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Rosemount™ 3144P 温度伝送器

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Academic year: 2021

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00813-0104-4021、Rev RB

抱えているすべての責任において、数多くの課題に直面します。積極的な生産目標と品質目標を掲げ

る一方で、不正確あるいは不可能な温度計測が予定外のダウンタイムや仕様外製品を生み出します。

温度計測を信用できずに手動でループを稼働しているかもしれませんが、それには保守担当者の介入

を必要とし、生産損失での出費が発生します。更に、規制への準拠を証明するために必要な情報また

はツールがない場合、政府および企業の規制への準拠や安全性の向上が難しくなります。

Emerson™ が多くの企業様に選ばれている理由は、これらの課題に取り組み、経営目的を達成するに

は、信頼性のある計測と温度計測への可視性が必要であることを知っているからです。Rosemount

3144P 伝送器を使用して温度プロセスへの可視性を上げることで、安全性の向上、規制への準拠、限ら

れたリソースの最大限の活用、生産目標と品質目標の達成を可能にします。Rosemount X-well テクノロ

ジー、進化した診断性能、伝送器の比類の信頼性と正確性を活かして、仕様外製品を最低限に抑制し、

保守とダウンタイムを低減し、限られたリソースの使用を向上させ、規制要求を満たすことができま

す。

Rosemount

3144P 温度 伝送器

Rosemount X-well

テクノロジー搭載

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Rosemount 3144P 温度伝送器

Rosemount X-well テクノロジーは、監視用途において、サーモウェルやプロセ

スの侵入なしで正確なプロセス温度計測を実現する Complete Point Solution™

を提供します。

 測定ポイントの仕様、設置およびメンテナンスを簡素化し、潜在的なリークポイントを低減しま す。  伝送器内の熱伝導率アルゴリズムにより、繰返し性と正確性のある温度計測を計算します。  パイプ表面と周囲温度を計側し、設置およびプロセス配管の熱伝導率特性を活用することで、正確 なプロセス計測を提供します。

業界トップの温度伝送器が、比類なき現場信頼性と革新的なプロセス測定ソ

リューションを提供します。

 優れた精度と安定性  シングルセンサとデュアルセンサの機能:汎用センサ入力(RTD、T/C、 mV、オーム)に対応  包括的なセンサとプロセス診断機能  SIL 3 性能:SIL 3 までの安全計装システム使用に関して認定第三者機関

による IEC 61508 認証 (SIL 2 のシングルユース [1oo1] および SIL 3 の冗

長使用 [1oo2] の最低必要条件)

 二層構造ハウジング

 大型 LCD ディスプレイ

 4 ~ 20 mA / HART® バージョン選択可能(5 および 7)

 FOUNDATION™ フィールドバス、ITK6.0 および NE107 準拠

目次

Rosemount 3144P 温度伝送器 . . . 2

仕様 .. . . 10

製品の認証 . . . 18

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最高クラスの製品仕様と機能による効率性の向上

 業界トップの精度と安定性で保守回数を減らし性能を向上させます。  伝送器とセンサの組み合わせにより、測定精度を 75% 向上させます。  システムアラートと使用しやすいデバイス・ダッシュボードにより、プロセスを正常に保ちます。  ローカル LCD ディスプレイに大きい割合で表示されるグラフで、デバイス状態と数値を簡単に確認できます。  業界で最も頑丈な二層構造設計による高い信頼性と据え付けやすさを実現しました。

あらゆるホストシステムのプロトコル用に設計さ

れた診断を用いて測定信頼性を最適化しました。

 熱電対劣化診断が熱電対ループの正常性を監視し、予防的メンテナンス を実行します。  最低温度と最高温度の追跡が、プロセスセンサと周囲環境の最高最低温 度を追跡して記録  センサ・ドリフト・アラートがセンサドリフトを検出し、ユーザにア ラートを送ります。  Hot Backup™機能により、温度測定の冗長性を提供します。

Emerson の Complete Point Solution の利点を探求

 「センサ組み込み」オプションにより、Emerson がコンプリートポイント温度ソ リューションを提供し、据付け準備完了済みの伝送器とセンサアセンブリを実 現しました。  広範な Rosemount 伝送器ポートフォリオ:セレクションには RTD、熱電対、お よびサーモウェルが含まれており、温度センシングに対して優れた耐久性と信 頼性を達成

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世界中に展開されているエマソンの多くの製造工場から世界の隅々まで一貫性の

あるローカルサポートを提供します

 ワールドクラスのマニュファクチャリングにより、規模の 大小に関わらず、すべての工場の製品の一貫性とあらゆる プロジェクトの要求に応える生産能力をグローバルに提供 します。  経験豊富な機器コンサルタントが、あらゆる温度環境に対 応する適切な製品の選択を支援し、最適な設置手順に関す るアドバイスを提供します。  世界中に広がるエマソンのサービスとサポート担当者の ネットワークにより、必要な時に必要な場所でサポートを 受けられます。  ワイヤレス設置やコンフィグレーションの簡素化には、

Smart Wireless Gateway をご利用ください。

無線の温度ソリューションを探していますか?優れた性能と比類なき信頼性を必要とする用途にワイヤレス温度伝送器ソ リューションを使用する場合は、Rosemount 648 ワイヤレス温度伝送器の使用を考えてみてください。

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オーダ情報

Rosemount 3144P 温度伝送器

業界トップの Rosemount 3144P シングルポイント温度伝送器は、比類なき 現場信頼性と、革新的なプロセス測定ソリューションと診断機能を提供し ます。 本伝送器の特長は以下の通りです。  Rosemount X-well テクノロジーを使用した温度計測アセンブリ(オプ ションコード PT)  シングルセンサとデュアルセンサの入力機能  伝送器とセンサのマッチング(オプションコード C2)  一体型過渡プロテクタ(オプションコードT1)  IEC 61508 に準拠した安全認定(オプションコード QT)  先端のセンサとプロセス診断(オプションコード D01 および DA1)  大きくて見やすい LCD ディスプレイ(オプションコード M5)  「センサ組み込み」オプション(オプションコード XA) 製品材料、オプション、部品の仕様は、お客様ご自身で選択していただきます。材料選択の詳細についてはページ 10 を参照 してください。Rosemount X-well テクノロジー注文時は、明確なオプションコードが必要です。詳細については、表 2 および 3 を参照してください。 表 1. Rosemount 3144P 温度伝送器注文情報 星マーク(★)は最も一般的なオプションを表し、最短納期でのお届けが可能です。星マークがない場合、納品までに要する時間が長くなり ます。どうぞご了承ください。 型式 製品説明 3144P 温度伝送器 ハウジングスタイル 材料 電線管入口サイズ D1 現場取付ハウジング、二層構造ハウジング アルミニウム 1/2–14-in. NPT D2 現場取付ハウジング、二層構造ハウジング アルミニウム M20 31.5(CM20) ★ D3 現場取付ハウジング、二層構造ハウジング アルミニウム PG 13.5(PG11) ★ D4 現場取付ハウジング、二層構造ハウジング アルミニウム JIS G 1/2 D5 現場取付ハウジング、二層構造ハウジング ステンレス鋼 1/2–14-in. NPT D6 現場取付ハウジング、二層構造ハウジング ステンレス鋼 M20

1.5(CM20) ★ D7 現場取付ハウジング、二層構造ハウジング ステンレス鋼 PG 13.5(PG11) ★ D8 現場取付ハウジング、二層構造ハウジング ステンレス鋼 JIS G 1/2 伝送器出力 A 4 ~ 20 mA、HART プロトコルに基づくデジタル信号付き ★ F FOUNDATION フィールドバスデジタル信号(3 個のアルミニウム製ファンクションブロックおよびバック アップ・リンク・アクティブ・スケジューラを含む) ★ 測定構成 1 シングルセンサ入力 ★ 2 デュアルセンサ入力 ★

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製品認証 該当なし なし ★ E5 FM 耐圧防爆、粉塵防爆、および非発火性 ★ I5(1) FM 本質安全防爆および非発火性(フィールドバスユニットの場合は標準の IS と FISCO を含む) K5(1) FM 本質安全防爆、非発火性、および耐圧防爆の組み合わせ(フィールドバスユニットの場合は標準の IS と FISCO を含む) ★ KB(1) FM/CSA 本質安全防爆、耐圧防爆、および非発火性の組み合わせ(フィールドバスユニットの場合は標準の IS と FISCO を含む) ★

I6(1) CSA 本質安全防爆 / FISCO およびディビジョン 2(フィールドバスユニットの場合は標準の IS と FISCO を含む)

