときはこの限りでないqしかし︑この法則は明白な  

譲渡が実際には上述⇔の揖における銀行に対する譲渡抵当であ嵐ときほ適用せられない︵二条三項・四境︶︒ゆ︑株  

式又は社債における愈社自体の利益す季賢羞款による先取特権去旦並に法の運用によって生じた及び株式又  

は社債に影響する先取特権や負摺は否認さるぺきである︵二条五項㌔  

団︑基礎条件の適用む関してほ八ちの除外条項があるが∵とれらは次の場合である︒  

印 死者の財産権人es琵eOfadec琵edbO−賢︶竺部をなす株式又牲社像の場合粧は︑その通産管没が継続す  

る期間中この二つの基礎条件ほ容認せられる︵三森一項a︶︒㈲︑盃芸讐忙よる信託上の受託者︵ここでは憩誓相続  

音es苫苗場舎監ける併託をも包む︶\誓って所有される・株式護社債の場合︑或はいかなる法人も信託竿  

払底接の利害関係をもたない限り︑株式叉ほ社債を処分すhる家族継承的不朝産処分︵訂mi−≠se邑ement︶の場合には︑  

この条件は否認せられ⁝や︒但し︑それか当該会社の温帯総会における議決権の﹂部に閲し︑別段の監寧γ∵︒︑這い  

︵三九︶三九   

苑法に好ける私会社について  

_  

(19)

慈善団体のみか︑或ほ受託人として行為するた也の報酬の芳法紅よってのネ利害関係を有する受託人のそれかであ  

るときほ︑この限りでない︵三条→項b︶︒家族胎承的不動産処分は︑設定膚並紅その子孫のための婚姻継承的不動   産処分並監芸者自身のための及び忘範囲の親展のための継承的不動産処分を含むの針ならず︑夫婦たり⊥者放  

び夫婦と称せられる者曾merwifαOrF邑邑andarep亡監Wif201F邑邑︶・非嫡出子︵i−1eg旨a什e象d︶  

・会社の現在の社員・社債の継承的不動産処分の場合は会社の現在の社僚権暑︵すなわち継承的不動産処分の日に  

ぉける株主又ほ社債権着たる者︶をも含む︒膚に雪景ほ継承的不動産処分ほ︑もしそれが他の遺言又は継承的不  

動産処分ゐ下転生ずる利害関係を穿すれば︑株式又は社債を処分することとなる︵毒頑︶︒勒︑精神異状芸  

又は権利能力又は行為能力の欠欲者︵disabi葺のために通産管理人︵admi邑ra旦・保佐人︵c星○ユその他の  

者に権利を与えた株式又は社債が雪場竃︑こ竃表の目的のため賢れら二人学者は山人として取扱われる・︵四  

条︶︒㈲︑上述の二つの基礎条件が︑当惑会社における給料取締役又は給料社員を含む当該会社の使用人のために︑  

受託人誓って保有せられる株式又は社債の場合泣沈否認せられる︵委﹀︒㈱︑Hのじの基礎条件ほ免除私会社自  

身たる他の私会社賢って保有せられる株式︵社債を除く﹀の場合紅は否警られる︒し崩しこの除外条項には専  

賓な但賓があ驚特蒜︑その舟除が間警なっている会社︵以下関係会社︵reぎ翼c︒眉眉︶′とよぶ︶㈲︑他   の私会社㈹︑他の会社が免除されノるか否かを決定する点を考慮する将来の会社匿おいて︑株宏総数ほ五〇名を超   ぇてほならないぺ共有者ほ一義の株主として計算され︑会社それ自体並び軋その使用人・従紆の使用人盲しその  

使用人が欝て社員であり現在も社員であるなら望は否認せられる︵六条議・四項︶︒この但賽の目的ほ︑もし取引   が単∴の私会社によるというよりはむしろ私会社のグループ陀よって遂行されをならば︑そのグループにおける会   社は︑もし社管し議書豊みえ′々ノの員数が五〇名を超え庭木ときの孟除せられる︑より鱒確紅いえほ︑滝   第二十八巻 第ノ一骨  

︵四〇︶ 四〇  

(20)

