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患者様用説明書

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Academic year: 2021

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患者さんへ

臨床使用:

「生殖能力を有する悪性腫瘍患者に対する、妊孕性温存の

ための卵子凍結保存」についてのご説明

1. はじめに ・ 臨床研究により新しい治療法を確立することは大学病院の使命であり、患者さんの ご協力により成し遂げることができるものです。今回参加をお願いする臨床研究は “未承認薬等の臨床使用”と呼ばれるもので、実際の診療に携わる医師が医学的必 要性・重要性に鑑みて、立案・計画して行うものです。製薬会社などが行う新薬の 安全性・有用性を調べ、厚生労働省の承認を得るための臨床試験、いわゆる治験で はありません。この試験については当院の臨床試験審査委員会の審議にもとづく病 院長の許可を得ています。試験に参加されるかどうかはあなたの自由意思で決めて 下さい。参加されなくてもあなたが不利益を被ることはありません。 ・ 一般に悪性腫瘍対しての治療では、生殖毒性を持つ抗がん剤や放射線照射により、 卵巣機能が静止し閉経状態になることが報告されています。閉経状態から回復する かそのまま閉経に至るかは、治療の内容や年齢等、様々な要因が関与するため、一 概には申し上げられませんが、治療後における妊娠の可能性が著しく低下あるいは 消失することが多いことが知られています。 ・ 人間が妊娠できる可能性を「妊孕にんよう性せい」といいます。妊孕性を温存する方法はいくつ か研究されています。 1つめに卵巣を直接保護、摘出、凍結保存することにより、妊孕性を温存する方法、 そして2つめは、配偶子である卵子もしくは受精卵(胚)を採取、凍結保存する方 法です。特に後者(卵子、受精卵の凍結保存)の方法は近年の生殖補助医療の進展 により、急速に進歩しており、この手法を用いて凍結保存された卵子の体外受精胚 移植は、凍結しない卵子と遜色ない成績、胚移植後の妊娠率を得られるという報告 もあります。通常、体外授精、胚移植といった治療は、結婚されている御夫婦を対 象とした医療行為ですが、悪性腫瘍治療予定の未婚の患者様に対しては、妊孕性温 存のため、卵子凍結保存を行っています。卵子凍結保存のための排卵誘発、採卵の 方法は、当院で行っている通常の体外受精の手技に準ずるものであり、その方法は

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確立されております。また凍結・融解した未授精卵子を用いた妊娠、出産例は世界 的に 1000 例を超えており、その有効性、安全性に関しては徐々に確立されつつあ るというのが現状です。 ・ 尚、卵子採取、凍結の実施にあたっては疾患の主治医の先生の了解が必要であるこ とが必須の条件となっております。全身状態を把握しておられる主治医の先生に御 判断いただくことがあります。本研究の参加については、以下の内容も合わせて御 理解いただいた上でご判断ください。 ・ この臨床使用については当院の臨床試験審査委員会の審議にもとづく病院長の許 可を得ています。また、臨床試験審査委員会の承認後、日本産科婦人科学会に、ヒ ト精子・卵子・受精卵を取り扱う研究に関する登録を行っています。 ・ 参加するかどうかはあなたの自由意思で決めて下さい。参加されなくてもあなたが 不利益を被ることはありません。 2. この臨床使用の目的 悪性腫瘍患者様からの卵子採取、採取された卵子の体外受精や胚移植を行うことで、 挙児を得る、妊孕性温存を目的としています。同時に、悪性腫瘍患者様の排卵誘発 や採卵、妊娠後の経過などに関しては、現在十分な知見が得られているとは言えな い現状があります。安全性の確立のため、排卵誘発および採卵に関するデータ、な らびに今回、卵子凍結保存をご希望された場合、その後に引き続く妊娠や出産の際 などの、データを収集することもこの臨床使用における目的としています。 3. この臨床使用の方法 この試験は、悪性腫瘍の治療を予定している 15 歳以上、40 歳以下の月経周期のあ る未婚女性の方を対象としています。 ① 卵子の採取、凍結 月経周期に合わせて、排卵誘発剤(hMG 注射など)を投与することで卵巣を刺激 し、複数個の卵胞を発育・成熟させます。卵胞発育が充分であると判断した時点 で、hCG 注射を行います。その 2 日後の朝に入院し、卵胞内で発育・成熟した卵 子を超音波ガイド下に確認しながら、卵胞液とともに吸引回収します。こちらの 方法(ロング法、アンタゴニスト法)は、不妊症のご夫婦に対して一般的に当科 で行っている排卵誘発の方法です。乳がん等のエストロゲン依存性の悪性腫瘍の 方、また原疾患の治療を急ぐ方などは個別に排卵誘発の方法を工夫します。