K6(1) CSA 本質安全防爆、FISCO ディビジョン 2、および耐圧防爆の組み合わせ(フィールドバスユニットの場合 は標準の IS と FISCO を含む) ★ E1 ATEX 耐炎防爆の認定 ★ N1 ATEX タイプ n の認定 ★ I1(1) ATEX 本質安全防爆認定(フィールドバスユニットの場合は標準の IS と FISCO を含む) K1(1) ATEX 本質安全防爆、耐炎防爆、防塵防爆、およびタイプ n の組み合わせ(フィールドバスユニットの場合 は標準の IS と FISCO を含む) ★ ND ATEX 防塵防爆の認定 ★ KA(1) ATEX/CSA 本質安全防爆および耐圧防爆の組み合わせ(フィールドバスユニットの場合は標準の IS と FISCO を含む) ★ E7 IECEx 耐炎防爆の認定 ★ N7 IECEx タイプ「n」の認定 ★ I7(1)(2) IECEx 本質安全防爆 K7(1)(2) IECEx 本質安全防爆、耐炎防爆、防塵防爆、およびタイプ n の組み合わせ E2(2) INMETRO 耐炎防爆 I2(2) INMETRO 本質安全防爆 E4(2) TIIS 耐炎防爆認定 E3(2) NEPSI 耐炎防爆認定 I3(1)(2) NEPSI 本質安全防爆 N3 NEPSI タイプ n ★ KM 関税同盟技術規則(EAC)耐炎防爆、本質安全防爆 ★ IM 関税同盟技術規則(EAC)本質安全防爆 ★ EM 関税同盟技術規則(EAC)耐炎防爆 ★ オプション(選択した型式番号に含まれます) PlantWeb™ コントロール機能 A01 FOUNDATION フィールドバス高度制御機能ブロックスイート ★ PlantWeb 高度診断機能 D01 FOUNDATION フィールドバスセンサとプロセス診断スイート : 熱電対診断、最小 / 最大追跡 ★ DA1 HART センサとプロセス診断スイート : 熱電対診断、最小 / 最大追跡 ★ 表 1. Rosemount 3144P 温度伝送器注文情報 星マーク(★)は最も一般的なオプションを表し、最短納期でのお届けが可能です。星マークがない場合、納品までに要する時間が長くなり ます。どうぞご了承ください。

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拡張性能 PT(3) Rosemount X-well テクノロジーを使用した温度計測アセンブリ P8(4) 拡張伝送器精度 取付用ブラケット B4 2 インチパイプ取付用「U」字形取付ブラケット - すべて SST ★ B5 2 インチパイプおよびパネル取付用「L」字型取付ブラケット - すべて SST ★ ディスプレイ M5 LCD ディスプレイ ★ 外部接地 G1 外部接地ラグアセンブリ ★ 過渡プロテクタ T1 一体型過渡保護装置 ★ ソフトウェア構成 C1 日付、ディスクリプタおよびメッセージのカスタマイズ構成(注文時に構成データシートが必要) ★ ラインフィルタ(3) F5 50 Hz ライン電圧フィルタ ★ アラームレベル構成(3) A1 NAMUR アラームレベルおよび飽和レベル、ハイアラーム ★ CN NAMUR アラームレベルおよび飽和レベル、ローアラーム ★ ローアラーム C8 ローアラーム(標準の Rosemount アラーム値および飽和値) ★ センサトリム C2 伝送器とセンサの組み合わせ - PT100 RTD 校正スケジュールに対するトリム(Callendar-Van Dusen 定数) ★ C7 非標準のセンサに対するトリム(特殊センサの場合は、お客様がセンサ情報を提供) 5 点校正 C4 5 点校正(校正証明書を希望する場合は、Q4 オプションコードが必要) ★ 校正証明書 Q4 校正証明書(3 点校正) ★ QG 校正証明書および GOST 検証証明書 ★ QP 校正認定と不正開封明示シール ★ デュアル入力カスタマイズ設定(測定タイプがオプションコード 2 の場合のみ) U1 Hot Backup®(ホットバックアップ) ★ U2(3) Hot Backup とセンサ・ドリフト・アラート – 警告モードによる平均温度 U3(3) Hot Backup およびセンサ・ドリフト・アラート – アラームモードによる平均温度 U5 温度差 ★ U6 平均温度 ★ 表 1. Rosemount 3144P 温度伝送器注文情報 星マーク(★)は最も一般的なオプションを表し、最短納期でのお届けが可能です。星マークがない場合、納品までに要する時間が長くなり ます。どうぞご了承ください。

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デュアル入力カスタマイズ設定(測定タイプがオプションコード 2 の場合のみ) U7 第 1 良好温度 ★ U4 独立した 2 つのセンサ 管理輸送(3) D3 管理輸送承認(カナダ) D4 MID 管理輸送(ヨーロッパ) 安全の品質証明書 QS FMEDA データの優先使用証明書(HART のみ) ★

QT IEC61508 に対する安全認定と、FMEDA データの認定(HART のみ) ★

船上使用認証 SBS アメリカ船級協会(ABS)タイプ認定 ★ SBV フランス船級協会(BV)タイプ認定 ★ SDN デット・ノルスケ・ベリタス(DNV)タイプ認定 ★ SLL ロイズ船級協会(LR)タイプ認定 ★ 電線管電気コネクタ(5) GE M12、4 ピン、雄コネクタ(eurofast® GM A サイズ・ミニ、4 ピン、雄コネクタ(minifast® HART リビジョン構成 HR7 HART リビジョン 7 に設定済み ★ 組み込みオプション XA 別途指定されて伝送器に組み込まれているセンサ ★ 延長製品保証 WR3 3 年間限定保証 ★ WR5 5 年間限定保証 ★ 標準的な型番: 3144P D1 A 1 E5 B4 M5

1. FOUNDATION フィールドバスに本質安全防爆(IS)認定を注文すると、標準の IS 認定と FISCO IS 認定が両方とも適用されます。機器ラベルは適宜表示さ

れます。 2. HART 型または FOUNDATION フィールドバス型を注文する際は、利用可能性について工場までお問い合わせください。 3. FOUNDATION フィールドバス型には使用できません。 4. 拡張精度は RTD にのみ適用されますが、オプションはどの種類のセンサでも注文が可能です。 5. 本質安全防爆認定でのみ受注可能です。FM 本質安全防爆または非発火性認定(オプションコード I5)の場合は、4X 定格を維持するため、Rosemount 図 面 03151-1009 に従って設置してください。 表 1. Rosemount 3144P 温度伝送器注文情報 星マーク(★)は最も一般的なオプションを表し、最短納期でのお届けが可能です。星マークがない場合、納品までに要する時間が長くなり ます。どうぞご了承ください。

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Rosemount X-well™ テクノロジーの注文方法

Rosemount X-well テクノロジーは温度監視用途向けで、制御用途や安全用途向けではありません。このテクノロジーは、工場 で組み込まれた Rosemount 0085 パイプ・クランプ・センサを使用した直接取付構成の Rosemount 3144P 伝送器で使用すること ができます。リモートマウント構成では使用できません。Rosemount X-well テクノロジーは、80 mm に延長された長さで、工 場で付属され且つ組み付けられた Rosemount 0085 センサのシルバー先端の単一要素センサを使用した場合にのみ、規定どお りに働きます。それ以外のセンサを使用した場合は、規定どおりに働きません。

Rosemount X-well アセンブリは、Rosemount 0085 パイプ・クランプ・センサのほとんどの直径サイズで使用できます。

表 2. Rosemount 3144P X-well テクノロジー・オプション・コード要件 コード 説明 D1–D4 アルミニウム製の現場取付ハウジング PT Rosemount X-well テクノロジーを組み込んだ温度計測 A 4 ~ 20 mA デジタル信号(HART プロトコルに基づく) XA 別途指定されて伝送器に組み込まれているセンサ C1 日付、ディスクリプタ、メッセージ、ワイヤレスパラメータをカスタマイズ構成(注文時に構成データシートが 必要) HR7 HART リビジョン 7 に設定済み 表 3. X-well テクノロジーと併せて使用する場合の Rosemount 0085 パイプ・クランプ・センサのオプションコード要件 コード 説明 N 接続ヘッドなし 3 センサ接続 P1 センサタイプ J 拡張タイプ 0080 拡張部長さ XA 指定温度伝送器へのセンサ組み込み アセンブリの標準的な型番:3144P D 1A 1 NA M5 PT C1 XA 0085 N 3 P1 J 0080 C 0169 N XA

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仕様

HART および F

OUNDATION

フィールド

バス

機能に関する仕様

入力 ユーザ選択可能。センサーのオプションについては 表 4 (ページ 11) を参照してください。 出力 4 ~ 20 mA / HART の 2 線式機器で、温度または入力に対し て直線状。または、FOUNDATION フィールドバス通信(ITK 6.0.1 準拠)を使用した完全デジタル出力。 絶縁 入力 / 出力絶縁は、50/60 Hz で DC 500 V(500 Vrms 707 V ピーク)に指定されています。 湿度限度 0 ~ 99% 相対湿度 更新時間 シングルセンサの場合、約 0.5 秒(デュアルセンサの場合は、 1 秒)。

物理的仕様

材質の選択 Emerson では、広範な用途で使用できる構造材質を含め、多 様な製品オプションやコンフィギュレーションに対応するさ まざまな Rosemount 製品ラインをご用意しております。本文 書の Rosemount 製品情報は、お客様の用途に合った正しい選 択をサポートするための参考として提供されています。製 品、材料、オプション、部品など用途にあった指定をする場 合は、プロセスの性質(すべての化学成分、温度、圧力、流 量、摩耗、汚染物質など)を十分に分析して、お客様の責任 において行なってください。Emerson は、プロセス流体やプ ロセスパラメータと、製品オプションや構成、その他選択し た構造材質などとの互換性を評価したり、保証したりする立 場にありません。 仕様への適合性(±3σ [Sigma]) 技術リーダーシップ、高度な製造技術、および統計的プロセ ス制御により、最低 ±3σ 仕様の適合性が保証されます。 電線管接続 標準の現場取付ハウジングは、1/2–14-in. です。NPT コンジッ ト入力部PG13.5(PG11)、M20

