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学習用テキスト ( 第 2 版 ) 2020/10/1 とくていぎのうごう特定技能 1 号 いんしょくりょうひんせいぞうぎょう 飲 食 料 品製造業 ぎ のうそくてい し 技能測定試 けん験 がくしゅう 学 習 よう用テキスト だいはんねんがつ第 2 版 (2020 年 10 月 ) いっぱんざいだ

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Academic year: 2022

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全文

(1)

とく

てい

のう

1号

ごう

いん

しょく

りょう

ひん

せい

ぞう

ぎょう

のう

そく

てい

けん

がく

しゅう

よう

テキスト

だい

2版

はん

(2020年

ねん

10月

がつ

いっ

ぱん

ざい

だん

ほう

じん

しょく

ひん

さん

ぎょう

センター

(2)

p. 2

<はじめに>

いん

しょく

りょう

ひん

せい

ぞう

ぎょう

のうそくていけんがくしゅう習 用ようテキストは、特とくていのう1号ごうとして飲いんしょくりょう料 品ひんせいぞうぎょう業( 食しょくひんこうじょう場 など)で 働はたら くために必ひつようとなる基ほんてきな知しきと技のうを 紹しょうかいするもので す。また、このテキストで使つかわれている日ほん についても、

いん

しょく

りょう

ひん

せい

ぞう

ぎょう

ぶん

( 食しょくひんこうじょう場 など)で 働はたらくうえで必ひつ

よう

となる基ほんてきなものです。

※飲いんしょくりょう料 品ひんとは飲いんりょう料 と 食しょくりょう料 品ひんのことです。

このテキストでは、 業ぎょう に必ひつようとされる基ほんてきな知しきと 技のうなどを 紹しょうかいしていますが、内ないようによっては実じっさいに 働はたらく 勤

きん

さきのルールなどと違ちがう場あいがあります。基ほんてきな 考かんがえ 方

かた

は同じでも、勤きんさきによってやり方が違ちがうことがあります。

その場あいは、勤きんさきのルールに 従したがってください。

(3)

p. 3

<目

もく

だい

1 章しょう しょく食 品ひんあんぜん、品ひんしつかん の基ほんてきな知しき 1. しょく食 品ひんあんぜんはなぜ大たいせつ

2.安あんぜんな 食しょくひんを提ていきょう供 するための全ぜんたいぞう 3. 食しょくちゅう中 毒どくに関かんする基しき

4. 食しょくちゅう中 毒どくぼう の3原げんそく

5. 食しょくちゅう中 毒どくを起 こす微せいぶつが増ぞうしょく殖 する3つの要よう

(1)温おん

(2)水すいぶん

(3)栄えいようぶん

6.微せいぶつを増ぞうしょく殖 させないための温おん と時かんの管かん

(1)微せいぶつの増ぞうしょく殖 には温おん と時かんが関かんけい

(2)カビの問

もんだい

(3) 食

しょくひんの製せいぞうでは温おん と時かんの管かん が大たいせつ

だい

2 章しょういっぱんえいせいかん の基しき

1.作 ぎょうじょう場 に入はいる前まえに 行おこなうこと

(4)

p. 4

(1)健けんこうかん と衛えいせいかん

(2)作 ぎょう業 服ふくの 着ちゃくようについて

(3)粘ねんちゃく着 ローラー、エアーシャワー、手あらい、

ぎょう業 靴くつの 扱あつかいなど 2.作 ぎょう業 前まえに 行おこなうこと

(1)作 ぎょう業 内ないようの確かくにん

(2)機かい、装そう 、器 の使ようまえの確かくにん

(3)機かい、装そう 、器 の洗せんじょう浄 と殺さっきん 3.作 ぎょうちゅう中 の 注ちゅうこう

(1)一いっぱんてきな 注ちゅうこう

(2)機かいそう に関かんする 注ちゅうこう

(3)作 ぎょうちゅう中 の衛えいせいじょう上 の 注ちゅうこう

(4)作 ぎょうちゅう中 の製せいひんの取とりあつか扱 い 上じょうの 注ちゅうこう 4.作 ぎょう業 後 に行うこと

5.5S活動の取 り組 み 6.異ぶつこんにゅう入 の問もんだいと管かん

7.意てきな 食しょくひんせんを防ふせぐための方ほうほう 8.新しんがたコロナウイルス感かんせんしょう症 の予ぼうほうほう

(5)