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採卵の約 1 週間後に、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の有無を外来にてチェックし ます。回収された卵子は、Cryotop 法というガラス化凍結手法(超急速凍結法) を用いて凍結し、液体窒素内に保管されます。液体窒素内ではほぼ永久的に保存 可能です。凍結の際に使用される薬液(保護剤)は安全性の確立された市販のメ ディウムを使用します。 なお、排卵誘発、採卵に関する費用は当院の体外受精時の私費診療報酬と同額と なります(費用については別紙参照) スケジュール表 項 目 観察期 間 排卵誘発 薬投与 開始日 排卵誘発薬 投与期間 hCG 投与 採卵 後観察期 間 時 期 1~2 週前 0 週 投与 4-5 日 後 投与 5-14 日 後 7-14 日後 卵胞 18mm hCG 投与日 翌々日 採卵 1-2 週後 受 診 受診 1 受診 2 受診3 受診 4 受診 5 入院 受診 6 同意取得 ○ 背景の確認 ○ 排卵誘発薬投与 自覚症状・他覚所見 ○ ○ ● ● ● ● ● 有害事象の観察a 血圧(座・臥)測定 ○ ● ● ● 体重測定 ○ ○ ● ● ● 血液学的検査 ● ● 血液生化学検査① ● 血液生化学検査② ● ホルモン検査① ホルモン検査② 内診、頚膣超音波

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・血液学的検査/血液生化学検査①

白血球数、赤血球数、血色素量、ヘマトクリット、血小板板、TP Alb GOT GPT LDH BUN Cre Na K Cl Ca CRP等。全身状態や、採卵の危険性を把握するため行います。 ・ 血液学的検査②

HBs-Ag , HCV-Ab, 梅毒血清反応、HCV-Ab 等感染症検索を行います。 ・ ホルモン検査① 卵巣予備能の把握のため、月経3日目にLH, FSH,E2 測定を行います。 ・ ホルモン検査② 卵胞の発育状況を知るため、hCG投与日にE2, P4, LH測定を行います。 (例:ロング法) 月経 hMG 注射 (卵を育てる) 月経 3 日目ごろから開 始し、卵胞が育つまで(8 ~14 日間ほど)連日注 射します。この間2~4 日毎に超音波で卵胞の 大きさを測定します. hCG 注射 (卵を成熟させる) 採卵 2 日前に 1 回だけ 夜 23:00 に注射 約 36 時間後に排卵しま す。排卵の直前に採卵を行 いますので、必ず定刻どお りに注射して下さい. 採卵 hCG 注射 2 日後の朝 9:00 または 9:30 IVF センター 静脈麻酔または局所麻酔を使用 し、手術後は 1~2 時間安静のた め、退院はお昼すぎになります. 採卵前に行う検査 ・ 子宮がん検診 ・ 月経 2-3 日目のホル モン・超音波検査 ・ 感染症(採血) ・ 膣内細菌の検査 ・ ゾンデ診 採卵直前に行う検査 ・ ホルモン検査 ・ 血小板、白血球数 ※点線 は 基礎体温を示します ナサニール(点鼻薬) (GnRH アゴニスト;排卵を抑える) 高温期 7 日目付近から hCG 注射日の夜まで 毎日 12 時間おきに片側の鼻腔に 1 押しします. 指示があるまでは必ず継続して使用して下さい.