し同じ者が単一の私会社の社員であるならば︑全く同じ方法が必賓とされる︑ということを保証するためである︒  

しかしながら︑株式の保有をなす会社相互間︵inte7CO−づp旨﹃辞○︼din顎︶セ社畠数合計五〇となったときは否認せら  

︵2︶   れる︑という宣とを注意すべきである︒なお︑Hの鋸に関するこの除外条項が適用せられるところでほ︑Hの榊は  

株主たる会社の社債椎名として︑或は当該会社転よ′つて発行せられる社債信託証書の受託者とtて︑ある人軋よって  

︵3︶   所持せられる株式における利害関係のための除外条項紅従ラ︵ふハ項三項︶︒二つの法則ほ株式の所持に閲す 

︵4︶   証︵≦.CiO宏drc︼e︶をさけるために与えられる︒㈱︑丁も七山又はそれ以上の銀行又ほ金融会社が︑底按に又ほ受任者  

を通してその営業の通常の経過に従いかつ当該関係会社又ほその発起人との取観めによりて︑株式叉ほ社債を贅求  

し所持するならば︑かかる所有は︑銀行又咋金融会社又ほ関係会社の通常総会紅おける議決権や茸分の二又正それ  

以上の行使又ほ行使を監督する権利を看ザると規定するのでなければ︑Hの餌ほ︑かかる除外条項虹閲し否認掛ら  

れるであろうハ七灸㌦項︶︒銀行・金融会社の定義ほこの目的のために存する︵九条︶︒こむ除外条項旬日的は︑常澄  

の通常の経過において︑免除私会社に株式発行の引受・株式又ほ貸付資本の 

である︒Hの鋸に対するこの除外条項が効力を示すところで 

外条項に従う︒すなわち︑社債が金銀貸付銀行の受任会社の名にぬいて登記せられぺいるという審選は︑金銭借用  

会社Q免除を無効たらしめな小︒とのこと︑は又銀行又は金融会社か社債権者のための社債権音叉は受託者として利   \   客間係ある人々を掩護する′︵七条二項︶︒㈲︑既にのペた二つの基礎条件は︑株主又ほ社債権者の破産︵b旨krupt8︶  

・清算︵g邑ati︒n︶の場合の資産 

べた二つの基礎条件ほ︑債権者叫般のための或は裁判所︵破産裁判所︶に止っ 

亡Sぎe邑免許eユ軋よって是認せられた和議︵cOmpOSitiOゴ○巧SC訂me︶ の目的のための信託によ√て所有せられ  

英法における私会社に︑ついて  

︵四ニー四﹂   

(21)

︵四二︶ 四一叫  

欝二十八巻こ第ニラ  

た株式又ほ社債の場合に▲は否認せられる︒−レの除外条項ほ︑債権者∴般あ利益申ためでなく又事務的に是認ぎれた  

ものでもない債務整理和議琴︵8眉OSitぎ・〇:CFe旨Of 

りような正当かつ衡平な理由による解散に関する法的規整ほ︑公会社町場合よりもむしろより大なる範躇において  

私会社の社員に利益を与えるであろう・と考えられる︒取締役と酪苔役は︑その知識と信用の偉大紅発いて︑当該会  

社が.免除私会社としての資格を有するならば︑既柊のべたよう牲︑いつでもこれらの条件に従・つて行動していると  

トシことを証明しなければならないからヤ当該会社の株式に関しても︑その必贅な条件に従っで行動してい乳とい  

うことを証明しうるか否かを決寒せしめるべきなんらかの必翠な報知を与えることを取締役が社乱に要求する権限  

を∵附属養款が含むことを必賓とする■︵附表A・八−−虹︒六条︶︒州壌秒社債発行条件においても同じような条件を  

取入れる・ことが適当と思われる︒免除私会社ほ年次報告苦とと 

率四ふ○条参照︶のほか紅︑会封監査役ほ組合員又・ほ役員切使用人又ほ会社の使用人となりえ︑又専門的資柏をも葵求  

されずモ六叫巻︑会社.ほその取締役た金銭の貸付をなしえへ山九〇粂︶︑′もし登記官更によって是認せられたある  

他の藤式において写しを授出するならば︑ある決議又隠合意︵agreement︶ のプケシトを提出する必葵ほなtい︵﹁四  

三条・へも︑つとも︑これか六三条の下に要求せられる株式資本の増加を授権する決議の印刷された写しに適用せられるか否かほ明白  

でほない︑ともいわれてい告︑などの利益を﹁九四八年会社法の下でうけていることを附け加えておく︒   

こ.のように︑免除私会社軋ついての法的構潰は︑技術萬な要素を多分虹含むだけに非常妃錯雑したものとなって  

いるが︑:﹂れによっ七大略成功裡に所期の肩的ほ適せられたのでは患いかと思われるが︑しかしその詐欺的な活動  

範囲から淋会社を・賢全に除去してしまっているせほ考えられない点もないではな心︒すなわら︑株主又ほ社債権者  

が︑会社がなん・らの監督をもたないある行為︑例えば︑疲毎家族掛橋成魚叉は当該会社の現在の社員ではない塾る   

(22)