1.5(CM20)、または JIS G 1/2などの追加のコンジット入力タイプも入手可能です。追加 の電線管入口タイプを注文した場合は、標準の現場ハウジン グ内にアダプタが配設され、代替電線管タイプが正しく適合 できるようになります。寸法については、「寸法図」(ペー ジ 24) を参照してください。 構造材料 電子機器ハウジング 低銅アルミニウムまたは CF-8M(316 ステンレス スチー ルの鋳造バージョン) 塗料 ポリウレタン カバー O リング ブナ N 取り付け 伝送器は、センサに直接取り付けることができます。リモー トマウントの場合は、オプションの取付ブラケット(コード B4 および B5)を使用できます。「取付構成 - オプションの取 付ブラケットを使用した場合」(ページ 26) を参照してくだ さい。 重量(1) 筐体評価 タイプ 4X IP66 および IP68 安定性 RTD:出力読み取り値の ±0.1% または 0.1°C (24 ヶ月間に対していずれか大きい方)。 熱電対:出力読み取り値の ±0.1% または 0.1°C(12 ヶ月 間に対していずれか大きい方)。 5 年間の安定性 5 年間で、読み取り値の ±0.25% または 0.25°C のいずれか 高い方。 熱電対:出力読み取り値の ±0.5% または 0.5°C(5 ヶ月間 に対していずれか大きい方)。 アルミニウム ステンレス鋼 1.4 kg(3.1 lb) 3.5 kg(7.8 lb) 1. ローカルディスプレイを使用する場合は 0.2 kg(0.5 lb)、ブラケットオプションを使用する場合は 0.5 kg(1.0 lb)ほど重くなります。

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振動の影響 IEC 60770-1、1999 年により、以下を満たし、かつ性能に影 響がないこと。 自動校正 アナログからデジタルへの測定回路では、安定性と精度が非 常に高い内部基準要素に対して動的測定値を比較することに よって、温度更新ごとに自動的に自動校正が行われます。 RFI 影響 表 4(ページ 11)に基づくと、IEC 61000-4-3 に従って試験を 行った場合、30 V/m(HART)/ 20 V/m(HART T/C)/ 10 V/m (FOUNDATION フィールドバス)、非シールドケーブルで 80 ~ 1,000 MHz の場合、最悪 RFI 影響は伝送器の定格精度仕様と 同等となります。 CE 電磁環境適合性試験 Rosemount 3144P は、IEC 61326:2006 の全要件またはそれ以 上を満たすことができます。 外部接地ねじアセンブリ 外部接地ねじアセンブリは、コード G1 を指定することで注 文できます。ただし、一部の認定では接地ねじアセンブリが 伝送器に同梱されています。その場合、コード G1 の注文は 不要です。下の表は、外部接地ねじアセンブリを含む認定オ プションが特定されています。 ハードウェアタグ 無償 2 行 x 28 文字(合計 56 文字) ステンレススチール製タグ 伝送器に永久固定されます。 文字高さは、1.6 mm(1/16 in)です。 要求に応じて、ワイヤ付きタグも利用可能です。5 行 x 12 文字(合計 60 文字) ソフトウェアタグ

HART 伝送器は、HART 5 モードの場合は 8 文字、HART 7

モードの場合は 32 文字まで格納できます。FOUNDATION フィールドバス伝送器では、最大 32 文字まで格納できます。 異なるソフトウェア・タグとハードウェア・タグを注文で きます。 ソフトウェアタグの文字が指定されていない場合、 ハードウェアタグの最初の 8 文字がデフォルトとして指定 されます。 周波数 加速 10 ~ 60 Hz 0.21 mm ピーク変位 60 ~ 2,000 Hz 3 g 認定タイプ 外部接地ねじアセンブ リは含まれています か?(1) 1. G1 オプションに含まれる部品は、一体型プロテクタのオプションコー ド T1 に含まれます。T1 を注文する場合は、G1 オプションコードを別 途注文する必要はありません。 E5、I1、I2、I5、I6、I7、K5、 K6、KB、NA いいえ – オプションコー ド G1 を注文してくださ い。 E1、E2、E3、E4、E7、K1、 K7、KA、N1、N7、ND、NF はい 表 4. 伝送器の精度 センサオプション センサ基準 入力範囲 最小スパ ン(1) デジタル精度 (2) 拡張精度(3) D/A 精度(4)(5) 2 線式、3 線式、または 4 線式 RTD °C °F °C °F °C °F °C Pt 100(= 0.00385) IEC 751 –200 ~ 850 –328 ~ 1,562 10 18 ±0.10 ±0.18 ±0.08 スパンの ±0.02% Rosemount X-well Pt 100 ( = 0.00385) IEC 751 –50 ~ 300 –58 ~ 572 10 18 ±0.29 ±0.52 該当なし スパンの ±0.02% Pt 200( = 0.00385) IEC 751 –200 ~ 850 –328 ~ 1,562 10 18 ±0.22 ±0.40 ±0.176 スパンの ±0.02% Pt 500( = 0.00385) IEC 751 –200 ~ 850 –328 ~ 1,562 10 18 ±0.14 ±0.25 ±0.112 スパンの ±0.02% Pt 1000 ( = 0.00385) IEC 751 –200 ~ 300 –328 ~ 572 10 18 ±0.10 ±0.18 ±0.08 スパンの ±0.02% Pt 100(= 0.003916) JIS 1604 –200 ~ 645 –328 ~ 1,193 10 18 ±0.10 ±0.18 ±0.08 スパンの ±0.02% Pt 200( = 0.003916) JIS 1604 –200 ~ 645 –328 ~ 1,193 10 18 ±0.22 ±0.40 ±0.176 スパンの ±0.02% Ni 120 エジソン曲線 No. 7 –70 ~ 300 –94 ~ 572 10 18 ±0.08 ±0.14 ±0.064 スパンの ±0.02%

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Cu 10 エジソン銅巻線 No. 15 –50 ~ 250 –58 ~ 482 10 18 ±1.00 ±1.80 ±0.8 スパンの ±0.02% Pt 50( = 0.00391) GOST 6651-94 –200 ~ 550 –328 ~ 1,022 10 18 ±0.20 ±0.36 ±0.16 スパンの ±0.02% Pt 100(= 0.00391) GOST 6651-94 –200 ~ 550 –328 ~ 1,022 10 18 ±0.10 ±0.18 ±0.08 スパンの ±0.02% Cu 50(= 0.00426) GOST 6651-94 –50 ~ 200 –58 ~ 392 10 18 ±0.34 ±0.61 ±0.272 スパンの ±0.02% Cu 50(= 0.00428) GOST 6651-94 –185 ~ 200 –301 ~ 392 10 18 ±0.34 ±0.61 ±0.272 スパンの ±0.02% Cu 100(= 0.00426) GOST 6651-94 –50 ~ 200 –58 ~ 392 10 18 ±0.17 ±0.31 ±0.136 スパンの ±0.02% Cu 100(= 0.00428) GOST 6651-94 –185 ~ 200 –301 ~ 392 10 18 ±0.17 ±0.31 ±0.136 スパンの ±0.02% 熱電対(6) タイプ B(7) NIST モノグラフ 175、IEC 584 100 ~ 1,820 212 ~ 3,308 25 45 ±0.75 ±1.35 該当なし スパンの ±0.02% タイプ E NIST モノグラフ 175、IEC 584 –50 ~ 1,000 –58 ~ 1,832 25 45 ±0.20 ±0.36 該当なし スパンの ±0.02% タイプ J NIST モノグラフ 175、IEC 584 –180 ~ 760 –292 ~ 1,400 25 45 ±0.25 ±0.45 該当なし スパンの ±0.02% タイプ K(8) NIST モノグラフ 175、IEC 584 –180 ~ 1,372 –292 ~ 2,501 25 45 ±0.25 ±0.45 該当なし スパンの ±0.02% タイプ N NIST モノグラフ 175、IEC 584 –200 ~ 1,300 –328 ~ 2,372 25 45 ±0.40 ±0.72 該当なし スパンの ±0.02% タイプ R NIST モノグラフ 175、IEC 584 0 ~ 1,768 32 ~ 3,214 25 45 ±0.60 ±1.08 該当なし スパンの ±0.02% タイプ S NIST モノグラフ 175、IEC 584 0 ~ 1,768 32 ~ 3,214 25 45 ±0.50 ±0.90 該当なし スパンの ±0.02% タイプ T NIST モノグラフ 175、IEC 584 –200 ~ 400 –328 ~ 752 25 45 ±0.25 ±0.45 該当なし スパンの ±0.02% DIN タイプ L DIN 43710 –200 ~ 900 –328 ~ 1,562 25 45 ±0.35 ±0.63 該当なし スパンの ±0.02% DIN タイプ U DIN 43710 –200 ~ 600 –328 ~ 1,112 25 45 ±0.35 ±0.63 該当なし スパンの ±0.02% タイプ W5Re/W26Re ASTM E 988-96 0 ~ 2,000 32 ~ 3,632 25 45 ±0.70 ±1.26 該当なし スパンの ±0.02% GOST タイプ L GOST R 8.585–2001 –200 ~ 800 –392 ~ 1,472 25 45 ±0.25 ±0.45 該当なし スパンの ±0.02% その他の入力タイプ ミリボルト入力 –10 ~ 100 mV 3 mV ±0.015 mV 該当なし スパンの ±0.02% 2 線式、3 線式、または 4 線式オーム入力 0 ~ 2,000 オーム 20 オーム ±0.35 オーム 該当なし スパンの ±0.02% 1. 入力幅内には、最小スパンまたは最大スパンの制限がありません。推奨最小スパンは、0 秒でのダンピングにおいて精度仕様内のノイズに耐えることがで きます。 2. デジタル精度:デジタル出力へは、フィールドコミュニケータからアクセスできます。 3. 拡張精度は、P8 モデルコードを使用して注文できます。 4. 合計アナログ精度とは、デジタル精度と D/A 精度の合計です。 5. HART / 4 ~ 20 mA 機器に適用されます。 6. 熱電対計側の場合の合計デジタル精度:デジタル精度 +0.25(0.45°F)の合計(冷接点精度)。 7. NIST タイプ B のデジタル精度は、100 ~ 300°C(212 ~ 572°F)で ±3.0°C(±5.4°F)です。 8. NIST タイプ K のデジタル精度は、–180 ~ –90°C(–292 ~ –130°F)で ±0.50°C(±0.9°F)です。 表 4. 伝送器の精度 センサオプション センサ基準 入力範囲 最小スパ ン(1) デジタル精度 (2) 拡張精度(3) D/A 精度(4)(5) 2 線式、3 線式、または 4 線式 RTD °C °F °C °F °C °F °C