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② 凍結卵の使用 原疾患の治療終了後、あなたに挙児の希望が出てきた時点で、主治医が妊娠を 許可しているという条件の元に、凍結保管していた卵子を融解し、顕微授精と いう方法で授精させます。8 細胞期もしくは胚盤胞期まで体外で培養した後、 超音波で位置を確認しながら、経膣的に細いカテーテルを使用して子宮内に移 植します。 当院における、未授精卵子の凍結保存、融解後の成績のデータはまだありませ んが、当院と同様の凍結技術を用いた他施設におけるデータでは、凍結卵子生 存率:約 80-90%、受精率:約 70-90%、胚盤胞発生率:約 30-50%、移植後の妊 娠率:約 25-40%です。

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③ 凍結卵子の保管について 本研究の参加により、採取・凍結した卵子の保管は、採取・凍結した日から 3 年間とします。この期間内に連絡先変更があった場合は必ず報告してください。 保管期間の延長を希望される場合は、必ず延長の申請をしてください。この申 請により 3 年間保管期間を延長します。延長の上限は、原則として 50 歳の誕生 日までとします。凍結保管に関する費用に関しては、当院の通常の体外受精時 の胚凍結のための私費診療報酬と同額となります。 また、卵子の凍結保管は、下記いずれかの項目に該当する場合をもち終了しま す。 1. 凍結保管期間満了時までに、更新申請がなく、連絡が取れない場合 2. 御本人もしくは親権者から保管の終了や凍結卵子廃棄の申し出があった 場合 3.御本人の死亡、または満 50 歳に達した時。 4. この試験の予定参加期間 排卵誘発から採卵後 1 週間までの、21 日~42 日間程度です。また、凍結卵子を使 用し、妊娠・出産された場合、妊娠出産までの母体への影響、ならびにお生まれに なったお子さんの出生時、1 歳、3 歳、5 歳時の発育状況につきデータを収集させ ていただきますので、予めご了承ください。尚データの収集は書面、もしくはお電 話にてお願いしますので、転居の際にはお手数ですが、ご連絡を下さいますようお 願いいたします。

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5. この臨床使用への予定参加人数について この臨床使用は当院のみで行われ、5 名の方に参加をお願いする予定です。 6. この臨床使用への参加により予想される利益と起こるかもしれない不利益 <予想される利益 > 卵子を採取凍結保存することにより、悪性腫瘍の治療により消失する妊孕性を温 存することで、将来児を得られる可能性があります。 <起こるかもしれない不利益> 卵子の採取から移植までに以下の不利益が考えられます。 ① 排卵誘発剤の副作用 OHSS(卵巣過剰刺激症候群)を発症することがあります(発症頻度は約 1%)。 採卵個数の多かった方ほど発症しやすくなります。血管内の水分が漏れ出し血 管内脱水を起こします。重篤な副作用として、血栓症、脳梗塞、卵巣破裂、卵 巣茎捻転、肺水腫、呼吸困難を惹き起こすことがあるため、早期の診断・治療 が必要です。 ② 採卵に伴う危険性 ・ 採卵は、局所・静脈麻酔下に行います。麻酔薬の副作用によりアレルギー、血 圧上昇、呼吸抑制、喘息を起こす可能性があります。その際には抗アレルギー 剤や降圧剤等の各種薬剤の投与や酸素投与などを行うことがあります。アレル ギー体質、高血圧、喘息などのある方は、必ず事前にお申し出ください。 ・ 経腟超音波下に採卵を行う際、血管・腸管・膀胱損傷を起こす可能性がありま す。 ※特に腹腔内癒着が強い場合には可能性が高くなります。実際に損傷を起こし た場合、入院が必要となったり、緊急に開腹手術や腹腔鏡手術を行ったりする ことがあります(当科での体外受精において、血管・腸管損傷を起こしたケー スはありません。膀胱損傷は過去 10 年間で 2-3 件です。) 上記あるいはそれ以外の偶発症がもし起きた場合には最善の処置を行います。その 際の医療は保険診療となります。 また、採卵の際には出血や感染といった合併症を予防するため、下記の項目につい て検査し、規定値に当てはまらない場合は、原疾患の主治医に以下に記述する処置 を行っていただきます。

