化 学 基 礎
必要があれば,次の値を使うこと。
原子量:H = 1.0 C = 12 N = 14 O = 16 S = 32 Ca = 40 アボガドロ定数:6.0 × 1023/mol
第 1 問 次の問い(問 1~
7
)に答えよ。問 1
身近な化学物質に関する記述として正しいものを,次のa~eのうちから一つ選 べ。1
a 水道水には可能な限り純粋な水が用いられる。
b ビタミン C は香料として飲料に用いられる。
c 羊毛の洗濯にはセッケンが適している。
d プールの消毒には塩化水素が用いられる。
e プラスチックは主に石油からつくられる。
問 2
純物質と混合物の組合せとして正しいものを,次のa~eのうちから一つ選べ。2
純物質 混合物
a 空気 酸素
b 水 氷 c 牛乳 バター
d ナトリウム 塩化ナトリウム
e エタノール みりん
問 3
原油からガソリンなどの成分に分離する操作として最も適当なものを,次のa~eのうちから一つ選べ。 3 a ろ過
b 分留 c 昇華法 d 再結晶 e 抽出
問 4
化合物の定義に関する記述として正しいものを,次のa~eのうちから一つ選べ。4
a 工業的につくられた物質である。
b 2 種類以上の純物質を含む。
c 元素の質量組成は,常に一定である。
d 天然には存在しない物質である。
e 反応性が高い物質である。
問 5
炎色反応で黄色を示す元素を,次のa~eのうちから一つ選べ。5 a Li
b Na c K d Cu e Ba
問 6
原子に関する記述として正しいものを,次のa~eのうちから一つ選べ。6 a 原子核の直径はおよそ 1 × 10
−6 m である。b 原子核は陽子と電子からできている。
c 原子番号は元素に固有のものである。
d 質量数は陽子の数と電子の数の和である。
e 同位体どうしの質量数は等しい。
問 7
電子殻と価電子に関する記述として正しいものを,次のa~eのうちから一つ選 べ。7
a L 殻には最大で 10 個の電子が入る。
b 最外殻電子の数と価電子の数は等しい。
c 水素は単原子分子である。
d 典型元素では価電子の数が同じ原子の化学的性質は似ている。
e 金属元素の原子は価電子の数が多い。
第 2 問 次の問い(問 1~
7
)に答えよ。問 1
2 価の陰イオンであり,かつ多原子イオンはどれか。次のa~eのうちから一つ 選べ。8
a 硝酸イオン
b アンモニウムイオン c リン酸イオン
d 酸化物イオン e 炭酸イオン
問 2
物質と化学結合に関する記述として正しいものを,次のa~eのうちから一つ選 べ。9
a ファンデルワールス力は,水素結合の結合力より強い。
b ハロゲン元素のうちで,電気陰性度が最も大きいのは塩素である。
c 希ガス原子は,イオン化エネルギーが大きいため陽イオンになりにくい。
d ナトリウムは,塩素よりも電子親和力が大きい。
e 分子間力は,イオン結合の結合力より強い。
問 3
分子中の価標の数の和が最も大きい分子を,次のa~eのうちから一つ選べ。a アンモニア
b メタン
c 水
d 塩素
e 硫化水素
10
問 4
分子間で水素結合をつくる分子を,次のa~eのうちから一つ選べ。11 a HF
b H
2S c HBr d HCl e CH
4問 5
原子Aは N 殻に 1 個の価電子をもち,原子Bは M 殻に 7 個の価電子をもつ。A とBからなる物質の化学式を,次のa~eのうちから一つ選べ。12
a MgO b NaF c MgCl
2d CaF
2e KCl
問 6
身近な化学物質に関する記述として正しいものを,次のa~eのうちから一つ選 べ。13
a ポリエチレンテレフタラートは,付加重合によって合成される。
b 酢酸は合成繊維や医薬品の原料として利用されている。
c メタンは植物中に含まれ,果物の成熟を進める作用がある。
d エタノールは都市ガスの主成分として利用されている。
e 高分子化合物の原料となる小さな分子を重合体という。
問 7
分子が集まってできており,融点や沸点が低い物質はどれか。最も適当なものを,次のa~eのうちから一つ選べ。
14 a ドライアイス
b 銅 c 黒鉛
d 二酸化ケイ素
第 3 問 次の問い(問 1~
6
)に答えよ。問 1
質量パーセント濃度が 98%の濃硫酸(密度は 1.84g/cm3)を水で薄めて 1.0 mol/L の希硫酸を 250 mL つくるのに必要な濃硫酸は何 mL か。最も適当な数値を,次のa~eのうちから一つ選べ。 15
a 0.68 mL b 1.36 mL c 6.80 mL d 13.6 mL e 27.2 mL
問 2
不純物を含む石灰石(主成分は炭酸カルシウム)を 4.0gとり,十分な量の希塩 酸を加えると,標準状態で 0.67 L の二酸化炭素が発生した。石灰石中に含まれる炭 酸カルシウムの純度(割合)は何%か。最も適当な数値を,次のa~eのうちから 一つ選べ。a 33%
b 66%
c 75%
d 84%
e 99%
16
問 3
次の実験について下の問い(A・B)に答えよ。ただし,食酢中の酸はすべて酢 酸とする。食酢 10 mL を( ア )で量り取り,100 mL の( イ )に入れ,純水で正確に 10 倍 に希釈した。この希釈液 10 mL を正確に量り取り,コニカルビーカーに入れ,フェ ノールフタレイン溶液を 2 滴加えた。これに 0.10 mol/L の水酸化ナトリウム水溶液 が入った ( ウ ) を用いて滴定したところ,7.0 mL 加えたところで中和点に達した。
A
図 1 に示す実験器具のうち,(ア)~(ウ)に適する器具として正しい組合せ を,下のa~eのうちから一つ選べ。17
(ア) (イ) (ウ)
a ① ③ ②
b ① ④ ①
c ② ③ ②
d ② ④ ①
e ④ ③ ②
B
もとの食酢(密度を 1.0g/cm3 とする)に含まれる酢酸の質量パーセント濃 度は何%か。最も適当な数値を,次のa~eのうちから一つ選べ。18
a 0.14%
b 0.42%
c 1.4%
d 4.2%
図 1
問 4
金属A~Dの反応性に関する実験結果を次の(ア)~(ウ)に示す。金属A~Dの イオン化傾向の大小関係として正しいものを,下のa~eのうちから一つ選べ。19
(ア) AとCは希硫酸と反応して水素を発生したが,BとDは希硫酸と反応しな かった。
(イ) Aの酸化物はCにより還元され,単体となった。
(ウ) Bのイオンを含む水溶液にDを入れると,Bが析出した。