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基準精度の例(HART プロトコルのみ) 0 ~ 100°C スパンでの Pt 100(= 0.00385)センサ入力使用 時:デジタル精度は ±0.10°C、D/A 精度は 100°C の ±0.02%、 または ±0.02°C、合計 = ±0.12°C です。 2 つの異なるセンサタイプ間には、差動機能があります (デュアル・センサ・オプション)。 すべての構成差に対し、入力レンジは X ~ Y です。ここで  X = センサ 1 の最小 – センサ 2 の最大  Y = センサ 1 の最大 – センサ 2 の最小 コンフィギュレーション差に対するデジタル精度(デュア ル・センサ・オプション、HART プロトコルのみ) センサタイプが類似の場合(例:両方とも RTD、または両 方とも T/C):デジタル精度 = いずれかのセンサタイプの 最悪精度の 1.5 倍 センサタイプが異なる場合(例:1 つが RTD で、もう 1 つ が T/C):デジタル精度 = センサ 1 の精度 + センサ 2 の精度 周囲温度影響 伝送器は、周囲温度が –40 ~ 85°C(–40 ~ 185°F)の場所に 設置できます。優れた精度の性能を維持するために、各伝送 器は、この周囲温度で工場において特性化されます。 表 5. デジタル精度への周囲温度の影響 センサオプション センサ基準 周辺温度が 1.0°C(1.8°F)変 化した場合の影響(1)(2) 入力温度(T) D/A の影響(3) 2 線式、3 線式、または 4 線式 RTD Pt 100(= 0.00385) IEC 751 0.0015°C(0.0027°F) センサ入力幅全体 スパンの 0.001% Rosemount X-well Pt 100 ( IEC 751 0.0058°C(0.0104°F) センサ入力幅全体 スパンの 0.001% Pt 200( = 0.00385) IEC 751 0.0023°C(0.00414°F) センサ入力幅全体 スパンの 0.001% Pt 500( = 0.00385) IEC 751 0.0015°C(0.0027°F) センサ入力幅全体 スパンの 0.001% Pt 1000( = 0.00385) IEC 751 0.0015°C(0.0027°F) センサ入力幅全体 スパンの 0.001% Pt 100(= 0.003916) JIS 1604 0.0015°C(0.0027°F) センサ入力幅全体 スパンの 0.001% Pt 200( = 0.003916) JIS 1604 0.0023°C(0.00414°F) センサ入力幅全体 スパンの 0.001% Ni 120 エジソン曲線 No. 7 0.0010°C(0.0018°F) センサ入力幅全体 スパンの 0.001% Cu 10 エジソン銅巻線 No. 15 0.015°C(0.0027°F) センサ入力幅全体 スパンの 0.001% Pt 50( = 0.00391) GOST 6651-94 0.003°C(0.0054°F) センサ入力幅全体 スパンの 0.001% Pt 100(= 0.00391) GOST 6651-94 0.0015°C(0.0027°F) センサ入力幅全体 スパンの 0.001% Cu 50(= 0.00426) GOST 6651-94 0.003°C(0.0054°F) センサ入力幅全体 スパンの 0.001% Cu 50(= 0.00428) GOST 6651-94 0.003°C(0.0054°F) センサ入力幅全体 スパンの 0.001% Cu 100(= 0.00426) GOST 6651-94 0.0015°C(0.0027°F) センサ入力幅全体 スパンの 0.001% Cu 100(= 0.00428) GOST 6651-94 0.0015°C(0.0027°F) センサ入力幅全体 スパンの 0.001% 熱電対 タイプ B NIST モノグラフ 175、IEC 584 0.014°C 0.029°C – (T – 300)の 0.0021% 0.046°C – (T – 100)の 0.0086% T1,000°C 300°C T < 1,000°C 100°C T < 300°C スパンの 0.001% タイプ E NIST モノグラフ 175、IEC 584 0.004°C + T の 0.00043% 該当なし スパンの 0.001% タイプ J NIST モノグラフ 175、IEC 584 0.004°C + T の 0.00029% 0.004°C + 絶対値 T の 0.0020% T 0°C T 0°C スパンの 0.001% タイプ K NIST モノグラフ 175、IEC 584 0.005°C + 絶対値 T の 0.0020% 0.005°C + T の 0.00054% T 0°CT 0°C スパンの 0.001%

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プロセス温度の影響

温度影響の例

Pt 100( = 0.00385)センサ入力を使用する場合(周囲温度 30°C における 0 ~ 100°C スパン)、以下の状態となります。 デジタル温度影響  D/A 影響(HART / 4 ~ 20 mA のみ)   最悪誤差  デジタル+D/A+デジタル温度影響+D/A 影響=0.10°C+ 0.02°C + 0.015°C + 0.01°C = 0.145°C 確率誤差合計 

Rosemount X-well の温度影響の例

周囲温度 30°C、プロセス温度 100°C で Rosemount X-well テ クノロジーを使用する場合: デジタル周囲温度影響: 0.0058°C

(30 – 20) = 0.058°C プロセス温度による影響:0.01°C

(100 – 30) = 0.70°C 最悪誤差:デジタル精度 + デジタル周囲温度影響 + プロセ ス温度による影響 = 0.29°C + 0.058°C+ 0.70°C = 1.05°C 確立誤差合計: = 0.76°C タイプ N NIST モノグラフ 175、IEC 584 0.005°C + T の 0.00036% すべて スパンの 0.001% タイプ R NIST モノグラフ 175、IEC 584 0.015°C 0.021°C – T の 0.0032% T200°C T200°C スパンの 0.001% タイプ S NIST モノグラフ 175、IEC 584 0.015°C 0.021°C – T の 0.0032% T200°C T200°C スパンの 0.001% タイプ T NIST モノグラフ 175、IEC 584 0.005°C 0.005°C + 絶対値 T の 0.0036% T 0°C T 0°C スパンの 0.001% DIN タイプ L DIN 43710 0.0054°C + R の 0.00029% 0.0054°C + 絶対値 T の 0.0025% T 0°C T 0°C スパンの 0.001% DIN タイプ U DIN 43710 0.0064°C 0.0064°C + 絶対値 T の 0.0043% T 0°C T 0°C スパンの 0.001% タイプ W5Re/W26Re ASTM E 988-96 0.016°C 0.023°C + T の 0.0036% T200°C T200°C スパンの 0.001% GOST タイプ L GOST R 8.585–2001 0.005 - 0.003% < 0°C 0.005 > 0°C 該当なし スパンの 0.001% その他の入力タイプ ミリボルト入力 0.00025 mV センサ入力幅全体 スパンの 0.001% 2 線式、3 線式、または 4 線式オーム入力 0.007  センサ入力幅全体 スパンの 0.001% 1. 周囲温度の変化は、伝送器の校正温度(20°C [68°F])に基づいています。 2. 周囲温度の影響の仕様値は、最低温度範囲 28°C(50°F)で有効です。 3. HART / 4 ~ 20 mA 機器に適用されます。 表 5. デジタル精度への周囲温度の影響 表 6. デジタル精度への周囲温度とプロセス温度の差の影響 センサのオプション センサ基準 周囲温度とプロセス温度の差 1.0°C (1.8°F)の場合の影響(1) 入力温度(T) Rosemount X-well Pt 100 (α = 0.00385) IEC 751 ± 0.01°C(0.018°F) センサ入力幅全体 1. 安定したプロセス条件および周囲条件で有効です。 0.0015 C C --- 30 20C  –  = 0.015C 0.001%/Cof span   100C  30 20C–  = C DA effect 0.001%/C 100   30 20–  = 0.001C 0.102+0.022+0.0152+0.012= 0.10C 0.292+0.0582+0.702 [0.001%/°C