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A) 血小板数: 原則 5 万/μL 以上の時期に採卵を行います。 5 万/μL 未満の時は血小板輸血を施行し、5 万以上/μL を保った後採卵します。 B) 白血球 : 好中球数で 1500/μL 以上の時期に採卵を行います。 これに当てはまらない場合は、原疾患の主治医と協議の上で採卵の適宜を決め、 抗生剤等の術後支持療法を行います。 ③ 卵胞を穿刺しても、正常な卵子が採取できない場合があります。 ④ 凍結した卵子が融解後に死滅、変性している場合があります。 ⑤ 凍結した卵子が融解後に生存していても、その後の体外受精、体外培養の過程 で死滅、変性し、移植に至らない場合があります。 ⑥ 発育した胚を移植しても妊娠できない場合があります。 ⑦ 排卵誘発剤投与から、採卵まで 2 週間程を要します。原疾患の主治医の判断よ り、排卵誘発の途中でも採卵を中止することがあります。 ⑧ 特に原疾患が女性ホルモン依存性であれば、原疾患の悪化の可能性があります ⑨ 原疾患の治療後、自然に月経が再来し保存していた卵子を使用しない場合があり ます。 ⑩ 凍結保管中、天災などの不可抗力の事故により、凍結卵子が損壊もしくは喪失す ることがあります。 7. この臨床使用に参加しない場合の他の治療方法 妊孕性を温存する他の方法としては、GnRH agonist や、低用量ピルなどの薬を化 学療法等に先行して投与するといった方法があります。これらは抗がん剤の卵巣へ のダメージを軽減することを期待し使用されますが、その効果は限定的であり、証 明されたものではありません。その他の方法としては、手術(多くは腹腔鏡手術) により卵巣全体もしくは一部を摘出し、凍結保存する方法があります。現時点で凍 結した卵巣から挙児を得るためには、凍結卵巣を再度腹腔内に移植する必要があり ます。しかしながらこの方法にはがん細胞の再導入の可能性や、移植した卵巣の寿 命が短い等の問題点があり、挙児を得られたのは、世界的にも 12 例とごくわずか です。 8. この臨床使用中にあなたの健康に被害が生じた場合について この臨床使用は、これまでの報告に基づいて科学的に計画され、慎重に行われます。 もし臨床試験の期間中あるいは終了後にあなたに副作用などの健康被害が生じた 場合には、医師が適切な診察と治療を行います。既に市販されているお薬をその適

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応内で使用しますので、そのお薬による健康被害の治療も通常の診療と同様に患者 さんの健康保険を用いて行います。もし臨床使用への参加に起因して健康被害が生 じた場合でも医療費やその他の補償はありません。なお、本臨床使用への参加の同 意は患者さんが賠償請求権を放棄することを意味するものではありません。 9. この臨床使用への参加は患者さんの自由意思によるものです 参加は、自由意思によるものであり、同意した後でもいつでも取り消すことができ ます。その場合、治療プログラムは中止され、凍結保管中の凍結保管中の卵子があ る場合は、廃棄されます。診療記録などもそれ以降は研究目的に用いられることは ありません。 10. この臨床使用に関する情報は随時ご連絡します。 臨床使用に参加されている期間中、参加の継続の意思に影響を与えるような情報を 新たに入手した場合は、直ちにお知らせします。また、この治療法に関して重要な 情報が得られた場合は、臨床使用参加の継続に関してもう一度あなたの意思を確認 します。 11. この臨床使用を中止させていただくことがあります。 参加の同意をいただいた場合でも、次のような場合には参加いただけなかったり、 治療を中止することがあります。治療を中止した後でも、担当医師が必要であると 判断した場合には、検査を受けていただくことがあります。 ① 患者さんが参加の中止を希望された場合 ② 期間中に、患者さんが参加の条件に合わないことがわかった場合 ③ 治療に伴う副作用や他の病気のため、継続が困難な場合 ④ 臨床使用の治療や検査を予定通りに受けていただけない場合 ⑤ 臨床使用全体が中止された場合 ⑥ その他の理由により担当医師が、患者さんの参加を中止させていただくこ とが適当と判断した場合

