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学生と図書館
わたしの好きな昔話( 12 )
(ちりめん本)
緑川 里美
私が今回紹介するちりめん本は、『子どもの 日本』です。この本はイギリス人のスミス夫人 が子どもの生活を通して日本の文化を紹介した もので、詳しい内容は以下の通りです。
<「日本の家」から始まり、「日本人の生活」、
「日本の赤ちゃん」、「少年期」、「日本の休日」 、
「日本の音楽」、「人力車」、「マナーと着物」、「日 本の技工」について、女性の目から見た柔らか い雰囲気で記述している。
『子どもの日本』と題されてはいるが、子ど もに関する事柄だけでなく、たとえば「マナー と着物」では日本人女性の行儀を日本に住む欧 米人と比べ褒め称え、和装姿が魅力的であるこ とや日本女性が髪の手入れに注意を払っている ことを述べている。また、「日本の音楽」では 琴と三味線を弾く女の子の絵が描かれ、日本に は様々な種類の音楽があることや、日本の少女 たちは成長するにつれ琴や三味線を弾くことが 好きになり、一旦、弾き始めたら途中で止める ことなく一日中弾き続けていると述べ、その二 つの楽器の特徴と使い方を説明している。>
(京都外国語大学図書館ホームページより)
京都外国語大学に通う皆さんは、外国の方に
日本文化について尋ねられることもあるのでは ないでしょうか。しかしいざ言葉で説明しよ うとすると、難しいものですよね。例えば日本 の伝統的な楽器として琴や三味線があることは 知っていても、その二つの楽器の特徴と使い方 となると分からないことの方が多く出てきませ んか。また外国の方は日本文化のどの点に自国 との違いを感じ、興味を持っているのかも気に なってきませんか。このような本を通して外国 人の目から見た日本文化の詳細を知ることは、
スムーズなコミュニケーションの一助になるの ではないでしょうか。
私は千葉の神田外語大学から国内留学生とし て、京都外国語大学に来ていました。少し行け ば世界遺産や国宝があり、伝統行事も沢山残っ ている京都で過ごしたこの期間は、自国の文化 を改めて吸収できた一年でした。皆さんも歴史 ある京都の大学に通っている間に日本文化につ いて見聞を広めて欲しいと思います。
みどりかわ さとみ
(神田外語大学国際コミュニケーション学科4年次生・
京都外国語大学英米語学科2011年度国内留学生)