p. 5

だい

3 章しょうせいぞうこうていかん の基しき 1.原げんざいりょう料 の管かん

(1)原げんざいりょう料 管かん の基ほんてきな 考かんがえ方かた

(2)原げんざいりょう料 の受うけ れ検けん 2.製せいぞうこうていの管かん と 注ちゅうこう

(1)原げんざいりょう料 ・仕 かかり掛 品ひん( 中ちゅうかんせいひん)の保かん

(2)加ねつこうてい

(3)冷れいきゃく却 工こうてい

(4)凍とうけつこうてい

(5)包ほうそうこうてい 3.製せいひんの管かん

(1)製せいひんの微せいぶつけん

(2)製せいひんを保かんかん するときの 注ちゅうこう

(3)保かんサンプルを管かん するときの 注ちゅうこう

(4)輸そう の温おん を管かん するときの 注ちゅうこう 4.アレルギー 食しょくひんの管かん

(1)管かん の対たいしょう象 となるアレルギー物ぶっしつ

(2)交こうせんの防ぼう

(6)

p. 6

5.薬やくざいの管かん

(1)薬やくざいせんようの保かんしょを作つく

(2)薬やくざいの 入にゅうしゅっ出 庫だいちょう帳 に記ろくする

(3)容よう に薬やくざいめいなどを書

だい

4 章しょう

HACCP

による製せいぞうこうていの衛えいせいかん に関かんする知しき 1.HACCP とは?

2.危がいよういんを知 る 3.HACCP の7つの原げんそく

4.製せいぞうげん に任まかされている 重じゅうようなこと

(1)どこが 重じゅうようかんてんかを知

(2)管かん じゅん準 の設せってい を知

(3) 重じゅうようかんてんを監かん(モニタリング)する

(4)モニタリング結けっ を記ろくし、保かんする

だい

5 章しょうろうどうあんぜんえいせいに関かんする知しき

1.作 ぎょうじょう場 には、様々さまざまな危けんがある 2.「かもしれない」で危けんを意しきする

(7)

p. 7

3.安あんぜんな作 ぎょう業 は正ただしい服ふくそうから

4.決 められた作 ぎょう業 手 じゅん順 を守る

5.5S活動をしっかりやり安あんぜんを高たかめる

6.安あんぜんな作 ぎょう業 をみんなで実じっ し作 ぎょうじょう場 を安あんぜんに 7.もし異 じょう常 事たいや労ろうどうさいがいが発はっせいしたら!

(8)

p. 8

だい

1 章

しょう しょく

食 品

ひん

あん

ぜん

、品

ひん

しつ

かん

の基

ほん

てき

な知

しき

(9)

p. 9

1. 食

しょく

ひん

あん

ぜん

はなぜ大

たい

せつ

しょく食 品ひんこうじょう場 は 消しょうしゃが安あんしんして、おいしく食 べられ る 食しょくひんを作つくらなければなりません。

しょう消 費しゃは安あんぜんで安あんしんできる 食しょくひんを求もとめています。

あんしんして食 べられる 食しょくひんとは、 消しょうしゃの健けんこうを守まもる ために安あんぜんが確かく された 食しょくひんのことです。

もちろん、おいしく食 べられる 食しょくひんでなければ買 っ てもらえません。

(10)

p. 10

あん

ぜん

でない 食しょくひんを作つくると、それを食 べた人ひとが 病びょう になる などにより、消しょうしゃが不あんになり、食しょくひんに対たいする不しんかんを 高

たか

めます。結けっ として社しゃかいぜんたいに大おおきな影えいきょう響 を与あたえること になります。それだけではなく、その 商しょうひんが売 れなくなり、

かい

しゃ

の信しんようがなくなり、自ぶんたちの 職しょく にも影えいきょう響 が及およびま す。

(11)

p. 11

2.安

あん

ぜん

な 食

しょく

ひん

を提

ていきょう

供 するための全

ぜん

たい

ぞう

しょう

しゃに安あんぜんな 食しょくひんを提ていきょう供 するためには、安あんぜんな原げんざい

りょう

・きれいな製せいぞうかんきょう境 ・ 食しょくひんの衛えいせいてきとりあつか扱 いの3 条じょうけん がピラミッドのように組 み合 わさっていることが必ひつようです。