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HART / 4 ~ 20 mA 仕様

電源 外部電源が必要です。伝送器は、DC 12.0 ~ 42.4 V の伝送器 ターミナル電圧で動作します(負荷が 250 オームの場合、 DC 18.1 V の電源電圧が必要)。伝送器の電源端子の定格は DC 42.4 V です。 配線図 図 7(ページ 27) を参照してください。 アラーム アラームレベルと飽和レベルに関する工場でのカスタマイズ 設定は、オプションコード C1 の場合に有効な値に対して実 行できます。これらの値は、フィールドコミュニケータを使 用して現場で設定することも可能です。 過渡保護機能(オプションコード T1) 過渡保護装置は、落雷、溶接、重電気機器、またはスイッチ ギアなどから誘導されたループ配線の過渡電流による伝送器 の損傷を防ぐことができます。過渡保護装置の電子系統は、 標準の伝送器の端子ブロックに取り付けられるアドオンアセ ンブリに含まれます。外部接地ラグアセンブリ(コード G1) は、過渡保護装置に含まれています。過渡保護装置は、以下 の規格に基づいた試験を実施しています。  IEEE C62.41-1991(IEEE 587)/ 場所カテゴリ B3. 6 kV/3 kA ピーク(1.2

50 S ウェーブ 8

20 S コンビネーション ウェーブ)

6 kV/0.5 kA ピーク(100 kHz リングウェーブ) EFT、4 kV ピーク、2.5 kHz、5

50 nS  プロテクタにより追加されるループ抵抗:22 オーム(最大)  公称制限電圧:90 V (コモンモード)、77 V(ノーマルモー ド) ローカルディスプレイ オプションの 5 桁 LCD ディスプレイには、0 ~ 100% を表す 棒グラフが表示されます。数字の高さは 8 mm(0.4 in)で す。表示オプションには、工学単位(°F、°C、°R、K、オー ム、ミリボルト)、%、ミリアンペアが含まれます。また、 エンジアリング単位 / ミリアンペア、センサ 1 / センサ 2、セ ンサ 1 / センサ 2 / 温度差、およびセンサ 1 / センサ 2 / 平均温 度の間で切り替えるように設定することも可能です。ディス プレイの全オプション(小数点を含む)は、フィールドコ ミュニケータまたは AMS デバイスマネージャを使用して現 場で再構成することができます。 電源オン時間 ダンピング値が 0 秒に設定されている場合、伝送器に電源を 投入してから 6 秒以内に、仕様内の性能を実現できます。 電源効果 ボルトあたりスパンの ±0.005% 未満 SIS 安全伝送器の故障値

IEC 61508 安全認定の SIL 2 および SIL 3 要求制限

安全正確性:スパン  100°C:± プロセス可変スパンの 2% スパン < 100°C:±2°C 安全応答時間:5 秒 安全仕様および FMEDA レポートは、Rosemount のウェブサ イト(Emerson.com/Rosemount/Safety)を参照してください。 SIL3 用途に最適なソフトウェア フィールドコミュニケータの接続 フィールドコミュニケータ接続は、永久的に電力 / 信号ブ ロックに固定されます。 故障モード Rosemount 3144P には、ソフトウェアおよびハードウェアの 故障モード検出機能があります。マイクロプロセッサのハー ドウェアまたはソフトウェアが故障した場合に、バックアッ プアラームを出力する独立した回路が設計されています。 アラームレベルは、故障モードスイッチを使用してユーザが 選択できます。故障が生じた場合、ハードウェアスイッチの 位置によって出力方向(高または低)が決定されます。この スイッチによって、デジタルからアナログ(D/A)への変換 器にフィードが提供され、マイクロプロセッサが故障した場 合でも適切なアラームが出力されるようになります。伝送器 の故障モード時の出力値は、標準または NAMUR 準拠 (NAMUR 推奨 NE43)の動作のうち、どれに設定されている かによって異なります。標準および NAMUR 準拠の動作に対 する値は、以下のとおりです。 表 7. 温度範囲 説明 動作限界 保管時の制限 LCD ディスプレイな し –40 ~ 185°F –40 ~ 85°C –76 ~ 250°F –60 ~ 120°C LCD ディスプレイあ り(1) 1. 温度が –20°C(–4°F)以下になると、LCD ディスプレイが読みにくく なったり、LCD アップデートレートが低くなったりする場合がありま す。 –40 ~ 185°F –40 ~ 85°C –76 ~ 185°F –60 ~ 85°C 表 8. 動作パラメータ 標準(1) 1. ミリアンペアで測定 NAMUR 準拠(1) 線形出力 3.9  I  20.5 3.8  I  20.5 故障 - 高 21.75  I  23(デフォルト) 21.5  I  23(デフォルト) 障害 - 低: I  3.75 I  3.6

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負荷限界

注 HART 通信は、250 ~ 1,100 オームのループ抵抗を必要とし ます。伝送器の端子における電源が DC 12 V 未満の場合は、 伝送器との通信は行わないでください。

F

OUNDATION

フィールドバスの仕様

フィールドバス Foundation 機器登録 試験および ITK 6.0.1 登録の機器 電源 標準的なフィールドバス電源から FOUNDATION フィールドバ スを介して給電されます。伝送器は、DC 9.0 ~ 32.0 V にお いて最大 12 mA で動作します。伝送器の電力端子の定格は、 DC 42.4 V です。 配線図 ページ28 の図 8 を参照してください。 アラーム AI 機能ブロックにより、ユーザはさまざまな優先レベルと ヒステリシス設定を使用して、高 - 高、高、低、または低 - 低にアラームを構成するこができます。 過渡保護機能(オプションコード T1) 過渡保護装置は、落雷、溶接、重電気機器、またはスイッチ ギアなどから誘導されたループ配線の過渡電流による伝送器 の損傷を防ぐことができます。過渡保護装置の電子系統は、 標準の伝送器の端子ブロックに取り付けられるアドオンアセ ンブリに含まれます。避雷器は、極性非応答ではありませ ん。過渡プロテクタは、以下の規格に対して試験済みです。  IEEE C62.41-1991(IEEE 587)/ 場所カテゴリ B3. 6 kV/3 kA ピーク(1.2

50 S ウェーブ 8

20 S コンビ ネーションウェーブ) 6 kV/0.5 kA ピーク(100 kHz リングウェーブ) EFT、4 kV ピーク、2.5 kHz、5 x 50 nS プロテクタにより追加されるループ抵抗:22 オーム(最大) 公称制限電圧:90 V (コモンモード)、77 V(ノーマル モード) FOUNDATION フィールドバスの診断スイート(オプション コード D01) FOUNDATION フィールドバスの 3144P 診断スイートは、統計 的プロセス監視(SPM)、熱電対診断、およびセンサ・ドリ フト・アラートという先進機能を提供します。SPM テクノ ロジーがプロセス変数の平均と標準偏差を計算し、ユーザー に提供します。ユーザはこれらの値を使用して、異常プロセ ス事態を検出することが可能です。 熱電対診断により、ドリフトや変動配線接続検出のために、 伝送器が熱電対ループの抵抗を測定および監視できるように なります。 センサ・ドリフト・アラートでは、1 つのプロセス点に取り 付けられている 2 つのセンサ間における測定の差をユーザが 監視できるようになります。この微分値における変化は、セ ンサがドリフトしている可能性を示します。 ローカルディスプレイ センサ 1 およびセンサ 2 の温度、温度差、およびターミナル 温度を含む、変換器ブロックと機能ブロックにおけるすべて の DS_65 測定値が表示されます。ディスプレイは、最高 4 つ のアイテムまで切り替えることができます。メーターには、 エンジニアリング単位(°F、°C、°R、K、、およびミリボ ルト)で、5 桁まで表示できます。ディスプレイ設定は、伝 送器コンフィギュレーション(標準またはカスタマイズ)に 従って、工場で構成されます。これらの設定は、フィール ド・コミュニケータまたは DeltaV™ を使用して、現場で再 構成することができます。また、LCD ディスプレイでは、 他の機器からの DS_65 パラメータも表示できます。メー ターのコンフィギュレーション以外に、センサ診断データも 表示されます。測定ステータスが良好である場合は、測定値 が表示されます。測定ステータスが不確定である場合は、測 定値に加えて測定ステータスも表示されます。測定ステータ スが不良である場合は、不良測定の理由が表示されます。 注 スペア・エレクトロニクス・モジュール・アセンブリを注文 した場合、LCD ディスプレイ変換器ブロックにはデフォル トのパラメータが表示されます。 電源オン時間 ダンピング値が 0 秒に設定されている場合、伝送器に電源を 投入してから 20 秒以内に、仕様内の性能を実現できます。 最大負荷= 40.8