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12. この臨床使用に参加された場合、あなたのカルテなどがその治療終了後に調査され ることがあります。 患者さんの人権が守られながら、きちんと臨床使用が行われているかを確認するた めに、この臨床使用の関係者(当院の職員、臨床試験審査委員、厚生労働省の関係 者、研究事務局担当者など)があなたのカルテなどの医療記録を見ることがありま す。しかし、あなたから得られたデータが、報告書などであなたのデータであると 特定されることはありません。 13. この臨床使用結果が公表される場合でも、あなたの身元が明らかになることはあり ません。 この研究で得られた成績は、医学雑誌などに公表されることがありますが、あなた の名前などの個人的情報は一切わからないようにしますので、プライバシーは守ら れます。また今回得られたデータが、本研究の目的以外に使用されることはありま せん。 14. この臨床使用への参加に同意された場合は、次の点を守ってください。 他科・他院を受診する際や薬局等で薬を購入する際は、必ず臨床使用に参加してい ることを当該医師または薬剤師に告げるとともに、可能な限り事前に担当医師に相 談してください。また、事後に必ず担当医師に報告するよう、お願いいたします。 15. あなたの費用負担について 採卵に関する費用は、当院で規定する私費診療報酬をお支払いください。本法によ り採取した卵子の凍結保管管理にかかる費用についても、当院の規定する費用をお 支払いください(別紙参照) 16. 知的財産権と利益相反について 本臨床使用の結果が特許権等の知的財産を生み出す可能性がありますが、その場合 の知的財産権は研究者もしくは所属する研究機関に帰属します。本臨床使用の実施 に関して、利益相反(起こりうる利害の衝突)が存在しないことを確認しています。

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17. この担当医師があなたを担当します。 東京大学医学部附属病院(代表電話: 03-3815-5411) 大須賀 穣 女性外科 教授 内線 37349 平田 哲也 女性外科 講師 内線 36545 原田 美由紀 女性診療科産科 助教 内線 30616 高村 将司 女性外科 助教 内線 30447 浦田 陽子 女性診療科産科 助教 内線 30611 泉 玄太郎 女性診療科産科 助教 内線 37354 平野 茉来 女性診療科産科 助教 内線 30612 18. いつでも相談窓口にご相談ください。 あなたがこの臨床使用について知りたいことや、心配なことがありましたら、遠慮 なく担当医師または臨床研究支援センターにご相談下さい。ご希望により本臨床使 用計画および臨床使用の方法に関する資料の一部を閲覧することも可能です。 連絡先 東京都文京区本郷7−3−1 東京大学医学部産科婦人科学教室 Tel: 03-3815-5411 内線: 33407 Fax: 03-3816-2017 ・ 担当医師 産婦人科 平田哲也/原田美由紀 (内線 36545/30616) ・ 臨床研究支援センター:月~金 8:30~17:00 (内線 34291)

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臨床研究支援センター用

同意文書

生殖能力を有する悪性腫瘍患者に対する妊孕性温存のための卵子凍結保存

<説明事項> 1. はじめに:自主臨床使用について 2. この臨床使用の目的 3. この臨床使用の方法 4. この臨床使用の予定参加期間 5. この臨床使用への予定参加人数 6. この臨床使用への参加により予想される効果と起こるかもしれない副作用 7. この臨床使用に参加しない場合の、他の治療方法 8. この臨床使用中に、あなたの健康に被害が生じた場合について 9. この臨床使用への参加は、患者さんの自由意思によること 10. この臨床使用に関する情報は、随時ご連絡すること 11. この臨床使用を中止させていただく場合があること 12. この臨床使用に参加された場合カルテなどが試験中あるいは試験終了後に調査されることがあること 13. この臨床使用結果が公表される場合でも、あなたの身元が明らかになることはないこと 14. この臨床使用への参加に同意された場合に守っていただくこと 15. あなたの費用負担について 16. 知的財産権と利益相反について 17. 担当医師 18. 相談窓口 【患者さんの署名欄】 私はこの臨床使用に参加するにあたり、上記の事項について十分な説明を受け、説明文書 を受け取り内容等を十分理解いたしましたので、本臨床使用に参加することに同意しま す。 同意日:平成 年 月 日 患者ID: 患者氏名: (自署) 【代諾者の署名欄】 私は (患者 ID: )さんが、この臨床使用に参加するに あたり、上記の事項について十分な説明を受け、説明文書を受け取り、内容等を十分理解 しましたので、本臨床使用に参加することに同意します。 同意日:平成 年 月 日 代諾者氏名: (自署) 本人との続柄: 【医師の署名欄】 私は、上記患者さんに、この自主臨床使用について十分に説明いたしました。 説明日:平成 年 月 日 所属: 氏名: (自署)