人々のために彼の株式の受託者に彼自身を任命するとど匿よっで︑或は彼の債権者㌦般の知益打ための掛附託番  

︵d註︶とならない彼の債権者中のある者との和議証寧︵邑邑a童d訂チロ:︒mp息昏阜\を作成す管−よ軋キっ  

で︑会社の免除を無効とならしめることが容易常々きる︑といあれる︒︒洩っ︑とも︑これに対する保護は︑・第.一に︑  

免除牲社員が通常の場合失権することを最も.いやがるという特権であ久︑費紅ぼ︑私会社の取締役は株式の譲掛な  

監督する権限を義務付られ.るということであり︵二八条︶︑しかも会社の免除を無効としようと思う者例えば競争相  

手の商人に株式の譲渡を拒否することに帰する︑とい㌢﹂とも考えられないごとはない︒更にへ私会社を通じて議  

決権を有するト﹂とによって︑大なる営菓を監督する可能性が依然として与えら 

すなわち︑取極めによって他の豪社における議決権の多数を与える株意が︑﹁貸付の方法によって︑これらの株式を  

翠求しかつ保有すべき金融上の手段を与える私会社であるというその取極めを予防するなんらの法的規整もみうけ  

られない︒∴﹂のような場合︑当該私会社町株式は制限せられた和樹′の人々の普通埠上及び衡平法上町併有者となる  

というように取り極めることほ容易であって︑しかも免除ほ維持しぅるからである︒・  

川 元来︑公会社と私会社との根本的な相逮を︑貸借対照表並にその添刊蓮療の授出に求め嵐強い意向は存しなかったとい一軍れる  

が︑貴族院の改正会社法についての修正によてて仙九〇八年法の下ぬおいて︑この点が私会社の場合に採用せられた︒その結   

果︑私会社においては︑讐二者ほ登記メほ登記官更に授出せられた文書から︑社団の基本定款卜附展産凝・取締役及び株主の  

名称以外に確認することができなくな?た︑といわれている ︵Le童一召−一Hp.−∽誉︒  

勃 例えば︑Rがその免除が問題軋なっている関係会社︑0が良におけ亮眈式をもつ他の私会社︑Fが0が免除されるか否かを決  

定することを考慮する未来の会社と仮定する︒もし0が免除されればそのときのみRほ免除される︒0ほそれが免除されるため   

紆条件な禿せほ免除される︒′もし0の株式を有するFが免除されれば︑0とyの株主総数は五〇名以下となる︒もし0が免除   

︵四三︶ 四三   

英法における私会社について  

(23)

や   

第二十八巻欝ふ号  

︵四四︶四四  

されれは︑Rが免除条件を充しており︑R・0・アの株主総数が五〇名以下の場合は︑Rも亦免除される︒もし各会社の社員  

数が登記上二〇名でrあり︑Jかも終始同じ二〇名の場合ほ凡てのグループは免除写れる︒もし異った一6名であれば合計六〇  

潮 ずなわち0ヌほFほ情況に従う︵ibid︶︒    名となわ∴0とFとは免除されてもRほ免除されないへ狩ank愚andSp旨r∵ppム俸∽念︶︒  

㈱第∴の法則はRと0とがお瓦に株式を所有するとてろでほ単二の智者した所持に適用がある︒Rの免除は︑Rの免除の上に順  

次に依存する0の免除に依存するばが免除されると仮定すれは︑その仮定上に0は免除のための条件を充しているかを確め︑  

その後ほRと0との株主総数が五〇名ヌほをれ以下かを確めればよい◇第二の法則ほ︑株主の循環ほ間接会社を通してのもの  

であるから︑0の免除ほRのそれに問診紅依存する︑という条件に適用せられる︒ここに︑恰もこれらの株式︵間接にヌほ未  

来の会社により0紅保有される株式︶ほ関係会社によって所持されているかのよう幣単云交互の保有に対する上述の滅則  

の適用が必要とされる・︒それ放︑0雷・ダ素釆ヌは間接会社・0における株式を所蕾軋おける株式を所持する場合︑循  

環を完成させば︑RほFの株式を所有し︑Rの免除は0あ免除に依存し︑Rゐ免除の上に順次に依存する︒0払おいて下によ  

りて所持せられる株式ほ︑循環論法の規定の目的のために︑恰もRによって所持せられるごとく取扱われなければならない  

︵ibid︶︒  

五  

公会社と私会社とほ︑相互に紬瓢変更をなすこせができ︑これが英国産業界のすべてにわたって好常気と不浄筑   と昌帰的計囲還図書えていることは︑既紅の芸とおりである︒ところで︑私会社はその恕痩を変電して  

公会社となしうる︒すなわち∵私会社紛いつでも特別決議紅よっ†第こ八粂笹よぅ嬰求せられる私会社たるの要  

件を含む必要ほないという方法において︑その定款を変更サること軋ヰって︵㍍条︶恕純虹実行され︑かつその変  

(24)