( 供給電圧 - 12.0)(1) 1. 過渡保護(オプション)がない場合。 1,240 1,000 750 250 0 10 12.0(最小) 18.1 30 42.4 供給電圧(Vdc) HART およびアナロ グの動作レンジ 4 ~ 20 mA dc 負荷 (オー ム) 500 1,100 アナログのみの動 作範囲

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ステータス 機器は NAMUR NE 107 に準拠しており、一貫性があり、信 頼性が高い、標準化された機器診断情報を得ることができま す。 新しい基準は、オペレータと保守要員に機器状態と診断情報 を伝える方法を改善し、生産性向上とコスト削減を実現でき るように設計されています。 センサの焼損や伝送器の故障が自己診断によって検出された 場合、測定ステータスのアップデートが適宜行われます。ま たステータスにより、安全値に対してPID 出力が送信されま す。 FOUNDATION フィールドバスパラメータ バックアップ・リンク・アクティブ・スケジューラ(LAS) The transmitter is classified as a device link master, which means it can function as a LAS if the current link master device fails or is removed from the segment. The host or other configuration tool is used to download the schedule for the application to the link master device. In the absence of a primary link master, the transmitter will claim the LAS and provide permanent control for the H1 segment. 機能ブロック  すべてのブロックが、そのブロック特有の名前で出荷され ます。例 AI_1400_XXXX  無効なデフォルトを避けるために、すべてのブロックのイ ンスタンスを作成します。  すべての Rosemount 3144P FF に、下位互換性のためのパ ラメータ COMPATIBILITY_REV があります。  パラメータは、より容易にベンチ構成ができるよう共通値 に初期化されています。  見た目が同じタグとの混乱を避けるために、すべてのデ フォルト・ブロック・タグは 16 文字以下になっています。  デフォルト・ブロック・タグは、設定しやすくするするた めに、空白文字の代わりにアンダーバー「_」が使用され ています。 リソースブロック  使用可能なメモリ、製造業者 ID、機器タイプ、ソフト ウェアタグ、固有の ID など、伝送器の物理的な情報が含 まれます。  PlantWeb アラートでは、機器問題の診断、詳細に関する通 信、および解決策の推奨を行うことによって、PW デジタ ルアーキテクチャをフルに活用できます。 変換器ブロック センサ 1 の温度、センサ 2 の温度、ターミナル温度など、 実際の温度測定データが含まれます。 センサのタイプと設定、エンジニアリング単位、線形化、 範囲、ダンピング、および診断に関する情報が含まれま す。 デバイスリビジョン 3 以上は、変換器ブロック内に Hot Backup 機能が備わっています。 LCD ブロック(LCD ディスプレイを使用する場合) ローカルディスプレイを構成します。 アナログ入力(AI) 測定を処理し、フィールドバスセグメント上でアナログ入 力を可能にします。 フィルタリング、エンジニアリング単位、およびアラーム の変更を可能にします。 すべてのデバイスはスケジュール済みの AI ブロックとと もに出荷されます。そのため、工場のデフォルトチャンネ ルを使用する場合は設定を行う必要がありません。 PID ブロック(制御機能を提供) シングルループ制御、カスケード制御、フィードフォワー ド制御を現場で実行します。 スケジュールエントリ 25(最大) リンク 30(最大) 仮想通信路(VCR) 20(最大) ブロック 実行時間 リソース 該当なし トランスデューサ 該当なし LCD ブロック 該当なし 高度な診断 該当なし アナログ入力 1、2、3、4 60 ミリ秒 PID 1 および 2(自動調整) 90 ミリ秒 入力セレクタ 65 ミリ秒 信号特性化器 60 ミリ秒 演算 60 ミリ秒 出力スプリッタ 60 ミリ秒

(18)

製品の認証

1.15

欧州指令に関する情報

EU 適合宣言についてはクイック・スタート・ガイドの巻末 を参照してください。EU 適合宣言の最新版は、 Emerson.com/Rosemount からご確認いただけます。

通常使用区域に関する認証

標準として、本トランスミッターは米連邦労働安全衛生局 (OSHA) 認定の国家認定試験機関 (NRTL) の検査を経て FM 承 認を受けており、その設計が基本的な電気的、機械的、およ び防火要件を満たしていると判定されています。

北米

E5 FM 耐圧防爆、粉塵防爆、非発火性 証明書: FM16US0202X 規格: FM クラス 3600:2011、FM クラス 3611:2004、FM クラス 3615:2006、FM クラ ス 3810:2005、NEMA-250: 1991、ANSI/ISA 60079-0: 2009、ANSI/ISA 60079-11: 2009 マーキング:XP CL I、DIV 1、GP A、B、C、D、T5 (–50°C Ta+85°C)、DIP CL II/III、 DIV 1、GP E、F、G、T5(–50°C Ta +75°C)、T6(–50°C Ta+60°C)、 Rosemount 図面 03144-0320 に基づいて据え 付けた場合、NI CL I、DIV 2、GP A、B、 C、D、T5(–60°C Ta+75°C)、 T6(–60°C Ta+50°C)、Rosemount 図面 03144-0321、03144-5075 に基づいて据え付 けた場合 I5 FM 本質安全防爆および非発火性 証明書: FM16US0202X 規格: FM クラス 3600: 2011、FM クラス 3610: 2010、FM クラス 3611: 2004、FM クラス 3810: 2005、NEMA-250: 1991、ANSI/ISA 60079-0: 2009、ANSI/ISA 60079-11: 2009 マーキング:IS CL I / II / III、DIV 1、GP A、B、C、D、 E、F、G、T4(–60°C Ta+60°C)、IS [ エンティティ ] CL I、ゾーン 0、AEx ia

IIC T4(–60°C Ta+60°C)、NI CL I、

DIV 2、GP A、B、C、D、T5(–60°C Ta +75°C)、 T6(–60°C Ta+50°C)、Rosemount 図面 03144-0321、03144-5075 に基づいて据え付 けた場合 I6 CSA 本質安全防爆およびディビジョン 2 証明書: 1242650 規格: CAN/CSA C22.2 No. 0-M91(R2001)、

CAN/CSA-C22.2 No. 94-M91、CSA 規格 C22.2 No. 142-M1987、CAN/CSA-C22.2 No. 157-92、CSA 規格 C22.2 No. 213-M1987

マーキング: クラス I グループ A、B、C、D の本質安全 防爆、クラス II、グループ E、F、G、クラ ス III、[HART のみのゾーンマーク ]:クラ ス I ゾーン 0 グループ IIC の本質安全防爆、 T4(–50°C Ta+60°C)、タイプ 4X、クラ ス I、Div. 2、グループ A、B、C、D に適 合、[HART のみのゾーンマーク ]:クラス I ゾーン 2 グループ IIC に適合、T6(–60°C Ta +60°C)T5(–60°CTa+85°C)、 Rosemount 図面 03144–5076 に基づいて据 え付けた場合 K6 CSA 耐圧防爆、本質安全防爆、およびディビジョン 2 証明書: 1242650

規格: CAN/CSA C22.2 No. 0-M91(R2001)、CSA

規格 C22.2 No. 30-M1986、CAN/CSA-C22.2

No. 94-M91、CSA 規格 C22.2 No. 142-M1987、 CAN/CSA-C22.2 No. 157-92、CSA 規格 C22.2 No. 213-M1987

マーキング: クラス I、グループ A、B、C、D の耐圧防

爆 クラス II、グループ E、F、G、Class III [HART のみのゾーンマーク ]:クラス I ゾーン 1 グループ IIC に適合、クラス I グ

ループ A、B、C、D の本質安全防爆、ク

ラス II、グループ E、F、G、クラス III、 [HART のみのゾーンマーク ]:クラス I ゾーン 0 グループ IIC に適合、T4(–50°C Ta+60°C)、タイプ 4X、クラス I、Div. 2、グループ A、B、C、D に適合、 [HART のみのゾーンマーク ]:クラス I ゾーン 2 グループ IIC に適合、T6(–60°C Ta +60°C)、T5(–60°C Ta+85°C)、 Rosemount 図面 03144–5076 に基づいて据 え付けた場合

ヨーロッパ

E1 ATEX 耐炎防爆 証明書: FM12ATEX0065X 規格: EN 60079-0: 2012、EN 60079-1: 2007、 EN 60529:1991 +A1:2000 マーキング: II 2 G Ex d IIC T6…T1 Gb、 T6(–50°C  Ta +40°C)、 T5…T1(–50°C  Ta +60°C) プロセス温度については製品証明書の最後にある 表 12 を参 照してください。 安全な使用に関する特別条件(X: 1 周囲温度範囲については、証明書を参照してください。 2 非金属性ラベルには静電気が溜まり、グループ III 環境 で発火源となる可能性があります。 3 4 ジュールを超える衝撃エネルギーに対して LCD ディ スプレイカバーを守ります。 4 耐圧防爆ジョイントは修理対象ではありません。

(19)

