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多施設共同ファントム実験による

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Academic year: 2021

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《技術報告》

多施設共同ファントム実験による

99m

Tc SPECT の 散乱・吸収補正の定量性評価

篠原 広行*

1

尾川 浩一*

2

  中川原譲二*

3

  冨口 静二*

4

中嶋 憲一*

5

  飯田 秀博*

6

  汲田伸一郎*

7

  植原 敏勇*

8

西川 潤一*

9

  西村 恒彦**

10

  山本 智朗

1

  本田  実

1

久慈 一英

5

  山田 正人

5

  福田 利雄

11

  木下富士美

12

井上登美夫

13

  橋本 雄幸

14

  池谷 憲生

15

  高橋 宗尊

16

*日本核医学会 SPECT 定量ワーキンググループ委員

**  同  委員長

1昭和大学藤が丘病院放射線科

2法政大学工学部電子情報学科

3中村記念病院脳神経外科

4熊本大学医学部附属病院放射線科

5金沢大学医学部核医学科

6秋田県立脳血管研究センター放射線科

7日本医科大学付属病院放射線科

8大阪大学医学部附属病院放射線部

9東京大学医学部附属病院分院放射線科

10京都府立医科大学附属病院放射線科

11東海大学医学部附属病院放射線科

12千葉県がんセンター核医学診療部

13群馬大学医学部核医学科

14横浜創英短期大学情報処理学科

15東芝メディカル核医学営業部

16島津製作所医用技術部

要旨 99mTc SPECT の散乱・吸収補正の定量性を多施設共同ファントム実験により,7 台の SPECT

装置について評価した.散乱補正には triple energy window 法を用いた.直径 20 cm, 高さ 10 cm の円

柱内に 99mTc 溶液を満たし,内部に直径 5.5 cm の水を満たした円柱を置いた場合と 6 種類の異なる直

径の水円柱ファントムを留置した場合のコールド領域のコントラストを測定した.測定値は真値 100%

に対し 74〜120% の範囲であった.直径 20 cm, 高さ 10 cm の円柱をパイチャートのように 6 室に仕 切り,各室の 99mTc 溶液濃度を 74, 148, 222, 296, 370, 444 kBq/ml の 6 段階に変えたファントム を用い,放射能濃度とコントラストを比較した.真の放射能濃度と測定放射能濃度の回帰直線の切片の 平均値は,散乱補正を行わない場合 8.4 kBq/ml, 散乱補正を行った場合 −6.8 kBq/ml であった.コン トラストは,真値 100% に対し 78〜132% の範囲であった.放射能濃度の平均相対誤差は 4.8±3.5% で あった.

(核医学 37: 143-162, 2000)

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