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患者さん用

同意文書

生殖能力を有する悪性腫瘍患者に対する妊孕性温存のための卵子凍結保存

<説明事項> 1. はじめに:自主臨床使用について 2. この臨床使用の目的 3. この臨床使用の方法 4. この臨床使用の予定参加期間 5. この臨床使用への予定参加人数 6. この臨床使用への参加により予想される効果と起こるかもしれない副作用 7. この臨床使用に参加しない場合の、他の治療方法 8. この臨床使用中に、あなたの健康に被害が生じた場合について 9. この臨床使用への参加は、患者さんの自由意思によること 10. この臨床使用に関する情報は、随時ご連絡すること 11. この臨床使用を中止させていただく場合があること 12. この臨床使用に参加された場合カルテなどが試験中あるいは試験終了後に調査されることがあること 13. この臨床使用結果が公表される場合でも、あなたの身元が明らかになることはないこと 14. この臨床使用への参加に同意された場合に守っていただくこと 15. あなたの費用負担について 16. 知的財産権と利益相反について 17. 担当医師 18. 相談窓口 【患者さんの署名欄】 私はこの臨床使用に参加するにあたり、上記の事項について十分な説明を受け、説明文書 を受け取り内容等を十分理解いたしましたので、本臨床使用に参加することに同意しま す。 同意日:平成 年 月 日 患者ID: 患者氏名: (自署) 【代諾者の署名欄】 私は (患者 ID: )さんが、この臨床使用に参加するに あたり、上記の事項について十分な説明を受け、説明文書を受け取り、内容等を十分理解 しましたので、本臨床使用に参加することに同意します。 同意日:平成 年 月 日 代諾者氏名: (自署) 本人との続柄: 【医師の署名欄】 私は、上記患者さんに、この自主臨床使用について十分に説明いたしました。 説明日:平成 年 月 日 所属: 氏名: (自署)

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医師用

同意文書

生殖能力を有する悪性腫瘍患者に対する妊孕性温存のための卵子凍結保存

<説明事項> 1. はじめに:自主臨床使用について 2. この臨床使用の目的 3. この臨床使用の方法 4. この臨床使用の予定参加期間 5. この臨床使用への予定参加人数 6. この臨床使用への参加により予想される効果と起こるかもしれない副作用 7. この臨床使用に参加しない場合の、他の治療方法 8. この臨床使用中に、あなたの健康に被害が生じた場合について 9. この臨床使用への参加は、患者さんの自由意思によること 10. この臨床使用に関する情報は、随時ご連絡すること 11. この臨床使用を中止させていただく場合があること 12. この臨床使用に参加された場合カルテなどが試験中あるいは試験終了後に調査されることがあること 13. この臨床使用結果が公表される場合でも、あなたの身元が明らかになることはないこと 14. この臨床使用への参加に同意された場合に守っていただくこと 15. あなたの費用負担について 16. 知的財産権と利益相反について 17. 担当医師 18. 相談窓口 【患者さんの署名欄】 私はこの臨床使用に参加するにあたり、上記の事項について十分な説明を受け、説明文書 を受け取り内容等を十分理解いたしましたので、本臨床使用に参加することに同意しま す。 同意日:平成 年 月 日 患者ID: 患者氏名: (自署) 【代諾者の署名欄】 私は (患者 ID: )さんが、この臨床使用に参加するに あたり、上記の事項について十分な説明を受け、説明文書を受け取り、内容等を十分理解 しましたので、本臨床使用に参加することに同意します。 同意日:平成 年 月 日 代諾者氏名: (自署) 本人との続柄: 【医師の署名欄】 私は、上記患者さんに、この自主臨床使用について十分に説明いたしました。 説明日:平成 年 月 日 所属: 氏名: (自署)

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