5 筐体オプション「N」で温度プローブに接続するには、 適切な Ex d または Ex tb 認定を受けた筐体が必要です。 6 機器の外部表面ならびに DIN 式センサプローブのネッ ク部分の温度が 130°C を超えないよう、現地にて十分 注意してください。 7 規格外の塗料を選択すると、静電気放電によるリスク が生じる可能性があります。塗装面に静電気が蓄積す るおそれがある設置は避け、塗装面を拭く時は湿った 布のみを使用してください。特殊オプションコードを 使用して塗料を注文する場合、詳細はメーカーにお問 い合わせください。 I1 ATEx 本質安全防爆 証明書: BAS01ATEX1431X [HART]、 Baseefa03ATEX0708X [Fieldbus]、 規格: EN 60079-0: 2012、EN 60079-11: 2012

マーキング:HART: II 1 G Ex ia IIC T5/T6 Ga、

T6(–60°CTa+50°C)、T5(–60°C Ta +75°C) フィールドバス: II 1 G Ex ia IIC T4 Ga、 T4(–60°C Ta+60°C) エンティティパラメータについては製品証明書の最後にある 表 13 を参照してください。 安全な使用に関する特別条件(X): 1 過渡抑制器を装着した場合は、装置は 500 V 絶縁検査 に合格することはできません。設置の際は、この点を 考慮に入れる必要があります。 2 カバーはアルミニウム合金製で、保護用にポリウレタ ン塗装仕上げが施されている場合があります。ただし、 ゾーン 0 環境に配置した場合は、衝撃や摩耗から保護 するように注意する必要があります。 N1 ATEX タイプ n 証明書: BAS01ATEX3432X [HART]、 Baseefa03ATEX0709X [ フィールドバス ] 規格: EN 60079-0:2012、EN 60079-15:2010 マーキング:HART: II 3 G Ex nA IIC T5/T6 Gc、 T6(–40°C Ta +50°C)、T5(–40°C Ta +75°C) フィールドバス: II 3 G Ex nA IIC T5 Gc、T5(–40°C Ta+75°C) 安全な使用に関する特別条件(X: 1 過渡ターミナルオプション付きの場合、機器は、EN 60079-15:2010 第 6.5.1 項で定義されている 500 V 絶縁 試験に耐えることができません。設置の際は、この点 を考慮に入れる必要があります。 NDATEX 防塵 証明書: FM12ATEX0065X 規格: EN 60079-0: 2012、EN 60079-31: 2009、 EN 60529:1991 +A1:2000 マーキング: II 2 D Ex tb IIIC T130°C Db、 (–40°C  Ta +70°C)、IP66 プロセス温度については製品証明書の最後にある 表 12 を参 照してください。 安全な使用に関する特別条件(X: 1 周囲温度範囲については、証明書を参照してください。 2 非金属性ラベルには静電気が溜まり、グループ III 環境 で発火源となる可能性があります。 3 4 ジュールを超える衝撃エネルギーに対して LCD ディ スプレイカバーを守ります。 4 耐圧防爆ジョイントは修理対象ではありません。 5 筐体オプション「N」で温度プローブに接続するには、 適切な Ex d または Ex tb 認定を受けた筐体が必要です。 6 機器の外部表面ならびに DIN 式センサプローブのネッ ク部分の温度が 130°C を超えないよう、現地にて十分 注意してください。 7 規格外の塗料を選択すると、静電気放電によるリスク が生じる可能性があります。塗装面に静電気が蓄積す るおそれがある設置は避け、塗装面を拭く時は湿った 布のみを使用してください。特殊オプションコードを 使用して塗料を注文する場合、詳細はメーカーにお問 い合わせください。

インターナショナル

E7 IECEx 耐炎防爆 証明書: IECEx FMG 12.0022X 規格: IEC 60079-0:2011、IEC 60079-1:2007-04、 IEC 60079-31:2008 マーキング:Ex d IIC T6…T1 Gb、T6(–50°C  Ta +40°C)、T5…T1(–50°C  Ta +60°C)、 Ex tb IIIC T130°C Db、(–40°C Ta +70°C)、IP66 プロセス温度については製品証明書の最後にある 表 12 を参 照してください。 安全な使用に関する特別条件(X): 1 周囲温度範囲については、証明書を参照してください。 2 非金属性ラベルには静電気が溜まり、グループ III 環境 で発火源となる可能性があります。 3 4 ジュールを超える衝撃エネルギーに対して LCD ディ スプレイカバーを守ります。 4 耐圧防爆ジョイントは修理対象ではありません。 5 筐体オプション「N」で温度プローブに接続するには、 適切な Ex d または Ex tb 認定を受けた筐体が必要です。

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6 機器の外部表面ならびに DIN 式センサプローブのネッ ク部分の温度が 130°C を超えないよう、現地にて十分 注意してください。 7 規格外の塗料を選択すると、静電気放電によるリスク が生じる可能性があります。塗装面に静電気が蓄積す るおそれがある設置は避け、塗装面を拭く時は湿った 布のみを使用してください。特殊オプションコードを 使用して塗料を注文する場合、詳細はメーカーにお問 い合わせください。 I7 IECEx 本質安全防爆

証明書: IECEx BAS 07.0002X [HART]、IECEx BAS

07.0004X [ フィールドバス ]

規格: IEC 60079-0: 2011、IEC 60079-11: 2011、

マーキング:HART:Ex ia IIC T5/T6 Ga、T6(–60°C Ta

+50°C)、T5(–60°C Ta+75°C)

フィールドバス:Ex ia IIC T4 Ga、T4 (–60°CTa +60°C) エンティティパラメータについては製品証明書の最後にある 表 13 を参照してください。 安全な使用に関する特別条件(X): 1 過渡ターミナル・オプション付きの場合、機器は、IEC 60079-11:2011 第 6.3.13 項で定義されている 500 V 絶 縁試験に耐えることができません。設置の際は、この 点を考慮に入れる必要があります。 2 カバーはアルミニウム合金製で、保護用にポリウレタ ン塗装仕上げが施されている場合があります。ただし、 ゾーン 0 環境に配置した場合は、衝撃や摩耗から保護 するように注意する必要があります。 N7 IECEx タイプ n

証明書: IECEx BAS 07.0003X [HART]、

IECEx BAS 07.0005X [ フィールドバス ] 規格: IEC 60079-0:2011、IEC 60079-15:2010 マーキング:HART:Ex nA IIC T5/T6 Gc、T6(–40°C  Ta +50°C)、T5(–40°C Ta+75°C)、 フィールドバス: Ex nA IIC T5 Gc、T5 (–40°C Ta+75°C)

ブラジル

E2 INMETRO 耐圧防爆および防塵 証明書: UL-BR 13.0535X 規格: ABNT NBR IEC 60079-0:2008 + 誤植 / 正誤 表 1:2011、ABNT NBR IEC 60079-1:2009 + 誤植 / 正誤表 1:2011、ABNT NBR IEC 60079-31:2011 マーキング:Ex d IIC T6...T1* Gb、 T6…T1*:(–50°C Ta +40°C)、 T5...T1*:(–50°C Ta +60°C)Ex tb IIIC T130°C、IP66、(–40°C Ta+70°C) 安全な使用に関する特別条件(X): 1 周囲温度の限度およびプロセス温度の限度については 製品説明をご参照ください。 2 非金属性ラベルには静電気が溜まり、グループ III 環境 で発火源となる可能性があります。 3 4 ジュールを超える衝撃エネルギーに対して LCD ディ スプレイカバーを保護してください。 4 耐圧防爆ジョイントの寸法に関する情報はメーカーに お問合せください。 I2 INMETRO 本質安全防爆 [HART] 証明書: UL-BR 15.0072X

規格: ABNT NBR IEC 60079-0:2008 + Errata

1:2011、ABNT NBR IEC 60079-11:2009

マーキング:Ex ia IIC T6 Ga(–60°C Ta 50°C)、Ex ia

IIC T5 Ga(–60°C <Ta < 75°C) エンティティ・パラメータについては製品証明書の最後にあ る 表 13 を参照してください。 安全な使用に関する特別条件(X): 1 過渡ターミナルオプション付きの場合、機器は、ABNT NBR IEC60079-11 で定義されている 500 V 絶縁試験に 耐えることができません。設置の際は、この点を考慮 に入れる必要があります。 2 カバーはアルミニウム合金製で、保護用にポリウレタ ン塗装仕上げが施されている場合があります。ただし、 EPL Ga(ゾーン 0)が必要な環境に配置した場合は、 衝撃や摩耗から保護するように注意する必要がありま す。 INMETRO FISCO 本質安全防爆 [ フィールドバス / FISCO] 証明書: UL-BR 15.0030X

規格: ABNT NBR IEC 60079-0:2008 + Errata 1:2011、

ABNT NBR IEC 60079-11:2009 マーキング:Ex ia IIC T4 Ga(–60°C < Ta < +60°C) エンティティ・パラメータについては製品証明書の最後にあ る表 13 を参照してください。 安全な使用に関する特別条件(X): 1 過渡保護機能のあるターミナルオプションが搭載さえ ている場合は、機器は、ABNT NBR IEC 60079-11 で定 義されている 500 V 絶縁試験に耐えることができませ ん。設置の際は、この機能を考慮に入れる必要があり ます。 2 カバーはアルミニウム合金製で、保護用にポリウレタ ン塗装仕上げが施されている場合があります。ただし、 ゾーン 0 環境に配置した場合は、衝撃や摩耗から保護 するように注意する必要があります。

