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かけ算(2) (日本文教出版 下) 2年 算数科実践事例

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Academic year: 2021

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(1)

4.指導にあたって

子ども達は、第1学年で、2や5ずつまとめて数える方法や、10のまとまりで数える 方法を学習している。前単元では、同数累加の場面において、「もとにする量のいくつ分で 考える」というかけ算の意味を学習した。

2の段と5の段については、2とびや5とびで数えて九九の答えを見つけた。(同数累加)

また、3の段においては、同数累加の方法とともに「乗数が1増えると、積は、被乗数分 増える」という乗法の性質に気付かせ、3の段の九九を構成した。4の段においては、乗 法の性質をつかって、4の段の九九を構成してきた。

本単元では、倍概念の理解を図るとともに、乗法の意味を拡充していく。

6の段では、乗法の性質をつかって6の段の九九を構成するとともに、交換の法則に気 付かせるようにする。7の段では、乗法の性質と交換の法則を活用して、7の段の九九を 構成していけるようにする。8の段、9の段の構成にあたっては、乗法の性質と交換の法 則を活用して、子ども達が自ら8の段、9の段の九九を構成していけるようにすることが 大切になる。

なお、九九を構成する際には、これまでの考え方(乗法の性質)を想起しながら、交換 の法則に気付くようにする。その際、具体的な操作と関連付けながら、考え方を説明でき るように、算数的活動を必ず取り入れる。また、今まで学習してきた内容や方法で活用で きるものはないか、似た考え方はないか想起させ、絵や図で表しながら説明する活動を重 視する。その際、考えの根拠が言えるように留意する。

その際、考えの根拠が言えるように留意する。

この単元での基本重要語彙 かける数 かけられる数 ばい なんばい

この単元で重視した言語活動 ○ 具体物や図を用いて乗法の意味を理解し、かけ算九 九の構成を通して、乗法の性質やきまりを説明する。

2年 算数科実践事例

1.単 元 かけ算(2) (日本文教出版 下)

2.指導時期 10月下旬~11月下旬

3.目 標 ○ 倍の意味を理解し、何倍の大きさを式で表すことができる。

○ かけ算に関して成り立つ性質を理解し、それをもとに6、7、8、

9、1の段の九九を構成しようとする。

○ 6、7、8、9、1の段の九九を知り、正しく唱えることができる。

○ 九九の有用性を知り、活用することができる。

(2)

5.学習指導計画(全19時間)

学習活動 指導上の留意点

倍の意味

①学習課題をつかむ。

②テープをもとに操作活動を通して2つ分、3つ分の長さを 見付ける。

③「2つ分、3つ分」を「2倍、3倍」と言い表すことを知 る。

④生活場面の中から、かけ算が成り立つ場面を式に表し、答 えを求める。

6の段の九九の構成

6の段の九九の唱え

6の段の九九の適用

①2~5の段の九九の作り方をもとに、6の段の九九の作り 方を考えるという学習課題をつかむ。

②6の段の九九を構成するための見通しをもつ。

③見通しにしたがって、九九の構成の仕方を考える。

④6の段の九九の構成の仕方を発表する。

⑤6の段のかけ算の性質を考え、まとめる。

①6の段の答えを九九の表に書き入れる。

②九九の表を見て、答えが同じかけ算があることに気付く。

③6の段の唱え方を知る。

④6の段の九九のカードを作って、練習する。

①6の段の九九の適用問題をする。

何倍の大きさを式で表そう。

ワークシート①

「 6 の だ ん の 九九〔1〕

ワークシート②

「 6 の だ ん の 九九〔2〕

前に習った方法で考えてみたら いいのかな。

6×2は、2×6と答えが同じになっ ているよ。そんなのは、他にもあるの かな。

6の段の九九の答えの作り方を考えよう。

(3)

7の段の九九の構成

7の段の九九の唱え

7の段の九九の適用

①学習課題をつかむ。

同じように7の段を作ることができるね。

②7の段の九九を構成するための見通しをもつ。

③見通しにしたがって、九九の構成の仕方を考える。

④7の段の九九の構成の仕方を発表する。

⑤7の段のかけ算の性質を考え、まとめる。

①7の段の答えを九九の表に書き入れる。

②九九の表を見て、答えが同じかけ算があることに気付く。

③7の段の唱え方を知る。

④7の段の九九のカードを作って、練習する。

①7の段の九九の適用問題をする。

②7の段の九九を使う問題作りをする。

8の段の九九の構成

8の段の九九の唱え

8の段の九九の適用

①学習課題をつかむ。

8の段の九九も簡単に作れるよ。

②既習事項を活用して8の段の九九を構成する。

③8の段の答えを九九の表に書き入れる。

①8の段の九九の唱え方を知る。

②8の段の九九のカードを作って練習する。

①8の段の九九の適用問題をする。

②8の段の九九を使う問題作りをする。

ワークシート④

「 7 の だ ん の 九九〔2〕 ワークシート③

「 7 の だ ん の 九九〔1〕

7の段の九九の答えの作り方を考えよう。

8の段の九九の答えの作り方を工夫しよう。

(4)