じゅう

よう

なことは、図 のように原げんざいりょう料 の受うけいれから、一いっぱんてきな 衛

えい

せい

かん

、HACCP管かん を組 み合 わせて製せいぞうすることです。

<安あんぜんな 食しょくひんを提ていきょう供 するための全ぜんたいぞう

(12)

p. 12

3. 食

しょくちゅう

中 毒

どく

に関

かん

する基

しき

しょく

ちゅう

どく

は、有ゆうがいな微せいぶつや化がくぶっしつなどを含ふくむ飲いんしょく食 物ぶつ を食 べたために健けんこうしょう障 害がいを起 こすことです。

べ過 ぎや飲 み過 ぎでおなかが痛いたくなったり、下 になる こともありますが、これは 食しょくちゅう中 毒どくとは言 いません。

(1) 食しょくちゅう中 毒どくの原げんいんとなる物ぶっしつ

しょく

ちゅう

どく

の原げんいんとなる物ぶっしつは、細さいきんやウイルスなどの微せい

ぶつ

や、化がくぶっしつなどがあります。

ここでは、食しょくちゅう中 毒どくの原げんいんになることの多おおい細さいきんとウイル スについて 紹しょうかいします。

(2) 食しょくちゅう中 毒どくの分ぶんるい

せいぶつによって引 き起 こされる 食しょくちゅう中 毒どくは、細さいきんによる 食

しょく

ちゅう

どく

とウイルスによる 食しょくちゅう中 毒どくに分ぶんるいされます。

このうち細さいきんによる 食しょくちゅう中 毒どくは、「感かんせんがたしょくちゅう中 毒どく」と「毒どくがたしょくちゅう中 毒どく」の2種しゅるいに分 けられます。

(13)

p. 13

「感かんせんがたしょくちゅう中 毒どく」は、食 べた 食しょくひんについていた細さいきんが ヒトのおなかの中なかで増 え、細さいぼうを破かいしたり、毒どく を作つくって 健

けん

こう

しょう

がい

を起 こすものです。腸ちょうかんしゅっ出 血けつせいだいちょう腸 菌きん、サルモ ネラ属ぞくきん、カンピロバクター属ぞくきんや 腸ちょうえんビブリオと呼 ばれ る細さいきんが代だいひょう表 例れいです。

「毒どくがたしょくちゅう中 毒どく」は、 食しょくひんの中なかで細さいきんが増 えて毒どく を 作

つく

り、その 食しょくひんを食 べて、健けんこうしょう障 害がいを起 こすものです。黄おう

しょく

ブドウ 球きゅうきん、ボツリヌス菌きん、ウエルシュ菌きん、セレウス菌きん と呼 ばれる細さいきんが代だいひょう表 例れいです。

「ウイルス」による 食しょくちゅう中 毒どくの場あいは、その多おおくの原げんいんと なっているのがノロウイルスです。牡 などの二まいがいに存そんざい し、主おもにヒトの手指て ゆ びや 食しょくひんとうを通つうじて感かんせんします。強つよい感かん

せん

りょく

があるため、集しゅうだんかんせんが起 こりやすいのが特とくちょう徴 です。

(14)

p. 14

しょく

ちゅう

どく

を引 き起 こす主おもな細さいきんとウイルス

ぶん

るい

さい

きん

たはウ イルス めい

げん

いん

になりや すい 食しょくひん

おも

な 症しょうじょう おもな予ぼうたいさく

かん

せん

がた

の 食しょく

ちゅう どく

ちょう

かん

しゅっ

けつ

せい

だい ちょう

きん

(O157

ど)

さい

しょく

にく

( 牛ぎゅう にく

みず など

はげ

しい下

けつ

便

べん

ふく

つう

しょく

ざい

は、 中ちゅうしんまで

じゅう

ぶん

に加ねつします。

75℃以じょう、1分ぷんじょう ねつします。

調

ちょう

などを洗せんじょう します。

サルモ ネラ属ぞく

きん

さい

しょく にく

(鶏

とりにく

)