(21)

中国

E3 中国耐圧防爆 証明書: GYJ16.1339X 規格: GB3836.1-2010、GB3836.2-2010, マーキング:Ex d IIC T6 Gb 安全に使用するための特別条件(X): 1 使用の特定条件を示す「X」記号 : 耐圧防爆継ぎ目の寸 法の詳細は、製造業者に問い合わせてください。マ ニュアル内に記載があります。 2 T コードと周囲温度範囲の関係は次のとおりです。 3 筐体内のアース接続装置は確実に接続してください。 4 設置時には、耐圧防爆ハウジングに害が及ばないよう にしてください。 5 危険な場所での設置の最中ケーブルグランド、電線管、 ブランキング・プラグは、Ex d IIC Gb 等級に関して国 指定の検査団体によって認可を受けたものを使用して ください。 6 可燃性ガス環境での設置、使用、保守を行う時には、 「電力供給中に開けないでください」という警告を順守 してください。 7 エンドユーザーは内部部品を変更することはできませ ん。問題を解決するには、製品に損傷を与えないよう、 メーカーにご連絡ください。 8 本製品を設置、使用および保守する際は、 GB3836.13-2013「爆発性ガス環境で使用する電気装置、 第 13 部:爆発性ガス環境で使用する電気装置の修理お よびオーバーホール」、 GB3836.15-2000「爆発性ガス雰囲気で使用する電気装 置、第 15 部:危険区域(鉱山以外)での電気的設備」、 GB3836.16-2006「爆発性ガス雰囲気で使用する電気装 置、第 16 部:電気的設備(鉱山以外)の点検および保 守」、 GB50257-2014「爆発性環境で使用する電気装置および 火災の危険性のある電気設備の設置作業の構造および 承認に関する規則」の各規格に従ってください。 I3 中国本質安全防爆 証明書: GYJ16.1338X 規格: GB3836.1-2010、GB3836.4-2010、 GB3836.20-2010 マーキング:Ex ia IIC T4/T5/T6 Ga 安全な使用に関する特別条件(X): 1 記号「X」は、使用に関する特別条件を示すために使用 されています。 a 筐体には軽金属が含まれる場合があるため、ゾーン 0 で使用する際は、衝撃または摩擦による発火の危 険を避けるよう注意してください。 b 過渡ターミナルオプション付きの場合、機器は、 GB3836.4-2010 第 6.3.12 項で求められている 500 V r.m.s. 絶縁試験に耐えることができません。 2. T コードと周囲温度範囲の関係は次のとおりです。 3 パラメータ: T コード 周囲温度 T6 –50°C Ta+40°C T5...T1 –50°C Ta+60°C 出力 T コード 周囲温度 HART T6 –60°C Ta +50°C T5 –60°C Ta +75°C フィールド バス T4 –60°C Ta +60°C 表 9. 電力 / ループターミナル(+および-) 出力 最大入力電 圧:Ui(V) 最大入力 電流:Ii (mA) 最大入力 電力:Pi (W) 最大内部パラ メータ: Ci (nF) Li (µH) HART 30 300 1 5 0 フィー ルドバ ス 30 300 1.3 2.1 0 表 10. センサ端子(1 ~ 5) 出力 最大入力電 圧:Uo(V) 最大入力電 流:Io (mA) 最大入力電 力:Po (W) 最大内部パラメー タ: Ci(nF) Li(µH) HART 13.6 56 0.19 78 0 フィー ルドバ ス 13.9 23 0.079 7.7 0 表 11. センサ端子に接続した負荷(1 ~ 5) 出力 グループ 最大外部パラメータ: Co(µF) Lo(mH) HART IIC 0.74 11.7 IIB 5.12 44 IIA 18.52 94 フィールド バス IIC 0.73 30.2 IIB 4.8 110.9 IIA 17.69 231.2

(22)

温度伝送器は、GB3836.19-2010. FISCO パラメータに以 下のように指定された FISCO フィールド機器の要件に 準拠しています。 4 本製品は、爆発性ガス環境で使用できる防爆システム として確立させるための Ex 認証を受けた関連機器とと もに使用する必要があります。配線と端子は、製品お よび関連装置の操作マニュアルに準じていなければな りません。 5 本製品と関連機器との間のケーブルには、シールド・ ケーブルを使用してください ( ケーブルには絶縁シール ドが必要です)。シールド・ケーブルは、危険ではない 区域で確実に接地してください。 6 エンドユーザーは内部部品を変更することはできませ ん。問題を解決するには、製品に損傷を与えないよう、 メーカーまで連絡してください。 7 本製品を設置、使用および保守する際は、 GB3836.13-2013「爆発性ガス環境で使用する電気装置、 第 13 部:爆発性ガス環境で使用する電気装置の修理お よびオーバーホール」、 GB3836.15-2000「爆発性ガス雰囲気で使用する電気装 置、第 15 部:危険区域(鉱山以外)での電気的設備」、 GB3836.16-2006「爆発性ガス雰囲気で使用する電気装 置、第 16 部:電気的設備(鉱山以外)の点検および保 守」、GB3836.18-2010 「爆発性環境第 18 部:本質安全 防爆システム」、 GB50257-2014「爆発性環境で使用する電気装置および 火災の危険性のある電気設備の設置作業の構造および 承認に関する規則」の各規格に従ってください。 N3 中国タイプ n 証明書: GYJ15.1087X [ フィールドバス ]、 GYJ15.1088X [HART] 規格: GB3836.1-2010、GB3836.8-2003 マーキング:Ex nA nL IIC T5 Gc [ フィールドバス ]、 Ex nA nL IIC T5/T6 GC [HART] 安全な使用に関する特別条件(X: 1 使用についての特別条件については証明書を参照して ください。 2 最大入力電圧:DC 42.4 V [ フィールドバス ]、DC 55 V [HART] 3 本製品を設置、使用および保守する際は、 GB3836.13-1997「爆発性ガス環境で使用する電気装置、 第 13 部:爆発性ガス環境で使用する電気装置の修理お よびオーバーホール」、 GB3836.15-2000「爆発性ガス雰囲気で使用する電気装 置、第 15 部:危険区域(鉱山以外)での電気的設備」、 GB3836.6-2006「爆発性ガス雰囲気で使用する電気装置、 第 16 部:電気的設備(鉱山以外)の点検および保守」、 GB50257-1996「爆発性環境で使用する電気装置および 火災の危険性のある電気設備の設置作業の構造および承 認に関する規則」の各規格に従ってください。

EAC(ベラルーシ、カザフスタン、ロ

シア)

EM 関税同盟技術規則(EAC)耐圧防爆 証明書: RU C-US.GB05.B.00289 マーキング:1Ex d IIC T6…T1 Gb X 安全な使用に関する特別条件(X): 1 特別条件については証明書を参照してください。 IM 関税同盟技術規則 (EAC) 本質安全防爆 証明書: RU C-US.GB05.B.00289 マーキング:[HART]:0Ex ia IIC T5、T6 Ga X、

[ フィールドバス /PROFIBUS®]:0Ex ia IIC

T4 Ga X 安全な使用に関する特別条件(X): 1 特別条件については証明書を参照してください ?

日本

E4 TIIS 耐圧防爆 証明書: TC21038、TC21039 マーキング:Ex d IIC T5(–20°C Ta +60°C) 証明書: TC16127、TC16128、TC16129、TC16130 マーキング: Ex d IIB T4(–20°C Ta+55°C)

組み合わせ

K1 E1、I1、N1、および ND の組み合わせ K2 E2 と I2 の組み合わせ K5 E5 と I5 の組み合わせ K7 E7、I7、および N7 の組み合わせ KA K1 および K6 の組み合わせ KB K5、I6 および K6 の組み合わせ KM EM と IM の組み合わせ 最大入力電 圧:Ui(V) 最大入力 電流:Ii (mA) 最大入力 電力:Pi (W) 最大内部パラ メータ: Ci (nF) Li (µH) 1.75 380 5.32 2.1 0 出力 T コード 周囲温度 フィールドバ ス T5 –40°C Ta+75°C HART T6 –40°C Ta+50°C T5 –40°C Ta+75°C

図 3. 伝送器 図 4. M20    1.5、PG 13.5 入力部付きコンジット用の伝送器上面図 側面図A. 電線管入口B. ディスプレイカバーC. ネームプレート寸法はミリメートル(インチ)で示されています。 上面図 正面図 A
図 5. 取付構成 - オプションの取付ブラケットを使用した場合 パイプ取り付け A. 伝送器取付用 B. 2-in. パイプ取付用 U 字ボルト 寸法はミリメートル(インチ)で示されています。 3/8-16 bolt1.00 (25,4)4.00 (101,5) 4.62 (117,2)2.00 (51) 2.31 (58,7)3/8-16 boltBB4.80 (121,9)A
図 6. Rosemount X-well アセンブリ 図 7. HART/4 ~ 20 mA 1. 補正ループ付きで RTD が認識されるようにするには、3 線式 RTD に対して伝送器を構成する必要があります。 2
図 8. F OUNDATION  フィールドバス 1. 補正ループ付きで RTD が認識されるようにするには、3 線式 RTD に対して伝送器を構成する必要があります。 2

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