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第 3 章 整数の性質

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Academic year: 2021

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赤阪正純(http://inupri.web.fc2.com) 4STEPの考え方(数学A)

第3章 整数の性質

研究  自然数の積と素因数の個数

247 N 以下のN と互いに素な整数の個数につ いて.これは一般に『オイラー関数』と言わ れる専門家の間では非常に重要な関数を使 えば一発で求められますが,真面目にやれ ば・・・・結構メンドウです.

(1)だけやってみましょう.108 = 22£33 なので,108と互いに素な整数は素因数2 3をもってはいけません.素因数2をもつ数 とは2の倍数のこと,素因数3をもつ数とは 3の倍数のことなので,ベン図で表すと下の ようになります(集合A2の倍数,集合B 3の倍数を表すとします).このとき求め る数は図の斜線部分になります.

108以下の自然数で2の倍数は54個,3 倍数は36個,6の倍数は18個.

したがって,斜線部分の個数は108¡(54 + 36¡18) = 36個 となります.

A B

(2)400 = 24£52なので2の倍数と5 倍数が登場するベン図を描けばよく,手法は (1)と同じ.

(3)600 = 23£31£52なので2の倍数と 3の倍数と5の倍数が登場するので,今度は 3つの円が重なるベン図になります.

A B

最後に,オイラー関数の威力を見せましょ う.次のような不思議な計算で求めることが できます.

(1) について.108 = 22£33なので,108 と互いに素な整数の個数は

108#1¡ 1

2; #1¡ 1

3;= 108£ 1 2 £ 2

3 = 36 (2) について.400 = 24£52なので,400 と互いに素な整数の個数は

400#1¡ 1

2; #1¡ 1

5;= 400£ 1 2 £4

5 = 160 (3)について.600 = 23£31£52なので,

600と互いに素な整数の個数は 600#1¡ 1

2; #1¡ 1

3; #1¡ 1

5;= 600£1 2£2

3£4

5 = 160 以上,完璧に答えが合っています.不思議で

すね.これらの計算式が何を意味しているの か気になる人は自分で調べてください.分か らなければ質問に来てください.

248 犬プリ『素因数の個数』に詳しく書いてあ るので,そちらを参照してください.ある意 味,方法を知らないと解けないパターン問題 です.

249 犬プリ『素因数の個数』に詳しく書いてあ るので,そちらを参照してください.ある意 味,方法を知らないと解けないパターン問題 です.

参照

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