更の軋私会社たるの特質を壌失しその組織な変更して公会放となり︑′変更の日以後一四ノ日以内に登記官安置登記   +   のために本法附東男三に記載せられた形式における目論見蓄に代るぺき苔面を授出しなければならない︒  

又会社ほ同じ期間内に第四仙条及び附表第四に応ずる目論見讃を登記のために提出しなければならない︒軍二九条  

の免除の証明番のために附衷第四紅相応すると思われるものを誕渡しなければならない︵三〇条仙項︶︒もセもと叫  

九一三年会社法以前でほ︑私会社としての賽件︵山九〇七年法三七粂・山九〇八年法二二条︶を変更した場合紅は︑そ  

の私会社どしての存在は失われそ聖しかし附属定款の連反紅ついては法律上別段の禁止規雇は存在しなかっ尭︒従  

って︑取締役が会社の宅款砿違反して︑株式ゼ譲渡し公募をなし又ほ社員の員数が五〇名を超えても︑そのこと紅  

よって直ちに私会社としての存在を失うものでほない︵Pa針く.ぎyaltie00Sy邑邑e︸Ltd.︵−¢喜二只.B.伊里  

とされていた︒山九山三年会社法はこれに関する規定を設けたが︑この鼠定ほ更に一九四人年会社浅発二九条︵山  

九一元年法二七条︶に承継され︑第二八条の制限が事実におい七遵守せられない場備に︑会社ほ私会社としての特権  

と免除とのいくつか︵三㌻条・副二九条項・二二二条d・三遍灸仙境但乱a仙︶を失う︑と規定された︒いわばかかる  

場合には︑常山に︑もし私会社が第二八条の要件中三以上についてそむ定款を変更すれ掛︑私会社たること並に  

その特異自体を失うことを意味し︑第二に︑その要求ほ事実に従わなけれぼならず︑この時賀の欠蚊がある場合紅  

ほ同じように私会社としての特質を失うことを意味する︒しかしこの規定も︑当熱に公会社の状態紅かえるように  

ほ規定されていない︒これらは︑年次報告書紅顔付さるべを貸借対照表に関する規定に関連しており︑又社員が七  

名以下となったとき解散さるべき責任に関する規定に関連していると思われるが︑′しかしながら︑それらの諸条件  

に応ずる怠傾が︑或は偶然的なものであり︑或は不注意のためであり︑或ほ他の十分な理由があり︑成ほ救済を与  

えるてとが正当かつ相当であるという基礎の上に充足されば︑会社ほそのような結果から除去せられるであろう  

︵四五︶ 四五   

英法における私会社虹ついて  

(25)

第二十八巻 第一号  

︵四六︶四六  

−ということが裁判所紅よって命ぜられるセあろう︵二七条三項・二九条︶︒もし怠慢のある場合紅ほ会社並紅怠慢ある  

会社のすべての役員は怠慢に閲し五〇ポンドの罰金の貴に任じなけれほならず︵三〇条三項︶︑.目論見讃軋代るべき  

書面における虚偽の陳述に対んては刑事責任が科せられ︵三〇灸四項・五項︶︑更に虚偽であることを知りつつ︑ある  

重要な部分において故意に虚偽の陳述をなしセもの′は軽罪︵︒叫fence︶の罪紅とわれるへ四三八条・関東筍妄︶︒なお  

取締役の資格株などに関する第ふ八一粂は公会社となった私会社にほ適用せられない︵二へ∵条五項C︶︒   

私会社ほ個人営業を継承するためにも使用せられるが︑私会社への組織変更の目的は︑それが法人として窮する  

すべてゐ利益を草有しっつも閉鎖的性格を維持しうるための︑或は新しい営業を樹立経営するために︑或ほその将  

権と免除とをえて遂行せられる企図をもつ企業の遂行のために利用され易い点紅存することほ既にのべたとおりで  

ぁる︒公会社ほ特別決議をもって︑第二八粂に関してその定款を変更し︑その他これに伴う種々の変更をなすとき  

ほ︑こ弟を私会社となしうるが︑この場合は私会社の制定法ま定義を満足せしめるに必須の組織変凛のみならず  

私会社と両立しえない規定も変更されなければならない︒すなわち︑例えば無記名株券発行権限を定款で排除する  

など私会社の新しい規定に凍って定款を変屈する七と.が必貰とされる︒私会社Ⅵ管理誓いての規定紅ついてほ︑  

原則として本法開表AニーナHによるが︑顔式会社以外のすぺての種類の私会社ほ︑特別め定款を作成して提出  

んなければならない︒︵三C︑二︑こ五稿︶   

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