けい

らん

など

ふく

つう

はつ

ねつ

しょく

ざい

は、 中ちゅうしんまで

じゅう ぶん

に加ねつします。

75℃以じょう、1分ぷん

じょう

ねつします。

調

ちょう

などを洗せんじょう します

カンピ ロバク ター

ぞく

きん

しょく

にく

(鶏とり

にく

ふく

つう

はつ

ねつ

しょく

ざい

は、 中ちゅうしんまで

じゅう

ぶん

に加ねつします。

75℃以じょう、1分ぷん

じょう

ねつします。

調

ちょう

などを洗せんじょう します

ちょう

えん

ブリオ

かい

すい

の魚ぎょかいるい

さし

寿 など

はげ

しい下

ふく

つう

しょく

ざい

は、 中ちゅうしんまで

じゅう

ぶん

に加ねつします。

75℃以じょう、1分ぷん

じょう

ねつします。

ぎょ

かい

るい

は真みずでよく洗せん

じょう

することが大たいせつ す。

(15)

p. 15

どく

がた の 食しょく

ちゅう どく

おう

しょく

ドウ 球きゅう きん

きず

のある人ひと で 調ちょう れたもの

おにぎり 寿

べん

とう

など

き気 おう吐 ふく

つう

ねつしても菌きんが作つくった どく

は分ぶんかいしません。

しょく ざい

を低ていおんの 状じょうたい

たも

ち、毒どくを作つくらせな いようにします。

や指ゆびに傷きずのある人ひと 調

ちょう

しないようにしま す。

ボツリ ヌス菌きん

かん

づめ

びん詰づめ しん

くう

パック

しょく

ひん

など

き気 おう吐 きゅうこんなん など ぬ場あい あります。

さい

きん

は熱ねつに強つよい芽ほう

(※)の 状

じょうたいになりま す。

かん

づめ

や真しんくうパック 食しょくひん などは

120℃以

じょう、4分ふん じょうで 十じゅうぶんねつちょう調 します。

ウエル シュ菌きん

にく

るい

や野さいるい を使つかって大たい

りょう

に 調ちょう ぞんされた

しょく ひん

もの カレー など

ふく

つう

さい

きん

は熱ねつに強つよい芽ほう

じょう

たい

になります。

100℃で1~6時

かんの加

ねつ

でも芽ほうは生き残のこ ます。

調

ちょう

したらすぐに食 るようにします。

または、 調ちょうに早はや

20℃以

に冷れいきゃくし、保 ぞん

することなどが必ひつよう です。

(16)

p. 16

セレウ ス菌きん

こめ

や小むぎなど を使つかって 調ちょう された 食しょく

ひん

べん

とう

ちゃー

はん

ピラフ パスタ など

き気 おう吐 を起こすも

ふく

つう

を起こすも

さい

きん

は熱ねつに強つよい芽ほう

じょう たい

になります。

90℃、1時

かんの加ねつ も芽ほうは生き残のこりま す。

ちょう調

したらすぐに食 るようにします。

または、 調ちょうは早はや

てい

おん

に冷れいきゃくし、保ぞん ることなどが必ひつよう す。

ウイル スによ る 食しょく

ちゅう

どく

ノロウ

イルス などの二

まい

がい

に存そんざい ます。

などを食 べて感かんせんした

ひと

が 調ちょう た 食しょくひんや水みず から感かんせんしま す。

かん

せん

りょく

が強つよ く 集しゅうだんかんせん します。

、おう 、腹ふくつう

はつ

ねつ

を起 します。

しょう

りょう

のウイルスで 調ちょう などを通つうじ感かんせんしま す。

のある人ひとは 食しょくひん

あつか

わないようにしま す。

あらいを徹てっていし、 調ちょう をなどの洗せんじょうと殺さっ

きん

を 行おこないます。

しょく ざい

は、 中ちゅうしんまで

じゅう

ぶん

に加ねつします。

85℃~90℃以じょう 90 秒びょうじょうねつしま す。

(※)芽ほうとは、一いちの細さいきんが生せいいくしにくい環かんきょうになったときに作つくる殻からを被かぶ

た種たねのようなものです。熱ねつや乾かんそうなどに耐えます。生せいいくしやすい環かんきょう

なると通つうじょうの 状じょうたいに戻もどります。通つうじょうの 状じょうたいでは熱ねつで死にます。

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