9の段の九九の構成

9の段の九九の唱え

9の段の九九の適用

①学習課題をつかむ。

9の段の九九も簡単に作れるよ。

②既習事項を活用して9の段の九九を構成する。

③9の段の答えを九九の表に書き入れる。

①9の段の九九の唱え方を知る。

②9の段の九九のカードを作って練習する。

①9の段の九九の適用問題をする。

②9の段の九九を使う問題作りをする。

1の段の九九の構成

1の段の九九の唱え

九九の活用

①既習事項を活用して1の段の九九を構成する。

②1の段の答えを九九の表に書き入れる。

①1の段の九九の唱え方を知る。

②1の段の九九のカードを作って練習する。

①九九を活用したビンゴゲームをする。

②数字カードを使ったゲームをして、九九を練習する。

学習の定着を図る。 ①練習問題を行う。

②学習状況の評価をする。

9の段の九九の答えの作り方を工夫しよう。

1の段の九九の答えの作り方を工夫しよう。

(5)

【算-2年 ワークシート①】

【算-2年 ワークシート②】

重視した言語活動

「具体物や図を用いて乗法の意味を 理解し、かけ算九九の構成を通して、

乗法の性質やきまりを説明する。」

○図を見ながら、倍概念についての理 解を図り、かけ算の性質を使って 6×5までの答えをみつける(かけ る数が1増えると、答えが6増え る)。

図を見ながら、6×9までの答えを考える。

九九の表を見て、6×2と2×6、6×3と 3×6など、6の段とほかの段の答えが同じに なっていることに気付かせる。

ここに6の段の九九を記入する。

ワークシート活用のポイント

☆ 6のだんの こたえを 九九の ひょうに かきいれましょう。

× 10 12 14 16 18 12 15 18 21 24 27 12 16 20 24 28 32 36 10 15 20 25 30 35 40 45 12 18 24 30 36 42 48 54

☆ 上の ひょうを 見て 気が ついた ことを かきましょう。

3のだんは、かけるかずが 1ふえると、こたえは、

3つずつ ふえていきます。

6のだんは、かけるかずが 1ふえると、こたえは、

6つずつ ふえていきます。

かけ算(2) 6のだんの 九九〔2〕

2ねん くみ なまえ( )

3のだんと 6のだんを くらべて みましょう もんだい <6のだんの 九九を つくりましょう。>

しきを かきましょう。

(6の 1 ばい)6× =

(6の ばい)6× =

(6の ばい)6× =

(6の ばい)6× =

(6の ばい)6× =

☆ 6×5の 長さに いろを ぬりましょう。

☆ 6×1から 6×5までの こたえの つくりかたを かんがえましょう。

☆ 6×6から 6×9までの 九九の こたえの つくりかたを かんがえましょう。

しきを かきましょう。

6×6=

6×7=

6×8=

6×9=

◎ かんがえかたを せつめいしましょう。

かけ算(2) 6のだんの 九九〔1〕

2ねん くみ なまえ( )

6の2ばいは、6が 2つぶんのことだから、12になります。

3ばいは、3つぶんだから、12に6をたして18になります。

6×4は、18に6をたします。6×5は、24に6をたします。

かけるかずが 1ふえると、こたえは、6ふえます。

6×5=30だから、6×6=36、6×7=42、6×8=48 になります。

6cm

1

2 1 8 2

4 5 3 0

6cm 6cm 6cm

6cm 6cm

(6)

【算-2年 ワークシート③】

【算-2年 ワークシート④】

ここに7の段の九九を記入する。

九九の表から、かける数が1増えると、

答えが7増えること(乗法の性質)、7×

3と3×7は同じ答えであること(交換の 法則)をおさえる。

図を見ながら、乗法の性質と交換の法則 を使って7×5までの答えを見つける。

・かける数が1増えると、答えが7増える。

・7×3と3×7は同じ答えである。

もんだい <7のだんの 九九を つくりましょう。>

☆ 7×1から 7×5までの こたえの つくりかたを かんがえましょう。

7×1=

7×2=

7×3=

7×4=

7×5=

☆ 7×6から 7×9までを つくりましょう。

35+ 7 =42 7×6=

42+ =49 7×7=

49+ =56 7×8=

56+ =63 7×9=

☆ 7のだんの 九九の つくりかたを せつめいしましょう。

かけ算(2) 7のだんの 九九〔1〕

2ねん くみ なまえ( )

14 21 28 35

49 56 63 42

かけるかずが、1ふえると こたえは、7ふえます。

7×5=35だから、7×6=42、7×7=49、

7×8=56、7×9=63 となります。

こたえは いくつずつ ふえるかな。

☆ 7のだんの こたえを 九九の ひょうに かきいれましょう。

☆ 上の ひょうを 見て 気が ついた ことを かきましょう。

× 10 12 14 16 18 12 15 18 21 24 27 12 16 20 24 28 32 36 10 15 20 25 30 35 40 45 12 18 24 30 36 42 48 54 14 21 28 35 42 49 56 63

2のだんの 2×4 のこたえと、3のだんの 3×4 のこたえを たすと 20になります。

2と3を たした 5のだんの 5×4は、20で 2のだんと 3のだんを たした こたえと おなじ です。

かけ算(2) 7のだんの 九九〔2〕

2ねん くみ なまえ( )

2つの だんの 九九を た してみると・・・・

こたえを たてや よこに みると・・・・

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